JPH06238825A - 装飾模様を有する天然木化粧単板シート、その製造方法、および化粧単板シート/板ガラス積層品 - Google Patents

装飾模様を有する天然木化粧単板シート、その製造方法、および化粧単板シート/板ガラス積層品

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JPH06238825A
JPH06238825A JP5018293A JP5018293A JPH06238825A JP H06238825 A JPH06238825 A JP H06238825A JP 5018293 A JP5018293 A JP 5018293A JP 5018293 A JP5018293 A JP 5018293A JP H06238825 A JPH06238825 A JP H06238825A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】天然木単板6を乾燥引張り強度1.5 kg/5cm 幅
以上の繊維質シートB8上に接着剤b7を介し積層圧着
して一の単板シート片5a、5bを構成し、そして異種複数
の該単板シート片を相互に嵌め合わせて一の単板薄シー
ト2を構成し、さらに該単板薄シートを上記強度2 kg/5
cm幅以上の繊維質シートA4上に接着剤a3を介し積層
圧着して天然木化粧単板シート1を構成してなる。接着
剤a、bは固化の後80℃〜150℃の範囲に加熱されても
流動しない性質を有する。 【効果】提供される単板シート1は異種木目の嵌め合せ
模様をなし、形状安定性が高く周囲の温湿変化により波
打ち等が起きず、また熱圧締または曲面成形加工の過程
を経ても異種単板間の継ぎ目に抜け等の不良も生じな
い。化粧単板シート/板ガラス積層品は、透明体を介し
異種木目の嵌め合せ模様を明瞭に視認することができ、
意匠的効果が大変高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装飾模様を有する天然
木化粧単板シートとその製造方法に関する。本発明の天
然木化粧単板シートは、特に、異種単板の嵌め合せ模様
を有する化粧木製品、例えば家具調度品および事務用品
の製造に、とりわけ、該化粧単板シートと板ガラスとの
積層品の生産に有利に利用することができるものであ
る。従って、本発明は、前記化粧単板シート/板ガラス
積層品にも関する。
【0002】
【従来の技術】象眼化粧板と呼ばれる製品は、従来より
知られている。これは、化粧木板等の表面層の一部を切
り取り、そして切り取られた凹部にガラス玉や金属材等
の装飾材を嵌め入れて成るものである。
【0003】そして最近、この象眼技法とは基本的に異
なるが、あたかも複数異種の木板が嵌め合わされた象眼
製品のように見える化粧板を製造する技術が新たに開発
されている。これは、特開平 4-176601 号公報等に詳細
に説明されているように、異なる樹種の複数の単板シー
トより同一形状の部分を夫々切り取り、その切り取り部
分を各々、別の種類の単板シートの切り取られた部位に
嵌め入れ、そしてこれを木質系基材上に接着剤により貼
着し、続いて熱圧締することにより、異なる木目の嵌め
合せ模様を有する化粧板を製造する技術である。なお、
この場合の切り取りには、特開平 2-114000 号公報等に
記載されるようなNCルーター等が使用されうる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平 4-176
601 号公報等に記載された方法により作られる従来の製
品は、厚肉の化粧板であるため、次のような不利があ
る。 1)天井材、壁材および床材等の建築材の表面を装飾する
ための材料としては、使用することができず、建築物の
内装の補修および改修において利用の範囲が大変狭いも
のである。 2)最近注目されているところの板ガラス/単板シート積
層品等に使用することができず、適用できる用途が単板
シートの用途よりも狭い範囲に限定される。 3)運搬および保管等の面で不便であり、かつ経済的にも
不利である。
【0005】従って、嵌め合せ模様の化粧製品が単板シ
