JPH0623095A - 遊技媒体検出装置の取付構造 - Google Patents

遊技媒体検出装置の取付構造

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JPH0623095A
JPH0623095A JP20294892A JP20294892A JPH0623095A JP H0623095 A JPH0623095 A JP H0623095A JP 20294892 A JP20294892 A JP 20294892A JP 20294892 A JP20294892 A JP 20294892A JP H0623095 A JPH0623095 A JP H0623095A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ取り付けの構造が簡単で、取り付け位
置の自由度が大きく、かつ耐久性に優れ故障が起りにく
くする。 【構成】 パチンコ機1の裏面側で、パチンコ玉が貯留
される貯留タンク71の底部の表面壁に、センサ取付部
127A〜127Cを設け、このうちの1つにパチンコ
玉の不足状態を検出するフラット状の近接スイッチから
なる補給センサ120を挿入固定する。これにより、セ
ンサの取り付け構造を簡単にする。また、接点がなく、
センサとしての耐久性に優れ、故障が起りにくい。流路
の表面壁を容易に移動可能で、パチンコ機1の特性に適
した位置に移動調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技媒体検出装置の取
付構造に係わり、詳しくは、遊技媒体(特に、パチンコ
玉)の流れ状態(例えば、補給状態あるいはオーバーフ
ロー状態)を検出可能なセンサを取り付ける際の構造を
改良した遊技媒体検出装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体として玉を用いた遊技
機としては、例えばパチンコ機が代表的である。近時
は、この遊技機によって遊技を行う過程で、特定の遊技
状態(例えば、大当り状態、以下特別遊技状態という)
では玉の賞球数が多く、遊技者の興味を誘っている。
【0003】そのため、大量のパチンコ玉をスムーズに
排出する必要があり、排出時の玉の状態を検出してい
る。典型的には、玉の流れ状態として、貯留タンクへの
補給状態を検出するために、補給センサを用い、下皿へ
の玉のオーバーフロー状態を検出するために、オーバー
フロースイッチを用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパチ
ンコ機では、接点式スイッチを玉流路の所定箇所にアク
チュエータを介して取り付けることにより、このスイッ
チを接点を閉じて玉の流れ状態を検出する構成になって
いたため、センサ取り付けの構造が複雑で、しかも取り
付け位置の自由度が少なく、さらに接点式であるから、
耐久性が悪く、故障し易いという問題点があった。
【0005】例えば、補給センサを例にとると、補給セ
ンサは貯留タンクの底部付近に設けられ、通常は玉の自
重により可動片(アクチュエータに相当)を介してマイ
クロスイッチからなる補給センサをオフしているが、貯
留タンクの玉が不足すると、可動片が変位してマイクロ
スイッチの接点をオンし、これにより、貯留タンクの玉
不足状態を検出している。
【0006】したがって、アクチュエータとしての可動
片や、可動片を変位自由に支持するためのメカ構造が必
要で、どうしてもセンサ取り付け構造が複雑になってい
た。また、上記メカ構造を必要とするために、取り付け
位置の自由度が少なかった。さらに、マイクロスイッチ
を用いているから、接点があり、接点の耐久性が悪く、
故障しやすかった。
【0007】そこで本発明は、センサ取り付けの構造が
簡単で、取り付け位置の自由度が大きく、かつ耐久性に
優れ故障が起りにくい遊技媒体検出装置の取付構造を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による遊技媒体検出装置の取付構造は、遊技機(例
