JPH06227080A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06227080A
JPH06227080A JP5013440A JP1344093A JPH06227080A JP H06227080 A JPH06227080 A JP H06227080A JP 5013440 A JP5013440 A JP 5013440A JP 1344093 A JP1344093 A JP 1344093A JP H06227080 A JPH06227080 A JP H06227080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
engine
page
printing
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5013440A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hosoya
顕 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5013440A priority Critical patent/JPH06227080A/ja
Publication of JPH06227080A publication Critical patent/JPH06227080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト装置側の負担を軽くし、非定形サイズ
の用紙への印刷も定形サイズの用紙への印刷と同様に効
率よく行なえるようにする。 【構成】 操作パネル又はホスト装置から予め設定され
ている定形サイズ以外の任意の用紙サイズを入力するこ
とができ、その入力された用紙サイズの縦横の長さを算
出し、その値に応じて1ページ分の印字領域を設定し、
ホスト装置から受信した画像データをページバッファ及
ビデオバッファに展開して印刷処理する。さらに、入力
された用紙サイズで印字できる最大文字数を表示した
り、入力された用紙サイズに従って1ページ分のメモリ
容量を変更するようにするとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ,L
EDプリンタ,液晶シャッタプリンタ,インクジェット
プリンタ等の各種ページプリンタ、あるいはデジタル複
写機や高機能フアツクス等の画像形成装置ホスト装置か
ら画像データ受けて1ページずつ用紙に印字する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタのようなページプリンタ
は、ワードプロセッサ,オフィスコンピュータ,パーソ
ナルコンピュータ等のホスト装置より、文字(コード)
情報データやイメージ情報等の画像データ受けて1ペー
ジずつ用紙に印字するように構成されている。
【0003】その際、使用する用紙として予め設定され
ている定形サイズ(A3,B4,A4,B5等)のいず
れかを選択することができ、それによって選択した用紙
サイズに応じた印字領域を設定して印字する。しかし、
非定形サイズの用紙に印刷する場合には、図14に示す
ようにそのページプリンタが印刷できる最大の印字可能
範囲を印字領域として設定して印字を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに非定形サイズの用紙に印刷する場合に印字領域が最
大に設定されてしまうと、図14に示すように印字領域
より小さい非定形サイズの用紙に印刷する場合(ほとん
どの場合があてはまる)、印刷する際にホスト装置側で
実際の用紙に合わせた調整が必要となり、不便であっ
た。
【0005】この発明は、このような従来の画像形成装
置における問題点に鑑みてなされたものであり、上記不
具合を解決してホスト装置側の負担を軽くし、非定形サ
イズの用紙への印刷も定形サイズの用紙への印刷と同様
に効率よく行なえるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ホスト装置から画像データを受けて1ペ
ージずつ用紙に印字する画像形成装置において、操作パ
ネル又はホスト装置から予め設定されている定形サイズ
以外の任意の用紙サイズを入力する手段と、該手段によ
って入力された用紙サイズに従って1ページ分の印字領
域を設定する手段とを設けたものである。
【0007】さらに、入力された用紙サイズで印字でき
る最大文字数を表示する手段を設けたり、入力された用
紙サイズに従って1ページ分のメモリ容量を変更する手
段を設けたりするとよい。
【0008】
【作用】この発明による画像形成装置は、非定形の用紙
サイズが入力されてもその用紙サイズに従って1ページ
