JPH06231593A - データシフト装置 - Google Patents

データシフト装置

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JPH06231593A
JPH06231593A JP5015527A JP1552793A JPH06231593A JP H06231593 A JPH06231593 A JP H06231593A JP 5015527 A JP5015527 A JP 5015527A JP 1552793 A JP1552793 A JP 1552793A JP H06231593 A JPH06231593 A JP H06231593A
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JP
Japan
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data
latch
signal
flip
supplied
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JP5015527A
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English (en)
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Nobuyuki Takahashi
橋 信 行 高
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用ゲート数の少ないデータシフト装置を提
供する。 【構成】 シリアルデータ信号が供給されるデータ伝送
線路に複数のラッチ回路を接続して、データの供給に対
応してラッチ回路にデータの取込みを順番に指令する。
この結果、巡回ラッチが形成され、各ラッチにはシフト
レジスタが保持する値と同じ値が保持される。 【効果】 データを順次にシフトする伝送路を形成する
シフトレジスタを用いずに済むので、使用ゲート数の多
いDフリップフロップを節約できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルデータ/パラ
レルデータ変換器等のデジタルデータをシフトする機能
を備えるデータシフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータシフト装置の一例について
図7を参照して説明する。同図は、順番に供給される4
ビットの階調データを、直並列変換してディスプレイ駆
動用信号を得るデータシフト装置の例を示している。こ
の装置は、大別すると、DフリップフロップD1〜D4
0によって構成されるシフトレジスタ100、ストロー
ブ信号/STBに応答してシフトレジスタ100の出力
を取込み、保持するデータラッチ200、指令に応じて
クロック信号CK2をカウントする4ビットカウンタ3
01、データラッチ200に保持された階調データとカ
ウンタ301の出力とを比較して、階調データの値に応
じたPWM出力に変換するコンパレータ300、コンパ
レータ300の出力を/(P/C)信号の供給に応じて
反転する排他論理和ゲート302、ゲート302の出力
を増幅してディスプレイを駆動するドライバ303等に
よって構成されている。
【0003】シフトレジスタ100は、奇数走査線に対
応する階調データ及び偶数走査線に対応する階調データ
のシフトに対応して2列のDフリップフロップが形成さ
れる。すなわち、4ビット分のAポート入力端及び4ビ
ット分のAポート出力端間に縦列接続されて形成される
DフリップフロップD1、D3、D5、…、D39から
なる縦列回路と、4ビット分のBポート入力端及び4ビ
ット分のBポート出力端間に縦列接続されて形成される
DフリップフロップD2、D4、D6、…、D40から
なる縦列回路が設けられる。各Dフリップフロップは、
4個分のフリップフロップを表し、4ビットのデータを
保持している。また、各Dフリップフロップにはデータ
供給に同期したクロック信号CK1が供給される。
【0004】図8は、この装置の動作を説明するタイミ
ングチャートであり、Aポート入力端子に4ビットの階
調データを担うAI0、AI1、AI2、AI3信号及
びBI0、BI1、BI2、BI3信号がクロック信号
CK1と共に供給される。クロック信号CK1が予め定
めてある所定数に至ると、ストローブ信号/STBが供
給され、4ビット×40の階調データがラッチ200に
保持される。保持データがコンパレータ300に供給さ
れると、カウンタ301のクリア信号/CLがHレベル
となり、クロック信号CK2がカウンタ301の計数入
力端子及びコンパレータ300のイネーブル端子に供給
される。カウンタ301が計数を開始すると、コンパレ
