JPH06229672A - 遠心乾燥機 - Google Patents

遠心乾燥機

Info

Publication number
JPH06229672A
JPH06229672A JP1494093A JP1494093A JPH06229672A JP H06229672 A JPH06229672 A JP H06229672A JP 1494093 A JP1494093 A JP 1494093A JP 1494093 A JP1494093 A JP 1494093A JP H06229672 A JPH06229672 A JP H06229672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
exterior body
cleaning liquid
dried
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1494093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2991581B2 (ja
Inventor
Kenichi Kato
賢一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RAIKU KK
Original Assignee
RAIKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RAIKU KK filed Critical RAIKU KK
Priority to JP5014940A priority Critical patent/JP2991581B2/ja
Publication of JPH06229672A publication Critical patent/JPH06229672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2991581B2 publication Critical patent/JP2991581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄後のレンズを迅速に、且つ確実に乾燥さ
せる遠心乾燥機を提供することを目的とする。 【構成】 キャリア31が載置されたホルダ24a、2
4bの周囲には、多数の羽根板40が設けられている。
レンズ30に付着している洗浄液は、遠心力により周囲
に飛散するが、外部に接続された真空ポンプに引かれ
て、多数の羽根板40で形成される開口より、羽根板4
0の外側に排出され、再び洗浄液がレンズ30に付着す
る事はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心力を利用して洗浄
後の被乾燥体に付着している洗浄液を振り切って乾燥を
行なう遠心乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学用レンズの表面に真空蒸着やスパッ
タリング等で光学皮膜を形成する際には、光学特性を安
定に維持し、あるいは光学皮膜が剥離したりすることが
ないように、予めその表面を清浄にしておく必要があ
る。このため、レンズの洗浄には、一般に超音波洗浄機
が用いられている。
【0003】超音波洗浄工程では、洗浄用のキャリアに
複数のレンズを配列し、レンズをキャリアごと複数の洗
浄槽に順次に浸していく。洗浄槽にはトリクレン、アル
コール等の有機溶剤や純水等の洗浄液が満たされてお
り、キャリアを浸した状態で洗浄液に超音波振動が加え
られる。一般に最終洗浄には揮発性の高いフロン溶剤が
用いられるが、環境保全の観点から最近ではアルコール
や純水で最終洗浄を行なうことが試みられている。
【0004】ところが、アルコールや純水で最終洗浄に
用いた場合、これらの洗浄液で濡れているレンズを自然
乾燥させると、洗浄液中の不純物等の影響で乾燥ムラが
生じやすく、レンズ表面にシミや汚れが残ることが多
い。このような問題を解決するために、遠心乾燥機を用
いることが提案されている。遠心乾燥機は、有蓋の筒状
をした外装体の中に垂直な回転軸を配し、この回転軸に
対してブランコのように揺動自在なホルダを取り付けた
もので、ホルダにはレンズを保持したままの前記キャリ
アが載置される。そして回転軸をモータで300〜15
00r.p.m程度の回転数で高速回転させるとこれに
伴って遠心力が生じ、この遠心力によってレンズに付着
した洗浄液は勢いよく跳ね飛ばされるようになる。さら
に、高速回転にともなう気流によってレンズ表面の乾燥
が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でに種々試みられている遠心乾燥機では、遠心力によっ
てレンズ表面から振り切られた洗浄液が外装体の内壁で
弾き飛ばされ、飛沫となって再びレンズに付着すること
があった。このため乾燥時間が長くなったり、また飛沫
が再付着することによって乾燥ムラを消磁させる原因に
