JPH06226347A - 帯状金属板の矯正装置 - Google Patents
帯状金属板の矯正装置Info
- Publication number
- JPH06226347A JPH06226347A JP1620293A JP1620293A JPH06226347A JP H06226347 A JPH06226347 A JP H06226347A JP 1620293 A JP1620293 A JP 1620293A JP 1620293 A JP1620293 A JP 1620293A JP H06226347 A JPH06226347 A JP H06226347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- work roll
- chock
- work
- stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】スタンド３にはワークロール１、ワークロール
１の清掃装置、バックアップロール２がセットされ、上
昇圧下ハンドル４によりバックアップロール２およびワ
ークロール１が上昇または圧下できる構造となってお
り、ワークロール１は両チョック押え８を横にスライド
させてロックを解除することによりワークロール１とワ
ークロール前チョック７およびワークロール後チョック
１０を前方へスライドさせて取り外すことができる。 【効果】ロール清掃作業を必要とせず、矯正条件の異な
った帯状金属板を幅方向に形状矯正するためロールの交
換を短時間で容易に行うことができる。
１の清掃装置、バックアップロール２がセットされ、上
昇圧下ハンドル４によりバックアップロール２およびワ
ークロール１が上昇または圧下できる構造となってお
り、ワークロール１は両チョック押え８を横にスライド
させてロックを解除することによりワークロール１とワ
ークロール前チョック７およびワークロール後チョック
１０を前方へスライドさせて取り外すことができる。 【効果】ロール清掃作業を必要とせず、矯正条件の異な
った帯状金属板を幅方向に形状矯正するためロールの交
換を短時間で容易に行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は帯状金属板の形状矯正装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図９は従来の形状矯正装置の説明図であ
る。
る。
【０００３】図において、１８はレベラロール、１９は
ブライドロール、２０はアンコイラまたはリコイラであ
る。一般に、帯状金属板の矯正は、図９に示すように、
アンコイラまたはリコイラ２０、ブライドロール１９お
よびレベラロール１８を含む形状矯正装置２１により単
独のラインとして行われる。また、形状矯正装置２１に
使用するレベラロール１８内のワークロールはスタンド
に固定され、取外し作業が複雑である。さらに、スタン
ドに固定されたワークロールに異物が付着した場合は、
棒または専用治具を使用して清掃を行っていた。
ブライドロール、２０はアンコイラまたはリコイラであ
る。一般に、帯状金属板の矯正は、図９に示すように、
アンコイラまたはリコイラ２０、ブライドロール１９お
よびレベラロール１８を含む形状矯正装置２１により単
独のラインとして行われる。また、形状矯正装置２１に
使用するレベラロール１８内のワークロールはスタンド
に固定され、取外し作業が複雑である。さらに、スタン
ドに固定されたワークロールに異物が付着した場合は、
棒または専用治具を使用して清掃を行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の帯状
金属板の形状矯正装置では、独特の取りだしおよび清掃
工程が必要となる。すなわち、矯正条件の異なった帯状
金属板を矯正する場合、径の異なるワークロールに交換
する必要があるが、そのため、段取り時間が長くかか
る。また、ワークロールに異物が付着した場合、帯状金
属板に転写され、ロールマークなどの不良の原因となる
ため、定期的にワークロールの清掃が必要となる。
金属板の形状矯正装置では、独特の取りだしおよび清掃
工程が必要となる。すなわち、矯正条件の異なった帯状
金属板を矯正する場合、径の異なるワークロールに交換
する必要があるが、そのため、段取り時間が長くかか
る。また、ワークロールに異物が付着した場合、帯状金
属板に転写され、ロールマークなどの不良の原因となる
ため、定期的にワークロールの清掃が必要となる。
【０００５】本発明の目的は、帯状金属板の幅方向の形
状の矯正を圧延機のインラインで行うとき、ワークロー
