JPS63270115A

JPS63270115A - 金型ユニツト摺動装置

Info

Publication number: JPS63270115A
Application number: JP10464687A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Okaniwa; 岡庭　靖幸
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-04-30
Filing date: 1987-04-30
Publication date: 1988-11-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、合成樹脂射出成形用金型およびダイキャス
ト用金型等におけるユニット摺動装置に関する。

従来の技術従来、合成樹脂射出成形用金型およびダイキャスト用金
型（以下金型という）において、可動金型の移動方向に
対してその一部を横断方向に摺動する摺動装置は、第４
図に示すように、固定金型塾に設けられ、パーテング面
より可動金型側に突出する押え部２５と、可動型２６に
設けられ、前記固定金型冴の押え部２５と、型締時に当
接被動し、摺動型を所定位置に摺動させる摺動部２７と
から構成される。

発明が解決しようとする問題点前述のように、従来の金型では可動金型の摺動部を摺動
させる押え部を固定金型に設けるものであるから、型締
時に可動金型の摺動型が所定位置に摺動するように調整
する場合において、固定金型、可動金型の両方を調整す
る必要があり、また適正に調整されたかどうかを検査す
る場合にも、両方の金型を実際に連接し、型締をしなけ
ればならなかった。したがって別個のものを合せて調整
する技術的困碓性と、二重手間がかかり面倒であった。

問題点を解決するための手段ばね若くはその他の作用で可動金型のパーテーングより
外方へ突出するように付勢され、固定型と連接する型締
力で内方に没入する押えブロックと、可動金型の成形面
の一部を構成する摺動型と接続し、これを固定金型と離
型時に所定位置に離隔させるようにばね若くはその他の
作用で付勢される被動ブロックとを設け、この押えブロ
ックと被動ブロックとを同一の支承ブロックに装着し、
両者の摺動方向を所要角で対応させると共に、所要巾同
一面で連接し、押えブロックの摺動を被動ブロックに伝
達して摺動型を所定成形位置に摺動させることを特徴と
する、金型のユニット摺動装置にある。

実施例以下、この発明を実施例である図面によシ説明すると、
１はこの発明ユニット摺動装置であって、それを構成す
る支承ブロック２は内方が収容可能の空胴３に形成され
、その前端面と空胴３の前部内壁とには前後に軸受孔４
が貫通し、支軸５が前後に摺動自在に嵌挿され、その前
端に取付台座６が、反対の後端に被動ブロック７が夫々
一体に接続される。前部内壁と被動ブロック７と間には
拡張ばね８が介装され、被動ブロック７を後方へ付勢し
、支承ブロック２に対して後方側へ摺動し、前端の取付
台座６が支承ブロック２の前端に接している。支承ブロ
ック２の後部は、空胴３がパーテング面と後端とに開口
され、後端側から押えブロック９が嵌装されると共に、
空胴３の内底と押えブロック９との間に拡張はね１０が
介装され、押えブロック９は付勢され、押えブロック９
の鍔１１．１１が開口内縁Ｌ１２．１２に接するまで外
方側へ摺動し、外端はパーテング面開口より適宜高さ突
出する。そして支承ブロック２の後端は左右に金型への
取付部１３．１３が設けられた取付板１４がネジ１５．
１５をもって固着され、後端開口が閉鎖され、押えブロ
ック９の外れ止となる。押えブロック９と被動ブロック
７とは図示の如く所要巾所脣角で対応面９ａ、７ａを連
接し、移動方向を所要角変換して摺動伝達する。したが
って押えブロック９に加えられる作動は、被動ブロック
７に伝達し、支軸５を介して取付台座６を拡張ばね８．
１０を圧縮して移動する。取付台座６には成形面の一部
を構成する摺動型１６を締付金１７により固着している
。

前記ユニット摺動装置は、可動金型１８のパーテング面
に開口するセツテング凹陥部１９に押えブロック９を突
出させて嵌装し、摺動型１６を所要部にセットし、取付
板１４を可動金型１８にネジ２０．２０を締付けて固着
する。そしてこの摺動型１６の調整作業は、例えば：４
３図に示すように調整ネジ２１を押えブロック９に設け
た調整孔２２に挿通し、先端を支承ブロック２に螺合し
、押えブロック９の外端をパーテング面まで下げ、すな
わち固定金型に可動金型１８を圧接しないで、摺動型１
６を成形時の適正位置に調整できる。そして成形は、固
定金型２１に対して可動金型１８を移動し、圧接すると
、押えブロック９はパーテング面まで金型内に没入し、
被動ブロック７をその金型の移動方向と異なる横断方向
に摺動させ、摺動型１６を所定成形位置に移動させるこ
とができる。そして成形後、可動金型１８を離隔移動し
、ばね８．１０の作用で押えブロック９および被動ブロ
ック７を元の位置に戻すものである。閘、押えブロック
９および被動ブロック７は、ばねによらず例えば連動杆
（図示しない）によって戻すことができること勿論であ
る。

発明の効果この発明は前述のように固定金型に取付けられる押え部
と可動金型に装着される滑動部とを同一の支承ブロック
にまとめてユニット化したものであるから、摺動装置の
外形寸法、摺動型の駆動寸法を規格化することができ、
金型製作者において選択利用することができ、これを金
型に取付は金型製作の省力化を図ることができる。また
、押え部槽動部が一体化されるから、摺動部を適正に調
整する作業も、可動金型単独でなすことができ、作業が
２度手間とならず容易に行うことができる。

また従来の装置では個々の金型に合せて摺動部が設けら
れるから、個々の金型製作上もたらされる精度により、
それぞれの性能は変化し、まちまちであったが、この考
案によると、大量生産するから、一定限定におさめるこ
とができ、製品は安１１−・１″パ″：’！（［−１ゞ
＊　’Ｉ　；Ｊ　１　ｈ　６　ｍ　−期化、低価格化も
、多品種小量生産に対応できる。；効果がある。

【図面の簡単な説明】

、官１図はこの発明装置の断面図、第２図は可動金型装
着状態の側面図、第３図は摺動型調整状態説明図、第４
図は従来例を示す側面図である。１・・・金型ユニット摺動装置、２・・・支承ブロック
、４・・・軸受孔、５・・・支軸、６・・・取付台座、
７・・・被動ブロック、８・・・拡張ばね、９・・・押
えブロック、１０・・・拡張ばね、１４・・・取付板。

Claims

【特許請求の範囲】ばね若くはその他の作用で可動金型のパーテング面より
外方へ突出するように付勢され、固定金型と連接する型
締力で内方に没入する押えブロックと、可動金型の成形
面の一部を構成する摺動型と接続し、これを固定金型と
の離型時に所定位置に離隔させるようにばね若くはその
他の作用で付勢される被動ブロックとを設け、この押え
ブロックと被動ブロックとを同一の支承ブロックに装着
し、両者の摺動方向を所要角で対応させると共に、所要
巾同一面で連接し、押えブロックの摺動を被動ブロック
に伝達して摺動型を所定成形位置に摺動させることを特徴とする、金型
のユニット摺動装置。