JPH0623209A - 脱水方法 - Google Patents

脱水方法

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JPH0623209A
JPH0623209A JP5000056A JP5693A JPH0623209A JP H0623209 A JPH0623209 A JP H0623209A JP 5000056 A JP5000056 A JP 5000056A JP 5693 A JP5693 A JP 5693A JP H0623209 A JPH0623209 A JP H0623209A
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liquid
mixture
inert
lithium
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JP5000056A
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Michael E Killian
ユージン キリアン マイケル
John C Stone
クリントン ストーン ジョン
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • B01D53/26Drying gases or vapours
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 含有組成物、例えば含水電解質塩を不活性フ
ルオロケミカル液体と混合し、容器中の得られる混合物
を加熱して、混合物中の水含量が所望のレベルに低下す
るまで水及び不活性フルオロケミカル液体を蒸発せし
め、場合によっては得られる脱水された混合物を他の化
学物質、例えば極性有機溶剤で処理し、そして場合によ
っては、脱水された混合物又は処理された混合物をさら
なる処理、例えば混合物の分離にかける、ことにより脱
水された組成物が得られる。 【構果】 電池用に使用するために適当な液体電解質が
本発明の方法により得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウム塩のごとき含
水組成物を脱水する方法に関し、次にこれはプロピレン
カーボネートのごとき極性有機溶剤に溶解して電池用の
液体電解質を形成することができる。
【0002】
【従来の技術】種々の室温又は近室温電池系が、多年に
わたる関心の上昇と共に研究されている。典型的に使用
される陰極材料が高度に電気化学的に還元性でありそし
て水の存在を妨げるので、これらは一般に非水系であ
る。すなわち、乾燥成分を使用しそして次にその様な系
を乾燥状態に保つために多くの努力が行われる。これら
の電池の幾つかは高エネルギー密度、高出力、短い寿命
の用途のために設計される。
【0003】他は、移植用医療装置、例えばペースメー
カーのため、コンピューターのメモリーのバックアップ
のため、及びカメラのごとき消費者向け用途のために要
求される非常に長い寿命及び低い排水速度特性のために
設計される。これらの電池は信頼性が高くなければなら
ない。例えば、Encyclopedia of Chemical Technology,
Kirk-Othmen, 3版、Vol 3, 540-42頁、John Wiley &
Sons (1978)、及びJ.T. Dudleyら、J. Power Sources
35, 59 (1991) を参照のこと。
【0004】この様な室温非水電池系は1又は複数の電
気化学的セルを有し、そのそれぞれは電極塩の溶液、典
型的にはプロピレンカーボネートのごとき非プロトン性
溶剤中塩の溶液により分離された陰極及び陽極から構成
される。低原子量の金属、すなわちリチウムのごとき
「軽い」金属が陰極における還元剤として典型的に使用
される。
【0005】これらの金属は高度に電気化学的に還元性
の材料であるので、前記セル中で使用されるイオン化性
軽金属電極塩のための溶剤として水又は他のプロトン吸
引性液体の使用を妨げる。従って、水又は湿分がたとえ
少量であっても存在すれば、充電保持時間の短縮、低い
放電圧等の形でセルの性能が低下する。従って、使用さ
れる電極塩は本質的に無水でなければならず、水分含量
は好ましくは電極塩100万部当り水約50部(5ppm
)以下である。
【0006】この要求される乾燥状態を達成するために
退屈な乾燥法が要求されている。電極塩材料は時として
電池製造者に約5000ppm の水分含量を有する噴霧乾
燥形で提供され、製造者により退屈な追加の乾燥が行わ
れなければならない。この追加の乾燥は典型的には回転
真空乾燥及びそれに続く乾燥室での特別な取扱いにより
達成される。一般に、次々非プロトン性極性有機溶剤中
の電極塩の溶液は乾燥した不活性ガス雰囲気のもとで小
さい配合容器中で調製される。この様な方法は長く退屈
であるのみならず高価である。
【0007】1986年11月12日に公開された特許
出願No.61−254216(三菱油化ファインケミ
カル株式会社)は、無機金属塩の脱水方法を記載してお
り、この方法は、100℃以上の沸点を有する酸素含有
有機溶剤中に該塩を溶解し、そして水含量が10ppm 以
下になるように水を除去するために蒸留する。この塩
は、アルカリ電池及び有機金属錯体の製造における電解
質として有用であると言われる。しかしながら、実施例
は真空乾燥の追加の段階の使用を開示している。
