JPH06239260A - 後輪操舵装置 - Google Patents

後輪操舵装置

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Publication number
JPH06239260A
JPH06239260A JP5030198A JP3019893A JPH06239260A JP H06239260 A JPH06239260 A JP H06239260A JP 5030198 A JP5030198 A JP 5030198A JP 3019893 A JP3019893 A JP 3019893A JP H06239260 A JPH06239260 A JP H06239260A
Authority
JP
Japan
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steering angle
wheel steering
microcomputer
rear wheel
front wheel
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Pending
Application number
JP5030198A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukuo Fukutome
富久男 福留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06239260A publication Critical patent/JPH06239260A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】後輪操舵の制御を担当する第1のマイクロコン
ピュータは、前輪の操舵角に対応して後輪を操舵させ
る。第1のマイクロコンピュータが暴走しているかどう
かが、第2のマイクロコンピュータで監視される。第2
のマイクロコンピュータは後輪が操舵されるときの角速
度を監視する。そして、後輪操舵角速度が所定値以上の
ときには、後輪の操舵を禁止するためのフェイルセーフ
処理を行う。 【効果】第2のマイクロコンピュータには第1のマイク
ロコンピュータよりも低性能のものを適用できる。その
ため、安価な構成で第1のマイクロコンピュータの暴走
を監視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪の操舵に応じて後
輪が操舵される4輪操舵車両などの移動体に適用される
後輪操舵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】4輪操舵車両では、前輪の操舵角および
車速に応じて後輪が操舵される。さらに詳細に説明する
と、後輪を操舵するための後輪操舵機構が設けられ、こ
の操舵機構にモータなどからの駆動力が与えられる。モ
ータへの給電は、前輪操舵角および車速に基づいて演算
される目標操舵角に基づいて、マイクロコンピュータな
どを含む電子制御ユニットによって制御される。このよ
うにして、車両が高速に走行しているときには、前輪と
後輪とを同方向に操舵するための同位相制御が行われ、
操舵感覚よりも車体の旋回半径が大きくなる。低速走行
中には、前輪と後輪とを逆方向に操舵するための逆位相
制御が行われ、操舵感覚よりも旋回半径が小さくなる。
前輪操舵角と後輪操舵角との比である舵角比は、車速に
応じて設定される。たとえば、逆位相については舵角比
は負の値で表され、同位相については舵角比は正の値で
表される。そして、車速が低速から高速に移行していく
と、舵角比は負の値から次第に大きくなり、零を経て正
の値に変化していく。
【0003】もしも、マイクロコンピュータが暴走した
りすると、前輪操舵角に対する後輪操舵角の制御が不適
切になり、危険な状態を招きかねない。たとえば、高速
走行時には同位相制御が行われるべきであるのに、後輪
が前輪に対して逆位相に操舵されると、車体がスピンす
るおそれがあり、事故に繋がる危険がある。そこで、典
型的な先行技術では、電子制御ユニット内に同一の機能
および性能を有する一対のマイクロコンピュータが備え
られる。すなわち、第1のマイクロコンピュータでは、
前輪操舵角および車速に基づいて後輪目標操舵角が演算
され、この第1のマイクロコンピュータで演算された後
輪目標操舵角に基づいて後輪が操舵される。一方、第2
のマイクロコンピュータにおいても同様に前輪操舵角お
よび車速に基づいて後輪目標操舵角が演算される。この
