JPH06231660A - スイッチギヤ - Google Patents
スイッチギヤInfo
- Publication number
- JPH06231660A JPH06231660A JP1506193A JP1506193A JPH06231660A JP H06231660 A JPH06231660 A JP H06231660A JP 1506193 A JP1506193 A JP 1506193A JP 1506193 A JP1506193 A JP 1506193A JP H06231660 A JPH06231660 A JP H06231660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main circuit
- bus bars
- insulating
- circuit section
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、小形コンパクトで周囲環境に影響
されずメンテナンスの省力化を図ることを目的とする。 【構成】 箱体２中に固体絶縁した縦母線３を配置し、
真空バルブ、該真空バルブの一方の端子と縦母線３を接
続する縦母線接続用端子６及び真空バルブの他方の端子
とケーブル１１を接続するケーブル接続ブッシング７を
一体的にモールドするとともにその表面を接地層で被覆
した主回路部１０を多段に箱体２中に収納したことを特
徴とする。
されずメンテナンスの省力化を図ることを目的とする。 【構成】 箱体２中に固体絶縁した縦母線３を配置し、
真空バルブ、該真空バルブの一方の端子と縦母線３を接
続する縦母線接続用端子６及び真空バルブの他方の端子
とケーブル１１を接続するケーブル接続ブッシング７を
一体的にモールドするとともにその表面を接地層で被覆
した主回路部１０を多段に箱体２中に収納したことを特
徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチギヤに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のスイッチギヤとしては、例えば図
４及び図５に示すようなものがある。金属箱１０１内の
上部には、盤間接続をするための水平母線１０２が配置
され、背面側には各収納機器を接続するための縦母線１
０３が配置され、これらの母線１０２，１０３が碍子１
０４で金属箱１０１内壁に取付けられている。金属箱１
０１内の正面側には引出形の真空遮断器（ＶＣＢ）１０
５とその真空遮断器１０５を収納、引出すためのＶＣＢ
ユニット１０６等の主回路部を構成する機器が空気を絶
縁媒体として複数段配設されている。真空遮断器１０５
の一方の導体と縦母線１０３とはフィンガ１０７で電気
的に接続され、真空遮断器１０５の他方の導体は、導体
１０８で真空遮断器１０５の横に配置された巻線形変流
器（ＣＴ）１０９の片側の端子に接続されている。巻線
形変流器１０９の他方の端子はケーブル１１０に接続さ
れている。このように、従来のスイッチギヤは、縦母線
１０３の前に真空遮断器１０５を多段に配設し、真空遮
断器１０５の横に巻線形変流器１０９とケーブル１１０
を配置した前面保守形で且つ多段積気中絶縁形となって
いる。
４及び図５に示すようなものがある。金属箱１０１内の
上部には、盤間接続をするための水平母線１０２が配置
され、背面側には各収納機器を接続するための縦母線１
０３が配置され、これらの母線１０２，１０３が碍子１
０４で金属箱１０１内壁に取付けられている。金属箱１
０１内の正面側には引出形の真空遮断器（ＶＣＢ）１０
５とその真空遮断器１０５を収納、引出すためのＶＣＢ
ユニット１０６等の主回路部を構成する機器が空気を絶
縁媒体として複数段配設されている。真空遮断器１０５
の一方の導体と縦母線１０３とはフィンガ１０７で電気
的に接続され、真空遮断器１０５の他方の導体は、導体
１０８で真空遮断器１０５の横に配置された巻線形変流
器（ＣＴ）１０９の片側の端子に接続されている。巻線
形変流器１０９の他方の端子はケーブル１１０に接続さ
れている。このように、従来のスイッチギヤは、縦母線
１０３の前に真空遮断器１０５を多段に配設し、真空遮
断器１０５の横に巻線形変流器１０９とケーブル１１０
を配置した前面保守形で且つ多段積気中絶縁形となって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチギヤ
は、主回路部が空気により絶縁されていたため、汚損等
周囲環境を考慮した絶縁設計がなされている。このた
め、外形寸法が大きくなるとともにある周期で停電をと
り主回路部の清掃をする必要があった。そこで、本発明
は、小形コンパクトで周囲環境に影響されずメンテナン
スの省力化を図ることができるスイッチギヤを提供する
ことを目的とする。
は、主回路部が空気により絶縁されていたため、汚損等
周囲環境を考慮した絶縁設計がなされている。このた
め、外形寸法が大きくなるとともにある周期で停電をと
り主回路部の清掃をする必要があった。そこで、本発明
は、小形コンパクトで周囲環境に影響されずメンテナン
スの省力化を図ることができるスイッチギヤを提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、箱体中に固体絶縁された縦母線を配置し、
真空バルブ、該真空バルブの一方の端子と前記縦母線を
接続する縦母線接続用端子及び前記真空バルブの他方の
端子とケーブルを接続するケーブル接続ブッシングを一
体的にモールドするとともに該モールドの表面を接地層
で被覆した主回路部を多段に前記箱体中に収納してなる
ことを要旨とする。
するために、箱体中に固体絶縁された縦母線を配置し、
真空バルブ、該真空バルブの一方の端子と前記縦母線を
接続する縦母線接続用端子及び前記真空バルブの他方の
端子とケーブルを接続するケーブル接続ブッシングを一
体的にモールドするとともに該モールドの表面を接地層
で被覆した主回路部を多段に前記箱体中に収納してなる
ことを要旨とする。
【０００５】
【作用】上記構成において、縦母線を固体絶縁し、主回
路部はモールドしてその表面を接地層で被覆することに
より、周囲環境に影響されず、ある周期での清掃等のメ
ンテナンスを省力化することが可能となる。また収納機
器等の絶縁距離が縮小されて小形コンパクト化が可能と
なる。
路部はモールドしてその表面を接地層で被覆することに
より、周囲環境に影響されず、ある周期での清掃等のメ
ンテナンスを省力化することが可能となる。また収納機
器等の絶縁距離が縮小されて小形コンパクト化が可能と
なる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図３に基づ
いて説明する。本実施例のスイッチギヤ１は、箱体２内
の一側面に沿って固体絶縁された縦母線３の複数本が配
置され、天井部及び床面部には縦母線３と電気的に接続
