JPH0623797U - イレイザー - Google Patents

イレイザー

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JPH0623797U
JPH0623797U JP6100092U JP6100092U JPH0623797U JP H0623797 U JPH0623797 U JP H0623797U JP 6100092 U JP6100092 U JP 6100092U JP 6100092 U JP6100092 U JP 6100092U JP H0623797 U JPH0623797 U JP H0623797U
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一好 東
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Sakura Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたって確実に表示材を表示板から拭
き取ることができるイレイザーを提供する。 【構成】 表示板への表示材を拭き取るイレイザー本体
1と、イレイザー本体1が厚さ方向へ摺動可能として内
嵌される把持部材2とを、備える。イレイザー本体1の
裏面23と、把持部材2の内面24との間に、表示材をイレ
イザー本体1内へ吸引するための弾性変形膜体25を介装
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はイレイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】
黒板等の表示板にマーカー又は白墨等の表示材にて表示された文字、図形等を 拭き取る際に、一般には、イレイザーが使用される。
【0003】 しかしながら、従来のイレイザーは、表て面が布体からなるイレイザー本体と 、このイレイザー本体を保持する把持部材と、からなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来のイレイザーでは、大きな吸引力で表示板上の表示材を吸引する ことができず、表示板上の表示材を確実にイレイザーへ付着させることができな かった。
【0005】 そこで、本考案では、長期にわたって確実に表示材を拭き取ることができるイ レイザーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係るイレイザーは、表示板への表示材 を拭き取るイレイザー本体と、該イレイザー本体が厚さ方向へ摺動可能として内 嵌される把持部材とを、備えると共に、該イレイザー本体の裏面と、上記把持部 材の内面との間に、上記表示材を上記イレイザー本体内へ吸引するための弾性変 形膜体を介装したものである。
【0007】
【作用】
イレイザー本体を表示板に押し付けて把持部材をイレイザー本体側へ押圧して 、その押圧を解除して、把持部材をイレイザー本体と反対側へ移動させれば、弾 性変形膜体とイレイザー本体の裏面との間にエアを吸引することができ、これに より、表示板上の表示材をイレイザー本体内へ吸引することができる。
【0008】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0009】 図1と図2は本考案に係るイレイザーを示し、このイレイザーは、黒板又はホ ワイトボード等の表示板30(図4参照)から表示材を拭き取るイレイザー本体1 と、該イレイザー本体1が厚さ方向へ摺動可能として内嵌される把持部材2と、 を備える。
【0010】 しかして、イレイザー本体1は、表示材を拭き取る消去部3と、該消去部3を 保持する保持枠体4と、からなる。
【0011】 即ち、消去部3は、保持材5に保持された保水剤6と、吸収材7と、該保持材 5と保水剤6と吸収材7とを被覆する外装材8とからなる。
【0012】 外装材8は、矩形状のメッシュ状体からなり、例えば、不織布(例えば、ダイ ワボウ社製のNK70)、 100コットン(例えば、旭化成工業株式会社製のアサク リンワイパー)等からなる。
【0013】 また、保水剤6は、親水性ゴム(ゴムに高吸収性樹脂をブレンドしたもの)又 はイオン交換性樹脂、又は高吸水性樹脂(例えば、住友化学工業株式会社製のス ミカゲル)に、固化した表示材を溶かす溶剤を加えたものである。
【0014】 ところで、高吸水性樹脂とは、自重の数十倍から千倍以上もの水を吸収するこ とができる高分子であり、水に膨潤してヒドロゲルを形成する。即ち、あたかも 大量の水を閉じ込めたカプセルのように挙動し、水を形あるものとして取扱うこ とが可能となる。
【0015】 そして、上述の表示材を溶かす溶剤とは、例えば、水と界面活性剤からなる弱 アルカリ性の株式会社内田洋行製のOAオフィスクリーナ、花王株式会社製液体 ガラスマイペット、または中性洗剤(例えば、ライオン株式会社製ママレモン) 等である。
【0016】 また、この保水剤は、球状であって、直径が2〜3mm位とされる。
【0017】 次に、保持材5は、空孔率が97%位の繊維系濾過材であり、ポリウレタンフォ ーム(膜状物質を除去したもの)(例えば、ブリヂストン社製のエバーライトS F、粗目HR−08、又は細目HR−20)を使用する。
【0018】 そして、吸収材7は、上述の細目のエバーライトSFを使用する。
【0019】 なお、エバーライトSFに代えて高分子ポリマーシート(生理用ナプキン)を 使用するも自由である。
【0020】 しかして、保持枠体4は、消去部3の外装材8の外周縁部が係止する第1ホル ダー9と、該1第ホルダー9の上方開口部を施蓋する第2ホルダー10と、からな る。
【0021】 即ち、第1ホルダー9は、図3に示すように、偏平の四角筒状体からなる本体 部11と、該本体部11の短辺から外方へ突設する突出片部12と、からなり、本体部 11に消去部3が挿入され、外装材8の外周縁部8aが該本体部11の周壁11aに係 止している。
【0022】 また、第2ホルダー10は、偏平の四角筒状体からなる本体部13と、該本体部13 の上方開口部を施蓋状とする上壁部14と、からなり、上壁部14には多数の貫孔28 …が貫設されている。
【0023】 従って、消去部3を第1ホルダー9に挿入して外装材8の外周縁部8aを第1 ホルダー9の周壁11aに係止させた状態で、第2ホルダー10を第1ホルダー9に 対して外嵌し、第1ホルダー9の周壁11aと、第2ホルダー10の周壁13aとの間 に外装材8の外周縁部8aを挾持させれば、図3に示すように消去部3と保持枠 体4とが一体状となったイレイザー本体1を形成することができる。