分の印字領域を設定するので、画像データを送るホスト
装置側で印字位置調整を行なう必要がなくなる。また、
入力された用紙サイズで印字できる最大文字数を表示す
ることによって、ある程度の印刷イメージをユーザに知
らせることができる。さらに、入力された用紙サイズに
従って1ページ分のメモリ容量を変更することにより、
メモリを有効に活用することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3はこの発明の一実施例であるレー
ザプリンタシステムの構成を示す。このシステムは、ホ
ストシステム1とコントローラ2とプリンタエンジン
(以下単に「エンジン」と称す)3と、これらを接続す
るホストインタフェース4及びレーザプリンタ・ビデオ
・インタフェース(以下「LPVI」と略称する)5と
によって構成されている。
【0010】ホストシステム1は、文字(コード)情報
あるいはイメージ情報を送出するワードプロセッサ,オ
フィスコンピュータ,パーソナルコンピュータ等のホス
ト装置である。コントローラ2は、ホストコンピュータ
1から文字情報やイメージ情報を受けて、プリント用紙
1ページ分ずつの画像イメージ情報(ビデオデータ)を
生成する画像処理装置である。
【0011】プリントエンジン3は、コントローラ2に
より生成された画像イメージ情報を用紙にプリントする
画像形成装置である。ホストインタフェース4は、ホス
トコンピュータ1とコントローラ2間を接続するための
インタフェースであり、RS232C,セントロニクス
I/F等がよく知られている。
【0012】LPVI5は、コントローラ2とエンジン
3を接続する標準インタフェースであり、従来エンジン
毎(モデル毎)に個々に決められていたビデオインタフェ
ースのハードウエアを統一して、エンジン3の機能に左
右されないようにしたものである。また、図4に示すよ
うにコントローラ2′をホストシステム1′に内蔵させ
るようにしてもよい。
【0013】図5にコントローラ2のハード構成を示
す。このコントローラ2は、CPU20,プログラムR
OM21,RAM22,フォントROM23,不揮発性
RAM24,操作パネル25,変倍処理部26,オプシ
ョンインタフェース27,ビデオ制御部28,エンジン
インタフェース29と、前述のホストインタフェース4
及びLPVI5のコントローラ側部分とから成り、各々
はCPUバスにより接続されている。
【0014】CPU20は、このコントローラ2全体を
統括的に制御する中央処理装置であり、凡用の16ビッ
ト又は32ビットのCPUを使用する。プログラムRO
M21は、CPU20を制御するためのマイクロコード
(プログラム)を格納する。RAM22は大容量のランダ
ムアクセスメモリであり、主として、システムメモリ,
インプットバッファ,ページバッファ,フオントファイ
ル,マクロファイル,イメージファイル,プリントコン
トロールファイル,ビデオバッフア等に使用される。
【0015】図6に、データ処理の流れとこのRAM2
2内の各バッフア及びファイルとの関係を示す。ホスト
システム1より送られてくる情報はホストインタフェー
ス4を経由しインプットバッファ22bに蓄えられる。
【0016】このインプットバッファ22bに蓄えられ
たデータは、データ処理部201によって取り出され、
データの種類に応じてそれぞれページバッファ22cあ
るいはフォントファイル22d,マクロファイル22
e,イメージファイル22f,プリントコントロールフ
ァイル22g,のいずれかに登録される。
【0017】すなわち、プリントシーケンス制御データ
(用紙搬送経路の指定,プリント枚数指定他)はプリン
トコントロールファイル22gに、ページのレイアウト
情報(印字データと印字位置の関係等)はページバッフ
ァ22cに、イメージ情報はイメージファイル22f
に、ダウンロードフォントはフォントファイル22d
に、オーバレイ情報等はマクロファイル22eにそれぞ
れ登録される。
【0018】イメージ情報処理部202は、ページバッ
ファ22cの内容に従って、イメージファイル22f,
フォントファイル22d及びフォントROM23の内容
を、後述する変倍処理部26を通してビデオバッファ2
2hに展開する。
【0019】そして、ビデオバッファ22hに1頁分の
印字データの展開が完了すると、プリント制御部203
がプリントコントロールファイル22gの内容に従って
LPVI5を経由でエンジン3を起動し、エンジン3が
画像記録タイミングになるとビデオバッファ22hは展
開されたビデオデータをLPVI5経由でエンジン3に
送出する。エンジン3は、LPVI5を通して送られて
くるビデオデータを用紙にプリントする。
【0020】図5に戻って、フォントROM23は、ホ
ストシステム1からホストインタフエース4を経由して
送られてくる文字情報をイメージ情報に変換するための
