JPS584038Y2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JPS584038Y2
JPS584038Y2 JP9986977U JP9986977U JPS584038Y2 JP S584038 Y2 JPS584038 Y2 JP S584038Y2 JP 9986977 U JP9986977 U JP 9986977U JP 9986977 U JP9986977 U JP 9986977U JP S584038 Y2 JPS584038 Y2 JP S584038Y2
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JP9986977U
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章弘 北沢
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案はたとえば温水ボイラのような燃焼機の燃焼制
御装置に関する。
考案の技術的背景 従来、燃焼機にあっては、燃焼作用によって得られる熱
を温風として負荷であるところの室内へ供給するように
したものがある。
背景技術の問題点 このような燃焼機においては、室内温度に応動するルー
ムサーモスタットを有しており、このルームサーモスタ
ットによって燃焼制御装置の動作を制御することにより
室内を設定温度に維持するようにしている。
しかしながら、このルームサーモスタットは燃焼制御装
置とは別装置であるため、燃焼機のシステムとして大幅
なコストの上昇を招いていた。
また、温風の温度に応動する温風サーモスタットによっ
ても燃焼制御装置の動作を制御するようにしているが、
温風サーモスタットとしてはバイメタル式のものが多く
、このためコストの上昇を招き、さらには動作が不安定
であるという問題か゛あった。
考案の目的 この考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、コストの低減を計ることがで
き、しかも安定かつ正確な温度制御を可能とし、さらに
は安全性の向上をも可能とするすぐれた燃焼制御装置を
提供することにある。
考案の概要 この考案は、負荷の温度検知および温風の温度検知にそ
れぞれ半導体感温素子を用い、これら半導体感温素子を
主体とする温度制御回路を燃焼制御回路に組込むととも
に、その半導体感温素子に対する異常検知機能を燃焼制
御回路に付加し、さらに燃焼制御自体には点火動作など
に対する各種タイミング制御を採用したものである。
考案の実施例 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図面において、交流電源10には後述する第1リレー2
8の常開接点28a、第2リレー72の常開接点72a
、およびダイオード11を直列に介して電磁ポンプ1が
接続される。
この電磁ポンプ1は燃焼部(図示しない)へ燃料を供給
するものである。
さらに、電源10には後述する第3リレー95の常開接
点95 aを介して点火器の点火トランス2が接続され
る。
この点火器は、燃焼部の点火を行なうものである。
また、電源10には第2リレー72の常開接点72 b
と第3リレー95の常開接点95 bとを並列に介して
燃焼用送風機の送風用モータ3が接続される。
この燃焼用送風機は燃焼部へ燃焼空気を供給するもので
ある。
一方、電源10にはトランス12の1次側が接続され、
このトランス12の2次側にはダイオードブリッジの整
流回路13の入力端が接続される。
整流回路13の正側出力端Pと負側出力端Nとの間には
平滑コンデンサ14が接続される。
さらに、端子P、N間には後述する第1リレー28の常
開接点28 bおよび運転スイッチ15の運転停止位置
(可動端子P。
と固定端子P1との間)を直列に介して第3タイマ回路
16が接続される。
ここで、運転スイッチ15は、上記運転停止位置、プリ
セット位置(可動端子P。
と固定端子P2との間)、および運転位置(可動端子P
と固定端子P3との間)を有するロータリ式のものであ
る。
第3タイマ回路16は、抵抗17.18の相互接続点Z
を入力端としており、この入力端Zへの入力電圧が供給
されるコンデンサ19、コレクタ・エミッタ間が抵抗2
0および上記常開接点28 bと運転スイッチ15のプ
リセット位置との並列回路を直列に介して端子P、N間
に接続され且つ上記コンデンサ19の充電電圧が抵抗2
1を介してベースに供給されるNPN型トランジスタ2
2、このトランジスタ22のコレクタ電圧がダイオード