【0008】1990年3月28日に公開された特許出
願(三菱石油化学)は、有機電解質溶液の製造方法を開
示している。この方法は、溶質及び溶剤を混合して有機
電解質溶液形成し、該電解質溶液に100℃より低温で
水と共沸混合物を形成するエタノール又はベンゼンのご
とき溶剤を加え、そして共沸蒸留において電解質溶液か
ら水を除去して200ppm 未満、そして望ましくは10
ppm 未満の水含量の電解質溶液を得ることを含んで成
る。
【0009】米国特許出願No.688,906(John
son ら)は、電子部材のごとき湿った物品の置換乾燥の
ための不活性ペルフルオロ化液体の使用を記載してい
る。米国特許No.4,085,518(Jackら)は、
水−湿固体材料の乾燥方法を開示しており、この方法
は、水−湿固体材料をフルオロカーボンの循環蒸気と接
触せしめ、フルオロカーボン蒸気と水蒸気の混合物を生
成せしめ、それから水蒸気の実質的部分を凝縮せしめ、
そして残った蒸気混合物を加熱しそして再循還する。
【0010】
【発明の概要】要約すれば、本発明は水と水以外の他の
化学物質又は化学物質と混合物とを含んで成る、これら
から成る、又はこれらから本質上成る含水組成物の改良
された脱水(乾燥)方法を提供する。(ここで使用する
場合「含水」とは、約100ppm より大きな水含量を有
することを意味する。)本発明の方法により脱水され得
る含有組成物には水和物、湿潤固体、水性スラリー、水
溶液、水で汚染された極性有機溶剤溶液、及び水で汚染
された高沸点極性有機溶剤が含まれる。
【0011】
【具体的な記載】本発明の改良された脱水法は次の段階
を含んで成る。(a)含有水組成物を不活性フルオロケ
ミカル液体と混合してそれらの液体混合物を形成し、そ
して(b)この混合物を容器中で加熱して、該混合物中
の水含量が所望のレベルに低下するまで水及び不活性フ
ルオロケミカル液体を蒸発せしめる。得られる脱水され
た混合物を、場合によっては、脱水された化学物質を溶
解し又はその溶液を形成することができる極性有機溶剤
のごとき他の有機溶剤により処理することができる。
【0012】脱水された混合物又は脱水され処理された
混合物はまた、場合によっては、さらなる処理又は操
作、例えば残留する不活性フルオロケミカル液体及び/
又は不純物からの脱水された化学物質からの分離にかけ
ることができる。水及び不活性フルオロケミカル液体の
蒸発は好ましくは蒸留により行われ、そしてこの蒸留か
ら得られる留出物は、好ましくは集められ、そして例え
ばデカンターの使用により上層の水相と下層のフルオロ
ケミカル相とに相分離され、こうして留出物の下層フル
オロケミカル相は直接に且つ連続的に再循環され又は蒸
留容器にもどされ得る。
【0013】本発明の方法は、電池の電解質として有用
な含水イオン化性軽金属塩を脱水するために特に有用で
ある。この方法は簡単でコストがかからず、そして電池
工業において典型的に使用されている長く退屈な電解質
の乾燥法の除去を可能にする。電池用途での使用のた
め、脱水された電解質塩の水含量は好ましくは約50pp
m 未満に下げられる。非水液体電気電解質、すなわち有
機溶剤中電解質塩の溶液が望ましい場合、脱水された塩
又は脱水された塩−フルオロケミカル液体混合物を非プ
ロトン性極性有機溶剤で処理して塩の溶剤溶液を形成す
ることができる。
【0014】この溶剤溶液は不活性フルオロケミカル液
から相分離し、そして所望により、例えば下層の不活性
フルオロケミカル液相の排液により容易に分離すること
ができる。液体電気電解質を製造するために使用される
非プロトン性極性有機溶剤は一般に乾燥している。すな
わち、一般に、液体電解質の水分含量が約100ppm未
満、そして好ましくは約50ppm 未満であるために十分
に低い水分含量を有する。電解質溶液を調製するこの方
法は、乾燥雰囲気を維持しながら電池製造中に簡単に且
つ効果的に行われることが必要な予備脱水段階及び溶液
調製段階の両者を可能にし、そして完全に配合された液
体電池電解質製品を直接得ることができる。
【0015】あるいは、脱水された組成物又は脱水され
た組成物−フルオロケミカル液体混合物を、脱水された
組成物を他の組成物に化学的に転換する目的で、化学物
質(有機溶剤以外の)により処理することができる。例
えば、脱水された塩、例えばペルフルオロメタンスルホ
ン酸リチウムを酸、例えば100%硫酸で処理して、該
塩を対応する無水酸、例えばペルフルオロメタンスルホ
ン酸に転換することができる。追加の処理段階、例えば
濾過又はデカントによる副産物又は不純物の分離を行う
こともできる。
【0016】本発明の方法の特徴は、脱水工程の間に化
学物質、例えば電解質塩のケーキングを防止する無活性
フルオロケミカル液体の使用であり、これはさらに不活
性フルオロケミカル液体の容易な分離を伴って、非極性
フルオロケミカル相から極性有機溶剤への脱水された組
成物の直接移行を可能にする。本発明の方法は、所望に
より単一の容器又は反応がま中で行うことができる。
【0017】本発明の方法により脱水され得る含有組成
物は水と他の化学物質又は水以外の化学物質の混合物と
を含んで成る、又はそれらから本質上成るものである。
これらの組成物は一般に、自由水又は水和水の形であり
得る約100ppm より多くの水分を含有する。含水組成
物中に含有され得る化学物質は、不活性フルオロケミカ
ル液体中に実質的に不溶でありそして使用される蒸発温
度において熱的に安定なものである。
【0018】これらの化学物質は液体(例えば、極性有
