JPH06227053A - カード作成機 - Google Patents

カード作成機

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JPH06227053A
JPH06227053A JP5034764A JP3476493A JPH06227053A JP H06227053 A JPH06227053 A JP H06227053A JP 5034764 A JP5034764 A JP 5034764A JP 3476493 A JP3476493 A JP 3476493A JP H06227053 A JPH06227053 A JP H06227053A
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card
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裕貞 渡辺
Toshiya Kitamura
俊哉 喜多村
Yuichi Ishizuka
雄一 石塚
Fumiaki Okada
文昭 岡田
Takayuki Inoue
孝行 井上
Yoshiharu Takahashi
美晴 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1度のカード挿入によってカードの表裏両面
に同じ印字濃度で個人識別情報を鮮明に印刷し、不良カ
ードが作成された場合はこれを素早く排除する。 【構成】 ホッパ1Aから送り出されて来るカードPの
搬送通路7a,7b上に、カードPの表面に個人識別情
報をバーコードと文字で印刷するバーコードプリンタ装
置6と表示プリンタ装置9を設け、搬送通路7bの先端
にはカードPを反転して送り戻す反転通路11を連設し
て、この送り戻されて来るカードPの裏面に表示プリン
タ装置9が個人識別情報を印字し、反転通路11の途中
には不良カードPGの排出口16aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイムカードのような
カードの印字欄に対して各人の氏名、コード、所属と云
った個人識別情報を印字することによって、自動的に各
人のカードを作成するカード作成機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タイムカード等に対して個人識別
情報を付与する場合は、例えば、実開昭61−1287
53号公報に記載されている如きカード作成機を使用し
ていたが、このカード作成機は、カードを1枚ずつ送っ
て先ずカードの片面(表面)に個人識別情報の印字等を
行い、その後、カードを裏返して再び1枚ずつ送りなが
らカードの他側面(裏面)に個人識別情報を印字するも
のであるから、カード作成が2度手間に成って倍の時間
が掛る問題があった。
【0003】そこで本出願人は、先の特開昭61−27
4945号公報に見られるように、1度のカード挿入操
作によって1台のプリンタがカードの表裏両面に個人識
別情報を自動的に印字することができるカード作成機を
開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のカ
ード作成機は、カードの上面側に設けたプリンタに無地
リボン部と着色リボン部とか成る2段印字リボンを掛渡
し、また、カードの底面側には表面印字用のプラテン面
と裏面印字用リボンを掛渡した裏面印字用プラテン面を
備えたプラテン体を配して、カードの表面側に印字する
時は2段印字リボンの着色リボン部をプリンタヘッドに
セットし、且つ、プラテン体の表面印字用プラテン面を
カード面に向けて印字する一方、カードの裏面に印字す
る時は、2段印字リボンの無地リボン部をプリンタヘッ
ドにセットし、且つ、プラテン体の裏面印字用プラテン
面をカード面に向けて印字するものであるから、カード
裏面側の印字がどおしても薄くなってしまって表裏同一
の印字濃度が得られないとか、また、表裏印字のために
1度カードの搬送を止めるため、印字スピードを上げる
ことができないと云った問題があり、更に、表裏印字の
ために複雑なリボン機構とかリボン転換機構、或は、プ
ラテン転換機構が必要になって、構造が著しく複雑化し
てコスト高を招くと云った問題があった。