23を順方向に介して供給されるコンデンサ24、この
コンデンサ24の充電電圧が抵抗25.26を介してベ
ース・エミッタ間に供給される出力スイッチで゛あると
ころのNPN形トランジスタ27などで構成される。
しかして、端子P、N間には上記常開接点28 bと運
転スイッチのプリセット位置とを並列に介して第1リレ
ー28が接続され、この第1リレー28に対する通電回
路には上記第3タイマ回路16のトランジスタ27のコ
レクタ・エミッタ間が挿接される。
第1リレー28には逆起電力防止用のダイオード29が
並列に接続される。
しかして、端子Pには上記常開接点28 bおよび運転
スイッチ15の運転位置を直列に介して正側出力ライン
lp1が接続される。
また、端子Nには負側出力ラインlnが接続される。
ラインlp1.ln間には抵抗30を介して温度制御回
路31が接続される。
この温度制御回路31は、抵抗32と室内温度検知用の
第1半導体感温素子TH,との直列回路、抵抗33と温
風温度検知用の第2半導体感温素子TH2との直列回路
、抵抗34と室内温度設定用の可変抵抗35との直列回
路、抵抗36.37の直列回路、抵抗38 、39の直
列回路、これら直列回路に一定電圧を印加するための抵
抗40およびツェナーダイオード41.抵抗32および
感温素子TH,の相互接続点aに得られる室内温度に応
じた電圧と抵抗34および可変抵抗35の相互接続点す
に得られる室内設定温度に応じた設定電圧とを比較しこ
の比較結果に応じた信号を出力する第1演算増幅器42
、相互接続点すの設定電圧を後述する第1スイッチ回路
50の動作に応じて変化させることにより室内温度制御
の動作点と復帰点との間に差を与えるための抵抗43お
よびダイオード44、抵抗33および感温素子TH2の
相互接続点Cに得られる温風温度に応じた電圧と抵抗3
6.37の相互接続点dに得られる温風設定温度に応じ
た設定電圧とを比較しこの比較結果に応じた信号を出力
する第2演算増幅器45、相互接続点Cの電圧を第1ス
イッチ回路50の動作に応じて変化させることにより温
風温度制御の動作点と復帰点との間に差を与えるための
抵抗46およびダイオード47、相互接続点Cに得られ
る電圧と抵抗38.39の相互接続点eに得られる異常
用設定温度に応じた電圧とを比較しこの比較結果に応じ
た信号を出力する第3演算増幅器48、これら演算増幅
器42,45.48に一定の動作電圧を与えるためのツ
ェナーダイオード49などで構成される。
そして、第1演算増幅器42の出力および第2演算増幅
器45の出力は第1スイッチ回路50へ供給される。
この第1スイッチ回路50は、ダイオード51.ツェナ
ーダイオード52.およびNPN形トランジスタ53か
ら戊り、室内温度が室内設定温度以下で第1演算増幅器
42の出力が高レベル信号のとき、温風温度が温風設定
温度以下で第2演算増幅器45の出力が高レベル信号の
とき、それぞれトランジスタ53をオンするものである
なお、上記第3演算増幅器48の出力は抵抗54および
順方向のダイオード55を介して前記第3タイマ回路1
6の入力端2へ供給される。
さらに、ラインlp1にはスイッチング素子たとえばP
NP形トランジスタ56のエミッタ・コレクタ間を介し
て正側出力ラインlp2が接続される。
上記トランジスタ56のベース・エミッタ間には抵抗5
7によってベース・エミッタ間電圧が与えられ、そのベ
ースは抵抗58および第1スイッチ回路50のトランジ
スタ53のコレクタ・エミッタ間を介してラインlnに
接続される。
つまり、トランジスタ53がオンすると、それに応動し
てトランジスタ56がオンするようになっている。
しかして、ラインlp2.ln間には第1タイマ回路6
0が接続される。
この第1タイマ回路60は、PNP形トランジスタ61
.このトランジスタ61のエミッタに一定電圧を与える
ための抵抗62.63の直列回路、トランジスタ61の
ベースに一定電圧を与えるためのダイオード64および
抵抗65、トランジスタ61のベース電圧を除々に低下
せしめるためのコンデンサ66、抵抗67、およびダイ
オード68、トランジスタ61のコレクタ電流により充
電されるコンデンサ69、このコンデンサ69の充電電
圧が抵抗70を介してベースに供給される出力スイッチ
であるところのNPN形トシトランジスタフ1で構成さ
れる。
そして、ラインlp2.ln間には第1タイマ回路60
のトランジスタ71のコレクタ・エミッタ間を介して第
2リレー72が接続される。
この第2リレー72には逆起電力防止用のダイオード7
3が並列に接続される。
また、前記温度制御回路31のツェナーダイオード49
