JP2005103222A - 清掃用品および清掃用品を具備する清掃用器具 - Google Patents

清掃用品および清掃用品を具備する清掃用器具 Download PDF

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Abstract

【課題】濡れた清掃面の場合、清掃面に液体が残留しないように除去し、乾いた状態の清掃面に仕上げることができる清掃用品及び、このような清掃用品を装着することができ、使い勝手のよい清掃用具の提供。
【解決手段】清掃用品は、液浸透性の表面部2と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層3と、非液透過性の裏面部5とからなり、乾燥時の中間層はクッション性を有し、また湿潤時の中間層は可塑性状の変形自在な柔軟性を有する。また清掃用具は取付台の下面に裏面部を当接するとともに清掃用品を取付台に装着した。
【選択図】図1

Description

本発明は床面等の清掃面を漬掃する清掃用品および清掃用品を具備する清掃用器具にかんする。
例えば、モップ型の清掃用器具の場合、柄の先端に設けられた多数の撚糸を水で濡らし、柄を押しながら水分を含む撚糸で床面等を清掃する。このような清掃用器具によれば、清掃後に撚糸の水分が床面に残留し、乾いた状態の床面に仕上げることができない。またビルメンテナンスでは床面を洗剤で洗浄するとともに水拭きを行い、次に乾いたモップで床面に残る多量の水分を拭き取る水切りをし、それから乾燥した床面にワックスを塗布(「ワックスがけ」)をするが、水切りにより床面を所定の乾燥状態にすることが困難である。また降雨時には入口や玄関の床面が濡れやすいが、このような床面の水分を完全に拭き取るのは困難である。
特許文献としては特開平4−146882号があり、これは立毛糸またモップ糸を有する清掃用品を開示している。
清掃用品は、少なくとも、液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層と、非液透過性の裏面部とからなる。乾燥時の中間層はクッション性を有し、表面部は掃面と弾性状に接触する。これにより乾いた清掃面の塵埃、汚れ等が効果的に除去される。水等の液体で濡れた清掃面に対しては、表面部から浸透する水等の液体は中間層の液浸透性ポリマーに吸入されるが、液浸透性ポリマーがその液体を保有するので、中間層内の液体は外に漏出しない。この場合、中間層は液浸透性ポリマーが膨潤して嵩高化する。また膨潤の際に発現する液浸透性ポリマーの粘着性により中間層が可塑性状の変形自在な柔軟性となる。このような柔軟性物からなる中間層を介して押圧される表面部は掃面と密接状に接触する。これにより濡れた清掃面の塵埃、汚れ等が効果的に除去される。
発明が解決しようとする課題
本発明は乾いた清掃面であっても、また液体が残留して濡れた清掃面であっても、塵埃、汚れ等を拭き取ることができる清掃用品の提供を課題とする。特に濡れた清掃面の場合、清掃面に液体が残留しないように除去し、乾いた状態の清掃面に仕上げることができる清掃用品の提供を課題とする。またこのような清掃用品を簡易に装着することができ、使い勝手のよい清掃用具の提供を課題とする。
課題を解決するための手段
この課題を解決するため、本発明にかかる清掃用品は、液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層と、非液透過性の裏面部とからなり、乾燥時に中間層はクッション性を有し、また液浸透性ポリマーの湿潤時に中間層は可塑性状の変形自在な柔軟性を有する。すなわち、液浸透性不織布からなる液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層と、非液透過性の裏面部とからなり、表面部と裏面部とを互いに接着した外縁部が裏面部から隆起する中間層の周縁を囲繞し、乾燥面の清掃においては、クッション性の中間層を介して押圧される表面部が清掃面と弾性状に接触し、また水等の液体で濡れた清掃面の清掃においては、表面部から浸透する液体が中間層に保有される一方、液浸透性ポリマーの膨潤により嵩高化する中間層は膨潤の際に発現する液浸透性ポリマーの粘着性により表面部と裏面部と外縁部に画されるスペース内で可塑性状の変形可能な柔軟性物となり、このような柔軟性物からなる中間層を介して押圧される表面部が清掃面と密接状に接触する。