ートのような薄肉の製品であるならば、かかる不利がな
いことから、昨今では、異なる木目の嵌め合せ模様を有
する化粧単板シートを開発することが要求されてきた。
【0006】しかしながら、ただ単に、ある樹種の単板
シートのうちのある部位について別の樹種の単板シート
と嵌め替えられた嵌め合せ模様の単板シートを用意し、
そしてこれをさらに紙等で裏打ちすることにより、単板
シート製品とする方法を採用したのでは、次のような問
題が生じる。
【0007】一般に、木材の膨張・収縮は方向によって
その度合いが異なり、接線方向についての膨張・収縮量
が最大であり、半径方向についての膨張・収縮量がこれ
に次ぎ、そして繊維方向についての膨張・収縮量が最小
であり、これらの比はおよそ10:5:1〜0.5であ
ると言われている(木材物理、北原覚一著、森北出版発
行、第43頁 参照)。単板は、きわめて薄肉の木材材
料であるので、当然にかかる異方性を有し、しかもその
異方性の程度は樹種によっても大きく異なる。従って、
複数の単板の切り取り片(多くは異なる樹種のもの)の
嵌め替えにより複数(異種)の単板の杢目が各々異なる
方向に配向する嵌め合せ模様の単板シートを作るとき、
各片の膨張・収縮量の違いにより、作り上げられた単板
シートには所謂波打ちやあばれ等が発生しやすく、この
ため、かかる単板シートをさらに基材上に貼着して化粧
木製品に仕上げる場合には、単板の亀裂や接着不良等が
起きるという問題があった。かかる単板亀裂や接着不良
等は、真空プレスによる曲面成形加工を行なう場合に
は、特に頻繁に起きることになると考えられる。
【0008】また、単板片の嵌め替えの後紙等で裏打ち
して熱圧締により嵌め合せ模様の単板シートに仕上げる
過程または該単板シートを基材上に熱圧締して化粧木製
品に仕上げる過程などにおいて、嵌め合わせられた単板
片同士の間に隙間または重なりが生じる場合がある。こ
の事態は、とりわけ、柾目の単板と柾目の単板とが互い
に直角に配向して嵌め合わされている場合等において顕
著に生じる。
【0009】したがって、以上の問題を解決するために
は、膨張・収縮に異方性がありかつ各片が互いに異なる
配向をなすところの単板の嵌め合わせ体の動きを実質的
に完全に抑えることが必要とされる。すなわち、使用さ
れる裏打ち材および接着剤としては、前記嵌め合わせ体
の動きを実質的に完全に抑えうる程度の十分な強度を有
しまたは固化時において発揮しうるものを採用する必要
がある。また、接着剤については、単板片のずれ移動を
防止するためにも、熱圧締の過程で軟化して流動しない
性質のものであることが求められる。
【0010】今、本発明者は、かかる考察に基づく研究
の結果、固化の後温度80℃ないし150℃の範囲にま
で加熱されても流動しない性質を有するところの一群の
接着剤を使用し、かつ、嵌め合わせた単板片を一体化す
るための裏打ち材としては、2 kg/5cm幅以上の乾燥引
張り強度を有する繊維質シート(単板片の裏打ち材とし
ては1.5 kg/5cm幅以上の乾燥引張り強度を有する繊
維質シート)を採用することにより、得られる嵌め合せ
模様の単板シートについては上記の問題がすべて解消さ
れることを見出し、本発明を完成した。
【0011】本発明の一つの目的は、異種木目の嵌め合
せ模様をなす単板シートであって、形状および寸法の安
定性が高く、周囲の温湿変化により波打ちやあばれ等の
不都合が起きず、しかも、その後熱圧締または曲面成形
加工の過程を経ても、異種単板間の継ぎ目に重なり、抜
け等の不良も生じないところの装飾模様を有する天然木
化粧単板シートを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、異種木目の嵌め合せ
模様を成しかつ上記のごとく優れた特性を有する天然木
化粧単板シートを確実に、かつ高い自由度にて生産する
ことができるところの天然木化粧単板シートの製造方法
を提供することにある。
【0013】さらに、本発明の別の目的は、かかる天然
木化粧単板シートを用いた積層品、特に、透明なガラス
を介して異種木目の嵌め合せ模様を明瞭に視認すること
ができ、意匠的効果が大変高いところの化粧単板シート