【0005】従って本発明の技術的課題は、1度のカー
ド挿入によってカードの表裏両面に同じ印字濃度で個人
識別情報を鮮明に、且つ、迅速に印字できると共に、全
体の構造も比較的簡単で低コストで製造でき、また、不
良カードが作成された場合はこれを素早く排除できるよ
うに工夫したカード作成機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。ホ
ッパからカード通路に送られてくるカードに、プリンタ
が個人識別情報を印字するように構成したカード作成機
に於いて、
【0007】(1) 上記カード通路の途中に、送られ
て来るカードの表面に対して個人識別情報をバーコード
で印刷するバーコードプリンタと、同じく個人識別情報
を文字で印刷する表示プリンタとを設け、上記カード通
路の先端部には、送られて来るカードを表裏反転させて
カード通路に送り戻す反転通路を連設すると共に、この
反転通路を通って送り戻されて来る上記カードの裏面に
対して上記の表示プリンタが個人識別情報を印刷するよ
うに構成すること。
【0008】(2) カード通路の途中にカードに印刷
されたバーコードの良否を判定するバーコードベリファ
イセンサを設ける一方、反転通路の途中には、バーコー
ドベリファイセンサによる判定が不良である場合に、反
転通路をNGストッカーに通じる排出口に切換える通路
切換手段を設けること。
【0009】(3) カード通路又は反転通路の途中に
カードの表裏を判定する表裏検知センサを設けて、この
センサが表裏の間違いを判定すると、反転通路の途中に
設けた通路切換手段が反転通路を排出口側に切換えて、
送られて来るカードをNGストッカーに排出するように
構成すること。
【0010】(4) カードを収容するホッパの下側
に、カード作成を終えて送り戻されて来るカードを収納
するOKストッカーを設けると共に、上記のホッパに
は、カード作成を終えたカードがOKストッカーに送り
込まれるか、或は、不良カードがNGストッカーに送り
込まれると、次のカードを1枚カード通路に送り出すカ
ード搬出手段を設けること。
【0011】(5) ホッパと反転通路の間を結ぶカー
ド通路に、ホッパからカードを搬出する時に正転してカ
ードを反転通路に向けて往搬送し、反転通路を通ってカ
ードが送り戻されて来ると、逆転してカードをホッパの
下側に設けたOKストッカーに向けて復搬送する正逆搬
送手段を設けること。
【0012】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。上記(1)
で述べた手段によれば、ホッパから送り出したカードを
反転通路に向けて往搬送する時に、バーコードプリンタ
と表示プリンタが夫々カードの表面に個人識別情報をバ
ーコードと文字で印刷し、180度反転されてカードが
送り戻される時に、同じ表示プリンタを用いてカードの
裏面に個人識別情報を印字するため、カードの表裏に1
台の表示プリンタを用いて同じ濃度で個人識別情報を鮮
明に印字することができ、また、これ等各プリンタによ
る印字はカードを搬送しながら行えるので、印字スピー
ドを上げて短時間でカード作成することができ、更に、
印字リボンとかプラテンを転換させる装置が不要である
から、全体の構造を比較的簡単に造ることを可能にす
る。
【0013】上記(2)で述べた手段によれば、バーコ
ードプリンタを用いてカード表面にバーコードで印刷さ
れる個人識別情報に印刷ミスがある場合は、これを裏面
印刷する前に反転通路の部分でNGストッカー側に速や
かに排出処理するため、不良カードの選別と排出を正確
に且つ迅速に行うと共に、不良カードが正常に作成され
たカード内に紛れ込むことがなく、正常なカードのみを
使用することを可能にする。
【0014】上記(3)で述べた手段によれば、印字す
るカードの表裏に間違いがあった場合には、これを選別
してNGストッカーに速やかに排出するため、表裏の印
字が間違った不良カードが正常に作成されたカード内に
紛れ込むことがなく、正常なカードのみを使用すること
を可能にする。
【0015】上記(4)で述べた手段によれば、これか
ら作成するカードを収容するホッパと、作成を終えたカ
ードを収容するOKストッカーを上下2段構造にしたか
ら、カードの挿入とか取出しと云った各種処理作業を簡
単に能率良く行うことができると共に、1枚のカードが