えば、パチンコ機1)の裏面側で、遊技媒体(例えば、
パチンコ玉)が通過する流路(例えば、貯留タンク7
1)の表面壁に、該流路内における遊技媒体の流れ状態
を検出するフラット状の遊技媒体検出装置(例えば、補
給センサ120)を取り付け、該遊技媒体検出装置は、
遊技媒体が近接することにより、その出力が変化して遊
技媒体の流れ状態を検知することを特徴とする。
【0009】また、好ましい態様として、前記遊技媒体
検出装置は、近接スイッチからなり、遊技媒体としての
パチンコ玉が近接することにより、磁界が変化して出力
信号を変化させることを特徴とする。
【0010】前記遊技媒体検出装置は、流路内における
遊技媒体の流れ状態として貯留タンク71の玉不足を検
出する補給センサ120であることを特徴とする。
【0011】前記遊技媒体検出装置は、流路内における
遊技媒体の流れ状態として遊技機の下皿(例えば、玉供
給皿32)への玉のオーバーフロー状態を検出するオー
バーフローセンサ80であることを特徴とする。
【0012】前記遊技媒体検出装置は、遊技媒体が通過
する流路の表面壁を移動可能で、遊技機の特性に適した
位置に移動調節が可能であることを特徴とする
【0013】
【作用】本発明では、遊技機の裏面側の遊技媒体(例え
ば、パチンコ玉)が通過する流路の表面壁にフラット状
の近接センサが取り付けられる。そして、近接センサに
より遊技媒体の補給状態あるいはオーバーフロー状態な
どが検出される。したがって、単に流路の壁面に近接セ
ンサを取り付けるだけでよいから、センサ取り付け構造
が簡単になる。また、フラット状の近接センサはアクチ
ュエータが必要でなく、取り付け位置の自由度が大き
い。さらに、近接センサはアクチュエータも接点がな
く、耐久性に優れ故障が起りにくい。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明を適用したクレジット方式の
パチンコ機の一実施例の外観斜視図である。図1におい
て、1はパチンコ機であり、パチンコ遊技を行う過程で
内部のマイクロコンピュータに一定の範囲で玉数を記憶
するクレジット方式になっている。
【0015】パチンコ機1は、正面側に見える部分とし
て額縁状の前面枠11と、前面枠11の開口部に配設さ
れ、ガラスを支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤
13と、前面表示パネル14と、前面パネル14の下方
の前面操作パネル15とを有している。前面枠11はパ
チンコ機1を設置している木製の枠体16に開閉可能に
支持されており、同様に金枠12は前面枠11に開閉可
能に支持されている。なお、前面枠11は樹脂製であ
り、所定のカラフルな色彩が施されている。
【0016】前面表示パネル14は前面側が突出しつつ
やや盛り上がるような曲面状に形成され、この前面表示
パネル14には賞球としてのパチンコ玉を受ける上皿2
1が形成されるとともに、前面側にクレジット数表示器
22、精算ボタン23、上皿玉抜きスイッチ24および
玉抜き中点滅表示器25が設けられている。
【0017】クレジット数表示器22は250個を限度
として遊技者が保有するパチンコ玉の数をクレジットと
して表示するもので、具体的には上皿21が一杯になっ
た時点で、そのとき上皿21をオーバーした玉の数を2
50個までの範囲で表示し、250個を超える玉は後述
の下皿32に排出される。クレジット数を250個に限
定したのは、マイクロコンピュータの「1バイト」の範
囲に合せるためと、回動式スロットルマシン(いわゆる
パチスロ)におけるクレジットの範囲(例えば、現行で
は最大でクレジット数=50:メダル数)と同調させる
ためである。
【0018】クレジット数表示器22は、例えば7セグ
メントの大型のLEDを用いて3列で構成され、クレジ
ット数を100の位まで1個単位で表示する。なお、ク
レジット数表示器22は7セグメントのLEDに限ら
ず、例えばドットLED、液晶、蛍光表示管等を用いて
構成してもよい。
【0019】また、本実施例の場合、クレジット数表示
器22は排出エラーの表示(例えば、CEと表示)を行