もなっていた。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、遠心力で振り飛ばされた洗浄液が被乾燥体
に再付着することがないようにした遠心乾燥機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を達
成するにあたり、外装体の内側でホルダと共に回転され
るキャリアの回転軌跡を隙間を開けて取り囲み、被乾燥
体から飛散した洗浄液を隙間を通して外装体に向けて通
過させ、かつ外装体の内壁にぶつかった洗浄液を再びホ
ルダ側に戻さないように傾斜した複数の羽根板を用いた
ものである。また、請求項2に記載したように、ホルダ
とともに一体となって回転される回転体に、ホルダと外
装体との間に位置するように隙間を開けて配列された複
数の羽根板を一体に形成し、被乾燥体から飛散した洗浄
液を隙間を通して外装体側に通過させるとともに、外装
体の内壁にぶつかった洗浄液がホルダ側に戻るのを羽根
板で阻止する構成にしてもよい。さらに、前記回転体を
円筒体で構成し、少なくともその一方の端縁に回転体側
から外装体側に向かう気流を生じさせるための複数の羽
根を形成することも有効な手段となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明を実施した遠心乾燥機を一部破断し
た斜視図である。外観が円筒状をした遠心乾燥機1の外
装体3の内部には隔壁4が設けられ、これにより、上方
の乾燥室5と下方の駆動室6に仕切られている。
【0009】駆動室6には、外装体3に強固に固定され
た基板10、11が設けられている。上方の基板10に
は軸受13が固定され、下方の基板11には軸受14と
モータ15とが固定されている。これら軸受13、14
の2つで回転軸16が回動自在に支持されている。この
回転軸16にはプーリ17が固着され、モータ15に固
着されたプーリ18との間にはベルト19が捲回されて
いる。
【0010】回転軸16の上部には、上部支持部21が
固着され、この上部支持部21に左右方向へ水平に支持
棒22が固着されている。そして支持棒22の両端部に
は、アーム23a、23bが各々支持棒22と直角に固
着され、さらにこのアーム23a、23bに各々ホルダ
24a、24bが揺動自在に軸着されている。符号7は
乾燥室5を上方から覆う上蓋を示し、この上蓋7に設け
られたドア8を開くことによって、超音波洗浄後のレン
ズ30を多数並べたキャリア31をホルダ24a、24
bに載置し、また乾燥処理後のレンズ30をキャリア3
1ごと取り出すことが出来る。
【0011】図2は、超音波洗浄用のキャリア31を示
す。キャリア31はステンレス製の枠体32に3本1組
の支持棒34a、34bを取り付けたものである。各支
持棒34a、34bの両端にはネジ条が形成されてお
り、各々ボルト33を締めつけることによって枠体32
に支持棒34a、34bが固定される。支持棒34a、
34bは真鍮棒にテフロン板35を固着したもので、各
テフロン板35には一定ピッチで切込み35aが形成さ
れている。この切込み35aはレンズ30の縁を支える
ためのもので、図示したようにレンズ30は3本1組の
支持棒34aによって保持される。したがって、このキ
ャリア31によれば、3本ずつの支持棒34a、34b
の2組で30個程度のレンズ30を保持することが可能
である。
【0012】上記キャリア31は超音波洗浄工程で用い
られるだけでなく、図1に示したように遠心乾燥機1に
よる乾燥工程でもそのまま用いられる。すなわち、超音
波洗浄機の最終洗浄槽から引き上げられたキャリア31
は、そのまま遠心乾燥機1のホルダ24a、24bに載
置される。
【0013】図3にも示したように、遠心乾燥機1の外
装体3の内壁に沿って多数の羽根板40が設置されてい
る。これらの羽根板40はステンレス製であり、リング
状の支持板41に固着されている。そして、ホルダ24
a、24bが高速で時計方向に回転し、遠心力によって
ホルダ24a、24bが図3のように揺動して持ち上げ
られたときに、ホルダ24a、24bの回転軌跡内に入
り込まない幅になっている。また、各々の羽根板40
は、遠心力によって洗浄液が図中の破線方向に振り飛ば
されたときにこれらの飛沫を外装体3の内壁方向へと通
過させ、また、外装体3の内壁に当たってから再びホル
ダ24a、24b側へ戻ることのないように傾斜してい
る。
【0014】ところで、ホルダ24a、24bにはレン
ズ30がキャリア31ごと載置されるが、その重量が左
右でアンバランスであると高速回転時に振動が発生する
ので、各ホルダ24a、24bにキャリア31を載置す
る際に左右の重量バランスが極端に相違しないようにし
ておく。また、ある程度の重量バランスの相違は、上部
支持部21に組み込まれている自動バランス調整装置2
1aで解消することが出来る。なお、この自動バランス
調整装置としては、例えば特開平4−258665号で
提案したものがある。
【0015】次にこれらの機構の作用を説明する。超音
波洗浄後の、濡れた状態のレンズ30を多数保持したキ
ャリア31を、遠心乾燥機1の上部のドア8を開いてホ
ルダ25a、25bに1つずつ載置した後、ドア8を閉
