JPH0623623A - 歯車切削装置の位置検出装置 - Google Patents

歯車切削装置の位置検出装置

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JPH0623623A
JPH0623623A JP15431792A JP15431792A JPH0623623A JP H0623623 A JPH0623623 A JP H0623623A JP 15431792 A JP15431792 A JP 15431792A JP 15431792 A JP15431792 A JP 15431792A JP H0623623 A JPH0623623 A JP H0623623A
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F23/00Accessories or equipment combined with or arranged in, or specially designed to form part of, gear-cutting machines
    • B23F23/12Other devices, e.g. tool holders; Checking devices for controlling workpieces in machines for manufacturing gear teeth

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯車切削工具の工具主軸に対する軸方向位置
および回転方向位置を容易に検出し得る装置を得る。 【構成】 工具主軸40に歯切カッタ38を取り付けた
後、タッチセンサ136を専用の移動装置により図示の
検出位置へ移動させ、歯切りのための軸方向移動装置お
よび回転装置により工具主軸40を軸方向移動および回
転させて、ブレード42のすくい面140および歯先面
142をそれぞれタッチセンサ136に接触させ、接触
時の工具主軸40の軸方向位置および回転方向位置から
歯切カッタ38の工具主軸40に対する軸方向および回
転方向の取付位置誤差を検出する。同じタッチセンサ1
36を使用して工作物26の工作物主軸24に対する取
付位置も検出し得る。位置検出を自動で行い得る上、歯
切盤に不可欠な軸方向移動装置や回転装置を利用するた
め装置コストを低く抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、まがり歯かさ歯車,ハ
イポイドギヤ等のまがり歯歯車を切削加工する装置に関
するものであり、特に、歯車切削工具や工作物の位置を
検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まがり歯歯車切削装置は、通常、(イ)
歯車切削工具を保持して軸線まわりに回転可能な工具主
軸を備えた工具主軸台と、(ロ)その工具主軸を軸線ま
わりに回転させる工具主軸回転装置と、(ハ)工作物を
保持して軸線まわりに回転可能な工作物主軸を備えた工
作物主軸台と、(ニ)工作物主軸を軸線まわりに回転さ
せる工作物主軸回転装置と、(ホ)工具主軸と工作物主
軸とを相対移動させて歯車切削工具と工作物とを相対移
動させる移動装置と、(ヘ)工具主軸回転装置,工作物
主軸回転装置および移動装置に接続され、それらの装置
を制御する制御装置とを含むように構成される。工具主
軸に歯車切削工具を、工作物主軸に工作物をそれぞれ保
持させ、移動装置により歯車切削工具と工作物との相対
位置決めを行った状態で、工作物主軸回転装置により工
作物主軸を回転させて割出しを行う一方、工具主軸回転
装置により工具主軸を回転させることによって、工作物
に歯切,面取り等の切削加工を施すのである。
【0003】一般に、まがり歯歯車の切削加工において
は、工作物にまず荒加工が施された後、仕上加工が施さ
れるため、各段階の間に工作物の工作物主軸への脱着が
行われる。その際、歯車切削工具と工作物との相対位置
決めを行うことが必要となる。両者の軸方向位置や回転
方向位置がまちまちであれば、切削が適正に行われず、
所望の歯形が得られないからである。
【0004】工作物の工作物主軸への回転方向の取付位
置を検出する装置として、本出願人は、特願平2−28
3270号公報に記載の装置を開発し、出願した。この
装置は、荒加工された工作物を工作物主軸に任意の位相
で保持させるとともに、検出部を一定の位置に位置決め
したタッチセンサにより荒加工された工作物を一定の回
転方向位置に位置決めし、そのときの工作物主軸の回転
方向位置と予め定められた基準回転方向位置との差を求
めるものである。タッチセンサの検出部を、工作物主軸
に保持された工作物の歯みぞ内に位置させ、その状態で
工作物主軸を回転させて、工作物の歯が検出部に接触し
たことをタッチセンサからの信号の出力により検出する
ことによって工作物を一定の回転方向位置に位置決めす
るのであり、その結果得られた回転方向位置の差を、制
御装置の始動回転方向位置補正手段による工作物主軸の
始動回転方向位置の補正に使用するのである。このよう
にすれば、工作物を工作物主軸の基準回転方向位置に対
してずれた回転方向位置で保持させても、そのずれの分
だけ工作物主軸の始動回転方向位置が補正されることと
なり、工作物と加工工具との回転方向位置の相対的なず
れがなくなることとなって、良好に加工を行うことがで
きる。
【0005】一方、歯車切削工具の位置検出のために、
従来は手動の軸方向位置検出補助装置と回転方向位置検
出補助装置とが使用されていた。これら両装置は工具主
軸台に取り付けられており、まず、作業者が軸方向位置
検出補助装置の位置検出部材を退避位置から手動で作用
位置へ移動させた上、手動ボタンの操作によって工具主
軸を工具主軸台のハウジングに対して移動させて、歯車
切削工具の刃先面を位置検出部材に接触させ、接触時の
工具主軸の軸方向位置、つまり歯車切削工具の軸方向位
置を制御装置に記憶させる。
【0006】次に、軸方向位置検出補助装置の位置検出
部材を退避位置へ退避させる一方、回転方向位置検出補
助装置の位置検出部材を退避位置から作用位置へ移動さ
せた上、手動ボタンの操作により工具主軸を回転させ
て、歯車切削工具のすくい面を位置検出部材に接触さ
せ、接触時の工具主軸の回転方向位置、つまり歯車切削
工具の回転方向位置を制御装置に記憶させる。そして、
切削加工時には、歯車切削工具の制御が、上記記憶され
た軸方向位置および回転方向位置に基づいて行われるよ
うにすれば、工具主軸に取り付けた歯車切削工具の位置