完全に作成されるか、或は、不良カードとしてNGスト
ッカーに排出されない限り、次のカードがホッパから送
り出されないため、紙詰り等の事故を可及的に少くして
カード作成を円滑に進めることを可能にする。
【0016】上記(5)で述べた手段によれば、カード
通路に設けた搬送手段を正逆方向に切換えて作動するこ
とによって、1本のカード通路をカードの搬出用通路と
搬入用通路の双方に兼用できるから、その分作成機全体
の構造を簡略化し、且つ、コンパクト化を可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下に、上述した本発明に係るカード作成機
の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
図1と図2は本発明に係るカード作成機の構成を示した
正断面図と平断面図であって、これ等の図面に於いて夫
々符号1で全体的に示したカード作成機は、作成前のカ
ードPを重ねて収納するホッパ1Aと、このホッパ1A
の下側にガイド板2aを介して区画形成した作成済みカ
ードPKを収納するOKストッカー1Bと、これ等ホッ
パ1AとOKストッカー1Bの側方に連設した印刷室1
Cと、印刷室1Cの側方に連設したカード反転室1D
と、印刷室1Cの上面部に設けた不良カードPGを収納
するNGストッカー1Eによって構成されている。
【0018】同じく図中、2Tはホッパ1A内に重ねた
カードPの上に乗せる重り、3はホッパ1A内のカード
Pを1枚ずつ送り出す搬出用ローラで、図2に於いて3
Mは駆動用モータ(DCモータ)、3Maと3aはこの
モータ3Mの回転をローラ3に伝達するギヤを示し、更
に、4はホッパ1Aと印刷室1Cを仕切る仕切壁で、2
bはカードPを1枚ずつ搬出口2cに送り出すために仕
切壁4に上下作動自在に取付けたゲート板、5は搬出口
2cとOKストッカー1Bの入口を交互に開閉するフラ
ッパを示したものであって、軸5aを用いて開閉作動自
在に枢着されたこのフラッパ5は、スプリング5Sの牽
引力を受けて常時搬出口2cを閉じてOKストッカー1
Bの入口を開口した状態に支持されているが、上記ロー
ラ3の回転によってカードPが搬出されると、このカー
ドPに押されて図1に示した状態に開動して搬出口2c
を開き、カードPの搬出を許す仕組に成っている。
【0019】次に、7aと7bは上記搬出口2cに通じ
るカード通路であって、一方のカード通路7a上には、
搬出されて来るカードPの表面PAに対して個人識別情
報を図4に示した如きバーコードPA1で印刷するバー
コードプリンタ装置6(サーマルプリンタ)が設けら
れ、また、このカード通路7aに連なる他のカード通路
7b上には、同じくカードPの表面PAと裏面PBの各
印字欄に対して図4に示した如き個人識別情報を夫々文
字PA2,PB2で印刷する表示プリンタ装置9(ドッ
トプリンタ)が設けられており、更に、両カード通路7
a,7bには図2に示したステッピングモータ8Mとギ
ヤ8d及び連動用ベルト又はチェン8cによって連動回
転される搬送ローラ8a,8bが設けられていて、カー
ド作成の当初はこれ等ローラ8a,8bを正転させてホ
ッパ1Aから搬出されたカードPを印刷室1Cを通して
反転室1Dの方向に往搬送すると共に、カードPが反転
室1Dを通って反転した後は、各ローラ8a,8bを逆
転して反転室1Dから送り戻されて来るカードPをOK
ストッカー1Bの方向に復搬送して、フラッパ5によっ
て開口され入口からOKストッカー1B内に送り込む仕
組に成っている。
【0020】上述したバーコードプリンタ装置6は、プ
リンタヘッド6aと、印字リボンカセット6bと、図2
に示したステッピングモータ6Mと連動ギヤ6nと6
m、及び、上下切換用ソレノイド6dのオン/オフに従
ってプリンタヘッド6aをカード通路7aに対して上下
動する切換レバー6cと、これ等プリンタ装置6の全体
を支持するフレーム板6eとモータ取付フレーム6Ma
とによって構成されていて、図4に示したように搬送さ
れて来るカードPの表面PA(具体的には一側縁)に、
セントラルシステム(図示せず)から送られて来る指令
に従って個人識別情報をバーコードPA1で印刷し、印
刷終了後はソレノイド6dが切換レバー6cを作動して
プリンタヘッド6aをカード通路7aの上方に退避回動
して、カードPの復搬送時にプリンタヘッド6aがカー
