JPH09193421A - ワイヤドットプリンタヘッド - Google Patents

ワイヤドットプリンタヘッド

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JPH09193421A
JPH09193421A JP982596A JP982596A JPH09193421A JP H09193421 A JPH09193421 A JP H09193421A JP 982596 A JP982596 A JP 982596A JP 982596 A JP982596 A JP 982596A JP H09193421 A JPH09193421 A JP H09193421A
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JP
Japan
Prior art keywords
housing
yoke
coil
substrate
bottom wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP982596A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Ichitani
哲朗 一谷
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルに発生する熱の放熱作用を高め、且
つ、部品点数を少なくする。 【解決手段】 コイル19が嵌合される複数のコア20
をヨーク21と一体に形成して設け、ワイヤ9を駆動す
る複数のアーマチュア8をコア20の端面に対向させて
起伏自在に設け、コイル19の励磁作用によりアーマチ
ュア8を起伏させて印字を行うワイヤドットプリンタヘ
ッドPHにおいて、コイル19の近傍の外側と基板23
の周縁とを囲繞する筒状壁27と底壁28とフィン29
とを一体に備えた容器状のハウジング24を熱伝導率の
高い材料により形成して設ける。コイル19の熱をハウ
ジング24の筒状壁27に伝え、フィン29を含むハウ
ジング24の表面から速やかに放熱させて放熱作用を高
める。これにより、別個に放熱体を設ける必要性をなく
し、部品点数を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤドットプリ
ンタヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なワイヤドットプリンタヘッド
は、コイルが嵌合される複数のコアをヨークと一体に形
成し、それぞれワイヤを駆動する複数のアーマチュアを
コアの端面に対向配置してなり、コイルの励磁作用によ
りアーマチュアを起伏させてワイヤをその長手方向に駆
動して印字を行うようにしている。
【0003】ところで、コイルは通電により発熱する
が、温度が一定以上に上昇すると誤動作するおそれがあ
る。そこで、特公平4−22432号公報に記載されて
いるように、コイルの周囲の隙間に樹脂を充填し、コイ
ルの熱を樹脂を介して外筐に伝え、外筐の表面から放熱
するようにしたワイヤドットプリンタヘッドがある。ま
た、複数のフィンが形成された放熱体を設け、コアと一
体に形成されたヨークを螺子により発熱体に連結し、コ
イルの熱をコア、ヨーク、螺子、発熱体の順に伝え、放
熱体の表面から放熱するようにしたワイヤドットプリン
タヘッドがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱伝導のためにコイル
の周囲に樹脂を充填する構造は、放熱の目的は達成でき
るが作業が非常に面倒である。また、ヨークに伝導され
た熱を螺子を介して放熱体に伝える構造は、ヨークと螺
子との接触面積、螺子と放熱体との接触面積が小さいた
めに熱伝導性が劣り、放熱効果がよくない。さらに、ワ
イヤドットプリンタヘッドは、内部の部品を収納するた
めのハウジングを備えているが、放熱体はハウジングと
は別個に独立して設けられているために部品点数が増
え、構造及び組立作業が複雑化する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
それぞれコイルが嵌合される複数のコアをヨークと一体
に形成して設け、それぞれワイヤを駆動する複数のアー
マチュアを前記コアの端面に対向させて起伏自在に設
け、前記コイルの励磁作用により前記アーマチュアを起
伏させて前記ワイヤをその長手方向に駆動して印字を行
うワイヤドットプリンタヘッドにおいて、前記コイルに
電気的に接続された基板を前記ヨークの前記アーマチュ
アとは反対側の背面に取り付け、前記コイルの配列方向
に沿わされてこれらのコイルの近傍の外側と前記基板の
周縁とを囲繞する筒状壁と、前記基板の背面に沿う底壁
と、複数のフィンとを一体に備えた容器状のハウジング
を熱伝導率の高い材料により形成して設けた。コイルの
熱は、コイルに近接する表面積の広いハウジングの筒状
壁に伝わり、フィンを含むハウジングの広い表面から放
