JP2000037815A - 天然杢理が表出する可撓性化粧材とその製造法 - Google Patents

天然杢理が表出する可撓性化粧材とその製造法

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JP2000037815A
JP2000037815A JP10222388A JP22238898A JP2000037815A JP 2000037815 A JP2000037815 A JP 2000037815A JP 10222388 A JP10222388 A JP 10222388A JP 22238898 A JP22238898 A JP 22238898A JP 2000037815 A JP2000037815 A JP 2000037815A
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prepreg
fiber cloth
buffer sheet
decorative
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JP10222388A
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Yukio Hamaguchi
幸生 濱口
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HAMAGUCHI KEIKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種繊維クロスにより裏打ち補強された天然杢
理が表出する斬新な可撓性化粧材を提供する。 【解決手段】裏面に和紙や不織布、その他の割れ防止用
繊維質緩衝シート(11)が貼り合わされた化粧単板
(10)と、熱硬化性樹脂が含浸された半硬化状態のプ
リプレグ(P)として、上記繊維質緩衝シートの裏面に
重合されたガラス繊維クロスやカーボン繊維クロス、そ
の他の各種繊維クロス(13)とから成り、上記繊維ク
ロスのプリプレグを完全に硬化させるための加熱によ
り、その熱硬化性樹脂の溶液を上記繊維質緩衝シートか
ら化粧単板へ浸透させて、その化粧単板を上記プリプレ
グの完全な硬化により、厚くとも約1.0mmの全体的な
シート状態にFRP化すると共に、その完全に硬化した
上記繊維クロスの裏面へ、剥離自在のセパレーター(2
2)を貼り合わせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の床面や壁面、
柱を初め、家具、建具、手摺り、門扉、照明器具のセー
ド、その他の各種目的物へ自由に貼り付け使用できる天
然杢理が表出する可撓性化粧材と、そのための製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、天然杢理の美的効果を発揮する
化粧材としては、「化粧単板」(通称−つき板)が知ら
れているが、これはベニヤレースやスライサーなどによ
り原木から厚さ−約0.15〜0.8mmに切削された薄
肉品であり、しかも塩化ビニールなどの合成樹脂シート
に杢理がプリントされた人工品と異なって、使用中の湿
度変化に伴なう膨張と収縮を繰り返すことにより、波打
ちや繊維方向に沿う割れなどを生じやすいため、その単
独では到底使用することができない。
【0003】そこで、その化粧材の使用上、従来から柾
目や追柾、板目などの各種模様はり型として平板状態に
はぎ合わせ、これに紙や不織布などの緩衝シートを裏打
ち一体化して、ラワン合板やファィバーボード、パーテ
ィクルボード、その他の台板合板へ、酢酸ビニール樹脂
エマルジョンなどの木材用接着剤を介して貼り付けた製
品「化粧貼り合板」(単板オーバレイ合板)として、主
に建物のフローリングや内装壁板に使用している現状で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記化粧貼
