JPH0622668U - 流量調整弁 - Google Patents

流量調整弁

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JPH0622668U
JPH0622668U JP5986592U JP5986592U JPH0622668U JP H0622668 U JPH0622668 U JP H0622668U JP 5986592 U JP5986592 U JP 5986592U JP 5986592 U JP5986592 U JP 5986592U JP H0622668 U JPH0622668 U JP H0622668U
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JP
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valve
flow rate
valve seat
casing
annular
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Application number
JP5986592U
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English (en)
Inventor
透 鶴田
浩 宗村
俊春 大江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、安価に製作でき、かつ、正確な流
量制御が可能な流量調整弁に関する。 【構成】 弁ケーシング内に設けた環状弁座に弁体を接
離自在に当接して流量調整を行うことができる流量調整
弁において、環状弁座を弁ケーシングとは別体に形成
し、弁ケーシング等を合成樹脂製とするとともに、環状
弁座を金属製としたことを特徴としている。従って、弁
ケーシング等を合成樹脂製にすることによって流量調整
弁のコストダウン及び軽量化を図りながら、環状弁座を
金属製にすることによって環状弁座の真円度、弁体との
同心度、及び、寸法精度を正確に出すことができ、正確
な流量制御が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、安価に製作でき、かつ、正確な流量制御が可能な流量調整弁に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、流量調整弁の一形態として図6に示す形態の流量調整弁Bがある。
【0003】 同流量調整弁Bは、実質的に、内部に屈曲流路50を形成した弁ケーシング51の 内部に弁ケーシング51と一体をなす環状弁座52を設けている。そして、同環状弁 座52には弁体53が接離自在に配設されており、同弁体53は弁軸54の先端に連結さ れており、同弁軸54は弁ケーシング51内に装着した弁軸保持筒55内に回転自在か つ進退自在に支持されている。即ち、弁軸54は、その中途に雄ねじ部56を形成し ており、同雄ねじ部56は、弁軸保持筒55の内周に設けた雌ねじ部57に螺合されて いる。
【0004】 さらに、弁軸54の外部突出部58は、スプライン加工をされており、モータm等 の出力軸にカップリング等を介して連動連結されている。
【0005】 かかる構成によって、モータmを駆動すると、弁軸54及びそれと一体をなす弁 体53は回転しながら軸線方向に進退し、弁体53の周縁部が環状弁座52に接離して 、止水・流水及び流量調整を行うことができる。
【0006】 また、上記構成において、流量調整弁のコストダウン及び軽量化を図るため、 弁軸54を除いた他の全ての構成部材を合成樹脂製としている。
【0007】
【考案を解決しようとする課題】
しかし、上記した流量調整弁Bは、未だ、以下の解決すべき課題を有していた 。
【0008】 即ち、図6に示すように、流量調整ないし流量制御において特に重要な部分で ある環状弁座52も弁ケーシング51と一体成形されるため、同弁座52の寸法精度が 出ず、正確に流量制御することができなかった。
【0009】 即ち、樹脂材料は成形後に収縮するため、真円度、同心度及び寸法が正確にだ せず、高精度の寸法が要求される環状弁座52には不向きであった。
【0010】 本考案は、上記した課題を解決することができる流量調整弁を提供することを 目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、弁ケーシング内に設けた環状弁座に弁体を接離自在に当接して流量 調整を行うことができる流量調整弁において、環状弁座を弁ケーシングとは別体 に形成し、弁ケーシングを合成樹脂製とするとともに、環状弁座を金属製とした ことを特徴とする流量調整弁に係るものである。
【0012】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例を参照して、本考案を具体的に説明する。
【0013】 本実施例に係る流量調整弁Aも、図1〜図3に示すように、基本的に上述した 流量調整弁Bと同様な構成を有している。
【0014】 なお、図1〜図3は、流量調整弁Aが、それぞれ、完全開、半開、完全閉の状 態になっている場合を示す。
【0015】 即ち、流量調整弁Aは、実質的に、内部に屈曲流路10を形成した弁ケーシング 11の内部に環状弁座12を設けている。そして、同環状弁座12には、図4に示すよ うに下面の三つの案内片13a を突設した弁体13が接離自在に配設されており、同 弁体13は弁軸14の先端に連結されており、同弁軸14は弁ケーシング11内に装着し た弁軸保持筒15内に回転自在かつ進退自在に支持されている。即ち、弁軸14は、 その中途に雄ねじ部16を形成しており、同雄ねじ部16は、弁軸保持筒15の内周に 設けた雌ねじ部17に螺合されている。
【0016】 さらに、弁軸14の外部突出部18は、スプライン加工をされており、図示しない モータ等の出力軸にカップリング等を介して連動連結されている。
【0017】 かかる構成によって、モータを駆動すると、弁軸14及びそれと一体をなす弁体 13は回転しながら軸線方向に進退し、弁体13の周縁部が環状弁座12に接離して、 止水・流水及び流量調整を行うことができる。
