JPH0622973U - 表面電位センサ - Google Patents

表面電位センサ

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JPH0622973U
JPH0622973U JP5974292U JP5974292U JPH0622973U JP H0622973 U JPH0622973 U JP H0622973U JP 5974292 U JP5974292 U JP 5974292U JP 5974292 U JP5974292 U JP 5974292U JP H0622973 U JPH0622973 U JP H0622973U
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JP
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tuning fork
surface potential
piezoelectric tuning
potential sensor
piezoelectric
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JP5974292U
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Inventor
明夫 梶原
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面電位を安定して検出し得る表面電位セン
サを提供する。 【構成】 本センサ20は、ダイカストケース21を有
し、このケース21内に、電気力線Eを受電する測定電
極23,測定電極23に静電変化を与える圧電音叉2
2,測定電位を示す信号を出力する電位検出回路26及
び圧電音叉22を振動させるための駆動回路27を配置
している。圧電音叉22はその圧電音叉22の質量より
大きいケース21に固定されているので、圧電音叉22
は安定して振動する。これにより、圧電音叉22の取付
構造に起因する表面電位検出の不安定性を改善できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば静電複写機,プリンタ,ファクシミリ等における導体,絶縁 体等の表面電位を非接触にて検出するための表面電位センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の表面電位センサとしては、図3,図4に示す構成のものが知られている (例えば特開昭60-55273号公報等)。
【0003】 図3に示す従来の表面電位センサ1は、測定電極3に受電される電気力線Eを 音叉振動片4に設けたチョッパ5,5によりチョップして測定電極3に静電変化 を与えることにより、表面電位を検出するものである。すなわち、電位測定対象 の表面からシールド部材2に設けた開口2aを通じて測定電極3に受電される電 気力線Eは、チョッパ5,5によりチョップされて交流信号に変換され、電位検 出回路6により測定電位を示す信号として出力される。
【0004】 また、図4に示す表面電位センサ10は、音叉振動片14の先端に設けた測定 電極13を駆動回路7により振動させて測定電極13に静電変化を与えることに より、表面電位を検出するものである。測定電極13に受電される電気力線Eは 、同じく電位検出回路6により測定電位を示す信号として出力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図3,図4に示す音叉振動片4,14は、プリント基板やアル ミナ基板に半田付けなどの方法で取り付けられ、更にその基板を接着剤などを介 してケースに固定されていた。
【0006】 このため、基板固定用の接着剤などの特性が周囲環境(特に温度)により劣化 して音叉振動片4,14の固定が不安定となりやすく、また音叉振動片4,14 の振動が基板に伝達して基板が振動することにより、その振動が音叉振動片4, 14の振動に影響して、実用とする基本振動モードと異なる周波数で振動する可 能性があり、安定した表面電位の検出ができないという問題があった。
【0007】 そこで、本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表面電位を安定し て検出し得る表面電位センサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の表面電位センサは、電気力線を受電する測 定電極と、それ自体が振動し前記測定電極に静電変化を与える圧電音叉を用いた 自励発振器とを有する表面電位センサにおいて、前記発振器の圧電音叉の質量よ り大きいダイカスト部材を具備し、前記発振器を前記ダイカスト部材に取り付け たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
上記構成の表面電位センサによれば、圧電音叉を用いた自励発振器はその圧電 音叉の質量より大きいダイカスト部材に固定されているので、前記発振器は安定 して振動する。これにより、圧電音叉の取付構造に起因する表面電位検出の不安 定性を改善できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
【0011】 図1は本考案の表面電位センサの一実施例を示す縦断面図、図2はその要部斜 視図である。
【0012】 図1,図2に示す本実施例の表面電位センサ20は、略長方体状のダイカス部 材である亜鉛ダイカストケース21を有し、このケース21内に、電気力線Eを 受電する測定電極23,測定電極23に静電変化を与える圧電音叉22,測定電 位を示す信号を出力する電位検出回路26及び圧電音叉22を振動させるための 駆動回路27を配置している。