また本発明にかかる清掃用器具は、液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを有する液保有性のある中間層と、非液透過性の裏面部と、裏面部から隆起する中間層の周縁を囲む外縁部とからなる清掃用品であって、取付け台部の下面に裏面部を当接するとともに清掃用品を取付け台部に着脱自在に装着した。
発明の効果
本発明にかかる清掃用品によれば、乾いた清掃面、液体で濡れた清掃面いずれであっても、清掃面の塵埃、汚れ等を奇麗に清掃することができる。また濡れた清掃面の場合、液体が残留しないよう除去することができるから、乾いた状態の清掃面に仕上げることができる。また本発明にかかる清掃用具によれば、このような清掃用品を簡易に利用することができる。
本発明の実施の形態について説明する。清掃用品1は液浸透性の表面部2と、水等の液体を浸透するとともに浸透した液体を保有する中間層3と、非液透過性の裏面部5とからなり、中間層3は液浸透性ポリマー6を含む。表面部2は水など液体を浸透する液浸透性の不織布が好適である。不織布は、例えば、ケバ立て加工された極細の繊維等をから形成され、不織布の表面部2を清掃面(図示せず)に当接するとともに麈埃、汚れなどを拭き取る。これは乾燥した清掃面に対してもまた水等で濡れた清掃面に対しても同様である。液体を浸透する液浸透性があれば、一般の織布やその他の素材を使用することもできる。表面部2は中間層3を表側から覆う薄目のものがよいが、一定のの厚みを予定する中間層3と同程度にすることもできる(図示せず)。
裏面部5から隆起する中間層3の周縁9を外縁部7が囲繞し、外縁部7は中間層の周縁9の外側にある表面部2と裏面部5を互いに接着して形成される。裏面部5から隆起する中間層は乾燥状態で1mm乃至10mmとするのがよい。すなわちクッション性を有する乾燥時の中間層3は一定の厚みを有し、好ましくは1mm乃至10mmである。乾いた床面等の清掃時において中間層3のクッション性により表面部2が清掃面に弾性的に接触するからであり、1mmに満たないとクッション性が十分でない。また10mmを超えると、中間層の形態の維持上、マイナスになるおそれがある一方(中間層の保型性については後述)、最大で10mmの厚みがあれば十分なクッション性が得られる。また裏面部5から隆起する中間層3は膨潤状態において一定の厚みを有し、好ましくは5mm乃至20mmとする。膨潤時に変形自在な柔軟性物に変容する中間層3が一定の厚みを有することにより、表面部2が清掃面に対してより密接状に接触するからである。
裏面部5は中間層3を裏側から覆う合成樹脂製シートのような薄目のものがよく、非液透過性である。非液透過性の中間層3に保有される水等の液体、特に中間層3に浸透して吸水ポリマー6に吸入される前の液体が裏側へ漏出するのを防止する。また中間層の周縁9を囲む外縁部7は、同様に、中間層3の水等の液体が側方に漏出するのを防止する。外縁部7は中間層の周縁9の外側にある表面部2と裏面部5を重ね合わせるとともに、接着剤(図示せず)で接着しあるいは高周波で融着をおこなう等、適宜手段により行う。
中間層3は少なくとも吸水ポリマーなどの液浸透性ポリマー6と液浸透性のクッション材を含む。すなわち中間層3は表、裏面部2、5間に配置される少なくとも液浸透性ポリマー6と液浸透性のクッション材10により構成される。液浸透性ポリマー6とクッション材10を含むものであれば中間層の具体的な構造に限定はなく、またクッション材10の構造についても特に制限はない。またこれに他の部材を付加したりまた中間層内を更に複層化してもよい(図示せず)。中間層の具体例を示すと、中間層3は上下の液浸透性材11、12と、この液浸透性材11、12の間に配置された液浸透性のあるクッション材10と、クッション材とともに配置される吸水ポリマー6を含む。上下の液浸透性材11、12は、例えば、表面部と同じく液浸透性のある薄目の不織布により構成される。そして中間層3は表面部2と裏面部5と外縁部7により形成される一定のスペース内に配設されるから、このスペースがクッション性あるいは柔軟性を有する中間層の変形度を一定の範囲内に規制し、中間層3は所要の保型性を維持することになる。
