JPH062281B2 - 多段多パス圧延機 - Google Patents
多段多パス圧延機Info
- Publication number
- JPH062281B2 JPH062281B2 JP59170794A JP17079484A JPH062281B2 JP H062281 B2 JPH062281 B2 JP H062281B2 JP 59170794 A JP59170794 A JP 59170794A JP 17079484 A JP17079484 A JP 17079484A JP H062281 B2 JPH062281 B2 JP H062281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- rolling mill
- housing
- rolls
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/222—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a rolling-drawing process; in a multi-pass mill
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、異速圧延、あるいは異速引出し圧延などにも
使用する多段多パス圧延機に関するものである。
使用する多段多パス圧延機に関するものである。
[従来の技術] 第5図および第6図に示す板材aの異速圧延および異速
引出し圧延に使用する多段多パス圧延機におけるロール
支持構造は、第7図および第8図に示すごとく、上、下
ロールb,cおよび中段ロールd,dの各軸箱e,f,g,hを共通
のハウジングi内に収納し、上、下の軸箱e,fの上、下
部にそれぞれ圧下スクリューjおよび油圧シリンダkを
設け、各軸箱相互間にバランスシリンダまたはベンディ
ングシリンダl,mを配置して各軸箱e,f,g,hを支持するよ
うになっている。
引出し圧延に使用する多段多パス圧延機におけるロール
支持構造は、第7図および第8図に示すごとく、上、下
ロールb,cおよび中段ロールd,dの各軸箱e,f,g,hを共通
のハウジングi内に収納し、上、下の軸箱e,fの上、下
部にそれぞれ圧下スクリューjおよび油圧シリンダkを
設け、各軸箱相互間にバランスシリンダまたはベンディ
ングシリンダl,mを配置して各軸箱e,f,g,hを支持するよ
うになっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この構造によると、中段ロールd,dが比較的支
持力の弱いバランスシリンダl,lによって支持されてい
るため、圧延時の摩擦係数の不同などに圧延力に変動を
生じた場合、中段ロールの軸箱g,hの位置が偏寄り、均
一な板厚の製品を得られない欠点があった。
持力の弱いバランスシリンダl,lによって支持されてい
るため、圧延時の摩擦係数の不同などに圧延力に変動を
生じた場合、中段ロールの軸箱g,hの位置が偏寄り、均
一な板厚の製品を得られない欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の欠点に鑑み、中段ロールの支持構造が
強固な多段多パス圧延機を提供するためになしたもの
で、上、下ロール間に複数本の中段ロールを設けた多段
多パス圧延機において、上、下ロールの各軸箱を相互間
に間隔調整装置のみを介在させて主ハウジング内に収納
した圧下装置によって直接圧延荷重を付与可能とすると
共に、上、下ロールの各軸箱の相対向部分に中段ロール
が通過可能な切欠部を形成し、主ハウジングの外側部に
サブハウジングを取付けると共に、前記切欠部から外方
へ延ばされた中段ロールの各軸箱を相互間に間隔調整装
置のみを介在させてサブハウジング内に収納し圧下装置
によって直接圧延荷重を付与可能としたものである。
強固な多段多パス圧延機を提供するためになしたもの
で、上、下ロール間に複数本の中段ロールを設けた多段
多パス圧延機において、上、下ロールの各軸箱を相互間
に間隔調整装置のみを介在させて主ハウジング内に収納
した圧下装置によって直接圧延荷重を付与可能とすると
共に、上、下ロールの各軸箱の相対向部分に中段ロール
が通過可能な切欠部を形成し、主ハウジングの外側部に
サブハウジングを取付けると共に、前記切欠部から外方
へ延ばされた中段ロールの各軸箱を相互間に間隔調整装
置のみを介在させてサブハウジング内に収納し圧下装置
によって直接圧延荷重を付与可能としたものである。
[作 用] 上、下ロールおよび中段ロールが直接ハウジングに支持
されるので、ロール支持構造が強固であり、均一な板厚
の製品が得られる。
されるので、ロール支持構造が強固であり、均一な板厚
の製品が得られる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図ないし第3図は本発明を四段圧延機に適用した場合の
第1の実施例を示すもので、図中、符号1は圧延される
板材、2,3は上、下ロール、4,4は中段ロール、5,5およ
び6,6はそれぞれ上ロール2および下ロール3の両端部
に配置した軸箱であり、上ロールの軸箱5,5は圧下スク
