JPH06234104A - 木材圧縮成形装置 - Google Patents

木材圧縮成形装置

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JPH06234104A
JPH06234104A JP2158193A JP2158193A JPH06234104A JP H06234104 A JPH06234104 A JP H06234104A JP 2158193 A JP2158193 A JP 2158193A JP 2158193 A JP2158193 A JP 2158193A JP H06234104 A JPH06234104 A JP H06234104A
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JP
Japan
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wood
compression
movable mold
molding
movable
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JP2158193A
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Masayuki Kurabe
政之 倉部
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 成形する四角形の各辺に沿う平面状の可動金
型5A〜5Dを成形中心O1回りに相似形状に配置し、各可
動金型5A〜5Dの一端をそれぞれ隣接する可動金型5A〜5D
の圧接面に摺接させ、これら摺接点S1 〜S4 と成形中
心O1 を結ぶ鉛直線方向または水平線方向の圧縮ねじ軸
7A,7B をそれぞれ配置し、これら圧縮ねじ軸7A,7B にね
じ部6a,7a を介して可動金型7A,7B をそれぞれ移動可能
に設けるとともに、可動金型7A,7B を互いに同期して接
近離間させる圧縮用回転駆動モーター8を前記圧縮ねじ
軸7A,7B に連動連結した。 【効果】 コーナー部に補助治具を使用しなくても金型
だけでコーナー部の成形を充分に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波加熱器や蒸気加
熱器等により加熱されて軟化した木材を圧縮して多角形
断面に成形する木材圧縮成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば特開平4−14404号
公報には、高温高圧蒸気下で木材を処理して木材の強度
を高めるとともに、所望の形状に形成する加工装置が開
示されており、その第1図〜第5図には、2方〜4方か
ら木材を圧縮成形するプレス金型に、コーナー部の成形
を行うためのプレス補助治具を装備したものが記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のプレス
補助治具を使用した場合、成形木材にプレス補助治具の
厚みまたは金型取り付け部の厚み分の段差が生じたり、
充分に圧縮されないままプレス補助治具同士が当接する
という問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、コーナ
ー部に補助治具を使用しなくても金型だけでコーナー部
の成形を充分に行える木材圧縮成形装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の木材圧縮成形装置の構成は、成形する木材
断面の多角形の各辺に沿う平面状の可動金型を成形中心
回りに相似形に配置し、各可動金型の一端をそれぞれ隣
接する可動金型の圧接面に摺接させ、これら摺接点と成
形中心を結ぶ線に沿って各可動金型をそれぞれ同期して
平行移動する圧縮手段を設けたものである。
【0006】また前記圧縮手段を、各可動金型ごとに摺
接点と成形中心を結ぶ線と平行に配設された圧縮ねじ軸
と、これら圧縮ねじ軸と可動金型とをそれぞれ連結する
ねじ機構と、前記圧縮ねじ軸をそれぞれ回転して可動金
型を移動させる回転駆動装置とで構成したものである。