ド裏面PBに接しないように工夫されている。
【0021】また、上述した表示プリンタ装置9は、ド
ットプリンタ9aと、ドットプリンタ用ガイド軸9b
と、このガイド軸9bを支持するフレーム9fと、ドッ
トプリンタ9aに取付けたタイミングベルト9dを作動
してドットプリンタ9aを印字移動させるステッピング
モータ9Mと、このタイミングベルト9dを掛渡したギ
ヤ軸9cとによって構成されていて、カードPが往搬送
されている時は、カード表面PAの印字欄に上述したセ
ントラルシステムの指令に従って図4に示すように個人
識別情報PA2を文字で印字し、カードPの復搬送時に
は、カード裏面PBの印字欄に同じくセントラルシステ
ムの指令に従って個人識別情報PB2を文字で印字する
仕組に成っている。
【0022】次に、11は上述したカード通路7bに連
続させてカード反転室1Dの内部に設けたカード反転通
路で、12はこの反転通路11の途中に設けたカードの
有無を判定するセンサ、13は従動ローラ13aとの間
でカード送りを行う搬送ローラで、図2に於いて13M
はギヤ13cと13dを介して上記の搬送ローラ13を
回転する搬送用モータ(DCモータ)、13bと13a
1は各ローラ13,13aを取付けたローラ軸を示し、
更に、17は反転通路11によって表裏が反転されたカ
ードPを再び上記のカード通路7bに送り戻す反転ガイ
ドフレームで、17aはそのガイド板、17bはガイド
フレーム17の取付軸であって、ガイド板17aを含む
ガイドフレーム17の全体は、反転通路11内で紙詰り
が発生した場合に、これを図1で仮想線で示した上方位
置にオープン回動して、紙詰りを排除できる仕組に成っ
ている。
【0023】また、10は上述したカード通路7bと反
転通路11との連結部分に設けたバーコードベリファイ
センサで、14は反転通路11の頂点部分に設けたカー
ドPの表裏とカードPの有無を判定するセンサ、15a
は上述したバーコードベリファイセンサ10がカードP
に印字されたバーコードPA1の不良を検知した場合
と、上記の表裏判定用センサ14がカードPの表裏間違
いを検知した場合にオンし、フラッパ15を図1に示し
た実線の状態から点線に示した状態に切換作動して、搬
送されて来るカードPを排出口16aからNGストッカ
ー1Eに排出するフラッパ切換用ソレノイドを示し、更
に、20はOKストッカー1Bの入口に設けたOKカー
ド検知センサを示す。
【0024】図3は上述した本発明に係るカード作成機
の電機的構成を示したブロック図であって、CPU21
とシステムプログラムを格納したメモリ22との間にバ
ス23を介して接続したインターフェイス回路24に
は、電源スイッチ25(スタートスイッチ)と警報ラン
プを含む表示器26に加えて、上述したカード検出用モ
ータ3Mと、バーコードプリンタ装置6を構成するプリ
ンタ6a、プリンタ作動用モータ6M及びプリンタ上下
切換用ソレノイド6dと、カード搬送用ステッピングモ
ータ8Mと、表示プリンタ装置9を構成するプリンタ9
a及びプリンタ作動用モータ9Mと、バーコードベリフ
ァイセンサ10と、カード有無判定用センサ12と、反
転通路11用のカード搬送用モータ13Mと、カード表
裏判定及び有無判定用センサ14と、フラップ15の切
換用ソレノイド15aと、OKカード検知センサ20が
接続されていて、夫々がメモリ22のシステムプログラ
ムに従って制御される仕組に成っている。
【0025】次に、上述した本発明に係るカード作成機
によるカード作成の処理手順を図5に示したフローチャ
ートに従って説明する。先ずステップS1で電源スイッ
チ25(スタートスイッチ)をONすると、セントラル
システムから印字データが送信されてメモリ22に記憶
され、次いで、ステップS2に進んで表示器26のスタ
ート用LEDがONしてステップS3に進む。尚、図示
はしていないがこの時点でキー操作によって印字する個
人のコードを入力して、個人識別データの呼出しを可能
にしておく。
【0026】ステップS3では、カード搬出用モータ3
Mが回転して排出用ローラ3がカードPを1枚搬出口2
cに送り出し、次いで、ステップS4に進んでステッピ
ングモータ8Mによる搬送ローラ8a,8bの回転によ
ってカード搬送が行われ、更にステップS5に進んでこ
の搬送中のカードPの表面PAにバーコードプリンタ装
