JPH06239434A - 移動式コンベア - Google Patents

移動式コンベア

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Publication number
JPH06239434A
JPH06239434A JP5026898A JP2689893A JPH06239434A JP H06239434 A JPH06239434 A JP H06239434A JP 5026898 A JP5026898 A JP 5026898A JP 2689893 A JP2689893 A JP 2689893A JP H06239434 A JPH06239434 A JP H06239434A
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JP
Japan
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conveyor
conveyor frame
belt
frame
frames
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Pending
Application number
JP5026898A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Kashima
淳彦 鹿島
Noboru Tatekawa
登 竪川
Takayuki Kubota
隆之 久保田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベアの構造を工夫することで、作業能率
が高く、操作に熟練を要さず、かつ安全性に優れた新た
な揚土、積込作業機を提供する。 【構成】 走行体1に搭載された旋回体3上に、互いに
回動可能に連結された第1、第2、第3のコンベアフレ
ーム11,12,13と、各コンベアフレームの駆動部
5,6と、コンベアフレーム連結体の基端部及び先端部
に設定されたプーリ15,16と、コンベアフレーム連
結体の所要部分に配設されたガイドローラ17と、外面
に被搬送物収納部23が区画、形成され、プーリ及びガ
イドローラに一連に巻回されたベルトとからなるコンベ
ア4を取り付ける。第1のコンベアフレームに対して第
2、第3のコンベアフレームを回動することによって、
揚土高さを調整する。ベルト張力の調整機構を設けるこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビル建設工事等
の地下掘削において、掘削土を地上のダンプカー等へ搬
送するに好適な移動式コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来よりビル建設工事等の地下
掘削において採用されている掘削土搬送方式の一例を示
す。
【0003】この図から明らかなように、従来において
は、地下の掘削現場に掘削機41と移動式コンベア42
とを配置すると共に、地上にはクラムシェルバケット4
3とダンプカー44とを配置し、掘削機41にて掘り出
された掘削土を移動式コンベア42にて所定の掘削土置
場まで搬送し、この掘削土置場に置かれた掘削土45を
クラムシェルバケット43にてつかんで地上に吊り上
げ、ダンプカー44に積載するといった掘削土搬送方式
がとられている。
【0004】なお、ここに使用されている移動式コンベ
ア42は、移動車両46に備えられた旋回体47上に、
1つのコンベアフレームと、その両端部に設けられたプ
ーリに巻回された平ベルトからなるコンベア48を搭載
したものであって、コンベア48を傾斜することによっ
てある程度の範囲で揚土できるが、地下の掘削現場から
地上のダンプカーまでといった高低差の大きい揚土、積
込作業を行なえるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クラムシェルバケット
を用いた揚土、積込作業は、1サイクルごとに巻下げ→
バケット閉(掘削土把み)→巻上げ→旋回→ブーム巻上
げ→バケット開(放土)→ブーム巻下げ→旋回の諸操作
を行なわなくてはならないので、サイクルタイムが長
く、作業能率が悪い。また、オペレータは地上から地下
の土砂を視野にとらえ、バケットを掘削土置場に的確に
