JPH0346956Y2 - - Google Patents

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JPH0346956Y2
JPH0346956Y2 JP1986166370U JP16637086U JPH0346956Y2 JP H0346956 Y2 JPH0346956 Y2 JP H0346956Y2 JP 1986166370 U JP1986166370 U JP 1986166370U JP 16637086 U JP16637086 U JP 16637086U JP H0346956 Y2 JPH0346956 Y2 JP H0346956Y2
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JP
Japan
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main body
wiping
filled
hole
cleaning
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JP1986166370U
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JPS6372095U (ja
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、黒板、白板およびプラスチツク板な
どに書かれた文字、画などの拭き取りとこれらの
板の表面の水はじき現象を除くのに用いられる払
拭具に関するものである。
〔従来の技術〕 黒板などのように白墨で書かれたものは、黒板
消しといわれる表面にパツト状の布製部材を備え
た器具で空拭きしているが、そのほかに時々雑布
などで水をつけて表面を清浄している。
また、近年多用されている白板(ホワイトボー
ド)は、表面がプラスチツクまたはセラミツク製
で、マジツクインキなどの筆記具で書くことがで
きるようになつており、書かれた文字等は黒板消
しと同じような払拭具で空拭きして消すことが出
来るようになつている。しかしながら、実際には
何回も使用していると、容易に拭き取ることがで
きなくなるため、適当な時期に界面活性剤などを
塗布して落ちやすくするようにしているのが実情
である。
本考案者は、さきに第4図〜第7図に示すよう
な硬質または軟質の透明プラスチツクシートの裏
面に所定の文字、模様を記載しておき、表面から
マジツクインキ、水性絵具、ポスターカラー、筆
ペンなどで書き込むことができ、その後乾いた布
や濡れ雑布で拭き取ることができる表示板を提案
したが、このような表示板では特に油性マジツク
インキなどで表面に書かれた文字等を消すのが困
難な場合があり、また長い間には表面が親水性で
なくなつて水はじきするようになつたり、指で触
つたところが指紋状に水はじきすることがあり、
その都度石ケンや界面活性剤などを使用して消し
たり、表面調整することは煩雑であるという問題
があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記問題を解決するためのもので、
石ケンや界面活性剤、その他の離型剤的なものを
別に用意することなく、前記黒板、白板、プラス
チツク板などの表面を清浄に払拭でき、かつ表面
を書きやすい状態にととのえることができる払拭
清浄具を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の払拭清浄具は、上下方向に通じる孔を
開けた凾体または直方体よりなる払拭具本体の下
面に払拭用パツトを設け、該本体に設けた空間内
に清浄用薬剤を充填し、該本体の上方の孔に押え
蓋を設けたことを特徴とするものである。
本考案における上記払拭用本体は、中空の凾体
の上下面に所定の大きさの孔を開けたものでもよ
いし、また中実の直方体に上下方向に貫通する孔
を開けたものでもよい。
該本体内には、清浄用等の薬剤を充填するた
め、薬剤がこぼれ落ちないように必要に応じ本体
の下方の孔には、ナイロン製網、金網、布網、ス
ポンジなどの保持部材を設けてもよく、また本体
の下面に設ける払拭用パツトによつて孔を塞ぐよ
うにしてもよい。
上記本体内に充填する薬剤としては、本考案の
使用上の点から液体のものが好ましいが、本考案
の払拭清浄具を水等で濡らして使用するときに
は、薬剤は水溶性の固体であつてもよい。薬剤が
液体の場合には、綿、スポンジ等適当な吸収材に
吸収保持させておき、前記押え蓋を上方より押す
ことにより、薬剤が本体に設けた下方の孔より滲
出するようにするとよい。
本体内に充填する薬剤は、本考案の払拭清浄具
の用途に適するものであればいずれのものでもよ
い。例えば、石ケン、界面活性剤、離型剤などの
ほか、アルコールなどの適当な有機溶剤などをあ
げることができる。
本考案の押え蓋は、本体内の薬剤が本体外へ出
るのを防止するとともに、上記したように薬剤を
本体外に押し出す役割を有することから、押え蓋
は本体に設けた上方の孔の大きさよりもやや大き
めとし、本体内部に装着したバネ等によつて上方
の孔に本体内側より当接するようにする。なお、
薬剤の保持を目的としたスポンジ等の吸水性弾性
体を本体内に充填し、この弾性体の弾撥力によつ
て押え蓋を上方の孔に当接するようにしてもよ
い。押え蓋は、使用に際しては、指等で本体内に
前記バネや弾性体の弾撥力に抗して押し込まれ
る。
本体下面に設けるパツトは従来の黒板消しに使
用されているようなものでもよく、またスポンジ
製でもよい。
本考案の本体内の薬剤は、必要に応じ、入れ替
えられるようにすると経済的である。
〔作用〕
本考案の払拭清浄具は、本体内に所定の清浄用
等の薬剤が充填保持されており、使用時に必要に
応じ押え蓋を押圧してこれら薬剤を払拭面に出す
ことができる。そのため、払拭が容易でかつ白板
等の筆記板表面を常にきれいな状態に保つことが
できる。
〔実施例〕
以下、本考案の各実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図で、第
2図はその断面図である。図中1は払拭具本体、
11は凾体、12は蓋体、2は本体に設けた上方
の孔、3は下方の孔、4は薬剤、5は押え蓋、6
は下方の孔に設けた保持部材、7はバネ、8はパ
ツト、9はバンド、を示す。
図からわかるように第1〜2図の実施例では、
