JPH0622746U - ガス機器の制御回路 - Google Patents

ガス機器の制御回路

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JPH0622746U
JPH0622746U JP6366792U JP6366792U JPH0622746U JP H0622746 U JPH0622746 U JP H0622746U JP 6366792 U JP6366792 U JP 6366792U JP 6366792 U JP6366792 U JP 6366792U JP H0622746 U JPH0622746 U JP H0622746U
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JP
Japan
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microcomputer
control circuit
water flow
ignition
circuit
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Application number
JP6366792U
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English (en)
Inventor
譲 渡辺
紀生 坂本
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス機器の制御回路の電源として使用する乾
電池の消耗を少なくする。 【構成】 点火スイッチS1 と水流スイッチS2 と火炎
検出回路2とをマイクロコンピュータ3に接続し、該マ
イクロコンピュータ3の出力信号によりガス弁4の開閉
を行うガス機器の制御回路において、前記マイクロコン
ピュータ3に点火スイッチS1 と水流スイッチS2 のオ
ン、オフに伴って待機状態にあるとき低消費電力モード
に入り、作動指令状態となったとき動作復帰する機能を
付設し、マイクロコンピュータ3の出力側に通電制御回
路8を接続して設け、該通電制御回路8を介して乾電池
7と燃焼検出回路2を接続したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、点火、ガス弁の開閉、その他の制御を電気的に行うガス機器の制御 回路において、電源として使用する乾電池の消耗を少なくするガス機器の制御回 路に関するものである。
【0002】 従来、この種のガス機器の制御回路としては、図3に示す、点火操作に連動す る点火スイッチS1 ′と、水流の有無を検出する水流スイッチS2 ′と、電源で ある乾電池7′に直結され常時火炎検出センサ1′の出力電圧に基づいて火炎の 検出をする火炎検出回路2′とをマイクロコンピュータ3′に接続し、前記点火 スイッチS1 ′と水流スイッチS2 ′のオン、オフに伴う信号と、火炎検出回路 2′からの出力信号に基づいて、マイクロコンピュータ3′の出力側に接続した ガス弁駆動回路5′によりガス弁4′の開閉制御をするガス機器の制御回路が知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術においては、点火操作により点火スイッチS1 ′がオンし、また通 水に伴って水流スイッチS2 ′もオンし、さらに火炎検出センサ1′の出力電圧 から火炎検出回路2′により点火バーナの着火が確認されると、マイクロコンピ ュータ3′からガス弁駆動回路5′に制御信号が送られガス弁4′を開き主バー ナが燃焼を開始し給湯するものであるが、点火操作がされず点火スイッチS1 ′ がオフであるとき、又は点火操作され点火スイッチS1 ′がオンであっても通水 されず水流スイッチS2 ′がオフであって、いわゆるガス機器が待機状態にある ときも、火炎検出回路2′には電源である乾電池7′が直結されているため、常 時火炎の有無を検出する体勢にあった。
【0004】 それ故、ガス機器が待機状態にあり火炎の検出をする必要がない場合にも火炎 検出回路2′に通電され、電力が無駄に消費されるという問題点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、ガス機器の使用停止中又は点火操作がされているが 通水がされていないいわゆる待機状態においては、マイクロコンピュータが低消 費電力モードに入り、火炎検出回路等の各種の検出用、制御用の回路への電力の 供給を停止し電力の消費を押え、ガス機器の使用勝手を劣化させることなく電源 として使用する乾電池の消耗を少なくしたガス機器の制御回路を提供しようとす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、点火操作に連動する点火スイッチS1 と、水流の有無を検出する水流スイッチS2 