ルの清掃作業を必要とせず、ワークロールの交換を短時
間で行うことのできる帯状金属板の形状矯正装置を提供
することにある。
状の矯正を圧延機のインラインで行うとき、ワークロー
ルの清掃作業を必要とせず、ワークロールの交換を短時
間で行うことのできる帯状金属板の形状矯正装置を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の帯状金属板の形状矯正装置は、対向して配
置される一対のスタンドと、前記一対のスタンドをまた
いで設けられ、接触して回転するワークロールとバック
アップロールとを含む帯状金属板の矯正装置において、
前記ワークロールを支えるワークロール後チョックと、
前記バックアップロールを支えるバックアップロールチ
ョックと、前記ワークロールを支えるワークロール前チ
ョックと、前記バックアップロールチョックと前記ワー
クロール前チョックの間にあって、前記ワークロールを
ロックするチョック押えと、前記スタンドに支えられ前
記ワークロールと前記バックアップロールを同時に清掃
する装置とを含むことを特徴とする。
め、本発明の帯状金属板の形状矯正装置は、対向して配
置される一対のスタンドと、前記一対のスタンドをまた
いで設けられ、接触して回転するワークロールとバック
アップロールとを含む帯状金属板の矯正装置において、
前記ワークロールを支えるワークロール後チョックと、
前記バックアップロールを支えるバックアップロールチ
ョックと、前記ワークロールを支えるワークロール前チ
ョックと、前記バックアップロールチョックと前記ワー
クロール前チョックの間にあって、前記ワークロールを
ロックするチョック押えと、前記スタンドに支えられ前
記ワークロールと前記バックアップロールを同時に清掃
する装置とを含むことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の帯状金属板の形状矯正装置は、対向し
て配置される一対のスタンドの間にあって、ワークロー
ルを支えるワークロール後チョックと、バックアップロ
ールを支えるバックアップロールチョックと、ワークロ
ールを支えるワークロール前チョックと、バックアップ
ロールチョックとワークロール前チョックの間にあっ
て、ワークロールをロックするチョック押えと、スタン
ドに支えられワークロールとバックアップロールを同時
に清掃する装置とを含むので、ロール清掃作業を必要と
せず、矯正条件の異なった帯状金属板の幅方向の形状矯
正を行うためにロールの交換を短時間で容易に行うこと
ができる。
て配置される一対のスタンドの間にあって、ワークロー
ルを支えるワークロール後チョックと、バックアップロ
ールを支えるバックアップロールチョックと、ワークロ
ールを支えるワークロール前チョックと、バックアップ
ロールチョックとワークロール前チョックの間にあっ
て、ワークロールをロックするチョック押えと、スタン
ドに支えられワークロールとバックアップロールを同時
に清掃する装置とを含むので、ロール清掃作業を必要と
せず、矯正条件の異なった帯状金属板の幅方向の形状矯
正を行うためにロールの交換を短時間で容易に行うこと
ができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１より図８に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【０００９】図２は本発明の形状矯正装置の一実施例の
説明図である。図２において、１はワークロール、２は
バックアップロール、３はスタンド、４は上昇圧下ハン
ドル、５は可逆圧延機、６は帯状金属板、２０はアンコ
イラまたはリコイラである。帯状金属板６を圧延する可
逆圧延機５の両サイドに配置したアンコイラまたはリコ
イラ２０の片側と可逆圧延機５とで帯状金属板６の形状
矯正装置２１を構成する。
説明図である。図２において、１はワークロール、２は
バックアップロール、３はスタンド、４は上昇圧下ハン
ドル、５は可逆圧延機、６は帯状金属板、２０はアンコ
イラまたはリコイラである。帯状金属板６を圧延する可
逆圧延機５の両サイドに配置したアンコイラまたはリコ
イラ２０の片側と可逆圧延機５とで帯状金属板６の形状
矯正装置２１を構成する。
【００１０】図１は本発明の形状矯正装置の一実施例の
スタンドの斜視図である。図１において、３はスタン
ド、７はワークロール前チョック、８はチョック押え、
９はバックアップロールチョック、１０はワークロール
後チョックである。スタンド３はワークロール１、バッ
クアップロール２がセットされ、上昇圧下ハンドル４に
よりバックアップロール２およびワークロール１が上昇
