JPH0659890U - 文字列出力装置 - Google Patents

文字列出力装置

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JPH0659890U
JPH0659890U JP6073393U JP6073393U JPH0659890U JP H0659890 U JPH0659890 U JP H0659890U JP 6073393 U JP6073393 U JP 6073393U JP 6073393 U JP6073393 U JP 6073393U JP H0659890 U JPH0659890 U JP H0659890U
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秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望する任意の文字列データを、所望する位
置を基準にして所望する配列方向に簡易に表示させる。 【構成】 キー入力部1に備えられた回転キー1Bを操
作することで、文字列の回転処理操作が可能な状態とな
る。表示部4には文書メモリ3に記憶されている文書デ
ータが表示されるが、この表示上で回転処理の表示基準
位置を指定し、回転処理をしたい所望する文字列データ
を指定し、この文字列データを文字バッファ7に記憶さ
せる。この後、回転方向を上移動キーCU、下移動キー
CD、左移動キーCL等で指定する。すると、CPU2
は表示上での回転処理を行ない、回転処理された結果を
表示部4に表示させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表示画面上に文字列を配列出力する際の文字列出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の文書編集処理装置における文書移動処理では、移動の対象となる文字列 は、単に指定された移動先に移動されるだけであり、文字列の配列方向、および 、各文字の上、下、左、右等の向きは元のままであった。また、文字列に対して 回転と称する処理を行った場合は、単に文字列の縦横変換が行われて、文字列の 配列方向が、例えば、左から右へ配列されていたものが、上から下へ配列される といったように変化するのみであり、各文字の向きは元のままであって、各文字 そのものが実際に回転されるわけではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、例えば、図6に示したように、文字列が上から下へ配列されてお り、かつ、各文字が右方向を向いているような出力(「展開度」)等を得る場合 には、操作が大変であった。 すなわち、図6に示した縦書き、かつ右向きの「展開度」を出力するためには 、「展」、「開」、「度」という各文字を個別に位置指定して入力し、この入力 により、指定位置に通常通りに上向きに配向された「展」、「開」、「度」に対 し、それぞれ個別に90°回転するよう指定する必要があった。あるいは、上記 の回転と称する処理を活用した場合は、「展」、「開」、「度」の順に入力して 、通常通りに左から右へ配列され、上向きに配向された「展開度」という文字列 を一旦作成し、それを上記の回転と称する処理によって縦横変換を行なって、そ の後に各文字を、個別に90°回転するよう指定する必要があった。このように 、従来技術では、任意の配列方向、および文字方向の文字列を任意の位置に得る ためには、複雑な操作を必要としていた。 本考案の課題は、所望する任意の文字列データを、所望する位置を基準にして 所望する配列方向に簡易に表示させることができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の手段は次の通りである。 表示画面上に文字列を配列出力する際の出力装置であって、上記表示画面上に おけるカーソル位置指定操作により、表示基準位置を指定する手段と、複数の文 字からなる所望する文字列を任意に指定する手段と、文字回転方向と文字配列方 向とを同時に指定する複数種類の方向の中からの任意の選択操作により、所望す る1つの方向を任意に選択する手段と、上記指定の文字列を上記表示画面上に出 力する際は、上記指定文字列に含まれる個々の文字を上記選択の文字回転方向に 従った向きに1文字単位で回転した各文字を、上記指定の表示基準位置を基準に して、上記指定の文字配列方向に従った方向に配列して表示出力するようにした ことを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案の手段の作用は次の通りである。 