目標操舵角は、実際の後輪操舵角と比較され、その差が
所定の閾値以上である場合には、第2のマイクロコンピ
ュータは、第1のマイクロコンピュータによる後輪操舵
制御を禁止する。
【0004】この構成により、第1のマイクロコンピュ
ータが暴走して後輪目標操舵角の演算が正確に行えない
状態に陥ったときには、直ちに後輪の操舵が禁止され
る。これにより、第1のマイクロコンピュータの暴走に
伴う危険が回避される。他方、マイクロコンピュータの
暴走だけでなく、前輪操舵角や後輪操舵角を検出するた
めのセンサに異常が生じた場合にも同様な危険が生じる
おそれがある。そこで、たとえば、前輪操舵角を検出す
るための前輪舵角センサ系および後輪操舵角を検出する
ための後輪舵角センサ系には、いわゆる二重系の構成が
採用されている。すなわち、たとえば、前輪舵角センサ
系には、ステアリングシャフフトの絶対回転位置を検出
するポテンショメータなどからなる絶対舵角センサと、
検出開始位置に対する相対的な回転位置のみの検出が可
能な相対舵角センサとが備えられる。相対舵角センサ
は、たとえば、ステアリングシャフトの回転に応じた数
のパルスを発生する構成によって実現されている。この
相対舵角センサが発生するパルスをマイクロコンピュー
タで計数することにより、相対舵角が得られる。
【0005】この構成では、いずれか一方のセンサの出
力が変化したときに他方のセンサの出力が変化しなけれ
ば、前輪舵角センサ系に異常が生じていることを、知る
ことができる。なお、相対舵角センサのみでは絶対舵角
を知ることができないから、相対舵角センサと絶対舵角
センサとの組み合わせで二重系が構成されるのが一般的
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の先行技術におい
て、第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロ
コンピュータでいずれも後輪目標操舵角を演算する構成
では、同一性能クラスのマイクロコンピュータが2つ必
要である。そのため、コスト高になるという問題があ
る。
【0007】また、前輪舵角センサ系などを二重系とし
て異常を監視する構成においても同様に、構成が複雑
で、コスト高となるという問題がある。しかも、前輪を
操舵するための操舵機構に関連して2つの舵角センサの
取付け位置を確保する必要があるから、前輪操舵機構の
設計も困難になるという問題もあった。さらに、相対舵
角センサが発生するパルスを計数することによって相対
舵角を検出しているから、パルス数の計数を行える程度
に高速動作が可能なマイクロコンピュータを用いる必要
がある。そのため、高価なマイクロコンピュータを用い
ざるを得ず、このことが、コストの増大を招く一因とな
っていた。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、安価な構成で安全に後輪を操舵することが
できる後輪操舵装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための本発明の後輪操舵装置は、前輪および後
輪を有する移動体に適用され、前輪の操舵に応じてアク
チュエータを駆動制御することにより後輪を操舵するた
めの後輪操舵装置であって、前輪の操舵角を検出する前
輪操舵角検出手段と、この前輪操舵角検出手段の検出結
果に基づいて上記アクチュエータを駆動制御する第1の
制御手段と、後輪の操舵角速度を検出する後輪操舵角速
度検出手段と、この後輪操舵角速度検出手段により検出
された後輪操舵角速度が所定値以上のときに後輪の操舵
を禁止する第2の制御手段とを含むことを特徴とする。
【0010】上記の構成によれば、第1の制御手段によ
るアクチュエータの駆動制御によって、前輪の操舵角に
対応して後輪が操舵される。一方、第2の制御手段で
は、後輪操舵角速度検出手段の出力に基づき、後輪操舵
角速度が所定値以上かどうかが監視され、当該後輪操舵
角速度が所定値以上となると、後輪の操舵が禁止され
る。すなわち、第1の制御手段が暴走したりして、後輪
が急激に操舵されるときには、第2の制御手段において
異常の発生が検知され、いわゆるフェイルセーフ制御が
行われる。
【0011】この構成では、第2の制御手段は、後輪操
舵角速度が所定値以上か否かを判定できれば充分であ
る。したがって、第2の制御手段には、第1の制御手段
によりも低性能のものを適用できる。なお、上記後輪操
舵角速度検出手段には、後輪操舵角を検出する後輪操舵
角検出手段と、この後輪操舵角検出手段の出力の一定時
