JPH06225579A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JPH06225579A
JPH06225579A JP5028654A JP2865493A JPH06225579A JP H06225579 A JPH06225579 A JP H06225579A JP 5028654 A JP5028654 A JP 5028654A JP 2865493 A JP2865493 A JP 2865493A JP H06225579 A JPH06225579 A JP H06225579A
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JP
Japan
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brushless motor
chopping
drive
signal
air conditioner
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Application number
JP5028654A
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English (en)
Inventor
Koichi Toda
行一 戸田
Yoshiaki Ogawa
善朗 小川
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Priority to EP94100813A priority patent/EP0608769B1/en
Priority to ES94100813T priority patent/ES2125359T3/es
Priority to CN94100522A priority patent/CN1068424C/zh
Priority to DE69415354T priority patent/DE69415354T2/de
Priority to US08/257,478 priority patent/US6002218A/en
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電源回路、制御回路の簡略化を図り、マイク
ロコンピュータで複数のブラシレスモータの回転を制御
し、空気調和機を制御する。 【構成】 交流電源9の電圧電源回路4,16で直流電
圧に、また第1、第2の駆動回路5,17で交流電圧に
変換して第1、第2のブラシレスモータ1,2の巻線に
印加し、それぞれの回転子の位置検出信号をマイクロコ
ンピュータ15に入力する。マイクロコンピュータ15
は位置検出信号により駆動回路5,17の複数のスイッ
チ手段を所定にオンする駆動信号を発生し、これら駆動
信号のうち、第1、第2の駆動回路の下アーム5a,1
7aの複数のスイッチ手段をオンする駆動信号のオン部
分をチョッピングし、これにより駆動回路5,17を制
御し、ブラシレスモータ1,2に交流電圧を印加し、同
交流電圧を所定にチョッピングし、ブラシレスモータ
1,2を回転制御し空気調和機を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブラシレスモータを有
する空気調和機の制御方法に係り、特に詳しくは空気調
和機の圧縮機および送風機を駆動する複数のブラシレス
モータを制御する空気調和機の制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機としては、例
えば図7に示すように、圧縮機を駆動する第1のブラシ
レスモータ(三相ブラシレスモータ)1および送風機を
駆動する第2のブラシレスモータ(三相ブラシレスモー
タ)2と、当該空気調和機の室外側の制御に必要な入出
力回路に対して所定の入出力を行って同室外側を制御す
るマイクロコンピュータ3とを有しているものがある。
【0003】図7において、この空気調和機は、第1の
ブラシレスモータ1を駆動するための第1の電源回路4
および第1の駆動回路5と、第2のブラシレスモータ2
を駆動するための第2の電源回路6、第3の電源回路7
および第2の駆動回路8とを備えている。
【0004】上記第1の電源回路4は整流回路4a、倍
電圧回路4bおよび平滑用コンデンサ4c等を備え、リ
アクタを介した商用交流電源9を直流電源に変換し、所
定の直流電圧を第1の駆動回路5に供給する。この第1
の駆動回路5は、同第1の電源回路4の正端子と第1の
ブラシレスモータ1の三相巻線U1,V1,W1との接
続を切り替えるための3個のトランジスタU1,V1,
W1からなる上アーム5aおよび同三相巻線U1,V
1,W1と第1の電源回路4の負端子との接続を切り替
えるための3個のトランジスタX1,Y1,Z1からな
る下アーム5bで構成されている。
【0005】また、この空気調和機は、第1のブラシレ
スモータ1の回転子の位置を検出するための位置検出回
路10、上アームドライブ回路11、下アームドライブ
回路12およびチョッピング回路13を備えている。上
記位置検出回路10は例えば積分手段、比較手段からな
り、第1のブラシレスモータ1の三相巻線U1,V1,
W1の端子電圧を入力し、第1のブラシレスモータ1の
回転子の位置を検出する位置検出信号を出力する。
【0006】マイクロコンピュータ3は、位置検出回路
10からの位置検出信号(図8(a)乃至(c)に示
す)を入力し、この位置検出信号に基づいて第1のブラ
シレスモータ1が回転するように第1の駆動回路5の上