う機能も兼ねている。排出エラーとしては、例えば賞球
排出のトラブル、貸玉数のトラブルなどがあり、これら
の場合にクレジット数表示器22は排出エラーを表示し
て遊技者に対して報知している。
【0020】精算ボタン23はクレジットを精算するた
めのもので、精算ボタン23を押すと、そのときのクレ
ジット数に相当する玉数が払い出されて下皿32に排出
される。上皿玉抜きスイッチ24は上皿21の玉を後述
の玉貯留皿32に移すために、両者を接続する通路を開
閉するソレノイド(図示略)をオンするための押し釦で
あり、上皿玉抜きスイッチ24を押すと、玉抜き中点滅
表示器25が点滅して遊技者に知らせるようになってい
る。なお、玉抜き中点滅表示器25としては、例えばL
EDが用いられる。
【0021】前面操作パネル15には、その左側に灰皿
31が形成されるとともに、前面中央側が前方に突出す
るような形状に形成され、その突出部の内部は玉貯留皿
(下皿)32になっている。玉貯留皿32は上皿21お
よびクレジット数が一杯のときに賞品玉を受ける等の役
目がある他、玉を一時的に貯留するためのものである。
また、前面操作パネル15には玉抜きレバー33、オー
バーフローランプ34、発射装置の発射操作ハンドル3
5、発射強弱レベルLED36および単発スイッチ37
が設けられている。
【0022】玉抜きレバー33は玉貯留皿32に貯留さ
れた玉を外部下方に抜くためのもので、この玉抜きレバ
ー33を、例えば左方向に移動させると、玉貯留皿32
の下底部が一部開口して玉を下方に放出することができ
る。オーバーフローランプ34は玉貯留皿32の側壁部
に内蔵されるように配置されており、玉貯留皿32の玉
が一杯になったとき、点灯して遊技者に知らせるもので
ある。オーバーフローランプ34に点灯に応じて遊技者
が玉抜きレバー33を操作して玉貯留皿32の玉を放出
すると、オーバーフロー状態が解消する。
【0023】発射操作ハンドル35は1列に整列してい
るパチンコ玉のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊
技盤13前面の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作
を行うものである。発射操作ハンドル35は、その外周
全体にわたって金属製の薄い膜でコーティング処理され
ており、これにより遊技者がハンドルを握った状態を金
属の導電性によって検知できるようになっている。ま
た、発射操作ハンドル35の図中左側方には発射操作ス
イッチ35aが配置されており、発射操作スイッチ35
aの操作により発射の強弱(例えば、玉の飛距離)を調
整可能になっている。
【0024】発射強弱レベルLED36は発射操作スイ
ッチ35aの操作によって可変された発射強弱レベル
(玉の飛距離)を表示するもので、例えばLEDの点灯
個数で発射強弱レベルが分かるようになっている。単発
スイッチ37は発射操作ハンドル35の操作にかかわら
ず一時的に玉の発射を停止するためのもので、例えば玉
を単発的に発射するようなときに用いられる。
【0025】パチンコ機1の前面枠11の上部には役物
装置の大当り時に点灯する大当り表示器41が設けられ
ている。金枠12は前面枠11に開閉可能に支持され、
通常は施錠孔51にキーを挿入して操作することにより
施錠装置によって前面枠11に対して施錠されている。
金枠12を開く場合には、施錠孔51に所定のキーを挿
入して回動操作することにより、施錠装置のロック状態
が解除されてオープンする。
【0026】遊技盤13は、例えば木製のベニアからな
り、その前面側が遊技領域になっている。遊技領域は任
意の構成をとり得ることができ、例えばいわゆる第1種
に属するもの、第2種に属するもの、あるいは第3種に
属するものなどがあり、パチンコ遊技を行うものであれ
ば、本発明の適用対象になり得る。本実施例では第2種
に属するものを採用している。
【0027】すなわち、遊技領域の周囲には弾発された
玉を遊技盤13面の上方部まで案内するレール61が配
置されており、レール61内側のほぼ中央部にはセンタ