【0007】さらに他の圧縮手段として、各摺接点と成
形中心を結ぶ線と直交する方向に延び各可動金型と可動
金型の周囲に配置されたリンク支持フレームとを回動可
能に連結する平行リンク機構と、前記リンク支持フレー
ムの周囲に配置された回動フレームと平行リンク機構の
リンクとを連結し回動フレームを回転することにより平
行リンク機構を介して可動金型を移動させるリンク回動
装置をとで構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、圧縮手段により、可動金型
の一端を隣接する可動金型に摺接させて圧縮移動できる
ので、木材のコーナー部に補助治具も不要で綺麗なコー
ナー部を成形することができ、成形面に段部もなく突起
物も極めて小さい角材が得られる。
【0009】また、圧縮手段を回転駆動装置により圧縮
ねじ軸を回転させることで、可動金型を摺接点が隣接す
る可動金型から離れること無く隣接する可動金型と共に
同期させることができ、簡単な構成で大きい圧縮力をえ
ることができる。
【0010】また圧縮手段を平行リンク機構とそれを駆
動する回動リングにより構成したので、各可動金型を確
実に同期して移動させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る木材圧縮成形装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。この木材圧縮装置の基
本動作は、図8(a)〜(c)に示すように、可動金型
A〜C(A1 〜A3 ,B1 〜B4 ,C1 〜C6 )を一端
部が隣接する可動金型A〜Cの圧接面に摺接するように
圧縮成形する断面の相似形状に配置し、成形中心Oとそ
の摺接点S1 〜S6 を結ぶ金型移動線L1 〜L6 に沿っ
て平行移動させることにより、各可動金型A〜Cを互い
に接近させて所定の多角形状(図面では3〜6角形)に
圧縮する。これにより、各摺接点S1 〜S6 は常に摺接
した状態または極めて接近した状態を保って圧縮移動さ
せるので、補助治具を使用しなくても成形木材Tのコー
ナー部などに段部や突起部を極力生じないように綺麗に
仕上げることができる。
【0012】まず木材圧縮装置の第2の実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。この木材圧縮装置は断面正方
形状の木材を圧縮成形するもので、基礎上には矩形枠体
状の第1フレーム1〜第4フレーム4が一定間隔ごとに
配置され、第1〜第4フレーム1〜4の空間部に成形中
心O1 に沿って4枚の可動金型5A〜5Dが貫通配置さ
れている。これら可動金型5A〜5Dは、45°に傾斜
されて木材Tに接するとともに、ひょうるんに加熱蒸気
孔(図示せず)が形成された圧接板5aが90°ごとに
配置されるとともに、その幅方向の一端部が隣接する圧
接板5aの圧接面に接する(摺接点S1 〜S4 )ように
配置され、圧接板5aの背面には補強フレーム5bが設
けられている。また、これら補強フレーム5bには第1
フレーム1と第3フレーム3、または第2フレーム2と
第4フレーム4の対応位置に、対向する可動金型5A,
5Cと5B,5Dにそれぞれねじブロック6A,6Bが
一対ずつ設けられている。
【0013】第1フレーム1と第3フレーム3には、前
記ねじブロック6Aの雌ねじ孔6aにそれぞれ正逆方向
の雄ねじ部7aが螺合する左右一対の縦圧縮ねじ軸7
A,7Bが可動金型5A,5Cの左右両側に軸受を介し
て鉛直方向に配置され、縦圧縮用回転駆動モーター8に
連結された駆動軸9がウォームギヤ機構10A,10B
を介して縦圧縮ねじ軸7A,7Bの上端部にそれぞれ連
動連結されている。
【0014】また第2フレーム2と第4フレーム4に
は、前記ねじブロック6Bの雌ねじ孔6bにそれぞれ正
逆方向の雄ねじ部11a,11bが螺合する上下一対の
横圧縮ねじ軸11A,11Bが可動金型5B,5Dの上
下両側に水平方向に配置され、横圧縮用回転駆動モータ
ー12に連結された駆動軸13がウォームギヤ機構14
A,14Bを介して圧縮ねじ軸11A,11Bの上端部
にそれぞれ連動連結されている。さらに、前記上下圧縮
