JP2004017211A - トリミングプレス機の切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂シートに形成された成形部に位置ずれが生じることがあっても、成形部を正確に打ち抜き切り離すことができる。
【解決手段】複数の成形部が形成された帯状の樹脂シートを導入し、該樹脂シートを挟んで配置された刃受け部と切断刃の少なくとも一方を昇降駆動して成形部を打ち抜くトリミングプレス機の切断装置であって、切断刃ベース板30の成形部対応位置に前後方向および左右方向に所定範囲で位置ずれ自在な可動台32を設け、各可動台32に、成形部の周囲を切断する切断刃37と、該切断刃37内に刃先より突出する突出位置と刃先より後退する後退位置の間で昇降自在に配置されかつ成形部が嵌合可能な位置決め穴36を有する受入ブロック35と、受入ブロック35突出方向に付勢するプランジャ40とを設けた。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯状の樹脂シートに成形された複数の成形部を打ち抜いて切り離すトリミングプレス機の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
樹脂シートロールから繰出された帯状の樹脂シートを加熱成形して複数の成形部を形成し、さらにトリミングプレス機装置により成形部を樹脂シートから切り離して成形品を連続的に製造する成形設備がある。
【0003】
上記成形設備におけるトリミングプレス機装置は、樹脂シートから成形部を切り離す切断刃および成形部を一定位置に保持する位置決め穴を有する切断刃ユニットと、切断刃の先端を受け止める切断刃受け座とを具備し、成形部を位置決め穴に保持して位置決めするとともに、打ち抜き駆動装置により切断刃ユニットを切断刃受け座側に接近駆動して樹脂シートを成形部外周の切断線に沿って打ち抜き、樹脂シートから成形部を切り離すように構成されている。
【0004】
しかし、加熱成形装置からトリミングプレス機装置までの成形ライン上で、樹脂シートの材質や成形部の形状などに起因して、樹脂シートが大きく熱収縮し成形部が変位することがある。このような場合には、成形部が正常に位置決め穴に嵌合されず、このため正常な切断線からずれて切断されて不良品が多発するという問題があった。
【0005】
この対策として、たとえば特表平11−506063号に、切断前にプリカットを施すことにより、成形部の変位を許容するプリカットダイ装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、プリカットダイ装置の下流側にダイトリミング装置が配置されており、2つのトリミングプレス機装置で製造コストが嵩むこと、2つのトリミングプレス機装置により製造設備が大型化して占有面積が増大し、1台のトリミングプレス機装置を具備した従来の製造ラインに設置できないことなどの問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決して、樹脂シートに形成された成形部に位置ずれが生じることがあっても、成形部を正確に打ち抜き切り離すことができるトリミングプレス機の切断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、複数の成形部が形成された帯状の樹脂シートを導入し、該樹脂シートを挟んで対峙された刃受け部と切断刃の少なくとも一方を昇降駆動して成形部を打ち抜くトリミングプレス機の切断装置であって、切断刃ベース部に、前記各成形部に対応して配置されて前後方向および左右方向に所定範囲で位置ずれ自在な可動台を設け、前記各可動台に、成形部の周囲を切断する切断刃と、該切断刃内に切断刃の刃先より突出する突出位置と刃先より後退する後退位置の間で昇降自在に配置されかつ成形部が嵌合可能な位置決め空間部を有する受入ブロックと、該受入ブロック突出方向に付勢する付勢部材とを設けたものである。
【0009】