ー役物装置(変動入賞装置)62が、該センター役物装
置62の下方にはチューリップタイプの普通電動始動口
63が、該普通電動始動口63の左右上方にはそれぞれ
普通図柄ゲート64、65が配置されている。
【0028】センター役物装置62は、直立状に起立し
て流下してきた玉が内部に流入することを阻止する遊技
者にとって不利な第1状態(閉状態)と、上端を外側に
倒して流下してきた玉を受け止めて内部に玉を流入させ
る遊技者にとって有利な第2状態(開状態)とに変換可
能な一対の可動片(可動部材)66a、66bを有し、
可動片66a、66bによって受け入れた玉が流入する
一般入賞口と特別入賞口(いわゆるV入賞口:継続入賞
口)とが配設されている。
【0029】普通電動始動口63へ玉が入賞すると、セ
ンター役物装置62の可動片66a、66bが玉を受入
れ易い第2状態(開状態)になり、このときセンター役
物装置62の特別入賞口に入賞した場合(V入賞した場
合)には、特別態様遊技状態(大当り状態)に移行す
る。この特別態様遊技状態では、可動片が最大18回の
開閉動作を行うとともに、これを1サイクルとしてV入
賞を条件に、例えば最大15サイクルだけ特別態様遊技
を繰り返すことを可能にしている。したがって、遊技者
は多くの出玉を得て、より高い利益を享受することがで
きるようになっている。
【0030】普通図柄ゲート64、65は玉が1個分だ
け通過可能なゲートを有し、玉がゲートを通過すると、
普通電動始動口63に配置された普通図柄表示器63a
の図柄(例えば、数字)を変化させ、この数字が特定の
値(例えば、「7」)になると、普通電動始動口63の
チューリップを電動動作させて一定時間だけ開くように
なっている。普通電動始動口63は通常はチューリップ
を閉じているが、上記のように一定条件下でチューリッ
プを開くように構成されている。また、詳細を後述する
ように確率設定器75によってチューリップを開く確率
が変動するようになっている。
【0031】センター役物装置62の両側でレール61
の内側に沿った部分には、装飾用のサイドランプ67、
68が配置されており、サイドランプ67、68は、例
えば可動片66a、66bが開くときに点滅する他、大
当り中などには遊技者の意欲を盛り上げるように点滅す
る。さらに、遊技領域内の適宜位置には風車と呼ばれる
打球方向変換部材(図示略)が回転自在に複数設置され
るとともに、障害釘(図示略)が多数植設されている。
また、遊技領域の中央下部にはアウト玉回収口69が形
成されている。
【0032】次に、図2はパチンコ機1の裏機構の構成
を示す図である。図2において、パチンコ機1の裏機構
の主要なものとして、貯留タンク(上タンク)71、誘
導路72、中継基盤(外部端子基盤)73、玉排出装置
74、確率設定器75、玉寄せカバー76、役物制御回
路盤77、スピーカ78、排出・発射制御回路盤79、
オーバーフロースイッチ80、ロータリソレノイド8
1、人体検出センサ82、玉寄せ部材83(図3参照)
および裏機構盤の基枠体84がある。
【0033】基枠体84は合成樹脂製で、パチンコ機1
の樹脂製の前面枠11に、この基枠体84の取り付け部
が一体成形されている。そして、この基枠体84の上に
各種のユニット部品、例えば貯留タンク71、誘導路7
2、中継基盤73、玉排出装置74、確率設定器75、
玉寄せカバー76、役物制御回路盤77、スピーカ7
8、排出・発射制御回路盤79、オーバーフロースイッ
チ80などが取り付けられており(例えば、ワンタッチ
部材によって固定される)、これらの各種ユニット部品
と基枠体84とを総称する概念として裏機構盤90と称
している。
【0034】貯留タンク71は排出される前の玉を予め
貯留しておくもので、この貯留タンク71の玉数の不足
は補給センサ120(遊技媒体検出装置:図3参照)に
よって検出され、不足のときは島設備から玉が補給され
る。貯留タンク71内の玉は誘導路72により誘導さ
れ、玉排出装置74によって排出される。
【0035】なお、この誘導路72は特に限定されない
が、短時間に多量の玉を排出できるように2条に形成さ
れており、その途中には玉の重りを防止する玉ならし部