用回転駆動モーター8および左右圧縮用回転駆動モータ
ー12は互いに同期駆動するように構成され、これら各
部材によりにより圧縮手段が構成されている。
【0015】上記構成において、各可動金型5A〜5D
を離間させた状態で、加熱器により加熱した木材Tを可
動金型5A〜5D間に挿入する。そして、加熱蒸気孔か
ら加熱蒸気を供給して木材Tの温度低下を防止し、さら
に上下圧縮用回転駆動モーター8および左右圧縮用回転
駆動モーター12を駆動して駆動軸9,13およびウォ
ームギヤ機構10,14を介して圧縮ねじ軸7A,7
B,11A,11Bを回転させる。すると、ねじ機構に
より可動金型5A,5Cが圧縮ねじ軸7A,7Bに沿っ
て矢印D,E方向で示す上下方向に移動されて互いに接
近すると同時に、可動金型5B,5Dが圧縮ねじ軸11
A,11Bに沿って矢印F,G方向で示す左右方向に移
動して互いに接近し、木材Tを四角形状に圧縮成形す
る。この時、各圧接板5aの摺接点S1 〜S4 は摺動し
て隣接する圧接板5aから離れることがなく、綺麗なコ
ーナー部を形成することができ、段部や突起状になるこ
とがない。
【0016】次に、図4および図5に基づいて木材圧縮
成形装置の第2の実施例を説明する。基礎上に立設固定
された基礎フレーム21には、連結材23により一体化
される一対の回動リング22A,22Bが所定間隔をあ
けて配置され、支持ローラー24A,24Bにより成形
中心回りに回動自在に支持されている。そして、基礎フ
レームに設けられた油圧式リンク回動用シリンダー装置
25のピストンロッドが連結材23に連結されて回動リ
ング22A,22Bを矢印H,I方向に回動させるよう
に構成されている。
【0017】基礎フレーム21には、成形中心O2 の周
囲に矩形状のリンク支持フレーム21aが設けられてお
り、リンク支持フレーム21aの空間部には成形中心O
2 の周囲で上下位置に配置された水平方向の可動金型2
6A,26Cと、左右位置に配置された鉛直方向の可動
金型26B,26Dが、それぞれ幅方向の一端部が隣接
する可動金型26A〜26Dの圧接面に接するように
(摺接点S1 〜S4 )設けられている。そして、各可動
金型26A〜26Dは、2本のリンク27a,27bが
それぞれ圧接面に対して略45°の方向に延びる4対8
組の平行リンク機構27A〜27Dにより、前記摺接点
1 〜S4 と成形中心O2 を結ぶ線上にほぼ沿って平行
移動可能にリンク支持フレーム21aに支持されてい
る。そして、平行リンク機構27A〜27Dのリンク2
7a,27bの内、一方のリンク27aが支持ピン27
cからさらに外周側に延び、外端部に回動自在に設けら
れたスライド体27dが回動リング22A,22Bの連
結ブラケット28A〜28Dに係合され、回動リング2
2A,22Bを矢印H,I方向に回動することにより、
リンク27aを矢印J,K方向に回動して可動金型26
A〜26Dを互いに接近、離間移動させることができ、
これら各部材により、圧縮手段が構成されている。
【0018】上記構成において、加熱した木材Tを離間
させた可動金型26A〜26D間に挿入し、リンク回動
用シリンダー装置25を収縮して回動リング22A,2
2Bを矢印H方向に回動させ、リンク27aの外端部を
矢印J方向に回動させることにより、可動金型26A〜
26Dを平行移動させて互いに接近させ、木材Tを正方
形断面に圧縮成形することができる。この圧縮時には、
摺接点S1 〜S4 は支持ピン27cを中心とする円弧運
動することになるが、摺接点S1 〜S4 と成形中心O2
を結ぶ線に対してリンク27aがほぼ直角であるととも
に、回動リング22A,22Bの回転角度も小さいた
め、隣接する圧接面に対する移動距離は極めて少なく、
成形に及ぼす影響は極めて少ない。
【0019】したがって、段部や突起状にない綺麗なコ
ーナー部を有する角材を圧縮形成することができる。第
3の実施例は、第2の実施例の平行リンク機構27A〜
27Dの回動運動に伴う摺接点S1 〜S4 の移動を補正
する為の補正装置31を各可動金型26A〜26Dのリ
ンク27a,27b取付部に設けたものである。この補
正装置31は各可動金型26A〜26Dのリンク27
