JPH06275506A - 回転塗布装置及びその方法 - Google Patents

回転塗布装置及びその方法

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JPH06275506A
JPH06275506A JP8524393A JP8524393A JPH06275506A JP H06275506 A JPH06275506 A JP H06275506A JP 8524393 A JP8524393 A JP 8524393A JP 8524393 A JP8524393 A JP 8524393A JP H06275506 A JPH06275506 A JP H06275506A
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JP
Japan
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wafer
spin
gas
coating
coating liquid
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JP8524393A
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Toshiharu Ashida
逸治 芦田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェハの表面に異物のない良好な塗布膜を形
成することによって半導体製品の歩留りの向上を図る。 【構成】 底面に排気口14aを配置したスピンカップ
14の内部に、処理を行うウェハWを吸着固定するスピ
ンチャック12と、スピンチャク12に吸着固定された
ウェハWの表面に対して平行にガスを噴出しかつウェハ
Wの全表面を覆う状態にガスを噴出するガス供給パイプ
15のガス噴出口15aと、ガス噴出口15aから噴出
したガスを排気する吸気ダクト16の吸気口16aとを
配置する。ガス噴出口15aは、スピンチャック12に
吸着固定されたウェハWの周縁より外側で、かつ、ウェ
ハWの表面に対して所定の高さΔtに配置される。ま
た、吸気口16aは、スピンチャック12に吸着固定さ
れるウェハWの周縁より外側で、かつガス噴出口15a
とでウェハWを挟んで対向する状態に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造工程でレジ
スト等の塗布液をウェハの表面に塗布する場合に用いる
回転塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程に用いられる回転塗布装
置は、レジスト等の塗布液をウェハの表面に均一に塗布
するための装置である。この回転塗布装置は、塗布液が
滴下されたウェハを高速回転させ、遠心力で当該塗布液
をウェハ上に塗布すると共に、余剰の塗布液を当該ウェ
ハの表面から飛散させることによって、上記ウェハの表
面に塗布される塗布液に所定の膜厚を得ている。
【0003】図4に上記回転塗布装置の構成図を示し
た。図に示すように、処理を行うウェハWは、スピンモ
ータの回転軸41の上端に配置されたスピンチャック4
2に吸着固定される。そして、上記回転軸41を延長し
た上部には、塗布液をウェハWの表面に滴下する滴下ノ
ズル43の先端部が配置されている。上記構成の処理部
分は、遠心力でウェハWの表面から飛散する塗布液を受
け止めるためのスピンカップ44で囲まれている。
【0004】しかし、上記のようにウェハWの表面から
遠心力で飛散した塗布液は、上記スピンカップ44から
跳ね返ってウェハWに再付着する場合がある。ウェハW
に塗布液が再付着すると、ウェハWの表面で塗布液の塗
布膜厚に不均一が生じる。このため、上記スピンカップ
44を塗布液が跳ね返り難い形状に設計したり、あるい
は上記スピンカップ44の底面に複数の排気口45を設
けている。上記排気口45は、上記スピンカップ44の
内側にダウンフロー状態で流されるクリーンエア46を
排気するか、または、スピンカップ44の内側の雰囲気
を強制的に吸引排気するものである。そして、ウェハW