と、火炎検出回路等の各種の検出用 、制御用の回路2とをマイクロコンピュータ3に接続し、該マイクロコンピュー タ3の出力信号に基づいてガス弁4の開閉を行うガス機器の制御回路において、 前記マイクロコンピュータ3に使用停止中で点火スイッチS1 と水流スイッチS 2 がオフにある待機状態、又は、点火操作されているが通水がされず点火スイッ チS1 がオン水流スイッチS2 がオフとなって待機状態にあるとき低消費電力モ ードに入り、点火操作され通水もされ点火スイッチS1 と水流スイッチS2 の両 者がオンし作動指令状態になったとき動作復帰する機能を付設し、マイクロコン ピュータ3の出力側に接続され低消費電力モードに入ったとき通電を停止し、動 作復帰したとき通電をする通電制御回路8を設け、該通電制御回路8を介して乾 電池等の電源7と火炎検出回路等マイクロコンピュータ3が動作復帰するために 必要な信号を発する回路以外の各種の検出用、制御用回路2を接続したものであ る。 そして、前記通電制御回路8はコンピュータ3の出力信号によりトランジスタ Trをスイッチング動作させて通電を制御するトランジスタスイッチング回路を 用いてもよい。
【0007】
【作用】 ガス機器が使用停止中で点火操作に連動する点火スイッチS1 と水流の有無を 検出する水流スイッチS2 がオフである場合、又は点火操作がされているが通水 されず点火スイッチS1 がオン水流スイッチS2 がオフの場合で、いわゆるガス 機器が待機状態にあるとき、点火スイッチS1 と水流スイッチS2 によるオン、 オフ信号がマイクロコンピュータ3に入力され、マイクロコンピュータ3は低消 費電力モードに入り、これに接続された通電制御回路8をオフ状態に維持し、火 炎検出回路等の各種の検出用、制御用の回路2への乾電池等の電源7からの電力 の供給を停止した状態に保つ。
【0008】 これに伴って火炎検出回路及びその他の検出用、制御用の回路2から着火確認 等の信号がマイクロコンピュータ3に入力されないため、マイクロコンピュータ 3の出力側に接続され作動信号により制御されるガス弁4は閉止されたままとな る。
【0009】 そして、点火操作がされ通水されると、点火スイッチS1 と水流スイッチS2 が共にオンし、これらの信号によりマイクロコンピュータ3は低消費電力モード から作動指令状態になって動作復帰し通電制御回路8をオンし、火炎検出回路等 の各種の検出用、制御用の回路2へ乾電池等の電源7を接続し電力の供給を開始 する。これに伴って火炎検出回路及びその他の検出用、制御用の回路2から着火 確認等の信号がマイクロコンピュータ3に入力され、マイクロコンピュータ3の 出力側に接続され作動信号によりガス弁4が開放され主バーナが燃焼し給湯する 。
【0010】 そして、通電制御回路8としてトランジスタスイッチング回路を使用する場合 は、マイクロコンピュータ3の出力信号によりトランジスタTrがオン、オフし てスイッチング動作をし、火炎検出回路等の各種の検出用、制御用の回路2への 乾電池等からの電力の供給を制御する。
【0011】 このように、マイクロコンピュータ3が低消費電力モードに入っているときは 、火炎検出回路等の各種の検出用、制御用の回路でマイクロコンピュータ3が動 作復帰のために必要な信号を出す回路以外は検出、制御体勢にはなく、マイクロ コンピュータ3が作動指令状態になって動作復帰したときのみ、検出、制御体勢 に入るものである。
【0012】
【実施例】
以下、この考案によるガス機器の制御回路の実施例について図面を参照して説 明する。
【0013】 図1及び図2において、S1 は点火操作に連動してオン、オフする点火スイッ チで、乾電池7に抵抗R1 を介して接続され、S2 は水流の有無を検出してオン 、オフする水流スイッチで同様に乾電池7に抵抗R2 を介して接続され、該点火 スイッチS1 と水流スイッチS2 のオン、オフに伴う信号がマイクロコンピュー タ3に入力できるように接続されている。
【0014】 マイクロコンピュータ3は上記信号に基づいて点火操作がされていない場合、 すなわち点火スイッチS1 がオフ水流スイッチS2 がオフのときと、又は点火操 作され点火スイッチS1 はオンしているが通水されず水流スイッチS2 がオフの 場合で、いわゆるガス機器が待機状態にあるときは低消費電力モードに入り、点 火操作がされ点火スイッチS1 と水流スイッチS2 が共にオンし作動指令状態に なったとき動作復帰する機能を有するものである。
【0015】 8は前記マイクロコンピュータ3の出力端子6に接続されトランジスタTrが スイッチング動作しオン、オフするトランジスタスイッチング回路で、乾電池7 と火炎検出回路2との間に設置され、マイクロコンピュータ3が低消費電力モー ドに入っているときはトランジスタTrがオフ状態にあって、火炎検出回路2へ の通電を停止し、マイクロコンピュータ3が作動指令状態になって動作復帰した ときトランジスタTrがオンし、火炎検出回路2へ通電するものである。
