JPH06247008A - 印字ヘッド - Google Patents
印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH06247008A JPH06247008A JP5040060A JP4006093A JPH06247008A JP H06247008 A JPH06247008 A JP H06247008A JP 5040060 A JP5040060 A JP 5040060A JP 4006093 A JP4006093 A JP 4006093A JP H06247008 A JPH06247008 A JP H06247008A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- flexible printed
- cooling fan
- printed circuit
- arm
- Prior art date
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- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタの印字ヘッドにおいて組立作業性と
信頼性の向上を図る。 【構成】 フレキシブルプリントサーキット基板17に
冷却ファン用の腕状突出部17−aと導体保護部17−
bを設ける。 【効果】 フレキシブルプリントサーキット基板17の
導体パターン引き回しが容易になると共に、冷却ファン
の端子とフレキシブルプリントサーキット基板17のハ
ンダ付け及び冷却ファンの固定作業が容易となる。さら
に導体部の絶縁保護に特別な材料や手段が不要となる。
信頼性の向上を図る。 【構成】 フレキシブルプリントサーキット基板17に
冷却ファン用の腕状突出部17−aと導体保護部17−
bを設ける。 【効果】 フレキシブルプリントサーキット基板17の
導体パターン引き回しが容易になると共に、冷却ファン
の端子とフレキシブルプリントサーキット基板17のハ
ンダ付け及び冷却ファンの固定作業が容易となる。さら
に導体部の絶縁保護に特別な材料や手段が不要となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの印字ヘッドに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却ファンを備えた印字ヘッドと
しては、例えば、特開昭64−18645号公報、特開
昭64−18646号公報にて開示されているようなも
のが知られている。これらに開示されている印字ヘッド
において、使用されるフレキシブルプリントサーキット
基板について図7、8を用いて説明する。図7に示すよ
うにマグネットコイル11の端子11−Cと反対向きに
突き出した冷却ファンの端子126をフレキシブルプリ
ントサーキット基板17の端子穴127に貫通させ、冷
却ファン20がある面と反対側をハンダ接合により固着
し、さらに図示していない冷却ファン20の足部をネジ
で固定している。
しては、例えば、特開昭64−18645号公報、特開
昭64−18646号公報にて開示されているようなも
のが知られている。これらに開示されている印字ヘッド
において、使用されるフレキシブルプリントサーキット
基板について図7、8を用いて説明する。図7に示すよ
うにマグネットコイル11の端子11−Cと反対向きに
突き出した冷却ファンの端子126をフレキシブルプリ
ントサーキット基板17の端子穴127に貫通させ、冷
却ファン20がある面と反対側をハンダ接合により固着
し、さらに図示していない冷却ファン20の足部をネジ
で固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
フレキシブルプリントサーキット基板17を用いた印字
ヘッドでは冷却ファン20の端子位置125がマグネッ
トコイル11へつながる導電パターンの経路内に位置す
る為、導電パターンの引き回しが困難であったり、パタ
ーンが細くなる為電気抵抗が大きくなってしまう。ま
た、印字媒体に対して平行に移動する図示していないキ
ャリッジに印字ヘッドを固定して使用する際にはフレキ
シブルプリントサーキット基板17を図7に示している
破線のように曲げるためこの曲げ位置から近い端子位置
