JP2014030935A - ベルトロール式プレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドレスベルトとメインロールの間の積層状態にある層状材料に十分な押圧力を加えることができるベルトロール式プレス装置を提供する。
【解決手段】 ベルトロール式プレス装置1aはエンドレスベルト7とメインロール12とを備えている。エンドレスベルト7は、メインロール12の外周面と対向しつつ同調して走行する。プレス装置1aは、エンドレスベルト7とメインロール12の間に供給された層状材料17、18を、エンドレスベルト7とメインロール12とで挟んで押圧しながら搬送し、互いに密着させて積層物19を製造する。プレス装置1aは、さらに、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向する領域において、エンドレスベルト7の裏面に沿ってエンドレスベルト7の走行方向に伸び、エンドレスベルト7に、メインロール12に向かう方向の面状の押圧力を加えるベルト押圧機構25〜27を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンドレスベルトとメインロールの間に積層状態で供給された複数の層状材料を、エンドレスベルトとメインロールとで挟み付けて押圧しながら搬送し、これらの層状材料を互いに密着させ又は貼り合わせて積層物を製造するベルトロール式プレス装置に関するものである。
複数の層状材料が積層されてなる積層物(以下「層状材料積層物」という。)は種々の技術分野で広く用いられている。このような層状材料積層物としては、例えば、プリント配線が設けられたベースフイルムとカバーフィルムとが圧着されてなるフレキシブルプリント基板や、金属箔とプラスチックフィルムとが接着されてなる複合材や、複数種のプラスチックフィルムが接着されてなる多層フィルムなどが挙げられる。
そして、このような層状材料積層物の製造装置としては、例えば、エンドレスベルトとメインロールの間に積層状態で供給された複数の層状材料を、エンドレスベルトとメインロールとで挟み付けて押圧しながら搬送し、これらの層状材料を互いに密着させて層状材料積層物を製造するベルトロール式プレス装置が用いられている(例えば、特許文献1、2参照)。なお、層状材料積層物の製造装置として、ベルトロール式プレス装置以外に、ダブルベルトプレス装置やロール・ロールプレス装置も用いられているが、層状材料に比較的高い押圧力をかけることができることから、ベルトロール式プレス装置が広く用いられている。
特開2000−6176号公報 特開平10−291251号公報
ところで、ベルトロール式プレス装置により層状材料積層物を製造する際には、各層状材料を密着させるために、積層状態にある層状材料に対して、その厚み方向に十分な押圧力を加える必要がある。しかしながら、エンドレスベルトとメインロールにより層状材料にかけることができる押圧力は、一般に0.1〜0.5MPa程度であり、層状材料の材質によっては、押圧力が十分でない場合がある。そこで、例えば特許文献1、2に開示されたベルトロール式プレス装置では、エンドレスベルトとメインロールとが互いに対向している部位に、エンドレスベルトの裏面をメインロール側に向かって押圧するサブロールないしはバックアップロールを設け、層状材料に強い押圧力を加えるようにしている。
しかしながら、例えば特許文献1、2に開示された従来のベルトロール式プレス装置では、サブロール又はバックアップロールによって層状材料に加えられる押圧力は、メインロールとサブロール又はバックアップロールの対向部においてロール幅方向に伸びる略直線状の狭い領域に生じる押圧力(線圧)であるので、積層状態にある層状材料に均一かつ十分な押圧力を加えることができない、といった問題がある。
また、近年、耐熱性樹脂からなる層状材料を密着させてなる層状材料積層物が求められているが、従来のベルトロール式プレス装置では、耐熱性樹脂からなる層状材料を確実に密着させることができる温度まで層状材料の温度を高めることが困難である、といった問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであって、エンドレスベルトとメインロールの間の積層状態にある層状材料に十分な押圧力を加えることができるベルトロール式プレス装置を提供することを解決すべき課題とする。さらに、エンドレスベルトとメインロールの間の積層状態にある層状材料の温度を十分高めることができるベルトロール式プレス装置を提供することも解決すべき課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係るベルトロール式プレス装置は、複数のベルト支持ロールにまたがって巻き掛けられ、所定の周回経路を周回走行するエンドレスベルトと、エンドレスベルトの周回経路の外側に配置され所定の回転方向に回転する円筒状のメインロールとを備えている。