JPH0622586U - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JPH0622586U JPH0622586U JP6389492U JP6389492U JPH0622586U JP H0622586 U JPH0622586 U JP H0622586U JP 6389492 U JP6389492 U JP 6389492U JP 6389492 U JP6389492 U JP 6389492U JP H0622586 U JPH0622586 U JP H0622586U
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- compressor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極端子31にプラグを誤って接続することに
よって圧縮機が破壊するのを防止する。 【構成】 本体8の外周に設けた端子ボックス33を掩蓋
するカバー40を透明体とし、このカバー40を透してプラ
グが電極端子31に正常に接続されているか否かを容易に
検査出来るようにした。
よって圧縮機が破壊するのを防止する。 【構成】 本体8の外周に設けた端子ボックス33を掩蓋
するカバー40を透明体とし、このカバー40を透してプラ
グが電極端子31に正常に接続されているか否かを容易に
検査出来るようにした。
Description
【0001】
本考案はスクロール型圧縮機構、ロータリー圧縮機構等を内蔵する圧縮機に関 する。
【0002】
従来のスクロール型圧縮機の1例が図2に示されている。 本体8の内部にはその上部にスクロール型圧縮機構Cが、下部に電動モータM が配設され、これらは回転シャフト5を介して互いに連動連結されている。電動 モータMはロータMaとステータMbとからなり、ロータMaは回転シャフト5に固定 され、ステータMbは本体8に固定されている。
【0003】 スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール1、旋回スクロール2、旋回スクロ ール2の公転旋回運動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリンク等の自 転阻止機構3、フレーム6等からなる。回転シャフト5は上部軸受71及び下部軸 受72を介してフレーム6に軸支されている。
【0004】 固定スクロール1は端板11とその内面に立設されたうず巻状ラップ12とを備え 、この端板11の中央部には吐出ポート13が設けられている。
【0005】 旋回スクロール2は端板21とその内面に立設されたうず巻状ラップ22とを備え 、この端板21の外面に立設されたボス23内にはドライブブッシュ54が旋回軸受73 を介して回転自在に嵌装されている。このドライブブッシュ54には回転シャフト 5の上端から突出する偏心ピン53が回転自在に嵌合されている。
【0006】 固定スクロール1と旋回スクロール2とを相互に所定距離だけ偏心させ、かつ 、180 °だけ角度をずらせて噛み合わせることによって複数個の密閉空間24が形 成されている。
【0007】 電動モータMに通電してこれを駆動することによって、回転シャフト5、偏心 ピン53、ドライブブッシュ54、旋回軸受73を介して旋回スクロール2が駆動され 、旋回スクロール2は自転阻止機構3によって自転を阻止されながら公転旋回半 径の円軌道上を公転旋回運動する。
【0008】 すると、ガスが吸入管82を経て本体8内に入り、このガスは通路85、吸入通路 15を通り吸入室16から密閉空間24内に吸入される。そして、旋回スクロール2の 公転旋回運動により密閉空間24の容積が減少するのに伴って圧縮されながら中央 部に至り、吐出ポート13から逆止弁17を押し開いて吐出室14内に入り、ここから 通路18、吐出チャンバ19、吐出管83を経て外部に吐出される。
【0009】 これと同時に本体8内底部に形成された油溜り81内に貯溜された潤滑油は油ポ ンプ51によって吸い上げられ、この回転シャフト5に穿設された給油孔52を通っ て下部軸受72、上部軸受71及び偏心ピン53、ドライブブッシュ54、旋回軸受73等 に供給されてこれらを潤滑した後、フレーム6の上面中央部に形成された室61及 び排油通路62を通って油溜り81に戻る。
【0010】 本体8の外周に設けた電極端子31に図示しない電力ケーブルの先端に取り付け られたプラグを接続して、電力ケーブル、プラグ、電極端子31、電線32を経て電 動モータMに通電する。 本体8の外周には電極端子31を囲む端子ボックス33が溶接され、この端子ボッ クス33の先端開口はアルミニウム板からなるカバー34をボルト35で締結すること によって掩蓋される。
【0011】
上記従来の圧縮機において、その組み付け時又は交換時に電極端子31にプラグ を誤って接続した場合、カバー34が不透明でこれを検査できないため、電動モー タMに逆相の電流が流れ、圧縮機構Cが逆回転して短時間で破壊してしまう。 これに対処するため、コントローラにより逆相の電流が電動モータMに流れる のを防止することが提案されたが、これはコストが嵩むという問題があった。
【0012】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、本体の外周に設けた端子ボックスをカバーにより掩蓋してなる圧縮機 において、上記カバーを透明体で構成したことを特徴とする圧縮機にある。
【0013】
本考案においては、上記構成を具えているため、カバーを透してプラグが電極 端子に正常に接続されているか否かを容易に検査できる。
【0014】
本考案の1実施例が図1に示されている。 端子ボックス33の先端開口を掩蓋するカバー40はアクリル樹脂等の透明体で構 成されている。 他の構成は図2に示す従来のものと同様である。
【0015】 しかして、圧縮機の組み付け又は交換時、通電に先立ってカバー40を透してプ ラグが電極端子31に正常に接続されているか否かを容易に検査できる。
【0016】 以上、本考案を密閉型電動スクロール圧縮機に適用した例について説明したが 、本考案は端子ボックスをカバーで掩蓋してなる圧縮機の全てに適用しうること は勿論である。
【0017】
本考案においては、カバーを透明体で構成したため、カバーを透してプラグが 電極端子に正常に接続されているか否かを容易に検査できる。 かくして、高価なコントローラを要せずに圧縮機の逆回転に基づく破壊を防止 できる。
【図1】本考案の1実施例を部分的に切り欠いて示す側
面図である。
面図である。
【図2】従来の圧縮機の縦断面図である。
8 本体 31 電極端子 33 端子ボックス 40 カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 本体の外周に設けた端子ボックスをカバ
ーにより掩蓋してなる圧縮機において、上記カバーを透
明体で構成したことを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6389492U JPH0622586U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6389492U JPH0622586U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622586U true JPH0622586U (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=13242469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6389492U Pending JPH0622586U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622586U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6352266B2 (ja) * | 1978-12-20 | 1988-10-18 | Ass Eng Ltd |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP6389492U patent/JPH0622586U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6352266B2 (ja) * | 1978-12-20 | 1988-10-18 | Ass Eng Ltd |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970506 |