機溶剤、例えばプロピレンカーボネート)、又は固体
(例えばアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化リチウム
一水和物、及びアルカリ金属ハライド、例えば弗化カル
シウム及び弗化セシウム)、あるいはそのいずれかの又
は両者の混合物であることができる。他の物質例えば導
電性添加物及び安定剤が含水組成物中に存在することが
できる。化学物質に加えて、実質的にわずかな不純物、
例えば化学的製造方法から生ずる不純物又は特定の水源
に存在する鉱物性不純物が存在する場合、組成物は化学
物質と水から本質的に成るであろう。
【0019】本発明の方法は電池の電極溶質として使用
される含水イオン化性軟金属塩の脱水のために特に有用
である。この様な塩にはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、及びIII B族金属、例えばアルミニウムの陰イオ
ン、例えばBF4 - ,PF6 -,AsF6 - ,ClO4
- ,SbF6 - ,Rf SO3 - (ここでRf は1〜約1
2個の炭素原子のペルフルオロアルキル基、特に1〜4
個の炭素原子のペルフルオロアルキル基である)、ビス
−スルホンイミド陰イオン(Rf −SO2 −N−SO2
−R′f ) - (ここで、Rf 及びR′f は1〜12個の
炭素原子、好ましくは1〜約4個の炭素原子のペルフル
オロアルキルから同じく選択される)、及びビス−スル
ホニルメタン陰イオン(Rf −SO2 −C(R)−SO
2 −R′f) (ここで、Rf 及びR′f は1〜約12個
の炭素原子、好ましくは1〜約4個の炭素原子のペルフ
ルオロ化アルキル基から選択され、そしてRはH,B
r,Cl,I,1〜約20個の炭素原子のアルキル、3
〜4個の炭素原子のアルケニル、又はアラルキルであ
る)の塩が含まれる。
【0020】この様な塩にはまた、環状ペルフルオロ脂
肪族スルホンイミド塩、例えば米国特許No.4,38
7,222(Koshar)に記載されているもの)、及び酸
の金属塩、例えばDesMarteauら、J. Fluor. Chem. 45 2
4 (1989)に記載されているものが含まれる。
【0021】本発明の方法により脱水され得る含水組成
物中に含有され得る化学物質の代表例には、後で例示さ
れる極性有機溶剤、化合物、例えばLiOH・H2 O,
LiBF4 ,LiPF6 ,LiAsF6 ,LiCl
4 ,CF3 SO3 Li,C2 2 SO3 Li,C10
21SO3 Li,(CF3 SO3 2 Ba,(CF3 SO
22 NLi,(CF3 SO2 2 NNa,〔(CF3
SO2 2 N〕3 Al,(CF3 SO3 )C(H)L
i,シクロ(CF2 SO3 )NLi,シクロ−(CF 2
SO2 2 C(H)Li、及びこれらの混合物が含まれ
る。
【0022】本発明における使用に適するフルオロケミ
カル液体は、安定で、不活性で(すなわち、化学的に非
反応性で)、非極性で、高度にフルオロ化された、好ま
しくはペルフルオロ化された液体であって、単一化合物
であることができるが、通常はこの様な性質を有する化
合物の混合物である。フルオロケミカル流体は、直鎖、
分枝鎖もしくは環、又はこれらの組合わせであることが
できる分子構造を有し、そして好ましくはエチレン性不
飽和を有しない。
【0023】分子構造の主鎖はカテナリー(catenary)
酸素、文価硫黄、及び/又は三価窒素のヘテロ原子であ
って炭素原子のみに結合しているものを含むことがで
き、これらのヘテロ原子はフルオロカーボン基間の安定
な連結を提供し、そして液体の不活性な性質を妨害しな
いものである。不活性なフルオロケミカル液体は一般に
好ましくは約6〜約20個の炭原子を有し、炭素原子の
最大数は所望の沸点により決定される。
【0024】一般に、好ましい不活性フルオロケミカル
液体は約50℃〜約275℃、好ましくは約65℃〜約
200℃、そして最も好ましくは約80℃〜約110℃
の沸点を有するであろう。この様な液体は水と共に蒸発
することができ、蒸発を行うために大きな入熱を必要と
するほど高い沸点を有さず、ロスが起こるほど低い沸点
を有しない。一般に、フルオロケミカル流体は好ましく
は約60〜75重量%の炭素結合弗素を有するであろ
う。フルオロケミカル液体は幾つかの水素又は塩素を含
むことができ、例えば2個の炭素原子当り1原子未満の
水素又は塩素を含むことができるが、しかし好ましくは
実質上完全にフルオロ化されている。
【0025】本発明の方法において有用な不活性フルオ
ロケミカル液体は知られており、そして通常は混合物と
して容易に入手可能である。米国特許No.3,25
0,807(Fritz ら)、No.3,250,808
(Moore ら)、及びNo.3,274,239(Selma
n)はペルフルオロプロピレンオキサイドの重合により
製造されるフルオロ化油を記載しており、これを例えば
米国特許No.3,214,478(Millian)、No.
3,242,218(Miller)、及びNo.3,34
2,875(Selmanら)に開示されているようにして安
定化して本発明において有用な不活性フルオロケミカル
液体を得ることができ、この安定化は弗素化剤、プロト
ン塩基又は紫外線照射により官能性又は活性末端基を不
活性炭素結合水素又は弗素に転換する。
【0026】米国特許No.2,500,388(Simo
us)、No.2,519,983(Simous)、No.