エンドレスベルトは、メインロールの円周方向に関して一部の領域で、メインロールの外周面と対向しつつ該外周面と同一方向に同一速度で走行する。そして、このベルトロール式プレス装置は、エンドレスベルトとメインロールの間に積層状態で供給された複数の層状材料を、エンドレスベルトとメインロールとで挟み付けて押圧しながら搬送し、層状材料を互いに密着させて積層物を製造する。このベルトロール式プレス装置は、さらに、エンドレスベルトとメインロールとが対向する領域において、エンドレスベルトの裏面に沿って該エンドレスベルトの走行方向に伸び、エンドレスベルトに、メインロールに向かう方向の面状の押圧力(面圧)を加えるベルト押圧機構を備えている。
本発明に係るベルトロール式プレス装置においては、ベルト押圧機構は、エンドレスベルトの裏面によって閉じられる加圧室を有し、該加圧室に導入される加圧流体(加圧された液体又は気体)によってエンドレスベルトに面状の押圧力(面圧)を加えるようになっているのが好ましい。
本発明に係るベルトロール式プレス装置においては、ベルト押圧機構に、エンドレスベルトを加熱するベルト加熱器及びエンドレスベルトを冷却するベルト冷却器のうちのいずれか一方又は両方が設けられているのが好ましい。また、メインロールの筒内空間部に、メインロールを加熱するロール加熱器及びメインロールを冷却するロール冷却器のうちのいずれか一方又は両方が設けられているのがより好ましい。
本発明に係るベルトロール式プレス装置は、エンドレスベルトとメインロールとが対向する領域において、メインロールの外周面と層状材料の間に挟まれ、メインロールの回転方向にメインロール外周面と同一速度で走行する弾性ベルト(例えば、ラバーベルト、ビニールベルト等)を備えているのが好ましい。この場合、エンドレスベルトの周回経路の外側に配置された2つの巻取ロールを設け、弾性ベルトを有端ベルトとし、この弾性ベルトを2つの巻取ロールのうちの一方の巻取ロールから巻き出し、エンドレスベルトとメインロールの対向部を経由して、他方の巻取ロールに巻き取るようにしてもよい。また、エンドレスベルトの周回経路の外側に配置された弾性ベルトロールを設け、弾性ベルトを無端ベルトとし、メインロールと弾性ベルトロールとにまたがって巻き掛けるようにしてもよい。あるいは、弾性ベルトを無端ベルトとして、メインロールの外周面の全周に外嵌するようにしてもよい。
本発明に係るベルトロール式プレス装置においては、ベルト支持ロール及びメインロールは、それぞれ、片持ち支持機構により回転可能に支持されているのが好ましい。また、エンドレスベルトは、鏡面状態に研磨されたスチールベルトであるのが好ましい。
本発明によれば、複数の層状材料から積層物を製造する際に、エンドレスベルトとメインロールとが対向する領域において、ベルト押圧機構によって、エンドレスベルトにメインロールに向かう方向の面状の押圧力(面圧)が加えられる。このため、エンドレスベルトとメインロールの間の積層状態にある層状材料に均一かつ十分な押圧力を加えることができ、層状材料を互いに確実に密着させ、あるいは貼り合わせることができる。さらに、本発明に係るベルトロール式プレス装置において、ベルト押圧機構に、エンドレスベルトを加熱するベルト加熱器を設け、メインロールの筒内空間部に、メインロールを加熱するロール加熱器を設けた場合は、エンドレスベルトとメインロールの間の積層状態にある層状材料の温度を十分に高めることができ、層状材料が耐熱性樹脂からなる場合でも、層状材料を確実に密着させあるいは貼り合わせることができる。
本発明の実施形態1に係るベルトロール式プレス装置の模式的な側面図である。 本発明の実施形態2に係るベルトロール式プレス装置の模式的な側面図である。 本発明の実施形態3に係るベルトロール式プレス装置の模式的な側面図である。
(実施形態1)
以下、図1を参照しつつ、本発明の実施形態1に係るベルトロール式プレス装置の構成及び機能を説明する。図1に示すように、実施形態1に係るベルトロール式プレス装置1a(以下、略して「プレス装置1a」という。)は、エンドレスベルト機構2と、メインロール機構3と、層状材料供給機構4と、製品取出機構5と、弾性ベルト機構6とを備えている。エンドレスベルト機構2は、無端のスチールベルトからなるエンドレスベルト7と、材料供給ロール8と、製品取出ロール9と、テンションロール10と、ガイドロール11とを有している。なお、上記各ロール8〜11は、特許請求の範囲に記載された「ベルト支持ロール」に相当する。