の回転による遠心力で飛散した塗布液を、この排気口4
5から排出し再びウェハWに付着するのを防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の回転塗
布装置には、以下のような課題があった。すなわち、図
5に示すように、高速回転するウェハWの表面の塗布液
Lは、遠心力によってミスト状態で飛散する。この飛散
するミスト状態の塗布液Lのうち質量の大きいものはウ
ェハWの表面に対して水平方向に飛散し、クリーンエア
46によって下方へ落とされて図4に示した排気口45
から排出される。しかし、質量の小さいものは、ウェハ
Wの表面から上方向に向かって舞い上がる。この質量の
小さい、いわゆる霧状の塗布液L1 は、上記スピンカッ
プ44の底面に配置された排気口45から排出されるこ
となく、そのままウェハWの表面に降下するか、あるい
はクリーンエア46に上部から吹きつけられることによ
って、ウェハWの表面に再付着してしまう。そして、ウ
ェハWの表面に再付着した霧状の塗布液L1 は、ウェハ
Wの表面で固まってパーティクルとなり、半導体装置の
パターン欠陥等を引き起こす原因になる。
【0006】本発明は、上記の課題を解決する回転塗布
装置を提供し、ウェハの表面に異物のない良好な塗布膜
を形成することによって半導体製品の歩留りの向上を図
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の回転塗布装置は周壁と底面とで形成され
当該底面に排気口を配置したスピンカップと、当該スピ
ンカップの内部に配置され処理を行うウェハを吸着固定
するスピンチャックと、上記スピンカップの内部に配置
され上記スピンチャクに吸着固定されたウェハの表面に
対して平行にガスを噴出しかつ同ウェハの全表面を覆う
状態にガスを噴出するように形成されたガス供給パイプ
のガス噴出口と、上記スピンカップの内部に配置され上
記ガス噴出口から噴出したガスを排気する吸気ダクトの
吸気口とを備えている。そして、上記ガス噴出口は、上
記スピンチャックに吸着固定されたウェハの周縁より外
側で、かつ、同ウェハの表面に対して所定の高さに配置
されている。また、上記吸気口は、上記スピンチャック
に吸着固定されるウェハの周縁より外側で、かつ、上記
ガス噴出口とで同ウェハを挟んで対向する状態に配置さ
れることを特徴としている。
【0008】また、本発明の回転塗布方法は、次の第1
から第3の工程に従って行われるものである。第1の工
程では、回転させたウェハの表面に塗布液を滴下する
か、あるいは、ウェハの表面に塗布液を滴下して当該ウ
ェハを回転させ、上記ウェハの表面に上記塗布液を回転
塗布する。上記第1の工程と平行して行われる第2の工
程は、上記ウェハの下方の雰囲気を排気して下方向に向
かう気流を形成し、上記ウェハの表面から遠心力によっ
て水平方向に飛散する上記塗布液を、上記下方向に向か
う気流と共に排気除去する。そして、第3の工程では、
上記第1の工程でウェハの表面に塗布液を滴下した直後
に、上記ウェハの表面に対して平行且つ所定間隔を保つ
気流を不活性な気体またはドライエアで形成し、上記ウ
ェハの上方向に飛散する上記塗布液を上記気流と共に排
気除去する。
【0009】
【作用】上記のように構成された回転塗布装置は、上記
ガス供給パイプのガス噴出口からガスを噴出させること
によって、上記スピンチャックに吸着固定されたウェハ
の上方に気流が形成される。この気流は、ウェハの表面
に対して所定間隔を保って平行に形成され、かつ、上記
ウェハの全表面の上方に形成される。また、上記ガス噴
出口から噴出したガスは、上記吸気口から排気される。
さらに、上記スピンカップの底面に配置される排気口か
ら排気を行うことによって、上記ウェハの下方では、下
方向に向かう気流が形成される。
【0010】そして、上記回転塗布方法では、ウェハの
表面に塗布液を回転塗布する際に、当該ウェハの表面か
ら遠心力によって水平方向に飛散する塗布液と、当該ウ
ェハの表面から上方向に飛散する塗布液とが除去され
る。また、ウェハの表面に対して平行且つ所定間隔を保
つ気流を、不活性な気体またはドライエアで形成してい
るので、当該気流がウェハの表面に塗布される塗布液に