まず、表示画面上におけるカーソル位置指定操作により表示基準位置を指定し 、複数の文字からなる所望する文字列を任意に指定し、文字回転方向と文字配列 方向とを同時に指定する複数種類の方向の中からの任意の選択操作により、所望 する1つの方向を任意に選択する。そして上記指定の文字列を上記表示画面上に 出力する際は、上記指定文字列に含まれる個々の文字を上記選択の文字回転方向 に従った向きに1文字単位で回転した各文字を、上記指定の表示基準位置を基準 にして、上記指定の文字配列方向に従った方向に配列して表示出力する。 従って、カーソル指定操作、文字列指定操作、及び複数の指示手段の中からの 選択操作という簡易な操作により、所望する位置を基準にして、所望する任意の 文字列を所望する文字配列形態で表示画面上に配置出力できる。
【0006】
【実施例】
図1は、一実施例による文書編集処理装置の構成図である。この装置は、キー 入力部1により入力された文字データを、CPU2の制御のもとに、たとえばカ ナ漢字変換等の各種処理を行い、その処理結果等を文書データとして文書メモリ 3に格納、表示部4に表示、印字部5にて印字する等の処理を行うものである。 また、キー入力部1の所定キーの操作により、文書メモリ3に格納された文字デ ータ列に対し、回転処理等の各種の文書編集処理を行う。
【0007】 キー入力部1は、各種の文字データを入力する文字キー1Aの他に、回転処理 を指示する回転キー1B、カーソルを移動させるためのカーソル移動キー1C、 および実行キー1Dを有している。また、カーソル移動キー1Cとしては、カー ソルをそれぞれ上、下、左、右に移動させるための上移動キーCU、下移動キー CD、左移動キーCL、右移動キーCRを有している。キー入力部1の各キーを 操作すると、対応する文字コード等のコードが生成され、CPU2に入力される 。したがって、文書メモリ3等に対しては、文字コード(記号コードを含む)の 形で文字データが格納される。そこで、CPU2は、文書メモリ3の内容を表示 、印字するに際し、文字パターンメモリ(キャラクタジェネレータCG)6に予 め格納されている対応の文字パターンデータを読出し、表示部4、印字部5に出 力する。そうすると、表示部4、印字部5は、それぞれ入力された文字パターン データに対応する表示信号、印字信号を生成し、表示、印字を行う。
【0008】 なお、文字データは、図2に示したように、2バイトで構成され、そのうちの 14ビットは文字コードとして活用され、2ビットは回転ビットとして活用され る。この回転ビットは、対応する文字コードで示される文字の、出力の際の回転 向きを示しており、“00”は通常の上向き、“01”は右向き(90°の回転 向き)、“10”は下向き(180°の回転向き)、“11”は左向き(−90 °の回転向き)を示している。
【0009】 そして、CPU2は、上述のように、文字コードに対応する文字パターンデー タを表示部4、印字部5に出力するときは、回転ビットの内容に応じて文字パタ ーンデータを回転処理してから出力する。
【0010】 回転対象の文字データ列の指定は、カーソル移動キー1C等を用いて行う。そ して、指定された文字データ列は、文字バッファ7に格納される。また、回転向 きの指定も、カーソル移動キー1C等を用いて行う。すなわち、下移動キーCD により90°の回転向きが指定され、左移動キーCL、上移動キーCUにより、 それぞれ180°、−90°の回転向きが指定される。そして、回転向きの指定 が行われると、文字バッファ7中の回転指定に係る各文字データ列中の各回転ビ ットは、指定された回転向きに対応して変更される。また、回転向きの指定が行 われると、さらに、文字バッファ7中の回転ビットが変更された文字データ列が 、指定された回転向きに対応して、配列方向が変更されて文書メモリ3にコピー されることにより、回転処理が行われる。