上記構成によれば、切断刃ベース部に位置ずれ自在な可動台を設け、切断刃内に受入ブロックを昇降自在に設けたので、成形部が熱収縮などにより変位していても、突出位置の受入ブロックの位置決め空間部に成形部が嵌入されて後退される途中で、成形部に対応して可動台がスムーズに位置ずれされ、適正な切断位置に切断刃が変位して成形部周囲の樹脂シートを正確に切断することができる。また、付勢部材により受入ブロックが切断刃の刃先より突出する突出位置にあるので、作業員が切断刃の刃先に直接触れることがなく、安全性を向上させることができる。
【0010】
請求項2の発明は、可受入ブロックの位置決め空間部は、成形部に当接して成形部を位置決め可能な複数の基準面が形成されたものである。
上記構成によれば、成形部が複数の基準面に当接することで可動台を変位させることができるので、複雑な成形部であってもスムーズに嵌入させて可動台を成形部に対応して精度良く変位させることができる。
【0011】
請求項3の発明は、トリミングプレス機は、切断刃ベース部を取り付ける切断刃支持台が切断位置と成形品取出位置の間で往復移動するように構成されたものである。
【0012】
上記構成によれば、切断位置において、切断刃ベース部の停止位置にずれが生じることがあっても、成形部を精度良く切断することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係るトリミングプレス機を有する成形設備の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
【0014】
図5に示すように、この成形設備は、成形ラインの上流側から順に、樹脂シートロール1から樹脂シートSを繰出すシート繰出し装置(図示せず)を有するシート繰出し部Aと、成形ラインを挟んで上下位置に配置された上下ヒータからなる加熱装置2および上下成形型を互いに接近離間して樹脂シートSに成形部Wをプレス成形するプレス成形装置3を有する加熱成形部Bと、樹脂シートSから成形部Wを切り離すトリミングプレス機4を有する切断部Cと、切り離された成形部Wを成形品搬出コンベヤ5aに移載する成形品移載装置5、および成形部Wが切り離された後のスクラップシートSsを巻き取るスクラップシート巻取り装置(図示せず)を有する成形品排出部Dとを具備し、加熱成形部Bの入口から切断部Cの出口まで樹脂シートSを保持し案内するシート案内装置6とが具備されている。この成形部Wは、たとえば抜き勾配を有する扁平直方体の凹部が形成されている。
【0015】
前記トリミングプレス機4は、図6〜図9に示すように、切断位置Iと成形品取出位置IIとの間で切断刃支持台26を移動自在に配置するとともに、切断刃支持台26上の切断刃ユニット31と設備切断刃受け座41とを昇降駆動するものである。すなわち、成形ラインLに沿って床面に固定された固定基台11に、左右一対の基台レール12を介して成形ラインL方向に位置調整自在な支持基台13が配置されている。この固定基台11には、調整ねじ軸駆動装置(電動モータ)14aにより巻き掛け伝動機構を介して回転駆動される基台調整ねじ軸14bと、支持基台13に連結されて基台調整ねじ軸14bに螺合された雌ねじ部材14cとを有するスライド可能な位置調整装置14が設けられており、位置調整装置14により支持基台13を成形ラインL方向に位置調整することができる。
【0016】
前記支持基台13には、切断位置Iに対応して前後一対のガイド支柱15が成形ラインLの両側に2組立設され、これら前後のガイド支柱15間には、上部から下方に上端固定フレーム44と下可動フレーム16と中間固定フレーム42と上可動フレーム17とが支持されており、左右の下可動フレーム16間にスライドテーブル21が設けられている。また左右の上可動フレーム22間に受け座テーブル18が支持されている。さらに左右のスライドテーブル22には、成形ラインL方向に敷設されたスライドレール24およびリニアベアリング25を介して切断刃支持台26が切断位置Iとその下流側の排出位置IIの間で移動自在に配置されている。
【0017】
また下可動フレーム16に支持されたスライドテーブル22は、複数の打ち抜き駆動装置18,19により昇降自在に支持されている。これら打ち抜き駆動装置18,19は、支持基台13間に設置されて左右のスライドテーブル22を連結するガイド架台23を昇降駆動するトッグルリンク式の主打ち抜き駆動装置18と、支持基台13の左右両側に立設されて出力ロッドが左右の下可動フレーム16にそれぞれ連結された油圧式シリンダからなる左右一対の補助打ち抜き駆動装置19,19とで構成されている。
