JPH0623860A - 積層板の製造方法 - Google Patents
積層板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0623860A JPH0623860A JP4184243A JP18424392A JPH0623860A JP H0623860 A JPH0623860 A JP H0623860A JP 4184243 A JP4184243 A JP 4184243A JP 18424392 A JP18424392 A JP 18424392A JP H0623860 A JPH0623860 A JP H0623860A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- strip
- continuous
- laminated
- double belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/02—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
- H05K3/022—Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダブルベルトプレスにより積層板を成形する
方法において、ベルト面の清浄度を保つと共に、製品面
の欠陥を防止する。 【構成】 所定枚数の帯状樹脂含浸基材1及び金属はく
2からなる積層材料3の表面に、帯状のシート9を重ね
て、連続ベルト5を対向させたダブルベルトプレス50
に送り込み、加圧加熱したあと、この帯状シート9を巻
取る。
方法において、ベルト面の清浄度を保つと共に、製品面
の欠陥を防止する。 【構成】 所定枚数の帯状樹脂含浸基材1及び金属はく
2からなる積層材料3の表面に、帯状のシート9を重ね
て、連続ベルト5を対向させたダブルベルトプレス50
に送り込み、加圧加熱したあと、この帯状シート9を巻
取る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器などに用いら
れるダブルベルトプレスによる金属はく付き積層板の製
造方法に関するものである。
れるダブルベルトプレスによる金属はく付き積層板の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器などに用いられる金属はく張り
積層板の製造方法には、多段のプレス中に一定寸法に切
断されたプリプレグと金属はくとを必要枚数重ね合わ
せ、平滑な金属鏡板で挟み、2〜3時間加圧加熱するバ
ッチ方式と、樹脂含浸基材と金属はくを重ね合わせて移
動させながら加圧加熱する連続方式とがある。
積層板の製造方法には、多段のプレス中に一定寸法に切
断されたプリプレグと金属はくとを必要枚数重ね合わ
せ、平滑な金属鏡板で挟み、2〜3時間加圧加熱するバ
ッチ方式と、樹脂含浸基材と金属はくを重ね合わせて移
動させながら加圧加熱する連続方式とがある。
【0003】そして、連続方式には、ロール加圧方式と
ダブルベルト方式とがあり、近年は所望の加熱加圧ゾー
ンを確保できるダブルベルトプレス方式による積層板の
製造方法が注目されている。
ダブルベルト方式とがあり、近年は所望の加熱加圧ゾー
ンを確保できるダブルベルトプレス方式による積層板の
製造方法が注目されている。
【0004】ダブルベルトプレス方式は、ロール状に巻
かれた所定枚数の帯状樹脂含浸基材1とロール状に巻か
れた帯状金属はく2を互いに重ね合わせながらダブルベ
ルトプレス50に送り込み、これらを連続的に積層して
帯状樹脂含浸基材1の片面又は両面に帯状金属はく2を
配置させた1枚の積層板8を形成するものである。
かれた所定枚数の帯状樹脂含浸基材1とロール状に巻か
れた帯状金属はく2を互いに重ね合わせながらダブルベ
ルトプレス50に送り込み、これらを連続的に積層して
帯状樹脂含浸基材1の片面又は両面に帯状金属はく2を
配置させた1枚の積層板8を形成するものである。
【0005】ダブルベルトプレス50は、一対の回転ド
ラム4,4にステンレスの無端ベルトを巻回して連続ベ
ルト5を形成し、それを上下2段に対向させ、その間に
積層材料を送り込み、一体化させる装置である。連続ベ
ルト5の中央部背面側には、加圧加熱ユニット6が設け
られており、高圧高温の熱媒をこのユニット6に送り込
み、連続ベルト5の背面側から圧力と熱を積層材料3に
加える。積層材料3は一体化して、積層板8となり、こ
の積層板8を切断機7により所定寸法に切断して製品と
する。
ラム4,4にステンレスの無端ベルトを巻回して連続ベ
ルト5を形成し、それを上下2段に対向させ、その間に
積層材料を送り込み、一体化させる装置である。連続ベ
ルト5の中央部背面側には、加圧加熱ユニット6が設け
られており、高圧高温の熱媒をこのユニット6に送り込
み、連続ベルト5の背面側から圧力と熱を積層材料3に
加える。積層材料3は一体化して、積層板8となり、こ
の積層板8を切断機7により所定寸法に切断して製品と
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この連
続成形法では、ダブルベルトプレスのベルトが、連続し