熱される。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ハウジングの底壁とこの底壁と対向するヨ
ークの端面との対向面の少なくとも何れか一方の面に、
前記ハウジングと前記ヨークとを接触させる突部を形成
し、前記突部を突出させる嵌合穴を前記基板に形成し
た。コイルに発生した熱はハウジングの筒状壁に伝える
とともに、コアからヨークに伝わり、さらにヨークと広
い接触面積をもって接触するハウジングの底壁に速やか
に伝わる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は縦断側面図、図2は主要部品の
取付関係を示す分解斜視図である。図中、1はプリンタ
のキャリア(図示せず)に固定される取付部材、2は一
端開口の容器状の前面カバーである。この前面カバー2
の底部から突出するワイヤガイド3の一端には前面カバ
ー2の底面に当接するアーマチュアガイド4が一体に形
成されている。このアーマチュアガイド4には、複数の
ガイドピン5とアーマチュア8の両側を案内する突片
(図示せず)とが形成されているとともに、アーマチュ
アスプリング6と支点押えばね7とがガイドピン5の内
側と外側とに配置されて保持されている。また、アーマ
チュア8の内方端に固定された複数のワイヤ9は、ワイ
ヤガイド3に固定された複数のガイドチップ10に摺動
自在に保持されている。さらに、アーマチュアガイド4
には複数のストッパ受け11が嵌め込まれている。そし
て、ワイヤ9をガイドチップ10に挿通しながらアーマ
チュア8をガイドピン5に挿入し、前面カバー2の底面
と、ストッパ受け11と、非磁性材料により形成された
フィルム12と、アーマチュアストッパ13とを積層し
て螺子14で結合することにより、アーマチュアブロッ
ク15が形成されている。
【0008】なお、図2に示すように、アーマチュアガ
イド4には、ストッパ受け11と嵌合する複数の切欠1
6が形成されているとともに複数のピン17が立設され
ている。そして、これらのピン17と嵌合する複数の位
置決め穴18が前面カバー2に形成されている。
【0009】次いで、それぞれコイル19が装着された
複数のコア20とヨーク21とが一体に形成されてい
る。そして、ヨーク21と、リング状のスペーサ22
と、コイル19が電気的に接続された基板23と、容器
状のハウジング24とを、積層して複数本の螺子25で
結合することによりヨークブロック26が形成されてい
る。ハウジング24は、コイル19の配列方向に沿わさ
れてこれらのコイル19の近傍の外側と基板23の周縁
とを囲繞する筒状壁27と、基板23の背面に沿う底壁
28と、複数のフィン29とを一体に有し、熱伝導率の
高い金属材により形成されている。
【0010】基板23には外部回路に接続されるコネク
タ30が接続されている。ヨーク21は、環状に配列さ
れたコア20の内側に対向する円筒部21aと、この円
筒部21aの底を形成する円板部21bとを有する。ハ
ウジング24の底壁28には、コネクタ30を突出させ
るための開口31と、ヨーク21側に突出する突部32
とが形成されている。基板23とスペーサ22とには寸
法及び形状が突部32と等しい嵌合穴33が形成されて
いる。また、スペーサ22にはコイル19のリード線を
引き出して基板23に接続するための長孔34が形成さ
れている。そして、ヨーク21の円板部21bの端面と
なる接触面21cと、ハウジング24の突部32の端面
となる接触面32aとは広い面積をもって接触されてい
る。
【0011】そして、前記取付部材1と前記前面カバー
2と前記フィルム12と前記ストッパ受け11とに通し
た複数本の螺子35を前記ヨーク21に螺合することに
より、前記アーマチュアブロック15と前記ヨークブロ
ック26とが結合され、ワイヤドットプリンタヘッドP
Hが完成される。この状態では、前記アーマチュア8の
内面は前記コア20の端面に対向されるとともに、支点
押えばね7の圧力により前記ヨーク21の円筒部21a
のエッジ(支点部)に前記フィルム12を介して起伏自
在に支えられている。
【0012】このような構成において、選択的にコイル
19を励磁することにより、アーマチュア8がコア20
の端面に吸引され、これにより、図示しないがインクリ
ボンを介してプラテン上の用紙にワイヤ9が衝突するこ
とにより、印字がなされる。コイル19への通電が途絶
えた時に、アーマチュア8がアーマチュアスプリング6
の付勢力により復帰してアーマチュアストッパ13によ
り復帰位置が定められる。
【0013】印字に際し、コイル19は発熱するが、コ
イル19に近接する表面積の広いハウジング24の筒状
壁27に伝え、フィン29を含むハウジング24の広い
表面から放熱される。これにより、放熱作用を高めるこ
とができる。このように、コイル19を囲繞するハウジ
ング24はフィン29を一体に有するため、別個に放熱
体を設ける必要がなく、これにより、部品点数を少なく
し、構造及び組立作業を簡略化することができる。これ
は請求項1記載の発明に対応する効果である。
【0014】また、ハウジング24の底壁28にヨーク