または圧下できる構造となっており、ワークロール１は
両チョック押え８を横にスライドさせロックを解除する
ことによりワークロール１とワークロール前チョック７
およびワークロール後チョック１０を前方へスライドさ
せて取り外すことができる。
スタンドの斜視図である。図１において、３はスタン
ド、７はワークロール前チョック、８はチョック押え、
９はバックアップロールチョック、１０はワークロール
後チョックである。スタンド３はワークロール１、バッ
クアップロール２がセットされ、上昇圧下ハンドル４に
よりバックアップロール２およびワークロール１が上昇
または圧下できる構造となっており、ワークロール１は
両チョック押え８を横にスライドさせロックを解除する
ことによりワークロール１とワークロール前チョック７
およびワークロール後チョック１０を前方へスライドさ
せて取り外すことができる。
【００１１】図３はスタンド内のワークロールの分解図
である。図３において、１１はローラベアリングであ
る。スタンド３より取り外したワークロール１、ワーク
ロール前チョック７およびワークロール後チョック１０
は、それぞれ、分離することができ、ワークロール１の
両端にはローラベアリング１１がセットされている。従
って、スタンド３の構造により異なった径へのワークロ
ール１の交換を容易に行うことができる。
である。図３において、１１はローラベアリングであ
る。スタンド３より取り外したワークロール１、ワーク
ロール前チョック７およびワークロール後チョック１０
は、それぞれ、分離することができ、ワークロール１の
両端にはローラベアリング１１がセットされている。従
って、スタンド３の構造により異なった径へのワークロ
ール１の交換を容易に行うことができる。
【００１２】さらに、スタンド３にはワークロール１の
清掃装置が取付けられている。
清掃装置が取付けられている。
【００１３】図４は本発明のワークロールの清掃装置の
説明図、図５は図４の詳細説明図、図６は図５のＶＩ−
ＶＩ線の矢視図である。これらの図において、１２は清
掃パット、１３は固定アーム、そして、１４は押し付け
ハンドル、１５は押え板、１６は押えボルト、１７はネ
ル布である。そして、固定アーム１３の両端がスタンド
３に固定され、押し付けハンドル１４によりネル布１７
が押えボルト１６および押え板１５で固定された清掃パ
ット１２をレベラロール１８とバックアップロール２の
間に押しつけて清掃することができる。
説明図、図５は図４の詳細説明図、図６は図５のＶＩ−
ＶＩ線の矢視図である。これらの図において、１２は清
掃パット、１３は固定アーム、そして、１４は押し付け
ハンドル、１５は押え板、１６は押えボルト、１７はネ
ル布である。そして、固定アーム１３の両端がスタンド
３に固定され、押し付けハンドル１４によりネル布１７
が押えボルト１６および押え板１５で固定された清掃パ
ット１２をレベラロール１８とバックアップロール２の
間に押しつけて清掃することができる。
【００１４】図７は可逆圧延機に取付けられた形状矯正
装置の他の実施例の説明図、図８は本発明の他の実施例
のスタンドの上昇圧下およびワークロール交換の説明図
である。実施例では、形状矯正装置２１を構成するスタ
ンド３の数は帯状金属板６の形状、矯正の負荷に応じ
て、適宜、決定される。また、図８に示すように、ワー
クロール１とバックアップロール２の上昇圧下を行う上
昇圧下ハンドル４の取り付け位置を上または下としワー
クロール１を取外しやすい構造としても良い。
装置の他の実施例の説明図、図８は本発明の他の実施例
のスタンドの上昇圧下およびワークロール交換の説明図
である。実施例では、形状矯正装置２１を構成するスタ
ンド３の数は帯状金属板６の形状、矯正の負荷に応じ
て、適宜、決定される。また、図８に示すように、ワー
クロール１とバックアップロール２の上昇圧下を行う上
昇圧下ハンドル４の取り付け位置を上または下としワー
クロール１を取外しやすい構造としても良い。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、可逆圧延機のインライ
ンにおいて、ロール清掃作業を必要とせず、矯正条件の
異なった帯状金属板の幅方向の形状の矯正を行うために
ロールの交換を短時間で容易に行うことができる。
ンにおいて、ロール清掃作業を必要とせず、矯正条件の
異なった帯状金属板の幅方向の形状の矯正を行うために
ロールの交換を短時間で容易に行うことができる。
【図１】本発明の形状矯正装置の一実施例のスタンドの
斜視図。
斜視図。
【図２】可逆圧延機に取付けられた本発明の形状矯正装
置の一実施例の説明図。
置の一実施例の説明図。