り合板はその台板合板も含む剛体品として、薄くとも約
3mmの厚さを有するため、鋸を使用しなければカットで
きないばかりでなく、例えば床面の化粧模様(室内イメ
ージ)を変えたいような場合に、そのフローリングの全
体を張り替え施工する必要があり、あたかも敷物のよう
に既設のフローリングへ貼り付け使用することができな
い。建具の開閉に支障を与えることになるからである。
【0005】まして、建物の柱や手摺り、その他の曲面
へ捲き曲げる如く貼り付け使用することにより、これら
に爾後的な希望の天然杢理を表出させることは全く不可
能であって、その用途が自づと限定される。
【0006】又、上記化粧貼り合板では化粧単板が接着
剤を介して、台板合板の表面へ2次的に貼り付けられて
いるため、その接着剤が台板合板に含浸されず、その結
果台板合板の表面と上記緩衝シートとの相互間に、明確
な剥離界面が発生することとなり、耐久強度を維持する
こともできない。その使用中、経時的な湿度の変化に晒
された場合、上記緩衝シートが膨張と収縮を繰り返し
て、ここから層間剥離を起しやすいからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の解決を企図しており、そのために役立つ天然杢理が表
出する可撓性化粧材として、その構成上第1に裏面に和
紙や不織布、その他の割れ防止用繊維質緩衝シートが貼
り合わされた化粧単板と、熱硬化性樹脂が含浸された半
硬化状態のプリプレグとして、上記繊維質緩衝シートの
裏面に重合されたガラス繊維クロスやカーボン繊維クロ
ス、その他の各種繊維クロスとから成り、
【0008】上記繊維クロスのプリプレグを完全に硬化
させるための加熱により、その熱硬化性樹脂の溶液を上
記繊維質緩衝シートから化粧単板へ浸透させて、その化
粧単板を上記プリプレグの完全な硬化により、厚くとも
約1.0mmの全体的なシート状態にFRP化すると共
に、その完全に硬化した上記繊維クロスの裏面へ、剥離
自在のセパレーターを貼り合わせて、そのセパレーター
の剥離操作により建物の床面や壁面、その他の各種目的
物へ貼り付け使用できるように定めたことを特徴とし、
【0009】第2に、裏面に和紙や不織布、その他の割
れ防止用繊維質緩衝シートが貼り合わされた化粧単板
と、その繊維質緩衝シートをプリプレグとして、これに
含浸された半硬化状態の熱硬化性樹脂とから成り、
【0010】上記繊維質緩衝シートのプリプレグを完全
に硬化させるための加熱により、その熱硬化性樹脂の溶
液を化粧単板へ浸透させて、その化粧単板を上記プリプ
レグの完全な硬化により、厚くとも約0.5mmの全体的
なシート状態にFRP化すると共に、その完全に硬化し
た上記繊維質緩衝シートの裏面へ、剥離自在のセパレー
ターを貼り合わせて、そのセパレーターの剥離操作によ
り建物の床面や壁面、その他の各種目的物へ貼り付け使
用できるように定めたことを特徴とする。
【0011】又、上記第1発明の製造法として、裏面に
和紙や不織布、その他の割れ防止用繊維質緩衝シートが
貼り合わされた化粧単板と、ガラス繊維クロスやカーボ
ン繊維クロス、その他の各種繊維クロスに、熱硬化性樹
脂が含浸された半硬化状態のプリプレグとを用意して、
【0012】その繊維クロスにおけるプリプレグの表面
へ上記化粧単板を重合させた上、ホットプレスで加熱圧
締することにより、その熱硬化性樹脂の溶液を上記繊維
質緩衝シートから化粧単板へ浸透させて、その化粧単板
を上記プリプレグの完全な硬化により、厚くとも約1.
0mmの全体的なシート状態にFRP化し、上記繊維クロ
スのプリプレグが完全に硬化した後、その繊維クロスの
裏面へセパレーターを平板プレス又は圧着ロールによっ
て剥離自在に貼り合わせる一方、上記化粧単板に研磨や
塗装、その他の必要な表面仕上げ処理を行なうことを特
徴とし、
【0013】更に、上記第2発明の製造法として、化粧
単板の裏面に予じめ貼り合わされた和紙や不織布、その
他の割れ防止用繊維質緩衝シートへ、その裏側から塗布
