JPH0623270U - 分割プリント配線板の分割溝 - Google Patents
分割プリント配線板の分割溝Info
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- JPH0623270U JPH0623270U JP6400292U JP6400292U JPH0623270U JP H0623270 U JPH0623270 U JP H0623270U JP 6400292 U JP6400292 U JP 6400292U JP 6400292 U JP6400292 U JP 6400292U JP H0623270 U JPH0623270 U JP H0623270U
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 所定の大きさに分割する深い第1分割溝と、
最小単位に分割する浅い第2分割溝とを正確な位置に形
成できるようにする。 [構成] 矩形状の基板の端部に基準ピン孔を設け、該
基準ピン孔を基準として基板の内周部に多数の回路がX
軸方向およびY軸方向に所定の間隔でプリント配線され
てなる分割プリント配線板を設け、前記基準ピン孔を基
準として分割プリント配線板の外周部および各プリント
配線間の上下面にX軸およびY軸方向に延びる深い第1
分割溝と浅い第2分割溝とを形成するとともに、第1分
割溝はプリント配線板の外周部と複数個おきのプリント
配線間とに形成する。
最小単位に分割する浅い第2分割溝とを正確な位置に形
成できるようにする。 [構成] 矩形状の基板の端部に基準ピン孔を設け、該
基準ピン孔を基準として基板の内周部に多数の回路がX
軸方向およびY軸方向に所定の間隔でプリント配線され
てなる分割プリント配線板を設け、前記基準ピン孔を基
準として分割プリント配線板の外周部および各プリント
配線間の上下面にX軸およびY軸方向に延びる深い第1
分割溝と浅い第2分割溝とを形成するとともに、第1分
割溝はプリント配線板の外周部と複数個おきのプリント
配線間とに形成する。
Description
【0001】
本考案は、多数の回路がプリント配線された分割プリント配線板に関し、特に その分割溝に関するものである。
【0002】
従来の技術として図5〜図9に示すものがあった。まず図5に示すように、面 積の広い矩形状の基板3の四隅部に基準ピン孔4を形成し、該基準ピン孔4を基 準として基板3の内周部に多数の回路をX軸方向およびY軸方向に所定の間隔で プリント配線5して一次の分割プリント配線板1を得る。次いで、基準ピン孔4 を基準としてルータマシン(図示省略)により、上記一次の分割プリント配線板 1を所定の大きさ、例えば図5の仮想線に沿って切断し、図6に示す形状の二次 の分割プリント配線板2を得る。
【0003】 次いで図7に示すように、上記二次の分割プリント配線板2をその端面2aを ガイド7に当てて位置決めし、円板カッタ6により、図6の仮想線で示すように 、各プリント配線5間の上下面に浅いV形の分割溝8を形成する。この分割溝8 は基板3の厚さTが1.6mmの場合においてその深さを約0.6mmとし、該分割溝 8部の肉厚T1を所定の強度が保持される約0.4mmとする。次いで図8に示す ように、上記二次の分割プリント配線板2にトランジスタ、コンデンサ等の電子 部品9を搭載後、各分割溝8で折割りして図9に示すように、最小単位つまり単 体の回路板10を得る。
【0004】
上記従来のものは、二次の分割プリント配線板2の各プリント配線5間の上下 面に形成する分割溝8は、ルータマシンにより切断された二次の分割プリント配 線板2の端面2aを基準として形成されていたので、分割溝8の位置が不正確に なる欠点があった。さらに上記二次の分割プリント配線板2は、ルータマシンに より一次の分割プリント配線板1を環状に切削して分割するようにしていたので 、この分割に時間を要する欠点があった。本考案は上記欠点を解消した新規な配 線基板11の切断装置を得ることを目的とする。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するために、以下の如く構成したものである。即ち 、矩形状の基板の端部に基準ピン孔を設け、該基準ピン孔を基準として基板の内 周部に多数の回路がX軸方向およびY軸方向に所定の間隔でプリント配線されて なる分割プリント配線板を設け、前記基準ピン孔を基準として分割プリント配線 板の外周部および各プリント配線間の上下面にX軸およびY軸方向に延びる深い 第1分割溝と浅い第2分割溝とを形成するとともに、第1分割溝はプリント配線 板の外周部と複数個おきのプリント配線間とに形成する構成にしたものである。
【0006】
本考案は上記構成にしたものであるから、第1分割溝および第2分割溝は、各 プリント配線と共通の基準ピン孔を基準として形成されることになる。また、分 割プリント配線板は第1分割溝部により所定の大きさの折割りが容易となり、ま た第2分割溝部は所定の剛性を有し、電子部品の搭載(接続)時には損傷せず、 該電子部品の搭載後においては第2分割溝部での折割りが可能となる。
【0007】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。図面において、図1は本考案の 実施例を示す分割プリント配線板の平面図、図2は分割溝の加工状態を示す断面 図、図3は電子部品の搭載状態を示す側面図、図4は分割された単体の回路板を 示す側面図である。図1において、15は一次の分割プリント配線板であり、面 積の広い矩形状の基板16の四隅部に基準ピン孔17を形成し、該基準ピン孔1 7を基準として基板16の内周部に多数の回路をX軸方向およびY軸方向に所定 の間隔でプリント配線18してなる。