【0018】 本考案は、上記した流量調整弁Aの基本構成において、さらに、環状弁座12を 弁ケーシング11とは別体に形成し、かつ、弁ケーシング11を合成樹脂製とすると ともに、環状弁座12を金属製としたことを特徴とする。
【0019】 即ち、図1に示すように、屈曲流路10の中途に配設した環状弁座12は、弁ケー シング11とは独立した構成物品をなしている。
【0020】 環状弁座12は、その小径筒状部12a を弁ケーシング10の屈曲流路10の中途に設 けた縮径フランジ部19の開口20に嵌合するとともに、その大径フランジ部12b を 、縮径フランジ部19のフランジ面21に当接している。
【0021】 さらに環状弁座12は、その底部を筒状の弁座押さえ22によって支持されており 、同弁座押さえ22の下部に一体的に形成したフランジ部23を連結ボルト24によっ て弁ケーシング11の底部25に連結固定することによって、環状弁座12を、屈曲流 路10の中途に固定保持することができる。
【0022】 このように、本実施例では、環状弁座12を弁ケーシング11とは別体に形成し、 かつ、弁ケーシング11を合成樹脂製とするとともに、環状弁座12を金属製とし、 しかも、弁座押さえ22によって固定する構造としている。
【0023】 また、本実施例では、弁軸14は金属製とするが、その他の構成部品、即ち、弁 体13、弁軸保持筒15、弁座押さえ22及び後述する保持筒押さえ板32も合成樹脂製 としている。
【0024】 従って、弁ケーシング11等の殆どの構成部品を合成樹脂製とすることによって 流量調整弁Aのコストダウン及び軽量化を図りながら、金属製の環状弁座12の使 用によって同弁座12の真円度、弁体13との同心度、及び、寸法精度を正確に出す ことができ、正確な流量制御が可能となる。
【0025】 ところで、図1に示す実施例におけるその他の構成要素について説明すると、 26は弁軸14と弁軸保持筒15との間に介設したOリング、27は弁軸保持筒15と弁ケ ーシング11との間に介設したOリング、28は弁軸14と弁体13との間に介設したO リング、29は環状弁座12と弁座押さえ22との間に介設したOリング、30は弁座押 さえ22と弁ケーシング11との間に介設されたOリング、31は弁体13を弁軸14に装 着するためのプッシュナット、32は弁軸保持筒15を固定保持するため、弁ケーシ ング11の頂面に、固定ボルト33によって連結される保持筒押さえ板である。
【0026】 次に、図5(i) 〜図5(vi)を参照して、上記した流量調整弁Aの組立手順につ いて説明する。
【0027】 まず、図5(i) に示すように、弁軸14に、Oリング26,28 を装着し、弁体13を 弁軸12にプッシュナット31で固定する。
【0028】 図5(ii)に示すように、弁軸14の雄ねじ部16及びOリング26,28 にグリースを 塗布し、弁軸保持筒15内にねじ込む。
【0029】 図5(iii) に示すように、弁軸保持筒15を弁ケーシング11内に挿入し、保持筒 押さえ板32を被せ、固定ボルト33によって同押さえ板32を弁ケーシング11の頂面 に緊締する。
【0030】 図5(iv)に示すように、環状弁座12と弁座押さえ22とを弁ケーシング11内に挿 入し、固定ボルト24によって、環状弁座12と弁座押さえ22とを縮径フランジ部19 のフランジ面21に押しつける。固定ボルト24の緊締後、弁軸14を後退して、全開 位置まで戻す。
【0031】 図5(v) に示すように、保持筒押さえ板32に予め記載していた数字「1」と対 応する弁軸14の個所にマーキングMを施し、全開位置での弁軸位置を明確にする とともに、保持筒押さえ板32に全閉位置を示す数字「2」を予め記載しておく。
【0032】 図5(vi)に示すように、弁軸14を全開位置から90°回転させ、モータmを保持 筒押さえ板32に固定ボルトによって連結固定する。
【0033】 このように、本考案に係る流量調整弁Aは、組立も容易に行うことができる。
【0034】
【効果】
以上説明してきたように、本考案では、弁ケーシング内に設けた環状弁座に弁 体を接離自在に当接して流量調整を行うことができる流量調整弁において、環状 弁座を弁ケーシングとは別体に形成し、弁ケーシング等を合成樹脂製とするとと もに、環状弁座を金属製としたことを特徴としている。
【0035】 従って、弁ケーシング等を合成樹脂製にすることによって流量調整弁のコスト ダウン及び軽量化を図りながら、環状弁座を金属製にすることによって環状弁座 の真円度、弁体との同心度、及び、寸法精度を正確に出すことができ、正確な流 量制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る流量調整弁の全開状態における断
面正面図である。
【図2】同流量調整弁の半開状態における断面正面図で
ある。
【図3】同流量調整弁の全閉状態におかる断面正面図で
ある。
【図4】図1のI I線による断面図である。
【図5】流量調整弁の組立作業説明図である。
【図6】従来の流量調整弁の断面正面図である。
【符号の説明】
A 流量調整弁 B 流量調整弁 10 屈曲流路 11 弁ケーシング 12 環状弁座 13 弁体 14 弁軸 15 弁軸保持筒 22 弁座押さえ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鶴田 透 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 (72)考案者 宗村 浩 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 (72)考案者 大江 俊春 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁ケーシング(11)内に設けた環状弁座(12)
    に弁体(13)を接離自在に当接して流量調整を行うことが
    できる流量調整弁において、 環状弁座(12)を弁ケーシング(11)とは別体に形成し、弁
    ケーシング(11)を合成樹脂製とするとともに、環状弁座
    (12)を金属製としたことを特徴とする流量調整弁。
JP5986592U 1992-08-25 1992-08-25 流量調整弁 Pending JPH0622668U (ja)

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