間内における変化量を算出する手段とを含む構成が採用
されてもよい。
【0012】また、前輪操舵角検出手段や後輪操舵角検
出手段を、操舵量に対応したパルスを発生する相対舵角
センサと、この相対舵角センサの出力パルスを計数する
計数手段とで構成することとし、この計数手段の計数値
を第1の制御手段などに与えるようにしてもよい。この
ような構成としておけば、相対舵角センサを用いる場合
でも、第1の制御手段などはパルスを計数できるほど高
速に動作する必要がない。そのため、第1の制御手段な
どには、比較的安価なマイクロコンピュータなどを適用
することができる。
【0013】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図3は本発明の一実施例の後輪
操舵装置の基本的な構成を簡略化して示す概念図であ
る。この後輪操舵装置は、前輪1L,1Rおよび後輪2
L,2Rを有する4輪操舵車両に適用されたものであ
り、ステアリングホイール3が操作されて前輪操舵機構
4により前輪1L,1Rが操舵されたときに、その操舵
角などに応じて後輪2L,2Rを操舵するものである。
後輪2L,2Rの操舵は、アクチュエータとしての後輪
操舵機構6により行われる。この後輪操舵機構6には、
モータ7が備えられている。
【0014】前輪1L,1Rの操舵角は、ステアリング
シャフト8に関連して設けられた前輪操舵角検出手段と
しての前輪舵角センサ9により検出される。この前輪舵
角センサ9は、ステアリングシャフト8の回転を検出す
ることにより、前輪1L,1Rの操舵角を検出する。ま
た、後輪2L,2Rの操舵角の絶対値は、後輪操舵機構
6に関連して設けられた後輪操舵角検出手段としての後
輪舵角センサ10により検出される。この後輪舵角セン
サ10は、たとえば、後輪2L,2Rを結ぶ直線に沿っ
て往復変位して後輪2L,2Rを操舵する後輪操舵軸
(図示せず。)の変位を検出する構成によって実現され
る。
【0015】前輪舵角センサ9および後輪舵角センサ1
0の各出力信号は、電子制御ユニット(以下「ECU」
という。)11に入力されている。ECU11にはさら
に、車両の速さを検出する車速センサ12の出力信号
と、エンジンが回転されているか否かを検出するエンジ
ン回転センサ13の出力信号と、モータ7の回転角を検
出するモータ回転センサ14の出力信号とが入力されて
いる。このECU11は、センサ9,10,12,1
3,14の出力に基づいてモータ7を駆動制御し、これ
により、最適な4輪操舵を実現する。具体的には、前輪
舵角センサ9によって検出された前輪1L,1Rの操舵
角と、車速センサ12により検出された車速とに基づい
て、後輪2L,2Rの操舵角の目標値である目標操舵角
を演算する。そして、この目標操舵角と後輪舵角センサ
10により検出される後輪2L,2Rの操舵角とが一致
するように、モータ7を駆動制御する。
【0016】ECU11は、さらに、各種の異常検出処
理を行っている。この異常検出処理には、ECU11の
内部のマイクロコンピュータの暴走や、センサ9,1
0,12,13,14の出力の異常を検出する処理など
が含まれている。ECU11には、ウォーニングランプ
15が接続されている。このウォーニングランプ15
は、車両の運転席の近傍に配置されるものである。EC
U11は、いずれかの異常が生じたときには、ウォーニ
ングランプ15を点灯させて、運転者に異常発生を報知
する。同時に、異常発生時には、ECU11は、モータ
7の駆動制御を停止して、以後は後輪2L,2Rの操舵
制御を行わない。このようにして、いわゆるフェイルセ
ーフ制御が行われる。
【0017】図4は、ECU11の内部構成を示すブロ
ック図である。ECU11は、モータ7を駆動制御する
ための第1のマイクロコンピュータP1と、第1のマイ
クロコンピュータP1の暴走を監視するための第2のマ
イクロコンピュータP2とを備えている。第1および第
2のマイクロコンピュータP1およびP2には、車速セ
ンサ12、前輪舵角センサ9および後輪舵角センサ10
の各出力信号が、それぞれ車速入力回路21、前輪セン
サ入力回路22および後輪センサ入力回路23を介して
入力されている。第1のマイクロコンピュータP1は、
モータ7に接続された駆動回路24を制御するための制
御信号をライン30に導出する。
【0018】駆動回路24と車両に搭載されたバッテリ
31との間にはリレー25が介装されており、このリレ
ー25はリレー駆動回路26により駆動される。このリ
レー駆動回路26は、第1および第2のマイクロコンピ
ュータP1,P2のいずれからも制御可能な構成となっ