巻下げなくてはならないので作業が難しく、熟練のオペ
レータを必要とする。しかも、クラムシェルバケットの
操作に専任のオペレータを必要とするので、作業性が悪
い。さらに、オペレータは地上から地下の土砂を視野に
とらえなくてはならないことから、クラムシェルバケッ
トを崖に近い位置まで前進しなくてはならず、作業に危
険を伴うといった問題もある。
【0006】したがって、これら従来技術の不都合を解
消するためには、クラムシェルバケットによらない新た
な揚土、積込作業機の開発が不可欠である。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであって、その目的は、作業能率が高く、操
作に熟練を要さず、かつ安全性に優れた揚土、積込作業
機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、移動車両にコンベアを旋回可能に搭載し
てなる移動式コンベアにおいて、前記コンベアを、互い
に回動可能に連結された少なくとも3つのコンベアフレ
ームと、各コンベアフレームの駆動部と、前記コンベア
フレームの連結体の基端部及び先端部に設定されたプー
リと、前記コンベアフレームの連結体の所要部分に配設
されたガイドローラと、外面に被搬送物収納部が区画、
形成され、前記プーリ及びガイドローラに巻回されたベ
ルトとから構成し、前記基端部にプーリが設定されたコ
ンベアフレームを、前記移動車両に搭載された旋回体に
取り付けた。
【0009】
【作用】少なくとも3つのコンベアフレームを互いに回
動可能に連結してなる連結体を備えたコンベアは、連結
された2つのコンベアフレーム間の回動角度を夫々変更
することによって、揚土可能な高低差をほぼ当該連結体
の長さの範囲で適宜変更できる。また、外面に被搬送物
(掘削土)収納部が区画、形成されたベルトをコンベア
フレームに配設されたプーリ及びガイドローラに巻回し
て駆動すれば、コンベアフレーム(ベルト)を急角度に
傾斜した場合にも、掘削土の搬送が可能になる。したが
って、必要長さの連結体を移動車両の旋回体上に搭載
し、該連結体を構成する各コンベアフレーム間の回動角
度及び旋回方向位置を調整すれば、地下の掘削現場に配
置された移動式コンベアを用いて、地下から掘り出され
た掘削土を地上に待機しているダンプカーに積載するこ
とができ、クラムシェルバケットによらない揚土、積込
作業が可能になる。
【0010】かように、高低差の大きな揚土、積込作業
を地下の掘削現場に配置された移動式コンベアを用いて
行なえば、掘削土を連続的かつ大量に搬送できるので、
作業能率を改善できる。また、コンベアの位置及びベル
ト速度をセッティングするだけで作業を開始できるの
で、コンベアの操作に特別な熟練を要しない。しかも、
コンベアの位置及びベルト速度を一旦セッティングした
後は、セッティングの変更が必要となるまでオペレータ
が不要になるので、掘削機のオペレータが移動式コンベ
アのオペレータを兼任することができ、作業性を改善で
きる。さらに、地下で作業できることから、転落事故を
起すことがなく、作業の安全性が改善される。したがっ
て、前記した本発明の目的を達成できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図6に基
づいて説明する。図1は実施例に係る移動式コンベアの
正面図、図2は実施例に係るベルトの要部平面図、図3
は実施例に係るベルトの要部断面図、図4は図1のA−
A´断面図、図5は実施例に係る移動式コンベアのベル
ト張力調整方法を示す説明図、図6は実施例に係る移動
式コンベアの使用態様例を示す説明図である。
【0012】図1に示すように、本例の移動式コンベア
は、主としてクローラ式で自走する走行体1と、旋回輪
2を介して前記走行体1上に搭載された旋回体3と、旋
回体3上に取り付けられたコンベア4と、コンベアフレ
ームを駆動する2つの駆動部5,6とから構成されてい
る。
【0013】コンベア4は、旋回体3に起立された旋回
フレーム7に固着された第1のコンベアフレーム11
と、第1のコンベアフレーム11の一端に回動自在に連
結された第2のコンベアフレーム12と、第2のコンベ
アフレーム12の先端に回動自在に連結された第3のコ
ンベアフレーム13と、該第3のコンベアフレーム13
の先端部に回転自在に設定され、モータ14によって回