そして、エンドレスベルト7は、上記ロール8〜11にまたがって巻き掛けられ、所定の周回経路を、矢印A1〜A6で示すように周回走行する。エンドレスベルト機構2の上記ロール8〜11は、すべてエンドレスベルト7の周回経路の内側、すなわちエンドレスベルト7によって囲まれた領域に位置するように配設されている。また、メインロール機構3は、エンドレスベルト7の周回経路の外側、すなわちエンドレスベルト7によって囲まれた領域の外側に配置され矢印Bで示す方向に回転する円筒状ないしはドラム状のメインロール12を備えている。なお、以下では、上記ロール8〜11に巻き掛けられた状態にあるエンドレスベルト7において、周回経路の外側に面する広がり面を「外面」といい、周回経路の内側に面する広がり面を「裏面」という。
実施形態1に係るプレス装置1aにおいては、エンドレスベルト機構2を構成する上記各ロール8〜11とメインロール12とは、それぞれ、片持ち支持機構により回転可能に支持されている。これにより、エンドレスベルト7を、無端状態で上記各ロール8〜11及びメインロール12に巻き掛けることができる。したがって、エンドレスベルト7の取り付け及び取り外しは極めて容易である。また、無端のスチールベルトであるエンドレスベルト7の外面は鏡面状態に研磨されている。これにより、積層物19(製品)の表面の緻密さ、滑らかさ、透明性、光沢性などを高めることができる。
ここで、エンドレスベルト7の周回経路は、実質的には、エンドレスベルト機構2の上記ロール8〜11の形状及び配設位置と、メインロール12の形状及び配設位置とによって決定される。なお、実際には、使用する層状材料の物性、製造すべき積層物の物性又はエンドレスベルト7の仕様、設置場所の態様等に応じて、まず最適又は適切なエンドレスベルト7の周回経路が決定され、このような周回経路が実現されるように、エンドレスベルト機構2の上記ロール8〜11及びメインロール12の形状(例えば、ロール直径)及び配設位置を決定することになる。
エンドレスベルト機構2においては、材料供給ロール8は、メインロール12の円周方向に関して、メインロール機構3に複数の層状材料を供給すべき部位に、メインロール12と所定の間隔を隔てて対向するように配置されている。なお、この間隔は調節することができ、層状材料の厚さに応じて好ましく設定される。そして、複数の層状材料供給ロール13〜16を有する層状材料供給機構4から複数の層状材料17、18が、材料供給ロール8を経由してメインロール機構3に供給される。なお、実施形態1では、2種の層状材料17、18がメインロール機構3に供給されているだけであるが、3種以上の層状材料を用いることができるのはもちろんである。図示していないが、材料供給ロール8は、層状材料を加熱するための加熱器を備えている。材料供給ロール8用の加熱器としては、例えば誘導加熱器又はシーズヒータなどの電熱式ヒータを用いることができる。
製品取出ロール9は、メインロール12の円周方向に関して、メインロール機構3から積層物19を製品として取り出すべき部位に、メインロール12と所定の間隔を隔てて対向するように配置されている。なお、この間隔は調節することができ、積層物の厚さに応じて好ましく設定される。積層物は、メインロール機構3から、製品取出ロール9を経由して製品取出機構5の製品巻取ロール20に巻き取られる。図示していないが、製品取出ロール9は、積層物を冷却するための冷却器を備えている。製品取出ロール9用の冷却器としては、例えば円筒状の製品取出ロール9の内周面に冷却水又は空気を吹き付けるタイプの冷却器などを用いることができる。
テンションロール10は、メインロール12と離間して配置されている。テンションロール10は、図示していない付勢手段(例えば、機械ばね、空気ばね等)により、矢印Cで示すように、エンドレスベルト7の周回経路の外側に向く方向に付勢され、エンドレスベルト7に適切な張力をかけて、エンドレスベルト7に弛みが生じるのを防止する。ガイドロール11は、エンドレスベルト7を支持するとともにエンドレスベルト7の周回経路を好ましく設定するためのロールであり、メインロール12と離間して配置されている。なお、ガイドロール11は、加熱器又は冷却器を備えていない。
弾性ベルト機構6は、それぞれエンドレスベルト7の周回経路の外側に配置された第1巻取ロール21と第2巻取ロール22とを有している。第1巻取ロール21には有端ベルトである弾性ベルト23の一方の端部側の部分が巻き付けられ、第2巻取ロール22には弾性ベルト23の他方の端部側の部分が巻き付けられている。弾性ベルト23としては、ラバーベルトやビニールベルトなどを用いることができる。そして、弾性ベルト23の一部分、具体的には第1巻取ロール21に巻き付けられた部分と第2巻取ロール22に巻き付けられた部分の間の部分、すなわち上記両巻取ロール21、22のいずれにも巻き付けられていない中間部分は、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向する領域で、メインロール12の外周面に直接当接するに巻き掛けられている。したがって、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向する領域では、メインロール12の外周面には、径方向に関して内側から外側に向かって順に、弾性ベルト23と、複数の層状材料17、18と、エンドレスベルト7とが巻き掛けられることになる。
