JPH06240760A - ドーム建築物のための連結金具 - Google Patents

ドーム建築物のための連結金具

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JPH06240760A
JPH06240760A JP5651593A JP5651593A JPH06240760A JP H06240760 A JPH06240760 A JP H06240760A JP 5651593 A JP5651593 A JP 5651593A JP 5651593 A JP5651593 A JP 5651593A JP H06240760 A JPH06240760 A JP H06240760A
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Teruo Takeda
照雄 武田
Atsuo Yagi
充生 八木
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KENZOU GIJUTSU KENKYUSHO KK
RC Core Co Ltd
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KENZOU GIJUTSU KENKYUSHO KK
RC Core Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンクリート製基礎とドーム下端との結合を
容易とするコネクタを提供する。 【構成】 コンクリート製基礎13に固着したアンカー
ボルトを挿通して定着可能とした下部プレートと該下部
プレート上に平行に直立する2枚の連結プレートとから
なるアンカープレート14と、円筒状の中心ハブ内にハ
ブプレートを取り付け、該中心ハブから水平方向と上方
とに延び出す複数のアームを備えたベースコネクタ4と
からなり、連結プレート間に中心ハブを挿入し、1本の
ボルトを連通してナットで締め付けてアンカープレート
14とベースコネクタ4を連結するようにしたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドーム建築物のため
のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木製の支柱(ストラット)を金属
製コネクタで連結した三角形の骨組を基本とし、この三
角形の基本骨組を複数連結して略球形のドーム建築物を
構成することは公知である。三角形の基本骨組は、構造
的に最も強い特長を有しており、軽量で強度の大きいド
ーム建築物を得ることが出来る。
【0003】本出願人は先に、支柱を放射状に連結した
三角形の基本骨組の集合体からなるドーム建築物を構築
するのに適した金属コネクタを発明し、特開平4ー41
831号公報に開示した。この金属コネクタは1本の円
筒状のハブとその外周面から放射状に延び出す複数のア
ームから成っており、ストラットの両端にアームをボル
ト・ナットで締結して三角形の基本骨組の集合体を作り
出し、ドームを構築するようになっている。構築された
ドームは、地中に固定したコンクリート製の基礎の上に
載置され、基礎内に埋没固定されたアンカーボルトにド
ーム下端を締結して結合される。又、構築されたドーム
骨組の内外面には、屋根パネル、外装パネル、或は内装
パネル等が取り付けられて壁面が構成され、更に窓や出
入用扉が取り付けられて建物となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の第1の課題
は、コンクリート製基礎とドーム下端との結合を容易と
するコネクタを提供することである。
【0005】又、第2の課題は、ドーム骨組の内外面に
取り付けられる内外装パネルの取り付けを容易とする構
造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、第1の発明が採った手段は、コンクリート製
基礎に固着したアンカーボルトを挿通して定着可能とし
た下部プレートと該下部プレート上に平行に直立する2
枚の連結プレートとからなるアンカープレートと、円筒
状の中心ハブ内にハブプレートを取り付け、該中心ハブ
から水平方向と上方とに延び出す複数のアームを備えた
ベースコネクタと、からなり、連結プレート間に中心ハ
ブを挿入し、1本のボルトを連通してナットで締め付け
てアンカープレートとベースコネクタを連結するように
したことを特徴とする。
【0007】又、第2の課題を解決するために、第2の
発明が採った手段は、コンクリート製基礎に固着したア
ンカーボルトを挿通して定着可能とした下部プレートと