ータ300は、カウンタ301の計数出力及びラッチ2
00の各Q出力の値に基づいてテーブルを参照して出力
1〜40のHレベル出力時間を設定してPWM信号を発
生する。途中で、/(P/C)信号が供給された場合に
は、その間中、出力1〜40が反転される。これによ
り、陰陽が逆になった表示が得られる。Aポート入力端
子に供給されたAI0、AI1、AI2、AI3信号
は、Dフリップフロップの段数に対応した所定時間を経
過すると、Aポート出力端子に到達し、AO0、AO
1、AO2、AO3信号が出力される。
【0005】大きいシフト量や出力端子数の大きいシリ
アル−パラレル変換を行う場合には、複数のデータシフ
ト装置を配置し、前段のシフトレジスタのポート出力端
子と後段のシフトレジスタのポート入力端子とを接続し
てカスケード接続を行う。
【0006】このようなデータ信号のシリアル−パラレ
ル変換を行うデータシフト装置は、一般に半導体集積回
路として提供される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
信号をシフトするためにシフトレジスタにDフリップフ
ロップを多数用いるデータシフト装置では、Dフリップ
フロップを構成するために用いるゲート数が多く、その
分、半導体装置のチップ面積が大きくなっている。クロ
ック信号が供給される度にシフトレジスタのDフリップ
フロップが全部動作するので、シリアルデータの有無に
拘らずオペレーション電流が常に流れて無駄な電力が消
費されている。データシフト装置をカスケード接続する
場合に、シリアル入力数分のシフトレジスタによる伝送
路を形成し、この終端に次段を接続するシリアル出力端
子が必要となるので、集積回路のチップサイズが増大
し、パッケージのピン数も増加する。
【0008】よって、本発明はより少ないゲート数で構
成することができ、消費電力が少なく、カスケード接続
のために使用する端子数も少なくて済むデータシフト装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のデータシフト装置は、シリアルデータ信号が供
給されるデータ伝送線路と、上記データ伝送線路に接続
される複数のラッチ回路と、上記シリアルデータ信号の
1データの供給毎に上記複数のラッチ回路の各々に対
し、順番に上記シリアルデータ信号の取込みを指令する
ラッチ指令手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】シリアルデータ信号が供給されるデータ伝送線
路に複数のラッチ回路を接続して、データの供給に対応
してラッチ回路にデータの取込みを順番に指令する。こ
の結果、巡回ラッチが形成され、各ラッチにはシフトレ
ジスタが保持する値と同じ値が保持される。
【0011】こうすると、データを順次にシフトするデ
ータ伝送路を形成するシフトレジスタを用いずに済むの
で、(データ伝送路数×単位データのビット数×データ
シフト量)だけ必要なDフリップフロップを節約でき
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。第1図は、本発明の一実施例を示すブロッ
ク図であり、1ポート分のデータシフト回路を示してい
る。例えば、シリアル−パラレル変換されるべき階調デ
ータを担う4ビットのデータ信号DA0〜DA3が夫々
4本のデータ信号線LNA0〜LNA3に連続に供給さ
れる。データ信号線LNA0には、Dラッチ回路(以
下、Dラッチと称する)LA1、LA5、LA9、…、
の各入力端子が接続される。データ信号線LNA1に
は、DラッチLA2、LA6、LA10、…、の各入力
端子が接続される。データ信号線LNA2には、Dラッ
チLA3、LA7、LA11、…、の各入力端子が接続
される。データ信号線LNA2には、DラッチLA3、
LA7、LA11、…、の各入力端子が接続される。デ
ータ信号線LNA3には、DラッチLA4、LA8、L
A12、…、の各入力端子が接続される。Dラッチは、
D型フリップフロップよりも、使用ゲート数が略1/2
で済む利点がある。
【0013】DラッチLA1〜LA4は、Dフリップフ
ロップD1及びアンドゲートG1によって構成されるラ
ッチ指令回路501aから供給されるラッチ指令信号に
応答して4ビットのデータ信号を保持する。ラッチLA
5〜LA8は、同様に構成されるラッチ指令回路501
bから供給されるラッチ指令信号に応答して4ビットの
データ信号を保持する。ラッチLA9〜LA12は、同
様に構成されるラッチ指令回路501cから供給される
ラッチ指令信号に応答して4ビットのデータ信号を保持
する。ラッチ指令回路501a、501b及び501c
はカスケード接続され、初段のラッチ指令回路501a
を構成するDフリップフロップD1のD入力端にはデー
タ取込みタイミングを表すパルス信号のS−IN信号が