なお、弾性ベルト機構6を、エンドレスベルト7の周回経路の外側に配置された弾性ベルトロールを設け、弾性ベルトを無端ベルトとし、メインロール12と弾性ベルトロールとにまたがって巻き掛けるように構成してもよい。また、弾性ベルトを無端ベルトとして、メインロール12の外周面の全周に外嵌するようにしてもよい。
メインロール機構3は、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向する領域内において、それぞれメインロール12の外周面より外側に配置された、加熱器ないしは加熱機能を有する第1ベルト押圧機構25と、加熱器ないしは加熱機能を有する第2ベルト押圧機構26と、冷却器ないしは冷却機能を有する第3ベルト押圧機構27とを備えている。第1ベルト押圧機構25と第2ベルト押圧機構26と第3ベルト押圧機構27は、メインロータ12の回転方向すなわちエンドレスベルト7の走行方向に関して順に隣り合って、メインロール12の外周面に沿って配置されている。ここで、エンドレスベルト7と層状材料17、18と弾性ベルト23は、メインロール12の外周面と上記各ベルト押圧機構25〜27の間に挟まれて走行するように配置される。
そして、上記ベルト押圧機構25〜27は、いずれも、エンドレスベルト7の幅方向のほぼ全長にわたって広がる一方、エンドレスベルト7の裏面に沿ってベルト走行方向に所定の長さで伸び、エンドレスベルト7の裏面に、メインロール12に向かう方向の面状の押圧力(面圧)を加える。すなわち、エンドレスベルト7の裏面における、ベルト幅方向の寸法が概ねエンドレスベルト7の幅寸法と等しく、ベルト走行方向の寸法が上記各ベルト押圧機構25〜27の長さ寸法とほぼ等しい湾曲した略長方形の領域に、メインロール12に向かう方向の面状の押圧力が加えられる
詳しくは図示していないが、第1ベルト押圧機構25は、エンドレスベルト7の裏面によって閉じられた加圧室を有している。すなわち、加圧室は、上記各ベルト押圧機構25〜27の一部をなす壁部とエンドレスベルト7の裏面とで形成され、加圧流体を給排する部分を除けば密閉された室(チャンバ)である。そして、この加圧室に加圧流体が導入されると、この加圧流体がエンドレスベルト7に、メインロール12に向かう方向の面状の押圧力(面圧)を加える。加圧流体としては、例えば加圧されたオイル、加圧された水、圧縮空気等を用いることができる。なお、エンドレスベルト7の走行時には、加圧室の第1押圧機構25側の部分とエンドレスベルト7は摺接するが、両者間はシール部材で厳重にシールされ、加圧室内の加圧流体ないしは圧力が外部に漏れないようになっている。
また、第1ベルト押圧機構25は、エンドレスベルト7を加熱し、ひいては層状材料17、18を加熱する加熱器ないしは加熱機能を備えている。かかる加熱器としては、例えば誘導加熱器、シーズヒータ等の電熱式ヒータを用いることができる。なお、このような電熱式ヒータを用いず、高温の加圧流体、例えば加圧された高温のオイルを加圧室に導入して、エンドレスベルト7ひいては層状材料17、18を加熱するようにしてもよい。
エンドレスベルト7の走行方向に関して、第1ベルト押圧機構25に隣り合って配置された第2ベルト押圧機構26は、基本的には、第1ベルト押圧機構25と同様の構造及び機能を有している。かくして、第1ベルト押圧機構25及び第2ベルト押圧機構26は、後で詳しく説明するように、エンドレスベルト7とメインローラ12(弾性ベルト23)の間に挟まれた層状材料17、18の温度が所望の温度となるように制御ないしは操作される。
エンドレスベルト7の走行方向に関して第2ベルト押圧機構26に隣り合って配置された第3ベルト押圧機構27も、基本的には、第1ベルト押圧機構25及び第2ベルト押圧機構26と同様に、エンドレスベルト7の裏面によって閉じられた加圧室を有している。そして、この加圧室に加圧流体が導入されると、この加圧流体がエンドレスベルト7に、メインロール12に向かう方向の面状の押圧力(面圧)を加える。しかしながら、第3ベルト押圧機構27は、エンドレスベルト7ひいては層状材料17、18を加熱するのではなく、冷却する。
