JPH06236366A - 文字出力装置 - Google Patents

文字出力装置

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JPH06236366A
JPH06236366A JP6019783A JP1978394A JPH06236366A JP H06236366 A JPH06236366 A JP H06236366A JP 6019783 A JP6019783 A JP 6019783A JP 1978394 A JP1978394 A JP 1978394A JP H06236366 A JPH06236366 A JP H06236366A
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JP
Japan
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character
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rotation
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JP6019783A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字出力形態を間違えのないように事前に確
認して指定できるようにする。 【構成】 文書メモリ3に記憶された文字列データはC
PU2を介して表示部4で表示されており、この表示の
文字列データを所望する文字出力形態で指定する時に、
その出力形態イメージが出力形態番号と対応づけられて
表示される。オペレータはこの表示イメージを確認して
文字出力形態番号を指定する。そして上記文字列データ
を出力する際は、上記文字出力形態番号に対応する文字
形態で文字出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の文字からなる文
字列を出力する文字出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワードプロセッサにおいては、1
度入力した文字を文字単位で回転させることはできた。
即ち、複数の文字が文書上で配置されたその位置で文字
回転指示を行ない、1文字毎に文字回転を行なうこと
で、例えば図7に示すような文書を作成することはでき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な回転操作は、従来にあっては1文字単位であり、回転
対象となる文字列が多数ある場合には、その操作が大変
なものとなっていた。その為、例えば複数の文字からな
る文字列を、その文字列配置方向は回転せずに、その文
字列に含まれる個々の文字を文字単位で回転した文字列
形態を得るためには、その文字列の各文字毎にオペレー
タが回転指定操作を行なう必要があり、その操作は大変
なものであった。しかも従来にあっては、回転指定操作
により回転対象の実際の文字を直ちに回転する設定を行
なってしまうため、誤った回転を行なわせてしまった場
合には、その都度その修正作業を行なう必要があり、そ
の作業が面倒なものとなる場合があった。本発明の課題
は、文字回転/非回転、及び文字の配列出力方向の指定
を行なう際に、間違えのないように確実に指定できるよ
うにすることである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明の手段は次の通
りである。複数の文字データを記憶する文字記憶手段
と、文字回転/横配列を示す第1の出力形態(実施例の
出力形態番号5に相当する)、文字非回転/横配列を示
す第2の出力形態(実施例の出力形態番号1に相当す
る)、文字回転/縦配列を示す第3の出力形態(実施例
の出力形態番号2に相当する)、文字非回転/縦配列を
示す第4の出力形態(実施例の出力形態番号6に相当す
る)、の各出力形態から任意の出力形態を指定する指定
手段と、この指定手段による出力形態の任意指定の際
に、その各出力形態に対応するサンプル文字列イメージ
を、予め決められた複数の特定文字が指定の出力形態に
基づいて1文字単位で文字回転あるいは非回転されたイ
メージで、かつ指定の出力形態に基づいて横方向あるい
は縦方向に配列された配列イメージで表示する表示手段
と、上記文字記憶手段に記憶された各文字データを出力
する際は、各文字データを上記指定手段で指定された出
