JPH06225591A - 捩り振子駆動装置 - Google Patents

捩り振子駆動装置

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Publication number
JPH06225591A
JPH06225591A JP762793A JP762793A JPH06225591A JP H06225591 A JPH06225591 A JP H06225591A JP 762793 A JP762793 A JP 762793A JP 762793 A JP762793 A JP 762793A JP H06225591 A JPH06225591 A JP H06225591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
data
read
step motor
interval data
Prior art date
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Pending
Application number
JP762793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukari Hoshino
ゆかり 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP762793A priority Critical patent/JPH06225591A/ja
Publication of JPH06225591A publication Critical patent/JPH06225591A/ja
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶回路に記憶してあるデータに応じて捩り
振子を動作させるステップモータを回転させて、捩り振
子の動作の制御を容易に行なうことである。 【構成】 電源等が投入されると、制御回路4は記憶回
路3から正転駆動パルスデータを読み出し、読み出した
データに応じた正転パルスを出力する。そして、記憶回
路3から正転用のパルス間隔データdn をd0 〜d43〜
d0 と読み出し、カウンタ6を動作させてカウンタ6が
読み出したパルス間隔データdn の値をカウントする
と、正転パルスを反転して出力する。正転が終了する
と、記憶回路3から逆転駆動パルスデータを読み出し、
逆転パルスを出力する。そして、記憶回路3から逆転用
のパルス間隔データd'nをd'0〜d'43 〜d'0と読み出
し、上記と同様に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、捩り振子駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば時計等の飾り振子として使
用される捩り振子は、ヒゲゼンマイを用いたテンプ機構
により駆動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものはメカ機構
により駆動させているので、振子の回転速度、捩り角ま
たは回転動作には大きな制約があり、これらの変更は容
易ではなく、例えば捩り振子の動作をアラーム音に合わ
せるなどの複雑な制御は困難であった。
【0004】本発明の目的は、捩り振子の複雑な動作を
容易に制御することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、正逆転可能な
ステップモータと、このステップモータの駆動パルスの
周期および上記ステップモータの回転方向を指定するデ
ータを記憶する記憶手段と、上記データに応じて上記駆
動パルスを出力し、上記ステップモータを選択的に正転
または逆転させる制御手段と、上記ステップモータの回
転によって動作する捩り振子とを設けることにより、上
記の目的を達成している。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。
【0007】図1において、1は正逆転可能なステップ
モータである。2は捩り振子で、ステップモータ1の回
転によって動作する。3は記憶手段を構成する記憶回路
で、ROM等からなり、ステップモータ1の駆動パルス
の周期およびステップモータ1の回転方向を指定するデ
ータを記憶する。本例では、正転駆動パルスデータと逆
転駆動パルスデータ,複数の駆動パルス間隔データおよ
び駆動パルス数データを記憶している。4は制御手段を
構成する制御回路で、CPU,ROM,RAM等からな
り、記憶回路3で記憶しているデータに応じてステップ
モータ1の駆動パルスを出力する。5は駆動回路で、制
御回路4から出力される駆動パルスを増幅してステップ
モータ1に出力する。6はカウンタである。
【0008】いま、記憶回路3には図2a,bに示すよ
うな駆動パルスを発生させるためのデータが記憶してあ
る。具体的に説明すると、図2aのような正転駆動パル
スを発生させる場合は、パルス幅Aとして12ms、パ
ルス間隔データdn として図3に示すデータ(d0 〜d
43)を記憶しており、図2bのような逆転駆動パルスを
発生させる場合は、パルス幅A´,B´として5ms,
8ms、パルス間隔データd'nとして図4に示すデータ
(d'0〜d'43 )を記憶してある。なお、パルス間隔デ
ータdn およびd'nは、1/2周期のコサインカーブに
応じて変化する値となっている。
【0009】つぎに、図5を参照して動作を説明する。
【0010】いま、カウンタ6はクリヤされているとす
る。
【0011】電源が投入されると、制御回路4は制御回
路4内のROMに記憶してある動作プログラムに従って
記憶回路3からデータを読み出し、動作を開始する。い
ま、ステップモータ1を正転させた後、逆転する動作プ
ログラムが記憶されているとする。
【0012】いまの場合、制御回路4は記憶回路3から
正転駆動パルスデータを読み出し、図5のごとくパルス
幅12msの正転パルスP1を出力する。なお、読み出
した正転駆動パルスデータは制御回路4内のRAMに記
憶する。
【0013】このパルスP1は駆動回路5で増幅されス
テップモータ1に印加し、ステップモータ1は1ステッ
プ回転し、それに伴い捩り振子2が動作する。
【0014】正転パルスP1の発生が終了すると、制御
回路4は記憶回路3からパルス間隔データd0 =17
2.00ms(図3参照)を読み出し、制御回路4内の
RAMに記憶するとともに、カウンタ6を動作させる。
【0015】カウンタ6の値が制御回路4内のRAMに
記憶しているパルス間隔データの値になると、本例では
カウンタ6が172.00msをカウントすると、制御
回路4はその内のRAMに記憶した正転駆動パルスデー
タに応じて図5に示したように反転してパルスP2を出
力する。
【0016】そして、制御回路4は、記憶回路3からパ