の両端には火炎検知回路74が接続される。
この火炎検知回路74は、抵抗75と火炎検知器たとえ
ば光検出素子Cdsとの直列回路、光検出素子Cdsに
生じる電圧が逆方向のツェナーダイオード76および抵
抗77を介してベースに供給される出力スイッチで゛あ
るところのNPN形トシトランジスタフ8で構成される
ここで、光検出素子Cdsは燃焼部に設けられ、その燃
焼部における火炎の光を受けることによって抵抗が小さ
くなるものである。
しかして、ラインlp2.ln間には第2タイマ回路8
0が接続される。
この第2タイマ回路80は、抵抗81と上記火炎検知回
路74のトランジスタ78のコレクタとの相互接続点Y
を入力端としており、この入力端Yの電圧およびダイオ
ード82によって抵抗83.84およびコンデンサ85
の直列回路におけるコンテ゛ンサ85の充電を制御する
ものであり、そのコンテ゛ンサ85の充電電圧が一定値
に達するとNPN形トランジスタ86.87および抵抗
88.89,90,91.92.93からなるシュミッ
ト回路を介して出力スイッチで゛あるところのPNP形
トランジスタ94をオフするものである。
ここで、シュミット回路はトランジスタ94のスイッチ
ングスピードの改善を計るためのものである。
そして、ラインlp2.ln間には第2タイマ回路80
のトランジスタ94のエミッタ・コレクタ間を介して第
3リレー95が接続される。
この第3リレー95には逆起電力防止用のダイオード9
6が並列に接続される。
また、前記第1タイマ回路60の出力つまりトランジス
タ71のコレクタ電圧および火炎検知回路74の出力つ
まりトランジスタ78のコレクタ電圧は第2スイッチ回
路100へ供給される。
この第2スイッチ回路100は、ダイオード101.1
02がらなり、第1タイマ回路60の出力(トランジス
タ71のオフによって得られる信号)と火炎検知回路7
4の出力(トランジスタ78のオフによって得られる信
号)とが共に供給されると導通して信号を出力するもの
で゛、その出力(ダイオード101のカソード電圧)は
前記第3タイマ回路16の入力端Zへ供給される。
一方、ラインlp2.In間には抵抗103を介して第
1補助スイツチたとえばNPN形トランジスタ104の
コレクタ・エミッタ間を介して接続され、このトランジ
スタ104のベースには抵抗105を介して第1タイマ
回路60の出力が供給される。
つまり、トランジスタ104は、トランジスタ71がオ
フするとそれに応動してオンするようになっている。
ラインlp2.ln間には抵抗106を介して第2補助
スイツチたとえばNPN形トランジスタ107のコレク
タ・エミッタ間が接続され、このトランジスタ107の
ベースには抵抗108,109を介して火炎検知回路7
4の出力が供給される。
つまり、トランジスタ107はトランジスタ78がオフ
するとそれに応動してオンするようになっている。
第1タイマ回路60の反転出力つまりトランジスタ10
4のコレクタ電圧および火炎検知回路74の反転出力つ
まりトランジスタ107のコレクタ電圧は第3スイッチ
回路110へ供給される。
この第3スイッチ回路110は、ダイオード111,1
12がらなり、第1補助スイツチ104のオフによって
得られる信号と第2補助スイツチ107のオフによって
得られる信号とが共に供給されると導通して信号を出力
するもので゛、その出力(ダイオード111のカソード
電圧)は前記第3タイマ回路16の入力端Zへ供給され
る。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
運転スイッチ15が図示のように運転停止位置(Po−
)Pl)にあるときは運転停止状態で、このスイッチ1
5をプリセット位置(Po−+P2)に切換えると、第
3タイマ回路16のトランジスタ27がオンして第1リ
レー28が゛作動し、接点28 bの閉成によって第1
リレー28の作動状態が自己保持される。
このとき、接点28 aも閉成する。この状態から運転
スイッチ15を運転位置(P。
→P3)に切換えると、接点28 bおよびスイッチ1
5の運転位置を介して正側出力ラインlp、に通電がな
される。
すると、温度制御回路31が作動する。
この場合、室内温度がまだ室温設定温度よりも低いので
感温素子TH1の抵抗値は大きく、これにより第1演算
増幅器42の出力は高レベル信号となる。
また、温風温度も温風設定温度よりも低いので感温素子
TH2の抵抗値も大きく、これにより第2演算増幅器4
5の出力は高レベル信号となる。
こうして、第1スイッチ回路50のトランジスタ53が