125には力が加わり易くランドはがれや断線が起こり
やすい。また、ベース板1と冷却ファンの端子位置12
5が近い為ハンダ付作業が行いにくい、という問題があ
った。さらに、冷却ファンの端子126がむき出しにな
る事を防ぐため冷却ファンの端子位置125をシリコン
ゴム121などで保護する必要があり組立作業に時間が
かかるという欠点があった。また、反対向きに突き出し
たマグネットコイル11−Cと冷却ファンの端子126
を同一のフレキシブルプリントサーキット基板17に接
続させる為、このフレキシブルプリントサーキット基板
17は両面に導電パターンのある高価なものを使用する
必要が有り、コストアップしてしまうという問題もあっ
た。
フレキシブルプリントサーキット基板17を用いた印字
ヘッドでは冷却ファン20の端子位置125がマグネッ
トコイル11へつながる導電パターンの経路内に位置す
る為、導電パターンの引き回しが困難であったり、パタ
ーンが細くなる為電気抵抗が大きくなってしまう。ま
た、印字媒体に対して平行に移動する図示していないキ
ャリッジに印字ヘッドを固定して使用する際にはフレキ
シブルプリントサーキット基板17を図7に示している
破線のように曲げるためこの曲げ位置から近い端子位置
125には力が加わり易くランドはがれや断線が起こり
やすい。また、ベース板1と冷却ファンの端子位置12
5が近い為ハンダ付作業が行いにくい、という問題があ
った。さらに、冷却ファンの端子126がむき出しにな
る事を防ぐため冷却ファンの端子位置125をシリコン
ゴム121などで保護する必要があり組立作業に時間が
かかるという欠点があった。また、反対向きに突き出し
たマグネットコイル11−Cと冷却ファンの端子126
を同一のフレキシブルプリントサーキット基板17に接
続させる為、このフレキシブルプリントサーキット基板
17は両面に導電パターンのある高価なものを使用する
必要が有り、コストアップしてしまうという問題もあっ
た。
【0004】そこで本発明は、従来のこのような問題を
解決し、取り付け組立などの作業性に優れたコストの安
い印字ヘッドを提供することを目的とする。
解決し、取り付け組立などの作業性に優れたコストの安
い印字ヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為本
発明の印字ヘッドは、電気エネルギにより駆動される印
字部とこの印字部を冷却するファン及び印字部と冷却フ
ァンに電気接続されるフレキシブルプリントサーキット
基板を備えた印字ヘッドにおいて、フレキシブルプリン
トサーキット基板に腕状突出部を設けこの腕状突出部に
ファンを電気接続したことを特徴とする。また、フレキ
シブルプリントサーキット基板の腕状突出部に電気接続
した冷却ファンの導体部を、折り曲げたフレキシブルプ
リントサーキット基板で被ったことを特徴とする。
発明の印字ヘッドは、電気エネルギにより駆動される印
字部とこの印字部を冷却するファン及び印字部と冷却フ
ァンに電気接続されるフレキシブルプリントサーキット
基板を備えた印字ヘッドにおいて、フレキシブルプリン
トサーキット基板に腕状突出部を設けこの腕状突出部に
ファンを電気接続したことを特徴とする。また、フレキ
シブルプリントサーキット基板の腕状突出部に電気接続
した冷却ファンの導体部を、折り曲げたフレキシブルプ
リントサーキット基板で被ったことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の上記の構成によれば、冷却ファンの端
子をフレキシブルプリントサーキット基板にハンダ付け
してから冷却ファンを放熱器に固定できるため、冷却フ
ァンの端子のフレキシブルプリントサーキット基板への
ハンダ付け作業及び冷却ファンの固定作業が容易に行え
ると共に導線パターンの引き回しが容易でかつ片面のみ
に導電パターンのある安価なフレキシブルプリントサー
キット基板を使用できる。さらにフレキシブルプリント
サーキット基板を折り曲げて冷却ファンの端子位置を被
うことにより導体部の保護を簡単に行える。
子をフレキシブルプリントサーキット基板にハンダ付け
してから冷却ファンを放熱器に固定できるため、冷却フ
ァンの端子のフレキシブルプリントサーキット基板への
ハンダ付け作業及び冷却ファンの固定作業が容易に行え
ると共に導線パターンの引き回しが容易でかつ片面のみ
に導電パターンのある安価なフレキシブルプリントサー
