JPH0622553Y2 - 溶接部品の自動供給装置 - Google Patents

溶接部品の自動供給装置

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JPH0622553Y2
JPH0622553Y2 JP1989145502U JP14550289U JPH0622553Y2 JP H0622553 Y2 JPH0622553 Y2 JP H0622553Y2 JP 1989145502 U JP1989145502 U JP 1989145502U JP 14550289 U JP14550289 U JP 14550289U JP H0622553 Y2 JPH0622553 Y2 JP H0622553Y2
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work
bolt
hole
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    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/36Auxiliary equipment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
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    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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    • B23Q7/04Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting by means of grippers

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、抵抗溶接における溶接部品の自動供給装置に
関し、とくに溶接ボルト等のT字形部品をワークにプロ
ジェクション溶接する際に用いられる部品の自動供給装
置に関する。
[従来の技術] 溶接ボルトとワークとのプロジェクション溶接は、一般
に次のような手順で行なわれる。まず、ワーク(薄板鋼
板)が抵抗溶接機の下部電極に対して位置決めされる。
この位置決めは、ワークに形成された溶接用下穴を、下
部電極の中心部に設けられた逃がし穴に合わせることに
よって行なわれる。ワークの位置決めが完了すると、ワ
ークの溶接用下穴に溶接ボルトの軸部が挿入される。ボ
ルトが挿入されると、溶接機の上部電極が下降し、ボル
トの頭部がワークに押圧される。この状態で上部電極と
下部電極間に溶接電流が流され、溶接ボルトとワークと
のプロジェクション溶接が行なわれる。
以上は、手作業によるプロジェクション溶接の一例であ
るが、溶接ボルトをワークの溶接用下穴に自動供給する
技術も知られている(特公昭60−54832号公
報)。
第9図、上記公報に開示されている溶接ボルト供給装置
を示している。この装置においては、溶接機の下部電極
1にはガイドピン2が軸方向に移動に設けられており、
ガイドピン2はスプリング3によって上方に付勢されて
いる。ガイドピン2は、ワーク4の穴(溶接用下穴)5
に挿入可能となっており、これによって下部電極1に対
するワーク4の位置決めが行なわれる。溶接ボルト6
は、図示されないシュートによって供給され、シュート
終端でチャッキング装置7によって保持されるようにな
っている。
保持された溶接ボルト6は、さらに電極加圧線上まで移
動され、上部電極8によって加圧される。この場合、上
部電極8の加圧動作により、チャッキング装置7の保持
爪7aが押し開かれ、溶接ボルト6が下方に押出され
る。したがって、溶接ボルト6は、チャッキング装置7
から離脱され、溶接ボルト6の軸部6bがワーク4の溶
接用下穴5および下部電極1に挿入される。上部電極8
が下降すると、溶接ボルト6の頭部の突起6aはワーク
4に押圧される。この状態で上部電極8と下部電極1間
に溶接電流が流され、溶接用ボルト6の突起6aがワー
ク4にプロジェクション溶接される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記公報の装置では、溶接ボルト6を押
出す毎に、チャッキング装置7の保持爪7aと上部電極
8が摺接するので、上部電極8の先端部が著しく損耗し
てしまう。そのため、電極の溶接ボルトを押圧する面の
平坦度が損なわれ、溶接ボルトが斜め方向に押出される
という問題が生じる。したがって、これを防止するに
は、電極の補修または電極の交換を頻繁に行わなければ
ならない。
また、この装置では、ボルトを保持するチャッキング装
置が溶接毎に電極過圧力と溶接熱の影響を受けるので、
チャッキング装置の耐久性が低下し、溶接ボルトの保持
が不安定となる。したがって、これに起因する溶接ボル
トの誤挿入が生じやすく、しかも誤挿入は検知も難しい
ことから、安定した溶接品質を確保することができない
という問題もある。
本考案は、上記の問題に着目し、チャッキング装置に起
因する電極の摩耗を解消するとともに、電極加圧や溶接
熱に起因する溶接部品の保持不良を解消することのでき
る溶接部品の自動供給装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この目的に沿う本考案に係る溶接部品の自動供給装置
は、 ワークの穴に挿入可能な溶接部品を溶接機の電極近傍に