2,594,272(Kauck ら)、No.2,616,
927(Kauck ら)、及びNo.4,788,339
(Moore ら)は不活性の弗素化化合物、例えば高度に弗
素化された炭化水素、エーテル、アミノエーテル、及び
三級アミンの製造を記載しており、この製造は無水HF
媒体中での電気化学的弗素化を含む。
【0027】本発明において有用な商業的に入手可能な
不活性フルオロケミカル液体には3M社のFluori
nertTM液、例えばFC−40,FC−43,FC−
70,FC−71,FC−72,FC−75,FC−7
7及びFC−84が含まれ、これらは3M社の1990
年報告#98−0211−5247−7(101.5)
NPI,「FluorinertTM Liquids」に記載されており、
さらにこれらの混合物も含まれる。さらにKrytox
TMK液、FlutecTMPP液、及びGuldenTM
S液が個々に又は混合物として有用である。
【0028】本発明において有用な不活性フルオロケミ
カル液体には、Encyclopedia of Chemical Technology,
Kirk-Othmen, 3版、Vol. 10, 874-81 頁、John Wiley
& Sons (1980)に記載されているものが含まれる。
【0029】有用な液体にはペルフルオロ−4−メチル
チルホリン、ペルフルオロトリエチルアミン、ペルフル
オロ−2−エチルテトラヒドロフラン、ペルフルオロ−
2−ブチルテトラヒドロフラン、ペルフルオロヘキサ
ン、ペルフルオロ−4−イソプロピルモルホリン、ペル
フルオロジブチルエーテル、ペルフルオロヘプタン、ペ
ルフルオロオクタン、ペルフルオロトリプロピルアミ
ン、ペルフルオロノナン、ペルフルオロトリブチルアミ
ン、ペルフルオロトリアミルアミン、ペルフルオロトリ
ヘキシルアミン、ペルフルオロジヘキシルエーテル、ペ
ルフルオロ〔2−(ジエチルアミン)エチル−2−(N
−モルホリノ)エチル〕エーテル、ペルフルオロテトラ
ヒドロフェナンスレン及びこれらの混合物が含まれる。
【0030】好ましい不活性フルオロケミカル液体には
ペルフルオロトリブチルアミン、ペルフルオロトリアミ
ルアミン、ペルフルオロヘキサン、ペルフルオロ−2−
ブチルテトラヒドロフラン、ペルフルオロヘプタン、ペ
ルフルオロオクタン、及びこれらの混合物が含まれる。
これらの沸点は前記の好ましい範囲にあるため、これら
の液体が好ましい。
【0031】本発明の方法に従えば、含水組成物は、少
なくとも組成物の可動性スラリーを得るために十分な不
活性フルオロケミカル液体と一緒にし又は混合すること
ができる。一般に、不活性フルオロケミカル液体は好ま
しくは混合物の約30〜約90重量%、最も好ましくは
約50〜約80重量%を構成する。含有組成物及び不活
性フルオロケミカル液体は、脱水を促進するために適合
された反応がま又は他の容器、例えば留出物が受器、又
は好ましくはデカンターに向けられるように配置された
凝縮器を備えたものである。
【0032】反応がま又は容器はまた、水及び不活性フ
ルオロケミカル液体の蒸留を行うために加熱ジャケッ
ト、内部加熱コイル又は他の加熱手段を有していてもよ
い。反応がま又は容器は好ましくは、該反応がま又は容
器の内容物を撹拌してその均一な混合を保証するために
撹拌機を装着しており、そしてさらに、好ましくは、乾
燥不活性ガスによる反応がま又は容器の内容物の覆いに
より乾燥条件を確保するために不活性ガス入口及び場合
によっては出口を有する。
【0033】含水組成物と不活性フルオロケミカル液体
との混合物は、水及び不活性フルオロケミカル液体の蒸
発又は好ましくは蒸留(大気圧にて、真空下にて、又は
大気圧より高圧にて)を開始するのに十分な温度に加熱
される。この温度は、使用される特定の不活性フルオロ
ケミカル液体に依存して異なるが、しかし一般に温度は
大気圧において少なくとも80℃であり、そして好まし
くは水の沸点又はそれより高温である。蒸留が行われる
場合、得られる流出物は好ましくは受器又はデカンター
に集められ、そして相分離される。
【0034】デカンターは好ましくは、相分離された留
出物のフルオロケミカル相が直接に且つ連続的に再循環
され又は含水組成物と不活性フルオロケミカル液体との
組合せ又は混合物を含む反応がま又は容器にもどされ得
るように使用される。この再循環される相は、少なくと
も良好な相分離が達成されるまで、最初はいくらかの水
を含有する場合がある。デカンターではなく受器が使用
される場合、不活性フルオロケミカル液体の直接再循環
は適当ではなく、そして補充が必要であれば、新鮮な又
は回収されたフルオロケミカル液体の形の補充を用いる
ことができる。
【0035】組成物−フルオロケミカル液体の組合せ又
は混合物の、カール・フィッシャー滴定のごとき標準的
分析法により決定された水含量が、混合物又はその中の
化学物質の意図された用途のために受け入れられるレベ
ルに低下するまで、蒸留を続けることができる。電池の
用途のため、該組合せ又は混合物の水含量は一般に約1
00ppm 未満、好ましくは約50ppm 未満である。許容
される水含量が達成された時、脱水された組成物及び不
活性フルオロケミカル液体の乾燥スラリーは好ましく
は、不活性ガス雰囲気、好ましくはアルゴンのもとで周
囲温度に冷却される。
【0036】所望により、次に、脱水された組成物及び
不活性フルオロケミカル液体は、例えば固体分離装置、
例えばフィルターを用いて、乾燥条件下で分離して、乾
燥化学物質及び蒸発段階で除去されなかった他の成分、
例えば除去のために更なる処理を必要とする不純物又は
添加物を含んで成る単離され脱水された組成物を得るこ
とができる。
【0037】極性有機溶剤中脱水された組成物の溶液が
望ましい場合、単離され脱水された組成物又は冷却され
脱水された組成物−フルオロケミカル液体混合物が極性
有機溶剤により処理され、そして次に好ましくは、極性
有機溶剤中の脱水された組成物の溶解を促進するために
撹拌される。冷却され脱水された組成物−フルオロケミ