アーム5aの各トランジスタU1,V1,W1および下
アーム5bの各トランジスタX1,Y1,Z1を所定に
オンするため、図8(d)乃至(i)に示す駆動信号U
1,V1,W1,およびX1,Y1,Z1をそれぞれ上
アームドライブ回路11および下アームドライブ回路1
2に出力する。
【0007】また、マイクロコンピュータ3は図8
(j)に示すチョッピング信号をチョッピング回路13
に出力しており、このチョッピング回路13は入力され
ているチョッピング信号に基づいて例えば下アームドラ
イブ回路12の出力信号を所定にチョッピングするた
め、この下アームドライブ回路12の電源を入力されて
いるチョッピング信号に基づいてチョッピングする。こ
れにより、下アームドライブ回路12からは図8(n)
乃至(p)に示す入力されている駆動信号のオン部分を
チョッピングした信号X1,Y1,Z1が第1の駆動回
路5の下アーム5bの各トランジスタX1,Y1,Z1
に出力される。また、上記上アームドライブ回路11は
入力されている駆動信号に基づいて図8(k)乃至
(m)に示す信号U1,V1,W1を第1の駆動回路5
の上アーム5aの各トランジスタU1,V1,W1に出
力する。
【0008】上記上アームドライブ回路11および下ア
ームドライブ回路12の出力信号によって第1の駆動回
路5の上アームおよび下アームの各トランジスタU1,
V1,W1,X1,Y1,Z1が所定にオンされ、第1
の電源回路4の正端子および負端子と第1のブラシレス
モータ1の三相巻線U1,V1,W1との接続が切り替
えられる。これにより、第1の電源回路4からの直流電
圧が交流電圧に変換されて第1のブラシレスモータ1の
三相巻線に印加されると同時に、上記下アーム5bの各
トランジスタがそのオン時に上記下アームドライブ回路
12の出力信号によりチョッピング駆動されるため、上
記第1のブラシレスモータ1の三相巻線U1,V1,W
1には図8(q)乃至(s)に示すチョッピングされた
交流電圧U1,V1,W1が印加される。
【0009】また、上記マイクロコンピュータ3におい
ては、上記チョッピング回路13に出力するチョッピン
グ信号のオン、オフ比を第1のブラシレスモータ1の回
転数を所定の回転数とするために可変し、上記第1のブ
ラシレスモータ1の三相巻線U1,V1,W1に印加さ
れる交流電圧のチョッピングのオン、オフ比を可変し、
その印加電圧を可変して第1のブラシレスモータ1を回
転制御する。
【0010】一方、上記第2の電源回路6は、整流回路
6aおよび平滑用コンデンサ6b等を備え、商用交流電
源9を直流電源に変換して所定の直流電圧を出力する。
上記第3の電源回路7は、トランス7a、トランジスタ
7b、ダイオード7cおよび平滑用コンデンサ7d等で
構成したスイッチング電源であり、上記第2の電源回路
6からの直流電圧を入力してスイッチングし可変直流電
圧に変換して6個のトランジスタU2,V2,W2,X
2,Y2,Z2で構成される第2の駆動回路8に供給す
る。また、第2のブラシレスモータ2は内部に位置検出
センサ(ホール素子)2aを備えており、このホール素
子2aは第2のブラシレスモータ2の回転子の位置を検
出して図9(a)乃至(c)に示す位置検出信号を出力
する。
【0011】そして、上記ホール素子2aからの位置検
出信号を入力するブラシレスモータ制御回路14は例え
ばブラシレスモータ制御専用IC等で構成され、同入力
位置検出信号に基づいて第2のブラシレスモータ2が回
転するように図9(d)乃至(i)に示す駆動信号U
2,V2,W2,X2,Y2,Z2を第2の駆動回路8
の各トランジスタU2,V2,W2,X2,Y2,Z2
に出力する。
【0012】これら駆動信号により第2の駆動回路8の
各トランジスタが所定にオンされ、同第2の駆動回路8
に入力される第3の電源回路7からの可変直流電圧が図
9(j)乃至(l)に示す交流電圧U2,V2,W2に
変換されて第2のブラシレスモータ2の三相巻線U2,
V2,W2に印加され第2のブラシレスモータ2が回転
する。
【0013】また、上記マイクロコンピュータ3は第2
のブラシレスモータ2の回転数指令を出力しており、こ
の回転数指令を入力するブラシレスモータ制御回路14
は第3の電源回路7であるスイッチング電源のトランジ
スタ7bをスイッチング制御するためのスイッチング信
号を出力する(図9(m)に示す)。そして、上記ブラ
シレスモータ制御回路14は、入力された回転数指令に
基づいて上記スイッチング信号のオン、オフ比を可変
し、第3の電源回路7から出力される直流電圧を可変す
る。この可変直流電圧が第2の駆動回路8によって可変
交流電圧に変換されて第2のブラシレスモータ2の三相
巻線U2,V2,W2に印加される。このようにして三
相巻線に印加される交流電圧が可変されることにより第
2のブラシレスモータ2が可変速制御される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記空
気調和機の制御方法においては、空気調和機に必要な圧
縮機および送風機を駆動するモータを回転制御するため
に、マイクロコンピュータ3およびブラシレスモータ制
御回路14の2つの制御手段を必要とし、また第2のブ
ラシレスモータ2を駆動するために直流電圧を可変して
出力するスイッチング電源(第3の電源回路7)が必要
であり、空気調和機の制御回路および電源回路が複雑と
なり、部品点数も多く、空気調和機のコストの上昇や大
型化の要因となっている。
【0015】また、上記第2のブラシレスモータ2の回
転制御においては、マイクロコンピュータ3からの回転
数指令によってのみ上記スイッチング信号のオン、オフ
比が決定され、スイッチング電源(第3の電源回路7)
