JPH0623985Y2 - 減速表示板を備えた時計 - Google Patents

減速表示板を備えた時計

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Publication number
JPH0623985Y2
JPH0623985Y2 JP1987114834U JP11483487U JPH0623985Y2 JP H0623985 Y2 JPH0623985 Y2 JP H0623985Y2 JP 1987114834 U JP1987114834 U JP 1987114834U JP 11483487 U JP11483487 U JP 11483487U JP H0623985 Y2 JPH0623985 Y2 JP H0623985Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
reinforcing plate
set screw
dial
capsule
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987114834U
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English (en)
Other versions
JPS6419189U (ja
Inventor
利明 鈴木
正史 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は附加機構を備えた時計に関するものであってそ
の附加機能は時計の12時間周期から減速された表示板
によって表示されるもので、23時間58分の星座、2
4時間の昼夜、6日の曜、29・5日の月齢、31日の
月の表示がふくまれる。その考案目的は構造の簡単化に
ある。主たる考案の内容は中心止めねじパイプと標準化
されたムーブメント(時・分等のみ表示する汎用のムー
ブメント)に最小限の改造を加えるだけで、付加機能付
きの時計として活用するために適した構成を得ることで
ある。本考案による実施例について図面を用いて説明す
る。附加機能として星座を例とする。
第1図は本考案による断面図である。1はムーブメント
を形成するカプセルである。カプセル1は上板2と下板
3によって構成される。4は時針歯車で図示していない
カプセル1内のモーター、輪列によって12時間の周期
で回転している。5は下板3から下方に突出する中心止
めねじパイプであり、実施例は金属製のパイプを下板3
に圧入固定したものである。6は時針パイプであってパ
イプ内には分針軸等が支軸される。時針パイプ6の下
径は中心止めねじパイプ5の内径7に支軸されている。
8は取付板である所の文字板である。10は取付板であ
る所の補強板である。時計が大型であるときにはこの様
に取付板を二層にして形成する。ここで取付板と呼んで
いるのは中心止めねじパイプ5を利用してカプセル1を
取り付けて時計を構成するが所以である。9は減速表示
板である。星座表示の場合は表示板9は23時間58分
で回転する。又その星座が見える様に文字板8はかなり
の部分を透明にしている。カプセル1は標準化したムー
ブメントを囲みムーブメントを形成したものである。1
2はカプセルの下板3にあけた穴であって中心止めねじ
パイプ5に並列するものてある。13は補強板10にそ
えた受板、14は受板13に固定した軸である。15は
軸13に支軸されたカナである。補強板10とカプセル
1とが組まれるとカナ15は穴12を貫通して上記した
時針歯車4と噛み合う。ナット16を中心止めねじパイ
プのねじ17にしめこんでカプセル1は補強板10と一
体になるとともに中心止めねじパイプ5を直立強化す
る。補強板10には減速歯車18減速カナ19が支軸さ
れている。減速歯車18はカナ15に噛み合う。20は
減速表示板9に一体の表示車であって、減速カナ19に
噛み合う。減速表示板9は時針歯車4から減速されて運
行しこの様な歯車手段によって構成される減速輪列21
によって所定の回転周期が作成されるものである。中心
止めねじパイプ5の端のねじ部22には文字板8の穴2
3が嵌まり更にナット24でしめられる。よって文字板
8と補強板10とは中心止めねじパイプ5を介してカプ
セル1と一体になる。
26は補強板10に連結する裏カバー、27は裏カバー
26と文字板8とを連結する柱である。このように補強
板10と文字板8とは外周部に於いても結合されて頑丈
な二層の取付板を構成した。28は時針、29は分針で
ある。30は枠、31は見切り板、32はガラスであ
る。なお、補強板10はカプセル1の下板10と一体の
成形もなし得るものであつて、この場合は文字板8のみ
が取付板として機能するものである。
本考案の主題になっている表示車20をそなえた減速表
示板9は補強板10と文字板8の間に収容されるもので
ある。そしてカプセル1の下板3から突出する中心止め
ねじパイプ5の径部25が貫通しこれによって回転自在
に支軸されるものである。
一般に、既存の歯車機構に他の歯車機構を付加する場
合、既存の歯車と追加された歯車の噛合い精度(両者の