カル液体混合物が使用される場合、不活性フルオロケミ
カル液体を、有機溶剤中脱水された組成物の溶液から相
分離し、そして所望により例えばフルオロケミカル液体
の排液により溶液から分離して極性有機溶剤中脱水され
た組成物の溶液を提供することができる。
【0038】極性有機溶剤中の水で汚染された液体電池
電解質又は注目の組成物の他の水含有もしくは水汚染溶
液は、本発明の方法により、まず水で汚染された電解質
溶液又は他の溶液に不活性フルオロケミカル液体を加
え、そして次に好ましくは不活性液体、水及び(有機溶
剤の沸点と不活性液体の沸点が匹適する場合には)有機
溶剤を蒸留により蒸発せしめそして集め、好ましくは再
循環し又は蒸留された不活性フルオロケミカル液体の別
の補充を用いる。これらは前記の様にして行う。本発明
の脱水された組成物又は組成物の脱水された溶液の回収
は、極性有機溶剤の沸点に依存して、この方法により達
成することができる。
【0039】所望により、脱水段階の完了において溶剤
又は溶剤のブレンドを本発明の脱水された組成物又は組
成物の脱水された溶液に加え(あるいは溶剤を蒸留によ
り除去することができる)意図される用途のために適当
な組成及び濃度を有する脱水された組成物の溶液を得る
ことができる。電池の用途のため、一般に乾燥している
非プロトン性極性有機溶剤(又はそのような溶剤のブレ
ンド)を用いる。高沸点極性有機溶剤、例えばエチレン
グリコール及びプロピレンカーボネートを、本発明の方
法により脱水することができる。
【0040】本発明の方法において有用な極性有機溶剤
は、脱水された組成物を少なくとも部分的に溶解するこ
とができるものである。例えば、極性有機溶剤、例えば
エチレングリコール、メタノール、エタノール、2−エ
トキシエタノール、及び2−(2−エトキシエトキシ)
エタノールを用いることができる。非水液体電池電解質
が望ましい場合、非プロトン性極性有機溶剤が使用さ
れ、そしてこの様な溶剤は一般に乾燥している。すなわ
ち、一般に、液体電解質の水分含量が約100ppm 未
満、好ましくは約50ppm 未満であるために十分に低い
水分含量を有する。
【0041】適当な非プロトン性極性有機溶剤には直鎖
状エーテル、例えばジエチルエーテル及び1,2−ジメ
トキシエタン;環状エーテル、例えばテトラヒドロフラ
ン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオ
キソラン、及び4−メチルジオキソラン;エステル、例
えば蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メチル、炭酸ジエチ
ル、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート及
びブチロラクトン;ニトリル、例えばアセトニトリル及
びベンゾニトリル;ニトロ化合物、例えばニトロメタン
又はニトロベンゼン;アシド、例えばN,N−ジメチル
ホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、及びN
−メチルピロリドン;スルホキシド、例えばジメチルス
ルホキシド;スルホラン、例えばジメチルスルホラン、
テトラメチレンスルホラン及び他のスルホラン類;オキ
サゾリドン、例えばN−メチル−2−オキサゾリドン;
並びにこれらの混合物が含まれる。
【0042】電池の用途のため、溶剤は、液体電解質の
ために望まれる特定の導電性、粘度、及び金属反応性を
提供するように選択される。最適の性能を得るために溶
剤の混合物を用いることができ、そして時として溶剤系
の性質を調製することが好ましい。溶剤は脱水された組
成物に、所望の濃度の電解質溶液が得られる量で、例え
ば約0.75M〜約2.5Mの範囲で添加される。
【0043】本発明はさらに、以後の実施例により例示
されるが、これらの実施例中に記載される特定の材料及
びその量、並びに他の条件及び詳細は本発明を限定する
ものと解してはならない。すべての部は特にことわらな
い限り重量にする。実施例における水含量のすべての測
定は、スイスのMetrohmにより製造されそして米
国のBrinkmann Instruments により販売された652K
Fクーロメーター装置を用いるカールフィッシャー滴定
により行った。実施例において使用した不活性フルオロ
ケミカル液を次の表1に示す。
【0044】 表1 ────────────────────────────────── 不活性フルオロケミカル液 主成分 およその沸点(℃) FL−1 CnF16 85 FL−2 C8 18 100 FL−3 (C4 9)3 N 170 ──────────────────────────────────
【0045】例1.この例はペルフルオロメタンスルホ
ン酸リチウムの水溶液の脱水(蒸留された不活性フルオ
ロケミカル液体FL−2の直接且つ連続もどし又は再循
環)及び1,2−ジメトキシエタン中脱水組成物の溶液
の調製を示す。
【0046】凝縮器を装着したガラス蒸留フラスコに、
ペルフルオロメタンスルホン酸リチウムCF3 SO3
iの70重量%水溶液(水酸化リチウム水溶液によるト
リフルオロメタンスルホニルフルオリドCF3 SO2
のアルカリ性加水分解から得られる)175部を入れ
た。この溶液を100℃〜105℃に加熱し、そしてフ
ラスコの内容物が透明な溶液から濃いスラリーに変化す
るまで水を留去した(31部)。残留する水の除去のた
め、このスラリーに、調製物中350部の不活性フルオ
ロケミカル液体FL−2(前記表1を参照のこと)を加
えた。
【0047】この混合物を約100℃で還流し、そして
上層の水相と下層のフルオロケミカル液相とから成る留
出物を、蒸留フラスコへの下層の不活性フルオロケミカ
ル液相連続的もどしのために適合されたガラスデカンタ
ーに集めた。約3時間の間、追加の21.5部の蒸留水
を集めた。フルオロケミカル液体スラリー中の固体のサ
ンプルの分析は、固体が35ppm の水を含有することを