置6が当該個人の識別情報を図4に示した如きバーコー
ドPA1で印刷し、続いて、ステップS6に進んで表示
プリンタ装置9が同じくカードPの表面印字欄に個人識
別情報PA2を文字印刷して、カード表面PAへの印字
を終える。
【0027】次のステップS7ではバーコードベリファ
イセンサ10によってカードPに印刷されたバーコード
PA1がチェックされ、次いで、ステップS8でその良
否が判定されて、OKの場合はステップS9に進んで反
転通路11によるカード反転搬送が行われ、NGの場合
はステップS17に進む。
【0028】次のステップS10では表裏判定センサ1
4によってカードPの表裏がチェックされ、次いで、ス
テップS11でその良否、具体的にはカードPの裏面P
Bが上を向いているか否かが判定され、OKの場合はス
テップS12に進み、NGの場合はステップS17に進
む。
【0029】ステップS12では反転通路11の紙づま
り状態、即ち、センサ12と14の検知状態がチェック
され、次いで、ステップS13でその良否、具体的には
センサ12,14の検知状態から反転通路11内にカー
ドPが詰っているか否かが判定され、詰っていない場合
(OKの場合)はステップS14に進み、詰っている場
合(NGの場合)はステップS18に進む。
【0030】一方、上述したステップS8とS11で夫
々NGと判定されてステップS17に進んだ場合は、ソ
レノイド15aが作動してフラッパ15を排出口16a
に切換え、反転通路11内を送られて来るカードPをN
Gカード(PG)としてNGストッカー1Eに排出し、
更に、このNGストッカー1Eへの排出が3回連続して
行われたか否かの点と、上記ステップS13による紙づ
まり(NG)の判定が3回連続して発生したか否かの点
が夫々ステップS18でチェックされて、3回連続して
発生の場合はステップS19に進んで表示器26のエラ
ーLED(警報器を含む)がONして故障を知らせ、次
いでステップS20に進んでカード作成(印字)を停止
するが、3回連続でない場合は再びステップS3に戻っ
てカード作成を再開する。
【0031】また、上述したステップS13でOKと判
定されてステップS14に進むと、ステッピングモータ
8Mが搬送ローラ8a,8bを逆回転して、表裏を反転
した状態で反転ガイド板17aにガイドされて再びカー
ド通路7b側に送り戻されて来たカードPを逆方向に搬
送し、次いで、ステップS15に進んでこの逆搬送中の
カードPの裏面PBに表示プリンタ装置9が図4に示す
ように個人識別情報PB2を文字印刷し、更に、ステッ
プS16に進んでセンサ20が表裏両面PA,PBに個
人識別情報を正式に印刷したOKカードPKの通過、即
ち、OKストッカー1Bへの搬入を検知すると、再びス
テップS3に戻って次のカード作成を繰返す。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係るカード作
成機によれば、1度のカード挿入(搬入)によってカー
ドの表裏両面にバーコードと文字によって個人識別情報
を印刷できるため、カード作成の手間を大幅に簡略化で
きる利点を発揮することができるのであるが、本発明で
は特に、カードの表裏両面に印刷する個人識別情報を、
カードを途中で反転搬送することによって1台のプリン
タで印刷するため、カード表裏の個人識別情報を同じ印
字濃度で鮮明に印刷できる利点を発揮できると共に、カ
ード表面へのバーコード印刷が不良である場合とか、カ
ードの表裏を間違えているような場合には、カード裏面
用の印字を行う前にこれを直ちにNGストッカーに排出
して無駄な手間を省くため、カード作成全体のスピード
アップと低コスト化を可能にするものであって、構造が
比較的簡単で信頼性も高く、製造コストも低減できる点
と相俟って、タイムカードを始めとする各種カードの作
成に用いて洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード作成機の正断面図である。
【図2】同じくカード作成機の平断面図である。
【図3】カード作成機の電機的構成を示したブロック図
である。
【図4】本発明のカード作成機によって作成されたカー
ドの表面と裏面を示した構成図である。
【図5】本発明によるカード作成の処理手順を説明した
フローチャートである。
【符号の説明】