ロールによって含浸させた熱硬化性樹脂を、一旦半硬化
状態に乾燥することにより、上記繊維質緩衝シートのプ
リプレグとして用意し、
【0014】その繊維質緩衝シートのプリプレグをホッ
トプレスで加熱圧締することにより、上記熱硬化性樹脂
の溶液を化粧単板へ浸透させて、その化粧単板を上記プ
リプレグの完全な硬化により、厚くとも約0.5mmの全
体的なシート状態にFRP化し、上記繊維質緩衝シート
のプリプレグを完全に硬化した後、その繊維質緩衝シー
トの裏面へセパレーターを平板プレス又は圧着ロールに
よって、剥離自在に貼り合わせる一方、上記化粧単板に
研磨や塗装、その他の必要な表面仕上げ処理を行なうこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の詳細
を説明すると、その可撓性化粧材の第1実施形態を示し
た図1において、(10)は原木から切削された厚さ−
約0.15〜0.8mmの化粧単板であり、言うまでもな
く柾目や板目などの天然杢理を備えているが、本発明で
はその厚づき化粧単板(厚さ−約0.7〜0.8mm)よ
りも、薄づき化粧単板(厚さ−約0.2〜0.3mm)を
採用することが好ましく、これを例えば長さ(L)−約
2550mm、幅(W)−約500〜1000mmの一定サ
イズにカットしておく。
【0016】そのサイズとの関係において、上記化粧単
板(10)の複数枚が接着剤やテーピング(図示省略)
により、全体的な平板状態にはぎ合わされることもある
ことは、言うまでもない。
【0017】(11)は上記化粧単板(10)の裏面へ
酢酸ビニール樹脂エマルジョンなどの木材用接着剤(1
2)を介して、予じめ貼り合わされた化粧単板割れ防止
用の繊維質緩衝シートであり、好ましくは約40g/m2
の不織布(例えば日本バイリーンの商品名「タフロン
V」)を初め、和紙やその他の上記接着剤や後述する熱
硬化性樹脂を含浸し得る繊維質シートから成る。
【0018】又、(P)は上記化粧単板(10)をFR
P化する繊維クロス(13)のプリプレグとして、ガラ
ス繊維クロスやカーボン繊維クロス、アラミド繊維クロ
ス、その他の各種繊維クロス(13)に、予じめエポキ
シ樹脂やフエノール樹脂、ポリエステルなどの熱硬化性
樹脂が含浸されて、半硬化状態に形成されたものであ
る。その繊維クロス(13)における1プライ(1層)
分の厚さは、上記薄づき化粧単板とほぼ同じ程度の約
0.2〜0.3mmであり、やはり可撓性を有するほか、
光との関係ではこれを半透過状態に遮蔽し得る。
【0019】尚、上記繊維クロス(13)を形作る縦糸
と横糸とのクロス角度や配列密度などは本発明の使用目
的・用途に応じて自由に設定することができ、又その両
糸の素材としても1種のみならず、相違する数種を織り
混ぜたクロス状態に複合化しても良い。
【0020】更に、図2は上記第1実施形態に係る可撓
性化粧材の製造に用いるホットプレス(14)として、
就中油圧蒸気加熱式のそれを示しており、(15)(1
6)は向かい合う上下一対の熱盤、(17)はその上側
熱盤(15)の下面に取り付けられた押え板であって、
ステンレスやアルミニウム、ジュラルミンなどから成
り、熱盤(15)の鉄による汚染を防ぐ。(18)はそ
の押え板(17)の下面へ被着された耐熱性テフロンシ
ートなどの離型フィルムであり、上記化粧単板(10)
の離型作用を果す。
【0021】他方、下側熱盤(16)の上面には厚肉な
ベニヤ板(19)を介して、耐熱性のゴムやフエルトな
どから成るクッション板(20)が取り付けられてい
る。(21)はそのクッション板(20)の上面ヘ更に
被着された離型フィルムであって、やはり耐熱性のテフ
ロンシートなどから成り、上記繊維クロス(13)のプ
リプレグ(P)を離型させることに働く。
【0022】尚、上記ホットプレス(14)の蒸気給排
管路は図示省略してある。そのホットプレス(14)と
しては化粧単板(10)並びに繊維クロス(13)の離
型作用を円滑に営なませ得る限り、公知の化粧貼り合板