【図３】図１のスタンド内のワークロールの分解図。
【図４】図２の形状矯正装置のワークロールの清掃装置
の説明図。
の説明図。
【図５】図４の詳細説明図。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線の矢視図。
【図７】可逆圧延機に取付けられた本発明の形状矯正装
置の他の実施例の説明図。
置の他の実施例の説明図。
【図８】本発明の形状矯正装置の他の実施例のスタンド
の上昇圧下およびワークロール交換の説明図。
の上昇圧下およびワークロール交換の説明図。
【図９】従来の形状矯正装置の説明図。
１ ワークロール ２ バックアップロール ３ スタンド ４ 上昇圧下ハンドル ７ ワークロール前チョック ８ チョック押え ９ バックアップロールチョック １０ ワークロール後チョック
Claims (1)
- 【請求項１】対向して配置される一対のスタンドと、前
記一対のスタンドをまたいで設けられ、接触して回転す
るワークロールとバックアップロールとを含む帯状金属
板の矯正装置において、前記ワークロールを支えるワー
クロール後チョックと、前記バックアップロールを支え
るバックアップロールチョックと、前記ワークロールを
支えるワークロール前チョックと、前記バックアップロ
ールチョックと前記ワークロール前チョックの間にあっ
て、前記ワークロールをロックするチョック押えと、前
記スタンドに支えられ前記ワークロールと前記バックア
ップロールを同時に清掃する装置とを含むことを特徴と
する帯状金属板の矯正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1620293A JPH06226347A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 帯状金属板の矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1620293A JPH06226347A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 帯状金属板の矯正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226347A true JPH06226347A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11909930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1620293A Pending JPH06226347A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 帯状金属板の矯正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226347A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104190744A (zh) * | 2014-09-22 | 2014-12-10 | 陈明友 | 一种钢带平滑方法及装置 |
| CN105107846A (zh) * | 2015-09-24 | 2015-12-02 | 新余钢铁集团有限公司 | 一种工作辊轴向锁紧结构 |
| CN107876592A (zh) * | 2016-02-24 | 2018-04-06 | 科森科技东台有限公司 | 电子产品薄板类冲压件用矫正装置 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP1620293A patent/JPH06226347A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104190744A (zh) * | 2014-09-22 | 2014-12-10 | 陈明友 | 一种钢带平滑方法及装置 |
| CN105107846A (zh) * | 2015-09-24 | 2015-12-02 | 新余钢铁集团有限公司 | 一种工作辊轴向锁紧结构 |
| CN105107846B (zh) * | 2015-09-24 | 2017-05-17 | 新余钢铁集团有限公司 | 一种工作辊轴向锁紧结构 |
| CN107876592A (zh) * | 2016-02-24 | 2018-04-06 | 科森科技东台有限公司 | 电子产品薄板类冲压件用矫正装置 |
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