【0018】
また切断刃支持台26は上流側が開放された平面視コの字形に形成されるとともに、スライド装置27よりそれぞれ成形ラインL方向に往復移動される。これらスライド装置27は、ガイド架台23の下流側に設けられており、スライド駆動装置(電動モータ)27aにより巻き掛け伝動機構を介して成形ラインL方向のスライド用ねじ軸27bをそれぞれ回転駆動し、スライド用ねじ軸27bに螺合された雌ねじ部材27cにより、切断刃支持台26が成形ラインLに沿って切断位置Iと排出位置IIとの間で往復移動される。
【0019】
前記切断刃支持台26に着脱自在に取り付けられた切断刃ベース台(切断刃ベース部)30には、樹脂シートSの各成形部Wに対応して複数の切断刃ユニット31が並列配置されている。これら切断刃ユニット31は、図1〜図4に示すように、切削刃ベース台30の上面に前後方向および左右方向に所定範囲(樹脂シートSの収縮による位置ずれに対応可能な範囲)で位置ずれ自在な可動台32が所定隙間をあけて配置されており、切断刃ベース台30にねじ穴を介して複数(図では4本)の規制軸33が立設固定され、これら規制軸33が可動台32に形成された遊嵌穴34に位置ずれ自在に遊嵌され、遊嵌穴34内での規制軸33の遊びにより、可動台32は前後方向および左右方向にスライドすることができる。また各可動台32には、受入ブロック35が配置され、受入ブロック35には成形部Wが嵌合されることにより可動台32を適正位置に位置ずれさせる位置決め穴(位置決め空間部)36が形成されている。この位置決め穴36は、成形部Wが嵌合されて密着し可動台32を位置決めする複数(図では抜き勾配を有する4つの側面に対応する面)の基準面36aと、成形部の凹凸に所定空間をあけて遊嵌する複数(図では4面)の逃げ面36bとで構成される。また受入ブロック35の外周部には、成形部Wの外周の打ち抜き位置に沿って切断するとともに、内面(昇降ガイド部)で受入ブロック35の昇降を案内する角筒状の切断刃(トムソン刃ともいう)37が立設されている。
【0020】
また前記受入ブロック35の底部には、複数(図では2本)のガイドロッド(昇降ガイド部)38が対称位置から下方に垂設されており、可動台32にガイドロッド38がスライド自在に嵌合するガイド穴(昇降ガイド部)39が形成されている。またこのガイド穴39は、ガイドロッド38の下端部に設けられたストッパ部38aが係止される段部39aが形成され、切断刃35の刃先より所定量高い上昇限(突出限)で受入ブロック35の上昇を規制する上昇規制部が構成されている。
【0021】
また受入ブロック35の四隅に穿設された取付穴35bに、出力端を可動台32の上面に当接させて内蔵されたコイルばねにより受入ブロック35を上方に付勢する複数(図では4個)のプランジャ(付勢部材)40が設けられている。
【0022】
したがって、切断位置Iに停止された切断刃支持台26では、間欠移動されて導入された樹脂シートSに対して打ち抜き駆動装置18,19が駆動され、スライドテーブル21を介して切断刃支持台26が上昇される。この時受入ブロック35の位置決め穴36が成形部Wに嵌入され、さらにプランジャ40に抗して受入ブロック35が下方に押込まれることで、基準面36aを介して受入ブロック35および可動台32が、位置決め穴36に成形部Wが適正に嵌合される方向に押され、切断刃ユニット31が適正位置まで位置ずれされる。そし図3(b)に示すように、受入ブロック35の上面が切断刃37の刃先より沈み込む下降限で切断刃37により成形部Wの周囲の樹脂シートSが精度良く切断される。
【0023】