転駆動される駆動プーリ15と、前記第1のコンベアフ
レーム11の基端部に回転自在に設定された従動プーリ
16と、前記第1及び第2のコンベアフレーム11,1
2の連結部、それに前記第2及び第3のコンベアフレー
ム12,13の連結部に夫々回転自在に設定されたガイ
ドローラ17と、前記プーリ15,16及びガイドロー
ラ17とに一連に巻回されたベルト18とからなる。
【0014】前記従動プーリ16は、図5に示すよう
に、第1のコンベアフレーム11に設けられた油圧シリ
ンダ19のピストン19aに連結されており、ピストン
19aの突出量を調整することによって、当該第1のコ
ンベアフレーム11に設けられたガイドローラ17との
軸間距離を変更できるようになっている。これによっ
て、第2のコンベアフレーム12及び/又は第3のコン
ベアフレーム13の回動に伴って発生するベルト18の
張力変化を吸収し、常に適正な張力でベルト18を駆動
する。第1のコンベアフレーム11に対する第2のコン
ベアフレーム12の傾斜角、及び第2のコンベアフレー
ム12に対する第3のコンベアフレーム13の傾斜角
と、従動プーリ16の移動量との関係については、後に
図5及び数式を用いてより詳細に説明する。
【0015】ベルト18は、図2及び図3に示すよう
に、ベルト本体21と、該ベルト本体21の外面長手方
向に立設されたフレキシブル材料よりなる波形のフラン
ジ22と、ベルト本体21及びフランジ22にて画定さ
れる空間をほぼ一定間隔に仕切り、被搬送物収納部23
を区画、形成するクリート24とから構成されている。
前記フランジ22は、ベルト本体21の側辺よりやや内
側に立設されており、図4に示すように、ベルト本体2
1のフランジ立設部よりも外側部分をガイドローラ17
に巻回することによって、該ガイドローラ17との干渉
が防止されるようになっている。このベルト18は、図
1に示すように、前記プーリ15,16及びガイドロー
ラ17に一連に巻回され、その両端が無端状に接続され
る。これによって、前記被搬送物収納部23に収納され
た被搬送物(例えば土砂)を連続的にかつ大量に搬送で
きる。なお、ベルト18のプーリ巻回部及びガイドロー
ラ巻回部においては、フランジ22のベルト本体21側
が長手方向に圧縮され、またフランジ22の開放端側が
長手方向に伸長されるが、フランジ22をフレキシブル
材料をもって波形に形成したので、長時間運転しても破
壊されにくい。
【0016】前記2つの駆動部5,6のうち、第1のコ
ンベアフレーム11に対して第2のコンベアフレーム1
2を回動する第1の駆動部5は、一端が第1のコンベア
フレーム11に回動自在に連結された第1のリンク31
と、一端が第2のコンベアフレーム12に回動自在に連
結された第2のリンク32と、シリンダが前記旋回フレ
ーム7に回動自在に連結され、ピストンが前記第1及び
第2のリンク31,32の他端に回動自在に連結された
第1の油圧シリンダ33とからなる。前記第1のリンク
31は、第2のコンベアフレーム12の自重を受ける圧
縮部材として作用し、前記第2のリンク32は、第2の
コンベアフレーム12の自重を受ける引張部材として作
用する。かように、本例の移動式コンベアにおいては、
第2のコンベアフレーム12の自重を2つのリンク3
1,32にて受ける構造になっているので、各リンクを
細径にでき、取付部等の設計が容易になる。
【0017】一方、第2のコンベアフレーム12に対し
て第3のコンベアフレーム13を回動する第2の駆動部
6は、一端が第2のコンベアフレーム12に回動自在に
連結された第3のリンク34と、一端が第3のコンベア
フレーム13に回動自在に連結された第4のリンク35
と、シリンダが第2のコンベアフレーム12に回動自在
に連結され、ピストンが前記第3及び第4のリンク3
4,35の他端に回動自在に連結された第2の油圧シリ
ンダ36とからなる。前記第3のリンク34及び第4の
リンク35は、共に第3のコンベアフレーム13の自重
を受ける圧縮部材として作用する。かように、本例の移
動式コンベアにおいては、第3のコンベアフレーム13
の自重を2つのリンク34,35にて受ける構造になっ
ているので、各リンクを細径にでき、取付部等の設計が
容易になる。
【0018】前記構成の移動式コンベアは、前記第1の
駆動部5を構成する第1の油圧シリンダ33を収縮する