力形態に基づいて1文字単位で文字回転あるいは文字非
回転した文字パターンに変換して出力制御し、かつその
各文字パターンを上記指定手段で指定された出力形態に
基づいて横方向あるいは縦方向に文字配列して出力制御
する出力制御手段と、を具備する。
【0005】
【作 用】本発明の手段の作用は次の通りである。第1
の出力形態〜第4の出力形態の各出力形態から任意の出
力形態を指定手段により指定する際に、その出力形態に
対応するサンプル文字列イメージ、即ち、予め決まられ
た複数の特定文字が指定の出力形態に基づいて1文字単
位で文字回転あるいは非文字回転されたイメージで、か
つ指定の出力形態に基づいて横方向あるいは縦方向に配
列された配列イメージで表示されたサンプル文字列イメ
ージが表示される。そして、文字記憶手段に記憶された
各文字データを出力する際は、各文字データが上記指定
手段で指定された出力形態に基づいて1文字単位で文字
回転あるいは文字回転した文字パターンに変換されて出
力制御され、かつ各文字パターンが上記指定手段で指定
された出力形態に基づいて横方向あるいは縦方向に文字
配列されて出力制御される。従って、記憶された複数の
文字に対して文字回転/非回転の状態、及び文字の配列
出力方向の状態の指定を行なう際に、文字回転状態や文
字配列出力方向の指定の間違えがないようにその出力イ
メージを確認した上で、確実な指定ができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図7
を参照しながら説明する。構 成 図1は、一実施例による文書編集処理装置の構成図であ
る。この文書編集処理装置は、キー入力部1により入力
された文字データを、CPU2の制御のもとに、たとえ
ばカナ漢字変換等の各種処理を行い、その処理結果等を
文書データとして文書メモリ3に格納、表示部4に表
示、印字部5にて印字する等の処理を行うものである。
また、キー入力部1の所定キーの操作により、文書メモ
リ3に格納された文字データ列に対し、移動、複写等の
各種の文書編集処理が実行される。キー入力部1は、各
種の文字データを入力する文字キー1Aの他に、移動処
理を指示する移動キー1B、複写処理を指示する複写キ
ー1C、カーソルを移動させるためのカーソル移動キー
1D、を有している。キー入力部1の各キーを操作する
と、対応する文字コード等のコードが生成され、CPU
2に入力される。したがって、文書メモリ3等に対して
は、文字コード(記号コードを含む)の形で文字データ
が格納される。そこで、CPU2は、文書メモリ3の内
容を表示、印字するに際し、文字パターンメモリ(キャ
ラクタジェネレータCG)6に予め格納されている対応
の文字パターンデータを読出し、表示部4、印字部5に
出力する。そうすると、表示部4、印字部5は、それぞ
れ入力された文字パターンデータに対応する表示信号、
印字信号を生成し、表示、印字を行う。
【0007】なお、文字データは、図3に示したよう
に、2バイトで構成され、そのうちの14ビットは文字
コードとして活用され、2ビットは回転ビットとして活
用される。この回転ビットは、対応する文字コードで示
される文字の、出力の際の回転向きを示しており、“0
0”は通常の上向き、“01”は右向き(90°の回転
向き)、“10”は下向き(180°の回転向き)、
“11”は左向き(−90°の回転向き)を示してい
る。そして、CPU2は、上述のように、文字コードに
対応する文字パターンデータを表示部4、印字部5に出
力するときは、回転ビットの内容に応じて文字パターン
データを回転処理してから出力する。
【0008】移動キー1B、あるいは複写キー1Cを操
作すると、移動、複写の対象の文字データ列を指定する
よう案内するためのメッセージ表示が行われる。このメ
ッセージ表示にしたがって、カーソル移動キー1Dによ
り、対象の文字データ列を指定すると、指定された文字
データ列は、文字バッファ7に格納される。その後、例
えば、文字列の配列方向が上から下で、各文字の向き
(回転向き)が右向き等の出力形態例が、形態番号とと
もにガイダンス表示される。
【0009】さらに、移動先、あるいは複写先を指定さ
せるためのメッセージが表示される。そこで、このガイ
ダンス表示を見て、所望の出力形態の形態Noを入力する
と、文字バッファ7中の指定に係る文字データ列中の各
回転ビットは、その形態番号の形態に対応する回転向き
に応じて変更される。また、移動先、あるいは複写先を
指定すると、文字バッファ7中の回転ビットが変更され