【0024】 しかして、把持部材2は、図1と図2に示すように、本体15と、該本体15の上 方開口部を施蓋する施蓋体16と、からなる。
【0025】 即ち、本体15は、偏平四角筒状部17と、該偏平四角筒状部17の周壁17aの上端 縁に外方へ突出する水平鍔部18と、からなり、偏平四角筒状部17の周壁17a、つ まり、短辺及び長辺の内面下端に係止片19…が内方へ突設されている。
【0026】 また、施蓋体16は、底壁20と、底壁20から上方へ膨出する膨出部21と、からな り、膨出部21には、その長辺側に切欠部22, 22が形成され、上方へ突出する把持 部31が形成される。
【0027】 なお、本体15と施蓋体16とをヒンジ部を介して連結し、施蓋体16を本体15に対 して揺動開閉自在とするも、本体15と施蓋体16とをヒンジ部を介して連結しない ようにするも自由である。しかし、図1に示すように、施蓋体16にて本体15の上 方開口部を施蓋した際には、施蓋体16と本体15とが一体化される必要があるので 、施蓋体16と本体15との間に、係止凸部と該係止凸部に係脱自在に係止する係止 凹所等からなる係止機構を設ける必要がある。
【0028】 しかして、イレイザー本体1の裏面23と、把持部材2の内面24との間に、弾性 変形膜体25が介装される。
【0029】 即ち、弾性変形膜体25は、例えば、ゴム、PE(フェノール樹脂)、PP(ポ リプロピレン)等からなり、イレイザー本体1の裏面23側へ開口する略矩形状の 薄皿状体からなる。
【0030】 そして、この弾性変形膜体25は、イレイザー本体1が内嵌される偏平四角筒体 からなる保持枠体26の上端縁に一体連設される。
【0031】 また、保持枠体26の周壁の各短辺及び長辺には、切欠き部27…が形成され、こ の切欠き部27に把持部材2の係止片19…が係止する。なお、この場合、切欠き部 27以外の周壁の外面をローレット面とするも自由である。
【0032】 従って、把持部材2は保持枠体26に対して、矢印A,Bの如く厚さ方向にスラ イド可能に嵌合する。
【0033】 しかして、上述の如く構成されたイレイザーは、図4に示すように、イレイザ ー本体1の表て面29を表示板30に押し当て、把持部材2を矢印A方向に押圧すれ ば、弾性変形膜体25はイレイザー本体1側へ押圧され、偏平状態となる。
【0034】 この図4に示す状態から、矢印A方向の押圧力を解除すれば、弾性変形膜体25 の復元力等にて、把持部材2は矢印B方向に移動して、図1に示す元の状態に戻 ろうとする。
【0035】 しかし、この場合、弾性変形膜体25が復元する際、イレイザー本体1の多数の 貫孔28…を介して、イレイザー本体1側からエアが矢印Cの如く吸引される。
【0036】 次に、上述の如く構成されたイレイザーの使用方法を説明する。
【0037】 まず、把持部材2の把持部31を手で握って、図4に示すように表示板30にイレ イザー本体1の表て面29を押し当てて、把持部材2を矢印A方向に押圧し、この 状態で、表示材にて表示されている文字、図形等に沿って表示板30上をスライド させつつ、矢印A方向の押圧力をしだいにゆるめてゆく。
【0038】 従って、表示材は、図1に示す矢印Cの如くイレイザー本体1内へ吸引される が、この際、表示板上で固化している表示材は、保水剤6の溶剤にて溶かされ、 確実に、保水剤6を介して吸収材7に吸収される。
【0039】 また、吸収材7に吸収された表示材はゲル化し、この吸収材7内で確実に保持 される。つまり、表示材は、逆戻りしてイレイザー本体1の外部へ排出されるこ とはなく、表示板30上の表示材は確実に拭き取られる。
【0040】 なお、把持部材2の摺動ストロークSとしては、5mm位とするのが好ましい。
【0041】 ところで、長期にわたって使用すれば、表示材の吸収の許容量を越える場合が あり、この場合、把持部材2から図3に示すように、イレイザー本体1のみを取 外し、新しいイレイザー本体1を把持部材2に装着すればよい。
【0042】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0043】 表示板30上の表示材がイレイザー本体1内へ比較的大きな吸引力にて吸引され 、表示板30上から表示材が確実に拭き取られる。
【0044】 また、固化した表示材を溶かす溶剤を含有するものでは、表示材が固化して拭 き取りにくくなっている場合でも、簡単かつ確実に拭き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】イレイザー本体の断面図である。
【図4】使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 イレイザー本体 2 把持部材 6 保水剤 23 裏面 24 内面 25 弾性変形膜体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示板への表示材を拭き取るイレイザー
    本体1と、該イレイザー本体1が厚さ方向へ摺動可能と
    して内嵌される把持部材2とを、備えると共に、該イレ
    イザー本体1の裏面23と、上記把持部材2の内面24との
    間に、上記表示材を上記イレイザー本体1内へ吸引する
    ための弾性変形膜体25を介装したことを特徴とするイレ
    イザー。
  2. 【請求項2】 親水性ゴム又はイオン交換性樹脂又は高
    吸水性樹脂と、固化した表示材を溶かす溶剤と、からな
    る保水剤6を、イレイザー本体1が有する請求項1記載
    のイレイザー。
JP1992061000U 1992-08-05 1992-08-05 イレイザ― Expired - Lifetime JP2507147Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109203799A (zh) * 2018-11-12 2019-01-15 张红霞 一种防止粉笔灰飞扬的黑板擦

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338437U (ja) * 1976-09-06 1978-04-04
JPS56163593U (ja) * 1980-05-03 1981-12-04

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