具体的には、第3ベルト押圧機構27では、加圧室に、加圧された常温又はこれより低温のオイル又は冷却水が導入され、このオイル又は冷却水によりエンドレスベルト7ひいては層状材料17、18ないしは積層物19が冷却される。さらに、メインロール機構3は、円筒状のメインロール12の筒内空間部内に配置された、予熱ヒータ28と、第1ヒータ29と、第2ヒータ30と、製品冷却器31とを備えている。これらの予熱ヒータ28と第1ヒータ29と第2ヒータ30と製品冷却器31は、メインロール12の内周面に近接して、メインロール12の回転方向に順に隣り合って配置されている。
予熱ヒータ28は、基本的にはメインロール12を予熱するためのものである。予熱ヒータ28としては、例えば誘導加熱器やシーズヒータ等の電熱式ヒータを用いることができる。第1ヒータ29と第2ヒータ30と製品冷却器31は、基本的には層状材料17、18又は積層物19を加熱又は冷却するためのものであり、メインロール12の周方向に関して、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向する領域内に配置されている。ここで、第1ヒータ29及び第2ヒータ30としては、例えば誘導加熱器やシーズヒータ等の電熱式ヒータを用いることができる。また、製品冷却器31としては、冷却媒体供給管32を経由して供給される冷却媒体、例えば空気や冷却水などをメインロール12の内周面に空気を吹き付けるタイプの冷却器などを用いることができる。なお、使用された冷却媒体は、冷却媒体排出管33を経由して冷却媒体供給源に戻される。
以下、プレス装置1aによる積層物の製造手順を具体的に説明する。なお、以下では、2つの層状材料17、18を用いて積層物を製造する場合について説明するが、このプレス装置1aは、3つ以上の層状材料を用いて積層物を製造することができるのはもちろんである。プレス装置1aの運転時には、上記ロール8〜11が、それぞれ図1中における位置関係において時計回り方向に同一の周速度で回転し、これに伴ってエンドレスベルト7が矢印A1〜A6で示すように所定の周回速度で周回走行する。
他方、メインロール12は、矢印Bで示す方向にンドレスベルト7の走行速度と等しい周速で回転する。なお、以下では、便宜上、エンドレスベルト7の走行方向ないしはメインロール12の外周面の進行方向、すなわち層状材料17、18の搬送方向に関して、層状材料17、18が供給される側を「トレーリング側」又は「上流側」といい、製品である積層物19が排出される側を「リーディング側」又は「下流側」という。
このように、エンドレスベルト7が周回走行する一方、メインロール12が回転しているときに、第1巻取ロール21から弾性ベルト23が巻き出され、巻き出された弾性ベルト23は、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向する領域では、エンドレスベルト7とメインロール12とに挟まれた状態で、メインロール12の外周面に当接しつつトレーリング側(上流側)からリーディング側(下流側)に向かって、エンドレスベルト7ないしはメインロール12と同一速度で同調して走行する。メインロール12の外周面から離脱した弾性ベルト23は、第2巻取ロール22に巻き取られる。
このようにエンドレスベルト7とメインロール12と弾性ベルト23とが同一速度で同調して走行ないしは回転しているときに、層状材料供給ロール13、14から層状材料17、18が巻き出される。これらの層状材料17、18は、材料供給ロール8の外周面上で、周回走行しているエンドレスベルト7と第1巻き取りロール21から巻き出された弾性ベルト23との間に積層状態で挟み込まれる。
材料供給ロール8の外周面上に巻き掛けられて層状状態となっているエンドレスベルト7と層状材料17、18と弾性ベルト23の層状体(以下「材料・ベルト層状体」という。)は、材料供給ロール8の外周面に沿って走行し、材料供給ロール8とメインロール12の対向部よりリーディング側(下流側)ではメインロール12の外周面上に巻き掛けられる。ここで、メインロール12は予熱ヒータ28によって予熱されているので、材料・ベルト積層体はメインロール12の外周面に当接した後、速やかに温度が上昇する。
かくして、エンドレスベルト7とメインロール12とが互いに対向している領域、すなわち層状材料17、18を押圧しつつ搬送する領域では、材料・ベルト層状体は、メインロール12の外周面に沿って移動する。その際、第1〜第3ベルト押圧機構25〜27によってエンドレスベルト7の裏面ひいては層状材料17、18に、強い面状の押圧力(面圧)が加えられる。実施形態1に係るプレス装置1aでは、例えば0.1〜7MPaの範囲で任意の面圧をエンドレスベルト7の裏面に加えることができる。なお、このようなベルト押圧機構を設けない場合、すなわちエンドレスベルト7の張力のみによる面圧力は0.1〜0.5MPa程度である。