a,27b取付部に、リンク27a,27bに対して各
可動金型26A〜26Dを摺接点S1 〜S4 側に付勢し
て圧接することにより、隣接する圧接面に摺接点S1
4 を常に接するように保持するものである。
【0020】すなわち、可動金型26A〜26Dの外面
に連結ボックス32が取り付けられ、長孔部33A,3
3Bを介してリンク27a,27bの先端部が挿入され
ている。そして、リンク27a,27bの先端部が連結
ロッド34により連結ピン35A,35Bを介して互い
に連結され、連結ピン35A,35Bの両端部に設けら
れたガイドローラー36A,36Bが連結ボックス32
のレール37に案内されて両リンク27a,27bが摺
接点S1 〜S4 に接近離間する方向に移動自在に構成さ
れている。また、連結ボックス32の摺接点S1 〜S4
側の孔部38には、付勢ロッド39が摺接点S1 〜S4
に接近離間する方向にスライド自在に配置されるととも
に、付勢ロッド39に外嵌された補正用ばね40により
付勢ロッド39が連結ロッド34側に付勢されて当接部
39aが当接されている。39bは付勢ロッド39の抜
止調整兼用ナットである。
【0021】したがって、補正用ばね40により、リン
ク27a,27bに対して可動金型26A〜26Dが摺
接点S1 〜S4 側に付勢されることから、平行リンク機
構27A〜27Dの回動運動により可動金型26A〜2
6Dの摺接点S1 〜S4 が、隣接する可動金型26B〜
26Aの圧接面から接近離間するのを確実に吸収するこ
とができ、摺接点S1 〜S4 の可動金型26A〜26D
の離間を防止することができる。
【0022】なお、上記各実施例では等多角形で説明し
たが、圧縮中心Oを別に設定することで、長方形や平行
四辺形などの断面の木材も圧縮も可能である。
【0023】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の木材圧縮成
形装置の構成によれば、圧縮手段により、可動金型の一
端を隣接する可動金型に摺接させて圧縮移動するので、
木材のコーナー部に補助治具も不要で綺麗なコーナー部
を成形することができ、成形面に段部もなく突起物も極
めて小さい角材が得られる。
【0024】また、圧縮手段を回転駆動装置により圧縮
ねじ軸を回転させることで、可動金型を摺接点が隣接す
る可動金型から離れること無く隣接する可動金型と共に
同期させることができ、簡単な構成で大きい圧縮力をえ
ることができる。
【0025】また圧縮手段を平行リンク機構とそれを駆
動する回動リングにより構成したので、各可動金型を確
実に同期して移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木材圧縮装置の第1の実施例を示
す正面図である。
【図2】同木材圧縮装置の正面断面図である。
【図3】同木材圧縮装置の側面半断面図である。
【図4】木材圧縮装置の第2の実施例の構成を示す正面
断面図である。
【図5】同木材圧縮装置の側面半断面図である。
【図6】木材圧縮装置の第3の実施例の構成を示す平行
リンク連結部の正面断面図である。
【図7】同平行リンク連結部の側面断面図である。
【図8】同木材圧縮成形装置の基本動作を示し、(a)
は正3角形断面の動作原理図、(b)は正方形断面の動
作原理図、(c)は正6角形断面の動作原理図である。
【符号の説明】
O,O1 ,O2 成形中心 S1 〜S6 摺接点 S11〜S14 摺接点 S21〜S24 摺接点 L1 〜L6 金型移動線 T 木材 1〜4 第1〜第4フレーム 5A〜5D 可動金型 5a 圧接板 6A,6B ねじブロック 6a,6b 雌ねじ孔 7A,7B 縦圧縮ねじ軸 7a,7b 雄ねじ部 8 縦圧縮用回転駆動モーター 9 駆動軸 10A,10B ウォームギヤ機構 11A,11B 横圧縮ねじ軸 11a,11b 雄ねじ部 12 横圧縮用回転駆動モーター 13 駆動軸 14A,14B ウォームギヤ機構 21 基礎フレーム 21a リンク支持フレーム 22A,22B 回動リング 23 連結材 24A,24B 支持ローラー 25 リンク回動用シリンダー装置 26A 〜26D 可動金型 27A 〜27D 平行リンク機構 27a,27b リンク 27c 支持ピン 27d スライド体 28A〜28D連結ブラケット 31 補正装置