された盤間母線接続ブッシング４が取付けられている。
箱体２内の中央部には、真空バルブ５ａを備えた真空遮
断器５、その真空遮断器５の側方に配置され、真空バル
ブ５ａの上部導体（一方の端子）５ｂと縦母線３とを接
続する縦母線接続用端子６、及び真空遮断器５の正面側
に配置され、真空バルブ５ａの下部導体（他方の端子）
５ｃとケーブル１１とを接続するケーブル接続ブッシン
グ７が絶縁物８で一体的にモールドされ、その表面が接
地層９で被覆された主回路部１０が多段積されて配置さ
れている。主回路１０における縦母線３の接続部には、
例えばゲルやゴム等の固体又は半固体の絶縁物１２が詰
め込まれて縦母線３と縦母線接続用端子６の界面部が絶
縁されている。真空遮断器５の正面側に配置されたケー
ブル接続ブッシング７は、上下段で千鳥配置とされて上
下のケーブル１１が干渉せずに引回すことができるよう
になっており、ケーブル１１がスリップオン方式又はコ
ネクタ方式で接続されている。ケーブル接続ブッシング
７におけるケーブル１１取付け側と反対側の部分には、
常時図示しない盲栓が取付けられ耐電圧や絶縁抵抗測定
等の試験時に、その盲栓を外して外部端子として使用で
きるようになっている。真空遮断器５における縦母線接
続用端子６の配置側と反対側の側方には、操作機構部１
３が取外し可能に取付けられている。また、上下段の真
空遮断器５の間には、貫通形変流器（ＣＴ）１４が配置
され、取付けベース１５で箱体２内壁に取付けられてい
る。５ｄは絶縁操作ロッドである。
いて説明する。本実施例のスイッチギヤ１は、箱体２内
の一側面に沿って固体絶縁された縦母線３の複数本が配
置され、天井部及び床面部には縦母線３と電気的に接続
された盤間母線接続ブッシング４が取付けられている。
箱体２内の中央部には、真空バルブ５ａを備えた真空遮
断器５、その真空遮断器５の側方に配置され、真空バル
ブ５ａの上部導体（一方の端子）５ｂと縦母線３とを接
続する縦母線接続用端子６、及び真空遮断器５の正面側
に配置され、真空バルブ５ａの下部導体（他方の端子）
５ｃとケーブル１１とを接続するケーブル接続ブッシン
グ７が絶縁物８で一体的にモールドされ、その表面が接
地層９で被覆された主回路部１０が多段積されて配置さ
れている。主回路１０における縦母線３の接続部には、
例えばゲルやゴム等の固体又は半固体の絶縁物１２が詰
め込まれて縦母線３と縦母線接続用端子６の界面部が絶
縁されている。真空遮断器５の正面側に配置されたケー
ブル接続ブッシング７は、上下段で千鳥配置とされて上
下のケーブル１１が干渉せずに引回すことができるよう
になっており、ケーブル１１がスリップオン方式又はコ
ネクタ方式で接続されている。ケーブル接続ブッシング
７におけるケーブル１１取付け側と反対側の部分には、
常時図示しない盲栓が取付けられ耐電圧や絶縁抵抗測定
等の試験時に、その盲栓を外して外部端子として使用で
きるようになっている。真空遮断器５における縦母線接
続用端子６の配置側と反対側の側方には、操作機構部１
３が取外し可能に取付けられている。また、上下段の真
空遮断器５の間には、貫通形変流器（ＣＴ）１４が配置
され、取付けベース１５で箱体２内壁に取付けられてい
る。５ｄは絶縁操作ロッドである。
【０００７】スイッチギヤ１は上述のように構成され、
真空遮断器５、縦母線接続用端子６及びケーブル接続ブ
ッシング７が絶縁物８で一体的にモールドされ、縦母線
３の接続部には絶縁物１２が詰め込まれているので、主
回路部１０は外気に触れることがない。変流器１４も貫
通形とすることで主回路の露出をなくしている。また絶
縁媒体として固体絶縁物を使用しているので絶縁距離を
短くすることが可能となる。
真空遮断器５、縦母線接続用端子６及びケーブル接続ブ
ッシング７が絶縁物８で一体的にモールドされ、縦母線
３の接続部には絶縁物１２が詰め込まれているので、主
回路部１０は外気に触れることがない。変流器１４も貫
通形とすることで主回路の露出をなくしている。また絶
縁媒体として固体絶縁物を使用しているので絶縁距離を
短くすることが可能となる。
【０００８】以上述べた構成、作用により、本実施例の
スイッチギヤは、絶縁距離の縮小により小形コンパクト
化が可能となる。また主回路部の露出をなくすことで周
囲環境の影響を受けることが殆んどなくなり、これとと
もにある周期での清掃等のメンテナンスを省力化するこ
とが可能となる。そして操作機構部が取外し可能である
ことからも省力化の要素の一つとなっている。さらにケ
ーブルを干渉せずに引回せるので作業性を向上させるこ
とができる。
スイッチギヤは、絶縁距離の縮小により小形コンパクト
化が可能となる。また主回路部の露出をなくすことで周
囲環境の影響を受けることが殆んどなくなり、これとと
もにある周期での清掃等のメンテナンスを省力化するこ
とが可能となる。そして操作機構部が取外し可能である
ことからも省力化の要素の一つとなっている。さらにケ
ーブルを干渉せずに引回せるので作業性を向上させるこ
とができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
縦母線は固体絶縁し、主回路部はモールドしてその表面
を接地層で被覆したため、周囲環境に殆んど影響され
ず、ある周期での清掃等のメンテナンスを省力化するこ
とができる。また絶縁距離が縮小されて小形コンパクト
にすることができる。
縦母線は固体絶縁し、主回路部はモールドしてその表面
を接地層で被覆したため、周囲環境に殆んど影響され
ず、ある周期での清掃等のメンテナンスを省力化するこ
とができる。また絶縁距離が縮小されて小形コンパクト
にすることができる。
【図１】本発明に係るスイッチギヤの実施例の内部構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線部分の拡大断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線部分の拡大断面図である。
【図４】従来のスイッチギヤの内部構成を示す正面図で
ある。
ある。
【図５】図４のＣ−Ｃ線からみた図である。
１ スイッチギヤ ２ 箱体 ３ 縦母線 ５ 真空遮断器 ５ａ 真空バルブ ５ｂ 上部導体（一方の端子） ５ｃ 下部導体（他方の端子） ６ 縦母線接続用端子 ７ ケーブル接続ブッシング ８ モールド用の絶縁物 ９ 接地層 １０ 主回路部 １１ ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 哲雄 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 清水 敏夫 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 永田 恭文 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (1)