いかんを問わず、適正な切削加工を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記軸
方向位置検出補助装置および回転方向位置検出補助装置
は、作業者が手で位置検出部材を移動させ、その検出部
材と歯車切削工具との接触を目で確認しつつ、手動ボタ
ンを操作して位置検出を行うものであるため、作業が面
倒であり、時間および熟練を要するという問題があっ
た。特に、近年、歯車切削装置がNC(Numerical Contr
ol) 化されるのに伴って、歯車切削工具および工作物の
着脱作業の時間短縮が強く望まれており、一層重大な問
題になって来ている。
【0008】第一発明は、歯車切削工具の軸方向位置お
よび位相を容易に検出し得る装置を得ることを課題とし
て為されたものである。
【0009】第二発明は、歯車切削工具の位置検出を容
易に行い得るとともに、工作物の位置検出も容易に行い
得、しかも構造が簡単な装置を得ることを課題として為
されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一発明に係る歯車切削
工具の位置検出装置は、歯車切削工具を保持して軸線
まわりに回転可能な工具主軸を備えた工具主軸台と、
その工具主軸を軸線まわりに回転させる工具主軸回転装
置と、歯車切削工具のすくい面および刃先面に接触し
て検出信号を発する検出部を備えたタッチセンサと、
そのタッチセンサと工具主軸とを検出部がすくい面およ
び刃先面にそれぞれ接触可能なすくい面検出位置および
刃先面検出位置と、検出部が歯車切削工具から離間した
非検出位置とに相対移動させる移動装置と、工具主軸
回転装置および移動装置に接続され、それら各装置を制
御して歯車切削工具のタッチセンサの検出部とすくい面
および刃先面とを順次接触させるとともに、接触時にお
ける歯車切削工具のタッチセンサとの少なくとも一方の
位置を記憶する制御装置とを含むように構成される。
【0011】第二発明に係る歯車切削工具および工作物
の位置検出装置は、(a)歯車切削工具を保持して軸線
まわりに回転可能な工具主軸を備えた工具主軸台と、
(b)その工具主軸を軸線まわりに回転させる工具主軸
回転装置と、(c)工作物を保持して軸線まわり回転可
能な工作物主軸を備えた工作物主軸台と、(d)その工
作物主軸を軸線まわりに回転させる工作物主軸回転装置
と、(e)歯車切削工具のすくい面および刃先面に接触
するとともに、工作物と接触して検出信号を発する検出
部を備えたタッチセンサと、(f)そのタッチセンサと
工具主軸および工作物主軸とを検出部がすくい面,刃先
面および工作物にそれぞれ接触可能なすくい面検出位
置,刃先面検出位置および工作物検出位置と、検出部が
歯車切削工具および工作物の両方から離間した非検出位
置とに相対移動させる移動装置と、(g)工具主軸回転
装置,工作物主軸回転装置および移動装置に接続され、
それら各装置を制御してタッチセンサの検出部と歯車切
削工具のすくい面,刃先面および工作物とを順次接触さ
せるとともに、歯車切削工具とタッチセンサとの接触時
におけるそれら歯車切削工具とタッチセンサとの少なく
とも一方の位置、および工作物とチップとの少なくとも
一方の位置を記憶する制御装置とを含むように構成され
る。
【0012】なお、第一発明および第二発明において、
制御装置は、作業者によるボタン,レバー,キーボード
等の入力装置の操作の助けを借りて各制御を行うもので
あってもよく、全自動で各制御を行うものであってもよ
い。
【0013】
【作用】上記第一発明に係る歯車切削工具の位置検出装
置においては、歯車切削工具が工具主軸に保持された
後、タッチセンサにより歯車切削工具の軸方向位置およ
び回転方向位置の検出が行われる。すなわち、全自動あ
るいは作業者のボタン操作に応じて制御装置から指令が
出され、その指令に応じて移動装置によってタッチセン
サと工具主軸とが相対移動させられることにより、タッ
チセンサの検出部が、工具から離間した非検出位置から
工具のすくい面および刃先面にそれぞれ接触可能な検出
位置に位置させられるとともに、工具主軸回転装置によ
り工具主軸が軸線まわりに回転させられることにより、
工具のすくい面および刃先面とタッチセンサの検出部と
がそれぞれ接触させられる。その結果、タッチセンサか
ら検出信号が発せられ、制御装置に送られる。この検出
信号に応じて、制御装置において、工具主軸の軸方向位
置や回転方向位置、あるいはタッチセンサの位置が記憶
される。つまり、工具主軸に取り付けられた状態の歯車
切削工具の軸方向位置および回転方向位置が記憶される
のであり、例えば、この記憶データに基づいて歯車切削
開始時の工具主軸の軸方向位置および回転方向位置の指
令値が補正されれば、適正な歯車の加工が可能となる。
【0014】また、第二発明に係る歯車切削工具および
工作物の位置検出装置においては、上記のように歯車切
削工具の位置検出が行われるとともに、制御装置の指令
に基づき、移動装置によってタッチセンサと工作物を保
持した工作物主軸とが相対移動させられ、工作物の位置
検出が行われる。例えば、タッチセンサの検出部が工作
物の荒加工された歯溝内に位置させられるとともに、工
作物主軸回転装置により工作物主軸が軸線まわりに回転
させられることにより、工作物とタッチセンサの検出部
とが接触させられ、その結果、タッチセンサから発せら
れる検出信号に応じて、制御装置において工作物主軸の
回転方向位置、つまり工作物主軸に保持された工作物の
回転方向位置が記憶される。このようにして求められた
工作物の回転方向位置や軸方向位置のデータは、例え
ば、歯車切削開始時の工作物主軸の回転方向位置や軸方
向位置の指令値の補正に用いられる。
【0015】
【発明の効果】第一発明に係る位置検出装置において
は、上記のようにタッチセンサの利用により、工具主軸
に取り付けられた歯車切削工具の位置が検出されること
により、作業者が手動で位置検出を行う従来の装置に比
較して、工具の位置検出を容易に行うことができ、作業
時間を短縮することができる。
【0016】また、第二発明に係る位置検出装置におい
ては、歯車切削工具の位置と工作物の位置とが短時間で
検出できる。また、歯車切削工具の位置を検出するため
のタッチセンサを、工作物の位置検出にも適用すること
により、別々の装置により歯車切削工具と工作物との位
置検出を行う場合に比較して設備コストが安くて済む効
果が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明をまがり歯かさ歯車の歯切盤に
適用した場合の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図12および図13において、10はベッドであ