/板ガラス積層品を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】明確には、本発明による
装飾模様を有する天然木化粧単板シートは、(1) 接着剤
aを介して単板薄シートおよび繊維質シートAを積層圧
着して成ること、(2) 前記単板薄シートは、複数の部分
に切り分けられており、その各部分にそれぞれ嵌められ
た異種複数の単板シート片より成ること、(3) 前記異種
複数の単板シート片は各々、接着剤bを介して天然木の
単板および繊維質シートBを積層圧着して成ること、
(4) 前記接着剤aおよびbはともに、固化の後温度80
℃ないし150℃の範囲にまで加熱されても流動しない
性質を有するものであること、そして(5) 前記繊維質シ
ートAは、2 kg/5cm幅以上の乾燥引張り強度を有する
ものであり、また、前記繊維質シートBは、1.5 kg/
5cm幅以上の乾燥引張り強度を有するものであることを
特徴とするものである。
【0015】本発明のうちより好ましい態様の天然木化
粧単板シートは、前記接着剤aおよびbとして、各々、
尿素−ポリ酢酸ビニル系接着剤、メラミン−ポリ酢酸ビ
ニル系接着剤、ポリウレタン系接着剤、アミノ架橋型合
成ゴムラテックス系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、
アクリル変性酢酸ビニル系接着剤、およびエチレン酢酸
ビニル共重合体系接着剤よりなる群から互いに独立して
選択された接着剤を使用したものである。
【0016】また、本発明による天然木化粧単板シート
の製造方法は、(1) 前記接着剤bを前記繊維質シートB
上に塗布し、その上に天然木の単板を積層接着する段
階、(2) 段階(1) により作られた単板薄シートを、含水
率4%ないし12%の範囲内で平衡を保つように調湿す
る段階、(3) 異種複数の単板薄シートについて、段階
(2) において調湿された単板薄シートから同一形状の単
板シート片を切り取る段階、(4) 段階(3) において切り
取られたある種類の単板シート片を他の種類の同一形状
の単板シート片と入れ替えることにより、異種複数の単
板シート片が互いに嵌まり合う単板薄シートを作る段
階、(5) 前記接着剤aを前記繊維質シートA上に塗布
し、次いでこれを乾燥させる段階、そして(6) 段階(5)
において乾燥された前記接着剤aの上に、段階(4) によ
り作られた単板薄シートを重ね、その後これを熱圧締す
る段階により、上記の天然木化粧単板シート(より好ま
しい態様のものを含む。)を製造することを特徴とする
ものである。
【0017】さらに、本発明による化粧単板シート/板
ガラス積層品は、上記の天然木化粧単板シートと板ガラ
スまたは印刷インク層がガラス表面に設けられた板ガラ
スとを、接着性フィルムを介して積層プレス成形してな
ることを特徴とするものである。
【0018】なお、本願明細書において、“異種”と
は、木材の種類(樹種)が異なる場合の他、樹種が同じ
でも、木目模様が異なる場合をも意味するものである。
【0019】(本発明の概要)本発明の天然木化粧単板
シートは、天然木の単板を繊維質シートBの上に接着剤
bを介して積層圧着することにより一の単板シート片を
構成し、そして、異種複数の該単板シート片を相互に嵌
め合わせることにより一の単板薄シートを構成し、さら
に、該単板薄シートを繊維質シートAの上に接着剤aを
介して積層圧着することにより、嵌め合せ模様の化粧単
板シートを構成したものである。即ち、単板薄シート
は、複数の部分に切り分けられ、その各部分にそれぞれ
異種の単板シート片が嵌め入れられることにより、異種
木目の嵌め合せ模様が形成されている。
【0020】接着剤aおよびbはともに、固化形態にお
いて所要の接着力を発揮するのみならず、固化の後温度
80℃ないし150℃の範囲にまで加熱されても流動し
ない性質を有するものでなければならない。これらの適
する例としては、上記に述べた各種接着剤が挙げられ
る。
【0021】また繊維質シートAおよびBとしては、一
般的な繊維質シート、例えば洋紙、和紙、板紙、織布、
および不織布、またはこれら繊維質シートに樹脂等、と