【0011】 このような回転処理に際し、レジスタx1、y1、x2、y2、x0、y0、α、β が利用される。
【0012】 次に、この実施例の回転処理動作を図3ないし図6を参照しながら説明する。 回転キー1Bを操作すると、CPU2は、所定のプログラムにしたがって、ま ず、表示部4に、“どこから?”というメッセージを表示させる(図3、ステッ プS1)。そこで、このメッセージにしたがって、回転対象の文字列の始点位置 を指定すべく、カーソル移動キー1Cを操作して上記始点位置にカーソルを移動 させ、実行キー1Dを操作する(ステップS2)。そうすると、CPU2は、カ ーソル位置の座標Aのx成分、y成分を、それぞれ、レジスタx1、y1に格納す る(ステップS3)。たとえば、図5(a)のハッチングを施した「あ」を始点 として指定したときは、「あ」の座標(始点座標A)は(7、5)であるのて、 レジスタx1、y1にはそれぞれ“7”、“5”が格納される。次に、表示部4に 、“どこまで?”というメッセージを表示させる(ステップS4)。そこで、こ のメッセージにしたがって、回転対象の文字列の終点位置を指定すべく、カーソ ル移動キー1Cを操作して上記終点位置にカーソルを移動させ、実行キー1Dを 操作する(ステップS5)。そうすると、CPU2の制御のもとに、カーソル位 置の座標Bのx成分、y成分が、それぞれ、レジスタx2、y2に格納される(ス テップS6)。たとえば、図5(a)の右下のハッチング部分を終点として指定 したときは、その部分の座標(終点座標B)は(10、6)であるので、レジス タx2、y2には、それぞれ“10”、“6”が格納される。次に、始点座標A、 終点座標Bで囲まれた範囲内の文字データ列を文書メモリ3から読出し、文字バ ッファ7に順次格納する(ステップS7)。この際、図5(a)に示したように 、始点位置と終点位置とが同一行ではなく、始点座標Aと終点座標Bとのy成分 が異なっているときは、始点座標Aと終点座標Bとを対角点とする四角形の範囲 内(図5(a)の破線で囲まれた部分)の文字データ列が、文書メモリ3から読 出され、文字バッファ7に格納される。
【0013】 次に、回転対象の文字データ列の桁数、および行数を算出すべく、{(レジス タx2の内容)−(レジスタx1の内容)+1}、および{(レジスタy2の内容 )−(レジスタy1の内容)+1}なる演算を行って、その演算結果を、それぞ れ、レジスタx0、y0に格納する(ステップS8)。図5(a)の例では、レジ スタx0、y0には、それぞれ、“4”、“2”が格納される。そして、表示部4 に、“回転向きは?”というメッセージを表示させる(ステップS9)。そこで 、このメッセージにしたがって、カーソル移動キー1Cにより、文字列の回転向 きを指定し(ステップS10)、実行キー1Dを操作する(ステップS11)。 次に、始点座標A、終点座標Bで囲まれた範囲内の文字データ列を文書メモリ3 から消去する(ステップS12)。そして、ステップS10にて操作されたカー ソル移動キー1Cの種類を判別する(ステップS13)。その判別の結果、下移 動キーCDの場合は、文字バッファ7内の全ての文字データ列(文字コード列) に、90°の回転ビット“01”を立てる(ステップS14)。同様に、左移動 キーCL、上移動キーCUの場合は、文字バッファ7内の全ての文字データ列に それぞれ、180°、−90°の回転ビット“10”、“11”を立てる(ステ ップS15、S16)。
【0014】 ステップS14にて、90°の回転ビットを立てた場合は、図5(b)に示し たような90°の回転処理を行うべく、図4(a)のステップS14−1〜S1 4−7の処理を行う。すなわち、レジスタαに“0”を格納し(ステップS14 −1)、レジスタβに“0”格納する(ステップS14−2)。次に、文書メモ リ3に対し、文字バッファ7内の1文字データを先頭から順に、{(レジスタx 1 の内容)−(レジスタαの内容),(レジスタy1の内容+レジスタβの内容) }の座標に対応する文書メモリ3の位置にコピーする(ステップS14−3)。 このステップS14−3の処理において、第1回目はレジスタα、βともに“0 ”であるので、コピー先の座標はレジスタx1、y1の内容そのままの(7、5) であり、第1回目のコピー対象である文字(文字コード)「あ」は、元の位置に コピーされる。ただし、90°の回転ビット“01”が立てられているので、出 力の際は、CPU1により90°の回転処理が行われ、図5(b)に示したよう に、右向きとなる。