用を使っても良く、その加熱方式や圧締方式、駆動方式
なども適当に設定することができ、量産上は多段式ホッ
トプレスにローダーやアンローダーを付属させることに
より、その全体的に自動ライン化すれば良い。
【0023】そこで、上記第1実施形態の可撓性化粧材
を製造するに当っては、図2から明白な通り、予じめ裏
面に繊維質緩衝シート(11)が貼り合わされている化
粧単板(10)の1枚を、繊維クロス(13)における
プリプレグ(P)の表面へ重合させた上、ホットプレス
(14)によりそのプリプレグ(P)の熱硬化性樹脂が
溶融し得る一定温度と所要時間だけ加熱圧締して、上記
繊維クロス(13)のプリプレグ(P)を完全に硬化さ
せるのである。
【0024】つまり、上記したように繊維クロス(1
3)のプリプレグ(P)と化粧単板(10)は、各々約
0.2〜0.3mmの厚さを具備しているため、これとの
関係から言えば、約160℃の加熱と約80kg/cm2
加圧力とを約8分間だけ付与することによって、上記繊
維クロス(13)のプリプレグ(P)を完全に硬化させ
ることができる。
【0025】その際、予じめ約10秒間だけ加圧力のみ
を軽く付与して、上記化粧単板(10)に含有されてい
る水分を抜き去ると共に、その繊維質緩衝シート(1
1)と繊維クロス(13)におけるプリプレグ(P)と
の相互間に滞留されている空気を抜き去り(所謂脱泡作
用)、その後に上記加熱と加圧力を付与することが、耐
久強度のムラを防止し得る点で好適と言える。
【0026】何れにしても、上記ホットプレス(14)
による加熱圧締の過程では、繊維クロス(13)に予じ
め含浸されている半硬化状態の熱硬化性樹脂が、一旦溶
融し、その液体となって図3に示唆する如く、繊維クロ
ス(13)から上記繊維質緩衝シート(11)を経て化
粧単板(10)へ浸透し、その導管などの組織中に含浸
されるため、その完全に硬化した最終的には、上記繊維
クロス(13)が化粧単板(10)へ混然一体に融着さ
れる結果となり、その繊維クロス(13)によって化粧
単板(10)が高強度にFRP化されるのである。そし
て、このことには上記繊維質緩衝シート(11)も有機
的に働くこととなる。
【0027】これを換言すれば、上記熱硬化性樹脂は予
じめ繊維クロス(13)に含浸された半硬化状態にあ
り、これ自身が加熱圧締作用を受けることによって、そ
の繊維クロス(13)と化粧単板(10)とを融着一体
化することになるため、その熱硬化性樹脂が二度と溶融
・軟化しないこととも相俟って、上記繊維クロス(1
3)と化粧単板(10)とを別個な接着剤の媒介により
2次的に接着するものに比し、その層間剥離を生ずるお
それがなく、厚くとも約1.0mmの極めて薄肉なシート
状態に仕上がるにも拘らず、優れた耐久強度を確保し得
るのである。
【0028】但し、上記加熱圧締の過程において、熱硬
化性樹脂が化粧単板(10)の表面から浸み出すと、そ
の天然杢理の美的効果を阻害することになる。逆に、熱
硬化性樹脂が化粧単板(10)に少しも含浸されなけれ
ば、これを高強度にFRP化できなくなるため、必らず
や熱硬化性樹脂が化粧単板(10)の組織中に浸透しつ
つも、その表面からは浸み出さないように保つ必要があ
る。そのためには、上記繊維クロス(13)に対する熱
硬化性樹脂の塗布量と上記繊維質緩衝シート(11)の
厚さとを、適正な相関々係に設定すると共に、加熱圧締
時の温度と時間を適正に制御管理すれば良い。
【0029】上記繊維クロス(13)のプリプレグ
(P)が完全に硬化したならば、これをホットプレス
(14)から取り出し、スタッカーなどのフラットなテ
ーブル面に積み上げて重錘を載せるか、又はその積み上
げ状態を締め固めることにより、反り曲がりを防止し乍
ら、常温に戻るまで放置(自然乾燥)する。
【0030】その放熱し終えたシート状態では、強制力
を加えない限り、反り曲がるおそれがないので、引き続
き化粧単板(10)の表面へ約240番以上のサンドペ
ーパーによる研磨や塗装、その他の必要な仕上げ処理を
行なう。