る。ベッド10の周縁にはリブ12が形成されている。
ベッド10の上面は水平とされ、工作物移動台16が配
設されている。工作物移動台16上には、垂直軸線まわ
りに旋回する旋回台18が設けられており、旋回台18
上には工作物主軸台20が固定されている。
【0018】工作物主軸台20には工作物主軸24が回
転可能に保持されている。工作物主軸24は水平方向に
延び、割出用モータ28により自身の軸線まわりに一定
角度ずつ間欠回転させられる。工作物主軸24の工作物
主軸台20からの突出端部には図示しないコレットチャ
ックが取り付けられており、図1に示す工作物26が任
意の位相で保持されるようになっている。したがって、
工作物主軸24の回転に伴って工作物26が一体的に回
転させられる。本実施例においては、割出用モータ28
により工作物主軸回転装置が構成されているのである。
【0019】工作物26には予め荒加工が施されてお
り、図20に示すように、複数の歯29,30,歯溝3
1等を有するまがり歯かさ歯車の形状をなしている。工
作物26は互いに対向する複数対の歯面32,33を備
えている。
【0020】ベッド10上には、工作物移動台16に隣
接して工具移動台34が配設されており、工具移動台3
4上には工具主軸台36が固定されている。図1に示す
ように、工具主軸台36には、歯車切削工具たる歯切カ
ッタ38を保持する工具主軸40が回転可能に保持され
ている。工具主軸40は、工具主軸台36から工作物主
軸24に対向する状態で突出しており、基準状態におい
て、その軸線Lが工作物主軸24の軸線Nと同一直線上
に位置するようにされ、工具主軸40の工作物主軸24
と対向する側の部分に歯切カッタ38が保持されるよう
になっている。
【0021】歯切カッタ38は、図1に示すように、円
板状の本体41と、本体41にボルトにより固定された
複数のブレード42とから成っており、図3および図4
に示すように、各ブレード42は主切刃43および副切
刃44を備えており、これら切刃43,44によって、
工作物26に形成された歯溝31の両歯面32,33が
切削されることにより、工作物26の歯が仕上げられる
ようになっている。また、図14に示すように、歯切カ
ッタ38の本体41には、ブレード42が取り付けられ
ていない割出領域Wが設けられており、この割出領域W
が工作物26に対向する状態で工作物26が工作物主軸
24により間欠回転させられることにより、工作物26
の割出しが行われるようになっている。
【0022】歯切カッタ38は、工具主軸40に保持さ
れた状態で工具主軸40と共に主軸回転駆動モータ47
(図12参照)により図14の矢印A方向に回転させら
れる。本実施例においては、主軸回転駆動モータ47に
より工具主軸回転装置が構成されているのである。工具
主軸40はまた、主軸送りモータ48およびその出力軸
に相対回転不能に設けられた図示しないボールねじによ
り、工具主軸台36のハウジングに対してN軸方向、す
なわち工作物主軸24に保持された工作物26に接近す
る向きに送られるようになっている。
【0023】図12,図13に示すように、工作物移動
台16の下方には、工具主軸40と直交する方向に延び
る一対のガイドレール52が配設されている。ガイドレ
ール52はベッド10に固定されており、工作物移動台
16を工具主軸40と直交する水平方向に案内する。
【0024】ベッド10には工作物主軸台移動モータ5
6が設けられており、このモータ56によって工作物主
軸台20が工作物移動台16と共にガイドレール52に
沿って移動させられることにより、工作物主軸24に保
持された工作物26が工具主軸40に直角な水平方向
(以下、X軸方向と称する)に移動させられる。
【0025】工具移動台34の下方には、工具主軸40
と平行な方向に延びるガイドレール62が設けられてお
り、工具移動台34の工具主軸40の軸線Lと平行な方
向の移動を案内する。また、ベッド10には、工具主軸
台水平移動モータ66が設けられており、このモータ6
6により工具主軸台36が工具移動台34と共にガイド
レール62に沿って移動させられることにより、工具主
軸40に保持された歯切カッタ38が水平面内で工作物
26に接近,離間する方向(以下、Z軸方向と称する)
に移動させられる。
【0026】また、工具移動台34上には工具主軸台3
6に隣接してコラム70が設けられている。コラム70
の工具主軸台36側の面には、垂直方向に延びる一対の
ガイドレール72が設けられており、工具主軸台36が
そのガイドレール72に摺動可能に嵌合されている。コ
ラム70には工具主軸台垂直移動モータ76が取り付け
られており、このモータ76の駆動により工具主軸台3
6がガイドレール72に沿って上下方向(以下、Y軸方
向と称する)に移動させられる。
【0027】工作物移動台16に設けられた旋回台18
は、工作物主軸台旋回モータ82により旋回させられ、
それに伴って工作物主軸台20が工作物主軸24の軸線
に直角な垂直軸線まわりに旋回させられる。旋回台18
の旋回可能範囲は約90度、すなわち、工作物主軸台2
4が、図13に示す工具主軸40と平行な状態と、図示
を省略する直角な状態(ガイドレール52に平行な状
態)との間とされており、工作物主軸24が工具主軸4
0に対して傾斜させられるのみならず、工作物主軸台移
動モータ56により移動させられる方向と平行で、か
つ、主軸24の工作物保持端が本歯切盤の外方、すなわ
ち歯切カッタ38による工作物26の加工スペースから
遠ざかる向きまで旋回させられるようになっている。
【0028】上記割出し用モータ28を始めとする各モ
ータ47,48,56,66,76,82は、正逆両方
向に回転可能なサーボモータである。図15に示すよう
に、主軸回転駆動モータ47,主軸送りモータ48,工
具主軸台水平移動モータ66,工具主軸台垂直移動モー
タ76は、それぞれ駆動回路90,92,94,96を
介して制御装置たるコンピュータ100の出力ポート1
02に接続されている。したがって、コンピュータ10
0からの指令信号に基づいて各モータが駆動されること
により、工具主軸40に取り付けられた歯切カッタ38
に歯切りに適した運動が与えられる。
【0029】また、主軸回転駆動モータ47の回転量は
工具主軸第一エンコーダ104により、主軸送りモータ
48の回転量は工具主軸第二エンコーダ106によりそ
れぞれ検出されるようになっている。これらエンコーダ
104,106はアブソリュートエンコーダであり、そ
の検出値がコンピュータ100の入力ポート108に入
力される。したがって、コンピュータ100は、両モー
タ47,48の回転角度を制御することができ、それに