示した。
【0048】スラリーを乾燥窒素のもとで20℃に冷却
し、次に390部の1,2−ジメトキシエタンをスラリ
ーに15分間にわたり除去に加えてCF3 SO3 Li塩
を溶解した。混合物の温度をわずかに発熱性の溶解工程
の間、25℃以下に保持した。生ずる2相混合物を乾燥
した分液漏斗に入れ、そして相分離を行った。良好な層
分離が得られ、349部の下層のフルオロケミカル液相
及び506部の上層の塩溶液相(無色透明な液体)が得
られた。1,2−ジメトキシエタン溶液中CF 3 SO3
Liの%は23.9重量%であり、98.7%の塩回収
率であった。
【0049】例2.この例は湿ったペルフルオロメタン
スルホン酸リチウムの脱水(蒸留された不活性フルオロ
ケミカル液体FL−2の直接且つ連続的もどし及び再循
環を伴う)及びプロピレンカーボネート中脱水組成物の
溶液の調製を示す。凝縮器を装着したガラス蒸留フラス
コ中で、25部のペルフルオロメタンスルホン酸リチウ
ム(例1のようにして調製され、そして4500ppm の
水を含有する)及び100部の不活性フルオロケミカル
液体FL−2を混合した。得られるスラリーを還流温度
(99℃)に加熱し、そして凝縮物を、上層の水相を集
めながら蒸留フラスコへの下層のフルオロケミカル液相
の連続的もとしのために適合されたデカンターに集め
た。
【0050】約3時間の後、蒸留フラスコの内容物を乾
燥アルゴンのもとで25℃に冷却した。フルオロカーボ
ン液体スラリー中の固体の分析は固体が19ppm の水を
含有することを示した。12ppm の水を含有するプロピ
レンカーボネート(80部)を蒸留フラスコに加えた。
得られる多相混合物を25℃にて乾燥アルゴン雰囲気中
で撹拌して固体を溶解させ、次に撹拌を停止し、そして
生ずる2層を分離させた。下層のフルオロケミカル液相
を排液した後に98部の透明な液体生成物溶液を集め
た。溶液は235重量部の塩及び70ppm の水を含んで
いた。
【0051】例3.この例は、ペルフルオロメタンスル
ホン酸リチウムの水溶液の脱水(蒸留された不活性フル
オロケミカル液体FL−2の直接且つ連続的もどし及び
再循環を伴う)及びエーテルの混合物を含んで成る極性
有機溶剤中脱水された組成分の溶液の調製を示す。
【0052】凝縮器を装着したステンレス鋼性の蒸留器
にペルフルオロメタンスルホン酸の70重量%の水溶液
(例1におけるようにして調製)30部及び115部の
不活性フルオロケミカル液体FL−2を加えた。この混
合物を還流温度(98℃)に加熱し、そして凝縮物を、
蒸留器に下層のフルオロケミカル液相をもどすように適
合されたデカンターに集め、そしてデカンターに集まる
上層の水相を定期的に採取した。これらの条件を約12
時間維持し、次に蒸留器中の混合物を乾燥アルゴン下で
集め、そして得られるスラリー中の固体を水分析のため
に採取した。
【0053】固体の水含量が250ppm であることが見
出されたので、分析により固体が8ppm の水を含有する
ことが見出されるまで還流を続けた。乾燥アルゴン下で
25℃より低い温度を維持しながら、エーテルの混合物
及び33ppm の水を含んで成る非プロトン性極性有機溶
剤80部を蒸留器中のスラリーに加えた。得られる混合
物を30分間撹拌して固体を溶解し、次に相分離させ
た。下層のフルオロケミカル液相を排液した後、75部
の透明な液体生成物溶液を容器に排液して乾燥アルゴン
でパージした。この溶液は21.8重量部の塩及び68
ppm の水を含有していた。
【0054】例4.この例は湿ったペルフルオロデカン
スルホン酸リチウムの脱水(蒸留された不活性フルオロ
ケミカル液体FL−2の直接且つ連続的もどし及び再循
還を伴う)を示す。
【0055】凝縮器を装着したガラス蒸留フラスコに、
湿(水1000ppm )ペルフルオロデカンスルホン酸リ
チウム(C1021SO2 Fの水酸化リチウムによるアル
カリ加水分解により得られる)200部及び466部の
不活性フルオロケミカル液FL−2を加えた。生ずるス
ラリーを還流温度(99℃)に加熱し、そして3時間保
持し、この間に、下層のフルオロケミカル液相を蒸留フ
ラスコに連続的にもどし水相をデカンターに蓄積するよ
うに適合されたデカンターに集めた。合計1.6部の水
が集められた。スラリーを乾燥窒素のもとで集めた。ス
ラリー中の固体のサンプルを分析し、そして水分含量が
302ppm であることが見出された。
【0056】例5.この例は、ペルフルオロメタンスル
ホン酸リチウムの水溶液の脱水(不活性フルオロケミカ
ル液体FL−2の再循環ではなくむしろ別の補充(新鮮
な補充))及び1,3−ジオキサン中脱水された組成物の
溶液の調製を示す。ガラス蒸留フラスコに、ペルフルオ
ロメタンスルホン酸の70重量%水溶液(例1における
ようにして調製した)28部を加え、そしてこの溶液を
100〜105℃に1時間加熱して約60%の水を沸騰
除去した。
【0057】塩溶液を冷却し、そして114部の不活性
フルオロケミカル液体FL−2を加えた。得られるスラ
リーを加熱して水−フルオロケミカル液体の蒸気を還流
(98〜99℃)した。追加のフルオロケミカル液体を
100部ずつ加えて、脱水が進行するに従い、蒸留フラ
スコ中の液のレベルを保持した。スラリー中の固体が1
0ppm の水を含むことが分析により見出されるまで、還
流及び添加を続けた。
【0058】スラリーを乾燥アルゴンのもとで冷却し、
そして65部の1,2−ジオキソラン(43ppm の水を
含む)65部を徐々にスラリーに加え、この間に冷却し
ながら温度を25℃より低く保持した。撹した固体を溶
解した後、混合物を相分離させた。下層のフルオロケミ
カル液体相を除去し、そして次に66部の透明な液体生
成物溶液をアルゴンでパージされた容器に排液した。こ
の溶液は20.6重量%の塩及び28ppm の水を含有し
た。
【0059】例6.この例はペルフルオロメタンスルホ
ン酸リチウムの水溶液の脱水(蒸留された不活性フルオ
ロケミカル液体FL−3の直接且つ連続的もどし又は再