キット基板を使用できる。さらにフレキシブルプリント
サーキット基板を折り曲げて冷却ファンの端子位置を被
うことにより導体部の保護を簡単に行える。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は、本発明の印字ヘッドの三面図と背面図
である。背面図は本来右下側に描くべきところであるが
図面スペースの都合上左上に描いてある。図2は、図1
のA−A’断面図である。本発明の印字ヘッドは、駆動
部Bとベース部Cよりなる印字部Dと冷却ファン部Eと
で構成されているインパクトドットヘッドである。駆動
部Bは、印字ワイヤ10、ワイヤガイド12、ノーズ1
4、レバー7、アマチュア6、板バネ8、バネ押え板
9、サイドヨーク5より構成されている。印字ワイヤ1
0は、ノーズ14に固定されたワイヤガイド12に案内
保持され、印字ワイヤ10の根元は、レバー7の先端に
固着されている。レバー7の他端は、アマチュア6に固
着され、さらにアマチュア6は板バネ8に固着されてい
る。板バネ8は、バネ押え板9とサイドヨーク5に挟ま
れ固定されいる。ベース部Cは、ヨーク板3、永久磁石
2、ベース板1、コア1−a、マグネットコイル11、
フレキシブルプリントサーキット基板17、伝熱部材1
3、バックストッパ部18、放熱板15、冷却ファン2
0より構成されている。ヨーク板3、永久磁石2、ベー
ス板1は、積層した状態で固着されており、コア1−a
はアマチュア6と対向するようにベース板1の上にほぼ
円周状に複数個配置されている。コア1−aには、ボビ
ン11−aとコイル11−bよりなるマグネットコイル
11が装着され、マグネットコイル11の巻線部の両端
となる端子11−Cは、ベース板1に設けられたスリッ
トもしくは穴を通りフレキシブルプリントサーキット基
板17にハンダ接合されている。また、図3に示すよう
にマグネットコイル11に接続される部分17−dとは
別にフレキシブルプリントサーキット基板17には腕状
突出部17−aが設けあり、ここに冷却ファン20の端
子126を接続する端子穴127があり、冷却ファンの
端子126がハンダ接合され、固着されている。さらに
この腕状突出部17−aの先端には導体保護部17−b
があり、180゜折り曲げられてハンダ接合された冷却
ファンの端子126の上を被い、冷却ファンの端子12
6の導体部がむき出しになるのを防止している。フレキ
シブルプリントサーキット基板17の図3における下端
は、図示していないプリンター本体のコネクターに差し
込まれる。この構造のフレキシブルプリントサーキット
基板17は、冷却ファンの端子126の接続位置がマグ
ネットコイル11に接続されているフレキシブルプリン
トサーキット基板17−d上にないためフレキシブルプ
リントサーキット基板17−d上の導電パターンの引き
回しが容易であり、導電パターンが部分的に細くならな
い。また、ほぼ円周上に配置されたコア1−aの内側に
は、柱状の伝熱部材13があり、伝熱材13の駆動部B
側に面した部分にバックストッパ部18が備えられ、反
対側には放熱板15が付与されており、ベース板1にネ
ジ16により固定されている。駆動部Bとベース部Cの
間には樹脂フィルム4が配設され、サイドヨーク5とヨ
ーク板3の間に挟み込まれており、アマチュア6とコア
1−a、レバー7とバックストッパ18の間に挿入して
ある。
明する。図1は、本発明の印字ヘッドの三面図と背面図
である。背面図は本来右下側に描くべきところであるが
図面スペースの都合上左上に描いてある。図2は、図1
のA−A’断面図である。本発明の印字ヘッドは、駆動
部Bとベース部Cよりなる印字部Dと冷却ファン部Eと
で構成されているインパクトドットヘッドである。駆動
部Bは、印字ワイヤ10、ワイヤガイド12、ノーズ1
4、レバー7、アマチュア6、板バネ8、バネ押え板
9、サイドヨーク5より構成されている。印字ワイヤ1
0は、ノーズ14に固定されたワイヤガイド12に案内
保持され、印字ワイヤ10の根元は、レバー7の先端に
固着されている。レバー7の他端は、アマチュア6に固
着され、さらにアマチュア6は板バネ8に固着されてい
る。板バネ8は、バネ押え板9とサイドヨーク5に挟ま
れ固定されいる。ベース部Cは、ヨーク板3、永久磁石
2、ベース板1、コア1−a、マグネットコイル11、
フレキシブルプリントサーキット基板17、伝熱部材1