【0015】 次に、レジスタβの内容を“1”だけインクリメントし(ステップS14−4 )、レジスタβの内容が、レジスタx0中の回転対象の文字データ列の桁数(上 記例では“4”)と等しくなったか否かを判断する(ステップS14−5)。そ の結果、未だ等しくなっていないときは、ステップS14−3に戻る。第2回目 のステップS14−3では、レジスタβの内容がステップS14−4にて“1” だけインクリメントされて“1”となっているので、第2回目のコピー対象の文 字「い」のコピー先座標は、上述の演算処理により(7、6)となり、図5(b )に示したように、「あ」の下に「い」が配列される。
【0016】 そして、ステップS14−3〜S14−5のループ処理により、「う」、「え 」を順次、下に配列した結果、レジスタβの内容が“4”となり、レジスタx0 の内容である“4”と等しくなったときは、ステップS14−6に進んで、レジ スタαの内容を“1”だけインクリメントする。次に、レジスタαの内容が、レ ジスタy0中の回転対象の文字データ列の行数(本例では“2”)と等しくなっ たか否かを判断する(ステップS14−7)。その結果、まだ等しくなっていな いときは、ステップS14−2に戻って、レジスタβの内容をクリアし、ステッ プS14−3以降の処理を行う。したがって、「え」の次の「お」をステップS 14−3にてコピーするときは、レジスタαの内容はステップS14−6にて“ 1”だけインクリメントされて“1”となり、レジスタβの内容はステップS1 4−2にてクリアされて“0”となっている。その結果、ステップS14−3で の演算処理により、「お」のコピー先座標は(6、5)となり、出力の際は、図 5(b)に示したように、「あ」の左側に右向きに出力されることとなる。また 、次の「か」をコピーするときは、ステップS14−4にてレジスタβの内容が “1”とされ、ステップS14−5を経由してステップS14−3に戻る。その 結果、「か」のコピー先座標は(6、6)となり、出力の際は、「お」の下に「 か」が右向きに出力されることとなる。
【0017】 このようにして、下移動キーCDを操作した場合は、回転対象の文字データ列 の始点を中心にして、90°の回転処理が行われる。 図3のステップS15にて、180°の回転ビットを立てた場合は、図5(c )に示したような180°の回転処理を行うべく、図4(b)のステップS15 −1〜S15−7の処理を行う。すなわち、レジスタβに“0”を格納し(ステ ップS15−1)、レジスタαに“0”格納する(ステップS15−2)。次に 、文書メモリ3に対し、文字バッファ7内の1文字データを先頭から順に、{( レジスタx1の内容)−(レジスタαの内容),(レジスタy1の内容−レジスタ βの内容)}の座標に対応する文書メモリ3の位置にコピーする(ステップS1 5−3)。このステップS15−3の処理において、第1回目はレジスタα、β ともに“0”であるので、コピー先の座標はレジスタx1、y1の内容そのままの (7、5)であり、第1回目のコピー対象である文字(文字コード)「あ」は、 元の位置にコピーされる。ただし、180°の回転ビット“10”が立てられて いるので、出力の際は、CPU1により180°の回転処理が行われ、図5(c )に示したように、下向きとなる。
【0018】 次に、レジスタαの内容を“1”だけインクリメントし(ステップS15−4 )、レジスタαの内容が、レジスタx0中の回転対象の文字データ列の桁数(上 記例では“4”)と等しくなったか否かを判断する(ステップS15−5)。そ の結果、未だ等しくなっていないときは、ステップS15−3に戻る。第2回目 のステップS15−3では、レジスタαの内容がステップS15−4にて“1” だけインクリメントされて“1”となっているので、第2回目のコピー対象の文 字「い」のコピー先座標は、上述の演算処理により(6、5)となり、図5(c )に示したように、「あ」の左に「い」が配列される。