から出力される直流電圧の値が決定されるため、負荷の
変動に伴って同第2のブラシレスモータ2の回転数が変
動し、実際の回転数と回転数指令による回転数とが一致
せず、つまり回転数指令通りに第2のブラシレスモータ
2が回転しないという問題点があった。
【0016】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は少なくとも空気調和機の圧縮機および
送風機を駆動するための制御回路および電源回路を簡略
化することができ、また空気調和機の制御を1つの制御
手段であるマイクロコンピュータで済ませることがで
き、結果部品点数を削減し、空気調和機のコスト低下お
よび小型化を図ることができ、また負荷の変動があって
もブラシレスモータの回転数を所定の回転数で一定にす
ることができるようにした空気調和機の制御方法を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は空気調和機を制御するマイクロコンピュ
ータと、同空気調和機の圧縮機および送風機を駆動する
複数のブラシレスモータとを有し、同複数のブラシレス
モータを制御する空気調和機の制御方法において、前記
各ブラシレスモータのそれぞれについて、同ブラシレス
モータの回転子の位置を検出して位置検出信号を出力す
る位置検出手段と、直流電源の正端子と同ブラシレスモ
ータの複数の巻線との接続を切り替える複数のスイッチ
手段からなる上アームおよび同複数の巻線と直流電源の
負端子との接続を切り替える複数のスイッチ手段からな
る下アームで構成された同ブラシレスモータの駆動手段
とを有し、前記マイクロコンピュータは、前記各ブラシ
レスモータのそれぞれについて、同ブラシレスモータの
位置検出信号を入力し、同位置検出信号に基づいて同ブ
ラシレスモータが回転するように同ブラシレスモータの
駆動手段の複数のスイッチ手段を所定にオンし、前記直
流電源の正端子および負端子と同ブラシレスモータの複
数の巻線との接続を切り替え、同複数の巻線に同直流電
源からの直流電圧を交流電圧に変換して印加して同ブラ
シレスモータを回転させるための駆動信号を発生すると
ともに、同駆動信号のうち前記駆動手段の上アームまた
は下アームの少なくとも一方のアームを構成する複数の
スイッチ手段を所定にオンするための駆動信号のオン部
分を同駆動信号の周波数よりも高い周波数で同スイッチ
手段をオン、オフする所定のオン、オフ比のチョッピン
グ信号とし、かつ同オン部分を同チョッピング信号とし
た駆動信号およびその他の駆動信号を当該マイクロコン
ピュータから出力し、同駆動手段の上アームおよび下ア
ームの複数のスイッチ手段を所定にオンすると同時に、
同上アームまたは下アームの少なくとも一方のアームの
スイッチ手段を当該オン時に前記チョッピング信号によ
りオン、オフし、前記直流電源からの直流電圧を交流電
圧に変換すると同時に、チョッピングし、同交流電圧を
所定の電圧として同ブラシレスモータの複数の巻線に印
加して同ブラシレスモータを回転制御するようにしてい
る。
【0018】また、この発明において、前記マイクロコ
ンピュータは、前記ブラシレスモータの位置検出信号に
基づいて同ブラシレスモータの回転数を得、同回転数が
所定の回転数となるように、出力する。同ブラシレスモ
ータの駆動手段の駆動信号におけるチョッピング信号の
オン、オフ比を可変し、同ブラシレスモータの複数の巻
線に印加する電圧を可変して同ブラシレスモータを所定
の回転数で回転制御するようにしている。
【0019】
【作用】上記方法としたので、空気調和機の圧縮機およ
び送風機を駆動する複数のブラシレスモータが空気調和
機を制御するマイクロコンピュータで回転制御される。
【0020】上記複数のブラシレスモータの回転制御に
際しては、上記マイクロコンピュータには各ブラシレス
モータの位置検出信号が入力され、同位置検出信号に基
づいて各駆動手段の複数のスイッチ手段をそれぞれ所定
にオンする各駆動信号が上記マイクロコンピュータ内部
で発生される。
【0021】また、上記マイクロコンピュータの内部に
おいては、その発生した各駆動信号のうち各駆動手段の
上アームまたは下アームの少なくとも一方のアームの複
数のスイッチ手段を所定にオンする各駆動信号のオン部
分が同各駆動信号の周波数より高い周波数で、かつそれ
ぞれ所定のオン、オフ比のチョッピング信号とされる。
そして、同マイクロコンピュータから上記オン部分をチ
ョッピング信号とした各駆動信号およびその他の駆動信
号が出力され、同各駆動信号により各駆動手段の複数の
スイッチ手段がそれぞれ所定にオンされると同時に、上
記各駆動手段の上アームおよび下アームの少なくとも一
方のアームの複数のスイッチ手段がそのオン時にそれぞ
れのチョッピング信号によりオン、オフされる。
【0022】これにより、上記各駆動手段において直流
電圧がチョッピングされながらそれぞれの交流電圧に変
換され、これら変換された交流電圧が各ブラシレスモー
タの複数の巻線に印加されるため、各ブラシレスモータ
がそれぞれ回転制御される。
【0023】
【実施例】この発明の空気調和機の制御方法の実施例を
図1乃至図6を参照して説明する。なお、図中、図7と
同一部分およびそれに相当する部分には同一符号を付し
重複説明を省略する。
【0024】図1において、この空気調和機の制御回路
は、空気調和機に必要な圧縮機および送風機を駆動する
複数のブラシレスモータである第1および第2のブラシ
レスモータ1,2に三相ブラシレスモータを使用し、送
風機は室外側の送風機としており、室外側を制御するマ
イクロコンピュータ15によって圧縮機および送風機を
駆動する第1および第2のブラシレスモータ1,2を回