【0008】 上記一次の分割プリント配線板15の外周部および各プリント配線18間の上 下面に、図1の仮想線で示すように、X軸およびY軸方向に延びる深い第1分割 溝19と浅い第2分割溝20とを形成する。即ち、図2に示すように、溝加工機 のテーブル21に立設した基準ピン22に基準ピン孔17を挿通して一次の分割 プリント配線板15を位置決めし、上下に対向配置した一対の円板カッタ23に より上記第1分割溝19および第2分割溝20を形成する。この場合、基板16 の厚さTが1.6mmの場合において、第1分割溝19の深さは約0.7mm、第2分 割溝20の深さは約0.6mmとし、これにより第1分割溝19部の肉厚T2を約 0.2mm、第2分割溝20部の肉厚T3を約0.4mmとする。この肉厚T3は、後 述する電子部品25搭載時の応力に耐える程度の肉厚とする。
【0009】 また、上記各第1分割溝19のX軸−Y軸の交叉部(ア)をルータマシン(図 示省略)により円弧状に切断し、次いで上記一次の分割プリント配線板15を第 1分割溝19部で折割りして図3に示すように所定の大きさの二次の分割プリン ト配線板24を形成する。そして、図3に示すように上記二次の分割プリント配 線板24にトランジスタ、コンデンサ等の電子部品25を搭載(接続)した後、 各第2分割溝20で折割りして図4に示すような最小単位の回路板26を得る。
【0010】
以上の説明から明らかな如く、本考案は、所定の大きさに分割する深い第1分 割溝と、最小単位に分割する浅い第2分割溝とを、プリント配線する際に基準と する基準ピン孔を基準として形成するようにしたので、各分割溝が正確な位置に 形成されることになる。さらに、第1分割溝および第2分割溝は加工の速い回転 カッタによって形成できるので、加工時間が短縮し、生産性に富む等の効果を奏 する。
【図1】本考案の実施例を示す分割プリント配線板の平
面図である。
面図である。
【図2】分割溝の加工状態を示す断面図である。
【図3】電子部品の搭載状態を示す側面図である。
【図4】分割された単体の回路板を示す側面図である。
【図5】従来における一次の分割プリント配線板の平面
図である。
図である。
【図6】従来における二次の分割プリント配線板の平面
図である。
図である。
【図7】従来における分割溝の加工状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】従来における電子部品の搭載状態を示す側面図
である。
である。
【図9】従来における分割された単体の回路板を示す側
面図である。
面図である。
15 一次の分割プリント配線板 16 基板 17 基準ピン孔 18 プリント配線 19 第1分割溝 20 第2分割溝 21 テーブル 22 基準ピン 23 円板カッタ 24 二次の分割プリント配線板 25 電子部品 26 回路板 (ア) 交叉部
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形状の基板の端部に基準ピン孔を設
け、該基準ピン孔を基準として基板の内周部に多数の回
路がX軸方向およびY軸方向に所定の間隔でプリント配
線されてなる分割プリント配線板を設け、前記基準ピン
孔を基準として分割プリント配線板の外周部および各プ
リント配線間の上下面にX軸およびY軸方向に延びる深
い第1分割溝と浅い第2分割溝とを形成するとともに、
第1分割溝はプリント配線板の外周部と複数個おきのプ
リント配線間とに形成したことを特徴とする分割プリン
ト配線板の分割溝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6400292U JPH0723972Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 分割プリント配線板の分割溝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6400292U JPH0723972Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 分割プリント配線板の分割溝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623270U true JPH0623270U (ja) | 1994-03-25 |
JPH0723972Y2 JPH0723972Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=13245566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6400292U Expired - Lifetime JPH0723972Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 分割プリント配線板の分割溝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723972Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08162133A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-21 | Agency Of Ind Science & Technol | 白金系触媒の製造方法 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP6400292U patent/JPH0723972Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08162133A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-21 | Agency Of Ind Science & Technol | 白金系触媒の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723972Y2 (ja) | 1995-05-31 |
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