【0019】 そして、ステップS15−3〜S15−5のループ処理により、「う」、「え 」を順次、左に配列した結果、レジスタαの内容が“4”となり、レジスタx0 の内容である“4”と等しくなったときは、ステップS15−6に進んで、レジ スタβの内容を“1”だけインクリメントする。次に、レジスタβの内容が、レ ジスタy0中の回転対象の文字データ列の行数(本例では“2”)と等しくなっ たか否かを判断する(ステップS15−7)。その結果、まだ等しくなっていな いときは、ステップS15−2に戻って、レジスタαの内容をクリアし、ステッ プS15−3以降の処理を行う。したがって、ステップS15−3にて「え」の 次の「お」をコピーするときは、レジスタβの内容はステップS15−6にて“ 1”だけインクリメントされて“1”となり、レジスタαの内容はステップS1 5−2にてクリアされて“0”となっている。その結果、「お」のコピー先座標 はステップS15−3での演算処理により(7、4)となり、出力の際は、図5 (c)に示したように、「あ」の上側に下向きに出力されることとなる。また、 次の「か」をコピーするときは、ステップS15−4にてレジスタαの内容が“ 1”とされ、ステップS15−5を経由してステップS15−3に戻る。その結 果、「か」のコピー先座標は(6、4)となり、「お」の左側に「か」が下向き に出力されることとなる。
【0020】 このようにして、左移動キーCLを操作した場合は、回転対象の文字データ列 の始点を中心にして、180°の回転処理が行われる。 図3のステップS16にて、−90°の回転ビットを立てた場合は、図5(d )に示したような−90°の回転処理を行うべく、図4(c)のステップS16 −1〜S16−7の処理を行う。すなわち、レジスタαに“0”を格納し(ステ ップS16−1)、レジスタβに“0”格納する(ステップS16−2)。次に 、文書メモリ3に対し、文字バッファ7内の1文字データを先頭から順に、{( レジスタx1の内容)+(レジスタαの内容)、(レジスタy1の内容−レジスタ βの内容)}の座標に対応する文書メモリ3の位置にコピーする(ステップS1 6−3)。このステップS16−3の処理において、第1回目はレジスタα、β ともに“0”であるので、コピー先の座標はレジスタx1、y1の内容そのままの (7、5)であり、第1回目のコピー対象である文字(文字コード)「あ」は、 元の位置にコピーされる。ただし、−90°の回転ビット“11”が立てられて いるので、出力の際は、CPU1により−90°の回転処理が行われ、図5(d )に示したように、左向きとなる。
【0021】 次に、レジスタβの内容を“1”だけインクリメントし(ステップS16−4 )、レジスタβの内容が、レジスタx0中の回転対象の文字データ列の桁数(上 記例では“4”)と等しくなったか否かを判断する(ステップS16−5)。そ の結果、未だ等しくなっていないときは、ステップS16−3に戻る。第2回目 のステップS16−3では、レジスタβの内容がステップS16−4にて“1” だけインクリメントされて“1”となっているので、第2回目のコピー対象の文 字「い」のコピー先座標は、上述の演算処理により(7、4)となり、図5(d )に示したように、「あ」の上に「い」が配列される。
【0022】 そして、ステップS16−3〜S16−5のループ処理により、「う」、「え 」を順次、上に配列した結果、レジスタβの内容が“4”となり、レジスタx0 の内容である“4”と等しくなったときは、ステップS16−6に進んで、レジ スタαの内容を“1”だけインクリメントする。次に、レジスタαの内容が、レ ジスタy0中の回転対象の文字データ列の行数(本例では“2”)と等しくなっ たか否かを判断する(ステップS16−7)。その結果、まだ等しくなっていな いときは、ステップS16−2に戻って、レジスタβの内容をクリアし、ステッ プS16−3以降の処理を行う。したがって、ステップS16−3にて、「え」 の次の「お」をコピーするときは、レジスタαの内容はステップS16−6にて “1”だけインクリメントされて“1”となり、レジスタβの内容はステップS 16−2にてクリアされて“0”となっている。その結果、ステップS16−3 での演算処理により、「お」のコピー先座標は(8、5)となり、出力の際は、 図5(d)に示したように、「あ」の右側に左向きに出力されることとなる。ま た、次の「か」をコピーするときは、ステップS16−4にてレジスタβの内容 が“1”とされ、ステップS16−5を経由してステップS16−3に戻る。そ の結果、「か」のコピー先座標は(8、4)となり、「お」の上に「か」が左向 きに出力されることとなる。