転制御する。
【0025】また、この空気調和機の制御回路は、商用
交流電源9を直流電源に変換する整流回路16aおよび
平滑用コンデンサ16bからなる第2の電源回路16を
備え、この第2の電源回路16は所定の直流電圧を第2
の駆動回路17に供給する。
【0026】上記第2の駆動回路17は、第2の電源回
路16の正端子と第2のブラシレスモータ2の三相巻線
U3,V3,W3との接続を切り替える3つのトランジ
スタU3,V3,W3からなる上アーム17aおよび同
三相巻線U3,V3,W3と第2の電源回路16の負端
子との接続を切り替える3つのトランジスタX3,Y
3,Z3からなる下アーム17bで構成されている。
【0027】また、この空気調和機の制御回路は、第2
のブラシレスモータ2の内部に備えられている位置検出
センサ(ホール素子)2aからの信号を入力し、同第2
のブラシレスモータ2の回転子の位置検出信号をマイク
ロコンピュータ15に出力する例えば比較手段、増幅手
段からなる第2の位置検出回路18を備えている。
【0028】なお、図中、第1のドライブ回路19は図
7に示す上アームドライブ回路11および下アームドラ
イブ回路12を1つにしたものであり、第2のドライブ
回路20は同第1のドライブ回路19と同様の構成にな
っている。
【0029】次に、上記構成の空気調和機の制御回路に
適用される制御方法を図2のタイムチャート図および図
3のフローチャート図を参照して説明する。
【0030】第2の位置検出回路18には第2のブラシ
レスモータ2の回転子の位置を検出する第2のブラシレ
スモータ2の内部の各ホール素子2aからの出力信号
(図2(a)乃至(c)に示す)が入力され、同第2の
位置検出回路18からは図2(d)乃至(f)に示す位
置検出信号が出力される。
【0031】上記マイクロコンピュータ15は、この位
置検出信号を入力し、同位置検出信号に基づいて第2の
ブラシレスモータ2が回転するように、第2の駆動回路
17の各トランジスタU3,V3,W3,X3,Y3,
Z3を所定にオンし、上記第2の電源回路16の正端子
および負端子と第2のブラシレスモータ2の三相巻線U
3,V3,W3との接続を切り替えて、同三相巻線U
3,V3,W3に第2の電源回路16からの直流電圧を
交流電圧に変換して印加し、第2のブラシレスモータ2
を回転させる駆動信号U3,V3,W3,X3,Y3,
Z3をマイクロコンピュータ15内部において発生す
る。
【0032】このとき、マイクロコンピュータ15は、
発生した駆動信号のうち第2の駆動回路17の上アーム
17aまたは下アーム17bの少なくとも一方のアー
ム、例えば下アーム17bのトランジスタX3,Y3,
Z3を所定にオンする駆動信号のオン部分を同マイクロ
コンピュータ15内部において同駆動信号の周波数より
高い周波数で下アーム17bの各トランジスタX3,Y
3,Z3をオン、オフする所定のオン、オフ比のチョッ
ピング信号とし、このオン部分をチョッピング信号とし
た駆動信号X3,Y3,Z3(図2(j)乃至(l)に
示す)およびその他の駆動信号U3,V3,W3(図2
(g)乃至(i)に示す)をマイクロコンピュータ15
から出力する。
【0033】マイクロコンピュータ15から出力された
上記駆動信号U3,V3,W3,X3,Y3,Z3によ
り第2のドライブ回路20を介して第2の駆動回路17
の各トランジスタU3,V3,W3,X3,Y3,Z3
が所定にオンされると同時に、下アーム17bのトラン
ジスタX3,Y3,Z3がそのオン時に上記駆動信号の
チョッピング信号によりオン、オフされる。
【0034】これによって、第2の電源回路16からの
直流電圧が交流電圧に変換されると同時にチョッピング
され、同交流電圧が所定の電圧とされ、第2のブラシレ
スモータ2の三相巻線U3,V3,W3には図2(m)
乃至(o)に示す交流電圧U3,V3,W3が印加さ
れ、同第2のブラシレスモータ2が回転制御される。
【0035】一方、第1のブラシレスモータ1について
も、上記マイクロコンピュータ15によって上記同様の
方法で回転制御が行われる。マイクロコンピュータ15
は第1の位置検出回路10から出力される位置検出信号
を入力する。この位置検出信号に基づいて第1のブラシ
レスモータ1が回転するように、第1の駆動回路5の各
トランジスタU1,V1,W1,X1,Y1,Z1を所
定にオンする駆動信号U1,V1,W1,X1,Y1,
Z1がマイクロコンピュータ15内部で発生される。
【0036】上記発生された駆動信号U1,V1,W
1,X1,Y1,Z1のうち、第1の駆動回路5の上ア
ーム5aまたは下アーム5bの少なくとも一方のアー
ム、例えば下アーム5bの各トランジスタX1,Y1,
Z1を所定にオンする駆動信号X1,Y1,Z1のオン
部分を、マイクロコンピュータ15内部において同駆動
信号の周波数より高い周波数で同トランジスタX1,Y
1,Z1をオン、オフする所定のオン、オフ比のチョッ
ピング信号とし、これら駆動信号U1,V1,W1,X
1,Y1,Z1がマイクロコンピュータ15から出力さ
れる。
【0037】上記出力された駆動信号U1,V1,W
1,X1,Y1,Z1により第1のドライブ回路19を
介して第1の駆動回路5の各トランジスタU1,V1,
W1,X1,Y1,Z1が所定にオンされると同時に、
その各トランジスタX1,Y1,Z1がそのオン時にチ
ョッピングされる。これにより、第1のブラシレスモー
タ1の三相巻線U1,V1,W1には第1の電源回路4
からの直流電圧を変換すると同時にチョッピングした交
流電圧U1,V1,W1が印加され、第1のブラシレス
モータ1が回転制御される。
【0038】なお、上記実施例では、第1および第2の