3、バックストッパ部18、放熱板15、冷却ファン2
0より構成されている。ヨーク板3、永久磁石2、ベー
ス板1は、積層した状態で固着されており、コア1−a
はアマチュア6と対向するようにベース板1の上にほぼ
円周状に複数個配置されている。コア1−aには、ボビ
ン11−aとコイル11−bよりなるマグネットコイル
11が装着され、マグネットコイル11の巻線部の両端
となる端子11−Cは、ベース板1に設けられたスリッ
トもしくは穴を通りフレキシブルプリントサーキット基
板17にハンダ接合されている。また、図3に示すよう
にマグネットコイル11に接続される部分17−dとは
別にフレキシブルプリントサーキット基板17には腕状
突出部17−aが設けあり、ここに冷却ファン20の端
子126を接続する端子穴127があり、冷却ファンの
端子126がハンダ接合され、固着されている。さらに
この腕状突出部17−aの先端には導体保護部17−b
があり、180゜折り曲げられてハンダ接合された冷却
ファンの端子126の上を被い、冷却ファンの端子12
6の導体部がむき出しになるのを防止している。フレキ
シブルプリントサーキット基板17の図3における下端
は、図示していないプリンター本体のコネクターに差し
込まれる。この構造のフレキシブルプリントサーキット
基板17は、冷却ファンの端子126の接続位置がマグ
ネットコイル11に接続されているフレキシブルプリン
トサーキット基板17−d上にないためフレキシブルプ
リントサーキット基板17−d上の導電パターンの引き
回しが容易であり、導電パターンが部分的に細くならな
い。また、ほぼ円周上に配置されたコア1−aの内側に
は、柱状の伝熱部材13があり、伝熱材13の駆動部B
側に面した部分にバックストッパ部18が備えられ、反
対側には放熱板15が付与されており、ベース板1にネ
ジ16により固定されている。駆動部Bとベース部Cの
間には樹脂フィルム4が配設され、サイドヨーク5とヨ
ーク板3の間に挟み込まれており、アマチュア6とコア
1−a、レバー7とバックストッパ18の間に挿入して
ある。
【0008】次に動作を説明する。図2の下半分にはマ
グネットコイル11に通電しない待機時の状態を示し、
上半分にはマグネットコイル11に通電した印字時の状
態を示してある。待機時には、アマチュア6は永久磁石
2により発生される磁束によりコア1−aに吸引される
ため、板バネ8は偏奇されることにより歪エネルギを貯
えている。印字時にはマグネットコイル11に永久磁石
2の磁束を打ち消す方向に電流を流すことによりアマチ
ュア6が解放され、板バネ8の歪エネルギによりレバー
7の端部に固着されている印字ワイヤ10が、ワイヤガ
イド12に案内されながら突出し、図示していないイン
クリボン及び印字媒体に衝突して、印字媒体上にドット
を形成する。ドットを形成後、印字ワイヤ10の衝突時
の反発力と永久磁石2の磁束による吸引力により、レバ
ー7はベース部Cのバックストッパ18に、アマチュア
6はコア1−aに、樹脂フィルム4を挟んだ状態で衝突
し、アマチュア6が再びコア1−aに吸引保持され一印
字過程が終了する。この印字過程において、電流をマグ
ネットコイル11に流すことによりマグネットコイル1
1が発熱する。この熱によりマグネットコイル11の温
度が上昇し、マグネットコイル11の導電抵抗値が上昇
するため電流が流れにくくなる。電流値の減少は、永久
磁石2の磁束の打ち消し量の低下を招き、印字力の低下
やマグネットコイル11の焼損によるドットの不形成等
の印字不良が発生する。マグネットコイル11の温度上
昇を防ぐために、マグネットコイル11に発生する熱を
効率よく放出する必要があり、このため冷却ファン20
が使用される。
グネットコイル11に通電しない待機時の状態を示し、
上半分にはマグネットコイル11に通電した印字時の状
態を示してある。待機時には、アマチュア6は永久磁石
2により発生される磁束によりコア1−aに吸引される
ため、板バネ8は偏奇されることにより歪エネルギを貯
えている。印字時にはマグネットコイル11に永久磁石
2の磁束を打ち消す方向に電流を流すことによりアマチ
ュア6が解放され、板バネ8の歪エネルギによりレバー
7の端部に固着されている印字ワイヤ10が、ワイヤガ
イド12に案内されながら突出し、図示していないイン
クリボン及び印字媒体に衝突して、印字媒体上にドット