オンし、これによりトランジスタ56がオンする。
トランジスタ56がオンすると、正側出力ラインl I
”2への通電がなされる。
すると、第2タイマ回路80におけるシュミット回路に
よってトランジスタ94がオンし、これにより第3リレ
ー95が作動する。
第3リレー95が作動すると、接点95a、95bが閉
或し、点火器トランス2および送風用モータ3が作動す
る。
一方、これと同時に第1タイマ回路60が通電され、こ
の第1タイマ回路60が一定時間t1を計時し終わる□
とそのトランジスタ71がオンし、第2リレー72が作
動する。
第2リレー72が動作すると、接点72 a 、72
bが閉或し、電磁ポンプ1が動作を開始する。
こうして、燃焼部へ燃料が供給され、その燃焼部におい
て噴出される燃料が概に動作している点火器によって点
火される。
そして、着火が完了すると、その火炎を検知して光検出
素子Cdsの抵抗が小さくなり、トランジスタ78がオ
フする。
このとき、第2タイマ回路80は通電状態にあり、上記
トランジスタ78のオフによって入力端Yが高レベルと
なるため、その第2タイマ回路80のコンテ゛ンサ85
が充電され始める。
第2タイマ回路80が一定時間t2を計時し終わると、
トランジスタ94がオフして第3リレー95の作動が停
止する。
すると、接点95 a 、95 bが開放し、点火トラ
ンス2の作動が終了し、以後は通常の燃焼状態となる。
この場合、火炎検知から点火終了まで゛に第2タイマ回
路80による時間t2を確保するようにしているが、こ
れは火炎が検知されてもその火炎がすぐに吹消えてしま
うことがあり、このような事態に対する早まった点火終
了を防ぐためのものである。
こうして、燃焼部の燃焼作用により得られる熱が温風と
して室内へ供給され、その室内温度の上昇に応じて感温
素子TH1の抵抗値が小さくなっていく。
室内温度が室内設定温度に達すると、第1演算増幅器4
2の出力は低レベル信号となり、第1スイッチ回路50
のトランジスタ53がオフする。
すると、トランジスタ56がオフし、第2リレー72お
よび第3リレー95の作動が停止して燃焼動作が中断す
る。
これにより、室内温度が低下していき、その室内温度が
室内設定温度よりもわずかに低い温度(抵抗43とダイ
オード剃の存在によって定まる)に達すると、第1スイ
ッチ回路50のトランジスタ53がオンし、これに応じ
てトランジスタ56がオンし、前述した燃焼動作が再開
される。
また、燃焼時、室内へ供給される温風の温度上昇に応じ
て感熱素子TH2の抵抗値が小さくなり、その温風温度
が温風設定温度に達すると、第2演算増幅器45の出力
は低レベル信号となる。
すると、第1スイッチ回路50のトランジス、り53が
オフし、それに応じたトランジスタ56のオフによって
上記同様に燃焼動作が中断する。
これにより、温風温度が低下していき、その温風温度が
温風設定温度よりもわずかに低い温度(抵抗46とダイ
オード47の存在によって定まる)に達すると、第1ス
イッチ回路50のトランジスタ53か′オンし、これに
応じてトランジスタ56がオンし、前述した燃焼動作が
再開される。
ところで、感温素子TH2が断線すると、その感温素子
TH2は非常に高抵抗となり、その感温素子TH2の出
力電圧は接続点eの異常用設定電圧よりも大となる。
すると、第3演算増幅器48の出力が高レベル信号とな
り、それが第3タイマ回路16の入力端Zへ供給される
こうして、第3タイマ回路16が作動し、それから13
時間後にトランジスタ27か゛オフする。
これにより、第1リレー28の動作並びに自己保持が解
除され、接点28 bの開放によって燃焼動作が完全に
停止する。
この場合、第3タイマ回路16によって感温素子TH2
の異常発生から燃焼動作の停止までに13時間を確保す
るようにしているが、これは異常に対する誤検知によっ
て不要に燃焼動作が停止してしまうのを防止するためで
ある。
一方、燃焼開始時、運転状態が設定されてから電磁ポン
プ1が作動するまでの第1タイマ回路60による11時
間(プリイグニッション時間)において、電磁ポンプ1
がまだ動作していないにもかかわらず、何らかの原因に
よって火炎検知回路74か゛火炎を検知した場合、その
火炎検知回路74のトランジスタ78のコレクタ電圧が
高レベルとなり、かつこのとき第1タイマ回路60のト
ランジスタ71のコレクタ電圧も高レベルにあるため、
第2スイッチ回路100がオンする。
これにより、第3タイマ回路16の入力端Zに高レベル
信号が供給され、その第3タイマ回路16による43時
間後に第1リレー28の作動並びに自己保持が解除され
、燃焼動作が完全に停止する。