りわけポリウレタン樹脂またはスチレン−ブタジエン系
ゴムラテックスを含浸したものが挙げられる。より好ま
しい繊維質シートは、不織布、特にレーヨン、ナイロン
を原料とする不織布、および該不織布にポリウレタン樹
脂またはスチレン−ブタジエン系ゴムラテックスを含浸
したものである。とりわけ好ましい繊維質シートは、後
者の樹脂含浸不織布である。そして、これら材料の群か
ら任意に適宜選択して本発明の製品に利用することがで
きるが、但し、単板薄シートの裏打ち材である繊維質シ
ートAは、縦方向および横方向のいずれについても2 k
g/5cm幅以上の乾燥引張り強度を有するものであること
が必要とされ、また、単板シート片の裏打ち材である繊
維質シートBは、縦、横両方向について1.5 kg/5cm
幅以上の乾燥引張り強度を有するものであることが必要
とされる。
【0022】また、単板は天然木材を例えば厚さ0.1
〜0.6mm程度の一定厚に薄く切削したシート材であ
り、本発明においては、各種の天然銘木、例えば、檜
(桧)、楢、欅、黒柿、栃の木、桂、槐、楓、楠木、黄
蘗、シオジ、タブノキ、アカダモ等の国産材、またはチ
ーク、ローズウッド、マホガニー、バーズアイメープ
ル、ウォールナット、ゼブラウッド、コクタン、アボデ
ィラ、ダオ、サテンウッド、ブラジリアンローズ等の輸
入材の単板が利用される。使用される単板は、含水率が
約12%以下のものが好ましく、板厚が厚いもの程、よ
り低含水である方がより望ましい。
【0023】また、本発明の天然木化粧単板シートは、
以下の段階(1) ないし段階(6) を経て製造することがで
きる。 段階(1) :接着剤bを繊維質シートB上に塗布し、その
上に天然木の単板を積層接着する。この段階は、単板の
強度を補うとともに、その反り、あばれ等を矯正するた
めの過程である。使用する接着剤bとしては、熱硬化性
樹脂接着剤が望ましく、また繊維質シートBとしては、
坪量10〜50 g/m2 のものがより好ましい。接着剤b
の塗布量は、通常、10〜60 g/m2 (固形分換算)で
ある。 段階(2) :段階(1) により作られた単板薄シートを、含
水率4%ないし12%の範囲内で平衡を保つように調湿
する。この段階は、含水率の調整により、単板の異方性
ある動きを緩和させる過程である。 段階(3) :異種複数の単板薄シートについて、段階(2)
において調湿された単板薄シートから同一形状の単板シ
ート片を切り取る。切り取りは、手作業による切り取り
またはパンチング機を用いた型抜きにより行なってもよ
いが、好ましくは、ナイフ、超音波カッターまたはレー
ザー発振器等をカッティングプロッタのヘッド部に取り
付け、該プロッタの作動により該ヘッド部を所定の図柄
に応じて自動的に移動させる方法により、行なわれる。 段階(4) :段階(3) において切り取られたある種類の単
板シート片を他の種類の同一形状の単板シート片と入れ
替えることにより、異種複数の単板シート片が互いに嵌
まり合う単板薄シートを作る。 段階(5) :接着剤aを繊維質シートA上に塗布し、次い
でこれを乾燥させる。この段階は、単板シート片が接着
剤中の揮発分により膨潤するのを防止するために、積層
前に、接着剤中の揮発分を飛散させる過程である。使用
する接着剤aとしては、熱硬化性樹脂接着剤であって比
較的柔軟な接着剤層を形成するものが望ましく、また熱
可塑性樹脂接着剤を使用する場合には、耐熱性の高いも
のを採用するのがより望ましい。接着剤aの塗布量は、
通常、10〜60 g/m2 (固形分換算)である。また、
繊維質シートAとしては、坪量20〜100 g/m2 のも
のがより好ましい。 段階(6) :段階(5) において乾燥された接着剤aの上
に、段階(4) により作られた単板薄シートを重ね、その
後これを熱圧締する。上記の繊維質シートAおよび接着
剤aの採用により、この段階における熱圧締の過程にお
いて、嵌め合せ模様の継ぎ目における単板のずれ、並び
に単板自体の目割れ等の不良の発生が防止される。ま
た、所望により、熱圧締の後、作られた化粧単板シート
は、サンダーによる研磨を経て、着色塗装される。
【0024】而して、以上の段階を経て製作された化粧
単板シートは、それ自体商品として販売、流通される