ている。すなわち、第1のマイクロコンピュータP1が
リレー25を閉成させるべくリレー駆動回路24を制御
している期間であっても、第2のマイクロコンピュータ
P2がライン27にリレー遮断信号を導出すると、リレ
ー25は強制的に開成される。第2のマイクロコンピュ
ータP2はさらに、ライン30に接続されたライン28
にモータ遮断信号を導出することができ、これにより、
モータ7への通電を禁止することができる。
【0019】図5は、第1のマイクロコンピュータP1
によって後輪2L,2Rの操舵が制御されるときの、前
輪操舵角と後輪操舵角との比である舵角比の車速に対す
る変化を示す図である。舵角比は、前輪1L,1Rの操
舵方向と後輪2L,2Rの操舵方向とが等しい同位相の
場合に正の値が割り当てられ、前輪1L,1Rと後輪2
L,2Rとの操舵方向が逆になる逆位相の場合に負の値
が割り当てられている。したがって、図5から判るよう
に、車速が所定値Vth(たとえば40km/h)以下の範囲
では逆位相制御が行われ、車速が所定値Vth以上の範囲
では同位相制御が行われる。
【0020】この図5の内容に対応したテーブルがEC
U11内の図外のメモリに記憶されている。このテーブ
ルは、車速センサ12が検出した車速に基づいて第1の
マイクロコンピュータP1によって参照される。すなわ
ち、第1のマイクロコンピュータP1は、車速に対応し
た舵角比を求め、この舵角比と前輪舵角センサ9が検出
する前輪操舵角とに基づき、後輪目標操舵角を演算す
る。この演算された後輪目標操舵角と後輪舵角センサ1
0が検出する後輪操舵角とが一致するように、駆動回路
24が制御され、これによって、後輪2L,2Rの操舵
制御が達成される。
【0021】図1は、第2のマイクロコンピュータP2
で行われる処理を説明するためのフローチャートであ
り、前輪操舵角に対する後輪操舵角の位相が適切である
かどうかを監視するための処理が示されている。ステッ
プa1では、車速センサ12により検出される車速が上
記の所定値Vth未満かどうかが調べられる。車速が所定
値Vth未満のときには、図5から判るように、逆位相制
御が行われるはずである。そこで、ステップa2では、
前輪舵角センサ9および後輪舵角センサ10の出力に基
づき、前輪1L,1Rと後輪2L,2Rとが逆位相で操
舵されているかどうかが調べられる。逆位相であれば次
の処理に移り、同位相であればフェイルセーフ処理を行
う。このフェイルセーフ処理とは、リレー遮断信号およ
びモータ遮断信号を出力して、リレー25を開成させる
とともに駆動回路24によるモータ7の駆動を禁止する
ことによって、後輪2L,2Rの操舵を禁止する処理で
ある。このとき、ウォーニングランプ15が点灯され
て、運転者に異常発生が報知される。
【0022】図2は第2のマイクロコンピュータP2で
行われる別の処理を説明するためのフローチャートであ
り、後輪が操舵されるときの角速度(以下「後輪操舵角
速度」という。)を監視することにより、第1のマイク
ロコンピュータP1の異常の有無を監視するための処理
が示されている。すなわち、第1のマイクロコンピュー
タP1が前輪1L,1Rの操舵角に対応した後輪目標操
舵角を適切に設定している限りにおいて、後輪2L,2
Rは急操舵されることはない。したがって、もしも、後
輪2L,2Rが急操舵されたときには、第1のマイクロ
コンピュータP1に暴走などの異常が生じたものと考え
られる。そこで、第2のマイクロコンピュータP2によ
り後輪操舵角速度を監視し、これによって第1のマイク
ロコンピュータP1の暴走を検知することとしている。
【0023】具体的な処理について説明する。まず、ス
テップb1では、図外のタイマの計時時間を参照して、
所定時間ΔT(たとえば1msec )が経過したかどうか
が判断される。この所定時間ΔTが経過する度に、ステ
ップb2において、前回の後輪操舵角と今回の後輪操舵
角との差r0 が演算される。この差r0 は、ステップb
3において所定値M(たとえば0.01度)と比較さ
れ、r0 <Mならば上記のタイマをクリアして次の処理
に移り、r0 ≧Mならばフェイルセーフ処理が行われ
る。このような処理によって、後輪操舵角速度が10度
/sec 以上となると、フェイルセーフ処理が行われ、そ
の時点で第1のマイクロコンピュータP1による後輪2
L,2Rの操舵制御は禁止される。
【0024】以上のような図1および図2に示された処
理が第2のマイクロコンピュータP2で行われることに
より、前輪操舵角に対する後輪操舵角の位相が不適切で
ある場合、または、後輪操舵角速度が異常に大きい場合