【0031】他方、その表面処理と相前後して、上記繊
維クロス(13)の裏面へ剥離自在のセパレーター(2
2)を貼り合わせる。そのセパレーター(22)が紙や
合成樹脂フィルムなどから成り、その表面全体にシリコ
ンなどの界面活性剤による剥離処理が施されていること
は言うまでもない。上記セパレーター(22)としては
実際上、厚さ−約50ミクロンのPET(ポリエチレン
テレフタレート)フィルムを採用することが望ましい。
【0032】この点、図4では粘着剤(23)が塗布さ
れたセパレーター(22)を、繰出しロール(24)か
ら繰り出す過程において、上記繊維クロス(13)を圧
着ロール(25)によりセパレーター(22)と貼り合
わせているが、その圧着ロール(25)に代る平板プレ
ス(図示省略)などを用いて、上記貼り合わせ作業を実
行しても勿論良い。
【0033】このようにして完成した可撓性化粧材
(A)は図5に示す通りであり、極めて薄肉なシート状
態として可撓性を有するため、ありふれた鋏やカッター
などにより適当な大きさ・形状にカットすると共に、そ
のセパレーター(22)を剥離操作することにより、建
物の壁面や床面などのフラット面へ貼り付け使用できる
ことは勿論、建物の支柱や手摺りなどの曲面へ捲き付け
使用することもできるのである。
【0034】次に、図6は本発明に係る可撓性化粧材の
第2実施形態を示しており、これでは上記ガラス繊維ク
ロスやカーボン繊維クロスなどの各種繊維クロス(1
3)を省略して、上記化粧単板(10)の割れ防止に役
立つ不織布や和紙、その他の繊維質緩衝シート(11)
を兼用しつつ、これに予じめ熱硬化性樹脂を含浸させる
ことにより、その半硬化状態のプリプレグ(P)として
形成している。
【0035】即ち、この第2実施形態の可撓性化粧材を
製造するに当っては、図7、8のような装置を使用し、
先ず熱硬化性樹脂の溶液貯溜槽(26)から掻き上げロ
ール(27)と塗布ロール(28)を介して、化粧単板
(10)の裏面に予じめ貼り合わされている上記繊維質
緩衝シート(11)へ、その裏側から熱硬化性樹脂を含
浸させると共に、引き続き乾燥炉(29)へ通過させる
ことにより、繊維質緩衝シート(11)のプリプレグ
(P)として半硬化状態に保っておく。(30)は上記
塗布ロール(28)と向かい合う圧着ロール、(31)
(32)は上下一対づつの搬送ガイドロールである。
【0036】その場合、熱硬化性樹脂の塗布量が多きに
過ぎると、第1実施形態において上記した通り、これが
繊維質緩衝シート(11)から化粧単板(10)の表面
へ浸み出すおそれがあるため、図7、8のような弾性の
ドクターブレード(33)を上記塗布ロール(28)の
円周面に臨ませ、これを進退操作することにより、その
塗布量を適正に調整する。(34)は上記ドクターブレ
ード(33)のホルダー、(35)(36)はその調整
用ボルトと固定用ナットである。
【0037】次いで、上記繊維質緩衝シート(11)の
プリプレグ(P)を第1実施形態と同様にして、図9の
ようなホットプレス(14)によりそのプリプレグ
(P)の熱硬化性樹脂が溶融し得る一定温度と所要時間
だけ加熱圧締し、上記プリプレグ(P)を完全に硬化さ
せるのであるが、この第2実施形態では別個な繊維クロ
ス(13)が存在しないので、その加熱温度を上記第1
実施形態のそれよりも低く、約100℃に設定する。
【0038】そうすれば、その加熱圧締の過程におい
て、やはり熱硬化性樹樹脂が一旦溶融し、その液体とな
って図10に示す如く、上記繊維質緩衝シート(11)
から化粧単板(10)へ浸透し、その導管などの組織中
に含浸されるため、その完全に硬化した最終的には、上
記繊維質緩衝シート(11)が化粧単板(10)と混然
一体に融着される結果となり、その緩衝シート(11)
によって化粧単板(10)が高強度にFRP化されるの
である。
【0039】この第2実施形態では第1実施形態の上記
繊維クロス(13)が存在しないため、その第1実施形
態よりも一層薄肉なシート状態として、厚くとも約0.