影響を及ぼすことはない。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の第1の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明の回転塗布装置の一部切
欠き斜視図であり、図2は図1におけるA−A’断面構
成図である。図1及び図2に示すように、処理を行うウ
ェハWは、垂直に立設する回転軸11の先端に位置する
スピンチャック12に載置される。上記回転軸11は、
図示しないスピンモータの回転軸11であり、上記スピ
ンチャック12は、上記ウェハWを吸着固定するもので
ある。上記スピンチャックの上方で回転軸11の延長上
には、上記ウェハWに塗布液を滴下するノズル13の先
端部分が配置されている。
【0012】上記の各構成部分は、スピンカップ14の
内部に配置されている。このスピンカップ14は、周壁
と底面とで形成され上部は広く開口している。そして、
上記スピンカップ14の底面には複数の排気口14aが
配置され、上記回転軸11はこのスピンカップ14の底
面から回転自在に貫入されている。また、このスピンカ
ップ14の周壁の上記スピンチャック12を挟んでそれ
ぞれ対向する位置からは、ガス供給パイプ15と吸気ダ
クト16が挿入されている。
【0013】上記ガス供給パイプ15の先端のガス噴出
口15aは、ガス供給パイプ15の垂直方向の径をガス
噴出口15aに向かうにつれて徐々に細く絞り込み、水
平方向に細長い矩形状に形成されいる。また、このガス
噴出口15aに例えば極小さな噴出孔15bを水平方向
の直線上に複数配列させても良い。上記ガス噴出口15
aの水平方向の長さは、少なくとも上記ウェハWの直径
より長く設定する。そして、ガス供給パイプ15の内部
のガス圧力を調整することによって、ガス噴出口15a
またはガス噴出孔15bから噴出したガスが噴出方向で
上下及び左右に広がり難くする。また、上記吸気ダクト
16の吸気口16aの形状は、上記ガス噴出口15aか
ら噴出したガスを全て吸気できるように充分な大きさを
もって開口させる。
【0014】上記ガス供給パイプ15のガス噴出口15
aと上記吸気ダクト16の吸気口16aの配置状態は、
図2に示すようである。すなわち、上記ガス供給パイプ
15のガス噴出口15aは、上記スピンチャック12に
載置されるウェハWの表面より高い位置で、かつ、上記
ウェハWの周縁より外側に配置される。また、上記吸気
口16aは、上記ガス供給パイプ15のガス噴出口15
aと対向する高さで、かつ上記ウェハWの周縁より外側
に配置される。
【0015】図3は、本発明の回転塗布装置による塗布
液の塗布を説明する図である。上記ガス供給パイプ15
のガス噴出口15aの配置高さは、図3の破線で示した
ガス噴出口15aから噴出させたガスによって形成され
る気流20の下面と、ウェハWの表面との間に所定の間
隔Δtを保つ高さに配置する。この間隔Δtは、ウェハ
Wの回転による遠心力で当該ウェハWの表面から水平方
向に飛散する塗布液Lの飛散を妨げない間隔とする。ま
た、上記ガス供給パイプ15のガス噴出口15aの設置
角度θは、上記ガス噴出口15aから噴出させたガスの
下面が、ウェハWの表面と平行を保てるように設定す
る。上記ガス噴出口15aから噴出したガスは、末端に
行くほど上下及び左右に広がる。したがって、上記ガス
噴出口15aの設置角度θは、ガスの噴出圧力及び、上
記ガス噴出口15aと上記吸気口16aとの距離によっ
て決められる。
【0016】上記構造の回転塗布装置は、上記ガス供給
パイプ15のガス噴出口15aからガスを噴出させるこ
とによって、上記スピンチャック12に吸着固定された
ウェハWの上方に気流20が形成される。この気流20
の下面は、ウェハWの表面に対して所定間隔Δtを保っ
て平行に形成され、かつ、上記ウェハWの全表面の上方
に形成される。また、上記スピンカップ14の底面に配
置される上記排気口14aから排気を行うことによっ
て、上記ウェハWの下方には、図2に示すように下方向
に向かう気流21が形成される。
【0017】上記構造の回転塗布装置を用いて、ウェハ
Wの表面に塗布液Lを回転塗布する手順を図1及び図2
を用いて説明する。先ず、上記スピンチャック12にウ