図2の場合、中間部3において液体の浸透する薄目の不織布からなる上下の液浸透性材11、12が袋状部を形成し、すなわち上下の液浸透性材11、12がそれぞれ表面部2と裏面部5に接着された2重構造となっている。袋状部は液浸透性繊維などを集合したクッション性の綿状部材10を内包し、綿状部材10の上下方向のぼぼ中央部に吸水ポリマー6が配置されている。吸水ポリマー6は粒状でも粉状でもよい。2重構造の中間層3の内部にクッション材10と吸水ポリマー6を配置することにより、クッション性あるいは柔軟性を有する中間層3が変形し過ぎないようその変形度をさらに有効に規制し、また変形後も原形に復帰するように機能する(中間層の保型性の維持)。
表面部2には適宜な皺状部13を形成することができる。表面部2水などが浸透するとともに中間層3に吸入されると、液浸透性ポリマーの膨潤により中間層3が嵩高化するが、表面部の皺状部13はこのような中間層3の嵩高化をある程度許容する機能がる。皺状部は中間層3に設けられた2重構造の袋状部に形成してもよい。他方、乾燥した清掃面の清掃時においては、クッション性の中間層3が表面部2を付勢するように押圧するから、表面部に皺状部13があっても清掃面の塵埃、汚れを拭き取る機能が低下するようなことはない。
中間層3は周縁9に近接する周縁内側の部分15が中央部3a等他の部分より厚みが薄い(図5、6)参照。すなわち図5に示される乾燥時の中間層3は周縁内側の部分15が外縁部7に向け緩やかな傾斜面15aとなり、漸次、その厚みが薄くなっている。これは中間層の内部のクッション材10の量を少なくするように調整しておこなう。図6に示される膨潤時の中間層3は、乾燥時のそれと異なり、吸水ポリマーの嵩高化により厚みが全体的に大きくなっているが、周縁内側の部分15が外縁部7に向け緩やかな傾斜面15bとなり、漸次、その厚みが薄くなっているの点では同様である。これは中間層の周縁9に近接する周縁内側の部分15に吸水ポリマが配置されていないからである。周縁内側の部分15の厚みが薄く、緩やかな傾斜面15となっているから、清掃用品1を取付け台部22に装着した清掃用器具20を前後方向に移動して床面等を清掃する場合、前後端部23が角ばらず清掃用品1がスムースに移動する(図7参照)。
中間層3の機能を整理すると、清掃用品1は単独で使用することもできるが、例えば、清掃用器具20の先端に清掃用品1を取り付けて使用する(図7、8参照)。清掃用器具の柄部21を握るととも清掃用品1を適宜に斜め下方へ押付けるようにして動かし、清掃面に接触する表面部2により清掃面上の塵埃、汚れなどを拭き取る。乾燥した清掃面の清掃の場合、クッション性の中間層3を介して表面部2が押圧される。すなわちクッション性の中間層3により適宜に付勢された表面部2が清掃面に弾性状に接触しながら移動し、これにより除去しにくい塵埃、汚れも拭き取ることができる。また清掃面が多少、湾曲していたり、清掃面に付着している汚れを含め清掃面上に小さな凹凸等があっても、表面部が清掃面と十分に接触するから塵埃、汚れを拭き取ることができる。