フォントデータを格納している。不揮発性RAM24
は、電源をONにした後のプリンタの動作状態を制御す
るための情報を格納するメモリであり、主として次のよ
うな項目、すなわち印字方向,書体(フオント),文字
サイズ,行間隔,給紙口,排紙口,ホストインタフェー
ス等を記憶する。
【0021】この不揮発性RAM24の記憶内容は、操
作パネル25から更新される。操作パネル25の外観を
図7に示す。この操作パネル25によって、不揮発性R
AM24の記憶内容を更新する操作をモードセットと呼
ぶ。
【0022】この操作パネル25は、プリンタの状態や
モードセットの内容、入力された用紙サイズ等を文字で
表示するためのLCD表示器250,電源ONの時に点
灯するパワーLED251,プリンタのオンライン状態
を示すオンラインLED252,プリンタが異常な時に
点灯または点滅するアテンションLED253,プリン
タ内に印字データがあることを示すデータLED254
を備えている。
【0023】さらに、プリンタのオンライン/オフライ
ンを切り替えるためのオンラインスイッチ255,デー
タLED254が点灯している時そのプリンタ内のデー
タを印字するためのフォームフィードスイッチ256,
プリンタの自己診断テストを行なうためのテストスイッ
チ257,プリンタをリセットするためのリセットスイ
ッチ258,モードセット操作用のスイッチ25A,2
5B,25C,25Dと、用紙サイズ入力用のサイズキ
ー259及びテンキー260も備えている。
【0024】モードセットの内容は、図8に示すように
セット項目を階層状に配置している。そして、オフライ
ン状態で上向矢印のモードスイッチ25Aを押すことに
よりモードセットになり、第1階層の「印字方向」が選
択される。この第1階層で他の項目を選択したい場合に
は、左,右矢印スイッチ25B又は25Cを操作する。
【0025】右矢印スイツチ25Cを押す度に、セット
項目が「書体」「文字サイズ」「行間隔」「給紙口」
「排紙口」「ホストインタフェース」と変って行く。一
方、左矢印スイツチ25Bを押す度に逆回りに、「ホス
トインタフェース」から「排紙口」「給紙口」へとセット
項目が変わる。仮にセットする項目が「書体」の場合
は、右矢印スイッチ25Cにより「書体」を選択した
後、下矢印のエンタスイッチ25Dを押して階層を第2
階層に移す。
【0026】そして、第2階層にある3つの書体、すな
わちクーリエ(Courier),エリート(Elite),ゴシック
(Gothic)の中から1つを、左,右矢印スイツチ25B
又は25Cにより選択する。例えば「エリート」を選択
して、それをセットする場合は、下矢印のエンタスイッ
チ25Dを押すと、「エリート」が不揮発性RAM24
に登録される。すなわち、最下層でエンタスイッチ25
Dを押すことによって、不揮発性RAM24の登録内容
が更新される。
【0027】第1階層の他のセット項目で、「印字方
向」は縦と横を、「文字サイズ」は8ポイント,10ポ
イント,12ポイントを、「行間隔」は3LPI(Line/Inc
h),6LPI,8LPIを、「給紙口」は上給紙カセット,
下給紙カセット,大量給紙ユニットを、「排紙口」は上
部排紙トレイ,サイド排紙トレイ,大量排紙ユニット
を、「ホストインタフェース」はセントロニクスとRS
−232Cを、それぞれ第2階層で選択できる。
【0028】さらに、「ホストインタフェース」として
RS−232Cを選択した場合は、第3階層でパリテイ
チェックの種類とボーレイト(通信速度)を選択してセ
ットすることができる。再び図5に戻って、変倍処理部
26は画像イメージ情報をエンジン3の解像度に合わせ
て最適な大きさに変倍するための拡大縮小処理部であ
る。エンジン3からコントローラ2への解像度情報の伝
達方法、及びこの変倍処理部26の構成と作用の詳細は
後述する。
【0029】ホストインタフェース4は、ホストシステ
ム1とコントローラ2を接続するインタフェースで、セ
ントロニクス準拠パラレルとRS−232Cの2つを準
備し、上述したモードセットにより選択する。オプショ
ンインタフェース27は、機能を拡張するべくフォント
やプログラムを外部から供給するためのインタフェース
であり、この例ではICカード6を2個扱える。
【0030】ICカード6は市販の物を採用し、記憶し
ているデータの種類によりフォントカード,プログラム
カード又はその両方を記憶したカードがあるが、物理的
には同一の物である。このICカード6のファイルフォ
ーマットは、図9に示すようにファイルサイズ,CRC
チェックデータ,ファイルタイプ,解像度,及びフォン
トデータ又はプログラムにより構成されている。そし
て、データの種類はファイルタイプにより判別する。す
なわち、フアイルタイプが“1”ならフオントであり、
“0”ならプログラムである。また、解像は次のように