が、また、他の基材の上に貼着し圧締により一体化する
ことにより、表面装飾された別の製品に加工することも
可能である。この加工製品は、表面が異種杢目の嵌め合
せ模様を有し、天然木製品であるかのような印象を看者
に与えることができ、従って、従来には見られない、特
異な意匠的効果を発揮するものとなる。
【0025】また、本発明の天然木化粧単板シートのよ
り有利な用途としては、該化粧単板シートと板ガラスと
の積層品が挙げられる。
【0026】したがって、本発明は、上記の天然木化粧
単板シートと板ガラスまたは印刷インク層がガラス表面
に設けられた板ガラスとを、接着性フィルムを介して積
層プレス成形してなる化粧単板シート/板ガラス積層品
にも関する。
【0027】板ガラスは、均一の厚さを有し表面および
裏面が平行に保たれた板形状のガラスであればよく、従
来より使用されている普通板ガラス、強化板ガラス、お
よび磨き板ガラス等を本発明に適用することができる。
板ガラスは、約2ないし12mm厚のものが適当である。
また板ガラスは、接着性フィルムとの接着性を経時的に
良好に保つために、積層前に予め適当なプライマーで処
理したものを適用するとよい。プライマー処理は、ポリ
アミド系や変性ポリオレフィン系接着性フィルムを使用
するときは、シランカップリング剤をプライマーとして
板ガラス表面に塗布して乾燥させる方法により行われ
る。プライマーは透明性が高くかつ密着性が良好なもの
程、より好ましい。
【0028】さらに、接着性フィルムは、化粧単板シー
ト/板ガラス積層品において、プレス成形により化粧単
板シートと板ガラスとを密着せしめる能力を有する透明
な材料であればよく、かかる観点から、接着性フィルム
としてはポリアミド系や変性ポリオレフィン系接着性フ
ィルムが最も適当である。これ以外の接着剤、例えば通
常の液状接着剤を使用した場合には、プレス成形の際、
圧締の圧力で以って板ガラスの割れや単板の破損が生じ
やすく、また割れや破損が起きなくとも、成形品の内部
に気泡が残留するという欠陥が生じることが多い。ポリ
アミド系や変性ポリオレフィン系等の接着性フィルムを
使用した場合には、少くとも下記の圧締手順に従う限
り、上記の欠陥は発生しないか、または発生するとして
も大変稀である。接着性フィルムの厚さは、単板の種類
や該フィルムの接着能力などに依り変更すべきものであ
るが、一般に、約80μないし約300μの厚さのフィ
ルムがより好ましい。
【0029】本発明の化粧単板シート/板ガラス積層品
は、プレス圧力を成形中一定に維持したまま、ホットプ
レス成形を行ない続いてコールドプレス成形を行なう方
法、いわばホット・コールド平プレス法により確実に製
造することができる。すなわち、本発明の積層品は、好
ましくは予めプライマー処理のなされた板ガラスを、ポ
リアミド系や変性ポリオレフィン系接着性フィルムを介
して化粧単板シートの単板面上に重ね、次に該積層体を
ホットプレス機内に収め、好ましくはクッション材を積
層体とプレス機の熱板との間に介在させて加熱圧締し、
続いて同圧のまま適当な温度、好ましくは常温もしくは
それよりやや高い温度(例えば、約40〜60℃)に冷
却されるまで圧締するという手順により製造される。プ
レス成形の条件は、各積層材料の厚さ等によって適宜変
更することが必要とされるが、例えばポリアミド系や変
性ポリオレフィン系接着性フィルムを使用する場合に
は、板ガラスと化粧単板シートとの積層体を、プレス圧
力3〜10 kg/cm2 、プレス温度110〜150℃、お
よびプレス時間5〜15分の条件でホットプレス成形
し、その後同じ圧力を維持したまま冷却し、適当な温
度、好ましくは常温もしくはそれよりやや高い温度(例
えば、約40〜60℃)に下がった時点でプレス圧力を
解除し、成形された積層品をプレス機外へ取り出すとい
う手順に従って、積層成形を行なうとよい。
【0030】
【作用】本発明においては、接着剤として、固化の後温
度80℃ないし150℃の範囲にまで加熱されても流動
しない性質を有するところの接着剤a、bを使用し、か
つ、裏打ち材として、相対的に強い、一定の乾燥引張り
強度を有する繊維質シートを採用してなるため、嵌め合