こうして、異常に対する安全が確保されることになる。
また、電磁ポンプ1が動作して着火が完了するまでの間
(ポストイグニッション時間は、火炎検知回路60の出
力に応動するトランジスタ70がオフ状態にあり、かつ
火炎検知回路74の出力に応動するトランジスタ107
もオフ状態にあり、よって第3スイッチ回路110はオ
ン状態となる。
これにより、第3タイマ回路16の入力端Zに高レベル
信号が供給され、その第3タイマ回路16が作動する。
こうして、着火が完良しないままに第3タイマ回路16
が43時間を計時し終わると、第1リレー28の作動並
びに自己保持が確除され、燃焼動作が完全に停止する。
これにより、着火が完了しないという異常に対する完全
が確保される。
なお、43時間内に着火が完了すれば、第3スイッチ回
路110のオフによって第3タイマ回路16の作動が停
止し、以後通常の燃焼が行なわれる。
また、燃焼中に失火を生じた場合、上記同様に第3スイ
ッチ回路110がオンして第3タイマ回路16が作動し
、運転停止となる。
しかして、燃焼中に運転を停止させるには、運転スイッ
チ15を運転停止位置(Po−+P1)に設定し、第3
タイマ回路16を作動させればよい。
したがって、室内温度の検知に半導体感温素子TH1、
温風温度の検知に半導体感温素子TH2を用い、これら
半導体感温素子からなる温度制御回路を燃焼制御回路に
組込んだことにより、別個にサーモスタットを設ける必
要がなく、燃焼機のシステムとしての小形化が計れ、さ
らにはコストを大幅に低減することができる。
しかも、温度検知に上記半導体感温素子を用いたことに
より、安定かつ正確な温度検知を行なうことができる。
特に、半導体感温素子TH2の断線などの異常にも対処
し、異常時には燃焼動作を停止するようにしたので、安
全性においてきわめて効果的である。
一方、第1のリレー28の動作によって運転状態を設定
し、この運転状態が設定されたとき、第1および第2タ
イマ回路60.80によって第2および第3リレー72
.95を制御することにより、電磁ポンプ1、点火トラ
ンス2、燃焼用送風機の送風用モータ3を安全上最適な
タイミングをもって動作させ、しかも異常時には第3タ
イマ回路16を作動して第1リレー28に対する通電を
強制的に遮断し、さらには電磁ポンプ1への通電を第1
および第2リレー72.94の接点の直列回路によって
制御することにより、たとえば一方の接点の溶着等の事
故に対処することができ、安全性において大きな改善が
計れる。
また、第3リレー95の駆動にシュミット回路(第2タ
イマ80に内蔵)を用いて、スイッチングスピードを向
上させるようにしたので、第3リレー95め耐久性向上
が計れ、安全性の向上に大きく貢献するものである。
考案の効果 以上述べたようにこの考案によれば、コストの低減を計
ることができ、しかも安定かつ正確な温度制御を可能と
し、さらには安全性の向上をも可能とするすぐれた燃焼
制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す御制回路の構成図であ
る。 1・・・・・・電磁ポンプ、2・・・・・・点火器の点
火トランス、3・・・・・・燃焼用送風機の送風用モー
タ、10・・・・・・電源、15・・・・・・運転スイ
ッチ、16・・・・・・第3タイマ回路、28・・・・
・・第1リレー、THl・・・・・・第1半導体感温素
子、TH2・・・・・・第2半導体感温素子、31・・
・・・・温度制御回路、50・・・・・・第1スイッチ
回路、56・・・・・・スイッチング素子、60・・・
・・・第1タイマ回路、72・・・・・・第2リレー、
74・・・・・・火炎検知回路、80・・・・・・第2
タイマ回路、95・・・・・・第3リレー、100・・
・・・・第2スイッチ回路、110・・・・・・第3ス
イッチ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼部へ燃料を供給する電磁ポンプ、燃焼部の点火を行
    なう点火器、および燃焼部へ燃焼空気を供給する燃焼用
    送風機などを備え、前設燃焼部の燃焼作用により得られ
    る熱を温風として負荷へ供給する燃焼機において、運転
    停止位置、プリセット位置、および運転位置を有する運
    転スイッチと、この運転スイッチのプリセット位置と当
    該常開接点とを並列に介して電源に接続され、運転スイ
    ッチがプリセット位置に設定されることにより通電され
    て作動し、その通電状態を自己保持する第1リレーと、
    この第1リレーの常開接点および前記運転スイッチの運