よって、工具主軸40が任意の角度回転させられるとと
もに、任意の距離移動させられる。
【0030】一方、割出用モータ28,工作物主軸台移
動モータ56および工作物主軸台旋回モータ82はそれ
ぞれ駆動回路112,114,116を介して、同様に
コンピュータ100の出力ポート102に接続されてい
る。割出用モータ28の回転量は工作物主軸エンコーダ
118により検出されるようになっており、このエンコ
ーダ118の検出値がコンピュータ100の入力ポート
108に入力されることにより、コンピュータ100に
より割出用モータ28の回転角度が制御され、工作物主
軸24が任意の角度ずつ間欠回転させられる。
【0031】図1に示すように、工具主軸台36の工作
物主軸台20と対向する側の端面には、その板面に直角
な方向に延びるブラケット120,122が取り付けら
れている。ブラケット120,122はそれぞれ図8に
示すようにフランジを備えており、工具主軸40の軸線
Lに直角な方向に隔たった位置において、工具主軸台3
6に固定されている。ブラケット120,122にはボ
ールねじ124がベアリングを介して回転可能かつ軸方
向に移動不能に支持されている。ボールねじ124は工
具主軸40の軸線Lに直角な方向に延びており、それの
工具主軸40から遠い側の端にプーリ126が固定され
ている。ボールねじ124には雌ねじ部材128が螺合
されている。雌ねじ部材128はスライダ130に嵌合
されており、そのスライダ130はリニアベアリングを
介してガイドバー132に嵌合されている。ガイドバー
132はボールねじ124と平行に延びる姿勢でブラケ
ット120,122に支持されている。したがって、ボ
ールねじ124の回転に伴ってスライダ130が工具主
軸40に接近,離間する。
【0032】スライダ130にはタッチセンサ136が
固定されている。タッチセンサ136はボールねじ12
4と平行に延びており、その軸線Tが工具主軸40の軸
線Lと直交している。タッチセンサ136の先端部には
検出端子たるタッチプローブ138が設けられている。
タッチプローブ138はブレード42のすくい面140
および刃先面142(図3〜図6参照)にも工作物26
にも接触可能であるとともに、タッチセンサ136の本
体に対してあらゆる方向に相対移動可能であって、タッ
チプローブ138がいずれの方向から検出対象物に接触
してもタッチセンサ136が検出信号を発するように構
成されている。タッチセンサ136は、コンピュータ1
00の入力ポート108に接続されており、検出信号が
コンピュータ100に入力される。
【0033】工具主軸台36には、昇降モータ146
(図15参照)が取り付けられている。昇降モータ14
6の回転軸にはプーリが相対回転不能に取り付けられて
おり、このプーリとボールねじ124に固定のプーリ1
26との間に巻き掛けられたベルト148により、昇降
モータ146の回転がボールねじ124に伝達されるよ
うになっている。昇降モータ146は駆動回路150を
介してコンピュータ100の出力ポート102に接続さ
れている。また、昇降モータ146の回転量は昇降エン
コーダ152により検出され、その検出信号がコンピュ
ータ100の入力ポート108から入力されるようにな
っている。
【0034】したがって、コンピュータ100の指令信
号に基づいて昇降モータ146が任意の量だけ駆動され
ることにより、タッチセンサ136がその軸方向に移動
させられ、タッチプローブ138がブレード42のすく
い面140および刃先面142に接触可能な検出位置
と、カッタ38から離間した非検出位置とに移動させら
れる。本実施例においては、工具主軸40に対してタッ
チセンサ136が移動させられるようになっているので
ある。
【0035】また、タッチセンサ136が工具主軸台3
6に取り付けられることにより、前記主軸送りモータ4
8の駆動によって、タッチセンサ136に対して工具主
軸40が軸方向に相対移動させられる。
【0036】一方、工具主軸台水平移動モータ66の駆
動により工具主軸台36がZ方向に移動させられること
により、タッチセンサ136が工作物主軸24の軸方向
に移動させられる。
【0037】また、工具主軸台垂直移動モータ76の駆
動による工具主軸台36のY方向の移動と、工具主軸台
水平移動モータ66の駆動による工具主軸台36のZ方
向の移動とによって、タッチセンサ136が工具主軸台
36と共に移動し、タッチプローブ138が工作物26
に接触可能な検出位置と、工作物26から離間した非検
出位置とに移動させられる。
【0038】コンピュータ100の入力ポート108に
はさらに入力装置154が接続されている。入力装置1
54には、歯切りのための各モータの制御データと共
に、工具主軸40の基準回転方向位置θ0 ,タッチセン
サ136の下降量D等、工具主軸40の始動軸方向位置
および始動回転方向位置の補正に必要な種々のデータ、
および工作物主軸24の回転角度θ11, 工具主軸台36
の移動量Z1 等、工作物主軸24の始動回転方向位置の
補正に必要な種々のデータが記憶されたフロッピィディ
スクがセット可能とされており、それらフロッピィディ
スクのデータが作業者のキー操作によりコンピュータ1
00に入力されるようになっている。
【0039】上記コンピュータ100には、CPU16
0,ROM162およびRAM164が設けられてお
り、バス166により入力ポート108および出力ポー
ト102に接続されている。RAM164には図16に
示すように、タッチセンサ下降量メモリ170,工具主
軸基準回転方向位置メモリ(以下、CS基準回転方向位
置メモリと称する。他のメモリについても同じ)17
2,CS第一回転角度メモリ174,CS第二回転角度
メモリ176,CS補正始動回転方向位置メモリ17
8,CS送り量メモリ186,CS基準軸方向位置メモ
リ188,CS後退量メモリ190,CS補正始動軸方
向位置メモリ194等が設けられている。
【0040】RAM164にはさらに、工具主軸台第一
移動量メモリ196,工具主軸台第二移動量メモリ19
8,工具主軸台第三移動量メモリ200,工具主軸台第
四移動量メモリ202,工具主軸台第五移動量メモリ2
03,工作物主軸(以下、WSと称する。他のメモリに
ついても同様)移動量メモリ204,WS第一回転角度
メモリ206,WS第二回転角度メモリ208,WS総
回転角度メモリ210等の種々のメモリが、ワーキング
メモリやフラグF等と共に設けられており、入力装置1
54から入力されたデータを始めとする各種データがそ
れぞれのメモリに記憶されるようになっている。
【0041】一方、ROM162には、図17に示すメ
インルーチン、図18に示す工具主軸36の始動時の軸
