JP2855742B2 - インパクトヘッド - Google Patents
インパクトヘッドInfo
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- JP2855742B2 JP2855742B2 JP2015296A JP1529690A JP2855742B2 JP 2855742 B2 JP2855742 B2 JP 2855742B2 JP 2015296 A JP2015296 A JP 2015296A JP 1529690 A JP1529690 A JP 1529690A JP 2855742 B2 JP2855742 B2 JP 2855742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- heat
- nose
- core block
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Description
102に駆動コイル101が巻装され、複数個のコア102を有
するコアブロック103は駆動コイル101を駆動する事によ
り生じる熱により温度が上昇する。コアブロック103の
熱を放熱する放熱部材104は、印字ワイヤ105をガイドす
るワイヤガイド106を保持するノーズブロック107に固定
ネジ108より固定されている。
と放熱部材104の内周面とに隙間が生じているためコア
ブロック103から発生した熱は放熱部材104に十分伝達さ
れず、インパクトヘッドの駆動コイル101の温度が大と
なり、温度検出手段による印字速度制御が頻繁に行なわ
れ、プリンタのスループットが大になるという問題を有
している。また放熱効率をアップするためにコアブロッ
ク103の外周面と放熱部材104の内周面との接触部を大に
するように隙間をなくした場合、両者の熱膨張係数の差
によって両者間に熱応力が生じるという問題を有してい
る。またコアブロック103の外周と放熱部材104の内周と
の接触部を大にするように寸法公差を厳しくした場合、
部品費、組立費がアップするばかりでなく、コアブロッ
ク103の外周径と放熱部材104の内周径とのバラツキによ
り隙間が変動し安定した熱伝達が行なわれないという問
題を有している。
で、その目的とするところは、コアブロックから発生す
る熱を効率よく、安定して放熱部材に伝達させることに
より、印字時の温度上昇を低下せしめプリンタのスルー
プトが小で、部品費及び組立費のアップが小のインパク
トヘッドを提供することにある。
るノーズブロックと、印字ワイヤに駆動力を付与しかつ
ノーズブロックに一体的に結合されたコアブロックと、
端面をノーズブロックの外周縁端面と対向させるように
して被嵌させる有底筒状の放熱部材とを備えるインパク
トヘッドにおいて、コアブロックの外周面と放熱部材の
内周面との間、およびノーズブロックと放熱部材の各端
面との間に、熱伝導性の良好な部材を充填させたことを
特徴とする。
て説明する。
側断面図である。コア1に駆動コイル2が巻装され、コ
ア1に対向するアクチュエータ10の一端には印字ワイヤ
8が固着され、ワイヤガイド9にガイドされた印字ワイ
ヤ8はプラテン13上の印字紙14にインクリボン15を介し
てドットを形成するように構成されている。印字終了
後、印字ワイヤ8を有するアクチュエータ10はプラテン
からの反発力と、復帰ばね11の復帰力とにより復帰し、
ストッパ12の位置にて待機する。ストッパ12はキャップ
20に設けた凹部に取り付いている。このように構成され
たコアブロック3を前後に2つ重ね、後部に位置するキ
ャップ20の背面に密着しつつ、放熱部材4は前後2段の
コアブロック結合体の周囲を覆っている。ノーズブロッ
ク5は2つの凹部を有し、その一方の内側にワイヤガイ
ド9を保持し、他方の内壁面はワイヤガイド9側に位置
するコアブロック3に取り付いたスペーサ16の壁面に密
着している。放熱部材4の上部とノーズブロック5の上
部にはそれぞれ突起部を有し、この突起間でコアブロッ
ク3の結合体の高さ寸法公差を吸収するために若干の隙
間をなす。コアブロック3の外周と放熱部材4およびノ
ーズブロック5との間には、耐熱性、熱伝導性等が良好
な部材7、例えばシリコングリース、あるいは金属粉を
混在させた樹脂等がコアブロック3の外周と放熱部材4
及びノーズブロック5との間の凹凸に的確に接触するよ
うに配設されている。
る。インパクトプリンタに印字データが送られると、駆
動コイル2に選択的に電流が印加され、コア1、コアブ
ロック3、ヨーク16、17、アクチュエータ10により構成
される磁気回路に磁束が発生しアクチュエータ10を駆動
し、アクチュエータ10の一端に固設された印字ワイヤ8
が図中矢印方向に付勢し、プラテン13との間のインクリ
ボン15を介して印字紙14上に印字をする。
アブロック3に伝達され、コアブロック3の外周と放熱
部材7及びノーズ5との間の凹凸に的確に接触するよう
に耐熱性、熱伝導性等が良好な部材7を介して、速やか