なっている。
【0031】 0:解像度指定(制限)なし 120:解像度120DPI(Dot/Inch)用 ↓ 300:解像度300DPI用 ↓ 720:解像度720DPI用
【0032】また図5に戻って、ビデオ制御部28は、
図6のビデオバッファ22hにCPU20のバス幅(1
6ビットまたは32ビット)で記憶されているビデオデ
ータをシリアルに変換して、LPVI5を経由してエン
ジン3に送る。エンジンインタフェース29は、LPV
I5を経由して双方向シリアル信号によりエンジンの解
像度を含む状態を検知したり、コマンドを送出してエン
ジンを制御する、シリアル通信(送受信)機能を持つ。
【0033】ここで、LPVI5の信号を図10に示
す。信号は画像信号系と制御信号系と電源からなる。画
像信号系は、/WCLK,/WDATA,/LSYN
C,/LGATE,/FGATEの5種類の信号てあ
る。制御信号系は、/PETXD,/PERXD,/P
ECTS,/PEDTRの4種類の信号でああり、電源
は、+5vとGNDの2種類である。
【0034】ここで各信号名の前に付した「/」は負論
理(ローアクティブ)を示し、図10ではオーバライン
を付して示している。各信号について簡単に説明する。 (a) /WCLK:プリントエンジンからの画像データ同
期用クロック。この信号の立ち下がりに同期して画像デ
ータ(/WCLK)を送出することにより画像を印字す
る。ローレベルが黒。
【0035】(b) /WDATA:図5のビデオ制御部2
8より送り出される画像データ。 (c) /LSYNC:各スキャンラインの開始を示すライ
ン同期信号。/WCLK信号の立ち下がりに同期する。 (d) /LGATE:各スキャンラインの有効画像エリア
を示す信号。/WCLK信号の立ち下がりに同期する。
【0036】(e) /FGATE:用紙送り方向の有効画
像領域を示す信号。/LSYNC信号の立ち下がりに同
期する。 (f) /PETXD:エンジンからコントローラにエンジ
ンの状態を知らせるためのステータス信号。 (g) /PERXD:コントローラからエンジンに対する
コマンドライン。 (h) /PECTS:/PETXD信号のレデイを示す
す。この信号がローレベルの時エンジンからコントロー
ラに対してステータスが送出可能となる。
【0037】(i) /PEDTR:/PERXD信号のレ
デイを示す。この信号がローレベルの時コントローラか
らエンジンに対してコマンドが送出可能となる。 (j) +5V:エンジンから供給される+5Vの電源。 (k) GND:グランド(アース)
【0038】図11に印字領域と画像信号の関係を示
す。7が有効印字領域であり、8が/WDATA信号8
a,8bにより印字される画像領域で、9が/WDAT
A信号9a,9bにより印字される画像領域を示す。
【0039】次に、エンジンの構成を図12及び図13
によって説明する。図12は、この実施例のレーザプリ
ンタシステムを構成するエンジン本体と、それに連結さ
れた各種オプションユニットの機構部の概略図である。
【0040】10はエンジン本体で、感光体ドラム10
1,帯電チャージャ102,光書込みユニット103,
現像器104,転写分離チャージャ105,クリーニン
グユニット106,定着ユニット107等を内蔵してい
る。11,12はエンジン本体10に直接装着する給紙
カセットで、通常100〜200枚の用紙を収納でき
る。
【0041】13は排紙経路を切り替える反転器で、排
紙経路を上部排紙トレイ14,メールボックス(多段排
紙装置)15,両面ユニット16,及び大量排紙ユニッ
ト18のいずれかに切り替えられる。また、上部排紙ト
レイ14以外には裏表を反転した用紙を各ユニットに供
給できる。勿論、非反転の用紙も供給できる。したがっ
て、この機能を使用することによりフェースアップ排紙
とフェースダウン排紙を任意選択できる。
【0042】15は多数の排紙トレイ15aを持つメー
ルボックスで、コントローラ2からの命令により任意の
排紙トレイを選択できる。16は両面プリント用の給紙
ユニットとなる両面ユニットで、エンジン本体10内で
一方の面にプリントされた用紙が反転器13で裏表が反
転されて供給され、ここで一時ストックされた後再度エ
ンジン本体10へ給紙されて、他方の面にプリントされ
ることにより両面プリントがなされる。
【0043】17は大量給紙ユニットで、約2000枚
の用紙を収納できる。18は大量排紙ユニットで、約2
000枚以上の用紙を収納できる。大量排紙ユニット1
8の用紙収納枚数を大量給紙ユニット17の用紙収納枚
数より多くすることにより、大量給紙ユニット17から
供給される用紙を全て大量排紙ユニット18に回収でき
る。
【0044】19はエンジン本体10及びその他のユニ
ットを乗せるプリンタテーブルで、その内部をコントロ