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】まず木材圧縮装置の第2の実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。この木材圧縮装置は断面正方
形状の木材を圧縮成形するもので、基礎上には矩形枠体
状の第1フレーム1〜第4フレーム4が一定間隔ごとに
配置され、第1〜第4フレーム1〜4の空間部に成形中
心O1 に沿って4枚の可動金型5A〜5Dが貫通配置さ
れている。これら可動金型5A〜5Dは、45°に傾斜
されて木材Tに接するとともに、内部に冷却流体または
加熱流体を通す流体通路(図示せず)が形成された圧接
板5aが90°ごとに配置されるとともに、その幅方向
の一端部が隣接する圧接板5aの圧接面に接する(摺接
点S1 〜S4 )ように配置され、圧接板5aの背面には
補強フレーム5bが設けられている。また、これら補強
フレーム5bには第1フレーム1と第3フレーム3、ま
たは第2フレーム2と第4フレーム4の対応位置に、対
向する可動金型5A,5Cと5B,5Dにそれぞれねじ
ブロック6A,6Bが一対ずつ設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】上記構成において、各可動金型5A〜5D
を離間させた状態で、加熱器により加熱した木材Tを可
動金型5A〜5D間に挿入する。そして、圧接板5aの
流体通路に加熱蒸気を供給し、圧接板5aを加熱して木
材Tの温度低下を防止しながら上下圧縮用回転駆動モー
ター8および左右圧縮用回転駆動モーター12を駆動し
て駆動軸9,13およびウォームギヤ機構10,14を
介して圧縮ねじ軸7A,7B,11A,11Bを回転さ
せる。すると、ねじ機構により可動金型5A,5Cが圧
縮ねじ軸7A,7Bに沿って矢印D,E方向で示す上下
方向に移動されて互いに接近すると同時に、可動金型5
B,5Dが圧縮ねじ軸11A,11Bに沿って矢印F,
G方向で示す左右方向に移動して互いに接近し、木材T
を四角形状に圧縮成形する。この時、各圧接板5aの摺
接点S1 〜S4 は摺動して隣接する圧接板5aから離れ
ることがなく、綺麗なコーナー部を形成することがで
き、段部や突起状になることがない。そして、木材Tが
圧縮成形された後、圧接板5aの流体通路に冷却流体を
通して木材Tの冷却を促進し、内部まで冷却された時間
を見計らって圧縮ねじ軸7A,7B,11A,11Bを
逆転させ、圧接板5aを木材Tから離間させて木材Tを
取り出す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形する木材断面の多角形の各辺に沿う平
    面状の可動金型を成形中心回りに相似形に配置し、各可
    動金型の一端をそれぞれ隣接する可動金型の圧接面に摺
    接させ、これら摺接点と成形中心を結ぶ線に沿って各可
    動金型をそれぞれ同期して平行移動する圧縮手段を設け
    たことを特徴とする木材圧縮成形装置。
  2. 【請求項2】 圧縮手段を、各可動金型ごとに摺接点と
    成形中心を結ぶ線と平行に配設された圧縮ねじ軸と、こ
    れら圧縮ねじ軸と可動金型とをそれぞれ連結するねじ機
    構と、前記圧縮ねじ軸をそれぞれ回転して可動金型を移
    動させる回転駆動装置とで構成したことを特徴とする請
    求項1記載の木材圧縮成形装置。
  3. 【請求項3】 圧縮手段を、各摺接点と成形中心を結ぶ
    線と直交する方向に延び各可動金型と可動金型の周囲に
    配置されたリンク支持フレームとを回動可能に連結する
    平行リンク機構と、前記リンク支持フレームの周囲に配
    置された回動フレームと平行リンク機構のリンクとを連
    結し回動フレームを回転することにより平行リンク機構
    を介して可動金型を移動させるリンク回動装置とで構成
    したことを特徴とする請求項1記載の木材圧縮成形装
    置。
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