1 カード作成機 1A ホッパ 1B OKストッカー 1C 印刷室 1D 反転室 1E NGストッカー 2c 搬出口 3 カード搬出用ローラ 6 バーコードプリンタ装置 7a,7b カード通路 8a,8b カード搬送用ローラ 9 表示プリンタ装置 10 バーコードベリファイセンサ 11 反転通路 14 表裏判定用センサ 15 フラッパ 15a フラッパ切換用ソレノイド 16a 排出口 P カード PA 表面 PA1 バーコードで印刷された個人識別情報 PB 裏面 PA2,PB2 文字で印刷された個人識別情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/44 3/01 13/00 29/46 C 9113−2C (72)発明者 岡田 文昭 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (72)発明者 井上 孝行 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (72)発明者 高橋 美晴 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパからカード通路に送られてくるカ
    ードに、プリンタが個人識別情報を印字するように構成
    したカード作成機に於いて、 上記カード通路の途中に、送られて来るカードの表面に
    対して個人識別情報をバーコードで印刷するバーコード
    プリンタと、同じく個人識別情報を文字で印刷する表示
    プリンタとを設け、上記カード通路の先端部には、送ら
    れて来るカードを表裏反転させてカード通路に送り戻す
    反転通路を連設すると共に、この反転通路を通って送り
    戻されて来る上記カードの裏面に対して上記の表示プリ
    ンタが個人識別情報を印刷するように構成したことを特
    徴とするカード作成機。
  2. 【請求項2】 カード通路の途中にカードに印刷された
    バーコードの良否を判定するバーコードベリファイセン
    サを設ける一方、反転通路の途中には、バーコードベリ
    ファイセンサによる判定が不良である場合に、反転通路
    をNGストッカーに通じる排出口に切換える通路切換手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載のカード作成
    機。
  3. 【請求項3】 カード通路又は反転通路の途中にカード
    の表裏を判定する表裏検知センサを設けて、このセンサ
    が表裏の間違いを判定すると、反転通路の途中に設けた
    通路切換手段が反転通路を排出口側に切換えて、送られ
    て来るカードをNGストッカーに排出するように構成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のカード作成
    機。
  4. 【請求項4】 カードを収容するホッパの下側に、カー
    ド作成を終えて送り戻されて来るカードを収納するOK
    ストッカーを設けると共に、上記のホッパには、カード
    作成を終えたカードがOKストッカーに送り込まれる
    か、或は、不良カードがNGストッカーに送り込まれる
    と、次のカードを1枚カード通路に送り出すカード搬出
    手段を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載
    のカード作成機。
  5. 【請求項5】 ホッパと反転通路の間を結ぶカード通路
    に、ホッパからカードを搬出する時に正転してカードを
    反転通路に向けて往搬送し、反転通路を通ってカードが
    送り戻されて来ると、逆転してカードをホッパの下側に
    設けたOKストッカーに向けて復搬送する正逆搬送手段
    を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    のカード作成機。
JP03476493A 1993-01-30 1993-01-30 カード作成機 Expired - Fee Related JP3162856B2 (ja)

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