に、第1のマイクロコンピュータP1に暴走が生じてい
るものとして、フェイルセーフ処理が行われる。このよ
うな処理は、車速および前輪操舵角に基づいて後輪操舵
角を演算し、さらに演算された後輪操舵角に基づいて駆
動回路24を制御する処理に比較して格段に簡単な処理
である。そのため、第2のマイクロコンピュータP2に
は、第1のマイクロコンピュータP1よりも性能および
機能の低いものを適用することができる。その結果、安
価な構成で確実に第1のマイクロコンピュータP1の暴
走を検出することができ、後輪2L,2Rの操舵を安全
に行える。
【0025】次に、本実施例の別の特徴について説明す
る。すなわち、本実施例では、前輪舵角および後輪舵角
の検出のための構成も従来技術とは異なっている。具体
的には、従来では前輪舵角センサ系および後輪舵角セン
サ系はいずれも絶対舵角センサと相対舵角センサとを有
する二重系で構成されていたのに対して、本実施例で
は、前輪舵角センサ9は1個の相対舵角センサによって
構成されている。以下では、前輪舵角センサ9に関連す
る構成および動作について説明する。
【0026】図6は前輪舵角センサ9の構成例を簡略化
して示す概念図である。ステアリングシャフト8の外周
にディスク40が固定されている。ディスク40は、周
方向に沿って等間隔で配置された複数のスリット41
と、その外周の所定範囲にわたって形成された切欠42
とを備えている。切欠42の形成位置は、操舵角零の中
立位置に対応している。
【0027】ディスク40の外周部には、ディスク40
を挟んで軸方向に沿って対向させた発光部(図示せ
ず。)と受光部43とからなる検出部44が配置されて
いる。検出部44は、スリット41の位置に対応させた
2組の発光素子および受光素子の対(A相、B相)と、
切欠42の位置に対応させた1組の発光素子および受光
素子の対(Z相)とを備えている。各発光素子が発生す
る光はスリット41または切欠42を通って対応する受
光素子によって受光され、各受光素子の出力信号は、そ
れぞれ、A相、B相、Z相の信号として出力端子A,
B,Zから出力される。なお、Vは電源端子であり、E
はアース端子である。
【0028】図7は前輪舵角センサ9の出力信号の波形
を示す波形図である。図7(a) および(b) はA相、B相
の信号の各波形を示し、図7(c) は、Z相の信号の波形
を示している。A相とB相とは、4分の1周期だけ位相
がずれた信号であり、ステアリングホイール3を右回転
させたときには、A相が立ち上がった後にB相が立ち上
がる。また、ステアリングホイール3を左回転させたと
きには、B相が先に立ち上がり、4分の1周期だけ遅れ
てA相が立ち上がる。Z相については、中立位置に対応
するステアリングホイール3の回転位置において電圧が
現れる。これらのA相、B相およびZ相の各信号が、図
4の前輪センサ入力回路22に入力されることになる。
【0029】図8は前輪センサ入力回路22の内部構成
を簡略化して示すブロック図である。前輪センサ入力回
路22はA相およびB相の信号を入力として計数動作を
行うカウンタ50を備えている。このカウンタ50は、
A相→B相の順に信号が立ち上がったときには計数値を
1だけ増加させ、B相→A相の順に信号が立ち下がった
ときには計数値を1だけ減少させるものである。したが
って、このカウンタ50の計数値は、エンジンを始動す
るためにイグニッションキースイッチが導通された時点
の操舵角を基準とした相対舵角に相当する。なお、前輪
センサ入力回路22は、Z相の信号については、そのま
ま第1および第2のマイクロコンピュータP1,P2に
与える。
【0030】この構成では、第1および第2のマイクロ
コンピュータP1,P2は、前輪舵角センサ9からのパ
ルス信号を計数する必要がない。すなわち、パルスの計
数が可能なほど高速に動作する必要がない。その結果、
第1および第2のマイクロコンピュータP1,P2に
は、比較的低速に動作する安価なものを適用できる。と
ころで、カウンタ50の計数値は相対舵角に対応してい
るに過ぎないから、この相対舵角に基づいて、さらに、
前輪1L,1Rの実際の操舵角である絶対舵角を得る必
要がある。そのために、本実施例では、第1および第2
のマイクロコンピュータP1,P2は、Z相の信号を用
いて、中立位置におけるカウンタ50の計数値である中
央値を求める。そして、求められた中央値に基づいてカ
ウンタ50の計数値が再評価され、絶対舵角が演算され
る。
【0031】一定車速以上のときには前輪1L,1Rは
ほぼ中立位置の付近で操舵されるから、カウンタ50の