材91および待機玉検出器(図示略)が設けられてい
る。また、このような2条構成は玉排出装置54の内部
についても同様である。
【0036】中継基盤73はAC電源の入力やホールの
管理装置との間における信号の授受などについての中継
を行うものである。確率設定器75は普通電動始動口6
3における電動チューリップへの入賞確率を変更・設定
するもので、具体的には次のような設定内容になってい
る。
【0037】『確率制御の内容』 本実施例のパチンコ機1は、いわゆるニューロパチンコ
普電制御と称される制御を行っており、これは普通電動
始動口63の電動チューリップへの入賞確率(以下、適
宜単に普電入賞確率という)を以下のように変動制御し
ているからである。 (I)通常時 玉の発射100個に対して、3個の始動入賞があるよう
に、普通電動始動口63の入賞確率を制御する。詳しく
は、当り確率1/3と、1/30の乱数を使い分けて入
賞率を制御する。 (II)高確率時 普通電動始動口63の入賞確率を1/3に制御する。し
たがって、玉の発射3個に対して、1個の始動入賞があ
ることになり、遊技者は極めて有利な状態になって遊技
が面白くなる。
【0038】A.普電入賞確率が変動する条件 センター役物装置62の大当り終了後、確率設定器75
によって設定された後述の6段階の確率値のうちの1つ
を用いて高確率になるかどうかを決定する。また、高確
率中、次の大当りが発生すると、通常の確率に戻る。な
お、大当り中は通常の確率を採用する。
【0039】B.確率設定値 普電入賞確率が高確率に変動する確率値には、以下の6
段階がある。 [6]……17/32 [5]……13/32 [4]……10/32 [3]……7/32 [2]……5/32 [1]……3/32
【0040】上記の6段階の変動確率値は確率設定器7
5により、例えばホールの開店前に係員によって予め変
更・設定(すなわち、6段階のうちの1つが設定)され
る。この確率設定は重要であることから密閉のために、
施錠装置が設けられ、ホールの係員がキー挿入口に所定
のキーを差し込むことより、確率の設定が行われる。し
たがって、簡単に外部から遊技者が触れることがなく、
しかも確率の値を外部から見ることができない構造にな
っている。
【0041】玉寄せカバー76は基枠体84の中央に大
きく開口した中央開口部を塞ぐもので、この中央開口部
はセンター役物装置62の取り付けのための空間となっ
ている。したがって、玉寄せカバー76によって中央開
口部を塞ぐことにより、例えば貯留タンク71から落下
した玉が遊技盤13の裏面側に衝突しないようになって
いる。
【0042】役物制御回路盤77は遊技盤13に配置さ
れたセンター役物装置62の作動に必要な各種制御を行
う。スピーカ78は遊技に必要な効果音(例えば、大当
り時や玉の排出時における効果音)を報知するもので、
玉排出数、賞態様および玉の貸出しに応じて各種の音を
発生して遊技者に知らせる。なお、スピーカ78の音は
音量調整ツマミ78aによって調整可能である。
【0043】排出・発射制御回路盤79は玉の排出およ
び発射に必要な各種制御を行うもので、所定のケースに
排出・発射制御回路の基盤が収納されている。そして、
ケースの外側には4つのスイッチ、すなわちリセットス
イッチ101、クレジットクリアスイッチ102、発射
強弱設定スイッチ103およびタッチ感度調整スイッチ
104が設けられている。
【0044】リセットスイッチ101は排出・発射制御
回路盤79を構成するマイクロコンピュータのリセット
処理を行うもので、このリセットスイッチ101をホー
ルの係員が押すことにより、マイクロコンピュータの初
期設定が行われる。クレジットクリアスイッチ102は
クレジットをクリアするもので、クレジットをクリアす
ると、クレジットが解除されてクレジット数表示器22
の表示が[0,0,0]になる。クレジットのクリア
は、例えば開店時などに行われる。
【0045】発射強弱設定スイッチ103は発射装置に
おける発射の強弱(玉の飛距離など)の基準値を設定す
るもので、この基準値をベースとして前述した発射操作