ことによって、第1のコンベアフレーム11に対する第
2のコンベアフレーム12の回動角度θ1 (図5参照)
を大きくすることができ、反対に、当該第1の油圧シリ
ンダ33を伸長することによって、第1のコンベアフレ
ーム11に対する第2のコンベアフレーム12の回動角
度θ1 を小さくすることができる。一方、前記第2の駆
動部6を構成する第2の油圧シリンダ36を収縮するこ
とによって、第2のコンベアフレーム12に対する第3
のコンベアフレーム13の回動角度θ2 (図5参照)を
大きくすることができ、反対に、当該第2の油圧シリン
ダ36を伸長することによって、第2のコンベアフレー
ム12に対する第3のコンベアフレーム13の回動角度
θ2 を小さくすることができる。
【0019】第2のコンベアフレーム12及び/又は第
3のコンベアフレーム13を回動すると、第1、第2、
第3のコンベアフレーム11,12,13が水平方向に
一直線状に配列された場合に比べてベルト巻回長さが増
加するため、従動プーリ16と第1のコンベアフレーム
11に設けられたガイドローラ17との軸間距離を減少
しないと、ベルト張力が高くなって実用上種々の不都合
を生じる。本実施例では、先に説明したように、従動プ
ーリ16を第1のコンベアフレーム11に設けられた油
圧シリンダ19に連結し、ピストン19aの突出量を調
整することによってベルト張力を調整できるようにして
いる。以下に、第1のコンベアフレーム11に対する第
2のコンベアフレーム12の回動角度θ1 、及び第2の
コンベアフレーム12に対する第3のコンベアフレーム
13の回動角度θ2 と、従動プーリ16の移動量ΔLと
の関係を図5(b)に基づいて説明する。
【0020】水平状態にあったコンベアフレームが角度
θだけ回動されると、図5(b)に示すように、ベルト
18がガイドローラ17の周面に角度θにわたって巻回
される。このとき、ガイドローラ17の直径をD、ガイ
ドローラ17に対するベルト18の巻回始点をA、巻回
終点をBとすると、円弧ABと直線ABの長さの差だけ
ベルト18が伸長される。ガイドローラ1つ当りのベル
ト18の伸び量sは、s=(D/2)・〔θ−√{2
(1−cosθ)}〕 で表される。上例の移動式コンベア
においては、4つのガイドローラ17にベルト18が巻
回されているので、各ガイドローラ17にて生じるベル
ト18の伸び量をs1 ,s2 ,s3 ,s4 、各ガイドロ
ーラ17の直径をD1 ,D2 ,D3 ,D4 、直径がD
1 ,D2 の各ガイドローラ17に対するベルト18の巻
回角度をθ1 、直径がD3 ,D4 の各ガイドローラ17
に対するベルト18の巻回角度をθ2 とすると、4つの
ガイドローラによるベルト18の伸び総量Sは、 S=s1+s2+s3+s4 =(D1/2)・〔θ1−√{2(1−cosθ1)}〕 +(D2/2)・〔θ1−√{2(1−cosθ1)}〕 +(D3/2)・〔θ2−√{2(1−cosθ2)}〕 +(D4/2)・〔θ2−√{2(1−cosθ2)}〕 =(1/2)・〔(D1+D2){θ1-2√(1-cosθ1)}+(D3+D4){θ2-2√(1-cosθ2)}〕 となる。したがって、従動プーリ16をガイドローラ1
7側にΔL=S/2だけ移動すれば、ベルト張力を一定
に保つことができる。
【0021】前記実施例に係る移動式コンベアは、例え
ば図6に示すような態様で使用できる。すなわち、地下
掘削現場の崖下部分に実施例に係る移動式コンベア51
を設置し、掘削機41にて掘り出された掘削土を従来よ
り用いられていた水平移動式のコンベア42にて実施例
に係る移動式コンベア51まで搬送し、搬送された掘削
土45をこの移動式コンベア51にて地上に待機したダ
ンプカー44まで搬送し、これに積載する。
【0022】本例の移動式コンベアは、第1のコンベア
フレーム8に対する第2のコンベアフレーム9の回動角
度θ1 、及び第2のコンベアフレーム9に対する第3の
コンベアフレーム10の回動角度θ2 を変更することに
よって、高低差の大きな揚土、積込作業にも、高低差の
小さな揚土、積込作業にも適用できる。また、第2のコ
ンベアフレーム9を長さの異なるものに交換するするこ
とによっても、高低差の異なる各種の揚土、積込作業に
適用することができる。本例の移動式コンベア51を用
いると、掘削土を連続的かつ大量に搬送できるので、作
業能率を改善できる。また、移動式コンベア51の位置