計数値を一定期間に渡って平均化すると、その平均値は
中央値にほぼ等しくなる。この経験的な事実に基づいて
中央値が求められる。図9および図10は、中央値を求
めるためにマイクロコンピュータP1,P2で行われる
具体的な処理を説明するためのフローチャートである。
まず、Z相の信号が現れる中点域MA(図7参照。)が
検出される。すなわち、ステップc1では、カウンタ5
0の計数値が増減したことに基づいて操舵されたかどう
かが判断される。操舵が行われると、ステップc2にお
いて、Z相の信号が立ち上がったかどうかが判断され、
立ち上がったときにはステップc3において、中点域M
A内であることを表す中点域フラグがセットされる。Z
相の信号が立ち下がったときには、ステップc2からス
テップc4を経てステップc5に進み、中点域フラグが
クリアされる。Z相の信号に変化がなければ、中点域フ
ラグは従前の状態に保持される。
【0032】次に、図10のステップc10では、車速
センサ12により検出される車速が参照される。車速が
所定速度VA(たとえば40km/h)よりも高ければステ
ップc11において、中点域フラグがセットされている
かどうかが判断される。中点域フラグがセットされてい
れば、ステップc12において、そのときのカウンタ5
0の計数値が相対舵角を表す値としてパラメータR0
代入される。
【0033】ステップc13では、中央値を決定するた
めに既に行われた平均化処理(ステップc15参照。)
の回数に相当するパラメータBが零かどうかが判断さ
れ、零のときには、パラメータR1 にR0 ×(k−1)
が代入される(ステップc14)。パラメーテBが零な
ら、ステップc14の処理は省かれる。ここで、kは、
平均化処理の対象となるデータのサンプリング数であ
り、たとえばk=16である。そして、ステップc15
では、パラメータR0 ,R1 に対して次式で示す平均化
処理が施され、その値がパラメータR2 に代入される。
【0034】
【数1】
【0035】ステップc16では、{(R1 +R0 )−
0 }がパラメータR1 に代入される。この処理は、パ
ラメータBが零でない場合に、次の回のステップc15
における平均化処理に必要なパラメータR1 を設定する
ための処理である。さらに、ステップc17では、パラ
メータR2 が中央値として設定される。ステップc18
では、中央値が決定したことを表す中央値決定フラグが
セットされているかどうかが判断される。そして、ステ
ップc19では、パラメータBが1だけインクリメント
され、ステップc20ではパラメータBが所定値k
1 (たとえば100)に達したかどうかが判断される。
パラメータBが所定値k1 に達すると、ステップc21
で中央値決定フラグがセットされた後に、次の処理に移
る。
【0036】このような処理によって、カウンタ50の
計数値がk1 回に渡ってサンプリングされ、k1 個の計
数値に対して平均化処理を施した値が中央値として確定
することになる。このようにして中央値が確定した後に
は、第1および第2のマイクロコンピュータP1および
P2は、中央値に対するカウンタ50の計数値の偏差に
基づいて、絶対舵角を得ることができる。
【0037】さて、このようにして1つの相対舵角セン
サを用いて操舵角を検出することはできるが、1つのセ
ンサを用いているため、センサ自身の故障やセンサ信号
系の故障などの異常の検出は従来と同様に行うことはで
きない。すなわち、前輪舵角センサが絶対舵角センサお
よび相対舵角センサを有する二重系として構成されてい
る従来の構成では、一対のセンサの出力を監視すればセ
ンサの異常を検出することができるが、1個のセンサで
前輪舵角センサ9が構成されている本実施例の構成で
は、異常検出のために従来とは異なる処理が必要とな
る。
【0038】図11は前輪舵角センサ9に関連する異常
を検出するために第1のマイクロコンピュータP1で行
われる処理を示すフローチャートである。ステップd1
では、Z相の信号の立ち上がりまたは立ち下がりが生じ
たか否かが判断される。そして、ステップd2では、カ
ウンタ50の計数値が変化したかどうかが判断される。
計数値が変化しないときには、前輪舵角センサ9やそれ
に関連する信号系に異常が生じたものとして、フェイル
セーフ処理が行われる。
【0039】すなわち、たとえば、Z相の信号が変化す
れば、ステアリングホイール3が回転されたことになる
から、この場合にカウンタ50の計数値が変化しなけれ
ば、異常が生じていることになる。また、逆に、ステア
リングホイール3が回転しておらず、したがって、カウ
ンタ50の計数値が不変であるときにZ相の信号が変化