せにより著しい異方性がある化粧単板シートにおいて、
膨張・収縮による単板の伸縮の動きを実質的に完全に抑
えることができ、また、製造時または基材との積層時に
おける熱圧締の過程において、接着剤が流動せず、嵌め
られた単板各片のずれ移動を有効に防止することができ
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0032】実施例1 図1に示すように、この実施例の天然木化粧単板シート
1は、単板薄シート2を、接着剤aとしてポリウレタン
樹脂系接着剤3を介して、繊維質シートAとしてウレタ
ン樹脂含浸紙(坪量50 g/m2 )4の上に積層して圧着
して成る。単板薄シート2は、2つの部分に切り分けら
れており、その各部分にそれぞれ嵌められた異種の単板
シート片5a、5bより成り、そして、各単板シート片
5a、5bはそれぞれ、バーズアイメープル(0.20
mm 厚)およびブラックウォールナット(0.20 mm
厚)の単板6を、接着剤bとしてアミノ架橋型合成ゴム
ラテックス系熱硬化性樹脂接着剤7を介して、繊維質シ
ートBとして不織布(ポリエステル 100 %、坪量20
g/m2 )8の上に積層して圧着して成る。従って、接着
剤aおよびbとしては、ともに、固化の後温度約130
℃の範囲にまで加熱されても流動しない性質を有するも
のが採用され、また、繊維質シートAとしては、5.0
kg/5cm幅の乾燥引張り強度を有するもの、そして、繊
維質シートBとしては、1.7 kg/5cm幅の乾燥引張り
強度を有するものが採用されている。
【0033】この例の化粧単板シート1は、図2および
図3に示すところの以下の段階 1)ないし段階 7) を経
て製作したものである。 1):図2(a) に参照されるように、接着剤b7を繊維質
シートB8上に塗布し、その上にバーズアイメープルま
たはブラックウォールナットの単板6を積層し、105
℃×7 kg/cm2 ×3分の条件で熱圧接着する。 2):段階 1) により作られた2種類の単板薄シート2
を、各々、含水率4%ないし12%の範囲内で平衡を保
つように調湿する。 3):図3(b) に示すように、2種類の単板薄シート2
a、2bについて夫々、ナイフをヘッド部に取り付けた
カッティングプロッタ(図示せず。)を用いて、段階
2) にて調湿された単板薄シートから、ともに木の葉形
の輪郭9をなす同一形状の単板シート片5a、5aを切
り取る(図2(c) 参照)。 4):段階 3) において切り取られた一方の種類の単板シ
ート片5aを、他方の種類の同一形状の単板シート片5
aに替えて、他方の種類の単板薄シート2bの切り残さ
れた単板シート片5bの中に嵌め入れ、同時に、他方の
種類の単板シート片5aを、一方の種類の単板薄シート
2aの切り残された単板シート片5bの中に嵌め入れ、
異なる2種類の単板シート片5a、5bが互いに嵌まり
合う単板薄シート2を作る(図3(e) 参照)。 5):接着剤a3を繊維質シートA4上に塗布し、次いで
これを乾燥させる。 6):その後、図2(d) に示すように、乾燥された接着剤
a3の上に、段階4)により作られた単板薄シート2a、
2bを重ね、続いてこれを105℃×7 kg/cm2×3分
の条件で熱圧締する。 7):しかる後、作られた各々の天然木化粧単板シート1
の表面をサンドペーパー# 320により研磨して、最終的
に仕上げる。
【0034】仕上げられた化粧単板シート1は、図3
(e) に図示するような嵌め合せ模様を有し、しかも、周
囲水分環境が相当に変化しても、波打ちやあばれ等が起
きずに常に平面形態を維持し、形状安定性の高いもので
あった。
【0035】実施例2 図4に示すように、この実施例の化粧単板シート/板ガ
ラス積層品10は、実施例1で作られた天然木化粧単板
シート1を、板ガラス11(厚さ5mm)の下面に、変性
ポリオレフィン樹脂系の接着性フィルム(厚さ 200μm
)12を介して積層し、プレス成形してなるものであ
る。
【0036】この積層品10は、より具体的には、次の
手順により製造される。 1)板ガラス11の表面を洗浄し、その下面をプライマー
処理する。 2)接着性フィルム12を実施例1の化粧単板シート1の