た文字データ列は、文書メモリ3上で、指定された移動
先、あるいは複写先を始点として、上記形態番号の形態
に対応する配列方向に配列変更される。このような、移
動、複写処理に際し、レジスタx1、y1、x2、y2、x
0、y0、X、Y、および出力形態フラグFが利用され
る。
【0010】動 作 次に、この実施例の移動処理動作を図3ないし図7を参
照しながら説明する。移動キー1B操作すると、CPU
2は、所定のプログラムにしたがって、まず、表示部4
に、“どこから?”というメッセージを表示させる(図
3、ステップS1)。そこで、このメッセージにしたが
って、移動対象の文字列の始点を指定すべく、カーソル
移動キー1Dを操作して始点位置にカーソルを移動させ
ると、始点座標Aのx成分、y成分を、それぞれレジス
タx1、y1に格納する(ステップS2)。次に、表示部
4に、“どこまで?”というメッセージを表示させる
(ステップS3)。そこで、このメッセージにしたがっ
て、移動対象の文字列の終点を指定すべく、カーソル移
動キー1Dを操作して終点位置にカーソルを移動させる
と、終点座標Bのx成分、y成分を、それぞれ、レジス
タx2、y2に格納する(ステップS4)。次に、移動対
象の文字データ列の桁数、行数を算出すべく、{(レジ
スタx2の内容)−(レジスタx1の内容)+1}、
{(レジスタy2の内容)−(レジスタy1の内容)+
1}なる演算を行なって、その演算結果を、それぞれ、
レジスタx0、y0に格納する(ステップS5)。そし
て、始点座標A、終点座標Bで囲まれた範囲内の文字デ
ータ列を文書メモリ3から読出し、文字バッファ7に順
次格納する(ステップS6)。この際、図5(b)に示
したように、始点(「あ」)と終点(「く」)とが同一
行ではなく、始点座標Aと終点座標Bとのy成分が異な
っているときは、始点座標Aと終点座標Bとを対角点と
する四角形の範囲内の文字データ列が、文書メモリ3か
ら読出され、文字バッファ7に格納される。
【0011】次に、図5(a)に示したような、出力形
態ガイダンス表示を行わせる(ステップS7)。このガ
イダンス表示では、8通りの出力形態を、「ABC」と
いう文字列を例にして、形態番号と対応して表示してお
り、“出力形態の番号を指定して下さい”というメッセ
ージ表示も行われる。例えば、形態番号“6”は、文字
列の配列方向が、桁は上から下へ進行し、行は右から左
へ進行するような方向であり、各文字の向きが上向きで
あるような出力形態を示している。すなわち、例えば図
5(b)のD1に示したような、文字データ列に対し
て、形態番号“6”を指定したときは、D2に示したよ
うに変更されて出力されることを示している。また、形
態番号“7”は、文字列の配列方向が、桁は右から左へ
進行し、行は下から上へ進行するような方向であり、各
文字の向きが右向きであるような出力形態を示してい
る。すなわち、例えば、図5(c)のD3に示したよう
な文字データ列に対して、形態番号“7”を指定したと
きは、D4に示したように変更されて出力されることを
示している。なお、文字列の配列方向に関しては、形態
番号“1”と“5”、“2”と“6”、“3”と
“7”、“4”と“8”とは同一であり、各文字の向き
に関しては、形態番号“1”と“6”、“2”と
“7”、“3”と“8”、“4”と“5”とは同一であ
る。
【0012】このような出力形態ガイダンス表示を見
て、所望の形態番号を指定入力すると、その番号の値が
出力形態フラグFにセットされる(ステップS8)。次
に、“どこに?”というメッセージを表示させる(ステ
ップS9)。そこで、メッセージにしたがって、カーソ
ルにより移動先を指定すると、指定された移動先Cのx
成分、y成分が、それぞれレジスタX、Yに格納される
(ステップS10)。そして、出力形態フラグFの内容
を判別する(ステップS11)。その結果、出力形態フ
ラグFが、形態番号“2”、または“7”のときは文字
列の各文字を右向きとすべく、文字バッファ7内の全て
の文字データ列に、それぞれ、+90°の回転ビット
“01”を立て(ステップS12)、ステップS15に
進む。また、出力形態フラグFが、形態番号“3”、ま
たは“8”のときは、文字列の各文字を下向きとすべ
く、文字バッファ7内の全ての文字データ列に、それぞ
れ、+180°の回転ビット“10”を立て(ステップ
S13)、ステップS15に進む。また、出力形態フラ
グFが、形態番号“4”、または“5”のときは、文字
列の各文字を左向きとすべく、文字バッファ7内の全て