スイッチ35aを遊技者が操作することにより、発射の
強弱が遊技中に調整される。タッチ感度調整スイッチ1
04は発射操作ハンドル35のタッチ感度を調整する。
なお、スイッチ103、104は、例えばデジタル的な
操作が可能で、スイッチを押し続けると、対応する値が
順次インクリメントされて増加し、最大値まで増加する
と、再び最小値から増加するようなタイプなどが用いら
れる。
【0046】発射装置としては、ロータリソレノイド8
1を用いたタイプの物が使用され、発射装置が電子化さ
れている。オーバーフローセンサ(遊技媒体検出装置)
80は玉貯留皿32が一杯になったことを検出するもの
で、オーバーフロー状態は前述したオーバーフローラン
プ34により遊技者に報知される。なお、オーバーフロ
ーセンサ80の取付構造については、詳細を後述する。
【0047】人体検出センサ82は遊技者がパチンコ機
1の前に存在している状態(すなわち、通常、椅子に座
っている状態)を検出するもので、例えば人体から発す
る赤外線を検知することにより、遊技者を検出する。人
体検出センサ82の検出出力は配線110によりターミ
ナル基盤111を介して排出・発射制御回路盤79に供
給される。排出・発射制御回路盤79は人体検出センサ
82からの出力に基づき、パチンコ機1の前に遊技者が
存在し、かつ遊技者が発射操作ハンドル35に触れてい
る場合のみ、ロータリソレノイド81を作動させて玉の
発射を許容し、それ以外の場合には玉の発射を停止する
ような制御を行う。
【0048】次に、本発明の適用部分について説明す
る。補給センサの取付構造 図3は補給センサ120の取付構造を示す図である。図
3において、貯留タンク71は細長い有底の箱型に形成
され、一定量のパチンコ玉を貯留可能な容積を有し、樹
脂を素材としている。貯留タンク71は、その底部が図
左方向に進むに従って下方に傾斜しつつ、やや絞り込む
ような形状に形成され、パチンコ玉を自重によってスム
ーズに左方向に移動させる構造になっている。
【0049】貯留タンク71の上部側壁には付設部材1
21が嵌め付けられており、付設部材121はパチンコ
機1の前面枠11の開閉時に貯留タンク71から後方へ
パチンコ玉がこぼれるのを防止するもので、その上部は
多数の小片を林立したフェンス状に形成されている。ま
た、貯留タンク71の底部には取付片122に軸123
を介して回動自由に支持された前記玉ならし部材91が
設けられている。
【0050】貯留タンク71の両側にはクリップ保持部
材124(他方は図示略)が設けられ、これらのクリッ
プ保持部材124にクリップ125、126をそれぞれ
通して前述した基枠体84に設けられたボス(図示略)
に挿入してロックすることにより、貯留タンク71が基
枠体84に着脱可能に固定される。一方、貯留タンク7
1の底部にはコの字状に形成された2つのセンサ保持部
材を組み合わせたセンサ取付部127A〜127Cが設
けられており、本実施例では真ん中のセンサ取付部12
7Bに補給センサ120が挿入固定されるようになって
いる。
【0051】センサ取付部127A〜127Cを3段階
に分けて設けているのは、貯留タンク71内のパチンコ
玉の残量に応じて玉の補給レベルを設定可能にするため
である。例えば、センサ取付部127Aに補給センサ1
20を挿入固定する場合には、貯留タンク71内のパチ
ンコ玉の残量が少なく、反対にセンサ取付部127Cに
補給センサ120を挿入固定する場合には、貯留タンク
71内のパチンコ玉の残量が多い状態で玉を補給するこ
とになる。
【0052】補給センサ120としては近接センサが用
いられ、貯留タンク71内のパチンコ玉が近接センサに
近づくと、金属製の玉にセンサの磁界が反応して近接セ
ンサの出力が変化するようになっている。したがって、
マイクロスイッチを使用しておらず、接点はない。補給
センサ120は矩形断面を有する小型の直方体形状に形
成され、内部に近接センサを収納し、2本のリード線を
介して出力が取り出されるようになっている。また、補
給センサ120はアクチュエータを必要とせず、簡単に
移動可能な構成となっている。
【0053】このように、本実施例では単に流路の壁面