【0013】 前記ケース21は、亜鉛合金等のシールド部材から成り、ダイカスト法により 一体成型されたもので、電気力線Eの照射側に電位測定対象の表面から電気力線 Eを取り込むための開口21aを設け、測定電極23,圧電音叉22を収容する 第1の凹部21bと、駆動回路27を収容する第2の凹部21cと、第1及び第 2の凹部21b,21cを連通するように形成され電位検出回路26を収容する 第3の凹部21dを形成している。
【0014】 前記圧電音叉22は、図2に示すように、略U字状を有し、その先端のそれぞ れにチョッパ25,25を配置し、その略中間部に圧電音叉22を基本振動モー ドで振動させるための圧電素子等の駆動素子27a,27aをそれぞれ設けてい る。そして、圧電音叉22の後端側は、溶接又は捩子止め等の強固な固定方法に よりケース21に直接固定されている。これにより、圧電音叉22の振動の安定 化を図っている。
【0015】 前記駆動回路27は、駆動素子27aに電気的に接続され、その駆動素子27 aを付勢するための回路素子をプリント基板27b上に搭載して成る。そして、 そのプリント基板27bは、ケース21に接着剤等により直接固定され、第2の 凹部21cに収容されている。
【0016】 前記電位検出回路26は、測定電極23に電気的に接続され、駆動回路27用 のプリント基板27bとは別個独立のプリント基板26a上に必要な回路素子を 搭載して成る。そして、そのプリント基板26aは、ケース21に接着剤等によ り直接固定され、第3の凹部21dに収容されている。このように駆動回路27 と電位検出回路26とを機械的に分離した構成とすることにより、振動の漏電防 止(ノイズ防止)を図れる。
【0017】 前記測定電極23は、断面略コ字状に折曲した形状を有し、ケース21の開口 21aに対向する位置に配置されように、電位検出回路26用のプリント基板2 6aに接続され、受電した電気力線Eに応じた交流信号を出力するものである。
【0018】 次に、上記構成の本実施例の作用を説明する。
【0019】 電位測定対象の表面からケース21に設けた開口21aを通じて電気力線Eを 取り込むと、その取り込んだ電気力線Eは、測定電極23に受電される。
【0020】 一方、駆動回路27は、駆動素子27aを付勢し、圧電音叉22をその圧電音 叉22が有する固有振動数(基本振動モードの周波数)で振動させる。この圧電 音叉22の振動により、圧電音叉22の先端に設けたチョッパ25,25は測定 電極23に入射される電気力線Eをチョップして交流信号に変換する。
【0021】 測定電極23にて検出された交流信号は、電位検出回路26により測定電位を 示す信号として出力される。
【0022】 このような上記実施例によれば、圧電音叉22は、その圧電音叉22の質量よ り大きいケース21に溶接又は捩子止め等の強固な固定方法により直接固定され ているので、安定した振動を行うことができ、表面電位を安定して検出すること ができる。
【0023】 また、電位検出回路26と駆動回路27とを各々独立のプリント基板27b, 26a上に形成しているので、電位検出回路26の出力にノイズが発生するのを 防止できる。両回路26,27用のプリント基板26a,27bに圧電音叉22 を取り付けていないため、当該基板26a,27bの自由度が増し、また小型な ものとなるので、コスト低減を図れる。
【0024】 なお、本考案は、上記実施例に限定されず、種々に変形実施できる。例えば、 ダイカスト部材は、亜鉛合金の外、銅合金等のものでもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、圧電音叉を用いた自励発振器の圧電音叉 をその圧電音叉の質量より大きいダイカスト部材に固定して、前記発振器が安定 して振動するようにしているので、表面電位を安定して検出し得る表面電位セン サを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表面電位センサの一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】本実施例の要部斜視図である。
【図3】従来の表面電位センサの一例を示す要部斜視図
である。
【図4】従来の表面電位センサの他の例を示す要部斜視
図である。
【符号の説明】
20 表面電位センサ 21 ダイカストケース 22 圧電音叉 23 測定電極 E 電気力線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気力線を受電する測定電極と、それ自
    体が振動し前記測定電極に静電変化を与える圧電音叉を
    用いた自励発振器とを有する表面電位センサにおいて、
    前記発振器の圧電音叉の質量より大きいダイカスト部材
    を具備し、前記発振器を前記ダイカスト部材に取り付け
    たことを特徴とする表面電位センサ。
  2. 【請求項2】 前記ダイカスト部材は、亜鉛ダイカスト
    であることを特徴とする請求項1記載の表面電位セン
    サ。
JP5974292U 1992-08-25 1992-08-25 表面電位センサ Withdrawn JPH0622973U (ja)

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JP5974292U JPH0622973U (ja) 1992-08-25 1992-08-25 表面電位センサ

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JP5974292U JPH0622973U (ja) 1992-08-25 1992-08-25 表面電位センサ

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JPH0622973U true JPH0622973U (ja) 1994-03-25

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Effective date: 19961107