リュー7,7などの圧下装置を介して、また、下ロールの
軸箱6,6は油圧シリンダ9,9などの圧下装置を介して主ハ
ウジング10に支承され、さらに、上、下軸箱5,6は、中
段ロール4,4を取り囲むようにコの字形に形成され(第
6図参照)、各軸箱5,6間にはバランスシリンダ11,11な
どの間隔調整装置が介装さている。
図ないし第3図は本発明を四段圧延機に適用した場合の
第1の実施例を示すもので、図中、符号1は圧延される
板材、2,3は上、下ロール、4,4は中段ロール、5,5およ
び6,6はそれぞれ上ロール2および下ロール3の両端部
に配置した軸箱であり、上ロールの軸箱5,5は圧下スク
リュー7,7などの圧下装置を介して、また、下ロールの
軸箱6,6は油圧シリンダ9,9などの圧下装置を介して主ハ
ウジング10に支承され、さらに、上、下軸箱5,6は、中
段ロール4,4を取り囲むようにコの字形に形成され(第
6図参照)、各軸箱5,6間にはバランスシリンダ11,11な
どの間隔調整装置が介装さている。
中段ロール4,4の上、下部の軸箱12,12および13,13も、
上、下ロールにおけると同様、それぞれ圧下スクリュー
14,14および油圧シリンダ15,15などの圧下装置を介して
サブハウジング16に支持され、サブハウジング16は結合
部材17,18を介して主ハウジング10に固定され、上下の
軸箱12,13間は、サブハウジング16の前、後側から圧
延中心p方向に押圧駆動される楔19,19などの間隔調整
装置によって位置調整されており、楔19,19は図示しな
いねじ機構または油圧機構によって押圧駆動されてい
る。
上、下ロールにおけると同様、それぞれ圧下スクリュー
14,14および油圧シリンダ15,15などの圧下装置を介して
サブハウジング16に支持され、サブハウジング16は結合
部材17,18を介して主ハウジング10に固定され、上下の
軸箱12,13間は、サブハウジング16の前、後側から圧
延中心p方向に押圧駆動される楔19,19などの間隔調整
装置によって位置調整されており、楔19,19は図示しな
いねじ機構または油圧機構によって押圧駆動されてい
る。
上、下段および中段ロールの各軸箱5,6,12,13はいずれ
も圧下スクリュー7,14および油圧シリンダ9,15によって
直接、上、下部を支持されているので、圧延力が変動し
ても、位置がずれることがなく、均一な板厚の製品を得
ることができる。
も圧下スクリュー7,14および油圧シリンダ9,15によって
直接、上、下部を支持されているので、圧延力が変動し
ても、位置がずれることがなく、均一な板厚の製品を得
ることができる。
本発明の第2の実施例を第4図に示す。この例は第1の
実施例における楔19の替わりにバランスシリンダ20など
の間隔調整装置を配置したもので中段ロールの軸箱12,1
3間の荷重を均分化できる利点があり、上記以外の構造
については第1の実施例と変わるところはない。
実施例における楔19の替わりにバランスシリンダ20など
の間隔調整装置を配置したもので中段ロールの軸箱12,1
3間の荷重を均分化できる利点があり、上記以外の構造
については第1の実施例と変わるところはない。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、例えばロールを三段に重ねた三段圧延機に適用し
てもよいことなど、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更を加え得ることは勿論である。
なく、例えばロールを三段に重ねた三段圧延機に適用し
てもよいことなど、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたとおり、本発明の多段多パス圧延機は、上、
下ロール間に複数本の中段ロールを設けた多段多パス圧
延機において、上、下ロールの各軸箱を相互間に間隔調
整装置のみを介在させて主ハウジング内に収納し圧下装
置によって直接圧延荷重を付与可能とすると共に、上、
下ロールの各軸箱の相対部分に中段ロールが通過可能な
切欠部を形成し、主ハウジングの外側部にサブハウジン
グを取付けると共に、前期切欠部から外方へ延ばされた
中段ロールの各軸箱を相互間に間隔調整装置のみを介在
させてサブハウジング内に収納し圧下装置によって直接
圧延荷重を付与可能としたので、各軸箱の位置が、強固
に支持されており、圧延力の変動を生じても均一な圧延
製品を得るなどの優れた効果を発揮する。
下ロール間に複数本の中段ロールを設けた多段多パス圧
延機において、上、下ロールの各軸箱を相互間に間隔調
整装置のみを介在させて主ハウジング内に収納し圧下装
置によって直接圧延荷重を付与可能とすると共に、上、
下ロールの各軸箱の相対部分に中段ロールが通過可能な
切欠部を形成し、主ハウジングの外側部にサブハウジン
グを取付けると共に、前期切欠部から外方へ延ばされた
中段ロールの各軸箱を相互間に間隔調整装置のみを介在
させてサブハウジング内に収納し圧下装置によって直接
圧延荷重を付与可能としたので、各軸箱の位置が、強固
に支持されており、圧延力の変動を生じても均一な圧延
製品を得るなどの優れた効果を発揮する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は四段圧延機の正面図、第2図および第3図はいず