次に濡れた清掃面の清掃の場合、清掃面上の液体に表面部2が接触すると液体がが液浸透性の表面部2に浸透するとともに、さらに液浸透性ポリマーを含む中間層3に浸透する。液保有性の中間層3は吸水ポリマー等の液浸透性ポリマー6を含み、液浸透性ポリマーが液体を保有する。具体的にはクッション材10と液浸透性ポリマー6が液体を吸入するとともに保有するが、特に液浸透性ポリマー6(吸水ポリマーを含む)は液体を保有する機能に優れる。そこで一旦、中間層3に浸透した水等の液体は中間層、従ってまた清掃用品1から外に漏出しない。このため清掃により湿潤した清掃用品が清掃面が濡らすというような不都合はなく、床面を乾燥した状態で仕上げることができる。また液体は表面部2から一定の厚みのある中間層3へ連続的に浸透するから、清掃面の水等が速やかに除去される。体育館で行われるスポーツゲームでは選手の汗等でフロアが濡れるとモップで床面の水分を素早く除去する作業が行われるが、床面を乾燥した状態で仕上げることができるから、このような場合の水分の除去にも有効である。
液浸透性ポリマー6を含む中間層3は液浸透性ポリマー6の膨潤により嵩高化し、また膨潤の際に発現する液浸透性ポリマーの粘着性により、中間層3は粘性を帯びた変形可能な柔軟性物となる。すなわち粘土のように可塑性状の変形可能な柔軟性物となる。図2に示されるのは、液浸透性繊維などを集合したクッション性の綿状部材10とその上下方向のほぼ中間部に液浸透性ポリマー(吸水ポリマー)6の粒状物が配置されている。この場合、綿状部材10と吸水ポリマー6が水を保有する一方、吸水ポリマー6−の発現する粘着性により綿状部材10がほぼ粘土のような可塑性状の変形可能な柔軟性物となる。綿状部材10の全体に均一状に吸水ポリマー6を配置すると中間層3も全体的に粘性を帯びる。また中間層中間層の保型性の維持機能によっても柔軟性物の一体性が確保される。
このような柔軟性物の中間層3を介して押圧される表面部2は清掃面と密接状に接触する。すなわち一定の厚みのある柔軟性の中間層3を介して表面部2を清掃面に押圧しながら移動すると、清掃面の塵埃、汚れを強く拭き取ることができる。なお柔軟性物は表面部2と裏面部5と外縁部7とにより画される一定のスペースの範囲内で変形するから、清掃時の中間層3の変形も一定の範囲に制限される。中間層の変形に対して規制が働くから中間層(ひいては清掃品)は変形しすぎることはない。このため中間層を介した表面部の押圧が部分的に偏圧することなくほぼ均等で安定したものとなり、均一で安定した清掃が可能となる。なお以上の説明で液浸透性ポリマーは吸水ポリマーを含み、また液体あるいは液は水を含む。吸水ポリマーは、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム誘導体である。
次に上記の清掃用品を取り付けた清掃用器具20について説明する。すなわち清掃用器具20は棒状の柄部21と柄部21の先端に設けられた板状の取付け台部22を設け、取付け台部22に上記構造の清掃用品1が取り付けられる。清掃用品1は取付け台部22に固定状に装着したものでもよいが、着脱自在に装着したものが好ましい。これにより使用後の清掃用品を適宜、取り替えることができる。清掃用品1をは取付け台部22に着脱自在に装着する構造は任意である。例えば、取付け台部22の下面と清掃用品1の裏面部5にそれぞれ設けられたマジックテープ(商標)により清掃用品を取付け台部に着脱自在に装着する(図示せず)。
図7、8の場合は、清掃用品1は外縁部7を介して取付け台部22に着脱自在に装着される。すなわち取付け台部22の下面に清掃用品の裏面部5を当接するとともに、取付け台部22の側面部25を覆うようにして表側に折り返された外縁部7をバネなどで弾圧され開閉自在に構成されたクリップ26等の固定子により取付け台部22に保持するものである(なお図7の取り付け説明図は説明の都合上外縁部7が長めに表示してある)。
本発明にかかる清掃用品の説明的な断面図である(図3におけるX−X’線断面)。 本発明にかかる清掃用品の一部拡大断面図である。 本発明にかかる清掃用品の斜視図である。 本発明にかかる清掃用品の縮小された平面図である。 乾燥時の清掃用品の厚みを示す側面図である。 膨潤時の清掃用品の厚みを示す側面図である。 取付け台部に清掃用品を取り付けた状態を示す説明図である。 取付け台部に清掃用品を取り付けた清掃用器具の斜視図である。
符号の説明
1 清掃用品
2 表面部
3 中間層
3a 中間層の中央部
5 裏面部
6 吸水ポリマー