駆動回路5,17の下アーム5b,17bの各トランジ
スタを駆動する駆動信号のオン部分をチョッピング信号
としているが、これに限ることなく、それぞれ上アーム
5a,17aの各トランジスタの駆動信号のオン部分を
チョッピング信号としてもよく、また上アーム5a,1
7aおよび下アーム5b,17bの両方のトランジスタ
の駆動信号のオン部分をチョッピング信号としてもよ
い。
【0039】また、第1および第2のブラシレスモータ
1,2の位置検出手段は、上記実施例に限るものではな
く、それぞれ第1および第2のブラシレスモータ1,2
の回転子の位置を検出して位置検出信号を出力する手段
であれば他の方法でもよい。例えば、第1の位置検出回
路10を構成する積分手段および比較手段を上記マイク
ロコンピュータ15内部に設け、端子電圧を位置検出信
号としてマイクロコンピュータ15に入力してもよい。
この場合、第1のブラシレスモータ1の三相巻線U1,
V1,W1が位置検出手段となる。
【0040】また、上記第2の位置検出回路18を構成
する比較手段、増幅手段を上記マイクロコンピュータ1
5の内部に設け、ホール素子(位置検出センサ2a)を
位置検出手段としてその出力信号を位置検出信号として
マイクロコンピュータ15に入力してもよい。
【0041】さらに、そのホール素子2aおよび第2の
位置検出回路18を備えたホールICを第2の位置検出
手段として、その出力信号を位置検出信号としてマイク
ロコンピュータ15に入力してもよく、さらにまた、第
2の位置検出手段を第1の位置検出手段の方法と同様と
してもよい。
【0042】また、上記実施例では、第1および第2の
ブラシレスモータ1,2の駆動用の直流電源としてそれ
ぞれ第1および第2の電源回路4,16を使用している
が、これに限らず、例えば1つの直流電源(共用)だけ
でもよく、この場合、例えば第1の電源回路4の出力側
に第1および第2の駆動回路5,17を並列に接続して
もよい。
【0043】また、上記実施例における送風機は室外側
の送風機としたが、これに限らず、例えば室内側の送風
機としてもよい。
【0044】さらに、上記実施例では、マイクロコンピ
ュータ15によって回転制御するブラシレスモータを2
台としたが、これに限らず、2台以上であればよく、例
えば圧縮機、室内側送風機、室外側送風機を駆動するブ
ラシレスモータをマイクロコンピュータ15によって上
記実施例の方法でそれぞれ回転制御してもよい。この場
合、マイクロコンピュータ15によって各ブラシレスモ
ータを回転制御する各駆動信号を出力するようにし、ま
た位置検出手段、および駆動手段をそのブラシレスモー
タの台数に応じて増加する。
【0045】さらにまた、上記実施例のマイクロコンピ
ュータ15は空気調和機の室外側を制御するマイクロコ
ンピュータとしたが、これに限らず、空気調和機を制御
するマイクロコンピュータであればよく、例えば空気調
和機の室内側を制御するマイクロコンピュータでもよ
く、または室内側および室外側の両方を制御するマイク
ロコンピュータであってもよい。
【0046】図3のフローチャート図を参照して上記第
2のブラシレスモータ2における回転制御を詳しく説明
すると、まずマイクロコンピュータ15において、入力
ポートを介して入力された位置検出信号に基づいて第2
のブラシレスモータ2の回転数が算出される(ステップ
ST1)。この回転数算出方法としては、例えば入力さ
れた3本の位置検出信号(図2(d)乃至(f)に示
す)の立ち上がり、立ち下がりの間の時間を計測するこ
とにより行われる。
【0047】続いて、上記算出回転数が所定の回転数と
なるように、同算出回転数と第2のブラシレスモータ2
の所定の回転数とが比較され(ステップST2,ST
4)、上記算出回転数が所定の回転数より小さいときに
は(ステップST2)、第2のブラシレスモータ2の回
転数を所定の回転数とするため、上記第2の駆動回路1
7を構成する下アーム17bの各トランジスタの駆動信
号のオン部分のチョッピング信号のオン時間が増加され
(つまりオフ時間の減少、オン、オフ比の可変)(ステ
ップST3)、これによって第2のブラシレスモータ2
の三相巻線に印加される所定の交流電圧が上昇され、同
第2のブラシレスモータの回転数が上昇される。
【0048】また、上記算出回転数が所定の回転数より
大きいときには(ステップST4)、第2のブラシレス
モータ2の回転数を所定の回転数とするために、上記下
アーム17bの各トランジスタの駆動信号のチョッピン
グ信号のオン時間が減少され(つまりオフ時間の増加、
オン、オフ比の可変)(ステップST5)、これによっ
て第2のブラシレスモータ2の三相巻線に印加される所
定の交流電圧が下降され、同第2のブラシレスモータ2
の回転数が下降される。
【0049】上記ステップST1乃至ST5の繰り返し
により、上記第2のブラシレスモータ2の回転数が可変
制御され、所定の回転数で一定に回転制御される。
【0050】また、上記第1のブラシレスモータ1にお
いても、上記第2のブラシレスモータ2の回転制御と同
様に回転制御が行われる。したがって、上記第1および
第2のブラシレスモータ1,2はマイクロコンピュータ
15によってそれぞれ所定の回転数で一定に回転制御さ
れる。
【0051】ところで、図4に示すように、上記マイク
ロコンピュータ15は、空気調和機の制御に必要な入出
力回路との入出力を行ない空気調和機を制御するととも
に、第1および第2のブラシレスモータ1,2を回転制
御するために出力する第1および第2の駆動回路5,1
7の各トランジスタのそれぞれの駆動信号を発生する出
力駆動信号発生手段15aを有している。
【0052】上記出力駆動信号発生手段15aは、第1
および第2の駆動信号発生手段15b,15c、第1お
よび第2のチョッピング手段15d,15e、タイマカ
ウンタ15f、メモリ15g,15h,15i、比較手
段15jで構成されている。
【0053】上記第1および第2の駆動信号発生手段1
5b,15cにおいては、第1および第2のブラシレス
モータ1,2の位置検出信号(第2のブラシレスモータ
2の位置検出信号を図5(a)乃至(c)に示す)をそ
れぞれ入力し、各位置検出信号に基づいて第1および第
2のブラシレスモータ1,2がそれぞれ回転するよう
に、第1および第2の駆動回路5,17の各トランジス
タU1,V1,W1,X1,Y1,Z1およびU3,V
3,W3,X3,Y3,Z3を所定にオンするそれぞれ
の駆動信号U1,V1,W1,X1,Y1,Z1および
図5(d)乃至(i)に示すU3,V3,W3,X3,
Y3,Z3を発生する。
【0054】一方、上記タイマカウンタ15f、メモリ
15g,15h,15i、比較手段15jで構成される
チョッピング信号発生手段においては、上記発生された
各駆動信号の周波数より高い周波数でそれぞれ所定のオ
ン、オフ比の第1のチョッピング信号および図5(j)
に示す第2のチョッピング信号を発生する。このとき、
上記メモリ15gに第1および第2のチョッピング信号
の周期Tc(図5(j)に示す)をセットし、メモリ1
5h,15iに第1および第2のチョッピング信号のそ
れぞれの所定のオン時間Ton1,Ton2(図5
(j)に示す)をセットする。そして、タイマカウンタ
15fをリセットし、スタートさせると同時に、第1お
よび第2のチョッピング信号をHレベル(オン)にす
る。
【0055】その後、上記比較手段15jにおいて、タ
イマカウンタ15fのカウント値とメモリ15h,15
iの第1および第2のチョッピング信号のオン時間To
n1,Ton2の値とをそれぞれ比較して一致したとき
に、対応するチョッピング信号をLレベル(オフ)にす
る。しかる後に、上記タイマカウンタ15fのカウント
値とメモリ15gの第1および第2のチョッピング信号
の周期Tcの値とを比較して一致したときに、同タイマ
カウンタ15fをリセットし、スタートさせるととも
に、第1および第2のチョッピング信号をHレベル(オ
ン)にする。以後、上記同様の処理が繰り返され、第1
および第2のチョッピング信号が発生される(発生され
た第2のチョッピング信号を図5(j)に示す)。
【0056】上記第1および第2のチョッピング手段1
5d,15eは、第1および第2の駆動信号発生手段1
5b,15cで発生された各駆動信号をそれぞれ入力
し、また発生された第1および第2のチョッピング信号
をそれぞれ入力する。そして、入力した駆動信号のう
ち、第1および第2の駆動回路5,17の上アーム5
a,17aまたは下アーム5b,17bの少なくとも一
方のアーム、この例では下アーム5b,17bの各トラ
ンジスタX1,Y1,Z1,およびX3,Y3,Z3を
所定にオンする駆動信号X1,Y1,Z1,およびX
3,Y3,Z3のオン部分をそれぞれ第1および第2の
チョッピング信号によりチョッピングする(図5(n)
乃至(p)に示す)。
【0057】これは、第1および第2のチョッピング手
段15d,15eにおいてチョッピングされる各駆動信
号X1,Y1,Z1,およびX3,Y3,Z3と第1お
よび第2のチョッピング信号との論理積または論理和、
この例では論理積をとることで行われ、第2のチョッピ
ング手段15eの場合には図5(g)乃至(i)に示す
発生した第2の駆動信号X3,Y3,Z3がHレベル
で、かつ、図5(j)に示す発生した第2のチョッピン
グ信号がHレベル時のみ図5(n)乃至(p)に示す出
力駆動信号X3,Y3,Z3がHレベルとなる。この結
果、第1および第2の駆動回路5,17の各下アーム5
b,17bの駆動信号のオン部分がそれぞれ第1および
第2のチョッピング信号とされる。
【0058】これらオン部分が第1および第2のチョッ
ピング信号とされた第1および第2の駆動信号X1,Y
1,Z1,およびX3,Y3,Z3(図5(n)乃至
(p)に示す)およびその他の第1および第2の駆動信
号U1,V1,W1,およびU3,V3,W3(図5
(k)乃至(m)に示す)がそれぞれ第1および第2の
チョッピング手段15d,15eによって発生され、こ
れら発生された12本の第1および第2の駆動信号がマ
イクロコンピュータ15から出力される。
【0059】そして、マイクロコンピュータ15は、図
3のフローチャートに示す方法により上記メモリ15
h,15iにセットする第1および第2のチョッピング
信号のそれぞれのオン時間Ton1,Ton2をそれぞ
れ所定に可変し、第1および第2のブラシレスモータ
1,2をそれぞれ所定の回転数で一定に回転制御する。
上記実施例の場合、第1および第2のチョッピング信号
の周期を同じ周期Tcとし、1つのメモリ15gを使用
して同第1および第2のチョッピング信号の周期を決定
している。なお、上記メモリ15gにセットする周期T
cは必要に応じて可変してもよい。
【0060】図6はこの発明の他の実施例を示すマイク
ロコンピュータ15の出力駆動信号発生手段15aの概
略的ブロック線図である。なお、図中、図4と同一部分
および相当する部分には同一符号を付し重複説明を省略
する。
【0061】この実施例では、第1および第2のチョッ
ピング信号を発生させる際、第1のチョッピング信号の
周期をTc1とし、第2のチョッピング信号の周期をT
c2とし、このTc1,Tc2をそれぞれ別々のメモリ
15k,15lにセットし、それぞれ別々のタイマカウ
ンタである第1のタイマカウンタ(T1)15m,第2
のタイマカウンタ(T2)15nによって各チョッピン
グ信号の周期をそれぞれ異なった値にすることができ
る。なお、メモリ15o,15pには第1および第2の
チョッピング信号のそれぞれのオン時間Ton1,To
n2がセットされる。この実施例の場合、第1および第
2のチョッピング信号の周期をそれぞれ異なった周期と
することができるので第1および第2のブラシレスモー
タ1,2にそれぞれ最適なチョッピング信号を発生させ
ることができることになる。
【0062】また、これらの他の実施例では、マイクロ
コンピュータ15の出力駆動信号発生手段15aで発生
し、同マイクロコンピュータ15から出力する第1およ
び第2の駆動信号により第1および第2のブラシレスモ
ータ1,2の2台を回転制御しているが、これに限ら
ず、2台以上のブラシレスモータを同様の方法で回転制
御してもよい。この場合、出力駆動信号発生手段15a
を構成する駆動信号発生手段、チョッピング手段および
チョッピング信号発生手段(タイマカウンタ、メモリお
よび比較手段)が必要に応じて増加される。
【0063】このように、少なくとも空気調和機に必要
な圧縮機および送風機を駆動する複数のブラシレスモー
タを回転制御する制御手段として、従来例の2つの制御
手段であるブラシレスモータ制御回路14およびマイク
ロコンピュータ3に代わって、1つの制御手段であるマ
イクロコンピュータ15で済ませることができ、また電
源回路として従来例の第3の電源回路7であるスイッチ
ング電源を必要としないため、制御系の簡略化、部品点
数の削減が図れ、空気調和機のコスト低下および小型化
を図ることができる。さらに、上記ブラシレスモータの
回転数を算出して所定の回転数となるように可変速制御
を行なっていることから、負荷が変動しても、ブラシレ
スモータを所定の回転数で一定に回転制御することがで
きる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の空気調
和機の制御方法によれば、空気調和機に必要な圧縮機お
よび送風機を駆動する複数のブラシレスモータを同じく
空気調和機の制御に必要なマイクロコンピュータによっ
て回転制御していることから、制御手段がマイクロコン
ピュータだけで済み、また可変直流電圧を得るスイッチ
ング電源を必要としないことから、制御回路および電源
回路を簡単な構成とすることができ、部品点数の削減、
空気調和機のコスト低下や小型化を図ることができる。
【0065】また、この発明によれば、上記ブラシレス
モータの回転数を得、同ブラシレスモータが所定の回転
数となるように回転制御していることから、同ブラシレ
スモータの回転数が負荷の変動に影響されず、常に所定
の回転数で一定にすることができる。
【0066】さらに、マイクロコンピュータによって回
転制御されるブラシレスモータの台数が多いほど効果が
大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の制御回
路の概略的ブロック線図である。
【図2】図1に示す空気調和機に使用されるブラシレス
モータの制御方法を説明するタイムチャート図である。
【図3】図1に示す空気調和機に使用されるブラシレス
モータの制御方法を説明するフローチャート図である。
【図4】図1に示す空気調和機を制御するマイクロコン
ピュータの概略的部分ブロック線図である。
【図5】図4に示すマイクロコンピュータの動作を説明
するタイムチャート図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す空気調和機を制御
するマイクロコンピュータの概略的部分ブロック線図で
ある。
【図7】従来の空気調和機の制御回路の概略的ブロック
線図である。
【図8】図7に示す空気調和機に使用されるブラシレス
モータの制御方法を説明するタイムチャート図である。
【図9】図7に示す空気調和機に使用されるブラシレス
モータの制御方法を説明するタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 第1のブラシレスモータ 2 第2のブラシレスモータ 2a 位置検出センサ(ホール素子) 4 第1の電源回路 5 第1の駆動回路 5a 上アーム 5b 下アーム 9 交流電源(商用) 10 第1の位置検出回路 15 マイクロコンピュータ 15a 出力駆動信号発生手段 15b 第1の駆動信号発生手段 15c 第2の駆動信号発生手段 15d 第1のチョッピング手段 15e 第2のチョッピング手段 15f タイマカウンタ 15g,15h,15i,15k,15l,15o,1
5p メモリ 15m 第1のタイマカウンタ 15n 第2のタイマカウンタ 15j 比較手段 16 第2の電源回路 17 第2の駆動回路 17a 上アーム 17b 下アーム 18 第2の位置検出回路 19 第1のドライブ回路 20 第2のドライブ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機を制御するマイクロコンピュ
    ータと、同空気調和機の圧縮機および送風機を駆動する
    複数のブラシレスモータとを有し、同複数のブラシレス
    モータを制御する空気調和機の制御方法において、 前記各ブラシレスモータのそれぞれについて、同ブラシ
    レスモータの回転子の位置を検出して位置検出信号を出
    力する位置検出手段と、直流電源の正端子と同ブラシレ
    スモータの複数の巻線との接続を切り替える複数のスイ
    ッチ手段からなる上アームおよび同複数の巻線と直流電
    源の負端子との接続を切り替える複数のスイッチ手段か