れも第1図におけるII−II方向およびIII−III方向から
の矢視図、第4図は本発明の第2の実施例を示し、第3
図に相当する断面における断面側面図、第5図ないし第
8図は従来の多段多パス圧延機の説明図で、第5図およ
び第6図はそれぞれ異速圧延および異速引出し圧延の説
明図、第7図は四段圧延機の正面図、第8図は第7図に
おけるVIII−VIII方向からの矢視図である。 図中、2は上ロール、3は下ロール、4は中段ロール、
5,6,12,13は軸箱、10は主ハウジング、16はサブハウジ
ングを示す。
1図は四段圧延機の正面図、第2図および第3図はいず
れも第1図におけるII−II方向およびIII−III方向から
の矢視図、第4図は本発明の第2の実施例を示し、第3
図に相当する断面における断面側面図、第5図ないし第
8図は従来の多段多パス圧延機の説明図で、第5図およ
び第6図はそれぞれ異速圧延および異速引出し圧延の説
明図、第7図は四段圧延機の正面図、第8図は第7図に
おけるVIII−VIII方向からの矢視図である。 図中、2は上ロール、3は下ロール、4は中段ロール、
5,6,12,13は軸箱、10は主ハウジング、16はサブハウジ
ングを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 明宏 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内 (72)発明者 川並 高雄 福岡県北九州市八幡東区枝光1丁目1番1 号 新日本製鐵株式會社第三技術研究所内 (72)発明者 山口 進 福岡県北九州市八幡東区枝光1丁目1番1 号 新日本製鐵株式會社八幡製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭54−42347(JP,A) 特開 昭57−9506(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】上、下ロール間に複数本の中段ロールを設
けた多段多パス圧延機において、上、下ロールの各軸箱
を相互間に間隔調整装置のみを介在させて主ハウジング
内に収納し圧下装置によって直接圧延荷重を付与可能と
すると共に、上、下ロールの各軸箱の相対向部分に中段
ロールが通過可能な切欠部を形成し、主ハウジングの外
側部にサブハウジングを取付けると共に、前記切欠部か
ら外方へ延ばされた中段ロールの各軸箱を相互間に間隔
調整装置のみを介在させてサブハウジング内に収納し圧
下装置によって直接圧延荷重を付与可能としたことを特
徴とする多段多パス圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59170794A JPH062281B2 (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 多段多パス圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59170794A JPH062281B2 (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 多段多パス圧延機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6149707A JPS6149707A (ja) | 1986-03-11 |
JPH062281B2 true JPH062281B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=15911476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59170794A Expired - Lifetime JPH062281B2 (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 多段多パス圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062281B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057401B2 (ja) * | 1977-09-10 | 1985-12-14 | 石川島播磨重工業株式会社 | 多段圧延機構を有する圧延機 |
JPS579506A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-19 | Hitachi Ltd | Rolling mill |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP59170794A patent/JPH062281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6149707A (ja) | 1986-03-11 |
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