軸間距離の精度に依存する)や追加された歯車の軸方向
の適切なアガキを保証することが求められる。以上に述
べた本考案の構成によればこれは容易に達成される。即
ち補強板10上の歯車18減速カナ19の軸心、補強板
10上に添えた受板13に固定されたカナ15の軸14
の軸心の各軸穴と中心止めねじパイプ5用の中心穴との
相互距離は同じ基板(補強板)の上のことであるから従
来の加工技術で高精度に出せる。一方中心止めねじパイ
プ5には時針4が貫通しているので、中心止めねじパイ
プ5用の穴と時針4の軸は同心である。従って時針軸と
カナ15の軸心間の距離は精度よく保証され、正しい噛
合いが常に再現する。減速車18とカナ15、減速カナ
19と中心止めねじパイプ5に嵌装される表示車20と
の噛合い精度についても論を待たない。またアガキにつ
いて見ると歯車18減速カナ19のアガキ、カナ15の
アガキはそれらの補強板10上への取付け時に適正に達
成できる。表示車20のアガキは中心止めねじパイプ5
上の径部25の上下に形成される段部の段差の量を表示
車20の厚さより所定の僅かな値だけ増しておくことで
適正値が得られる。なぜなら、文字板8の中心部がナッ
ト24によって前記段差の下側の段部に押しつけられる
から、たとえ文字板が多少反っていたとしても反りは矯
正され正しいアガキが得られる。
以上の考案は標準化されたムーブメントと中心止めねじ
パイプを活用して減速表示板を運行する様にしたので、
付加歯車機構の中心距離やアガキの精度が出し易く、構
造が簡単で易く製造できる付加機能のある時計の制作を
可能にした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による断面図である。 1……カプセル、4……時針歯車、5……中心止めねじ
パイプ、8……取付板である所の文字板、9……減速表
示車、12……穴、15……カナ、22……ねじ部、2
3……穴、24……ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時針歯車4をカプセル1内に収容すること
    と、カプセル1の下板3に固定されて下方に突出する中
    心止めねじパイプ5のあることと、減速表示板9とそれ
    に一体の表示車20のあることと、中心止めねじパイプ
    5は中間に表示車20を回転自在に支軸する径部25
    を、上部にネジ17を下端にネジ部22を備えること
    と、補強板10と文字板8のあることと、補強板10は
    ネジ17にはまってナット16で締結されることと、文
    字板8はネジ部22にはまってナット24で締結される
    ことと、補強板10に固定された受板13より立上がる
    軸14に嵌装され、下板3の中心止めねじパイプ5に並
    列する穴12と補強板10を通り、時針歯車4の回転を
    表示車20側へ伝達するカナ15のあることと、補強板
    10と文字板8の間にはカナ15から減速表示板9へ伝
    達する減速輪列21を備えることと、補強板10と文字
    板8の周囲は柱27等によって連結固定された構成を特
    徴とする減速表示板を備えた時計。
JP1987114834U 1987-07-27 1987-07-27 減速表示板を備えた時計 Expired - Lifetime JPH0623985Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6419189U JPS6419189U (ja) 1989-01-31
JPH0623985Y2 true JPH0623985Y2 (ja) 1994-06-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591636B2 (en) 2003-10-31 2009-09-22 Kabushiki Kaisha Hitachi Seisakusho Negative pressure supply apparatus
US7621723B2 (en) 2004-03-22 2009-11-24 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Electromagnetic pump

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4410470Y1 (ja) * 1966-07-12 1969-04-26
JPS4944780A (ja) * 1972-08-31 1974-04-27
JPS4960564A (ja) * 1972-10-11 1974-06-12
US3921383A (en) * 1973-10-10 1975-11-25 Bunker Ramo Mechanism for tide clock

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JPS6419189U (ja) 1989-01-31

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