上に重ね、さらに板ガラス11をその上に重ね、そして
この積層体をホットプレス機内に収め、ペーパークッシ
ョンを積層体とプレス機の熱板との間に差し込む。 3)次いで、130℃×8 kg/cm2 ×15分の条件で加熱
圧締し、続いて、同じプレス圧力を維持したまま暫くの
間冷却し、その後40℃にまで降温した段階でプレス圧
力を解除し、そして成形された製品をプレス機内より取
り出す。
【0037】成形された積層品10は、単板自体の目割
れ、嵌め合せ模様の継ぎ目における単板のずれ、隙間の
発生が全く無く、仕上がりは大変良好であり、かつ、板
ガラス11を介して異種木目の嵌め合せ模様を大変鮮明
に視認することができた。さらに、化粧単板シート1と
板ガラス11との間に気泡の発生もなく、接着不良、ガ
ラス破損等も無かった。
【0038】実施例3 図5および図6に示すように、この実施例の化粧単板シ
ート/板ガラス積層品10は、実施例1と同じ材料を用
いかつそれと同様の手順で作られた天然木化粧単板シー
ト1aを、円形の板ガラス11(厚さ8mm、直径 600m
m)の印刷インク層13が設けられた下側表面に、変性
ポリオレフィン樹脂系接着性フィルム(厚さ 200μm )
12を介して積層し、プレス成形してなるものである。
【0039】この積層品10は、より具体的には、次の
手順により製造される。 1)板ガラス11の表面を研磨洗浄する。 2)シルクスクリーン印刷法に従い、黒色の印刷インク層
13(内径 480mm、外径500mmの環状帯をなす。)を板
ガラス11の下面に設ける。 3)化粧単板シート1と同寸法に裁断された接着性フィル
ム12を実施例1の化粧単板シート1の上に重ね、さら
に板ガラス11をその上に重ね、そしてこの積層体をホ
ットプレス機内に収める。 4)次いで、プレスを実施例2と同じ手順で行なう。即
ち、積層体をまず130℃×8 kg/cm2 ×15分の条件
で加熱圧締し、続いて、同じプレス圧力を維持したまま
暫くの間冷却し、その後40℃にまで降温した段階でプ
レス圧力を解除し、そして成形された製品をプレス機内
より取り出す。 5)仕上げ加工として、取り出された製品のシルク印刷及
び接着された側のガラス表面をサンドブラストにより荒
らすことにより、曇りガラスとする。
【0040】成形された積層品10は、シルク印刷され
たインク層13を境界にして、その内側に異種木目の嵌
め合せ模様、またその外側に曇りガラス模様を有するも
のとなり、印象的なコントラストのある、意匠的効果の
大変高い製品である。しかも積層品10は、単板自体の
目割れ、嵌め合せ模様の継ぎ目における単板のずれ、隙
間の発生が全く無く、仕上がりは大変良好であった。さ
らに、化粧単板シート1aと板ガラス11との間に気泡
の発生もなく、接着不良、ガラス破損等も無かった。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異種木目の嵌め合せ模様をなす新規な単板シートであっ
て、かつ、形状および寸法の安定性が高く、周囲の温湿
変化により波打ちやあばれ等の不都合が起きず、しかも
その後熱圧締または曲面成形加工の過程を経ても、異種
単板間の継ぎ目に重なり、抜け等の不良も生じないとこ
ろの天然木化粧単板シートが提供されるという効果が得
られる。
【0042】その上、本発明の製造方法によれば、異種
木目の嵌め合せ模様を成しかつ上述の優れた特性を有す
る天然木化粧単板シートを確実に、かつ高い自由度にて
生産することができるという効果が得られる。
【0043】また、本発明によれば、上記の本発明の天
然木化粧単板シートを用いることにより、透明なガラス
を介して異種木目の嵌め合せ模様を明瞭に視認すること
ができ、意匠的効果が大変高いところの化粧単板シート
/板ガラス積層品が提供されるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の天然木化粧単板シートを示
す断面図である。
【図2】図2(a) 、(c) および(d) は、図1の天然木化
粧単板シートの製造の各工程を示す図である。
【図3】図3(b) および(e) は、図1の天然木化粧単板