循還を伴う)及び1,2−ジメトキシエタン中脱水され
た組成物の溶液の調製を示す。凝縮器を装着したガラス
蒸留フラスコにペルフルオロメタンスルホン酸の70%
水溶液100g及び180mlの不活性フルオロケミカル
液体FL−3を加えた。
【0060】生ずるスラリーを還流加熱し、そして凝縮
物を、凝縮物の下層のフルオロケミカル相を連続的に蒸
留フラスコにもどしそしてデカンターに集る凝縮物の上
層の水相を定期的に採取するようにされたデカンターに
集めた。2時間後、30gの水をデカンターから除去し
た。最終還流温度は170℃であった。得られる白色ス
ラリーを窒素のもとで25℃に冷却した。後者のスラリ
ーを撹拌しそして相分離させて1,2−ジメトキシエタ
ン中脱水されたCF3 SO3 Liの26.5重量%溶液
及び下層のFL−3液を得た。
【0061】例7.この例は、ペルフルオロメタンスル
ホン酸リチウムの水溶液の脱水(蒸留された不活性フル
オロケミカル液体FL−1の直接且つ連続的もどし及び
再循還を伴う)を示す。
【0062】凝縮器を装着したガラス蒸留フラスコにペ
ルフルオロメタンスルホン酸リチウムの70%水溶液7
0g及び100mLの不活性フルオロケミカル液体FL−
1を加えた。生ずる混合物を還流加熱(83℃)し、そ
して凝縮物を、例6に記載したように凝縮物の水相を連
続的に集めそして不活性フルオロケミカル液相を再循還
するようにされたコンデンサーに集めた。7時間後、2
1gの水がデカンターに集められた。蒸留フラスコ中生
ずる白色スラリーを窒素のもとで25℃に冷却し、そし
て窒素パージされたブフナーフィルターに注ぎ、脱水さ
れたCF3 SO 3 Li生成物の微細なさらさらした白色
粉末を集めた。
【0063】例8.この例は、湿ったペルフルオロデカ
ンスルホン酸リチウムの脱水(蒸留された不活性フルオ
ロケミカル液体FL−2の直接的且つ連続的もどし又は
再循還を伴う)及びエチレングリコール中脱水された組
成物の溶液の調製を示す。
【0064】凝縮器を装着したガラス蒸留フラスコに8
000ppm の水を含有する50gのペルフルオロデカン
スルホン酸リチウムC1021SO3 Li及び100mLの
不活性フルオロケミカル液FL−2を入れた。スラリー
を還流加熱し(100℃)、そして凝縮物を、凝縮物の
水相を連続的に集めそして不活性フルオロケミカル液相
を前記のごとく再循還するようにされたデカンターに集
めた。
【0065】2時間後、少量の水(<1mL)が集まっ
た。蒸留フラスコ中の白色スラリーを窒素のもとで25
℃に冷却しそして92gのエチレングリコールを加え
て、脱水されたC1021SO3 Li生成物を溶解した。
生ずる混合物を撹拌し、そして相分離させてエチレング
リコール中脱水されたリチウム塩の透明なコハク色の3
4.7重量%の溶液140gを得た。
【0066】例9.この例はペルフルオロメタンスルホ
ン酸バリウムの水性スラリー(蒸留された不活性フルオ
ロケミカル液体FL−2の直接且つ連続的もどし又は再
循還を伴う)を示す。
【0067】デカンター及びフリードリッヒ凝縮器を装
着した250mL三口フラスコであって7.0gのペルフ
ルオロメタンスルホン酸バリウム(CF3 SO3 2
a及び20mLの水を含むものに、20mLの不活性フルオ
ロケミカル液体FL−2を加えた。蒸留されたFL−2
液を再循還しそして蒸留された水(20mL)を集めなが
ら、混合物を3時間還流した。脱水されたバリウム塩の
スラリー及び不活性フルオロケミカル液がフラスコに残
った。
【0068】例10.この例は、ビス(ペルフルオロメ
タンスルホニル)イミドリチウムの水溶液の脱水(蒸留
された不活性フルオロケミカル液体FL−2の直接且つ
連続的もどし又は再循還を伴う)及びプロピレンカーボ
ネート中脱水された組成物の溶液の調製を示す。
【0069】デカンター及びフリードリッヒ凝縮器を装
着しており、そして28.7gのビス(ペルフルオロメ
タンスルホニル)イミドリチウム(CF3 SO2 2
Li及び30mLの水を含む250mL三口フラスコに、3
0mLの不活性フルオロケミカル液FL−2を加えた。蒸
留されたFL−2液を再循還しそして蒸留水(30mL)
を集めながら、混合物を3時間還流した。フラスコ中脱
水されたリチウム塩と不活性フルオロケミカル液体のス
ラリーに、29gのプロピレンカーボネート溶液を加え
た。生ずる混合物の撹拌及びその2液相の分離が、プロ
ピレンカーボネート溶剤中リチウムスルホンイミド塩の
50重量%溶液の透明な上相及びFL−2液体の下相を
もたらした。
【0070】例11.この例は、ビス(ペルフルオロメ
タンスルホニル)イミドナトリウムの水溶液の脱水(蒸
留された不活性フルオロケミカル液FL−2の直接且つ
連続的再循還を伴う)を示す。
【0071】デカンター及びフリードリッヒ凝縮器を装
着しておりそしてビス(ペルフルオロメタンスルホニ
ル)アミドナトリウム(CF3 SO2 2 NNa〔20
mLの水中22g(0.10mole)のスルホンイミド(C
3 SO2 2 NH及び5.3g(0.05mole)の炭
酸ナトリウムからその場で製造される〕を含む250mL
三口フラスコに、20mLの不活性フルオロケミカル液体
FL−2を加えた。蒸留されたFL−2液を再循還しそ
して蒸留された水(20mL)を集めながら、上記で得ら
れた混合物を4時間還流した。脱水されたナトリウムス
ルホンアミド塩及び不活性フルオロケミカル液体のスラ
リーがフラスコに残った。
【0072】例12.この例は、水和物、特に水酸化リ
チウム一水和物の脱水(蒸留された不活性フルオロケミ
カル液体FL−2の直接且つ連続的もどし又は再循還を
伴う)を示す。
【0073】デカンター及びフリードリッヒ凝縮器を装
着しておりそして4.2g(0.10mole)の水酸化リ
チウム一水和物LiOH・H2 Oを含む250mL三口フ
ラスコに、30mLの不活性フルオロケミカル液体FL−
2を加えた。生ずる混合物を約3時間還流し、その間に
蒸留されたFL−2液を再循還しそして蒸留水(約1.