- 【請求項１】 箱体中に固体絶縁された縦母線を配置
し、真空バルブ、該真空バルブの一方の端子と前記縦母
線を接続する縦母線接続用端子及び前記真空バルブの他
方の端子とケーブルを接続するケーブル接続ブッシング
を一体的にモールドするとともに該モールドの表面を接
地層で被覆した主回路部を多段に前記箱体中に収納して
なることを特徴とするスイッチギヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1506193A JPH06231660A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1506193A JPH06231660A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | スイッチギヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06231660A true JPH06231660A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11878330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1506193A Pending JPH06231660A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | スイッチギヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06231660A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5524436A (en) * | 1994-03-01 | 1996-06-11 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Overrun protecting control system for hydrostatic-mechanical transmissions |
| US5622050A (en) * | 1994-03-01 | 1997-04-22 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | System for controlling a hydrostatic-mechanical transmission at the time of vehicle acceleration or deceleration |
| US5671137A (en) * | 1994-02-18 | 1997-09-23 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Response control system for hydrostatic-mechanical transmissions |
| US5684694A (en) * | 1994-02-18 | 1997-11-04 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | System for controlling a hydrostatic-mechanical transmission when an oil pressure exceeds a relief pressure |
| WO2003009441A1 (fr) * | 2001-07-19 | 2003-01-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Unite de commutation sous vide et appareillage de commutation |
| JP2009044927A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Toshiba Corp | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
| WO2012169346A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 株式会社日立製作所 | 開閉器及びスイッチギヤ |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1506193A patent/JPH06231660A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5671137A (en) * | 1994-02-18 | 1997-09-23 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Response control system for hydrostatic-mechanical transmissions |
| US5684694A (en) * | 1994-02-18 | 1997-11-04 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | System for controlling a hydrostatic-mechanical transmission when an oil pressure exceeds a relief pressure |
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| WO2003009441A1 (fr) * | 2001-07-19 | 2003-01-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Unite de commutation sous vide et appareillage de commutation |
| JP2009044927A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Toshiba Corp | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
| WO2012169346A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 株式会社日立製作所 | 開閉器及びスイッチギヤ |
| JP2012252968A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Hitachi Ltd | 開閉器及びスイッチギヤ |
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