を形成する。ドットを形成後、印字ワイヤ10の衝突時
の反発力と永久磁石2の磁束による吸引力により、レバ
ー7はベース部Cのバックストッパ18に、アマチュア
6はコア1−aに、樹脂フィルム4を挟んだ状態で衝突
し、アマチュア6が再びコア1−aに吸引保持され一印
字過程が終了する。この印字過程において、電流をマグ
ネットコイル11に流すことによりマグネットコイル1
1が発熱する。この熱によりマグネットコイル11の温
度が上昇し、マグネットコイル11の導電抵抗値が上昇
するため電流が流れにくくなる。電流値の減少は、永久
磁石2の磁束の打ち消し量の低下を招き、印字力の低下
やマグネットコイル11の焼損によるドットの不形成等
の印字不良が発生する。マグネットコイル11の温度上
昇を防ぐために、マグネットコイル11に発生する熱を
効率よく放出する必要があり、このため冷却ファン20
が使用される。
【0009】図4にインパクトドットヘッドに取り付け
た時のフレキシブルプリントサーキット基板17の腕状
突出部17−aと冷却ファン20の接続部の拡大図を示
す。図4(a)はフレキシブルプリントサーキット基板
17と冷却ファン20の取り付け部の断面図であり、図
4(b)はインパクトドットヘッドの背面より見た図で
ある。フレキシブルプリントサーキット基板17の腕状
突出部17−aに冷却ファンの端子126をハンダ付け
した後、腕状突出部17−aの導体保護部17ーbを折
り曲げて、ハンダと冷却ファンの端子126との導体部
を被い保護する。フレキシブルプリントサーキット基板
17の腕状突出部17−aは50〜70mmの長さを有し
ているため、マグネットコイル11の端子をフレキシブ
ルプリントサーキット基板17にハンダにより固着した
後においても、冷却ファンの端子126を50〜70mm
離れた位置に置いてハンダで固着し、その後冷却ファン
20を放熱器に固定できるので組立作業性が良く、ま
た、腕状突出部17−aの折り曲げ方によりフレキシブ
ルプリントサーキット基板17の表裏を合わせることが
でき片面のみに導電パターンのある安価なフレキシブル
プリントサーキット基板を使用できる。また、インパク
トドットヘッドが図示していないキャリッジに取り付け
られたときには、フレキシブルプリントサーキット基板
17が図4(a)の破線に示されるように折り曲げられ
冷却ファンの端子126導体部が、腕状突出部17−a
の導体保護部17−bに被われるとともにインパクトド
ットヘッド用のフレキシブルプリントサーキット基板1
7に巻かれるようになるため、より一層固着導体部が保
護されるようようになり、特別な絶縁部材を必要としな
くなる。
た時のフレキシブルプリントサーキット基板17の腕状
突出部17−aと冷却ファン20の接続部の拡大図を示
す。図4(a)はフレキシブルプリントサーキット基板
17と冷却ファン20の取り付け部の断面図であり、図
4(b)はインパクトドットヘッドの背面より見た図で
ある。フレキシブルプリントサーキット基板17の腕状
突出部17−aに冷却ファンの端子126をハンダ付け
した後、腕状突出部17−aの導体保護部17ーbを折
り曲げて、ハンダと冷却ファンの端子126との導体部
を被い保護する。フレキシブルプリントサーキット基板
17の腕状突出部17−aは50〜70mmの長さを有し
ているため、マグネットコイル11の端子をフレキシブ
ルプリントサーキット基板17にハンダにより固着した
後においても、冷却ファンの端子126を50〜70mm
離れた位置に置いてハンダで固着し、その後冷却ファン
20を放熱器に固定できるので組立作業性が良く、ま
た、腕状突出部17−aの折り曲げ方によりフレキシブ
ルプリントサーキット基板17の表裏を合わせることが
でき片面のみに導電パターンのある安価なフレキシブル
プリントサーキット基板を使用できる。また、インパク
トドットヘッドが図示していないキャリッジに取り付け
られたときには、フレキシブルプリントサーキット基板
17が図4(a)の破線に示されるように折り曲げられ
冷却ファンの端子126導体部が、腕状突出部17−a
の導体保護部17−bに被われるとともにインパクトド
ットヘッド用のフレキシブルプリントサーキット基板1
7に巻かれるようになるため、より一層固着導体部が保
護されるようようになり、特別な絶縁部材を必要としな
くなる。
【0010】図5は本発明第2実施例のフレキシブルプ