シートの製造の各工程を示す図である。
【図4】本発明の実施例2の化粧単板シート/板ガラス
積層品を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例3の化粧単板シート/板ガラス
積層品を示す断面図である。
【図6】図5の積層品を矢印Aの方向より見た平面図で
ある。
【符号の説明】
1 天然木化粧単板シート 2 単板薄シート 3 接着剤a 4 繊維質シートA 5a、5b 単板シート片 6 天然木の単板 7 接着剤b 8 繊維質シートB 9 切り取り輪郭 10 化粧単板シート/板ガラス積層品 11 板ガラス 12 接着性フィルム 13 印刷インク層 1a 天然木化粧単板シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B44C 1/26 9134−3K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 接着剤aを介して単板薄シートおよ
    び繊維質シートAを積層圧着して成ること、(2) 前記単
    板薄シートは、複数の部分に切り分けられており、その
    各部分にそれぞれ嵌められた異種複数の単板シート片よ
    り成ること、(3) 前記異種複数の単板シート片は各々、
    接着剤bを介して天然木の単板および繊維質シートBを
    積層圧着して成ること、(4) 前記接着剤aおよびbはと
    もに、固化の後温度80℃ないし150℃の範囲にまで
    加熱されても流動しない性質を有するものであること、
    そして(5) 前記繊維質シートAは、2 kg/5cm幅以上の
    乾燥引張り強度を有するものであり、また、前記繊維質
    シートBは、1.5 kg/5cm幅以上の乾燥引張り強度を
    有するものであることを特徴とする、装飾模様を有する
    天然木化粧単板シート。
  2. 【請求項2】 前記接着剤aおよびbは、各々、尿素−
    ポリ酢酸ビニル系接着剤、メラミン−ポリ酢酸ビニル系
    接着剤、ポリウレタン系接着剤、アミノ架橋型合成ゴム
    ラテックス系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、アクリ
    ル変性酢酸ビニル系接着剤、およびエチレン酢酸ビニル
    共重合体系接着剤よりなる群から互いに独立して選択さ
    れた接着剤であることを特徴とする、請求項1記載の天
    然木化粧単板シート。
  3. 【請求項3】 (1) 前記接着剤bを前記繊維質シートB
    上に塗布し、その上に天然木の単板を積層接着する段
    階、(2) 段階(1) により作られた単板薄シートを、含水
    率4%ないし12%の範囲内で平衡を保つように調湿す
    る段階、(3) 異種複数の単板薄シートについて、段階
    (2) において調湿された単板薄シートから同一形状の単
    板シート片を切り取る段階、(4) 段階(3) において切り
    取られたある種類の単板シート片を他の種類の同一形状
    の単板シート片と入れ替えることにより、異種複数の単
    板シート片が互いに嵌まり合う単板薄シートを作る段
    階、(5) 前記接着剤aを前記繊維質シートA上に塗布
    し、次いでこれを乾燥させる段階、そして(6) 段階(5)
    において乾燥された前記接着剤aの上に、段階(4) によ
    り作られた単板薄シートを重ね、続いてこれを熱圧締す
    る段階により、請求項1または請求項2記載の天然木化
    粧単板シートを製造することを特徴とする、天然木化粧
    単板シートの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の天然木化
    粧単板シートと板ガラスまたは印刷インク層がガラス表
    面に設けられた板ガラスとを、接着性フィルムを介して
    積層プレス成形してなることを特徴とする、化粧単板シ
    ート/板ガラス積層品。
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