した場合にも、いずれかの異常が生じていることにな
る。このような場合には、上記の図11に示された処理
によって、フェイルセーフ処理が行われ、後輪2L,2
Rの操舵が禁止される。
【0040】図12は前輪舵角センサ9に関連する異常
を検出するための第1のマイクロコンピュータP1で行
われるべき処理の他の例を示すフローチャートである。
この例では、ディスク40(図6参照。)が一回転され
たときにカウンタ50の計数値が一定量だけ変化すると
いう事実に基づいて、前輪舵角センサ9などの異常が検
出される。すなわち、ステアリングホイール3を一方方
向に回転させていくと、図13に示されているように、
Z相の信号には切欠42(図6参照。)に対応したパル
スが周期的に現れる。したがって、たとえばステアリン
グホイール3を右回転させた場合において、立ち上がり
エッジE1におけるカウンタ50の計数値と別の立ち上
がりエッジE2におけるカウンタ50の計数値との差は
或る規定値になるはずである。すなわち、2つの計数値
の差が規定値から大きく逸脱していれば、前輪舵角セン
サ9などにいずれかの異常が生じていると判断すること
ができる。
【0041】図12を参照して具体的に説明する。ステ
ップe1では、カウンタ50の計数値の増減に基づい
て、操舵方向が判定される。右に操舵された場合には、
ステップe2において左操舵中であることを表すZ相左
操舵フラグFMをクリアした後、ステップe3において
Z相の信号が立ち上がったかどうかが判断される。Z相
の信号が立ち上がったときには、ステップe4において
右操舵中であることを表すZ相右操舵フラグFNがクリ
アされているかどうかが判断され、クリアされていると
きには、ステップe5で現在のカウンタ50の計数値が
パラメータREに代入される。その後、ステップe6で
Z相右操舵フラグFNがセットされる。
【0042】ステップe4でZ相右操舵フラグFNがセ
ットされていると判断されたときには、パラメータRE
とその時点におけるカウンタ50の計数値との差がパラ
メータRSに代入される(ステップe7)。そして、ス
テップe8では、パラメータRSが所定値X(たとえば
ハンドル角換算で±15度に対応する値)よりも大きい
かどうかが判断され、大きければフェイルセーフ処理が
行われ、所定値X以下なら異常が生じていないものとし
て次の処理に進む。
【0043】ステップe1で操舵方向が左であると判断
されたときには、上述のステップe2〜e8と同様な処
理が、Z相左操舵フラグFMとZ相右操舵フラグFNと
を置換して、ステップe12〜e18において行われ
る。このようにして、ディスク40が一回転されたとき
のカウンタ50の計数値の変化を監視することで、前輪
舵角センサ9などの異常が検出され、フェイルセーフ制
御が行われる。
【0044】このようにして、本実施例では、前輪舵角
センサ9を1個の相対舵角センサで構成しているにもか
かわらず、絶対舵角を得ることができ、しかも、異常検
出処理を良好に行うことができる。これにより、前輪操
舵角および後輪操舵角を検出するための構成が簡単にな
るので、コストの低減に寄与できる。また、前輪操舵角
の検出のために1個の相対舵角センサを設置すればよい
から、センサの設置スペースを容易に確保することがで
き、前輪操舵機構4に関連する構成の設計が容易にな
る。
【0045】なお、図11や図12に示された処理は、
第1および第2のマイクロコンピュータP1,P2の両
方で行われてもよく、また、第2のマイクロコンピュー
タP2のみで行われてもよいことは言うまでもない。本
発明の実施例の説明は以上のとおりであるが、本発明は
上記の実施例に限定されるものではない。たとえば、上
記の実施例では、低速時には逆位相制御が行われ高速時
には同位相制御が行われる構成について説明したが、本
発明は高速走行時における同位相制御のみが行われる構
成についても容易に適用可能である。すなわち、図14
に示すように、所定速度Vth以上の速度においてのみ舵
角比が正となるような後輪操舵制御が行われ、所定速度
th未満では舵角比が零とされる場合には、第2のマイ
クロコンピュータP2において、前輪1L,1Rと後輪
2L,2Rが逆位相となったことに基づいてフェイルセ
ーフ処理を行わせればよい。この場合には、第2のマイ
クロコンピュータP2における処理が一層簡単になる。
【0046】また、上記の実施例では、第2のマイクロ
コンピュータP2では、車速の全領域に関して前輪1
L,1Rと後輪2L,2Rとの位相を監視しているが、
たとえば、図5に示されているように、舵角比が零の付