【0023】 このようにして、上移動キーCUを操作した場合は、回転対象の文字データ列 の始点を中心にして、−90°の回転処理が行われる。 以上説明したように、従来のように、文字列の配列方向を変更すべく指示した 後、さらに、各文字に対して個別に回転指示する必要はなく、この実施例では、 文字列の配列方向のみならず、配向方向も変更された、真の意味での回転処理を 、カーソル移動キー1Cを一回操作するだけで指示することができる。 なお、上述の実施例に限定されることなく、回転軸を任意に指定することも可 能である。この場合は、図6のような出力を得る際に便利である。図6のような 出力を得るためには、例えば、次のようにすれば良い。まず、回転キー1Bを操 作した後、回転軸Pを指定し、「展開度」を「発想力」の位置に、通常通りにデ ータ入力する。そして、データ入力した「展開度」を90°回転するよう下移動 キーCDにより指示する。そうすると、「発想力」の位置に入力された「展開度 」は、回転軸Pを中心として90°回転され、図6のような、上から下に配列さ れた右向きの「展開度」が出力される。次に、「特許性」を「発想力」の位置に 通常通りにデータ入力し、左移動キーCLを操作する。そうすると、「発想力」 の位置に入力された「特許性」は、回転軸Pを中心として−90°回転され、図 6のような、右から左に配列された下向きの「特許性」が出力される。次に、「 技術力」を「発想力」の位置に通常通りにデータ入力し、上移動キーCUを操作 する。そうすると、「発想力」の位置に入力された「技術力」は、回転軸Pを中 心として−90°回転され、図6のような、下から上に配列された左向きの「技 術力」が得られる。そして、最後に「発想力」を図6の位置に通常通りにデータ 入力すると、図6に示した通りの出力が得られることとなる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、カーソル指定操作、文字列指定操作、及び複数の指示手段の 中からの選択操作という簡易な操作により、所望する位置を基準にして、所望す る任意の文字列を所望する文字配列形態で表示画面上に配置出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブロック構成図である。
【図2】実施例のデータ構造を示す図である。
【図3】実施例の回転処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】実施例の回転処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】実施例の回転処理の具体例を示す図である。
【図6】従来技術の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 キー入力部 2 CPU 3 文書メモリ 4 表示部 7 文字バッファ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上に文字列を配列出力する際の出
    力装置であって、 上記表示画面上におけるカーソル位置指定操作により、
    表示基準位置を指定する手段と、 複数の文字からなる所望する文字列を任意に指定する手
    段と、 文字回転方向と文字配列方向とを同時に指定する複数種
    類の方向の中からの任意の選択操作により、所望する1
    つの方向を任意に選択する手段と、 上記指定の文字列を上記表示画面上に出力する際は、上
    記指定文字列に含まれる個々の文字を上記選択の文字回
    転方向に従った向きに1文字単位で回転した各文字を、
    上記指定の表示基準位置を基準にして、上記指定の文字
    配列方向に従った方向に配列して表示出力するようにし
    たことを特徴とする文字列出力装置。
JP6073393U 1993-10-18 1993-10-18 文字列出力装置 Pending JPH0659890U (ja)

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