JPH06235477A - バタフライ型緊急遮断弁 - Google Patents

バタフライ型緊急遮断弁

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Publication number
JPH06235477A
JPH06235477A JP4322693A JP4322693A JPH06235477A JP H06235477 A JPH06235477 A JP H06235477A JP 4322693 A JP4322693 A JP 4322693A JP 4322693 A JP4322693 A JP 4322693A JP H06235477 A JPH06235477 A JP H06235477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
shaft
emergency shutdown
butterfly
actuator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4322693A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Tominaga
昭則 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4322693A priority Critical patent/JPH06235477A/ja
Publication of JPH06235477A publication Critical patent/JPH06235477A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急遮断機構と弁開閉機構とを、必要に応じ
て容易に切離し可能となし、緊急遮断時の弁の再開操作
を安全迅速に行うとともに、アクチュエーターラインが
故障した場合も安全迅速に緊急遮断ができる高性能のバ
タフライ型緊急遮断弁を提供する。 【構成】 電磁切換弁10により付勢されるアクチュエ
ーター2により開閉するバタフライ弁1であって緊急遮
断スイッチ7のオンにより緊急遮断する弁において、上
記弁の軸12に挿入され、開弁時に励磁されて「嵌」と
なり、上記軸12の回動によりバタフライ弁を開弁する
電磁クラッチ3と、上記軸12の弁側に内端が固定され
外端が静止部材に固定され、開弁時の軸の12の回動に
よりエネルギを貯蓄し、上記緊急遮断スイッチのオフに
よる同電磁クラッチの「脱」により上記貯蓄エネルギで
上記開弁バタフライ弁を自動的に閉弁するバネを具えた
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バタフライ型緊急遮断
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急遮断弁としては、従来、図3に示す
機構と、図4に示す機構がそれぞれ慣用されている。ま
ず、図3に示すものはアキュムレーター01に蓄圧した
油をアクチュエーター02に送って、バタフライ弁03
を遮断する。その際、スイッチ09のオンで、電磁弁M
Vが開となり、アキュムレーター01の油圧がアクチュ
エーター02に作用し、バタフライ弁のスピンドルを閉
方向に回動する。次に、図4に示す機構では、アクチュ
エーター02に装着したバネ07により、アクチュエー
ター02をフリー状態とすることで弁を遮断する。その
際、スイッチ09のオフで、アクチュエーター02が収
縮するとともに、解放されたバネ07の収縮により、レ
バー010が矢印方向にスピンドルを閉方向へ回動す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の慣用の緊急遮断弁では、弁のみを独立して緊急遮断す
る機構はなく、緊急遮断機構が通常の弁の開閉機構に有
機的に組み込まれた構造であるために、開閉機構のトラ
ブルが緊急遮断機構に影響を与える可能性がある。ま
た、アクチュエーターと弁が連続した機構である関係
上、弁が緊急遮断した後、弁を開とする場合は、アクチ
ュエーターラインの油を抜いてアクチュエーターロッド
を収縮させるには手間を要し、さらに、アクチュエータ
ー油圧ラインが破損した場合、緊急遮断弁の緊急遮断が
できなくなるという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、緊急遮断機構と弁開閉機構とを、必要に応じ
て容易に切離し可能となし、緊急遮断時の弁の再開操作
を安全迅速に行うとともに、アクチュエーターラインが
故障した場合も安全迅速に緊急遮断ができる高性能のバ
タフライ型緊急遮断弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
電磁切換弁により付勢されるアクチュエーターにより開
閉するバタフライ弁であって緊急遮断スイッチのオンに
より緊急遮断するものにおいて、上記弁の軸に挿入さ
れ、開弁時に励磁されて「嵌」となり、上記軸の回動に
よりバタフライ弁を開弁する電磁クラッチと、上記軸の
弁側に内端が固定され外端が静止部材に固定され、開弁
時に軸の回動によりエネルギを貯蓄し、上記緊急遮断ス
イッチのオフによる同電磁クラッチの「脱」により上記
貯蔵エネルギで上記開弁バタフライ弁を自動的に閉弁す
るバネを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、下記の作用が行われ
る。 (1)アクチュエーターと弁の間に組み込んだ電磁クラ
ッチによりアクチュエーターから弁を切り離す。 (2)弁に組み込まれたバネにより、アクチュエーター
から切り離された弁が閉弁する。 (3)切り離されたアクチュエーターと弁を再度接続す
る際は、閉弁検出用のリミットスイッチにより開度を合
わせる。 (4)電磁クラッチ用の制御回路により、緊急遮断時の
み電磁クラッチ開となるように制御する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその全体系統図、図2は図1のクラッチ,バ
ネ,弁,アクチュエーターの組立て状態を示す斜視図で
ある。
【0008】上図において、バタフライ弁1は軸12を
介して電磁クラッチ板3−2に接続され、軸12の任意
の位置へ水平にバネ4を設け、バネ4の外端は軸12系
以外の他の固定部に固定されている。電磁クラッチ板3
−1は軸12,リンク13によりアクチュエーター2の
ロッド2−1へ取り付けられている。なお、バネ4はア
クチュエーターロッド2−1の伸び方向Aへのストロー