図1からも明らかなとおり、エンドレスベルト7とメインロール12とが互いに対向している領域(図1に示す例ではメインロール12の中心角で約290°)の大部分(図1に示す例ではメインロール12の中心角で約240°)で、第1〜第3ベルト押圧機構25〜27によりエンドレスベルト7の裏面に面圧がかけられるので、エンドレスベルト7とメインロール12の間の層状材料17、18に十分な押圧力を加えることができ、層状材料17、18を互いに確実に密着させ又は貼り付けることができる。
このようにエンドレスベルト7とメインロール12とが互いに対向している領域で、材料・ベルト層状体がメインロール12の外周面に沿って搬送されているときに、層状材料17、18のメインロール12の表面は、弾性ベルト23と当接している。ここで、弾性ベルト23は、弾力性ないしは柔軟性を有するので、層状材料17、18の形状に対して柔軟に弾性変形することができる。その結果、層状材料17、18のメインロール12側の表面に凹凸がある場合、あるいは層状材料17、18の厚みが部分的に異なる場合でも、弾性ベルト23は層状材料17、18に密接ないしは密着する。これにより、両層状材料17、18間に気泡が混入するのが防止又は抑制される。また、両層状材料16、17間に混入した気泡は外部に押し出される。
また、前記のとおり、各エンドレスベルト7ひいては層状材料17、18は、第1〜第3ベルト押圧機構25〜27により強い面圧で均一に押圧される。このため、両層状材料17、18間への気泡の混入をより有効に抑制することができ、あるいは両層状材料17、18間に混入している気泡をより有効に外部に排出することができる。その結果、両層状材料17、18を互いに確実に密着させることができ、あるいは確実に貼り合わせることができる。
ここで、第1〜第2ベルト押圧機構25、26は、エンドレスベルト7を介して、層状材料17、18を加熱する。他方、メインロール12内に設けられた第1〜第2ヒータ29、30は、メインロータ12の周壁と弾性ベルト23とを介して、層状材料17、18を加熱する。このように、搬送されている層状材料17、18は、エンドレスベルト7側及びメインロール12側の両方から加熱されるので、搬送時にその温度を十分に高めることができる。この実施形態に係るプレス装置1aでは、層状材料17、18の搬送時に、エンドレスベルト7の温度及びメインロール12の周壁の温度を、均一に面圧をかけつつ、例えば450℃まで高めることができる。このため、層状材料17、18が、貼り付け時に例えば300〜380℃まで温度を高める必要がある耐熱性樹脂である場合でも、搬送されている層状材料17、18をその貼り付けに必要な温度まで容易に昇温させることができる。
また、第3ベルト押圧機構27は、エンドレスベルト7を介して、層状材料17、18を冷却する。他方、メインロール12内に設けられた製品冷却器31は、メインロータ12の周壁と弾性ベルト23とを介して、層状材料17、18を冷却する。このように、搬送されている層状材料17、18は、エンドレスベルト7側及びメインロール12側の両方から冷却されるので、第1〜第2ベルト押圧機構25、26及び第1〜第2ヒータ29、30により加熱されて高温となっている層状材料17、18の温度を十分に、例えば常温まで低下させることができる。
とくに、層状材料17、18が熱可塑性樹脂である場合は、積層物19(ないしは製品)の温度を、該積層物19がエンドレスベルト7とメインロール12との間に挟まれているときに、凝固点ないしは溶融点以下に冷却する必要がある。このため、実施形態1に係るプレス装置1aでは、積層物19を確実に凝固点ないしは溶融点以下に冷却することができる。なお、層状材料17、18が熱硬化性樹脂である場合等、層状材料17、18ないしは積層物19を冷却する必要がない場合は、第3ベルト押圧機構27に冷却構造ないしは冷却機能をもたせる必要はなく、また製品冷却器31を設ける必要もない。このようにして製造された積層物19は、製品取出ロール9を経由して、製品巻取ロール20に巻き取られる。
かくして、実施形態1に係るプレス装置1aによれば、誘導加熱器あるいはシーズヒータ等の電熱式ヒータで層状材料17、18を加熱するので、例えばオイルなどの熱媒体で加熱する場合に比べて、層状材料17、18の温度を十分に高めることができる。したがって、例えば耐熱フィルムのラミネート、高耐熱タイプのプリント基板、耐熱性樹脂からなる複合材(複合強化繊維束など)(必要加熱温度:300℃〜380℃)などのプリプレグを容易に製造することができる。
さらに、実施形態1に係るプレス装置1aによれば、エンドレスベルト7とメインロール12の間の層状材料17、18に押圧力を加える機構は、エンドレスベルト7側に設けられるだけであり、メインロール12側には設けられない。このため、押圧力を加える機構は簡素なものとなり、ひいてはプレス装置1aの構造を簡素化ないしはコンパクト化することができ、そのコストを低減することができる。また、加圧されたオイルで層状材料17、18に押圧力を加える場合は、オイル漏れの発生を低減することができる。なお、圧縮空気で層状材料17、18に押圧力を加える場合は、オイル漏れが発生するおそれがないので、圧縮空気によるベルト押圧機構は、とくに電子部品関連の積層物の製造に適している。