該下部プレート上に平行に直立する2枚の連結プレート
とからなるアンカープレートと、円筒状の中心ハブ内に
ハブプレートを取り付け、該中心ハブから水平方向と上
方とに延び出す複数のアームを備えたベースコネクタ
と、からなり、連結プレートの外面に木製のコネクタキ
ャップを接着し、該コネクタキャップに内外装パネルを
釘で止着可能としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】アンカープレートの連結プレート間にベースコ
ネクタの中心ハブを挿入し、互いに整合するハブプレー
トと連結プレートのボルト挿通孔にボルトを挿通し、ナ
ットで締め付けて、アンカープレートとベースコネクタ
を連結する。
【0009】連結プレートの外面に接着した木製のコネ
クタキャップに内外装パネルを釘で止着する。
【0010】
【発明の効果】第1の発明によれば、コンクリート製基
礎の上にドーム骨組を固着するに際して、コンクリート
製基礎に固定されたアンカーボルトにアンカープレート
を固定し、このアンカープレートに1本のボルト・ナッ
トでベースコネクタを連結してドーム骨組をコンクリー
ト基礎上に固定することが出来るため、施工が容易で工
期を短縮することが出来る。
【0011】又、第2の発明によれば、金属製のアンカ
ープレートに釘で内外装パネルを止着することが出来る
ため、ドームの内外壁面の施工が容易で工費の節約が出
来る。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この発明の好まし
い実施例を詳細に説明する。図1を参照して、(1)は、
複数の金属製コネクタ(2)と木製ストラット(3)で構成
されたドーム骨組を示し、コネクタ(2)の構造並びにコ
ネクタ(2)とストラット(3)との連結並びにその連結に
よるドーム骨組の構築は、本出願人が先に特開平4ー4
1831号公報に開示したものと実質的に同一であるの
で、詳細は省略する。
【0013】コネクタ(2)は通常1本の円筒状の中心ハ
ブと、該ハブの外周面から放射状に延び出す6本のアー
ムから成り、ストラット(3)の両端をアームにボルト・
ナットで連結して、図に示すような三角形の基本骨組が
集合した略球形のドーム骨組となる。
【0014】ドーム下端は、下方へ延び出すストラット
が存在しないため、図2に示すように、中心ハブ(5)の
外周面から水平方向へ対向して延び出す2本のアーム
(6)(7)と上方へ傾斜して延び出す2本のアーム(8)
(9)との4本のアームを有するベースコネクタ(4)が用
いられる。ベースコネクタ(4)の円筒状の中心ハブ(5)
内には中心にボルト挿通孔(10)を穿孔したハブプレート
(11)が溶着される。ストラット(3)は、各アームの間に
挿入され、それぞれのアームに穿孔されたボルト挿通孔
(12)に挿通されるボルト・ナットで締着して連結され
る。
【0015】(14)は、コンクリート製基礎(13)の上に固
着されるアンカープレートであって、下部プレート(15)
と該下部プレート(15)から上方へ平行に延び出す2枚の
連結プレート(16)とからなり、連結プレート(16)は図3
に示すように、ベースコネクタ(4)のアーム(8)(9)の
傾斜と一致させるために建物の外側へ向かって若干傾斜
がつけられており、上部中央にボルト挿通孔(17)が穿孔
される。
【0016】連結プレート(16)の間にコネクタ(4)の中
心ハブ(5)を挿入し、両者のボルト挿通孔(10)(17)を整
合させて、ボルト(18)を挿通し、ナット(19)で締め付け
て、アンカープレート(14)にベースコネクタ(4)を連結
する。アンカープレート(14)の下部プレート(15)にはボ
ルト挿通孔(20)が穿孔され、コンクリート製基礎(13)に
埋没されたアンカーボルト(21)を該ボルト挿通孔(20)に
挿通し、ナット(22)で締め付けて、アンカープレート(1
4)をコンクリート製基礎(13)に固定する。実際の施工に
際しては、先ずアンカープレート(14)をコンクリート製
基礎に固定した後、アンカープレート(14)にベースコネ
クタ(4)を連結する。
【0017】アンカープレート(14)の連結プレート(16)
の外面には木製のコネクタキャップ(23)が両面接着テー
プ等で接着される。該コネクタキャップ(23)には連結プ
レート(16)のボルト挿通孔(17)と整合するボルト挿通孔
(24)が形成されており、ボルト・ナット(18)(19)はこの
コネクタキャップ(23)を挿通してアンカープレート(14)
とベースコネクタ(4)に挿通される。アンカープレート
(14)の外面に木製のコネクタキャップ(23)を取り付けて
おくことによって、図3に示すように、外装パネル(25)