8mL,0.10mole)を集めた。脱水された水酸化リチ
ウム及び不活性フルオロケミカル液体のスラリーがフラ
スコに残った。
【0074】例13.この例は、プロピレンカーボネー
ト中ペルフルオロメタンスルホン酸リチウムの水含有溶
液の脱水(蒸留された不活性フルオロケミカル液体FL
−2の直接且つ連続的もどし及び再循還を伴う)を示
す。
【0075】デカンター及びフリードリッヒ凝縮器を装
着した250mL三口フラスコに、150mLの不活性フル
オロケミカル液体FL−2及び410ppm の水を含有す
るプロピレンカーボネート中ペルフルオロメタンスルホ
ン酸リチウムの25重量%溶液(37.5gのプロピレ
ンカーボネート中12.5gのCF3 SO3 Li)を加
えた。生ずる混合物を還流加熱し、そして凝縮物を該凝
縮物の下層フルオロケミカル液相が蒸留器に連続的にも
どりそしてデカンターに集る凝縮物の上層の水−プロピ
レンカーボネート相を定期的に採取するようにされたデ
カンターに集めた。
【0076】3時間後、約1mLの水−プロピレンカーボ
ネート上相が除去された。最終還流温度に101℃であ
った。熱源を除去し、そしてフラスコ中混合物の熱い上
層の有機溶液相を取り出しそしてすぐに水含量について
分析した。熱有機溶液のこれらの連続する分析から得ら
れた平均値は約14ppm の水(13.5,14.2及び
13.9の平均)であり、約396ppm の水の除去を示
した。本発明の本質を逸脱することなく、種々の変更を
行うことができよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン クリントン ストーン アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含水組成物の脱水方法であって、 (a)含水組成物を不活性のフルオロケミカル液体と混
    合してそれらの液体混合物を形成し;そして(b)前記
    混合物を容器中で加熱し、該混合物中の水分含量が所望
    のレベルに減少するまで水及び前記不活性フルオロケミ
    カル液体を蒸発せしめる;段階を含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 前記含水組成物が水と、塩、極性有機溶
    剤及びそれらの混合物から成る群から選択された化学物
    質とを含んで成り、そして前記フルオロケミカル液体が
    約50℃〜約275℃の範囲の沸点を有する、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記化学物質が、ペルフルオロメタンス
    ルホン酸リチウム、ペルフルオロデカンスルホン酸リチ
    ウム、ペルフルオロメタンスルホン酸バリウム、ビス
    (ペルフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム、ビ
    ス(ペルフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム、
    水酸化リチウム一水和物、及び極性溶剤中その溶液から
    成る群から選択され、そして前記不活性フルオロケミカ
    ル液体が高弗素化炭化水素、エーテル、アミノエーテ
    ル、三級アミン、及びこれらの混合物から成る群から選
    択される、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記蒸発が蒸留により行われ、そして該
    方法がさらに生ずる留出物を集め、そして該留出物のフ
    ルオロケミカル相を直接且つ連続的に前記容器にもどす
    ことを含んで成る、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記含水組成物が水と、ペルフルオロメ
    タンスルホン酸リチウム、ペルフルオロデカンスルホン
    酸リチウム、ペルフルオロメタンスルホン酸バリウム、
    ビス(ペルフルオロメタンスルホニル)イミドリチウ
    ム、ビス(ペルフルオロメタンスルホニル)イミドナト
    リウム、水酸化リチウム一水和物、及び極性有機溶剤中
    これらの溶液から成る群から選択された化学物質であ
    り、そして前記不活性フルオロケミカル液体がペルフル
    オロトリブチルアミン、ペルフルオロトリアミルアミ
    ン、ペルフルオロ−2−ブチルテトラヒドロフラン、ペ
    ルフルオロヘキサン、ペルフルオロヘプタン、ペルフル
    オロオクタン、及びこれらの混合物から選択され、そし
    て前記方法が場合によってはさらに、生ずる脱水された
    混合物を非プロトン性極性有機溶剤で処理する段階を含
    んでなり、そして場合によってはさらに前記不活性フル
    オロケミカル液体を分離する段階を含んで成る、請求項
    1に記載の方法。
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