に(すなわち、貯留タンク71の底部に)、近接センサ
からなる補給センサ120を取り付ける、詳しくはセン
サ取付部127Bに補給センサ120を挿入固定するの
みでよいから、従来に比べてセンサの取り付け構造を格
段と簡単にすることができる。例えば、アクチュエータ
としての可動片や、可動片を変位自由に支持するための
メカ構造が全く必要でなく、センサ取り付け構造の複雑
化が避けられる。
【0054】また、マイクロスイッチを用いておらず、
したがって、接点がなく、センサとしての耐久性に優
れ、故障を起りにくくすることができる。さらに、従来
のような複雑なメカ構造を必要としておらず、センサの
取り付けとしては、センサ取付部127Bに補給センサ
120を挿入固定するのみでよいから、取り付け位置の
自由度が高まり、パチンコ玉が通過する流路の表面壁を
容易に移動可能にすることができ、パチンコ機1の特性
に適した位置に移動調節することができる。
【0055】例えば、この例では貯留タンク71内のパ
チンコ玉の残量に応じて玉の補給レベルを変更できるよ
うに、センサ取付部127A〜127Cの任意の位置に
補給センサ120を固定することができる。なお、パチ
ンコ機1の性能に応じてセンサ取付部をこれら以外の場
所に設置してもよく、そのようにすると、よりきめ細か
く補給レベルを変更できる。
【0056】オーバーフローセンサの取付構造 図4はオーバーフローセンサ80の取付構造を示す図で
ある。図4において、130は上皿21をオーバーフロ
ーしたパチンコ玉が通るオーバーフロー通路であり、オ
ーバーフロー通路130の途中の外部表面壁には同様に
コの字状に形成された2つのセンサ保持部材を組み合わ
せたセンサ取付部131が設けられており、このセンサ
取付部131に対して上方からオーバーフローセンサ8
0が挿入固定されるようになっている。なお、オーバー
フロー通路130は上皿21と下皿(玉供給皿32)と
を接続している。
【0057】センサ取付部材131をオーバーフロー通
路130の途中の図示の位置に設けているのは、図5に
示すように、この部分に下皿32をオーバーフローした
パチンコ玉Tが溜まりやすいからである。オーバーフロ
ーセンサ80としては同様に近接センサが用いられ、オ
ーバーフロー通路130内に下皿32をオーバーフロー
したパチンコ玉Tが近接センサに近づくと、金属製の玉
にセンサの磁界が反応して近接センサの出力が変化する
ようになっている。したがって、マイクロスイッチを使
用しておらず、接点はない。
【0058】また、オーバーフローセンサ80も補給セ
ンサ120と同様に矩形断面を有する小型の直方体形状
に形成され、内部に近接センサを収納し、2本のリード
線を介して出力が取り出されるようになっている。さら
に、オーバーフローセンサ80はアクチュエータを必要
とせず、簡単に移動可能な構成となっている。
【0059】したがって、オーバーフローセンサ80の
場合も補給センサ120と同様に上述した各効果を得る
ことができる。また、オーバーフローセンサ80の取り
付け位置も自由度が高まるため、本実施例のような場所
に限定されず、他の場所で簡単に移動調節することがで
きる。例えば、簡単にオーバーフロー検出のレベルを変
えることができる。
【0060】なお、上記実施例は遊技媒体検出装置の代
表的な例として補給センサおよびオーバーフローセンサ
に適用した例であるが、これらに限らず、近接センサの
使用が可能であれば、他のセンサにも適用することがで
きる。また、センサ取付部や近接センサの構造も上記実
施例に限定されず、他の形状を採用してもよい。
【0061】さらに、本発明に係わる遊技媒体検出装置
の取付構造は一部クレジット方式のパチンコ機に適用す
る例に限らず、他の全てのパチンコ機にも適用すること
ができる。また、遊技媒体としてパチンコ玉を用いない
遊技機であっても、近接センサで検出可能な遊技媒体を
使用する遊技機には同様の考え方を適用可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、単に遊技媒体の流路の
表面壁に近接センサタイプの遊技媒体検出装置を取り付
