JPH06240613A - 路面表層材 - Google Patents

路面表層材

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Publication number
JPH06240613A
JPH06240613A JP5032063A JP3206393A JPH06240613A JP H06240613 A JPH06240613 A JP H06240613A JP 5032063 A JP5032063 A JP 5032063A JP 3206393 A JP3206393 A JP 3206393A JP H06240613 A JPH06240613 A JP H06240613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road surface
poisson
effect
ice
peaks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5032063A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Ikoma
信康 生駒
Masaru Inaya
優 稲家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibata Industrial Co Ltd
Original Assignee
Shibata Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibata Industrial Co Ltd filed Critical Shibata Industrial Co Ltd
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Priority to KR1019940003039A priority patent/KR940019933A/ko
Publication of JPH06240613A publication Critical patent/JPH06240613A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C7/00Coherent pavings made in situ
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在のスタッドレスタイヤでも結氷した路面
上を走行することができるようにすることを目的とす
る。 【構成】 路面に、ゴム等のポアソン比の高い材料によ
り表面部をポアソン効果が生じる凹凸形状に形成し、中
間部にポアソン効果を抑止するための拘束材を埋設させ
て構成した表層材を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凍結によるスリップの
おそれがある路面の表層材に関する。
【0002】
【従来の技術】凍結した路面上を走行する車両は、その
走行時や制動時のスリップを防止するためにタイヤに滑
り止めのチェーンを巻いたりスパイクタイヤを用いたり
していた。ところが、スパイクタイヤの使用は粉塵公害
をまねくために使用が禁止され、代わってスノータイヤ
やスタッドレスタイヤが用いられることになった。
【0003】また、スリップを防止するための路面にお
ける対策としては、発熱体を道路に埋設させて雪や氷を
融解する方法、路面に地下水を常に流すことによって凍
結を防ぐ方法さらには、路面に切り込み溝を設け、雪や
氷の解けた水はけをよくするグルーピング工法等があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なスリップ防止対策によると、スタッドレスタイヤでは
積雪時の走行には効果が期待できるが、路面が完全に凍
結している場合に交差点、坂道さらにはカーブでの走行
や制動時にスリップが発生し、追突や衝突等の事故が多
発する問題がある。
【0005】また、路面における対策は、それぞれが建
設コストが高いと共に維持管理費が膨大となることから
設置する個所が非常に限定されてしまい、結局は除雪作
業の頻度を高めることにより凍結を防止するということ
になっている。しかし、これも除雪作業には限度があ
り、早朝や夜間では凍結が発生し、時には路面がスケー
トリンクのように鏡面化し、車両はスリップして事故を
招くという問題がある。
【0006】したがって、現在のスタッドレスタイヤで
は結氷した路面に対しては効果がなく、路面対策を共に
考慮しなければならないものである。また、車道ばかり
でなく、歩道においてもまったく同様の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】路面に、ゴム等のポアソ
ン比の高い材料により表面部をポアソン効果が生じる凹
凸形状に形成し、中間部にポアソン効果を抑止するため
の拘束材を埋設させて構成した表層材を設けたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】以上の構成によると、表層材の表面に結氷した
氷は、その上に車両や歩行者が載ると、その荷重が垂直
にかかっても、垂直方向だけでなく水平方向にも変位し
て伝播することになり、それによって氷は砕氷されて氷
塊となって車両や歩行者のスリップ事故を解消すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は平面図、図2は側面図、図3は拡大断面図
であり、図において、1は天然ゴム、合成ゴム、合成樹
脂等のポアソン比の高い材料による表層材であり、表面
部2がポアソン効果を発生する凹凸形状に成形されてい
る。この表面部2の凹凸形状は例えば図示する如く、進
行方向に上向きの傾斜面2を有し、この傾斜面3の上端
に表面4を連続させて山部5とし、この表面4から垂直
面6もしくはほぼ垂直に近い面を形成して再び傾斜面3
に連続させて溝部7とし、この溝部7と山部5とが順次
繰り返されている。
【0010】なお、この表面部の構造は、上記の如く、
ポアソン効果を発生する形状ならばどのような形状でも
よいものであり、図示はしないが、所望形状の突起を千
鳥状や直線状さらには不規則に配置した凹凸形状等でも
よく。また、上記実施例の山部の断面形状を四角形や多
角形にし、溝部の形状も同様に四角形や多角形にしたり
溝部や山部を断続させたもの等種々考えることができ
る。
【0011】また、山部5の高さおよび溝部7の幅等は
材質の硬度や形状と大きく関係があり、硬度が形状の決
定の重要な要件となる。8は中間部であり、鋼板や繊維
等の拘束材9が単層もしくは積層して埋設してある。こ
の拘束材9は中間部8におけるポアソン効果の発生を防
止するために埋設したものであり、表層材1に垂直荷重
が作用した場合の水平方向の変位を抑止することによ
り、路面側接触面への荷重と変位の伝播を制御すること
により路面材の損傷を防止することが可能となる。これ
は、表層材1は路面の除雪作業への影響を回避するた
め、その設置レベルは他の路面レベルと同等となること
が望ましいため表層材1の側面はアスファルトやコンク
リートの路面材に接することになる。そのため、表層材
1側面の接触部で表面部と同じポアソン効果が出現した