じて、遠心乾燥機1の駆動スイッチ(図示せず)をオン
にする。これにより、モータ15は回転数を徐々に上げ
ながら回転し、プーリ18、ベルト19、及びプーリ1
7を介して回転軸16を時計方向に回転させる。この結
果、支持棒22とアーム23a、23b、及びホルダ2
4a、24bは回転軸16と一体になって時計方向に回
転を始める。
【0016】回転軸16が回転を始めると、ホルダ24
a、24bは各々アーム23a、23bに対して揺動自
在に軸着されているため、回転の遠心力によりホルダ2
4a、24bの底部が外側を向くような形で広がり始
め、回転軸16の回転速度が定速まで上昇すると、ホル
ダ24a、24bは回転停止状態より底面をほぼ90°
外側に向けて回動した状態となる。もちろんこの状態で
も載置されているキャリア31のレンズ30は、遠心力
により、落下したり飛んだりすることはない。
【0017】こうして、ホルダ24a、24bが高速で
回転すると、レンズ30の表面に付着している洗浄液
は、遠心力により外側に振り切られるように飛散する。
回転しているホルダ24a、24bの外周には前述した
ように、多数の羽根板40が開口を形成するように配置
されているため、飛散した洗浄液は、図3の点線の矢印
のように、羽根板40の相互の隙間を通って、外装体3
の内壁へと跳ね飛ばされる。なお、レンズ30から振り
切られた洗浄液が羽根板40に直接当たったとしても、
これらは羽根板40の傾斜によってやはり外装体3に向
けて跳ね飛ばされるようになる。
【0018】こうして、レンズ30の表面から跳ね飛ば
された洗浄液は、外装体3の内壁に勢い良くぶつかって
跳ね返されるが、これらは羽根板40の裏面にぶつかっ
てしまい再びホルダ24a、24b側まで戻ることがな
い。従って、一旦レンズ30の表面から振り切られた洗
浄液が再びレンズ30に付着することがなく、乾燥効率
を上げることが出来る。なお、レンズ30から振り切ら
れた洗浄液は外装体3の内壁や羽根板40の裏面に沿っ
て流下し、隔壁4に形成された排出口及び配管を通って
外部に排出される。さらに、上蓋7にフィルタ付きのエ
アー吸入口を設けるとともに隔壁4に排気口を設けてお
き、真空ポンプ等により排気口からエアー吸引を行なう
と、乾燥室5内には上から下へ向かう気流が生じ、乾燥
室5内で霧状に飛散した洗浄液が再びレンズ30側に回
り込むことを防ぐことが出来る。
【0019】図4は本発明の他の実施例を示し、これま
でに説明した部材等と共通しているものには同符号を付
してある。この実施例では、前述の実施例で固定式の羽
根板40を用いていたのに代えて、ホルダ24a,24
bとともに一体となって回転するドラム45が用いられ
ている。有底のドラム45は、底板45aに一体化した
リングを介して回転軸16に固着されている。したがっ
て、回転軸16が回転すると、ドラム45はホルダ24
a,241bとの相対位置を一定に保った状態で回転す
る。ドラム45の周壁45bは、図示したように外装体
3の内壁に沿い、またホルダ24a,24bの回転軌跡
を取り囲むようになっている。図5に示したように、ド
ラム45の内部には補強板48,49が固定されてお
り、ドラム45が高速回転しても変形することはない。
【0020】ドラム45の周壁45bには、一対の補強
板48で囲まれた部分に、折り曲げ成形によりスリット
状の複数の開口46aと傾斜した羽根板46bとが形成
されている。羽根板46bの傾斜は、ドラム45の回転
方向を時計回りとしたとき、図示のように後端側が周壁
45bの外側に突出している。したがって、ドラム45
を回転すると、ドラム45の中心から外に向かって気流
が発生する。
【0021】ドラム45を回転軸16に固定するときの
角度位置は、一対の補強板48の間にホルダ24a,2
4bが入り込むように位置決めされている。したがっ
て、ホルダ24a,24bとドラム45との相対位置は
変化することがなく、遠心力でホルダ24a,24bが
揺動するときには常に一対の補強板48の間で揺動す
る。ドラム45の上縁には、やはり折り曲げ成形により
小さな羽根板47が設けられている。羽根板47の傾斜
は羽根板46bと同じ向きになっている。
【0022】上蓋7には吸入口27が形成され、さらに
吸入口27にはフィルタ28が嵌め込まれている。ま
た、図6に示したように隔壁4の周縁部の複数個所には
排気口38が形成されている。これらの排気口38はダ
クト39を介して真空ポンプ40に接続されており、真
空ポンプ40を駆動することによって、フィルタ28を
通して正常な空気が乾燥室5の上方から入り下方から排
気されるようになる。
【0023】上記のドラム45を用いた遠心乾燥機で
は、ホルダ24a,24bにレンズ30を保持したキャ
リア31を載置して回転軸16を駆動すると、ホルダ2
4a,24bとともにドラム45が回転する。ドラム4
56が回転すると、傾斜した羽根板46b,47によ
り、ドラム45の内側から外側に向かう気流が発生す
る。また、回転軸16が充分な回転速度に達すると、図
6に示したようにホルダ24a,24bは遠心力によっ
て、その底面がドラム45の周壁45bと正対するよう