リントサーキット基板17を示したものである。図にお
いて、17−cは、インパクトドットヘッドと冷却ファ
ン以外の信号の入出力を行うために設けられたものであ
る。キャリッジに信号を入出力するコネクタを備え、こ
のコネクタに17−c部を接続することによりキャリッ
ジ上にある図示していないキャリッジの紙の有無を検出
する検出器やキャリッジの位置を検出するエンコーダ等
の信号を入出力できる。図5に示すフレキシブルプリン
トサーキット基板17の構成にすれば、キャリッジに取
り付けられた検出器等のために新たにフレキシブルプリ
ントサーキット基板17や類似の信号線を配設する必要
が無い。図6は、信号線が多くなった場合にフレキシブ
ルプリントサーキット基板17を複数枚に分割した第3
実施例を示しており、図6では印字ヘッド用のフレキシ
ブルプリントサーキット基板17−Aと冷却ファン2
0、外部信号用のフレキシブルプリントサーキット基板
17−Bと分かれている。フレキシブルプリントサーキ
ット基板を1枚で構成するに十分な幅の確保できない場
合に重ねて使用すれば小さいスペースで1枚の場合と全
く同じように使用できる。さらに複数枚のフレキシブル
プリントサーキット基板を接着剤や両面テープ、専用ホ
ルダー等で重ねて使用することにより、さらに使い勝手
が向上し、組立作業性が向上する。また、本発明の実施
例では、スプリングチャージ型のインパクトドットヘッ
ドを用いて、説明してきたが、直接吸引型のインパクト
ドットヘッドやインクジェット方式のヘッドに用いても
同様な効果が得られる。
リントサーキット基板17を示したものである。図にお
いて、17−cは、インパクトドットヘッドと冷却ファ
ン以外の信号の入出力を行うために設けられたものであ
る。キャリッジに信号を入出力するコネクタを備え、こ
のコネクタに17−c部を接続することによりキャリッ
ジ上にある図示していないキャリッジの紙の有無を検出
する検出器やキャリッジの位置を検出するエンコーダ等
の信号を入出力できる。図5に示すフレキシブルプリン
トサーキット基板17の構成にすれば、キャリッジに取
り付けられた検出器等のために新たにフレキシブルプリ
ントサーキット基板17や類似の信号線を配設する必要
が無い。図6は、信号線が多くなった場合にフレキシブ
ルプリントサーキット基板17を複数枚に分割した第3
実施例を示しており、図6では印字ヘッド用のフレキシ
ブルプリントサーキット基板17−Aと冷却ファン2
0、外部信号用のフレキシブルプリントサーキット基板
17−Bと分かれている。フレキシブルプリントサーキ
ット基板を1枚で構成するに十分な幅の確保できない場
合に重ねて使用すれば小さいスペースで1枚の場合と全
く同じように使用できる。さらに複数枚のフレキシブル
プリントサーキット基板を接着剤や両面テープ、専用ホ
ルダー等で重ねて使用することにより、さらに使い勝手
が向上し、組立作業性が向上する。また、本発明の実施
例では、スプリングチャージ型のインパクトドットヘッ
ドを用いて、説明してきたが、直接吸引型のインパクト
ドットヘッドやインクジェット方式のヘッドに用いても
同様な効果が得られる。
【0011】
【発明の効果】本発明は印字ヘッドのフレキシブルプリ
ントサーキット基板の冷却ファンの接続部を腕状に突出
し、その先端部を折り曲げ、冷却ファンの導体部を被う
ようにして使用することにより、フレキシブルプリント
サーキット基板の導体パターンの引き回しが容易で、冷
却ファンの端子ハンダ付け及び固定の作業が容易にな
り、さらに導体部の絶縁保護に特別な部材や手段が不要
になり印字ヘッドの信頼性の向上と組立性を向上させる
ことができるという効果がある。
ントサーキット基板の冷却ファンの接続部を腕状に突出
し、その先端部を折り曲げ、冷却ファンの導体部を被う
ようにして使用することにより、フレキシブルプリント
サーキット基板の導体パターンの引き回しが容易で、冷
却ファンの端子ハンダ付け及び固定の作業が容易にな
り、さらに導体部の絶縁保護に特別な部材や手段が不要
になり印字ヘッドの信頼性の向上と組立性を向上させる
ことができるという効果がある。
【図1】本発明の第一の実施例を示す印字ヘッドの三面
図と背面図である。
図と背面図である。
【図2】本発明の第一の実施例を示す図1における印字
ヘッドのA−A’断面図である。
ヘッドのA−A’断面図である。
【図3】本発明の第一の実施例のフレキシブルプリント