に効率良く表面積が大の放熱部材7及びノーズ5に伝達
され、大気に放熱される。従って駆動コイル2の温度上
昇が小となり温度検出手段(図示せず)による印字速度
制御の頻度が小となり、プリンタのスループット小を実
現できる。
との間の凹凸に的確に接触するように耐熱性、熱伝導性
等が良好な部材7を配設しているため、純鉄、珪素鋼、
パーメンジュール等にて形成されるコアブロック3と、
アルミ等にて形成される放熱部材4及びノーズ5の熱膨
張係数が異なった場合に、コアブロック3の外周と放熱
部材7の内周との間に熱応力が生じないような寸法に設
定する事が可能となり、さらにコアブロック3の外周と
放熱部材4の内周との寸法公差を、厳しくしなくても、
駆動コイル2により発生する熱を、効果的に、かつ安定
して放熱部材4から放熱でき、部品費、組立費のアップ
が小のインパクトヘッドを提供することができる。
部材4のみでなくノーズブロック5との間及び放熱部材
4とノーズブロック5との間にも両者の間の凹凸に的確
に接触するように、耐熱性、熱伝導性等が良好な部材7
を配設した構造としたので、放熱面積が大となり放熱効
果はさらに向上したインパクトヘッドを提供することが
できる。
周面に有底筒状の放熱部材を被嵌させた上、これらの間
および放熱部材とノーズブロックの各端面との間に熱伝
導性の良好な部材を充填させるようにしたので、放熱部
材の内周面をコアブロックの外周面に対して十分大きく
して、成形および組み付けを著しく容易にすることがで
きるばかりでなく、成形上および組み付け上の誤差や熱
膨張係数の差にもとづくズレ等をこの充填部材により吸
収しつつこれら三者を確実に結合一体化して、印字時に
生じるコアブロックの熱を、有底筒状の放熱部材によっ
て外周面および頂面の三方から外気およびノーズブロッ
クに向けて効率よく放出することができると同時に、こ
れらの間に介在させた充填部材の持つ緩衝機能を利用し
て、印字時に生じる振動や打接音等が外部へ漏出するの
を可能なかぎり押さえることができる。
断面図、第2図は従来技術を示す側断面図である。 1::::コア 2::::駆動コイル 3::::コアブロック 4::::放熱部材 5::::ノーズブロック 7::::耐熱性、熱伝導性等が良好な部材 8::::印字ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】印字ワイヤをガイドするノーズブロック
と、 前記印字ワイヤに駆動力を付与し、かつ前記ノーズブロ
ックに一体的に結合されたコアブロックと、 端面を前記ノーズブロックの外周縁端面と対向させるよ
うにして被嵌させる有底筒状の放熱部材と、 を備えるインパクトヘッドにおいて、 前記コアブロックの外周面と前記放熱部材の内周面との
間、および前記ノーズブロックと前記放熱部材の各端面
との間に、熱伝導性の良好な部材を充填させたことを特
徴とするインパクトヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015296A JP2855742B2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | インパクトヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015296A JP2855742B2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | インパクトヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03219962A JPH03219962A (ja) | 1991-09-27 |
JP2855742B2 true JP2855742B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=11884869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015296A Expired - Lifetime JP2855742B2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | インパクトヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855742B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP2015296A patent/JP2855742B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03219962A (ja) | 1991-09-27 |
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Legal Events
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