ルス間隔データd1 =171.87ms(図3参照)を
読み出し、読み出したデータを制御回路4内のRAMに
書き換えて記憶するとともに、カウンタ6をクリヤして
動作させ、カウンタ6が171.87msをカウントす
ると、上記と同様に制御回路4内のRAMに記憶した正
転駆動パルスデータに応じて図5に示したパルスP3の
ごとく出力する。
【0017】以下、上記と同様にパルス間隔データをd
2,d3,…, d42, d43と読み出し、読み出したパルス間
隔データに応じた時間ごとに図5のごとくパルスP4,
P5,…,P44,P45と1パルスごとに反転させな
がら発生する。
【0018】パルスP45が発生すると、制御回路4は
記憶回路3からパルス間隔データを上記とは逆の順番で
読み出していく。すなわち、正転パルスを出力するごと
にパルス間隔データをd42, d41, …, d1,d0 と読み
出し、読み出したパルス間隔データに応じた時間ごとに
図5のごとくパルスP46,P47,…,P87と1パ
ルスごとに反転させながら発生する。
【0019】本例では、パルス間隔データは1/2周期
のコサインカーブに応じて変化する値となっているの
で、パルス間隔データの値はd0 〜d43と変化する場合
は徐々に短くなっていき、パルス間隔データの値がd43
〜d0 と変化する場合は徐々に長くなっていく。したが
って、捩り振子2の回転速度は捩れ角の半分までは速く
なっていき、半分を越えると遅くなっていく。よって、
使用者には自然な捩れ動作として感じられる。
【0020】図3に示したパルス間隔データがd0 〜d
43〜d0 と読み出されると、制御回路4は記憶回路3か
ら逆転駆動パルスデータを読み出し、図5のごとくパル
ス幅5msのパルスP101とパルス幅8msの反転パ
ルスP102とを連続して出力する。なお、読み出した
逆転駆動パルスデータは上記と同様に制御回路4内のR
AMに記憶する。
【0021】以下、正転時と同様にこの連続した逆転パ
ルスが発生するごとに、パルス間隔データd'n(図4参
照)をd'0〜d'43 〜d'0と読み出し、カウンタ6が読
み出したパルス間隔データに応じた値をカウントする
と、連続した逆転パルスを1パルスごとに反転させて発
生する。逆転の際のパルス間隔データもコサインカーブ
に応じて変化する値となっているので、捩り振子2の回
転速度は捩れ角の半分までは速くなっていき、半分を越
えると遅くなっていく。よって、使用者には自然な捩れ
動作として感じられる。
【0022】なお、上記では記憶回路3に記憶してある
パルス間隔データを順番に読み出していく例を示した
が、これに限らず、同じパルス間隔データを2回ずつ読
み出すようにしてもよいし、所望のパルス間隔データだ
け選択的に読み出すようにしてもよいし、適宜変更可能
である。このように、パルス間隔を変更することによっ
て捩り振子2の速度を制御でき、パルス数を変更するこ
とによって捩り角を制御できる。
【0023】また、上記の例では正転パルスおよび逆転
パルスの種類を1種類としたが、これも上記に限らず、
複数種類としてもよい。なお、パルス波形で捩り振子の
回転方向を制御できる。
【0024】このように、記憶回路3に記憶するデータ
の読み出し方を変えることにより、捩り振子の動作を簡
単に制御することができ、しかも捩れ動作の変更が容易
となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、捩り振子の回転速度、
捩り角、回転の向きの制御が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】本発明の一実施例の記憶回路の記憶内容の説明
図。
【図3】本発明の一実施例の記憶回路の記憶内容を示し
た図。
【図4】本発明の一実施例の記憶回路の記憶内容を示し
た図。
【図5】図1の動作説明のためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1 ステップモータ 2 捩り振子 3 記憶手段 4 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆転可能なステップモータと、 上記ステップモータの駆動パルスの周期および上記ステ
    ップモータの回転方向を指定するデータを記憶する記憶
    手段と、 上記データに応じて上記駆動パルスを出力し、上記ステ
    ップモータを選択的に正転または逆転させる制御手段
    と、 上記ステップモータの回転によって動作する捩り振子と
    を具備したことを特徴とする捩り振子駆動装置。
JP762793A 1993-01-20 1993-01-20 捩り振子駆動装置 Pending JPH06225591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP762793A JPH06225591A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 捩り振子駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP762793A JPH06225591A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 捩り振子駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06225591A true JPH06225591A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11671065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP762793A Pending JPH06225591A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 捩り振子駆動装置

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JP (1) JPH06225591A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159274A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Seiko Clock Inc ステップモータ駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159274A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Seiko Clock Inc ステップモータ駆動装置

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