方向位置および回転方向位置を補正するための工具主軸
補正ルーチン、図19に示す工作物主軸24の始動回転
方向位置を補正するための工作物主軸補正ルーチン等の
種々の制御プログラムが格納されている。
【0042】以下、図17のフローチャートを参照しつ
つ、上記歯切装置による工作物26の歯切加工について
説明する。プログラムの実行に先立って、作業者により
工具主軸40に歯切カッタ38が取り付けられる。工具
主軸40は、その回転位置を検出する第一エンコーダ1
04の検出値、および軸方向位置を検出する第二エンコ
ーダ106の検出値がそれぞれ予め定められた一定値
(ここでは理解を容易にするために0とする)となる状
態で停止させられている。この状態で歯切カッタ38が
工具主軸40に取り付けられることにより、ブレード4
2の刃先面142がタッチセンサ136の軸線Tからほ
ぼ一定距離GA 後退するとともに、すくい面140が工
具主軸40の軸線Tを含む平面に対して正転方向(図4
の矢印A方向)とは逆向きにほぼ一定角度θA 回転した
位置に位置させられる。
【0043】次に、工作物26の工作物主軸24への取
付けが行われる。工作物主軸台20は工作物主軸24が
ガイドレール52と平行で外方(本歯切盤の前方)を向
く旋回位置にあり、かつ、工作物主軸24の先端がベッ
ド10の前端近傍に位置する位置にある。したがって、
工作物26の取付けは容易に行うことができる。また、
工作物主軸24は基準回転方向位置に停止させられてい
る。工作物主軸24上に仮想される図20に破線で示す
基準線mが鉛直方向となる状態で停止させられているの
であり、工作物26は任意の回転方向位置で工作物主軸
24に固定され、一般にはそれの基準線nが工作物主軸
26の基準線mとは一致しない状態とされる。工作物2
6の取付けが終了したならば、作業者のボタン操作に応
じて工作物主軸台20が、工作物主軸24が工具主軸4
0と平行となるまで旋回させられるとともに、工作物主
軸24の軸線が工具主軸40の軸線と同一垂直面内に位
置する基準位置までX方向に移動させられる。
【0044】次に、作業者が入力装置154に工作物2
6の寸法,加工条件等のデータが記憶されたフロッピィ
ディスクをセットする。それに応じて、ステップS1
(以下、単にS1で表す。他のステップについても同
様)において初期設定が行われ、RAM164の各メモ
リがクリアされるとともに、フラグFがOFFされる。
続いて、S2においてフロッピィディスク内のデータが
RAM164の各メモリに読み込まれ、記憶される。
【0045】その後、S3において実行キーがONされ
るのが待たれ、作業者により実行キーがONされれば、
S4において工具主軸40に固定されたカッタ38の軸
方向位置および回転方向位置に基づいて、工具主軸40
の始動軸方向位置および回転方向位置の補正が行われ
る。そして、S5において、工作物主軸24に固定され
た工作物26の回転方向位置に基づいて、工作物主軸2
4の始動回転方向位置の補正が行われる。最後に、S6
において、補正された工具主軸40の始動軸方向位置お
よび始動回転方向位置と工作物主軸24の始動回転方向
位置とに基づいた種々の指令信号が出力ポート102か
ら出力され、各制御回路を経て各モータがそれぞれ指令
信号に基づいて制御され、工作物26の荒加工されてい
る各歯の仕上加工が行われる。加工がすべて終了すれば
プログラムの実行が終了する。
【0046】次に、S4の工具主軸40の始動時の軸方
向位置および回転方向位置の補正について、図18の工
具主軸補正ルーチンのフローチャートを参照しつつ説明
する。本実施例においては、歯切カッタ38のブレード
42のうち、図14に示すように、歯切カッタ38の回
転方向において割出領域Wの直後に位置し、最初に工作
物26に歯切を行うブレード42(P)の工具主軸40
に対する軸方向位置および回転方向位置を検出し、その
検出結果に基づいて、工具主軸40の始動軸方向位置お
よび回転方向位置の補正が行われる。
【0047】作業者により入力装置154の補正開始ス
イッチが操作されることにより、まず、S11におい
て、RAM164のタッチセンサ下降量メモリ170か
らタッチセンサ136の下降量Dが読み出され、図2に
示すように、タッチセンサ136のタッチプローブ13
8がブレード42の軸線B上に位置するまで下降させら
れる。
【0048】続いて、S12においてRAM164のC
S送り量メモリ186から工具主軸40の送り量G1
読み出され、工具主軸40が前進させられる。送り量G
1 は前記距離GA より僅かに大きい値とされている。次
に、S13において、工具主軸40が正転させられ、S
14においてタッチセンサ136がONであるか否か、
すなわちブレード42のすくい面140とタッチプロー
ブ138とが接触したか否かが判定される。タッチプロ
ーブ138がすくい面140と接触していれば判定の結
果がYESとなるが、接触していなければ判定の結果が
NOとなり、再びS13が実行されて工具主軸40の正
転が続行される。
【0049】S13〜S14が繰り返し実行されるうち
に、図3および図4に示すように、タッチプローブ13
8がすくい面140に接触すれば(この際、タッチプロ
ーブ138がすくい面140のほぼ予め定められた部分
に接触するように、前記送り量G1 が設定されてい
る)、S14の判定結果がYESとなり、S15におい
て工具主軸40の正転が停止させられる。そして、S1
6において、第一エンコーダ104の出力信号に基づい
て、工具主軸40の位相が算出され、RAM164のワ
ーキングメモリに記憶されるとともに、その記憶された
回転方向位置に基づいて工具主軸40の始動回転方向位
置が補正される。すなわち、RAM164のCS基準回
転方向位置メモリ172に格納された工具主軸40の基
準回転方向位置θ0 とワーキングメモリに記憶された回
転方向位置θ1 との差、つまり、工具主軸40に対する
ブレード42の取付回転方向位置誤差ΔθE (=θ1
θ0 )が求められ、この誤差ΔθE と予め定められた工
具主軸40の標準始動回転方向位置θP との和(θP
ΔθE )が補正始動回転方向位置としてCS補正始動回
転方向位置メモリ178に格納されるのである。
【0050】次に、S17においてRAM164のCS
第一回転角度メモリ174から工具主軸40の回転角度
θ2 が読み出され、工具主軸40が回転角度θ2 だけ逆
転させられる。続いて、S18において、RAM164
のCS後退量メモリ190から工具主軸40の後退量B
1 が読み出され、工具主軸40が後退量B1 だけ後退さ
せられる。さらに、S19においてRAM164のCS