に揺動し、レンズ30の表面に付着していた洗浄液はド
ラム45の周壁45bに向かって振り飛ばされる。
【0024】こうしてレンズ30の表面から振り飛ばさ
れた洗浄液は、ドラム45に形成した開口46aを通り
外装体3の内壁に達する。なお、羽根板46bにぶつか
った洗浄液は羽根板46bの傾斜によりやはり外装体3
の内壁に向かって跳ね飛ばされる。そして、これらの洗
浄液は外装体3の内壁に勢いよくぶつかって跳ね返され
るが、これらは羽根板46bの裏面あるいは周壁45b
にぶつかり、再びホルダ24a,24b側まで戻ること
がない。また、外装体3の内壁に衝突して霧状に飛散し
た洗浄液も、羽根板46b,47によって生じる外向き
の気流により再びドラム45の内側に戻ることはない。
さらに、真空ポンプ40の駆動により乾燥室5内には下
方に向かう気流も生じており、霧状になった洗浄液がド
ラム45の上縁からドラム45の内側に回り込むことも
ない。
【0025】以上、図示した実施例にしたがって本発明
について説明してきたが、本発明の遠心乾燥機はレンズ
等の光学部品だけでなく、種々の機械部品やシリコンウ
ェハ等の半導体部品の洗浄後の乾燥処理にも同様に用い
ることができる。
【0026】
【発明の効果】上述したように、本発明の遠心乾燥機に
よれば、被乾燥体を載置したホルダの回転軌跡を取り囲
むように隙間を開けて複数の羽根板を設置し、この羽根
板の傾斜を利用して被乾燥体から遠心力で飛ばされた洗
浄液を外装体側に通過させ、また外装体の内壁で跳ね飛
ばされた洗浄液を羽根板の裏面で遮断するようにしてあ
るから、被乾燥体から振り飛ばされた洗浄液が再び被乾
燥体に付着することがなく、乾燥ムラがない迅速な乾燥
処理を行うことができる。また、ホルダとともに回転す
る回転体に、ホルダの回転軌跡と外装体との間に位置す
るように隙間を開けて配列した複数の羽根板を一体化す
ることにより、この羽根板で外装体の内壁で跳ね飛ばさ
れた洗浄液が再び被乾燥体に付着することを防ぐことが
できるだけでなく、羽根板の回転により外向きの気流を
発生させることができるため、霧状になった洗浄液が被
乾燥体側に回り込んでくることも防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた遠心乾燥機の部分破断斜視図で
ある。
【図2】超音波洗浄工程及び乾燥工程で共通に用いられ
るキャリアの外観図である。
【図3】本発明の遠心乾燥機の作用説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す部分破断斜視図であ
る。
【図5】図4の遠心乾燥機に用いられているドラムの外
観図である。
【図6】図4の遠心乾燥機の作用説明図である。
【符号の説明】
3 外装体 5 乾燥室 16 回転軸 24a,24b ホルダ 30 レンズ 31 キャリア 40 羽根板 45 ドラム 45b 周壁 46a 開口 46b 羽根板 47 羽根板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥体を保持したキャリアをホルダに
    載置し、このホルダを外装体の内部で回転することによ
    って生じる遠心力を利用して、被乾燥体に付着した洗浄
    液を飛散させるようにした遠心乾燥機において、前記外
    装体の内側で前記キャリアの回転軌跡を隙間を開けて取
    り囲み、かつ被乾燥体から飛散した洗浄液を前記隙間を
    通して外装体に向けて通過させるとともに、外装体の内
    壁にぶつかった洗浄液がホルダ側に戻るのを阻止するよ
    うに傾斜した複数の羽根板を設けたことを特徴とする遠
    心乾燥機。
  2. 【請求項2】 被乾燥体を保持したキャリアをホルダに
    載置し、このホルダを外装体の内部で回転することによ
    って生じる遠心力を利用して、被乾燥体に付着した洗浄
    液を飛散させるようにした遠心乾燥機において、前記ホ
    ルダを回転させる回転軸にホルダと同軸となって回転す
    る回転体を固着するとともに、この回転体に前記ホルダ
    と外装体との間に位置するように隙間を開けて配列され
    た複数の羽根板を一体に形成し、被乾燥体から飛散した
    洗浄液を前記隙間を通して外装体へと通過させるととも
    に、外装体の内壁にぶつかった洗浄液がホルダ側に戻る
    のを前記羽根板により阻止するようにしたことを特徴と
    する遠心乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記回転体は円筒体であり、少なくとも
    その一方の端縁には前記回転体側から外装体側に向かう
    気流を生じさせるための複数の羽根が形成されているこ
    とを特徴とする遠心乾燥機。