供給される。このS−IN信号はクロック信号/CK1
が各ラッチ指令回路に供給される度に次段のラッチ指令
回路に転送され、ラッチ指令回路501a、501b、
501c、…501nを順番に伝搬する。S−IN信号
及びクロック信号/CK1は、図示しない制御回路、例
えば、デジタル信号処理回路のシステムクロックやデジ
タルビデオ信号の同期情報に位相同期する機能を備える
伝送制御系から得られる。ラッチ指令回路がS−IN信
号(Hレベル)を保持し、かつ、クロック信号/CK1
がHレベルであると、アンドゲートGn によって取込み
指令信号が発生し、対応するラッチ群に与えられる。従
って、シリアル/パラレル変換するデータの単位(ブロ
ック)の先頭位置に同期してS−IN信号が与えられる
ことにより、1ブロック分の情報を保持する複数のラッ
チに単位データが分配されて保持され、各ラッチの出力
からパラレル変換されたデータが得られる。
【0014】図2は、ラッチ指令回路501aの構成を
示している。Dフリップフロップは、カスケード接続さ
れたマスタフリップフロップ及びスレーブフリップフロ
ップによって形成される。S−IN信号が入力されるマ
スタフリップフロップは、インバータ1〜3によって構
成されるラッチ回路である。マスタフリップフロップの
出力QMが入力されるスレーブフリップフロップは、イ
ンバータ4〜6によって構成されるラッチ回路である。
スレーブフリップフロップの出力QS(S−IN信号)
は次段のラッチ指令回路に供給される。インバータゲー
ト1及び5はゲートを有し、Lレベルの/CK1信号が
供給されると導通するクロックドインバータである。イ
ンバータゲート2及び4はゲートを有し、Hレベルの/
CK1信号が供給されると導通するクロックドインバー
タである。クロック信号/CK1は、ナンドゲート7及
びインバータ8からなるアンドゲートG1の一方入力端
に供給され、他方入力端子にはマスタフリップフロップ
の出力QMが供給される。アンドゲートG1の出力であ
るラッチ指令信号は、ラッチLA1〜LA4のゲートに
与えられる。クロック信号/CK1は、ドライバ9を介
してインバータ駆動信号CK1となり、クロックドイン
バータ2及び4に供給される。ラッチ指令回路501b
及び501cの構成も同様である。
【0015】次に、ラッチ指令回路501の回路動作に
ついて図3に示されるタイミングチャートを参照して説
明する。
【0016】<モードT1>クロック信号/CK1がL
レベルの期間は、マスタフリップフロップの書込みモー
ドである。このモードのときに、信号S−INのHレベ
ルがインバータ1に供給されると、信号S−INはイン
バータ1及び3を経由してマスタ出力端子に至り、Hレ
ベルのマスタ出力QMが発生する。
【0017】<モードT2>クロック信号/CK1がL
レベルからHレベルに切替わると、マスタフリップフロ
ップのインバータ1が閉じ、インバータ2が開いて、イ
ンバータ3の出力QMが保持される。同時に、スレーブ
フリップフロップは書込みモードになる。インバータ4
が開いて、マスタフリップフロップに保持された出力Q
Mは、インバータ4及び6を経由してスレーブフリップ
フロップの出力端子に至り、Hレベルのスレーブ出力Q
Sが発生する。共にHレベルの出力QM及びクロック信
号/CK1はナンドゲート7に供給され、インバータ8
を介してHレベルのラッチ指令信号を発生させる。ラッ
チ指令信号は、ラッチ回路LA1〜LA4に与えられ、
データ信号線LNA0〜LNA3上の階調データ1の取
込みが行われる。なお、図1に示されるラッチ指令回路
501では、DフリップフロップのQ出力(QSに相当
する)と/CK1信号とのアンド出力により、ラッチ指
令信号を得ているが、同様の波形の信号が得られる。
【0018】<モードT3>クロック信号/CK1がH
レベルからLレベルに切替わると、マスタフリップフロ
ップはモード1と同様に書込みモードになる。同時に、
スレーブフリップフロップはインバータ4が閉じ、イン
バータ5が開いて、インバータ6の出力QSを保持す
る。信号S−INはHレベルからLレベルになり、マス
タフリップフロップの出力QMはHレベルからLレベル
になる。クロック信号/CK1がLレベルになることに
よって、ラッチ指令信号はLレベルとなり、ラッチ回路
LA1〜LA4はゲートを閉じ、取込んだ階調データ1
を保持する。
【0019】<モードT4>クロック信号/CK1がL
レベルからHレベルに切替わると、マスタフリップフロ
ップは保持モードになり、信号S−INのLレベルをQ
M出力端に保持する。同時に、スレーブフリップフロッ
プは書込みモードになり、出力QMのLレベルを取込
む。ラッチ指令信号は、出力QMがLレベルであるた
め、Lレベルを維持する。
【0020】こうして、ラッチ指令回路501は、ラッ
チ指令信号を発生する。ラッチ指令回路501a、50
1b及び501cはカスケード接続されているので、ラ
ッチ指令回路501aから期間T2にラッチ指令信号が
発生すると、ラッチ指令回路501bから期間T4にラ
ッチ指令信号が発生する。ラッチ指令回路501cから
期間T6にラッチ指令信号が発生する。すなわち、1つ
のデータ信号の供給に同期した1つのクロック信号/C
K1が供給される度にラッチ指令信号がシフトし、デー
タ信号のラッチ回路LA1〜LA4、LA5〜LA8、
LA9〜LA12各々に順番に供給される。従って、n
組のラッチ回路及びラッチ指令回路をカスケード接続し
て設け、nビット列からなるデータブロックの先頭位置
に同期して信号S−INを供給することにより、nビッ
トのシリアルデータをパラレルデータに変換することが
できる。
【0021】図4は、複数のデータ信号線LNA0〜L
NA3、LNB0〜LNB3、LNC0〜LNC3、L
ND0〜LND3に供給されるデータ信号を夫々ラッチ
回路LA1〜LA4、LB1〜LB4、LC1〜LC
4、LD1〜LD4に取込む構成例を示しており、1つ
のラッチ指令回路で各データ信号線に接続された複数の
ラッチ回路を駆動することができる。
【0022】図5は、図7に示すデータシフト装置に本
発明を適用した例を示している。同図において、図1、
図4及び図7に示された回路と対応する部分には同一符
号を付し、かかる部分の説明は省略する。この実施例で
は、データ信号線LNA、LNB、LNC及びLNDの
各々に供給される1データ分をシリアルパラレル変換
し、各データの値に対応するPWM信号を出力するユニ
ット601、602、603、…、616をカスケード
接続している。この構成では、ユニット601、60
2、603、…、616の対応する入力端子同士が共通
のデータ信号線に接続され、信号S−INの伝送系のみ
が前段の出力端子に後段の入力端子が接続される形式で
ある。
【0023】ユニット601は、データ信号線に接続さ
れたラッチ回路A、B、C及びDからなる4ビット×4
ビットのラッチ部、ラッチ部に保持されたデータをスト
ローブ信号/STBに応答して4ビットの比較データラ
ッチ回路XA1〜XA4、XB1〜XB4、XC1〜X
C4及びXD1〜XD4に取込み、4ビットカウンタC
NTの出力と比較し、階調データの値と対応するPWM
信号を発生する4ビット×4ビットのコンパレータCM
1〜CM4、信号/CLの供給に応じてコンパレータ出
力を反転する排他的ORゲート、ディスプレイを駆動す
るドライバ等によって構成される。
【0024】16個のユニット601〜616の各々は
同じ構成である。これ等ユニット601〜616に、カ
スケード接続されたラッチ指令回路501a、501
b、…、501pによってラッチ指令が順番に与えら
れ、シリアルデータの取込みが行われる。
【0025】図6は、図5に示されるデータシフト装置
のタイムチャートを示しており、クロック信号/CK1
の1クロック毎にS−IN信号のHレベルがラッチ指令
回路501a、501b、…、501pを順番に転送さ
れる。これによって、ユニット601、602、…、6
16のラッチ回路に順番にラッチ指令が与えられる。こ
れにより、例えば、第1番目のデータ信号はユニット6
01に、第2番目のデータ信号はユニット602に、
…、第16番目のデータ信号はユニット616に保持さ
れる。16個のデータ信号が取込まれると、すなわち、
出力端子S−OUTからHレベル信号が出力されると、
ストローブ信号/STBが出力され、各ラッチ回路のデ
ータ信号は比較データラッチ回路XA1〜XD4に転送
され、次のシリアルデータの供給に備える。比較データ
ラッチ回路XA1〜XD4に階調データが保持される
と、4ビットカウンタCNTへのクリア信号/CLがH
レベルとなって歩進可能となり、クロック信号CK2の
供給が開始される。コンパレータCM1は、比較データ
ラッチ回路XA1〜XA4の保持する値が0でないと
き、Hレベル出力を発生する。保持値がカウンタCNT
の出力値と対応すると、Hレベル出力をLレベルとして
階調データに対応するPWM信号を発生する。このPW
M信号は信号/(P/C)の供給に応じて反転される。
【0026】こうして、従来のように、Dフリップフロ
ップを多数カスケード接続してデータシフトを行わずと
も、1つのデータ線に接続された複数のラッチ回路にデ
ータの供給に同期して順番にデータ取込みを指令するこ
とによって、上記複数のラッチ回路を循環バッファの如
くに動作せしめ、データシフトを実現することが可能と
なる。
【0027】こうすると、従来、データシフトのため
に、Dフリップフロップが、(データポート数×1デー
タのビット数×データシフト段数)だけ必要であったも
のが、データ取込み指令を転送するシフトレジスタ分の
Dフリップフロップで足りる。また、装置をカスケード
接続する場合、従来のデータ信号の伝送路を形成するシ
フトレジスタの如き出力端子を次段の入力端子に接続す
るという構成をとらずに、入力端子同士を接続すれば済
む。
【0028】また、全体のラッチ回路のうち動作するも
のはラッチ指令信号が供給されたものだけであり、しか
も、入力データと保持データとが同じであると保持デー
タは切替わらず、動作しない。この結果、データ転送に
Dフリップフロップを用いたシフトレジスタを多数用い
る従来構成に比較して、無駄な貫通電流が減少する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータシフ
ト装置では、シリアルデータの供給に同期してシフトレ
ジスタ中の取込み指令信号を巡回させて、このシフトレ
ジスタを構成するフリップフロップからデータ伝送線路
に接続された対応するラッチ回路に順番に取込み指令を
与える構成としているので、次のような効果が得られ
る。
【0030】データ伝送路にシフトレジスタを用いない
で済むので使用するDフリップフロップの数が大幅に減
る。また、取込み指令信号を発生する上記シフトレジス
タの一列で複数のデータ伝送線路に接続された多数のラ
ッチ回路を駆動することが出来るので、データ伝送線路
が多いほどDフリップフロップの減少が顕著になる。
【0031】更に、装置をカスケード接続する場合、S
−IN信号の伝送系のみ入力及び出力端子を用意すれば
良く、シリアルデータの伝送線路は互いの入力端子同士
を接続すれば済むので、扱うデータのビット数が増えた
場合にも、従来のシフトレジスタを用いてデータ信号を
シフトさせる場合のように、チップ内配線、基板内配
線、パッケージピン数等を増加させずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】ラッチ指令回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ラッチ指令回路の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図4】本発明を多入力ポートの装置に適用した場合の
例を示すブロック図である。
【図5】本発明をデータシフト装置に適用した例を示す
ブロック図である。
【図6】図5に示されるデータシフト装置の動作を説明
するタイミングチャートである。
【図7】従来のデータシフト装置の例を示すブロック図
である。
【図8】図7に示されるデータシフト装置の動作を説明
するタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 シフトレジスタ 200 データラッチ 300 コンパレータ 501a〜501b ラッチ指令回路 LNA、LNB、LNC、LND データ信号線 LA、LB、LC、LD ラッチ回路 XA、XB、XC、XD 比較データラッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルデータ信号が供給されるデータ伝
    送線路と、 前記データ伝送線路に接続される複数のラッチ回路と、 前記シリアルデータ信号の1データの供給毎に前記複数
    のラッチ回路の各々に対し、順番に前記シリアルデータ
    信号の取込みを指令するラッチ指令手段と、 を備えるデータシフト装置。
  2. 【請求項2】前記ラッチ指令手段は、 カスケード接続されて、初段に供給される取込み指令パ
    ルスを前記シリアルデータ信号に同期したクロック信号
    の供給に応答して後段に順次転送する複数のDフリップ
    フロップと、 前記複数のDフリップフロップの各々毎に設けられ、一
    方の入力端子に前記クロック信号が供給され、他方の入
    力端子に前記取込み指令パルスが供給される複数のアン
    ドゲートと、 を備える請求項1記載のデータシフト装置。
  3. 【請求項3】前記取込み指令パルスは、前記シリアルデ
    ータ信号のデータブロックの先頭位置に対応して与えら
    れることを特徴とする請求項2記載のデータシフト装
    置。
  4. 【請求項4】前記Dフリップフロップは、前段のラッチ
    型のマスタフリップフロップと後段のラッチ型のスレー
    ブフリップフロップにより構成され、 前記マスタフリップフロップの出力端子から前記取込み
    指令パルスを前記アンドゲートに与えることを特徴とす
    る請求項2または3記載のデータシフト装置。
JP5015527A 1993-02-02 1993-02-02 データシフト装置 Withdrawn JPH06231593A (ja)

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Cited By (3)

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