ーラ収納スペース19aとして利用する。エンジン本体
10と他のユニツト(反転器13,メールボツクス1
5,両面ユニット16,大量給紙ユニット17,大量排
紙ユニット18)は、エンジンオプション間のシリアル
インタフェースによつて接続される。
【0045】さらに、これらのユニットの一部を省いた
り、あるいはこれら以外の各種オプションユニットを上
記ユニットと交換あるいは増設してシステム構成するこ
とも可能である。
【0046】次に、このエンジン本体10及びそれに接
続された上記各ユニットを制御するエンジン制御部 (エ
ンジンドライバ)30のブロック構成を図13に示す。
CPU30は、このエンジン制御部30を統括的に制御
する中央処理装置で、汎用の8ビットのマイクロコンピ
ュータを使用する。
【0047】32はプログラムROMであり、エンジン
本体10のシーケンスやコントローラ2及び上記各ユニ
ット(エンジンオプションユニット)との接続を制御する
ためのマイクロコードが格納されている。33は制御デ
ータやエンジンの状態等を記憶するためのRAMであ
る。34はエンジンのシーケンス制御用の基本時間を作
るためのインターバルタイマである。
【0048】35はエンジン・オプション・インタフェ
ースであり、エンジンオプションユニットである反転器
13,メールボツクス15,両面ユニット16,大量給
紙ユニット17,大量排紙ユニット18等を共通ライン
で接続するためのシリアルインタフェースである。した
がって、シリアル通信機能を有する。各ユニットにはそ
れぞれ固有の識別コード(IDコード)を設定してあ
り、このエンジン制御部30と各ユニットとの通信に際
しては、その識別コードを付加したコマンドとレスポン
スの送受によって、相手のユニットを特定できるように
している。
【0049】36はコントローラインタフェースであ
り、LPVI5を経由してコントローラ2からのコマン
ドを受けたり、エンジン3の状態をコントローラ2に知
らせるためのインタフェースである。37は光学制御部
であり、LPVI5を経由してコントローラ2から送ら
れてくる画像信号(ビデオデータ)を受けて、光書込み
ユニット103を制御する。
【0050】38はA/Dコンバータであり、オペアン
プ41によって増幅された画像形成・用紙搬送部100
のサーミスタからのアナログ信号をCPU31が演算処
理できるようにするためにデジタル信号に変換する。3
9はI/Oポートであり、画像形成・用紙搬送部100
の機構部を制御するためのドライバ42及びドライバ4
3を介してモータ,プランジャ,クラッチ等を駆動した
り、各種チャージャに高電圧を印加する高圧電源を制御
したり、アンプ44によって論理レベルに増幅されたエ
ンジンの状態を検知するためのセンサやスイッチ等から
の信号を受信する。
【0051】これらの各部は、データバス,コントロー
ルバス及びアドレスバスからなるCPUバス40によっ
てCPU31に接続されている。この実施例では、コン
トローラ2とエンジン3の間のインタフェースを標準化
した「LPVI」とすることにより、コントローラとエ
ンジンの双方をお互いに相手のことを意識せずに開発で
きる。従って、ユーザは用途に最も適したコントローラ
とエンジンを選択して組合せることにより、コストパフ
オーマンスの良いプリンタシステムを構成できる。
【0052】次に、この実施例における本発明の特徴と
する点について説明する。まず、非定形サイズの用紙に
印刷しようとする際には、図12に示した給紙カセット
11,12の何れか、あるいは図示を省略したが手差し
トレイが設けられている場合にはそこに所望のサイズの
用紙をセットする。
【0053】そして、図7に示した操作パネル25のサ
イズキー259を押してサイズ入力モードにすると、L
CD表示器250に図示のようなコメントが表示される
ので、そのコメントにしたがって、セットした用紙の縦
方向の長さ(タテ)と横方向の長さ(ヨコ)とを、テン
キー260を操作してmm単位の数値で入力する。ま
た、コントローラ2に用紙サイズ設定のコマンドを解釈
する手段を用意しておけば、ホストシステム1からの命
令によって用紙サイズを入力して設定することもでき
る。
【0054】用紙の縦横の長さが設定されると、コント
ローラ2のCPU20が現在設定されている上下左右の
マージン値を基に、1ラインの長さと1ページの長さを
次の計算によって求める。 1ラインの長さ=用紙横の長さ−(左マージン+右マー
ジン) 1ページの長さ=用紙縦の長さ−(上マージン+下マー
ジン)
【0055】この算出した値をメモリ(図5のRAM2
2)に記憶しておき、この値で印字可能領域を設定し、
その領域内にホストシステム1から送られてきたデータ
を図6に示したページバッファ22c,ビデオバッファ
22hに展開する。それによって、ページバッファ22
cの内容に従ってビデオバッファ22hにイメージ展開