の文字データ列に、それぞれ、−90°の回転ビット
“11”を立て(ステップS14)、ステップS15に
進む。なお、形態番号“1”、または“5”のときは、
文字列の各文字の向きを変更する必要はないので、直ち
に、ステップS15に進む。
【0013】ステップS15では、始点A、終点Bで囲
まれた範囲内の文字データ列を文書メモリ3から消去す
る。そして、出力形態フラグ別の移動処理を行う(ステ
ップS16)。出力形態フラグFに、形態番号“1”ま
たは“5”がセットされている場合は、図6(b)に示
したような、配列方向を変更しない通常の移動処理を行
うべく、図4(a)のステップS16−11〜S16−
17の処理を行う。すなわち、レジスタβに“0”を格
納し(ステップS16−11)、レジスタαに“0”格
納する(ステップS16−12)。次に、文書メモリ3
に対し、文字バッファ7内の1文字データを先頭から順
に、{レジスタXの内容)+(レジスタαの内容),
(レジスタYの内容+レジスタβの内容)}の座標に対
応する文書メモリ3の位置にコピーする(ステップS1
6−13)。このステップS16−13の処理におい
て、第1回目はレジスタα、βともに“0”であるの
で、コピー先の座標はレジスタX、Yの内容そのままで
あり、図6(a)に示した第1回目のコピー対象である
文字(文字コード)「あ」は、指定された移動先C
(X、Y)の位置にコピーされる。ただし、形態番号
“5”が指定されているときは、形態番号−90°の回
転ビット“11”が立てられているので、表示の際は、
CPU1により−90°の回転処理が行われ、図6
(b)に示したように、左向きとなる。
【0014】次に、レジスタαの内容を“1”だけイン
クリメントし(ステップS16−14)、レジスタαの
内容が、レジスタx0中の移動対象の文字データ列の桁
数(上記例では“4”)と等しくなったか否かを判断す
る(ステップS16−15)。その結果、未だ等しくな
っていないときは、ステップS16−13に戻る。第2
回目S16−13では、レジスタαの内容がステップS
16−14にて“1”だけインクリメントされて“1”
となっているので、第2回目のコピー対象の文字「い」
のコピー先座標は、図6(b)に示したように、「あ」
の右側となる。
【0015】そして、ステップS16−13〜S16−
15のループ処理により、「う」、「え」を順次、右に
配列した結果、レジスタαの内容が“4”となり、レジ
スタx0の内容である“4”と等しくなったときは、ス
テップS16−16に進んで、レジスタβの内容を
“1”だけインクリメントする。次に、レジスタβの内
容が、レジスタy0中の移動対象の文字データ列の行数
(本例では“2”)と等しくなったか否かを判断する
(ステップS16−17)。その結果、まだ等しくなっ
ていないときは、ステップS16−12に戻って、レジ
スタαの内容をクリアし、ステップS16−13以降の
処理を行う。したがって、「え」の次の「お」をコピー
するときは、レジスタβの内容はステップS16−16
にて“1”だけインクリメントされて“1”となり、レ
ジスタαの内容はステップS16−12にてクリアされ
て“0”となっている。その結果、「お」のコピー先座
標は、図6(b)に示したように、「あ」の下側とな
る。また、次の「か」をコピーするときは、ステップS
16−14にてレジスタαの内容が“1”とされ、ステ
ップS16−15を経由してステップS16−13に戻
る。その結果、「か」のコピー先座標は、「お」の右側
となる。
【0016】出力形態フラグFに形態番号“2”、また
は“6”がセットされている場合は、図6(e)に示し
たように、桁が上から下に進行し、行が右から左に進行
するような出力形態で移動を行うべく、図4(b)のス
テップS16−21〜S16−27の処理を行う。すな
わち、レジスタβに“0”を格納し(ステップS16−
21)、レジスタαに“0”格納する(ステップS16
−22)。次に、文書メモリ3に対し、文字バッファ7
内の1文字データを先頭から順に、{レジスタXの内
容)−(レジスタαの内容),(レジスタYの内容+レ
ジスタβの内容)}の座標に対応する文書メモリ3の位
置にコピーする(ステップS16−23)。このステッ
プS16−23の処理において、第1回目はレジスタ
α、βともに“0”であるので、コピー先の座標はレジ
スタX、Yの内容そのままであり、第1回目のコピー対
象である文字(文字コード)「あ」は、指定された移動
先C(X、Y)の位置にコピーされる。ただし、形態番
号“2”の場合は、+90°の回転ビット“01”が立