や内装パネル(26)を釘(27)で金属製のアンカープレート
(14)に定着することが出来る。(28)は、コンクリート製
基礎(13)の上面外縁に取り付けられる野地板受である。
【0018】内外装パネル(25)(26)を釘(27)で金属製コ
ネクタ(2)に定着することを可能とするために、図5、
6に示すように、中心ハブ(29)の内部にハブプレート(3
0)を溶着し、該ハブプレート(30)に木製のコネクタキャ
ップ(31)を両面接着テープ(32)で接着しておく。木製の
コネクタキャップ(31)を金属製のコネクタ(4)に取り付
けておくことにより、前記したアンカープレート(14)に
取り付けた木製コネクタキャップ(23)並びに木製のスト
ラット(3)の存在とあいまって、構築されたドーム骨組
に内外装パネル(25)(26)を釘(27)で簡単に定着して行く
ことが出来、ドームの施工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドーム骨組下部とコンクリート基礎との施工を
示す図
【図2】アンカープレートとベースコネクタとの連結を
示す斜視図
【図3】アンカープレートとベースコネクタとの連結を
示す断面図
【図4】アンカープレートの斜視図
【図5】コネクタとコネクタキャップの斜視図
【図6】コネクタとコネクタキャップの断面図
【符号の説明】
(1) ドーム骨組 (2) コネクタ (3) ストラット (4) ベースコネクタ (5) 中心ハブ (6) アーム (7) アーム (8) アーム (9) アーム (10) ボルト挿通孔 (11) ハブプレート (12) ボルト挿通孔 (13) コンクリート製基礎 (14) アンカープレート (15) 下部プレート (16) 連結プレート (17) ボルト挿通孔 (18) ボルト (19) ナット (20) ボルト挿通孔 (21) アンカーボルト (22) ナット (23) コネクタキャップ (24) ボルト挿通孔 (25) 外装パネル (26) 内装パネル (27) 釘 (28) 野地板受 (29) 中心ハブ (30) ハブプレート (31) コネクタキャップ (32) 両面接着テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製基礎に固着したアンカー
    ボルトを挿通して定着可能とした下部プレートと該下部
    プレート上に平行に直立する2枚の連結プレートとから
    なるアンカープレートと、 円筒状の中心ハブ内にハブプレートを取り付け、該中心
    ハブから水平方向と上方とに延び出す複数のアームを備
    えたベースコネクタと、 からなり、連結プレート間に中心ハブを挿入し、1本の
    ボルトを連通してナットで締め付けてアンカープレート
    とベースコネクタを連結するようにしたことを特徴とす
    るドーム建築物のための連結金具。
  2. 【請求項2】 コンクリート製基礎に固着したアンカー
    ボルトを挿通して定着可能とした下部プレートと該下部
    プレート上に平行に直立する2枚の連結プレートとから
    なるアンカープレートと、 円筒状の中心ハブ内にハブプレートを取り付け、該中心
    ハブから水平方向と上方とに延び出す複数のアームを備
    えたベースコネクタと、 からなり、連結プレートの外面に木製のコネクタキャッ
    プを接着し、該コネクタキャップに内外装パネルを釘で
    止着可能としたことを特徴とするドーム建築物のための
    連結金具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007239388A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Naoyuki Ehata ドーム構築用金具とドーム構築方法
WO2015020235A1 (ja) * 2013-08-09 2015-02-12 Tsukii Takeshi 空気膜を利用したドーム状構造物およびその骨組み

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JP2007239388A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Naoyuki Ehata ドーム構築用金具とドーム構築方法
WO2015020235A1 (ja) * 2013-08-09 2015-02-12 Tsukii Takeshi 空気膜を利用したドーム状構造物およびその骨組み

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