する際に、用紙の位置と最大印字領域とのオフセットを
調整して展開する。
【0056】そして、ビデォバッファ22hに展開され
たビットマップ状のイメージデータを読み出してエンジ
ン3へ送り、印刷処理をする。図1は、この場合の用紙
サイズ入力から印刷処理までの処理フローを示す。な
お、入力された用紙サイズが最大印字領域を越える場合
は、用紙サイズの再入力を待つ。
【0057】ユーザにとっては、予めどのくらいの文字
数が印字できるのかを知りたい場合がある。その場合、
定形サイズに関しては予めマニュアル等で知ることがで
きるが、非定形サイズに関しては判らない。そこで、上
述の1ラインの長さ及び1ページの長さから、現在設定
されている文字ピッチ,改行ピッチを基に、1ラインの
印字可能最大文字数と最大行数を次のように算出する。
【0058】最大文字数=1ラインの長さ÷文字ピッチ 最大行数 =1ページの長さ÷改行ピッチ この算出した値をメモリに記憶しておき、図7に示した
操作パネル25のLCD表示器250に表示することに
よって、ユーザに入力された用紙サイズで印字できる最
大文字数を知らせることができる。
【0059】ところで、前述の図1に示した実施例で
は、ビデオバッファには従来どうりプリンタの最大印字
可能領域分のエリア(容量)を割り当てていた。しか
し、実際に使用されるエリアは実際の用紙サイズ分のみ
であるから無駄があった。このビデオバッファは、図5
に示したコントローラ2のRAM22の一部を使用す
る。このRAM22は前述したように多目的に利用され
るため、ビデォバッファに割り当てられる容量が小さい
程他の用途に使用できる容量が多くなるので望ましい。
【0060】図2は、この点を改善したこの発明の他の
実施例の用紙サイズ入力から印刷処理までの処理フロー
図である。この実施例では、用紙サイズが入力されて用
紙の縦横の長さを算出した時点で、その縦横の長さとプ
リンタが持つ解像度によってビデオバッファとして必要
なメモリ容量を次のように算出する。 メモリ容量=縦の長さ×横の長さ÷解像度
【0061】この算出した値で、RAM22のエリアを
ダイナミックに変更することにより、不要なRAMエリ
アが解放されて別の用途に使用可能になり、コントロー
ラ2の資源を無駄なく利用することができる。その後の
処理は図1の場合と同様であるが、オフセットの調整は
不要になる。
【0062】この発明をレーザプリンタシステムに適用
した実施例について説明したが、これに限るものではな
く、他の各種ページプリンタやデジタル複写機,高性能
ファクシミリ装置等の画像形成装置にも同様に適用でき
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る画像形成装置は、非定形用紙に印刷する場合でも、ホ
スト装置側で印字位置調整を行なう必要がなくなり、画
像データ(印字データ)の転送効率を高められる。ま
た、入力された用紙サイズで印字できる最大文字数が表
示されれば、ユーザがある程度の印刷イメージを知るこ
とができる。さらに、入力された用紙サイズに従って1
ページ分のメモリ容量を変更することにより、コントロ
ーラのメモリ(RAM)を有効に活用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による非定形用紙に印刷す
る場合の処理を示すフロー図である。
【図2】この発明の他の実施例による非定形用紙に印刷
する場合の処理を示すフロー図である。
【図3】この発明を適用するレーザプリンタシステムの
構成例を示すブロック図である。
【図4】同じくその他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】図3のコントローラ2の構成を示すブロック図
である。
【図6】同じくそのデータ処理の流れと図5のRAM2
2内の各バッファ及びファイルとの関係を示すブロック
図である。
【図7】図5における操作パネル25の一具体例を示す
レイアウト図である。
【図8】図7の操作パネル25によるモードセットの内
容を階層別に示す説明図である。
【図9】図5におけるICカード6のファイルフォーマ
ットを示す説明図である。
【図10】この実施例におけるLPVIの信号の説明図
である。
【図11】この実施例における印字領域と画像信号の関
係を示す説明図である。
【図12】図3に示したプリンタシステムを構成するエ
ンジン本体とそれに連結された各種オプションユニット
の機構部の概略図である。
【図13】同じくそのエンジン制御部の構成を示すブロ
ツク図である。
【図14】従来のページプリンタにおける非定形用紙に
印刷する場合の印字領域の設定状態の説明図である。
【符号の説明】
1,1′ ホストシステム(ホスト装置) 2,