(実施形態2)
以下、図2を参照しつつ本発明の実施形態2に係るベルトロール式プレス装置1b(以下、略して「プレス装置1b」という。)を説明する。しかしながら、実施形態2に係るプレス装置1bの基本構成は、実施形態1に係るプレス装置1aと共通であり、エンドレスベルト機構2に加えてサブエンドレスベルト機構が設けられている点が異なるだけである。そこで、説明の重複を避けるため、以下では主として、実施形態1に係るプレス装置1aと異なる点を説明する。なお、図2において、実施形態1に係るプレス装置1aと共通の構成要素には、実施形態1の場合と同一の参照番号を付している。また、図2においては、メインロール12内の予熱ヒータ28、加熱ヒータ29、30及び製品冷却器31の記載は省略している。
図2に示すように、実施形態2に係るプレス装置1bは、エンドレスベルト機構2に加えて、サブエンドレスベルト機構40を備えている。このサブエンドレスベルト機構40は、メインロール12と製品取出ロール9と2つのガイドロール41、42とに巻き掛けられたサブエンドレスベルト43を有している。サブエンドレスベルト43は、例えば無端のスチールベルトからなる。サブエンドレスベルト43は、メインロール12に巻き掛けられている部分では、メインロール12の外周面に当接している。
したがって、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向している領域では、エンドレスベルト7と層状材料17、18と弾性ベルト23とサブエンドレスベルト43とが、エンドレスベルト7側からメインロール12側に向かってこの順に積層されてなる層状体がメインロール12の外周部に沿って走行する。要するに、実施形態2に係るプレス装置1bでは、弾性ベルト23がサブエンドレスベルト43によって補強されている。その他の点については、図1に示す実施形態1に係るプレス装置1aと同様である。実施形態2に係るプレス装置1bにおいても、基本的には、実施形態1に係るプレス装置1aの場合と同様の効果が得られる。
(実施形態3)
以下、図3を参照しつつ本発明の実施形態3に係るベルトロール式プレス装置(以下、略して「プレス装置1c」という。)を説明する。しかしながら、実施形態3に係るプレス装置1cの基本構成は、図1に示す実施形態1に係るプレス装置1aと共通であり、エンドレスベルト機構2に加えてサブエンドレスベルト機構が設けられている点が異なるだけである。そこで、説明の重複を避けるため、以下では主として、実施形態1に係るプレス装置1aと異なる点を説明する。なお、図3において、実施形態1に係るプレス装置1aと共通の構成要素には、実施形態1の場合と同一の参照番号を付している。また、図3においては、メインロール12内の予熱ヒータ28、加熱ヒータ29、30及び製品冷却器31の記載は省略している。
図3に示すように、実施形態3に係るプレス装置1cは、エンドレスベルト機構2に加えて、サブエンドレスベルト機構50を備えている。このサブエンドレスベルト機構50は、メインロール12と製品取出ロール9と3つのガイドロール51〜53とに巻き掛けられたサブエンドレスベルト54を有している。サブエンドレスベルト54は、例えば無端のスチールベルトからなる。サブエンドレスベルト54は、メインロール12に巻き掛けられている部分では、メインロール12の外周面に当接している。
したがって、エンドレスベルト7とメインロール12とが対向している領域では、エンドレスベルト7と層状材料17、18と弾性ベルト23とサブエンドレスベルト54とが、エンドレスベルト7側からメインロール12側に向かってこの順に積層されてなる層状体がメインロール12の外周部に沿って走行する。要するに、実施形態3に係るプレス装置1cでは、弾性ベルト23がサブエンドレスベルト54によって補強されている。その他の点については、図1に示す実施形態1に係るプレス装置1aと同様である。実施形態3に係るプレス装置1cにおいても、基本的には、実施形態1に係るプレス装置1aの場合と同様の効果が得られる。
以上のように、本発明に係るベルトロール式プレス装置は、層状材料が互いに貼り合わされてなる層状材料積層物の製造装置として有用であり、耐熱性樹脂からなる層状材料から積層物を製造するのに適している。