けるのみでよいから、従来に比べてセンサの取り付け構
造を格段と簡単にすることができる。すなわち、アクチ
ュエータとしての可動片や、可動片を変位自由に支持す
るためのメカ構造が全く必要でなく、センサ取り付け構
造の複雑化を避けることができる。
【0063】また、マイクロスイッチを用いておらず、
したがって、接点がなく、センサとしての耐久性に優
れ、故障を起りにくくすることができる。さらに、従来
のような複雑なメカ構造を必要としておらず、センサ取
り付位置の自由度を高めることができ、遊技媒体の流路
の表面壁を容易に移動可能にすることができる。その結
果、遊技機の特性に適した位置に移動調節することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技媒体検出装置の取付構造を適
用したパチンコ機の一実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】同実施例のパチンコ機の裏機構の構成を示す図
である。
【図3】同実施例の貯留タンクの構造を示す図である。
【図4】同実施例のオーバーフローセンサの取り付け状
態を説明する図である。
【図5】同実施例のオーバーフローセンサの作動を説明
する図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 11 前面枠 13 遊技盤 22 クレジット数表示器 23 精算ボタン 56 玉寄せカバー 57 役物制御回路盤 62 センター役物装置 63 普通電動始動口 75 確率設定器 76 玉寄せカバー 77 役物制御回路盤 79 排出・発射制御回路盤 80 オーバーフローセンサ(遊技媒体検出装置) 83 玉寄せ部材 84 基枠体 120 補給センサ(遊技媒体検出装置) 127A〜127C、131 センサ取付部 130 オーバーフロー通路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の裏面側で、遊技媒体が通過する
    流路の表面壁に、該流路内における遊技媒体の流れ状態
    を検出するフラット状の遊技媒体検出装置を取り付け、 該遊技媒体検出装置は、遊技媒体が近接することによ
    り、その出力が変化して遊技媒体の流れ状態を検知する
    ことを特徴とする遊技媒体検出装置の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記遊技媒体検出装置は、近接スイッチ
    からなり、遊技媒体としてのパチンコ玉が近接すること
    により、磁界が変化して出力信号を変化させることを特
    徴とする請求項1記載の遊技媒体検出装置の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体検出装置は、流路内におけ
    る遊技媒体の流れ状態として貯留タンクの玉不足を検出
    する補給センサであることを特徴とする請求項1記載の
    遊技媒体検出装置の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記遊技媒体検出装置は、流路内におけ
    る遊技媒体の流れ状態として遊技機の下皿への玉のオー
    バーフロー状態を検出するオーバーフローセンサである
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体検出装置の取
    付構造。
  5. 【請求項5】 前記遊技媒体検出装置は、遊技媒体が通
    過する流路の表面壁を移動可能で、遊技機の特性に適し
    た位置に移動調節が可能であることを特徴とする請求項
    1記載の遊技媒体検出装置の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06178849A (ja) * 1992-12-12 1994-06-28 Fuji Shoji:Kk 弾球遊戯機の入賞球満杯検出装置

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