JPS6133388B2 - - Google Patents

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JPS6133388B2
JPS6133388B2 JP54102842A JP10284279A JPS6133388B2 JP S6133388 B2 JPS6133388 B2 JP S6133388B2 JP 54102842 A JP54102842 A JP 54102842A JP 10284279 A JP10284279 A JP 10284279A JP S6133388 B2 JPS6133388 B2 JP S6133388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
electronic timepiece
glass
casing
back plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP54102842A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5627678A (en
Inventor
Haa Erarudo Raoru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebauchesfabrik ETA AG
Original Assignee
Ebauchesfabrik ETA AG
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Publication date
Application filed by Ebauchesfabrik ETA AG filed Critical Ebauchesfabrik ETA AG
Priority to JP10284279A priority Critical patent/JPS5627678A/ja
Publication of JPS5627678A publication Critical patent/JPS5627678A/ja
Publication of JPS6133388B2 publication Critical patent/JPS6133388B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアナログ表示装置を有する電子時計に
関する。さらに本発明は詳細には、比較的厚い部
品が、互いに重なり合うことなく、これらの部品
群の中央部に設けられている表示部材の外側に配
置されている超薄型アナログ電子時計に関する。
上述のこの種の時計は現在商用に流通してお
り、1978年9月21日付スイス特許出願公告第
9854/78に示されている。“ESA999”および
“DELIRIUM”という名称により公知の、厚さ
1・98mmのこの超薄型時計の中心部は、指針、ダ
イアル、歯車列だけを有し、この歯車列の可動部
は、時計の底板として用いられるケーシング裏板
において支承されている。
さらに時間および分が、平行に配置されている
2つのデイスクの一方に取り付けられている指示
マーキングから成る疑似的な指針により示される
ようにした(例えばフランス特許第1085177号)、
あるいは外側のリムおよびこれと同一の面に配置
された内側デイスクに取り付けられている指示マ
ーキングから成る疑似的な指針により示されるよ
うにした(例えばスイス特許第514874号)機械時
計は公知である。
両者の場合とも香箱が表示部の下側に配置され
ていて、時間表示部材を直接作動する(前記フラ
ンス特許)か、または時間表示部材の軸に取り付
けられている時間表示車を介して作動する(前記
スイス特許)ようにされている。
デイスクを有するこれらの機械時計は著しく厚
くなることがさけられない。さらにデイスク表示
装置を有する構成は、現在まで、電子時計におい
ては採用されていない。
本発明の課題はデイスク表示装置を有する超薄
型電子時計を提供することである。
この課題は本発明により次のようにした解決さ
れている。
即ち、電池、水晶振動子、集積回路、モータ、
該モータにより駆動される歯車列、ガラスを通し
て見える時間表示部材を備え、この場合該時間表
示部材は指示マーキングの付されている2つの同
軸デイスクを有し、各デイスクは前記歯車列を介
して駆動される外側の歯を有しており、前記構成
部材はすべてケーシング内部に取り付けられてお
り、該ケーシングはガラス、および時計の底板と
して用いられる裏板を有し、この場合電池、水晶
振動子、モータおよび歯車列は実質的に重なり合
わないようにデイスクの円周の外側に配置される
ようにし、さらに歯車列の少くとも1つの歯車の
上側のベアリングモータ、電池のうちの少くとも
1つは、その上方の部分が、時計の厚さ方向で少
くともガラスの内側の面と同じ高さになるように
したのである。
それ故本発明は超薄型“ESA999”時計に対し
て、単にデイスク表示装置を用いただけのもので
はない。何故ならば本発明は、時計の中心部に歯
車列を配置しないようにして“ESA999”を改善
したこと、および公知のデイスク表示式時計を、
デイスクの円周において駆動するように改善した
からである。この技術構成により著しく薄型にで
きるデイスク表示式時計が構成される。何故なら
ば表示部材、歯車列、水晶振動子、モータおよび
電池などの著しく厚い部分が全く重なり合わない
からである。
次に本発明の実施例につき図面と用いて説明す
る。
第1図、第2a図および第2b図は時計ケース