JP5014940A 1993-02-01 1993-02-01 遠心乾燥機 Expired - Fee Related JP2991581B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014940A JP2991581B2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 遠心乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014940A JP2991581B2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 遠心乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06229672A true JPH06229672A (ja) 1994-08-19
JP2991581B2 JP2991581B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=11874960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5014940A Expired - Fee Related JP2991581B2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 遠心乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2991581B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104075559A (zh) * 2014-07-16 2014-10-01 江苏双仪光学器材有限公司 一种镜片无尘烘干设备
JP2015511874A (ja) * 2012-02-06 2015-04-23 アウスバイオ アールアンドディー ヨーロップ ゲーエムベーハー サンプルキャリア遠心分離機
CN108050788A (zh) * 2017-12-14 2018-05-18 曹诗晴 一种汽车法兰生产用烘干装置
CN114576959A (zh) * 2022-04-21 2022-06-03 汕头大学·香港中文大学联合汕头国际眼科中心 一种应急医疗器械烘干装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015511874A (ja) * 2012-02-06 2015-04-23 アウスバイオ アールアンドディー ヨーロップ ゲーエムベーハー サンプルキャリア遠心分離機
CN104075559A (zh) * 2014-07-16 2014-10-01 江苏双仪光学器材有限公司 一种镜片无尘烘干设备
CN108050788A (zh) * 2017-12-14 2018-05-18 曹诗晴 一种汽车法兰生产用烘干装置
CN114576959A (zh) * 2022-04-21 2022-06-03 汕头大学·香港中文大学联合汕头国际眼科中心 一种应急医疗器械烘干装置
CN114576959B (zh) * 2022-04-21 2022-07-29 汕头大学·香港中文大学联合汕头国际眼科中心 一种应急医疗器械烘干装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2991581B2 (ja) 1999-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2709568B2 (ja) ダウンフロー型スピンドライヤ
US5829156A (en) Spin dryer apparatus
US6062239A (en) Cross flow centrifugal processor
EP1115511B1 (en) Offset rotor flat media processor
JP3396377B2 (ja) 基板処理装置
JPH06229672A (ja) 遠心乾燥機
JP3171965B2 (ja) スピン洗浄乾燥装置
JPS6221003Y2 (ja)
JP2000346549A (ja) 回転式基板乾燥装置および乾燥方法
JP4369022B2 (ja) スピン処理装置
JP2738496B2 (ja) 回転体の防振用自動平衡装置及びこれを用いた遠心乾燥装置
JP2004207407A (ja) スピン洗浄装置
JPH1154470A (ja) スピン処理装置
JP3544618B2 (ja) 基板乾燥方法および基板乾燥装置
JP2000258057A (ja) 部品乾燥方法及び部品乾燥装置
JP4298840B2 (ja) スピン処理装置およびスピン処理方法
JPH11290791A (ja) 洗浄乾燥装置
JPH06275506A (ja) 回転塗布装置及びその方法
JPH09148218A (ja) 回転式基板処理装置
JP4410331B2 (ja) スピン処理装置
JPH06208093A (ja) レンズの乾燥方法
JPH07171476A (ja) 回転式塗布装置
JP2003093979A (ja) スピン処理装置
JP2002025969A (ja) スピン処理装置
JPS6253942B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees