JPH0579493U - アナログ時計の時計回路 - Google Patents

アナログ時計の時計回路

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JPH0579493U JP1691792U JP1691792U JPH0579493U JP H0579493 U JPH0579493 U JP H0579493U JP 1691792 U JP1691792 U JP 1691792U JP 1691792 U JP1691792 U JP 1691792U JP H0579493 U JPH0579493 U JP H0579493U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ表示式時計の時刻修正を、容易且つ
迅速に行ない得る様にする。 【構成】 回転式パルス発生手段15からのパルス信号
を分修正スイッチ17がオン状態とされたときに現時刻
記憶手段20の分カウンタに送る分修正制御手段61
と、時修正スイッチ18がオン状態とされた時に回転式
パルス発生手段15からのパルス信号を現時刻記憶手段
20の分カウンタにおける中間入力段に送る時修正制御
手段63と、時修正スイッチ18がオン状態とされたと
きは現時刻記憶手段20から分針駆動制御回路30への
時刻データを遮断する送信制御手段65と、を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アナログ時計に関するものであり、尚詳しくは、アナログ時計にお ける指針を修正する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、マイクロコンピュータを用い、基準信号のパルス数をカウントし て現時刻の値を記憶する現時刻記憶手段としてのランダムアクセスメモリと、こ の現時刻記憶手段に記憶した値を指針の表示角度の値に換算して記憶する目標位 置記憶手段としてのランダムアクセスメモリと、指針の表示位置を記憶する表示 位置記憶手段としてのランダムアクセスメモリとを有し、表示位置記憶手段に記 憶した表示値と目標位置記憶手段に記憶した目標値とを読み出して一致検出を行 ない、目標値と表示値とが一致しない場合にモータ駆動回路からステップモータ に歩進信号を出力させることによりステップモータによって回転させられる指針 の表示位置を駆動制御するアナログ時計を先に開発した。
【0003】 このアナログ時計の概要は、図3に示す様に、発振器11から入力されるクロ ック信号に基づいた基準信号を出力する基準信号発生手段13を有し、該基準信 号発生手段13からの基準信号を秒カウンタ21、分カウンタ23、時カウンタ 27でカウントすることにより秒カウンタメモリ22と分カウンタメモリ26と 時カウンタメモリ28とに現在時刻を記憶する現時刻記憶手段20を有するもの であり、分修正スイッチ17が操作されると前記基準信号を分カウンタ23へ入 力することにより分カウンタ23のカウント値ひいては分カウンタメモリ26の 記憶値を増加させ、時修正スイッチ18が操作されると時カウンタ27へ基準信 号を入力させて時カウンタ27のカウント値及び時カウンタメモリ28の記憶値 を増加させるものである。
【0004】 又、分修正スイッチ17及び時修正スイッチ18を有することなく、単一の時 刻修正スイッチを有し、該時刻修正スイッチをオン状態とすることにより周波数 の高い早送り修正パルス信号を秒カウンタ21に送り、秒カウンタメモリ22の 値を直ちに順次増加させつつ分カウンタ23及び時カウンタ27に順次桁上げを 行って秒カウンタメモリ22、分カウンタメモリ26、時カウンタメモリ28に 記憶される時刻データの修正を行う様にしているものもある。
【0005】 尚、上記実施例に用いる秒カウンタ21及び分カウンタ23は、[0」から「 59」をカウントする60進カウンタであり、時カウンタ27は「0」から「1 1」迄をカウントする12進カウンタである。 この現時刻記憶手段20の時刻データに基づいて分針は分針駆動制御回路30 により、時針は時針駆動制御回路40により制御されるものであり、分針を回転 させる為の分針用ステップモータ51を駆動する分針駆動制御回路30は、分数 値変換手段31、分針用目標位置記憶手段32、分針位置記憶手段33、分針用 比較検出手段35、分針用出力手段37、分針用モータ駆動回路38で構成し、 又、現時刻記憶手段20の時刻データに基づいて時針を回転させる為の時針用ス テップモータ55を駆動する時針駆動制御回路40は、時数値変換手段41、時 針用目標位置記憶手段42、時針位置記憶手段43、時針用比較検出手段45、 時針用出力手段47、時針用モータ駆動回路48で構成している。
【0006】 そして分数値変換手段31や時数値変換手段41は、現時刻記憶手段20の内 容を読み出して分針用目標位置記憶手段32や時針用目標位置記憶手段42にデ ータを移すものであり、このデータ転送に際し、分数値変換手段31は、秒カウ ンタメモリ22の値と分カウンタメモリ26の値を読み込み、秒カウンタメモリ 22の内容である秒データの「10」を「1」に、分カウンタメモリ26の内容 である分データの「1」を「6」に変換することにより10秒単位を「1」とし て1時間を「0」から「359」の値である角度データに変換してこの目標値を 分針用目標位置記憶手段32に記憶させ、又、時数値変換手段41は分カウンタ メモリ26の値と時カウンタメモリ28の値とを読み込み、2分単位を「1」と して12時間を「0」から「359」の値にである角度データに変換してこの目 標値を時針用目標位置記憶手段42に記憶させるものである。
【0007】 又、分針位置記憶手段33や時針位置記憶手段43は、分針や時針の位置を示 す角度を記憶するものであり、分針位置記憶手段33は分針用出力手段37から 分針用モータ駆動回路38に出力されるパルス数をカウントし、時針位置記憶手 段43は時針用出力手段47から時針用モータ駆動回路48に出力されるパルス 数をカウントするものであり、分針用モータ駆動回路38や時針用モータ駆動回 路48は、分針用出力手段37や時針用出力手段47から入力されるパルス数に 対応したステップ数だけ方向信号に基づいて分針用ステップモータ51や時針用 ステップモータ55を各々駆動するものであって、各ステップモータが1ステッ プ分回転した時、各々の指針軸が1度だけ回転する様に輪列の減速比を定めてい る。
【0008】 尚、分針位置記憶手段33及び時針位置記憶手段43は、各々分針軸及び時針 軸が基準位置を示したときに初期リセットされ、各々「0」から「359」の値 を記憶するものであり、分針用モータ駆動回路38が分針用ステップモータ51 を順回転させる時には分針位置記憶手段33はパルス数を加算し、分針用ステッ プモータ51を逆回転させるときには減算を行ない、時針位置記憶手段43も同 様に時針用ステップモータ55の正逆回転に合わせて加算又は減算を行なって指 針位置の角度データを表示値として記憶するものである。
【0009】 更に、分針用比較検出手段35は、分針用目標位置記憶手段32の内容である 分目標値と分針位置記憶手段33の内容である分表示値とを比較し、分針用目標 位置記憶手段32の内容である分目標値が分針位置記憶手段33の分表示値より も大きい場合は、不一致信号を分針用出力手段37に出力することにより分針用 出力手段37から分針用モータ駆動回路38にパルス信号と方向信号を出力させ て分針用ステップモータ51を正転させ、分目標値が分表示値よりも小さい場合 は分針用出力手段37から分針用モータ駆動回路38にパルス信号と方向信号を 出力させて分針用ステップモータ51を逆転させるものであり、又、時針用比較 検出手段45も、時針用目標位置記憶手段42の内容である時目標値と時針位置 記憶手段43の内容である時表示値とを比較して一致しないときは不一致信号を 出力し、時針用出力手段47を介して時針用モータ駆動回路48からパルス信号 と方向信号とを出力させるものである。
【0010】 この様に分針駆動制御回路30では、分針位置記憶手段33は分針の表示角度 を表示値として記憶し、現時刻記憶手段20が記憶している時刻データを分数値 変換手段31が時刻データの内の秒データ及び分データにより10秒を1度に換 算した角度データに変換し、この角度データを目標値として分針用目標位置記憶 手段32が記憶して10秒毎にこの目標値を更新しているものである。
【0011】 そして分針用比較検出手段35は、分針用目標位置記憶手段32の分目標値と 分針位置記憶手段33の分表示値とが一致しないときは、不一致信号を出力して 分針用出力手段37及び分針用モータ駆動回路38により分針用ステップモータ 51を駆動し、分針が1ステップ1度回転する毎に分針位置記憶手段33の分表 示値を修正し、表示値が分針用目標位置記憶手段32の目標値と一致するとステ ップモータ51の回転を停止させるものである。
【0012】 従って、分針駆動制御回路30は、10秒毎に分針を1度だけ回転させ10秒 単位で現時刻記憶手段20の秒カウンタメモリ22及び分カウンタ23メモリに 記憶される時刻データに基づいた現在時刻を表示する。 又、時針駆動制御回路40も分針駆動制御回路30と同様に、時針位置記憶手 段43が時針の表示角度を記憶し、時数値変換手段41により時刻データの分デ ータ及び時データに基づいて2分を1度に換算した目標値を時刻データから形成 し、この角度データである目標値と一致する様に時針用比較検出手段45、時針 用出力手段47、時針用モータ駆動回路48によって時針を回転駆動し、以て時 針に現時刻記憶手段20の分カウンタメモリ26及び時カウンタメモリ28に記 憶される時刻データに基づいた現在時刻を表示させるものである。
【0013】 尚、この時計回路では、分数値変換手段31や時数値変換手段における換算係 数を変更し、例えば、現時刻記憶手段20における秒カウンタメモリ22及び分 カウンタメモリ26の値における30秒を単位として分針用目標位置記憶手段3 2に記憶させる「1」に換算し、又、分カウンタメモリ26及び時カウンタメモ リ28の値における6分を単位として時針用目標位置記憶手段42に記憶させる 「1」に換算し、分針用目標位置記憶手段32及び時針用目標位置記憶手段42 の最大値を「120」に制限することにより、図4のAに示す様に、表示範囲を 120度の扇型とする変形時計とする場合や、換算係数を変更して図4のBに示 す様に表示範囲を240度の扇型とする場合等、換算係数の変更により種々の変 形時計とすることができる時計回路である。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
修正スイッチにより分針や時針の修正駆動を行なうものにおいて、単一の時刻 修正スイッチのみを用いて指針の早送りを行なう形式の時計では、時針を修正す るに際しては、分針を複数回転させなければならない場合が生じ、修正時間に長 時間を要する欠点が有った。
【0015】 又、時修正スイッチと分修正スイッチとを有する時計では、、時針の修正に際 して時針は1時間30度を単位として移動することとなり、分修正では分針は1 分単位で移動することとなり逆転修正の無いものは修正操作が繁雑になる欠点が 有った。 尚、リューズ式の時計における修正も、時針を修正するに際して、分針の回転 量が多く要求される欠点が有った。
【0016】
【課題を解決するための手段】
分針及び時針を駆動する為の時刻データを記憶する現時刻記憶手段と、現時刻 記憶手段の時刻データに基づいて、分針用ステップモータを駆動する分針駆動制 御回路及び時針用ステップモータを駆動する時針駆動制御回路とを有する時計回 路において、分修正スイッチ、時修正スイッチ及び回転式パルス発生手段を設け 、分修正スイッチが操作されると回転式パルス発生手段からの修正パルス信号を 現時刻記憶手段における分カウンタに送る分修正制御手段と、時修正スイッチが 操作されたときに回転式パルス発生手段からの修正パルス信号を現時刻記憶手段 における分カウンタの中間段に入力する時修正制御手段と、時修正スイッチが操 作されたときに現時刻記憶手段から分針駆動制御手段へ送られる時刻データを遮 断する送信制御手段とを設けることとする。
【0017】
【作 用】
本考案は、分針駆動制御回路及び時針駆動制御回路により現時刻記憶手段に記 憶させた時刻データの時刻を分針及び時針で表示することができる。 又、分修正制御手段により回転式パルス発生手段からのパルス信号を分カウン タに送り、分カウンタのカウント値、ひいては分カウンタメモリの値を修正する ことができる。
【0018】 更に、時修正制御手段により、回転式パルス発生手段からのパルス信号を分カ ウンタの中間段に送り、分カウンタからの桁上げ信号によって分カウンタと共に 時カウンタのカウント値も変更し、分カウンタメモリの値と時カウンタメモリの 値とを共に修正することができる。 又、時修正スイッチ及び回転式パルス発生手段を操作して、分カウンタメモリ と時カウンタメモリとの値を修正するときは、送信制御手段により現時刻記憶手 段から分針駆動制御回路へ送る時刻データを遮断することができる故、分カウン タメモリのデータが大きく変化しても分針が無駄な移動を行うことを防止できる 。
【0019】
【実施例】
本考案に係るアナログ時計の時計回路は、図1に示す様に、発振器11から入 力されるクロック信号に基づいて一定周波数の基準信号を出力する基準信号発生 手段13と、この基準信号発生手段13からの基準信号をカウントして現在時刻 を記憶する現時刻記憶手段20と、この現時刻記憶手段20からの時刻データに 基づいて分針用パルスモータ51を駆動する分針駆動制御回路30及び時針用パ ルスモータ55を駆動する時針駆動制御回路40を有する回路に、分修正スイッ チ17及び時修正スイッチ18と回転式パルス発生手段15としてのロータリー エンコーダとを設け、更に、分修正スイッチ17からの分修正信号や時修正スイ ッチ18からの時修正信号により作動する複数の制御手段を組み込むものである 。
【0020】 尚、この実施例は、図2に示す様に、分カウンタ23を一位カウンタ24と十 位カウンタ25とに分け、一位カウンタ24は「10」毎に桁上げ信号を出力し 、十位カウンタ25は10分単位で分を計時して「6」で時カウンタに桁上げ信 号を出力し、一位カウンタ24と十位カウンタ25とで60進の分カウンタ23 を構成しているものである。
【0021】 そして、分修正スイッチ17からの分修正信号により作動する制御手段として は、分修正制御手段61と桁上げ制御手段29とを設けるものであり、この分修 正制御手段61は、回転式パルス発生手段15と分カウンタ23のクロック入力 端子となる一位カウンタ24の入力端子との間に挿入し、分修正信号が入力され ると回転式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウンタ23を構成する一 位カウンタ24に通過させるものであり、桁上げ制御手段29は、分カウンタ2 3を構成する十位カウンタ25と時カウンタ27との間に挿入し、分修正信号が 入力されると分カウンタ23から時カウンタ27へ出力される桁上げ信号を遮断 するものである。
【0022】 又、時修正スイッチ18からの時修正信号により作動する制御手段としては、 時修正制御手段63と送信制御手段65とを設けるものであり、この時修正制御 手段63は、回転式パルス発生手段15と分カウンタ23の中間段クロック入力 端子となる十位カウンタ25の入力端子との間に挿入し、時修正信号が入力され ると回転式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウンタ23を構成する十 位カウンタ25に通過させるものであり、送信制御手段65は、現時刻記憶手段 20と分針駆動制御回路30との間に挿入し、時修正スイッチ18からの時修正 信号が入力されると現時刻記憶手段20から分針駆動制御回路30に送られる時 刻データとしての秒データ及び分データを遮断するものである。
【0023】 尚、分針駆動制御回路30は、図2に示した様に、従来と同様に分数値変換手 段31、分針用目標位置記憶手段32、分針位置記憶手段33、分針用比較検出 手段35、分針用出力手段37及び分針用モータ駆動回路38で構成して分針用 ステップモータ51を駆動するものであり、時針駆動制御回路40も分針駆動制 御回路30と同様に、時数値変換手段41、時針用目標位置記憶手段42、時針 位置記憶手段43、時針用比較検出手段45、時針用出力手段47及び時針用モ ータ駆動回路48で構成して時針用ステップモータ55を駆動するものである。
【0024】 本実施例は、上述の様に構成している故、時修正スイッチ18をオン状態とし て時修正信号を時修正制御手段63と送信制御手段65とに入力すれば、回転式 パルス発生手段15であるロータリーエンコーダからのパルス信号を十位カウン タ25に入力することができ、ロータリーエンコーダを手で回転させることによ り、分カウンタ23のカウント値を十分単位で増加させ、分カウンタ23のから の桁上げ信号により時カウンタ27のカウント値も順次増加させることができ、 分カウンタ23のカウント値及び時カウンタ27のカウント値を記憶する分カウ ンタメモリ26及び時カウンタメモリ28からの時刻データを時針駆動制御回路 40に送り、以て現時刻記憶手段20に記憶させた修正時刻に基づいて時針駆動 制御回路40及び時針用パルスモータ55によって時針を回転制御し、時針によ って現時刻記憶手段20に記憶された時刻を表示させることができる。
【0025】 尚、このとき、時刻修正信号により送信制御手段65が分針駆動制御回路30 への時刻データを遮断する故、分カウンタ23を構成する十位カウンタ25の値 ひいては分カウンタメモリ26の値が変化しても、分針は分針駆動制御回路30 における分針用目標位置記憶手段32に記憶された修正前の時刻を表示して停止 している。
【0026】 そして、時修正スイッチ18及び回転式パルス発生手段15の操作により時針 を合わせて時修正スイッチ18をオフ状態とすれば、送信制御手段65は十分単 位で修正された分カウンタメモリ26の分データ及び秒カウンタメモリ22の秒 データを通過させて分針駆動制御回路30に送り、この秒データ及び分データに より分針は時針の位置により判読された10分単位の修正位置近辺を指示する様 に分針駆動制御回路30によって駆動される。
【0027】 この後、分修正スイッチ17をオン状態として分修正制御手段61により回転 式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウンタ23に送る様にすれば、回 転式パルス発生手段15としたロータリーエンコーダからのパルス信号を分カウ ンタ23を構成する一位カウンタ24に送り、分カウンタ23のカウント値を1 づつ増加させ、分カウンタメモリ26に記憶される分データを修正することがで き、この修正された時刻を分針駆動制御回路30に送り、分針の表示を正確に修 正することができる。