本体1は凾体11と蓋体12とからなつており、
蓋体12は凾体11にねじ止め等によつて固定し
てもよく、また一方の側端に蝶番を設け他方の側
端に係止手段を設けておき開閉できるようにして
もよい。
本例の場合には、本体1の下方の孔3には金網
等の保持部材6が設けられており、またパツト8
にも孔81があけられている。
第3図は本考案の他の実施例の断面図で、本体
1を中実の直方体で形成した例である。図に示す
ように本体1に設けた上方の孔2は、本体1内に
設けた貫通孔31よりも小径となつており、した
がつて本体1の下方の孔3よりも小さい。
本例の場合には、スポンジ等の吸水性の弾性体
に所定の薬剤を吸収保持させた薬剤保持体41を
充填し、また下方の孔3には金網などの薬剤保持
部材を設けずにパツト8でその代りをさせるよう
にしたものである。なお、パツト8は図示しない
ホツクなどの係合手段によつて本体1の下面に着
脱自在に取り付ければ、薬剤交換のとき有利であ
る。第3図は、指10で押え蓋5を押し下げてい
る状態を示しており、この押え蓋5は前記したよ
うに薬剤保持体41の弾発力によつて上方に付勢
されて不使用時には孔2に本体1の内側から当接
するようになつている。
第4〜7図は、本考案がさきに提案したプラス
チツク表示板Aで、硬質ないし半硬質の透明プラ
スチツクシート21の裏面に升目などの模様が所
定の文字などの画線部22を形成し、この画線部
22を覆うようにして不透明な着色層23をシー
ト21の裏面に形成したものである。
第4図は片面だけシート21の表面があるよう
にしたものであり、第5図はシート21を2枚用
いて両面にシート21の表面がくるようにしたも
のの各断面図である。このように形成したプラス
チツク表示板は、例えば第6図に示すように画線
部22を升目としたものでは、表面から升目内に
文字24を書き込むことができるので、文字練習
板として使用できる。また、第7図に示すような
例は、画線部22として所定の文字を描いたもの
で、例えば「 年 月 日」とある各字の間に年
数、月数などを書き込んで使用できる。これらの
表示板は画線部22がプラスチツクシート21の
裏面に形成されており、一方表示板に書き込む文
字等はプラスチツクシート21の表面に書くた
め、シート21の表面を乾いた布または水で濡ら
した雑布などで拭くことによつて、水性インキな
どのときには容易に書き込んだ文字等のみを消す
ことができる。
上記表示板は構成が簡単で安価であるという反
面、プラスチツクシートとして表面特性が限定さ
れるため、油性などのマジツクインキなどで書き
込んだときは落ちにくく、その後表面が水はじき
して書きにくくなるという問題点があるが、本考
案の払拭清浄具を用いるときは、目的に応じた薬
剤を本体内に装填しておくことができるため、特
に有利である。
〔効果〕
本考案の払拭清浄具は、本体内に目的に応じた
薬剤を充填させておくことができるため、黒板、
白板、プラスチツク板などの表面に書かれた文字
等を容易に消すことができ、しかも筆記具として
水性インキ、油性インキのいずれのものでも使用
できるようになるという利点を有する。なお、本
体内に充填する薬剤はカートリツジ形態としてお
けば、交換も容易である。本考案の払拭清浄具
は、上記白板等の表面の清浄に限定されることな
く、窓ガラスやコンクリート壁面や床面、更には
タンス等の家具などの掃除や艶出し具としても使
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は本考案の他の
実施例の断面図、第4図および第5図は本考案の
使用に適するプラスチツク表示板の各例の断面
図、第6図および第7図はプラスチツク表示板の
各例の正面図および斜視図である。 図中、1……払拭具本体、11……凾体、12
……蓋体、2,3……上下の孔、4……薬剤、5
……押え蓋、6……保持部材、7……バネ、8…
…パツト、31……貫通孔、41……薬剤保持
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下方向に通じる孔を有し内部に清浄剤を充
    填するための空間を設けた函体または直方体よ
    りなる払拭具本体の下面に、該本体の下面全面
    を覆う通水性の払拭用パツトを設け、該本体の
    前記空間内に清浄用薬剤を充填するとともに該
    本体の上面に設けた孔よりも大径の押え蓋を配
    置し、該空間内に装填したバネまたはスポンジ
    等の弾性部材によつて前記押え蓋を該本体内側
    より該本体の上面に設けた孔に当接せしめたこ
    とを特徴とする払拭清浄具。 (2) 払拭具本体の上面に手を挟み込むためのバン
    ドを設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の払拭清浄具。 (3) 払拭具本体内に充填する薬剤が、石ケン、界
    面活性剤、離型剤または有機溶剤の1種または
    2種以上である実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の払拭清浄具。
JP1986166370U 1986-10-29 1986-10-29 Expired JPH0346956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986166370U JPH0346956Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986166370U JPH0346956Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6372095U JPS6372095U (ja) 1988-05-14
JPH0346956Y2 true JPH0346956Y2 (ja) 1991-10-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5768397U (ja) * 1980-10-09 1982-04-23

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JPS6372095U (ja) 1988-05-14

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