近の一定の速度範囲を不感帯NSとして、この速度領域
では、フェイルセーフ処理を行わないようにしてもよ
い。このようにすれば、後輪2L,2Rの操舵制御を安
定に行える。
【0047】さらに、上記の実施例では、モータ7が発
生する駆動力によって後輪2L,2Rの操舵が行われる
構成について説明したが、本発明は油圧装置などの他の
種類のアクチュエータによって後輪を操舵する後輪操舵
装置にも適用可能である。その他、本発明の要旨を変更
しない範囲で種々の設計変更を施すことができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、後輪操舵
用のアクチュエータを駆動制御する第1の制御手段の異
常を監視する第2の制御手段には、第1の制御手段より
も低性能のものを用いることができる。そのため、安価
な構成で、確実にフェイルセーフ制御を実現できるか
ら、低コストでしかも安全性の高い後輪操舵装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の後輪操舵装置において行わ
れる異常検出処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図2】上記実施例における異常検出処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】後輪操舵装置の構成を示す概念図である。
【図4】ECUの内部構成を示すブロック図である。
【図5】車速に対する舵角比の変化を示す図である。
【図6】前輪舵角センサの構成を簡略化して示す概念図
である。
【図7】前輪舵角センサの出力信号の波形を示す波形図
である。
【図8】前輪センサ入力回路の内部構成を簡略化して示
すブロック図である。
【図9】中立位置に対応した中央値を演算するための処
理を説明するためのフローチャートである。
【図10】中立位置に対応した中央値を演算するための
処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】前輪舵角センサに関連する異常を検出するた
めの処理例を示すフローチャートである。
【図12】前輪舵角センサに関連する異常を検出するた
めの他の処理例を示すフローチャートである。
【図13】前輪舵角センサの出力信号の波形を示す波形
図である。
【図14】同位相制御のみが行われる場合における、車
速に対する舵角比の変化を示す図である。
【符号の説明】
1L,1R 前輪 2L,2R 後輪 3 ステアリングホイール 4 前輪操舵機構 6 後輪操舵機構 7 モータ 9 前輪舵角センサ 10 後輪舵角センサ 11 ECU 12 車速センサ P1 第1のマイクロコンピュータ P2 第2のマイクロコンピュータ 21 車速入力回路 22 前輪センサ入力回路 23 後輪センサ入力回路 24 駆動回路 25 リレー 26 リレー駆動回路 50 カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪および後輪を有する移動体に適用さ
    れ、前輪の操舵に応じてアクチュエータを駆動制御する
    ことにより後輪を操舵するための後輪操舵装置であっ
    て、 前輪の操舵角を検出する前輪操舵角検出手段と、 この前輪操舵角検出手段の検出結果に基づいて上記アク
    チュエータを駆動制御する第1の制御手段と、 後輪の操舵角速度を検出する後輪操舵角速度検出手段
    と、 この後輪操舵角速度検出手段により検出された後輪操舵
    角速度が所定値以上のときに後輪の操舵を禁止する第2
    の制御手段とを含むことを特徴とする後輪操舵装置。
JP5030198A 1993-02-19 1993-02-19 後輪操舵装置 Pending JPH06239260A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155592A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2010276417A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Nidec Sankyo Corp 断線検出装置および断線検出方法
JP2012101705A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Tokai Rika Co Ltd 車載通信機

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