サーキット基板を示す図である。
サーキット基板を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施例のフレキシブルプリント
サーキット基板と冷却ファンとの接続部を示す拡大図で
ある。
サーキット基板と冷却ファンとの接続部を示す拡大図で
ある。
【図5】本発明の第二の実施例のフレキシブルプリント
サーキット基板を示す図である。
サーキット基板を示す図である。
【図6】本発明の第三の実施例のフレキシブルプリント
サーキット基板を示す図である。
サーキット基板を示す図である。
【図7】従来技術におけるフレキシブルプリントサーキ
ット基板と冷却ファンとの接続部を示す断面図である。
ット基板と冷却ファンとの接続部を示す断面図である。
【図8】従来技術におけるフレキシブルプリントサーキ
ット基板を示す図である。
ット基板を示す図である。
11 マグネットコイル 17 フレキシブルプリントサーキット基板 17−d マグネットコイルに信号を送る部分 17−a 腕状突出部 17−b 導体保護部 17−c 他の信号線 20 冷却ファン 121 シリコンゴム 125 冷却ファンの端子位置 126 冷却ファンの端子 127 端子穴 B 駆動部 C ベース部 D 印字部 E 冷却ファン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9113−2C B41J 29/00 C
Claims (2)
- 【請求項1】 電気エネルギにより駆動される印字部と
該印字部を冷却するファン及び前記印字部と冷却ファン
に電気接続されるフレキシブルプリントサーキット基板
を備えた印字ヘッドにおいて、前記フレキシブルプリン
トサーキット基板に腕状突出部を設け該腕状突出部に前
記ファンを電気接続したことを特徴とする印字ヘッド。 - 【請求項2】 前記フレキシブルプリントサーキット基
板の腕状突出部に電気接続した冷却ファンの導体部を、
折り曲げた前記フレキシブルプリントサーキット基板で
被ったことを特徴とする印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5040060A JPH06247008A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5040060A JPH06247008A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 印字ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247008A true JPH06247008A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12570386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5040060A Pending JPH06247008A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06247008A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6395393B1 (en) | 1997-02-28 | 2002-05-28 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber core wire binder and optical fiber unit |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP5040060A patent/JPH06247008A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6395393B1 (en) | 1997-02-28 | 2002-05-28 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber core wire binder and optical fiber unit |
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