てられているので、表示の際は、CPU1により+90
°の回転処理が行われ、第8図(e)に示したように、
右向きとなる。
【0017】次に、レジスタβの内容を“1”だけイン
クリメントし(ステップS16−24)、レジスタβの
内容が、レジスタx0中の移動対象の文字データ列の桁
数(上記例では“4”)と等しくなったか否かを判断す
る(ステップS16−25)。その結果、未だ等しくな
っていないときは、ステップS16−23に戻る。第2
回目S16−23では、レジスタβの内容がステップS
16−24にて“1”だけインクリメントされて“1”
となっているので、第2回目のコピー対象の文字「い」
のコピー先座標は、図6(e)に示したように、「あ」
の下側となる。
【0018】そして、ステップS16−23〜S16−
25のループ処理により、「う」、「え」を順次、下に
配列した結果、レジスタβの内容が“4”となり、レジ
スタx0の内容である“4”と等しくなったときは、ス
テップS16−26に進んで、レジスタαの内容を
“1”だけインクリメントする。次に、レジスタαの内
容が、レジスタy0中の移動対象の文字データ列の行数
(本例では“2”)と等しくなったか否かを判断する
(ステップS16−27)。その結果、まだ等しくなっ
ていないときは、ステップS16−22に戻って、レジ
スタβの内容をクリアし、ステップS16−23以降の
処理を行う。したがって、「え」の次の「お」をコピー
するときは、レジスタαの内容はステップS16−26
にて“1”だけインクリメントされて“1”となり、レ
ジスタβの内容はステップS16−22にてクリアされ
て“0”となっている。その結果、「お」のコピー先座
標は、図6(e)に示したように、「あ」の左側とな
る。また、次の「か」をコピーするときは、ステップS
16−24にてレジスタβの内容が“1”とされ、ステ
ップS16−25を経由してステップS16−23に戻
る。その結果、「か」のコピー先座標は、「お」の下側
となる。
【0019】出力形態フラグFに形態番号“3”、また
は“7”がセットされている場合は、図6(c)に示し
たように、桁が右から左に進行し、行が下から上へ進行
するような出力形態で移動処理を行うべく、図4(c)
のステップS16−31〜S16−37の処理を行う。
すなわち、レジスタβに“0”を格納し(ステップS1
6−31)、レジスタαに“0”格納する(ステップS
16−32)。次に、文書メモリ3に対し、文字バッフ
ァ7内の1文字データを先頭から順に、{レジスタXの
内容)−(レジスタαの内容),(レジスタYの内容−
レジスタβの内容)}の座標に対応する文書メモリ3の
位置にコピーする(ステップS16−33)。このステ
ップS16−33の処理において、第1回目はレジスタ
α、βともに“0”であるので、コピー先の座標はレジ
スタX、Yの内容そのままであり、第1回目のコピー対
象である文字(文字コード)「あ」は、指定された移動
先C(X、Y)の位置にコピーされる。ただし、形態番
号“3”の場合は、+180°の回転ビット“10”が
立てられているので、表示の際は、CPU1により+1
80°の回転処理が行われ、図6(b)に示したよう
に、下向きとなる。また、形態番号“7”の場合は、+
90°の回転ビットが立てられているので、表示の際は
+90°の回転処理が行われ、右向きとなる。
【0020】次に、レジスタαの内容を“1”だけイン
クリメントし(ステップS16−34)、レジスタαの
内容が、レジスタx0中の移動対象の文字データ列の桁
数(上記例では“4”)と等しくなったか否かを判断す
る(ステップS16−35)。その結果、未だ等しくな
っていないときは、ステップS16−33に戻る。第2
回目S16−33では、レジスタαの内容がステップS
16−34にて“1”だけインクリメントされて“1”
となっているので、第2回目のコピー対象の文字「い」
のコピー先座標は、図6(c)に示したように、「あ」
の左側となる。
【0021】そして、ステップS16−33〜S16−
35のループ処理により、「う」、「え」を順次、左に
配列した結果、レジスタαの内容が“4”となり、レジ
スタx0の内容である“4”と等しくなったときは、ス
テップS16−36に進んで、レジスタβの内容を
“1”だけインクリメントする。次に、レジスタβの内
容が、レジスタy0中の移動対象の文字データ列の行数
(本例では“2”)と等しくなったか否かを判断する
(ステップS16−37)。その結果、まだ等しくなっ