【0016】 火炎検出回路2には点火バーナの上部に臨ませて設置した熱電対等の火炎検出 センサ1が接続され、該センサ1の発生熱起電力の大きさから火炎検出回路2が 点火バーナが着火したか否かを検出し、着火が確認されたときは着火確認信号が 火炎検出回路2からマイクロコンピュータ3に入力される。
【0017】 また、マイクロコンピュータ3の出力側にはガス弁駆動回路5が接続され、マ イクロコンピュータ3からの出力信号によりガス弁駆動回路5に接続されたガス 弁4を開閉制御するようになっている。そして、マイクロコンピュータ3から作 動信号が出力されるとガス弁駆動回路5が作動しガス弁4が開放され主バーナへ ガスを供給し上記点火バーナにより主バーナが燃焼を開始し給湯をするものであ る。
【0018】 なお、上記実施例においては、点火スイッチS1 と水流スイッチS2 のオン、 オフに伴う信号に基づいて低消費電力モードに入る機能と、作動復帰する機能を 有するマイクロコンピュータ3を使用しているが、水流スイッチを有しないガス レンジ等のガス機器においては、点火スイッチS1 のみのオン、オフ信号に基づ いて低消費電力モードに入る機能と、作動復帰する機能を有するマイクロコンピ ュータ3を使用すれば、ガスレンジ等の電源として使用する乾電池の消耗を押え ることができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、点火操作されていない場合、又 は点火操作はされているが通水されていない場合のいわゆるガス機器が待機状態 にある場合おいては、通電制御回路により火炎検出回路等の各種の検出用、制御 用の回路への乾電池等の電源から電力の供給が停止される。
【0020】 それ故、待機状態においては、火炎検出回路等の各種の検出用、制御用の回路 に通電されないため乾電池の消耗を少なくすることができ、しかも、待機状態に おいては火炎検出回路等の各種の検出用、制御用の回路は作動する必要がないの で使用上も何ら不都合を生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるガス機器の制御回路のブロック図
である。
【図2】本考案によるガス機器の制御回路の作動状態を
説明するフローチャートである。
【図3】従来のガス機器の制御回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 点火スイッチ S2 水流スイッチ 2 各種の検出用、制御用の回路 3 マイクロコンピュータ 4 ガス弁 7 電源 8 通電制御回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火操作に連動する点火スイッチ
    (S1 )と、水流の有無を検出する水流スイッチ
    (S2 )と、火炎検出回路等の各種の検出用、制御用の
    回路(2)とをマイクロコンピュータ(3)に接続し、
    該マイクロコンピュータ(3)の出力信号に基づいてガ
    ス弁(4)の開閉を行うガス機器の制御回路において、
    前記マイクロコンピュータ(3)に点火スイッチ
    (S1 )と水流スイッチ(S2 )がオフ、又は、点火ス
    イッチ(S1 )がオン水流スイッチ(S2 )がオフの待
    機状態にあるとき低消費電力モードに入り、点火スイッ
    チ(S1 )と水流スイッチ(S2 )の両者がオンし作動
    指令状態になったとき動作復帰する機能を付設し、マイ
    クロコンピュータ(3)の出力側に接続され低消費電力
    モードに入ったとき通電を停止し、動作復帰したとき通
    電をする通電制御回路(8)を設け、該通電制御回路
    (8)を介して乾電池等の電源(7)と火炎検出回路等
    の各種の検出用、制御用の回路(2)を接続したことを
    特徴とするガス機器の制御回路。
  2. 【請求項2】 通電制御回路(8)がマイクロコンピュ
    ータ(3)の出力信号によりトランジスタ(Tr)をス
    イッチング動作させて通電を制御するトランジスタスイ
    ッチング回路である請求項1記載のガス機器の制御回
    路。
JP6366792U 1992-08-19 1992-08-19 ガス機器の制御回路 Pending JPH0622746U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158111A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Noritz Corp 燃焼装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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