    らなる下アームで構成された同ブラシレスモータの駆動
    手段とを有し、 前記マイクロコンピュータは、前記各ブラシレスモータ
    のそれぞれについて、同ブラシレスモータの位置検出信
    号を入力し、同位置検出信号に基づいて同ブラシレスモ
    ータが回転するように同ブラシレスモータの駆動手段の
    複数のスイッチ手段を所定にオンし、前記直流電源の正
    端子および負端子と同ブラシレスモータの複数の巻線と
    の接続を切り替え、同複数の巻線に同直流電源からの直
    流電圧を交流電圧に変換して印加して同ブラシレスモー
    タを回転させるための駆動信号を発生するとともに、同
    駆動信号のうち前記駆動手段の上アームまたは下アーム
    の少なくとも一方のアームを構成する複数のスイッチ手
    段を所定にオンするための駆動信号のオン部分を同駆動
    信号の周波数よりも高い周波数で同スイッチ手段をオ
    ン、オフする所定のオン、オフ比のチョッピング信号と
    し、かつ同オン部分を同チョッピング信号とした駆動信
    号およびその他の駆動信号を当該マイクロコンピュータ
    から出力し、同駆動手段の上アームおよび下アームの複
    数のスイッチ手段を所定にオンすると同時に、同上アー
    ムまたは下アームの少なくとも一方のアームのスイッチ
    手段を当該オン時に前記チョッピング信号によりオン、
    オフし、前記直流電源からの直流電圧を交流電圧に変換
    すると同時に、チョッピングし、同交流電圧を所定の電
    圧として同ブラシレスモータの複数の巻線に印加して同
    ブラシレスモータを回転制御することを特徴とする空気
    調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記マイクロコンピュータは、前記ブラ
    シレスモータの位置検出信号に基づいて同ブラシレスモ
    ータの回転数を得、同回転数が所定の回転数となるよう
    に、出力する同ブラシレスモータの駆動手段の駆動信号
    におけるチョッピング信号のオン、オフ比を可変し、同
    ブラシレスモータの複数の巻線に印加する電圧を可変し
    て同ブラシレスモータを所定の回転数で回転制御する請
    求項1記載の空気調和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記マイクロコンピュータは、出力する
    前記ブラシレスモータの駆動手段の駆動信号を発生する
    出力駆動信号発生手段を有しており、同出力駆動信号発
    生手段は同ブラシレスモータの前記位置検出信号に基づ
    いて同ブラシレスモータが回転するように同駆動手段の
    上アームおよび下アームの複数のスイッチ手段を所定に
    オンする駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、同発
    生された駆動信号の周波数より高い周波数で所定のオ
    ン、オフ比のチョッピング信号を発生するチョッピング
    信号発生手段と、同発生された駆動信号のうち同駆動手
    段の上アームまたは下アームの少なくとも一方のアーム
    の複数のスイッチ手段を所定にオンする駆動信号のオン
    部分を同発生されたチョッピング信号によりチョッピン
    グするチョッピング手段とを有している請求項1または
    請求項2記載の空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記チョッピング手段は前記オン部分を
    チョッピングする発生駆動信号と前記発生されたチョッ
    ピング信号との論理和または論理積をとり、同発生駆動
    信号のオン部分をチョッピングする請求項3記載の空気
    調和機の制御方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの前記チョッピング信号
    の周期を同じとする請求項3記載の空気調和機の制御方
JP5028654A 1992-11-20 1993-01-25 空気調和機の制御方法 Pending JPH06225579A (ja)

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AU53092/94A AU664786B2 (en) 1993-01-21 1994-01-10 Control device for air conditioner
EP94100813A EP0608769B1 (en) 1993-01-21 1994-01-20 Control device for air conditioner
ES94100813T ES2125359T3 (es) 1993-01-21 1994-01-20 Dispositivo de control para un acondicionador de aire.
CN94100522A CN1068424C (zh) 1993-01-21 1994-01-20 空调器
DE69415354T DE69415354T2 (de) 1993-01-21 1994-01-20 Kontrolleinrichtung für Luftkonditionierer
US08/257,478 US6002218A (en) 1992-11-20 1994-06-09 Control device for air conditioner

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