ていないときは、ステップS16−32に戻って、レジ
スタαの内容をクリアし、ステップS16−33以降の
処理を行う。したがって、「え」の次の「お」をコピー
するときは、レジスタβの内容はステップS16−36
にて“1”だけインクリメントされて“1”となり、レ
ジスタαの内容はステップS16−32にてクリアされ
て“0”となっている。その結果、「お」のコピー先座
標は、図6(c)に示したように、「あ」の上側とな
る。また、次の「か」をコピーするときは、ステップS
16−34にてレジスタαの内容が“1”とされ、ステ
ップS16−35を経由してステップS16−33に戻
る。その結果、「か」のコピー先座標は、「お」の左側
となる。
【0022】出力形態フラグFに形態番号“4”、また
は“8”がセットされている場合は、図6(d)に示し
たように、桁が下から上に進行し、行が左から右に進行
するような出力形態で移動処理を行うべく、図4(d)
のステップS16−41〜S16−47の処理を行う。
すなわち、レジスタαに“0”を格納し(ステップS1
6−41)、レジスタβに“0”格納する(ステップS
16−42)。次に、文書メモリ3に対し、文字バッフ
ァ7内の1文字データを先頭から順に、{レジスタXの
内容)+(レジスタαの内容),(レジスタYの内容−
レジスタβの内容)}の座標に対応する文書メモリ3の
位置にコピーする(ステップS16−43)。このステ
ップS16−43の処理において、第1回目はレジスタ
α、βともに“0”であるので、コピー先の座標はレジ
スタX、Yの内容そのままであり、第1回目のコピー対
象である文字(文字コード)「あ」は、指定された移動
先C(X、Y)の位置にコピーされる。ただし、形態番
号“4”の場合は−90°の回転ビット“11”が立て
られているので、表示の際は、CPU1により−90°
の回転処理が行われ、図6(d)に示したように、左向
きとなる。また、形態番号“8”の場合は、+180°
の回転ビットが立てられているので、表示の際は+18
0°の回転処理が行われ、下向きとなる。次に、レジス
タβの内容を“1”だけインクリメントし(ステップS
16−44)、レジスタβの内容が、レジスタx0中の
移動対象の文字データ列の桁数(上記例では“4”)と
等しくなったか否かを判断する(ステップS16−4
5)。その結果、未だ等しくなっていないときは、ステ
ップS16−43に戻る。第2回目S16−43では、
レジスタβの内容がステップS16−44にて“1”だ
けインクリメントされて“1”となっているので、第2
回目のコピー対象の文字「い」のコピー先座標は、図6
(d)に示したよう に、「あ」の上側となる。
【0023】そして、ステップS16−43〜S16−
45のループ処理により、「う」、「え」を順次、上に
配列した結果、レジスタβの内容が“4”となり、レジ
スタx0の内容である“4”と等しくなったときは、ス
テップS16−46に進んで、レジスタαの内容を
“1”だけインクリメントする。次に、レジスタαの内
容が、レジスタy0中の移動対象の文字データ列の行数
(本例では“2”)と等しくなったか否かを判断する
(ステップS16−47)。その結果、まだ等しくなっ
ていないときは、ステップS16−42に戻って、レジ
スタβの内容をクリアし、ステップS16−43以降の
処理を行う。したがって、「え」の次の「お」をコピー
するときは、レジスタαの内容はステップS16−46
にて“1”だけインクリメントされて“1”となり、レ
ジスタβの内容はステップS16−42にてクリアされ
て“0”となっている。その結果、「お」のコピー先座
標は、図6(d)に示したように、「あ」の右側とな
る。また、次の「か」をコピーするときは、ステップS
16−44にてレジスタβの内容が“1”とされ、ステ
ップS16−45を経由してステップS16−43に戻
る。その結果、「か」のコピー先座標は、「お」の上側
となる。
【0024】このように、この実施例によれば、文字列
の元の配置形態を変更した形で移動を行うことができ
る。しかも、配置形態の変更指定は、ガイダンス表示に
したがって形態番号により行えば良く、変更指定操作が
簡単である。上述の移動処理を用いて図7のような配置
形態の「展開度」を出力したい場合は、任意の位置に、
通常通りに左から右へ桁が進行し、各文字が上向きの形
で「展開度」を入力し、この「展開度」の出力形態とし
て形態番号“2”を指定し、移動先として図7の「展」
の位置を指定すれば良い。同様に、図7のような配置形
態の「特許性」、「技術力」を出力したい場合は、任意