5mmに仕上がることとなる。その耐久強度を低下させる
ことなく、優れた可撓性を確保できるわけである。
【0040】上記繊維質緩衝シート(11)のプリプレ
グ(P)が完全に硬化した後、第1実施形態と同様にし
て図11に示す通り、その繊維質緩衝シート(11)の
裏面に剥離自在のセパレーター(22)を貼り合わせる
一方、化粧単板(10)の表面に研磨や塗装、その他の
必要な表面処理を行なうことは言うまでもない。このよ
うにして完成した第2実施形態の可撓性化粧材(A)
は、図12に示す通りである。
【0041】尚、第2実施形態におけるその他の構成と
製造法は、上記第1実施形態と実質的に同一であるた
め、その図6〜12に図1〜5との対応符号を記入する
にとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0042】上記第1、2実施形態の何れにあっても、
その繊維クロス(13)や繊維質緩衝シート(11)に
含浸させる熱硬化性樹脂としては、特にフエノール樹脂
やその他の付加縮合型樹脂(ホルマリン系樹脂)を採用
することが好ましい。
【0043】そうすれば、その付加縮合型樹脂は上記プ
リプレグ(P)(P)の加熱硬化時に縮合反応して、水
(H2O)を分離生成し、その水分が化粧単板(10)を一
旦柔軟に蒸し作用することになるため、その化粧単板
(10)を割れや波打ちから防護することができる。殊
更、フエノール樹脂は優れた耐熱性と難燃性を有するた
め、本発明に係る可撓性化粧材(A)の用途を広げるこ
とにも大変役立つ。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明では天然杢理が表
出する可撓性化粧材(A)として、裏面に和紙や不織
布、その他の割れ防止用繊維質緩衝シート(11)が貼
り合わされた化粧単板(10)と、熱硬化性樹脂が含浸
された半硬化状態のプリプレグ(P)として、上記繊維
質緩衝シート(11)の裏面に重合されたガラス繊維ク
ロスやカーボン繊維クロス、その他の各種繊維クロス
(13)とから成り、
【0045】上記繊維クロス(13)のプリプレグ
(P)を完全に硬化させるための加熱により、その熱硬
化性樹脂の溶液を上記繊維質緩衝シート(11)から化
粧単板(10)へ浸透させて、その化粧単板(10)を
上記プリプレグ(P)の完全な硬化により、厚くとも約
1.0mmの全体的なシート状態にFRP化すると共に、
その完全に硬化した上記繊維クロス(13)の裏面へ、
剥離自在のセパレーター(22)を貼り合わせて、その
セパレーター(22)の剥離操作により建物の床面や壁
面、その他の各種目的物へ貼り付け使用できるように定
めてあるため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に解
決することができ、可撓性に富む斬新な化粧材として提
供し得る効果がある。
【0046】即ち、本発明の上記構成によれば、ガラス
繊維クロスやカーボン繊維クロスなどの各種繊維クロス
(13)に含浸された半硬化状態の熱硬化性樹脂が、そ
の加熱によって繊維クロス(13)を化粧単板(10)
へ融着一体化した状態のもとで硬化され、その化粧単板
(10)を上記繊維クロス(13)により高強度にFR
P化する結果、別個な接着剤を媒介とする2次的な接着
方法に比して、両者の層間剥離を生じるおそれがなく、
優れた耐久強度を確保することができる。
【0047】又、上記化粧単板(10)は原木から切削
された薄肉な天然品であり、しかも外気の湿度変化によ
り生じる内部応力に起因して、その波打ちや繊維方向に
沿う割れなどを招来しやすいが、本発明の上記構成では
化粧単板(10)が繊維クロス(13)により高強度に
FRP化され、熱硬化性樹脂を介して組織同志の混然一
体に融着されているため、上記波打ちや割れなどを生じ
るおそれもなく、その化粧材の品質と寸法安定性に著し
く優れる。
【0048】更に、本発明の可撓性化粧材(A)は厚く
とも約1.0mmのシート状態をなし、その文字通りの可
撓性を有すると共に、上記繊維クロス(13)の裏面に
は剥離自在のセパレーター(22)が貼り合わされてい
るため、ありふれた鋏やカッターなどを用いて適当な大
きさ・形状にカットした上、例えば建物における床面や
壁面の補修・改修用として、その既設の床面や壁面へあ
たかも敷物や壁紙のように貼り付け使用したり、更には
このようなフラット面のみに限らず、建物の円形支柱や
手摺り、その他の曲面に対しても、自由自在に捲き付け
使用したりすることができ、極めて広い用途を有する。
【0049】特に、請求項3の構成を備えた可撓性化粧
材(A)によれば、上記繊維クロス(13)が省略され
ており、化粧単板(10)がその裏面に予じめ貼り合わ
された不織布や和紙などの繊維質緩衝シート(11)に
よって、厚くとも約0.5mmのシート状態にFRP化さ
れているため、その耐久強度の低下を招くことなく、上
記可撓性をますます昂めることができ、コストダウンに
も極めて有効である。
【0050】又、本発明に係る可撓性化粧材(A)の製
造法としても、請求項2並びに請求項4から明白な通
り、上記繊維クロス(13)のプリプレグ(P)又は繊
維質緩衝シート(11)のプリプレグ(P)を、ホット
プレス(14)によって加熱圧締しさえすれば、その化
粧単板(10)が高強度にFRP化されることとなるた
め、本発明の可撓性化粧材(A)を極めて容易に量産で
きる効果がある。
【0051】殊更、請求項5に記載の製造法を採用する
ならば、その製造過程における化粧単板(10)の割れ
や波打ちなどを効果的に防止することができ、高品質の
可撓性化粧材(A)を容易に得られる。請求項6に記載
の製造法によれば、加熱圧締作用に先立って、化粧単板
(10)に含有されている水分や、その繊維質緩衝シー
ト(11)と繊維クロス(13)との相互間に滞留され
ている空気を抜き去るようになっているため、ますます
円滑に且つ高品質の可撓性化粧材(A)を製造できるほ
か、その水分や空気の帯有による強度ムラの発生も防止
し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可撓性化粧材の第1実施形態を示
す分解斜面図である。
【図2】第1実施形態の製造に使用するホットプレスを
示す説明図である。
【図3】繊維クロスのプリプレグから化粧単板に向かう
熱硬化性樹脂の浸透作用を説明する断面図である。
【図4】繊維クロスとセパレーターの貼り合わせ工程を
示す断面図である。
【図5】図1の完成品を示す斜面図である。
【図6】本発明に係る可撓性化粧材の第2実施形態を示
す斜面図である。
【図7】繊維質緩衝シートに熱硬化性樹脂を含浸させる
工程を示す断面図である。
【図8】図7の8−8線に沿う拡大断面図である。
【図9】第2実施形態の製造に使用するホットプレスを
示す説明図である。
【図10】繊維質緩衝シートから化粧単板に向かう熱硬
化性樹脂の浸透作用を説明する断面図である。
【図11】繊維質緩衝シートとセパレーターの貼り合わ
せ工程を示す断面図である。
【図12】図6の完成品を示す斜面図である。
【符号の説明】
(10)・化粧単板 (11)・繊維質緩衝シート (13)・繊維クロス (14)・ホットプレス (22)・セパレーター (25)・圧着ロール (28)・塗布ロール (P)・プリプレグ
フロントページの続き Fターム(参考) 4F072 AA04 AA07 AB09 AB10 AB29 AD13 AG03 AG13 AG16 AH04 AL09 AL12 AL17 4F100 AD11C AG00C AK01C AK33C AP01A AR00D BA04 BA07 BA10A BA10D DG10B DG12C DG15B DH01C DH02C EC182 EH463 EJ08A EJ08B EJ08C EJ081 EJ192 EJ201 EJ202 EJ313 EJ421 GB08 GB81 JB13C JK11B JK17 JL13D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面に和紙や不織布、その他の割れ防止用
    繊維質緩衝シート(11)が貼り合わされた化粧単板
    (10)と、 熱硬化性樹脂が含浸された半硬化状態のプリプレグ
    (P)として、上記繊維質緩衝シート(11)の裏面に
    重合されたガラス繊維クロスやカーボン繊維クロス、そ
    の他の各種繊維クロス(13)とから成り、 上記繊維クロス(13)のプリプレグ(P)を完全に硬
    化させるための加熱により、その熱硬化性樹脂の溶液を
    上記繊維質緩衝シート(11)から化粧単板(10)へ
    浸透させて、その化粧単板(10)を上記プリプレグ
    (P)の完全な硬化により、厚くとも約1.0mmの全体
    的なシート状態にFRP化すると共に、 その完全に硬化した上記繊維クロス(13)の裏面へ、
    剥離自在のセパレーター(22)を貼り合わせて、その
    セパレーター(22)の剥離操作により建物の床面や壁
    面、その他の各種目的物へ貼り付け使用できるように定
    めたことを特徴とする天然杢理が表出する可撓性化粧
    材。
  2. 【請求項2】裏面に和紙や不織布、その他の割れ防止用
    繊維質緩衝シート(11)が貼り合わされた化粧単板
    (10)と、 ガラス繊維クロスやカーボン繊維クロス、その他の各種