第二回転角度メモリ176から工具主軸40の回転角度
θ3 が読み出され、工具主軸40が回転角度θ3 だけ正
転させられる。この回転角度θ3 は前記回転角度θ2
りも一定角度大きくされており、結局、工具主軸40
が、S16においてタッチプローブ138がすくい面1
40に接触した位置から(θ3 −θ2 )の角度さらに正
転させられることとなる。
【0051】このように、工具主軸40が一旦逆転させ
られてから後退させられるのは、すくい面140はすく
い角を有しているため、タッチプローブ138が接触し
たままの状態で工具主軸40が後退させられれば、タッ
チプローブ138がブレード42と干渉するからであ
る。したがって、すくい面140に対するタッチプロー
ブ138の接触位置が副切刃44に近く、かつ、すくい
角が小さいために、タッチプローブ138とブレード4
2との干渉量が僅かである場合には、工具主軸40の逆
転を省略することができる。
【0052】続いて、S20において、工具主軸40が
前進させられ、S21においてタッチセンサ136がO
Nであるか否か、すなわちブレード42の刃先面142
とタッチプローブ138とが接触したか否かが判定され
る。タッチプローブ138が刃先面142と接触すれば
判定の結果がYESとなるが、接触しなければ判定の結
果がNOとなり、再びS20が実行されて工具主軸40
の前進が続行される。
【0053】S20〜S21が繰り返し実行されるうち
に、図5および図6に示すように、タッチプローブ13
8が刃先面142の予め定められた特定の部分に接触す
れば、S21の判定結果がYESとなり、S22におい
て工具主軸40が停止させられる。そして、S23にお
いて、第二エンコーダ106の出力信号に基づいて、工
具主軸40の軸方向位置G1 が算出されてRAM164
のワーキングメモリに記憶され、その記憶された軸方向
位置G1 に基づいて工具主軸40の始動軸方向位置が補
正される。すなわち、RAM164のCS基準軸方向位
置メモリ188に格納された工具主軸40の軸方向基準
位置G0 とワーキングメモリに記憶された軸方向位置G
1 との差、つまり、工具主軸40に対するブレード42
の軸方向の取付誤差ΔGE (=G1 −G0 )が求めら
れ、この取付誤差ΔGE と予め定められた工具主軸40
の標準始動軸方向位置GP との和(G0 +ΔGE )が補
正始動軸方向位置としてCS補正始動軸方向位置メモリ
194に格納されるのである。
【0054】工具主軸40の始動軸方向位置補正終了
後、S24において工具主軸40が当初の後退位置へ移
動させられ、ブレード42の刃先面142がタッチセン
サ136の軸線Tからほぼ一定距離GA 離れた状態に戻
される。最後に、S25において各メモリがクリアさ
れ、工具主軸補正ルーチンの実行が終了する。
【0055】次に、メインルーチンのS5の工作物主軸
24の始動回転方向位置補正について、図19の工作物
主軸補正ルーチンのフローチャートを参照しつつ説明す
る。まず、S38において、RAM164の工具主軸台
第一移動量メモリ196から工具主軸台36の移動量Z
1 が読み出され、主軸台36が工作物主軸台20に向か
って前進させられ、タッチセンサ136が工作物26に
接近させられる。次に、S39において、RAM164
のWS移動量メモリ204から移動量X1 が読み出さ
れ、工作物主軸24が主軸台20と共に工具主軸40に
対してX方向に移動させられる。それにより、図9に二
点鎖線で示すように、工作物26が、タッチセンサ13
6の軸線T上に歯溝31の1つが位置するときにはその
歯溝31が軸線Tとほぼ平行となるように位置決めされ
る。
【0056】次に、S40において、RAM164の工
具主軸台第二移動量メモリ198から下降量Y1 が読み
出され、タッチセンサ136が工具主軸台36と共に下
降させられて、タッチプローブ138が、図9に実線で
示すとともに図10に示すように、工作物26の平均円
錐距離の部分に対向する位置に移動させられる。続い
て、S41において、RAM164の工具主軸台第三移
動量メモリ200から移動量Z2 が読み出され、主軸台
36と共にタッチセンサ136が工作物26に接近させ
られ、タッチプローブ138が工作物26の歯先円錐に
接触可能な位置P1 (図20参照)に移動させられる。
その後、さらに工具主軸台36と共にタッチセンサ13
6が工作物26に接近させられることにより、図11に
示すように、タッチプローブ138が歯溝31内に入り
込んで歯面33の検出を行うのであるが、以下、その過
程を図20〜図26を参照しつつ説明する。なお、図2
0〜図26は、工作物26の歯29,30とタッチプロ
ーブ138との図11におけるC−C断面図である。
【0057】まず、S42において工作物主軸24が図
20において左まわりに回転させられ、S43において
フラグFがONされているか否かが判定される。最初の
判定結果はNOとなるため、S44においてタッチセン
サ136がONであるか否か、すなわち歯29の歯先面
とタッチプローブ138とが接触しているか否かが判定
される。タッチプローブ138が歯29の歯先面と接触
していれば判定の結果がYESとなるが、接触していな
ければ判定の結果がNOとなり、再びS42が実行され
て工作物主軸26の回転が続行される。
【0058】S42〜S44が繰り返し実行されるうち
に、図21に二点鎖線で示すように、タッチプローブ1
38と歯29の歯先面とが接触すれば、S44の判定結
果がYESとなり、S45においてフラグFがONとさ
れる。S41においてタッチプローブ138が点P1
で下降させられた際、タッチプローブ138と歯29の
歯先面とが接触した場合も同様である。続いて、S46
において、タッチプローブ138と歯29の歯先面とが
離間したか否かの判定が行われ、離間していなければ判
定の結果がNOとなり、S42において工作物主軸24
がさらに回転させられる。次に再びS43が実行される
が、既にS45においてフラグFがONされているため
判定の結果がYESとなり、S44およびS45がスキ
ップされてS46が実行される。
【0059】工作物主軸24の回転に伴って、図21に
実線で示すように歯29の歯先面とタッチプローブ13
8とが僅かに離間すれば、タッチセンサ136の検出信
号がOFFとなるためS46の判定結果がYESとな
り、S47において工作物主軸24の回転が停止させら
れる。そして、S48において、工作物主軸エンコーダ
118の出力信号に基づいて、上記S42の実行による
工作物主軸24および工作物26の回転角度θ11が算出
され、RAM164のWS第一回転角度メモリ206に
格納される。
【0060】次に、S49において工作物主軸24が再