を示す。この時計ケースは、時計本体の取付板を
形成する裏板10と、この裏板10を閉成するケ
ース枠縁―ガラス取付枠―組み合わせ体とから構
成されている。無機ガラスから有利に形成される
ガラス14が、ケース枠縁―ガラス取付枠―組み
合わせ体12にはめられている。裏板10はその
中心部に軸柱16を有し、この軸柱にアーバがは
められている(第2a図)。2つのデイスク20
および22は、それぞれ時間表示デイスクおよび
分表示デイスクを形成しており、この目的のため
それぞれ時針および分針として作用する半径方向
の指示マーキング24および26を有する。両デ
イスクはそれぞれ前記アーバに回転可能に支承さ
れている。これらの指示マーキングは、デイスク
に転写プリントされるかまたは浮き出しにされ
る。浮き出しの方が有利である、何故ならばこの
場合は指示マーキングを指針のようにはつきりと
見せるからである。複数個の固定マーキング28
もガラス14の内側の面に転写プリントまたは金
属化され、これにより例えば通常の分表示目盛お
よび時間表示目盛が形成される。
上のデイスク22(分表示デイスク)は透明な
材料から形成され、他方、下のデイスク20(時
間表示デイスク)は金属被覆がなされており、し
たがつてダイアルとして眼に映り得る。
時間表示デイスク20はその円周部に歯を有し
ており、そのためこのデイスクは、1日に2回転
の速さで歯車列32の最後の歯車30により駆動
される。分表示デイスク22もその円周部部に歯
を有しており、そのためこのデイスクは、歯車列
32の中間歯車34により1時間に1回転の速さ
で駆動される。デイスクの円周部の歯は、ケース
により隠されている。即ちガラス14の直径はデ
イスクの直径よりも多少短かくされている。
第1図から明らかなように歯車列32は、デイ
スク20および22の円周の完全に外側に配置さ
れている。歯車列32の歯車は、裏板10と、こ
の裏板と一体形成の歯車受36とにそれぞれ設け
られているベアリングに支承されて、ケース枠縁
―ガラス取付枠12の凹欠部に収容されている。
そのため上のベアリングは、ガラス14の内側の
面よりも高い位置にある。
歯車列の第1小歯車38は、通常のステツプモ
ータ42の回転子40の軸に取り付けられてい
る。このモータは磁気的に遮蔽されており、表示
デイスクの領域の外側に配置されている。回転子
40の軸の上側ベアリングおよび下側ベアリング
は、それぞれ裏板10および歯車受36に取り付
けられている。モータの上側の部分もケース枠縁
―ガラス取付枠12の凹欠部を占めており、それ
故ガラス14の下側の面よりも高い位置にある。
この種の時計の、他の、“厚い”部品である水
晶振動子14および電池46は、ケースの裏板1
0の凹欠部において、デイスク、モータ42およ
び歯車列32の外側に配置されている。これらの
部品の上側の部分もケースバンド−ケースにおけ
る凹欠部に収容され、そのためガラス14の内側
の面よりも高い位置におかれる。換言すれば歯車
列の少くとも1つの歯車の上側のベアリング、モ
ータ、電池のうちの少くとも1つは、その上方の
部分が、時計の厚さ方向で少くともガラスの内側
の面と同じ高さになる。
時計の時間調整のための周波数調整トリマ48
も、表示デイスクの円周の外側に、かつ電池46
の近傍に配置される。
時間表示デイスク20は集積回路50を隠す。
この集積回路はこの積の時計の場合通常のよう
に、水晶の振動を持続させる回路、分周器、この
分周器からの出力パルスによりモータを制御する
回路、時計の時刻をセツトする回路を有する。第
1図に52で示されている押ボタン制御部材は、
裏側から操作される。この押ボタン制御部材は時
計の時刻をセツトするために用いられる。集積回
路50はプリント回路54の上に配置されてい
る。このプリント回路はケースの裏側に取り付け
られており、集積回路とステツプモータ、水晶、
電池、押ボタンとの間の必要な接続を形成する。
電池46は、導体路56を介して、プリント回路
54と接続されている。
そのため歯車列、ステツプモータ、水晶、電池
は、すべて、ガラスの内側の面よりも高い位置に
突出する。
時計の厚い部品はこのような独特の方法で配列
され、部品が重ならないようにかつ表示デイスク
の円周の外側におかれるように配置される。この
場合ケースの裏板は時計本体に対する底板として
用いられる。このような利点の組み合わせのた
め、通常の寸法と相応の優れた信頼性とを有する
部品を用いて、超薄型の時計が構成できるように
なる。
上述の時計の変形実施例の一部分が、第3図に
示されている。この場合前述の2つの実施例と共
通の部品には同じ番号が付されている。第3図の
時計にいては、集積回路50もプリント回路54
も、表示デイスク20および22の円周の外側に
配置されている。そのため時間表示デイスク20
は、分表示デイスク22と同様に、透明に形成す
ることができ、ケースの裏板10がダイアルを形
成する。目盛を形成する複数個の固定マーキング
58が裏板10に付されている。このような配置
により、第1図および第2図に示されている時計
よりも、さらに薄型の時計が構成できるようにな
る。何故ならば第3図の時計は、その中心部に、
時間表示デイスクおよび分表示デイスクだけを保
持するからである。
この実施例の場合2つの表示デイスクは著しく
簡単に形成することができる。即ち第4図に示さ
れているように、各デイスクは、外側に歯を有す
るリム60、このリムを軸18に取り付ける中央
ボス62、この中央ボスをリムに連結するスポー
ク64だけしか必要としない。このスポークは時
針または分針を形成するおよび/または保持す
る。同様の構成は第1図および第2図に示されて