    転位置を介して電源に接続され、負荷の温度に応じて内
    部抵抗が変化する第1半導体感熱素子と、前記第1リレ
    ーの常開接点および前記運転スイッチの運転位置を介し
    て電源に接続され、負荷へ供給される温風の温度に応じ
    て内部抵抗が変化する第2半導体感温素子と、前記第1
    半導体感温素子の内部抵抗値に基づく出力電圧と予め設
    定された負荷設定温度に基づく設定電圧とを比較するこ
    とにより負荷の温度が負荷設定温度に達していないとき
    信号を出力する第1演算増幅器と、前記第2半導体感温
    素子の内部抵抗値に基づく出力電圧と予め設定された温
    風設定温度に基づく設定電圧とを比較することにより温
    風の温度が温風設定温度に達していないとき信号を出力
    する第2の演算増幅器と、前記第2半導体感温素子の内
    部抵抗値に基づく出力電圧と予め設定された異常用設定
    電圧とを比較することにより第2半導体感温素子に異常
    が発生したとき信号を出力する第3演算増幅器と、前記
    第1演算増幅器の出力信号または第2演算増幅器の出力
    信号が供給されるときオンする第1スイッチ回路と、こ
    の第1スイッチ回路がオンするとそれに応動してオンす
    るスイッチング素子と、前記第1リレーの常開接点、運
    転スイッチの運転位置、およびスイッチング素子を介し
    て電源に接続され、通電されることにより作動して11
    時間後に当該出力スイッチをオンする第1タイマ回路と
    、この第1タイマ回路の出力スイッチがオンするとそれ
    に応動してオフする第1補助スイツチと、前記第1リレ
    ーの常開接点、運転スイッチの運転位置、スイッチング
    素子、および第1タイマ回路の出力スイッチを介して電
    源に接続され、通電されることにより作動する第2リレ
    ーと、前記第1リレーの常開接点および運転スイッチの
    運転位置を介して電源に接続され、通電されることによ
    り作動し、前記燃焼部の火炎を検知したときに当該出力
    スイッチをオフする火炎検知回路と、この火炎検知回路
    の出力スイッチがオフするとそれに応動してオンする第
    2補助スイツチと、前記第1リレーの常開接点、運転ス
    イッチの運転位置、およびスイッチング素子を介して電
    源に接続され、通電状態において前記火炎検知回路の出
    力スイッチがオフするとそれに応じて作動し、12時間
    後に当該出力スイッチをオフする第2タイマ回路と、前
    記第1リレーの常開接点、運転スイッチの運転位置、ス
    イッチング素子、および第2タイマ回路の出力スイッチ
    を介して電源に接続され、通電されることにより作動す
    る第3リレーと、前記第1タイマ回路の出力スイッチの
    オフによって得られる信号と火炎検知回路の出力スイッ
    チのオフによって得られる信号とが共に供給されるとき
    導通して信号を出力する第2スイッチ回路と、前記第1
    補助スイツチのオフによって得られる信号と第2補助ス
    イツチのオフによって得られる信号とが共に供給される
    と導通して信号を出力する第3スイッチ回路と、前記運
    転スイッチのプリセット位置と第1リレーの常開接点と
    の並列回路を介して電源に接続され、その並列回路を介
    して通電がなされることにより当該出力スイッチをオン
    し、かつ第1リレーの常開接点と運転スイッチの運転停
    止位置との直列回路を介して電源に接続され、その直列
    回路を介して通電がなされたとき、前記第3演算増幅器
    から信号が供給されたとき、第2スイッチ回路から信号
    が供給されたとき、第3スイッチ回路から信号が供給さ
    れたとき、それぞれ作動して13時間後に当該出力スイ
    ッチをオフする第3タイマ回路と、この第3タイマ回路
    の出力スイッチを前記第1リレーに対する通電路に挿接
    するとともに、前記電磁ポンプを前記第1リレーの常開
    接点および第2リレーの常開接点を介して電源に接続し
    、前記点火器の点火トランスを前記第3リレーの常開接
    点を介して電源に接続し、前記燃焼用送風機の送風用モ
    ータを前記第2リレーの常開接点と第3リレーの常開接
    点とを並列に介して電源に接続したことを特徴とする燃
    焼制御装置。
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