の位置に、それぞれ通常通りの形で「特許性」、「技術
力」を入力し、「特許性」の出力形態、移動先として形
態番号“3”、図7の「特」の位置を指定し、「技術
力」の出力形態、移動先として形態番号“4”、図7の
「技」の位置を指定すれば良い。
【0025】このように、従来のように、各文字の出力
位置を個別に指定し、さらに、各文字に対し、個別に回
転指示を行うという煩雑な操作を行うことなく、この実
施例では、簡単な操作で、種々の配置形態の文字列を出
力することが可能となる。なお、この発明は、上述の実
施例に限定されることなく、たとえば、文字列の元の配
置形態を変更した形での複写を行うことも可能である。
この場合は、図3、図4とほぼ同様のアルゴリズムによ
り実現することができる。すなわち、この場合は、図3
のステップS15の消去処理を省略すれば良い。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、記憶された複数の文字
に対して文字回転/非回転の状態、及び文字の配列出力
方向の状態の指定を行なう際に、文字回転状態や文字配
列出力方向の指定の間違えがないようにその出力イメー
ジを確認した上で、確実な指定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】実施例のデータ構造を示す図である。
【図3】実施例の移動処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】実施例の移動処理動作の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図5】移動処理の具体例を示す図である。
【図6】移動処理の具体例を示す図である。
【図7】従来技術の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 キー入力部 2 CPU 3 文書メモリ 4 表示部 6 文字パターメモリ 7 文字バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文字データを記憶する文字記憶手段
    と、 文字回転/横配列を示す第1の出力形態、文字非回転/
    横配列を示す第2の出力形態、文字回転/縦配列を示す
    第3の出力形態、文字非回転/縦配列を示す第4の出力
    形態、の各出力形態から任意の出力形態を指定する指定
    手段と、 この指定手段による出力形態の任意指定の際に、その各
    出力形態に対応するサンプル文字列イメージを、予め決
    められた複数の特定文字が指定の出力形態に基づいて1
    文字単位で文字回転あるいは非回転されたイメージで、
    かつ指定の出力形態に基づいて横方向あるいは縦方向に
    配列された配列イメージで表示する横表示手段と、 上記文字記憶手段に記憶された各文字データを出力する
    際は、各文字データを上記指定手段で指定された出力形
    態に基づいて1文字単位で文字回転あるいは文字非回転
    した文字パターンに変換して出力制御し、かつその各文
    字パターンを上記指定手段で指定された出力形態に基づ
    いて横方向あるいは縦方向に文字配列して出力制御する
    出力制御手段と、 を具備し、 上記記憶手段に記憶された各文字パターンを出力する際
    は、出力形態指定の際に表示された特定文字のサンプル
    文字イメージと同様の出力形態で文字出力するようにし
    たことを特徴とする文字出力装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373036A (en) * 1976-12-11 1978-06-29 Toshiba Corp Slice control system for character-symbol pattern
JPS6095484A (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 株式会社東芝 日本語ワ−ドプロセツサ
JPS6290758A (ja) * 1985-06-19 1987-04-25 Toshiba Corp 情報処理装置
JPH01149163A (ja) * 1987-12-07 1989-06-12 Casio Comput Co Ltd 文書編集処理装置

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