2′ コントローラ 2 プリントエンジン 4 ホストインタフェース 5 レーザプリンタ・ビデオ・インタフェース(LPV
I) 6 Cカード(オプション) 10 エンジン本体
13 反転器 15 メールボックス 16 両面ユニット 17 大量給紙ユニット 18 大量排紙ユニット 19 プリンタテーブル 20 コントローラのC
PU 22 RAM(ビデオバッファを含む) 25 操
作パネル 26 変倍処理部 27 オプションインタフェー
ス 29 エンジンインタフェース 30 エンジン制
御部 31 エンジン制御部のCPU 35 エンジン・オプション・インタフェース 36 コントローラインタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置から画像データを受けて1ペ
    ージずつ用紙に印字する画像形成装置において、操作パ
    ネル又は前記ホスト装置から予め設定されている定形サ
    イズ以外の任意の用紙サイズを入力する手段と、該手段
    によって入力された用紙サイズに従って1ページ分の印
    字領域を設定する手段とを設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    入力された用紙サイズで印字できる最大文字数を表示す
    る手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、入力された用紙サイズに従って1ページ分のメモ
    リ容量を変更する手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
JP5013440A 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置 Pending JPH06227080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013440A JPH06227080A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013440A JPH06227080A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227080A true JPH06227080A (ja) 1994-08-16

Family

ID=11833197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5013440A Pending JPH06227080A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06227080A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4246367B2 (ja) 印刷装置
JP2011056749A (ja) 印刷処理装置、プログラム
JPH06227080A (ja) 画像形成装置
JP3832979B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及び記憶媒体
JP2851973B2 (ja) 出力方法及び装置
JPH0299347A (ja) 画像形成システム
JPH1195626A (ja) 画像形成装置
JPH03189177A (ja) プリンタにおけるプリント画像作成方式
JPH07261950A (ja) 印刷状態表示装置
JP2837702B2 (ja) 画像形成システム
EP2554389A1 (en) Image-forming apparatus, accelerator and image-forming method
JPH07177291A (ja) 画像形成装置
JP3056752B2 (ja) 画像形成システム
JPH04265776A (ja) 印刷装置
JP2010188598A (ja) 印刷装置、ドライバープログラム、印刷システム
JP2713344B2 (ja) 画像形成システム
JP2007055086A (ja) 印刷装置
JP2001205899A (ja) 画像出力装置、画像処理システム、排紙制御方法及び記憶媒体
JPH0948155A (ja) 印刷装置
JP4069684B2 (ja) 画像形成装置
JP2005038356A (ja) 印刷システム
JP2000108437A (ja) プリント装置
JP3281465B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法及びその状態表示方法
JP2011051280A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JPH06305217A (ja) 画像形成装置