ェハWを吸着固定させる。そして、上記ノズル13から
上記ウェハWの表面に塗布液Lを滴下し、上記回転軸1
1の回転によって上記ウェハWを高速で回転させ、当該
ウェハWの表面に塗布液Lを塗布する。この工程は、ウ
ェハWを高速で回転させてから塗布液LをウェハWの表
面に滴下しても良い。
【0018】上記の工程は、上記スピンカップ14の底
面に配置された排気口14aからスピンカップ14の内
部の雰囲気を排気しながら行う。これによって上記ウェ
ハWの下方に下方向に向かう気流21が形成される。
【0019】次いで、上記塗布液Lを滴下した直後に上
記ガス供給パイプ15のガス噴出口15aからガスを噴
出させ、同時に、上記吸気ダクト16の吸気口16aか
ら吸気を行う。上記ガス供給パイプ15から供給するガ
スは、例えばチッソガス(N2 )等の不活性な気体やド
ライエアを用いる。これによって、上記ウェハWの表面
に対して平行且つ所定間隔を保つ気流20が形成され
る。
【0020】上記の方法に従ってウェハWの表面に塗布
液を塗布することによって、図3に示すように上記ウェ
ハWの表面から遠心力によって水平方向に飛散する塗布
液Lは、上記下方向に向かう気流によって吸引され、上
記排気口14aから排気除去される。そして、上記ウェ
ハWの表面から上方向に飛散する霧状の塗布液L1 は、
上記ウェハWの表面と平行に噴出したガスによって形成
された気流20によって上記吸気口16aから排気除去
される。また、上記気流20を不活性な気体またはドラ
イエアで形成しているので、当該気流20がウェハWの
表面に塗布された塗布液に影響を及ぼすことはない。
【0021】上記工程においては、上記ウェハWの表面
から上方向に飛散する霧状の塗布液L1 は、当該ウェハ
Wの高速回転を開始してから3〜4分後には発生しなく
なる。このため、上記ガス噴出口15aからのガスの噴
出をストップし、気流20の形成を上記時間経過後に停
止しても良い。
【0022】次に、第2の実施例を図1,図2及び図3
に基づいて説明する。第2の実施例の回転塗布装置は、
上記第1の実施例で示した回転塗布装置のスッピンカッ
プ14の上部に、ここでは図示しない送風ダクトを配置
したものである。上記送風ダクトは、上記スピンカップ
14の上部開口の上方に配置され、当該スピンカップ1
4の内部に上方向からクリーンエアを送風するものであ
る。この送風ダクトから送風されるクリーンエアの圧力
は、上記ガス供給パイプ15のガス噴出口15aから噴
出されるガスで形成される気流20を妨げない程度の強
さとする。また、上記送風ダクトとしては、クリーンル
ームのダウンフローエアを利用しても良い。
【0023】また、上記送風ダクトから送風されるクリ
ーンエアは、上記スピンカップ14の底面の排気口14
aから排気される。してがって、上記スピンカップ14
の内部には、ガス噴出口15aから噴出されるガスで形
成される気流20によって、上下方向に流れる気流が妨
げられないスペースを確保する。
【0024】上記構造の回転塗布装置は、上記第1の実
施例で示した回転塗布装置と同様に、ウェハWの表面に
対して所定間隔Δtを保ち、かつ、ウェハWの表面に対
して平行な気流20が、上記ウェハWの全表面の上方に
形成される。また、上記スピンカップ14の上方に配置
した送風ダクトからクリーンエア等のガスを送風するこ
とによって、スピンカップ14の内部には、上から下に
向かって流れる気流が形成される。
【0025】上記構造の回転塗布装置を用いてウェハW
の表面に塗布液Lを塗布する手順をを説明する。先ず、
上記第1の実施例と同様に、上記スピンチャック12に
吸着固定されたウェハWの表面に上記ノズル13から塗
布液Lを滴下し、上記回転軸11の回転によって上記ウ
ェハWを高速で回転させ、当該ウェハWの表面に塗布液
Lを塗布する。この工程は、ウェハWを高速で回転させ
てから塗布液LをウェハWの表面に滴下しても良い。上
記の工程は、上記送風ダクトからクリーンエアを送風
し、スピンカップ14の底面に配置された排気口14a
から排気しながら行う。
【0026】次いで、上記塗布液Lを滴下した直後に上
記ガス供給パイプ15のガス噴出口15aからガスを噴