    繊維クロス(13)に、熱硬化性樹脂が含浸された半硬
    化状態のプリプレグ(P)とを用意して、 その繊維クロス(13)におけるプリプレグ(P)の表
    面へ上記化粧単板(10)を重合させた上、ホットプレ
    ス(14)で加熱圧締することにより、その熱硬化性樹
    脂の溶液を上記繊維質緩衝シート(11)から化粧単板
    (10)へ浸透させて、その化粧単板(10)を上記プ
    リプレグ(P)の完全な硬化により、厚くとも約1.0
    mmの全体的なシート状態にFRP化し、 上記繊維クロス(13)のプリプレグ(P)が完全に硬
    化した後、その繊維クロス(13)の裏面へセパレータ
    ー(22)を平板プレス又は圧着ロール(25)によっ
    て剥離自在に貼り合わせる一方、 上記化粧単板(10)に研磨や塗装、その他の必要な表
    面仕上げ処理を行なうことを特徴とする天然杢理が表出
    する可撓性化粧材の製造法。
  3. 【請求項3】裏面に和紙や不織布、その他の割れ防止用
    繊維質緩衝シート(11)が貼り合わされた化粧単板
    (10)と、 その繊維質緩衝シート(11)をプリプレグ(P)とし
    て、これに含浸された半硬化状態の熱硬化性樹脂とから
    成り、 上記繊維質緩衝シート(11)のプリプレグ(P)を完
    全に硬化させるための加熱により、その熱硬化性樹脂の
    溶液を化粧単板(10)へ浸透させて、その化粧単板
    (10)を上記プリプレグ(P)の完全な硬化により、
    厚くとも約0.5mmの全体的なシート状態にFRP化す
    ると共に、 その完全に硬化した上記繊維質緩衝シート(11)の裏
    面へ、剥離自在のセパレーター(22)を貼り合わせ
    て、そのセパレーター(22)の剥離操作により建物の
    床面や壁面、その他の各種目的物へ貼り付け使用できる
    ように定めたことを特徴とする天然杢理が表出する可撓
    性化粧材。
  4. 【請求項4】化粧単板(10)の裏面に予じめ貼り合わ
    された和紙や不織布、その他の割れ防止用繊維質緩衝シ
    ート(11)へ、その裏側から塗布ロール(28)によ
    って含浸させた熱硬化性樹脂を、一旦半硬化状態に乾燥
    することにより、上記繊維質緩衝シート(11)のプリ
    プレグ(P)として用意し、 その繊維質緩衝シート(11)のプリプレグ(P)をホ
    ットプレス(14)で加熱圧締することにより、上記熱
    硬化性樹脂の溶液を化粧単板(10)へ浸透させて、そ
    の化粧単板(10)を上記プリプレグ(P)の完全な硬
    化により、厚くとも約0.5mmの全体的なシート状態に
    FRP化し、 上記繊維質緩衝シート(11)のプリプレグ(P)を完
    全に硬化した後、その繊維質緩衝シート(11)の裏面
    へセパレーター(22)を平板プレス又は圧着ロール
    (25)によって、剥離自在に貼り合わせる一方、 上記化粧単板(10)に研磨や塗装、その他の必要な表
    面仕上げ処理を行なうことを特徴とする天然杢理が表出
    する可撓性化粧材の製造法。
  5. 【請求項5】熱硬化性樹脂をフエノール樹脂やその他の
    付加縮合型樹脂として、その化粧単板(10)と別個な
    繊維クロス(13)のプリプレグ(P)又は化粧単板
    (10)に予じめ貼り合わされた繊維質緩衝シート(1
    1)のプリプレグ(P)が、加熱硬化する作用過程での
    縮合反応に伴なって生成分離される水分により、上記化
    粧単板(10)を一旦柔軟に蒸し作用することを特徴と
    する請求項2又は4記載の天然杢理が表出する可撓性化
    粧材の製造法。
  6. 【請求項6】化粧単板(10)と別個な繊維クロス(1
    3)のプリプレグ(P)又は化粧単板(10)に予じめ
    貼り合わされた繊維質緩衝シート(11)のプリプレグ
    (P)を、ホットプレス(14)で加熱圧締するに当
    り、 先ず第1次的に僅かな一定時間だけ加圧力のみを軽く付
    与することによって、上記化粧単板(10)の水分を抜
    くと共に、その繊維質緩衝シート(11)と繊維クロス
    (13)との相互間における空気を抜き去り、 その後の第2次的に上記プリプレグ(P)(P)の熱硬
    化性樹脂が一旦溶融し得る一定温度と所要時間だけ加熱
    と加圧力を付与することにより、そのプリプレグ(P)
    (P)を完全に硬化させることを特徴とする請求項2又
    は5記載の天然杢理が表出する可撓性化粧材の製造法。
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