ているため、ベルト面に異物や樹脂が付着すると製品面
に連続的な傷が発生してしまう。ところが、ベルト面の
清浄度維持管理は非常に難しい上樹脂等が付着した場
合、その除去に長時間要し、その間装置を停止しなけら
ばならなかった。
続成形法では、ダブルベルトプレスのベルトが、連続し
ているため、ベルト面に異物や樹脂が付着すると製品面
に連続的な傷が発生してしまう。ところが、ベルト面の
清浄度維持管理は非常に難しい上樹脂等が付着した場
合、その除去に長時間要し、その間装置を停止しなけら
ばならなかった。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、従来のダブルベルトプレス方式に比
べ、ベルト面の清浄度管理を容易にし、製品面の連続的
な傷の発生を防止する方法を提供することを目的とす
る。
れたものであり、従来のダブルベルトプレス方式に比
べ、ベルト面の清浄度管理を容易にし、製品面の連続的
な傷の発生を防止する方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定枚数の帯
状樹脂含浸基材1及び金属はく2からなる積層材料3
を、連続ベルト5を対向させたダブルベルトプレス50
に送り込み、加圧加熱する積層板の製造方法において、
前記積層材料3とダブルベルトプレス50における連続
ベルト5との間に、前記積層材料3と同期して送られる
帯状のシート9を配置することを特徴とする積層板の製
造方法である。
状樹脂含浸基材1及び金属はく2からなる積層材料3
を、連続ベルト5を対向させたダブルベルトプレス50
に送り込み、加圧加熱する積層板の製造方法において、
前記積層材料3とダブルベルトプレス50における連続
ベルト5との間に、前記積層材料3と同期して送られる
帯状のシート9を配置することを特徴とする積層板の製
造方法である。
【0009】帯状のシート9は、供給ロール90から繰
り出され、ダブルベルトプレス50を経て、巻取りロー
ル91に巻取られる。帯状のシート9としては、両面に
離型剤を塗布したポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ふっ素
樹脂系フィルム例えば四ふっ化エチレンフィルム又はふ
っ化エチレンプロピレン共重合体フィルムが適してい
る。この帯状のシート9の幅は、ベルト面の保護も兼ね
るために、接するベルトの幅と同じかやや広いものが好
ましい。
り出され、ダブルベルトプレス50を経て、巻取りロー
ル91に巻取られる。帯状のシート9としては、両面に
離型剤を塗布したポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ふっ素
樹脂系フィルム例えば四ふっ化エチレンフィルム又はふ
っ化エチレンプロピレン共重合体フィルムが適してい
る。この帯状のシート9の幅は、ベルト面の保護も兼ね
るために、接するベルトの幅と同じかやや広いものが好
ましい。
【0010】
【実施例】ガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸し、加熱
して樹脂を半硬化させた帯状の樹脂含浸基材1(樹脂含
有率40重量%、厚さ0.2mm、幅500mm)を4
枚重ね、その両面に厚さ35μmの銅はく2を配置し、
上下の連続ベルト5の間に送りこみ、加圧加熱ユニット
6により温度180℃、圧力4MPaで加熱加圧して、
厚さ0.8mmの積層板8を得た。加圧加熱ユニット6
は、幅が1m、長さが3.5mであり、ベルト送り速度
は1.5m/分である。
して樹脂を半硬化させた帯状の樹脂含浸基材1(樹脂含
有率40重量%、厚さ0.2mm、幅500mm)を4
枚重ね、その両面に厚さ35μmの銅はく2を配置し、
上下の連続ベルト5の間に送りこみ、加圧加熱ユニット
6により温度180℃、圧力4MPaで加熱加圧して、
厚さ0.8mmの積層板8を得た。加圧加熱ユニット6
は、幅が1m、長さが3.5mであり、ベルト送り速度
は1.5m/分である。
【0011】このとき、樹脂含浸基材と銅はくからなる
積層材料3の外側にポリエチレンテレフタレートのフィ
ルム9を重ね、これらを連続的に連続ベルト5の間に送
りこんだ。そして、一体となった積層材料3を切断機7
で切断し、長さ1mの積層板8を得るとともに、フィル
ム9を巻きとった。連続的な製品面に傷は発生せず、ま
た、ベルト面に樹脂付着等の汚れも発生しなかった。
積層材料3の外側にポリエチレンテレフタレートのフィ
ルム9を重ね、これらを連続的に連続ベルト5の間に送
りこんだ。そして、一体となった積層材料3を切断機7
で切断し、長さ1mの積層板8を得るとともに、フィル
ム9を巻きとった。連続的な製品面に傷は発生せず、ま
た、ベルト面に樹脂付着等の汚れも発生しなかった。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、積層材料をダブルベル
トプレスに送りこむ際に、積層材料のの最外層に帯状の
シ−トを配し、積層材料と同時にダブルベルトプレスに
送りこむことにより、製品面への連続的な傷の発生を防
止すると共にベルト面の清浄度管理も容易になった。
トプレスに送りこむ際に、積層材料のの最外層に帯状の