【0028】 尚、桁上げ制御手段29は、分カウンタ23がアップカウントのみを行う場合 、分針を1回転近く回転させて正時を指針が越える分修正を行なうとき、分カウ ンタ23から時カウンタ27への桁上げ信号を遮断し、時カウンタ27のカウン ト値、ひいては時カウンタメモリ28の時データが増加することを防止して時針 の再修正を行なう必要が生じない様にするものである。
【0029】 尤も、分カウンタ23としてアップカウントと共にダウンカウントが可能なカ ウンタを用い、分修正制御手段61として分修正スイッチ17が所定時間内に繰 り返して操作されたときにはダウンカウント信号を分カウンタ23に出力し得る 構成とすれば、分針の戻し修正も可能であり、分針の修正量を小さくすることが でき、桁上げ制御手段29を省略しても、時刻修正を容易に行うことが可能とな る。
【0030】 又、上記実施例は、分カウンタ23を10進の1位カウンタ24と6進の十位 カウンタ25とで構成しているも、分カウンタ23は単一の60進カウンタとし 、時修正制御手段63からのパルス信号を60進カウンタの中間段へ入力し得る 様にすることも可能である。 尚、分修正信号により現時刻記憶手段20における秒カウンタ21をゼロリセ ットし得る様にしておけば、分修正スイッチ17をオフ状態とするタイミングを 調整することにより、秒単位の時刻合わせを行って分針の運針を開始させること もできる。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、基準信号をカウントして現在時刻のデータを記憶する現時刻記憶手 段の時刻データに基づいて指針を駆動するアナログ時計の時計回路において、回 転式パルス発生手段と該パルス発生手段からのパルス信号を分修正スイッチの操 作により分カウンタへ入力し得る様にする分修正制御手段と、前記パルス発生手 段からのパルス信号を時修正スイッチの操作により分カウンタの中間段へ入力し 得る様にする時修正制御手段、及び時修正時に分針駆動制御回路へ送られる現時 刻記憶手段からの時刻データを遮断する送信制御手段を有している故、時修正ス イッチと回転式パルス発生手段のリューズを操作することにより、十分単位等の おおよその時間で時針の修正を行なうことができ、分修正スイッチとリューズと により1分単位で正確に表示時刻の修正を行なうことができ、荒修正と微修正と を組み合わせて時刻修正を極めて容易に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアラーム時計の回路ブロック図。
【図2】本考案に係るアラーム時計の具体例を示すブロ
ック図。
【図3】従来の時計回路を示すブロック図。
【図4】従来の時計体表示部の一例を示す図。
【符号の説明】 11 発振器 13 基準信号発
生手段 15 回転式パルス発生手段 17 分修正スイ
ッチ 18 時修正スイッチ 20 現時刻記憶
手段 30 分針駆動制御回路 31 分数値変換
手段 32 分針用目標位置記憶手段 33 分針位置記
憶手段 35 分針用比較検出手段 37 分針用出力
手段 38 分針用モータ駆動回路 40 時針駆動制
御手段 41 時数値変換手段 42 時針用目標
位置記憶手段 43 時針位置記憶手段 45 時針用比較
検出手段 47 時針用出力手段 48 時針用モー
タ駆動回路 51 分針用ステップモータ 55 時針用ステ
ップモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分針及び時針を駆動する為の時刻データ
    を記憶する現時刻記憶手段と、この現時刻記憶手段の時
    刻データに基づいて分針用ステップモータを駆動する分
    針駆動制御回路及び時針用ステップモータを駆動する時
    針駆動制御回路とを有する時計回路において、分修正ス
    イッチ、時修正スイッチ及び回転式パルス発生手段を有
    し、分修正スイッチが操作されると回転式パルス発生手
    段からの修正パルス信号を現時刻記憶手段における分カ
    ウンタに送る分修正制御手段と、時修正スイッチが操作
    されたときに回転式パルス発生手段からの修正パルス信
    号を現時刻記憶手段における分カウンタの中間段に入力
    する時修正制御手段と、時修正スイッチが操作されたと
    きに現時刻記憶手段から分針駆動制御手段への時刻デー
    タを遮断する送信制御手段と、を有することを特徴とす
    るアナログ時計の時計回路。
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