クにより巻かれるように取り付けられている。ここで、
チェック弁11はアクチュエーター2の伸縮調整用であ
り、リミットスイッチ5,5′はアクチュエーターの伸
縮位置と弁の開度の調整用である。
【0009】このような機構によれば、下記の作用が行
われる。 (1)通常、電磁クラッチ3は、緊急遮断スイッチ7が
通電状態で、電磁クラッチ板3−1と3−2は吸着して
アクチュエーター2とバタフライ弁1は接続している。
このため、電磁切換弁10による油圧切換にてアクチュ
エーター2がA方向に作動し、弁1を開弁させている。
その際、バネ4は軸12の回転により巻かれる状態とな
る。 (2)緊急遮断時は、緊急遮断スイッチ7が無通電状態
となり、電磁クラッチ板3−1,3−2が切れ、アクチ
ュエーター2とバタフライ弁1は切り離され、軸12は
バネ4の巻きが解放されてバタフライ弁1を緊急閉位置
へ回転させる。 (3)再度、通常の状態(弁開)にアクチュエーター2
とバタフライ弁1を接続するために、緊急遮断スイッチ
7を通電状態すると、電磁切換弁10によりアクチュエ
ーターがA方向からBへ収縮する。アクチュエーター2
がリミットスイッチ5にて停止(弁全弁)とすると、リ
レースイッチにて電磁クラッチ3が通電され、アクチュ
エーター2とバタフライ弁1は接続される。また、リミ
ットスイッチのリレー信号により電磁切換弁10が切り
換わりアクチュエーター10がA方向へ伸びてバタフラ
イ弁1が開弁すると、リミットスイッチ5は断となる
が、電磁式継電器6により電磁クラッチ3は通電状態を
維持する。
【0010】
【発明の効果】このような構造によれば、下記の効果が
奏せられる。 (1)緊急遮断機構が独立した緊急遮断弁が得られる。
また、電源喪失時に弁は自動的に安全サイドに閉弁す
る。ちなみに、LNG船の荷却ラインにおいては電源喪
失時に閉弁することが義務付けられている。 (2)アクチュエーター油圧ラインにトラブルが発生し
ても緊急遮断できる。 (3)緊急遮断後の開弁セットが容易である。
【0011】要するに本発明によれば、電磁切換弁によ
り付勢されるアクチュエーターにより開閉するバタフラ
イ弁であって緊急遮断スイッチのオンにより緊急遮断す
るものにおいて、上記弁の軸に挿入され、開弁時に励磁
されて「嵌」となり、上記軸の回動によりバタフライ弁
を開弁する電磁クラッチと、上記軸の弁側に内端が固定
され外端が静止部材に固定され、開弁時に軸の回動によ
りエネルギを貯蓄し、上記緊急遮断スイッチのオフによ
る同電磁クラッチの「脱」により上記貯蔵エネルギで上
記開弁バタフライ弁を自動的に閉弁するバネを具えたこ
とにより、緊急遮断機構と弁開閉機構とを、必要に応じ
て容易に切離し可能となし、緊急遮断時の弁の再開操作
を安全迅速に行うとともに、アクチュエーターラインが
故障した場合も安全迅速に緊急遮断ができる高性能のバ
タフライ型緊急遮断弁を得るから、本発明は産業上極め
て有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体系統図である。
【図2】図1のクラッチ,バネ,バタフライ弁,アクチ
ュエーターの組立て状態を示す斜視図である。
【図3】従来の緊急遮断弁の機構を示す説明図である。
【図4】図3とは異なる他の緊急遮断弁の機構を示す同
じく説明図である。
【符号の説明】
1 バタフライ弁 2 アクチュエーター 2−1 アクチュエーターロッド 3 電磁クラッチ 3−1,3−2 電磁クラッチ板 4 バネ 5,5′ リミットスイッチ 6 電磁式継電器 7 緊急遮断スイッチ 8 油圧管(プレッシャー側) 9 油圧管(リターン側) 10 電磁切換弁 11 チェック弁 12 軸 13 リンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁切換弁により付勢されるアクチュエ
    ーターにより開閉するバタフライ弁であって緊急遮断ス
    イッチのオンにより緊急遮断するものにおいて、上記弁
    の軸に挿入され、開弁時に励磁されて「嵌」となり、上
    記軸の回動によりバタフライ弁を開弁する電磁クラッチ
    と、上記軸の弁側に内端が固定され外端が静止部材に固
    定され、開弁時に軸の回動によりエネルギを貯蓄し、上
    記緊急遮断スイッチのオフによる同電磁クラッチの
    「脱」により上記貯蔵エネルギで上記開弁バタフライ弁
    を自動的に閉弁するバネを具えたことを特徴とするバタ
    フライ型緊急遮断弁。
JP4322693A 1993-02-08 1993-02-08 バタフライ型緊急遮断弁 Withdrawn JPH06235477A (ja)

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JP4322693A JPH06235477A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 バタフライ型緊急遮断弁

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JP4322693A JPH06235477A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 バタフライ型緊急遮断弁

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JP4322693A Withdrawn JPH06235477A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 バタフライ型緊急遮断弁

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130050279A (ko) * 2010-03-15 2013-05-15 로베르트 보쉬 게엠베하 비상 폐쇄 기능을 가진 구동 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130050279A (ko) * 2010-03-15 2013-05-15 로베르트 보쉬 게엠베하 비상 폐쇄 기능을 가진 구동 장치
JP2013522555A (ja) * 2010-03-15 2013-06-13 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 非常時閉鎖機能を有する駆動器

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