シ−トを配し、積層材料と同時にダブルベルトプレスに
送りこむことにより、製品面への連続的な傷の発生を防
止すると共にベルト面の清浄度管理も容易になった。
【図1】本発明の一実施例のダブルトプレスを用いた積
層板の製造法を示す構成図である。
層板の製造法を示す構成図である。
1 帯状樹脂含浸基材 2 帯状金属はく 3 積層材料 5 連続ベルト 6 加圧加熱ユニット 9 帯状シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:06 B29L 31:34 4F
Claims (1)
- 【請求項1】 所定枚数の帯状樹脂含浸基材及び金属は
くからなる積層材料を、連続ベルトを対向させたダブル
ベルトプレスに送り込み、加圧加熱する積層板の製造方
法において、前記積層材料とダブルベルトプレスにおけ
る連続ベルトとの間に、前記積層材料と同期して送られ
る帯状のシートを配置することを特徴とする積層板の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184243A JPH0623860A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184243A JPH0623860A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 積層板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623860A true JPH0623860A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16149893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4184243A Pending JPH0623860A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623860A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4849316A (en) * | 1987-07-10 | 1989-07-18 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Heat fixing electrophotographic toner containing olefin wax |
JP2008162290A (ja) * | 2008-02-15 | 2008-07-17 | Ube Ind Ltd | フレキシブル金属箔積層体の製造法 |
JP2014030935A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Sandvik Kk | ベルトロール式プレス装置 |
CN111800950A (zh) * | 2019-04-09 | 2020-10-20 | 臻鼎科技股份有限公司 | 覆金属板的制作方法 |
WO2021075271A1 (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-22 | Dic株式会社 | 成形品の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4184243A patent/JPH0623860A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4849316A (en) * | 1987-07-10 | 1989-07-18 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Heat fixing electrophotographic toner containing olefin wax |
JP2008162290A (ja) * | 2008-02-15 | 2008-07-17 | Ube Ind Ltd | フレキシブル金属箔積層体の製造法 |
JP2014030935A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Sandvik Kk | ベルトロール式プレス装置 |
CN111800950A (zh) * | 2019-04-09 | 2020-10-20 | 臻鼎科技股份有限公司 | 覆金属板的制作方法 |
CN111800950B (zh) * | 2019-04-09 | 2021-12-03 | 臻鼎科技股份有限公司 | 覆金属板的制作方法 |
WO2021075271A1 (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-22 | Dic株式会社 | 成形品の製造方法 |
JPWO2021075271A1 (ja) * | 2019-10-18 | 2021-12-16 | Dic株式会社 | 成形品の製造方法 |
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