21の端面(接触面21c)と接触する突部32を形成
し、この突部32を突出させる嵌合穴33を基板23に
形成したので、コイル19に発生した熱をハウジング2
4の筒状壁27に伝えるとともに、コア20からヨーク
21に伝え、さらにヨーク21と広い接触面積をもって
接触するハウジング24の突部32を介して底壁28に
速やかに伝えることができる。この場合、ヨーク21の
円板部21bに嵌合穴33から突出してハウジング24
の底壁28と接触する突部を形成しても、ヨーク21に
伝わる熱をハウジング24の底壁32に速やかに伝える
ことができる。これにより、放熱作用をより一層高める
ことができる。これは請求項2記載の発明に対応する効
果である。
【0015】なお、ヨークブロック26の組立時に、図
1に示すように、コイル19の周囲、及びコイル19と
ハウジング24の筒状壁27との間に、熱伝導率の高い
樹脂36やシリコンを充填することにより、コイル19
からハウジング24及びヨーク21への熱伝導作用を促
進することができる。また、ハウジング24とヨーク2
1とは面接触しているが、基板23には突部32を突出
させる嵌合穴33が形成されているので、ヨーク21と
ハウジング24との間で基板23を挾持することができ
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、コイルが嵌合さ
れる複数のコアをヨークと一体に形成して設け、ワイヤ
を駆動する複数のアーマチュアを起伏自在に設け、コイ
ルの励磁作用によりアーマチュアを起伏させて印字を行
うワイヤドットプリンタヘッドにおいて、コイルに電気
的に接続された基板をヨークのアーマチュアとは反対側
の背面に取り付け、コイルの配列方向に沿わされてこれ
らのコイルの近傍の外側と基板の周縁とを囲繞する筒状
壁と、基板の背面に沿う底壁と、複数のフィンとを一体
に備えた容器状のハウジングを熱伝導率の高い材料によ
り形成して設けたので、コイルの熱を、コイルに近接す
る表面積の広いハウジングの筒状壁に伝え、フィンを含
むハウジングの表面から速やかに放熱させることがで
き、これにより、放熱作用を高めることができる。ま
た、コイルを囲繞するハウジングはフィンを一体に有す
るため、別個に放熱体を設ける必要がなく、これによ
り、部品点数を少なくし、構造及び組立作業を簡略化す
ることができる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ハウジングの底壁とこの底壁と対向するヨ
ークの端面との対向面の少なくとも何れか一方の面に、
ハウジングとヨークとを接触させる突部を形成し、この
突部を突出させる嵌合穴を基板に形成したので、コイル
に発生した熱をハウジングの筒状壁に伝えるとともに、
コアからヨークに伝え、さらにヨークと広い接触面積を
もって接触するハウジングの底壁に速やかに伝えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断側面図であ
る。
【図2】主要部品の取付関係を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
8 アーマチュア 9 ワイヤ 19 コイル 20 コア 21 ヨーク 23 基板 24 ハウジング 27 筒状壁 28 底壁 29 フィン 32 突部 33 嵌合穴 HP ワイヤドットプリンタヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれコイルが嵌合される複数のコア
    をヨークと一体に形成して設け、それぞれワイヤを駆動
    する複数のアーマチュアを前記コアの端面に対向させて
    起伏自在に設け、前記コイルの励磁作用により前記アー
    マチュアを起伏させて前記ワイヤをその長手方向に駆動
    して印字を行うワイヤドットプリンタヘッドにおいて、
    前記コイルに電気的に接続された基板を前記ヨークの前
    記アーマチュアとは反対側の背面に取り付け、前記コイ
    ルの配列方向に沿わされてこれらのコイルの近傍の外側
    と前記基板の周縁とを囲繞する筒状壁と、前記基板の背
    面に沿う底壁と、複数のフィンとを一体に備えた容器状
    のハウジングを熱伝導率の高い材料により形成して設け
    たことを特徴とするワイヤドットプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 ハウジングの底壁とこの底壁と対向する
    ヨークの端面との対向面の少なくとも何れか一方の面
    に、前記ハウジングと前記ヨークとを接触させる突部を
    形成し、前記突部を突出させる嵌合穴を前記基板に形成
    したことを特徴とする請求項2記載のワイヤドットプリ
    ンタヘッド。
JP982596A 1996-01-24 1996-01-24 ワイヤドットプリンタヘッド Pending JPH09193421A (ja)

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