いる時計の分表示デイスクに対して用いる事がで
きることは明らかである。しかしこの場合時間表
示デイスクは、集積回路とプリント回路を隠すこ
とが出来るように、完全に不透明にしなければな
らない。これらの簡単化されたデイスクは、打抜
き法または電気鋳造法により製作することができ
る。
本発明の技術構成の範囲で種々の変形が、上述
の特定の実施例に対して可能である。リムの上側
表面はダイアルを一層引き立たせるために用いる
ことができる。この目的のため例えばリムの上側
表面は、時計の外観を引き立たせる装飾マーキン
グを付すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による時計の第1実施例の切欠
平面図、第2a図および第2b図は第1図の実施
例の切欠部分断面図、第3図は第2実施例の切欠
部分断面図、第4図は簡単にされた表示デイスク
を示す。 10……裏板、14……ガラス、16……軸
柱、20,22……表示デイスク、24,26…
…指示マーキング、28……固定マーキング、3
2……歯車列、36……歯車受、42……モー
タ、44……水晶振動子、46……電池、48…
…トリマ、50……集積回路、52……押ボタン
制御部材、54……プリント回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電池、水晶振動子、集積回路、モータ、該モ
    ータにより駆動される歯車列、ガラスを通して見
    える時間表示部材、を備え、この場合該時間表示
    部材は指示マーキングの付されている2つの同軸
    デイスクを有し、各デイスクは前記歯車列を介し
    て駆動される外側の歯を有しており、前記構成部
    材はすべてケーシング内部に取り付けられてお
    り、該ケーシングはガラスおよび時計の底板とし
    て用いられる裏板を有し、この場合電池、水晶振
    動子、モータおよび歯車列は実質的に重なり合わ
    ないようにデイスクの円周の外側に配置されるよ
    うにし、さらに歯車列の少くとも1つの歯車の上
    側のベアリング、モータ、電池のうちの少くとも
    1つは、その上方の部分が、時計の厚さ方向で少
    くともガラスの内側の面と同じ高さになるように
    したことを特徴とする超薄型電子時計。 2 ガラスに最も近いデイスクが透明であり他方
    のデイスクがダイアルとして用いられるようにし
    た特許請求の範囲第1項記載の電子時計。 3 2つのデイスクが透明でありケーシングの裏
    板がダイアルとして用いられるようにした特許請
    求の範囲第1項記載の電子時計。 4 ガラスに最も近いデイスクが、外側の歯を有
    するリム、中心ボス、該リムと該中心ボスとを連
    結するスポークを備えており、他方のデイスクが
    ダイアルとしての作用を有するようにした特許請
    求の範囲第1項記載の電子時計。 5 2つのデイスクが、外側の歯を有するリム、
    中心ボス、該ボスをリムと連結するスポークをそ
    れぞれ有し、ケーシングの裏板がダイアルとして
    用られるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    電子時計。 6 2つの表示デイスクが、ケーシングの裏板と
    一体に形成されている軸に支承されるようにした
    特許請求の範囲第1項記載の電子時計。 7 集積回路も表示デイスクの円周の外側に設け
    られている特許請求の範囲第1項記載の電子時
    計。 8 歯車列が、ケーシングの裏板とケーシングの
    凹欠部に設けられている歯車受とに支承されるよ
    うにし、該凹欠部の内側の面が、時計の厚さ方向
    で、ガラスの内側の面よりも高い位置にあるよう
    にした特許請求の範囲第7項記載の電子時計。
JP10284279A 1979-08-14 1979-08-14 Electronic timepiece of very small thickness Granted JPS5627678A (en)

Priority Applications (1)

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JP10284279A JPS5627678A (en) 1979-08-14 1979-08-14 Electronic timepiece of very small thickness

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JPS5627678A JPS5627678A (en) 1981-03-18
JPS6133388B2 true JPS6133388B2 (ja) 1986-08-01

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ID=14338215

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JP10284279A Granted JPS5627678A (en) 1979-08-14 1979-08-14 Electronic timepiece of very small thickness

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JPS5627678A (en) 1981-03-18

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