び回転させられ、S50において、工作物主軸エンコー
ダ118の出力信号に基づいて、工作物主軸24が上記
回転角度θ11とRAM164のWS第二回転角度メモリ
208に格納されている回転角度θ22との和θ11+θ22
以上回転したか否かの判定が行われる。回転角度θ
22は、先に角度θ11回転して停止した状態の工作物26
が、図22に実線で示すように、それの歯溝31の中心
線がタッチセンサ136のタッチプローブ138の軸心
と一致するまで回転する角度に決定されている。S50
の判定の結果がYESとなれば、S51において工作物
主軸24の回転が停止させられる。
【0061】続いて、S52において、工具主軸台36
の移動量Z3 がRAM164の第四移動量メモリ202
から読み出され、図23に示すように、タッチプローブ
138が点P1 から点P2 まで前進させられる。そし
て、S53において工作物主軸24が回転させられ、S
54において、工作物26の歯30の歯面33がタッチ
プローブ138に接触したか否かが判定され、判定結果
がYESとなるまで工作物主軸24の回転が続けられ
る。図24に実線で示すように、歯面33がタッチプロ
ーブ138に接触すれば検出信号が発せられて判定の結
果がYESとなり、S55において工作物主軸24が停
止させられる。工作物26は、図24に二点鎖線で示す
位置から実線で示す位置まで回転角度θ33だけ回転させ
られ、それにより工作物26の基準線nがタッチプロー
ブ138の軸心と一致し、工作物26が本来工作物主軸
24に取り付けられるべき基準位相に位置させられる。
回転角度θ33はRAM164のワーキングメモリに格納
される。
【0062】次に、S56において、RAM164のW
S第一回転角度メモリ206からθ11が、WS第二回転
角度メモリ208からθ22がそれぞれ読み出されて、ワ
ーキングメモリに記憶されている回転角度θ33に加算さ
れて工作物主軸24の総回転量θ00(=θ11+θ22+θ
33) が算出され、WS総回転角度メモリ210に格納さ
れる。そして、S57において、その総回転量θ00に基
づいて工作物主軸20の始動回転方向位置の補正が行わ
れる。すなわち、工作物26の基準線nが、図25に二
点鎖線で示す工作物主軸24への取付時における位置か
ら工作物主軸24の当初の基準線mに一致する位置まで
回転した角度θ00だけ、工作物主軸24の基準線mも回
転しているため、図26に示すように、その角度θ00
転した基準線mを始動回転方向位置として工作物主軸2
4の回転が制御されるように、加工のための制御データ
が補正されるのである。それにより、工作物26と歯切
カッタ38との回転方向位置の差が打ち消され、工作物
26を歯切カッタ38に対して正確に同期して回転させ
ることができる。
【0063】その後、S58において、RAM164の
工具主軸台第五移動量メモリ203から移動量Z4 が読
み出され、工具主軸台36とともにタッチセンサ136
が当初の位置まで後退させられるとともに、タッチセン
サ136が上昇端位置まで上昇させられ、S59におい
て、各メモリやフラグF等がクリアされる。
【0064】上記のようにして、工作物主軸24の始動
回転方向位置の補正が行われた後、前述のメインルーチ
ンのS5において、歯切カッタ38と工作物26とが仕
上げ加工のための相対位置に位置決めされ、割出用モー
タ28により工作物26が間欠回転させられるととも
に、歯切カッタ38が主軸回転駆動モータ47により回
転させられつつ、主軸送りモータ48により軸方向に送
られることにより、歯切カッタ36の各ブレード42の
主切刃43および副切刃44によって工作物26の歯2
9,30等に切削加工が施される。
【0065】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、主軸送りモータ48により、タッチセンサ
136と工具主軸40とを軸方向に相対移動させる第一
移動装置が構成され、昇降モータ146,ボールねじ1
24等により、タッチセンサ136と工具主軸40とを
タッチプローブ138が歯切カッタ38のすくい面14
0および歯先面142に接触可能な検出位置と歯切カッ
タ38から離間した非検出位置とに相対移動させる第二
移動装置が構成されている。また、工具主軸台水平移動
モータ66により、タッチセンサ136と工作物主軸2
4とを軸方向に相対移動させる第三移動装置が構成さ
れ、工具主軸台水平移動モータ66,工具主軸台垂直移
動モータ76等により、タッチセンサ136と工作物主
軸24とをタッチプローブ138が工作物26に接触可
能な検出位置と工作物26から離間した非検出位置とに
相対移動させる第四移動装置が構成されている。そし
て、これら第一移動装置および第二移動装置により、請
求項1における移動装置が構成され、第一〜第四移動装
置により請求項2における移動装置が構成されている。
また、これら移動装置を制御するコンピュータ100,
駆動回路92等により制御装置が構成されている。
【0066】本実施例においては、1つのタッチセンサ
136によりカッタ38と工作物26との双方の位置検
出を順次行うことができるため、別々の装置により位置
検出を行う場合に比較して装置コストが安くて済む。
【0067】また、タッチセンサ136が工具主軸台3
6に取り付けられ、工具主軸40がタッチセンサ136
に対して軸方向に相対移動させられる。また、工具主軸
台36と共にタッチセンサ136が工作物26に対して
軸方向(Z方向)および上下方向(Y方向)に相対移動
させられて工作物26に接近,離間させられるととも
に、タッチセンサ136に対して工作物26が工作物主
軸台20と共に左右方向(X方向)に相対移動させられ
る。したがって、上記第一移動装置,第三移動装置およ
び第四移動装置として特別な装置を設ける必要がない。
すなわち、歯切に必要な移動装置を利用して、歯切カッ
タ38の始動時の軸方向位置および回転方向位置を決め
ることができるとともに、工作物26の始動時の回転方
向位置決めを行うことができるのであり、装置全体を小
形化し得るとともに、設備コストを低く抑えることがで
きる。
【0068】ただし、工作物主軸24,工具主軸40お
よびタッチセンサ136を相対移動させて、工作物2
6,歯切カッタ38およびタッチプローブ138を所定
の相対位置に位置決めできればよく、移動装置の構成は
適宜変更することが可能である。
【0069】また、上記実施例においては、タッチセン
サ136は予め定められた検出位置へ移動させられるの
みであり、そのタッチセンサ136のタッチプローブ1
38に工作物26や歯切カッタ38が接触するまで工作
物主軸24や工具主軸40が移動させられて、接触時の