前記上可動フレーム17間に設けられた受け座テーブル18には、下面に切断刃37が当接される切断刃受け座41が取り付けられている。図7に示すように、前記受け座テーブル18は、ガイド支柱15に案内されて上端固定フレーム44と中間固定フレーム42との間で昇降自在に支持されており、上端固定フレーム44と固定フレーム42との間に受け座テーブル18を貫通する昇降ねじ軸43aが設けられている。また昇降ねじ軸43aに螺合された雌ねじ部材43bが受け座テーブル18に設けられており、回転駆動装置43cにより昇降ねじ軸43aを回転駆動して受け座テーブル18を昇降させる受け座テーブル昇降装置43が設けられている。したがって、切断刃37による切断時に、受け座テーブル昇降装置43により受け座テーブル18を介して切断刃受け座41が下降されることで、樹脂シートS上面に切断刃受け座41を当て付けて精度良く打ち抜くことができる。また樹脂シートSの両縁部に段差があった場合でも、樹脂シートS上面に切断刃受け座41を適正に当て付けて高精度で打ち抜くことができる。
【0024】
上記構成において、シート繰出し部Aで樹脂シートロール1から複数のガイドローラを介して樹脂シートSが所定長さずつ間欠的に繰出され、シート案内装置6により両縁部を把持されて加熱成形部Bに導入される。そして加熱成形部Bでは、樹脂シートSが加熱装置2により所定温度まで加熱された後、プレス成形装置3の上下金型によりプレス成形されて成形部Wが成形される。
【0025】
さらに樹脂シートSが加熱成形部Bから切断部Cに導入されると、切断刃支持台26は切断位置Iに停止されており、主打ち抜き駆動装置18および補助打ち抜き駆動装置19により、切断刃支持台26を介して切断刃ユニット31が上昇されるとともに、受け座テーブル昇降装置43により切断刃受け座41が下降される。これにより、受入ブロック35の位置決め穴36が成形部Wに嵌入され、プランジャ40に抗して受入ブロック35が基準面36aの抜き勾配に沿ってさらに押込まれることで、基準面36aを介して受入ブロック35がずれ方向にスムーズに移動され、切断刃ユニット31が成形部Wに対応する適正位置まで位置ずれされる。これにより、熱収縮により変位した成形部Wであっても、また切断刃ユニット31が位置ずれすることがあっても、切断刃37により樹脂シートSが正確に打ち抜かれて成形部Wが切り離される。そして主打ち抜き駆動装置18および補助打ち抜き駆動装置19により、プリ切断刃ユニット31が下降されるとともに、受け座テーブル昇降装置43により切断刃受け座41が上昇される。
【0026】
次いでスライド装置27が駆動されて、切断位置Iの切断刃支持台26が下流側の成形品排出位置IIにスライドされ、さらに各切断刃ユニット31の位置決め穴36に収容された成形部Wが、成形品移載装置5により吸引保持されて成形品搬出コンベヤ8に搬出される。また成形部Wの打ち抜き後のスクラップシートSsは複数のガイドローラを介してスクラップシート巻取り装置に巻き取られる。
【0027】
上記実施の形態によれば、切断刃ベース台30に可動台32を位置ずれ自在に設け、切断刃37内に位置決め穴36を有する受入ブロック35を昇降自在に配置したので、成形部Wが熱収縮などにより変位することがあっても、上昇限の受入ブロック34の位置決め穴36に成形部Wが嵌入されて下降される途中で、成形部Wに対応して可動台32がスムーズにスライドされ、適正な切断位置に切断刃34が変位されて成形部W周囲の樹脂シートSを正確に切断することができる。
【0028】
また、プランジャ40により受入ブロック35が切断刃37の刃先より突出する上昇限にあるので、作業員が接触することがあっても直接刃先に触れることがなく、安全性を向上させることができる。
【0029】
さらに、受入ブロック34の位置決め穴36に複数の基準面36aを形成したので、成形部Wは基準面に当接することで可動台を変位させることができ、複雑な成形部Wであっても位置決め穴36にスムーズに嵌合させることができて、可動台42を精度良く変位させることができる。
【0030】
さらにまた、切断位置Iにおいて、切断刃支持台26の停止精度が低下して位置にずれが生じることがあっても、成形部Wを精度良く切断することができる。