場合は、路面側接触面に繰り返しの押圧力が作用するこ
ととなり、個所によってはその荷重や振動のために路面
材中の骨材が剥離され、路面に穴や段差等の損傷が発生
することがあるからである。
【0012】10は底面に所定間隔に形成した固定部で
あり、路面に埋設して一体に固着するためのものであ
り、形状もこれに限るものではなく、固着できる突起で
あればどのような形状でもよい。また、路面への固着は
上記固定部10によらなくてもよく、図4に示す如く、
所定間隔にアンカーボルト11を埋設しておき、そのア
ンカーボルト11にナット12で係止させて一体に構成
されるようにしてもよい。しかし、この場合、表層材1
が弾性材であり、しかも車両の通行を考慮すると弾性変
位の回数が膨大となり、振動によりボルトとねじ部が欠
落したりナットな緩んで表層材が剥がれるおそれがあ
る。
【0013】ところが、上記のボルトを使用しない固定
部10によるとこのようなおそれはない。さらに、表層
材の取り付けを一層完全なものにするために図5に示す
如く、予めコンクリートやアスファルトの支承材と予め
工場等で一体に構成したものを路面に設置するようにし
てもよい。
【0014】以上の構成によると、図6に示す如く、表
層材1上に結氷した場合、図7に示す如く、その上方か
ら荷重Pがかかると、山部5が垂直方向および水平方向
に変形して図8に示す如く、溝部7と山部5上方の氷は
砕氷される。つまり、溝部7内の氷は水平方向から圧縮
荷重を受けて砕氷され、山部5上方の氷は表面部の材料
の垂直方向の変位の発生で振動や変位が伝わってひび割
れが生じて砕氷されることになる。
【0015】これによって、非スパイクタイヤの装着車
が通行しても、路面上に結氷した氷は常に粉砕された氷
塊となり、スパイクタイヤ装着車が路面の結氷上を通過
した場合と同じ効果となる。なお、表層材の色調を白や
黄色等の路面で使用される色調と合わせることにより、
例えば横断歩道や中央分離線等の道路標識とすることが
できる。
【0016】また、上記の図1では表層材の溝部と山部
が車両の進行方向と直交する方向に配置したが、溝部と
山部が車両の進行方向と同方向となるように配置しても
よく、さらには直交する方向と同方向とを交互に配置し
てもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、ゴ
ム等のポアソン比の高い材料により表面部をポアソン効
果を生じる凹凸形状に形成し、中間部にポアソン効果を
抑止するための拘束材を埋設させて表層材を構成して路
面に配置したことにより、表層材の表面に結氷した氷
は、その上に車両や歩行者が載るとその荷重が垂直にか
かっても、垂直方向だけでなく水平方向にも変位して伝
播することになり、それによって氷は砕氷されて氷塊と
なって車両や歩行者のスリップ事故を解消することがで
きることになる。
【0018】また、砕氷のための外部からのエネルギー
を一切必要としないために場所を問わずどこにでも設置
することができる効果を有する。さらに、中間部に拘束
材を埋設したことにより表面のポアソン効果が抑止され
て路面接触側への変位や荷重の伝播がきわめて少なく、
路面に悪い影響を与えない効果を有する。
【0019】また、低部に固定部を形成して路面と一体
とし、ボルトを使わない固定構造とすると、荷重の伝播
による固定部への悪影響をなくし、維持管理の不要な固
定構造とすることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す平面図である。
【図2】側面図である。
【図3】拡大断面図である。
【図4】路面への他の固着状態を示す拡大断面図であ
る。
【図5】路面への他の固着状態を示す拡大断面図であ
る。
【図6】結氷状態を示す説明図である。
【図7】荷重作用時の説明図である。
【図8】砕氷された状態の説明図である。
【符号の説明】
1 表層材 2 表面部 3 傾斜面 4 表面部 5 山部 6 垂直面 7 溝部 8 中間部 9 拘束材 10 固定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム等のポアソン比の高い材料により表
    面部をポアソン効果が生じる凹凸形状に形成し、中間部
    にポアソン効果を抑止するための拘束材を埋設させて構
    成したことを特徴とする路面表層材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、底面に固定部を突出
    成形したことを特徴とする路面表層材。
JP5032063A 1993-02-22 1993-02-22 路面表層材 Pending JPH06240613A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032063A JPH06240613A (ja) 1993-02-22 1993-02-22 路面表層材
KR1019940003039A KR940019933A (ko) 1993-02-22 1994-02-21 노면 표층재

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032063A JPH06240613A (ja) 1993-02-22 1993-02-22 路面表層材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06240613A true JPH06240613A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12348430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5032063A Pending JPH06240613A (ja) 1993-02-22 1993-02-22 路面表層材

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JP (1) JPH06240613A (ja)
KR (1) KR940019933A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100925400B1 (ko) * 2007-11-30 2009-11-09 (주)가이아 글로벌 경사면 표층재 시공방법
KR20190026378A (ko) * 2017-09-05 2019-03-13 옥물결 파빙이 가능한 유동부재 및 그를 이용한 파빙 도로의 시공방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100925400B1 (ko) * 2007-11-30 2009-11-09 (주)가이아 글로벌 경사면 표층재 시공방법
KR20190026378A (ko) * 2017-09-05 2019-03-13 옥물결 파빙이 가능한 유동부재 및 그를 이용한 파빙 도로의 시공방법

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KR940019933A (ko) 1994-09-15

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