出させ、同時に、上記吸気ダクト16の吸気口16aか
ら吸気を行う。
【0027】上記の回転塗布方法では、上記送風ダクト
から上記スピンカップ14の内部にクリーンエアを送り
込むことによて、上記第1の実施例よりさらに、ウェハ
Wの表面から遠心力によって水平方向に飛散する上記塗
布液Lが、上記排気口14aから排出除去され易くな
る。また、上記ウェハWの表面から上方向に飛散する霧
状の塗布液L1 は、上記ウェハWの表面に対して平行且
つ所定間隔を保つ気流20よって、上記吸気ダクト16
の吸気口16aから排気除去される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転塗布
装置によれば、ウェハの表面から水平方向及び上方向に
飛散した塗布液を除去することができるので、ウェハの
表面に異物のない良好な塗布膜が形成される。したがっ
て、半導体製品の歩留りの向上が期待される。また、本
発明の回転塗布方法によれば、遠心力によってウェハの
表面から水平方向及び上方向に飛散した塗布液を除去し
ながら塗布液をウェハの表面に回転塗布するので、異物
のない良好な塗布膜が形成される。したがって、半導体
製品の歩留りの向上が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の回転塗布装置の一部切欠き斜視
図である。
【図2】第1の実施例の回転塗布装置のA−A’断面構
成図である。
【図3】本発明の回転塗布装置による塗布液の塗布を説
明する図である。
【図4】従来の回転塗布装置の断面構成図である。
【図5】従来の回転塗布装置による塗布液の塗布を説明
する図である。
【符号の説明】
12 スピンチャック 14 スピンカップ 14a 排気口 15 ガス供給パイプ 15a ガス噴出口 16 吸気ダクト 16a 吸気口 20 気流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/16 502

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁と底面とで形成され当該底面に排気
    口を配置したスピンカップと、 前記スピンカップの内部に配置され処理を行うウェハを
    吸着固定するスピンチャックと、 前記スピンカップの内部に配置され上記スピンチャクに
    吸着固定されたウェハの表面に対して平行にガスを噴出
    しかつ同ウェハの全表面を覆う状態にガスを噴出するよ
    うに形成されたガス供給パイプのガス噴出口と、 前記スピンカップの内部に配置され前記ガス噴出口から
    噴出したガスを排気する吸気ダクトの吸気口とを備え、
    前記ウェハの表面に前記塗布液を回転塗布する装置であ
    って、 前記ガス噴出口は、前記スピンチャックに吸着固定され
    たウェハの周縁より外側で、かつ同ウェハの表面に対し
    て所定の高さに配置され、 前記吸気口は、前記スピンチャックに吸着固定されるウ
    ェハの周縁より外側で、かつ前記ガス噴出口とで同ウェ
    ハを挟んで対向する状態に配置されることを特徴とする
    回転塗布装置。
  2. 【請求項2】 ウェハの表面に塗布液を回転塗布する方
    法において、 回転させたウェハの表面に塗布液を滴下するか、あるい
    は、ウェハの表面に塗布液を滴下して当該ウェハを回転
    させ、前記ウェハの表面に前記塗布液を回転塗布する第
    1の工程と、 前記第1の工程と平行して、前記ウェハの下方の雰囲気
    を排気して下方向に向かう気流を形成し、前記ウェハの
    表面から遠心力によって水平方向に飛散する前記塗布液
    を前記下方向に向かう気流と共に排気除去する第2の工
    程と、 前記第1の工程で前記ウェハの表面に塗布液を滴下した
    直後に、前記ウェハの表面に対して平行かつ所定間隔を
    保つ気流を不活性な気体またはドライエアで形成し、前
    記ウェハの上方向に飛散する前記塗布液を前記気流と共
    に排気除去する第3の工程とからなることを特徴とする
    回転塗布方法。
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