及びベルト速度をセッティングするだけで作業を開始で
きるので、移動式コンベア51の操作に特別な熟練を要
しない。しかも、移動式コンベア51の位置及びベルト
速度を一旦セッティングした後は、セッティングの変更
が必要となるまでオペレータが不要になるので、掘削機
のオペレータが移動式コンベアのオペレータを兼任する
ことができ、作業性を改善できる。さらに、地下で作業
できることから、転落事故を起すことがなく、作業の安
全性が改善される。
【0023】なお、前記実施例においては、コンベアフ
レームの回動角度に応じて従動プーリ16を移動した
が、ベルト18の張力をセンサで検出し、ベルト張力に
応じて従動プーリ16を移動させることもできる。ま
た、これらの方式を併用することもできる。
【0024】また、前記実施例においては、3つのコン
ベアフレームからなる連結体を用いたが、必要に応じて
4つ以上のコンベアフレームからなる連結体を用いるこ
ともできる。
【0025】その他、本発明の要旨は、コンベアを3つ
以上のコンベアフレームの連結体と、被搬送物収納部が
区画、形成されたベルトとから構成した点にあるのであ
って、それ以外の部分については、必要に応じて任意に
設計変更をなし得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
クラムシェルバケットによらない揚土、積込作業が可能
になり、掘削土を連続的かつ大量に搬送できるので、作
業能率が改善される。また、コンベアの位置及びベルト
速度をセッティングするだけで作業を開始できるので、
コンベアの操作に特別な熟練を要せず、しかも、コンベ
アの位置及びベルト速度を一旦セッティングした後は、
セッティングの変更が必要となるまでオペレータが不要
になるので、掘削機のオペレータが移動式コンベアのオ
ペレータを兼任することができ、作業性が改善される。
さらに、地下で作業できることから、転落事故を起すこ
とがなく、作業の安全性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る移動式コンベアの正面図である。
【図2】実施例に係るベルトの要部平面図である。
【図3】実施例に係るベルトの要部断面図である。
【図4】図1のA−A´断面図である。
【図5】実施例に係る移動式コンベアのベルト張力調整
方法を示す説明図である。
【図6】実施例に係る移動式コンベアの使用態様例を示
す説明図である。
【図7】従来例に係る掘削土搬送方法の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 走行体 2 旋回輪 3 旋回体 4 コンベア 5,6 駆動部 11 第1のコンベアフレーム 12 第2のコンベアフレーム 13 第3のコンベアフレーム 15,16 プーリ 17 ガイドローラ 18 ベルト 21 ベルト本体 22 フランジ 23 被搬送物収納部 24 クリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動車両にコンベアを旋回可能に搭載し
    てなる移動式コンベアにおいて、前記コンベアを、互い
    に回動可能に連結された少なくとも3つのコンベアフレ
    ームと、各コンベアフレームの駆動部と、前記コンベア
    フレームの連結体の基端部及び先端部に設定されたプー
    リと、前記コンベアフレームの連結体の所要部分に配設
    されたガイドローラと、外面に被搬送物収納部が区画、
    形成され、前記プーリ及びガイドローラに巻回されたベ
    ルトとから構成し、前記基端部にプーリが設定されたコ
    ンベアフレームを、前記移動車両に搭載された旋回体に
    取り付けたことを特徴とする移動式コンベア。
JP5026898A 1993-02-16 1993-02-16 移動式コンベア Pending JPH06239434A (ja)

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JP5026898A JPH06239434A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 移動式コンベア

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