1a ベルトロール式プレス装置、1b ベルトロール式プレス装置、1c ベルトロール式プレス装置、2 エンドレスベルト機構、3 メインロール機構、4 層状材料供給機構、5 製品取出機構、6 弾性ベルト機構、7 エンドレスベルト、8 材料供給ロール、9 製品取出ロール、10 テンションロール、11 ガイドロール、12 メインロール、13 層状材料供給ロール、14 層状材料供給ロール、15 層状材料供給ロール、16 層状材料供給ロール、17 層状材料、18 層状材料、19 積層物(製品)、20 製品巻取ロール、21 第1巻取ロール、22 第2巻取ロール、23 弾性ベルト、25 第1ベルト押圧機構、26 第2ベルト押圧機構、27 第3ベルト押圧機構、28 予熱ヒータ、29 第1ヒータ、30 第2ヒータ、31 製品冷却器、32 冷却媒体供給管、33 冷却媒体排出管、40 サブエンドレスベルト機構、41 ガイドロール、42 ガイドロール、43 サブエンドレスベルト、50 サブエンドレスベルト機構、51 ガイドロール、52 ガイドロール、53 ガイドロール、54 サブエンドレスベルト。

Claims (10)

  1. 複数のベルト支持ロールにまたがって巻き掛けられ、所定の周回経路を周回走行するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの周回経路の外側に配置され、所定の回転方向に回転する円筒状のメインロールとを備えていて、
    前記エンドレスベルトが、前記メインロールの円周方向に関して一部分の領域で、前記メインロールの外周面と対向しつつ該外周面と同一方向に同一速度で走行し、
    前記エンドレスベルトと前記メインロールの間に積層状態で供給された複数の層状材料を、前記エンドレスベルトと前記メインロールとで挟んで押圧しながら搬送し、前記層状材料を互いに密着させて積層物を製造するベルトロール式プレス装置であって、
    前記エンドレスベルトと前記メインロールとが対向する領域において、前記エンドレスベルトの裏面に沿って該エンドレスベルトの走行方向に伸び、前記エンドレスベルトに、前記メインロールに向かう方向の面状の押圧力を加えるベルト押圧機構を備えていることを特徴とするベルトロール式プレス装置。
  2. 前記ベルト押圧機構は、前記エンドレスベルトの裏面によって閉じられる加圧室を有していて、該加圧室に導入される加圧流体によって前記エンドレスベルトに前記面状の押圧力を加えることを特徴とする、請求項1に記載のベルトロール式プレス装置。
  3. 前記ベルト押圧機構に、前記エンドレスベルトを加熱するベルト加熱器及び前記エンドレスベルトを冷却するベルト冷却器のうちの少なくとも一方が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトロール式プレス装置。
  4. 前記メインロールの筒内空間部に、前記メインロールを加熱するロール加熱器及び前記メインロールを冷却するロール冷却器のうちの少なくとも一方が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載のベルトロール式プレス装置。
  5. 前記エンドレスベルトと前記メインロールとが対向する領域において、前記メインロールの外周面と前記層状材料の間に挟まれ、前記メインロールの回転方向に前記外周面と同一速度で走行する弾性ベルトを備えていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載のベルトロール式プレス装置。
  6. 前記エンドレスベルトの周回経路の外側に配置された2つの巻取りロールが設けられ、上記弾性ベルトは、有端ベルトであって前記巻取りロールのうちの一方の巻取りロールから巻き出され、前記エンドレスベルトと前記メインロールの対向部を経由して、他方の巻取りロールに巻き取られることを特徴とする、請求項5に記載のベルトロール式プレス装置。
  7. 前記エンドレスベルトの周回経路の外側に配置された弾性ベルトロールが設けられ、上記弾性ベルトは、無端ベルトであって前記メインロールと前記弾性ベルトロールとにまたがって巻き掛けられていることを特徴とする、請求項5に記載のベルトロール式プレス装置。
  8. 上記弾性ベルトは、無端ベルトであって前記メインロールの外周面の全周に外嵌されていることを特徴とする、請求項5に記載のベルトロール式プレス装置。
  9. 前記ベルト支持ロール及び前記メインロールは、それぞれ、片持ち支持機構により回転可能に支持されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載のベルトロール式プレス装置。
  10. 前記エンドレスベルトは、鏡面状態に研磨されたスチールベルトであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載のベルトロール式プレス装置。
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