それらの位置が記憶手段に記憶させられ、その記憶情報
に基づいて工具主軸40や工作物主軸24の位置の補正
が行われるようになっていたが、工作物主軸24や工具
主軸40の移動の一部をタッチセンサ136の移動に変
え、工作物主軸24,工具主軸40およびタッチセンサ
136の位置が記憶手段に記憶させられるようにするこ
とも可能である。極端な場合として、工具主軸や工作物
主軸は全く移動させず、専らタッチセンサを移動させて
それのタッチプローブ138等の検出部を歯車切削工具
や工作物に接触させ、接触時のタッチセンサの位置を記
憶手段に記憶させることにより、工具主軸や工作物主軸
の軸方向位置や回転方向位置を補正することも可能なの
である。
【0070】その他、本発明をまがり歯歯車の面取り装
置に適用する等、当業者の知識に基づいて種々の変形,
改良を施した態様で、本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である位置検出装置の要部を
示す正面図(一部断面)である。
【図2】上記装置の工具位置検出状態を示す部分拡大正
面図である。
【図3】上記装置の図2とは別の状態を示す部分拡大正
面図である。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】上記装置の図2および図3とは別の状態を示す
部分拡大正面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】上記装置の図2,図3および図5とは別の状態
を示す部分拡大正面図である。
【図8】上記装置の図1とは別の状態を示す正面図(一
部断面図)である。
【図9】上記装置の工作物位置検出状態を示す部分拡大
側面図である。
【図10】図9の正面断面図である。
【図11】上記装置の図10とは別の状態を示す正面断
面図である。
【図12】上記位置検出装置を備えた歯切盤を示す正面
図である。
【図13】上記歯切盤を示す平面図である。
【図14】上記歯切盤における工具と工作物との相対位
置関係を示す説明図である。
【図15】上記歯切盤の制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図16】上記制御装置のRAMの構成を概念的に示す
図である。
【図17】上記制御装置のROMに格納されている制御
プログラムのメインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図18】上記メインルーチンの一部である工具主軸補
正ルーチンを示すフローチャートである。
【図19】上記メインルーチンの別の一部である工作物
主軸補正ルーチンを示すフローチャートである。
【図20】図19のフローチャートを実行中の一状態を
示す説明図である。
【図21】図19のフローチャートを実行中の別の状態
を示す説明図である。
【図22】図19のフローチャートを実行中の図20お
よび図21とは異なる状態を示す説明図である。
【図23】図19のフローチャートを実行中の図20〜
図22とは別の状態を示す説明図である。
【図24】図19のフローチャートを実行中の図20〜
図23とは別の状態を示す説明図である。
【図25】図19のフローチャートを実行中の図20〜
図24とは別の状態を示す説明図である。
【図26】図19のフローチャートを実行中の図20〜
図25とは別の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
20 工作物主軸台 24 工作物主軸 26 工作物 36 工具主軸台 38 歯切カッタ 40 工具主軸 42 ブレード 47 主軸回転駆動モータ 48 主軸送りモータ 66 工具主軸台水平移動モータ 76 工具主軸台垂直移動モータ 100 マイクロコンピュータ 136 タッチセンサ 138 タッチプローブ 140 すくい面 142 刃先面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車切削工具を保持して軸線まわりに回
    転可能な工具主軸を備えた工具主軸台と、 その工具主軸を軸線まわりに回転させる工具主軸回転装
    置と、 前記歯車切削工具のすくい面および刃先面に接触して検
    出信号を発する検出部を備えたタッチセンサと、 そのタッチセンサと前記工具主軸とを前記検出部が前記
    すくい面および刃先面にそれぞれ接触可能なすくい面検
    出位置および刃先面検出位置と、検出部が歯車切削工具
    から離間した非検出位置とに相対移動させる移動装置
    と、 前記工具主軸回転装置および移動装置に接続され、それ
    ら各装置を制御して前記歯車切削工具の前記タッチセン
    サの検出部と前記すくい面および刃先面とを順次接触さ
    せるとともに、接触時における前記歯車切削工具とタッ
    チセンサとの少なくとも一方の位置を記憶する制御装置
    とを含むことを特徴とする歯車切削装置における歯車切
    削工具の位置検出装置。
  2. 【請求項2】 歯車切削工具を保持して軸線まわりに回
    転可能な工具主軸を備えた工具主軸台と、 その工具主軸を軸線まわりに回転させる工具主軸回転装
    置と、 工作物を保持して軸線まわり回転可能な工作物主軸を備
    えた工作物主軸台と、 その工作物主軸を軸線まわりに回転させる工作物主軸回
    転装置と、 前記歯車切削工具のすくい面および刃先面に接触すると
    ともに、前記工作物と接触して検出信号を発する検出部
    を備えたタッチセンサと、 そのタッチセンサと前記工具主軸および前記工作物主軸
    とを前記検出部が前記すくい面,刃先面および工作物に
    それぞれ接触可能なすくい面検出位置,刃先面検出位置
    および工作物検出位置と、検出部が歯車切削工具および
    工作物の両方から離間した非検出位置とに相対移動させ
    る移動装置と、 前記工具主軸回転装置,工作物主軸回転装置および移動
    装置に接続され、それら各装置を制御して前記タッチセ
    ンサの検出部と前記歯車切削工具の前記すくい面,刃先
    面および工作物とを順次接触させるとともに、歯車切削
    工具とタッチセンサとの接触時におけるそれら歯車切削
    工具とタッチセンサとの少なくとも一方の位置、および
    工作物とタッチセンサとの少なくとも一方の位置を記憶
    する制御装置とを含むことを特徴とする歯車切削装置に
    おける歯車切削工具および工作物の位置検出装置。
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