なお、上記実施の形態では、切断刃ユニット31を搭載した切断刃支持台26を切断位置Iと成形ライン下流側の成形品取出部IIの間で移動するように構成したが、成形ラインの側方に成形品取出部IIを配置してもよい。また図10に示すように、切断刃支持台26を移動させず、切断刃支持台26を切断位置で固定し、成形品Wを保持可能な吸着ぱパットを有する成形品保持部51を、切断位置と排出コンベヤとの間で往復移動させる商品取出し装置52を成形品取出部Dに設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、切断刃ベース部に位置ずれ自在な可動台を設け、切断刃内に受入ブロックを昇降自在に設けたので、成形部が熱収縮などにより変位していても、突出位置の受入ブロックの位置決め空間部に成形部が嵌入されて後退される途中で、成形部に対応して可動台がスムーズに位置ずれされ、適正な切断位置に切断刃が変位して成形部周囲の樹脂シートを正確に切断することができる。また、付勢部材により受入ブロックが切断刃の刃先より突出する突出位置にあるので、作業員が切断刃の刃先に直接触れることがなく、安全性を向上させることができる。
【0032】
請求項2の発明によれば、成形部が複数の基準面に当接することで可動台を変位させることができるので、複雑な成形部であってもスムーズに嵌入させて可動台を成形部に対応して精度良く変位させることができる。
【0033】
請求項3の発明によれば、切断位置において、切断刃ベース部の停止位置にずれが生じることがあっても、成形部を精度良く切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトリミングプレス機の切断刃ユニットの実施の形態を示す平面図である。
【図2】同切断ベース台および切断刃ユニットを示す斜視図である。
【図3】(a)(b)は同切断刃ユニットを示し、(a)は切断前の状態の断面図、(b)は切断状態の断面図である。
【図4】同切断刃ユニットを示す分解斜視図である。
【図5】同トリミングプレス機を具備した成形設備の構成図である。
【図6】同トリミングプレス機を示す平面断面図である。
【図7】同トリミングプレス機を示す側面図である。
【図8】同トリミングプレス機の要部を示す縦断面図である。
【図9】本発明に係る他のトリミングプレス機を具備した成形設備の構成図である。
【符号の説明】
S  樹脂シート
W  成形部
C  切断部
L  成形ライン
I  切断位置
II  成形品取出置
4  トリミングプレス機
14  位置調整装置
18  主打ち抜き駆動装置
19  補助打ち抜き駆動装置
21  スライドテーブル
26  切断刃支持台
27  スライド装置
30  切断刃ベース台
31  切断刃ユニット
32  可動台
33  規制軸
34  遊嵌穴
35  受入ブロック
36  位置決め穴
36a 基準面
37  切断刃
38  ガイドロッド
39  ガイド穴
40  プランジャ
41  切断刃受け座
43  受け座テーブル昇降装置

Claims (3)

  1. 複数の成形部が形成された帯状の樹脂シートを導入し、該樹脂シートを挟んで対峙された刃受け部と切断刃の少なくとも一方を昇降駆動して成形部を打ち抜くトリミングプレス機の切断装置であって、
    切断刃ベース部に、前記各成形部に対応して配置されて前後方向および左右方向に所定範囲で位置ずれ自在な可動台を設け、
    前記各可動台に、成形部の周囲を切断する切断刃と、該切断刃内に切断刃の刃先より突出する突出位置と刃先より後退する後退位置の間で昇降自在に配置されかつ成形部が嵌合可能な位置決め空間部を有する受入ブロックと、該受入ブロック突出方向に付勢する付勢部材とを設けた
    ことを特徴とするトリミングプレス機の切断装置。
  2. 受入ブロックの位置決め空間部には、成形部に当接して位置決め可能な複数の基準面が形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のトリミングプレス機の切断装置。
  3. トリミングプレス機は、切断刃ベース部を取り付ける切断刃支持台が切断位置と成形品取出位置の間で往復移動するように構成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のトリミングプレス機の切断装置。
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