7 外縁部
9 中間層の周縁
10 クッション材
13 皺状部
15 中間層の周縁内側の部分
20 清掃用器具
21 柄部
22 取付け台部

Claims (12)

  1. 液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層と、非液透過性の裏面部とからなり、乾燥時の中間層はクッション性を有し、また湿潤時の中間層は可塑性状の変形自在な柔軟性を有する清掃用品。
  2. 液浸透性不織布からなる液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層と、非液透過性の裏面部とからなり、表面部と裏面部とを互いに接着した外縁部が裏面部から隆起する中間層の周縁を囲繞し、乾燥面の清掃においては、クッション性の中間層を介して押圧される表面部が清掃面と弾性状に接触し、また水等の液体で濡れた清掃面の清掃においては、表面部から浸透する液体が中間層に保有される一方、液浸透性ポリマーの膨潤により嵩高化する中間層は膨潤の際に発現する液浸透性ポリマーの粘着性により表面部と裏面部と外縁部に画されるスペース内で可塑性状の変形可能な柔軟性物となり、このような柔軟性物からなる中間層を介して押圧される表面部が清掃面と密接状に接触する清掃用品。
  3. 表面部に液浸透性ポリマーの膨潤による中間層の嵩高化を許容する皺状部を表面部に形成する請求項1又は2に記載の清掃用品。
  4. 中間層は、少なくとも吸水ポリマーなどの液浸透性ポリマーと、液浸透性のあるクッション材とを含む請求項1又は2に記載の清掃用品。
  5. 中間層は、上下の液浸透性材と、上下の液浸透性材の間に配置される液浸透性のクッション材と、クッション性材とともに配置される吸水ポリマーとからなる請求項1又は2に記載の清掃用品。
  6. 中間層は、上下の液浸透性材により形成された袋状部を備え、袋状部は液浸透性繊維などを集合したクッション性のある綿状部材を内包し、綿状部材の上下方向のぼぼ中間部に吸水ポリマーを配置した請求項1又は2に記載の清掃用品。
  7. 中間層は周縁の内側にかつ周縁に沿い吸水ポリマーを配置しない部位を設けた請求項4又は5に記載の清掃用品。
  8. 裏面部から隆起する柔軟性を有する中間層は、乾燥状態で1mm乃至10mmである請求項1又は2に記載の清掃用品。
  9. 裏面部から隆起する柔軟性を有する中間層は、膨潤状態で5mm乃至20mmである請求項1又は2に記載の清掃用品。
  10. 液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを有する液保有性のある中間層と、非液透過性の裏面部と、裏面部から隆起する中間層の周縁を囲む外縁部とからなる清掃用品であって、取付け台部の下面に裏面部を当接するとともに、清掃用品を取付け台部に装着した清掃用器具。
  11. 液浸透性不織布からなる液浸透性の表面部と、液浸透性ポリマーを含む液保有性の中間層と、非液透過性の裏面部とからなり、表面部と裏面部とを互いに接着した外縁部が裏面部から隆起する中間層の周縁を囲繞し、乾燥面の清掃においては、クッション性の中間層を介して押圧される表面部が清掃面と弾性状に接触し、また水等の液体で濡れた清掃面の清掃においては、表面部から浸透する液体が中間層に保有される一方、液浸透性ポリマーの膨潤により嵩高化する中間層は膨潤の際に発現する液浸透性ポリマーの粘着性により表面部と裏面部と外縁部に画されるスペース内で可塑性状の変形可能な柔軟性物となり、このような柔軟性物からなる中間層を介して押圧される表面部が清掃面と密接状に接触する清掃用品であって、取付け台部の下面に裏面部を当接するとともに、清掃用品を取付け台部に着脱自在に装着した清掃用器具。
  12. クリップ等の固定子で外縁部を取付け部に固定し、外縁部を介して清掃用品を取付け台部に着脱自在に装着した請求項10又は11に記載の清掃用器具。
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