供給する供給手段と、 前記供給手段によって供給された溶接部品を離脱可能に
保持するチャック手段と、 前記供給手段の終端部を前記チャック手段に対して進退
させる第1の移動手段と、 前記電極に移動可能に保持され該電極に対する前記ワー
クの位置決め時にワークの穴へ挿入されるガイドピン
と、 前記チャック手段と連結され該チャック手段に保持され
た状態の溶接部品を前記電極のガイドピンと同心上に位
置させる第2の移動手段と、 前記第2の移動手段に取付けられ溶接部品とガイドピン
とが同心上に位置した状態でチャック手段に保持された
溶接部品を押圧し該溶接部品をワークの穴に挿入する押
圧手段と、 を具備したものから成る。
[作用] このように構成された溶接部品の自動供給装置において
は、供給手段によって供給された溶接部品はチャック手
段により保持される。溶接部品が保持されると、供給手
段の終端部が第1の移動手段によってチャック手段から
遠ざかる方向に移動される。供給手段の終端部がチャッ
ク手段から遠ざかると、チャック手段に保持された溶接
部品は、第2の移動手段によってガイドピンと同心上と
なるように位置決めされる。溶接部品の位置決めが完了
すると、溶接部品は押圧手段の押圧力によってチャック
手段から離脱され、ワークの穴に挿入される。
このように、本考案においては、溶接部品の押出しは電
極でなく、押圧手段によって行なわれるので、電極とチ
ャック手段との摺接現象は生じなくなり、従来装置に比
べて電極の寿命が著しく向上される。
また、チャック手段は第2の移動手段によって移動可能
となっているため、溶接時にはチャック手段を電極から
遠ざけることが可能となり、電極加圧力や溶接熱からチ
ャック手段を保護することができる。したがって、チャ
ック手段の耐久信頼性が向上し、溶接部品の保持不良が
解消される。
[実施例] 以下に、本考案に係る溶接部品の自動供給装置の望まし
い実施例を、図面を参照して説明する。
第1図ないし第8図は、本考案の一実施例を示してい
る。本実施例に示すワークおよび溶接ボルトは、第9図
に示すものに準じるので、同一の付号を付すことにより
その説明を省略する。図中、20はプロジェクション溶接
を行なう抵抗溶接機を示している。抵抗溶接機20は、上
部電極21と下部電極22とを有している。抵抗溶接機20の
近傍には、溶接ボルト6等のT字形の溶接部品を両電極
近傍に供給する供給手段としてのパーツフィーダ31が配
置されている。パーツフィーダ31の供給ホース32の終端
には、供給パイプ33が取付けられている。供給パイプ33
は、第1の移動手段40と連結されている。
第1の移動手段40は、供給パイプ棹41、エスケープシリ
ンダ42、調整ねじ43、支持部材45、ヘッドブロック46、
軸47等から構成されている。供給パイプ棹41の先端に
は、支持板48を介して供給パイプ32が保持されている。
ヘッドブロック46は、後述する第2の移動手段50の固定
側に取付けられている。供給パイプ棹41は、第5図に示
すように、軸47を介してヘッドブロック46に揺動可能に
支持されている。供給パイプ棹41には、エスケープシリ
ンダ42が取付けられており、エスケープシリンダ42のロ
ッド42aがヘッドブロック46の上面と当接するようにな
っている。供給パイプ棹41の後端は、ヘッドブロック46
に固定された調整板49に螺合される調整ねじ43と当接可
能となっている。供給パイプ棹41は、エスケープシリン
ダ42の動作により、軸47を中心に揺動するようになって
おり、調整ねじ43は、供給パイプ棹41の反時計方向の位
置決めを行なう機能を有する。この調整ねじ43は、溶接
ボルト6が押出される供給パイプ22の軸心Aと、後述す
るチャック手段50の爪61、62によって構成される分割穴
の軸心Bとを一致させるために用いられる。
第2の移動手段50は、ヘッドパイプ51、ヘッドシリンダ
52、挿入ベース53とから構成されている。ヘッドパイプ
51の先端には、上述の第1の移動手段40のヘッドブロッ
ク46が取付けられている。ヘッドパイプ51の後端には、
ヘッドシリンダ52が取付けられている。ヘッドシリンダ
52のロッド52aは、ヘッドパイプ51に挿通され、その先
端部はヘッドパイプ51から突出している。ロッド52a
は、周方向の一部が軸方向に切除されており、ロッド52
aはヘッドブロック46との摺接により回転が規制されて
いる。挿入ベース53は、ロッド52aの先端に取付けられ
ている。ヘッドシリンダ52は、図示されない電磁弁を開
してエア供給源と接続されている。
第2の移動手段50のロッド52aは、ワーク4が下部電極2
2に対して位置決めされ、溶接起動信号が発せられたと
きに伸長するようになっている。なお、第2の移動手段
50のヘッドパイプ51は、保持具55を介して抵抗溶接機20
に固定されている。
第2の移動手段50の挿入ベース53の先端には、チャック
手段60が取付けられている。チャック手段60は、第4図
に示すように、爪61、62、一対の軸63、圧縮コイルばね
64とから構成されている。各軸63は、挿入ベース35の端
部に取付けられており、各軸63は平行になっている。一
方の軸63には爪61が回動可能に支持されており、他方の
軸63には爪62が回動可能に支持されている。爪61と爪62
は対向するように配置されている。各爪61、62には、逆
円錐状の保持面61a、62aと溶接ボルト6の軸部を逃がす
分割穴61b、62bが形成されている。爪61と爪62との間に
は、圧縮コイルばね64が介装されており、各爪61、62
は、その圧縮コイルばね64の付勢力によって常時、溶接
ボルト6を保持するように閉じられている。チャック手
段60は、以上のように通常は溶接ボルト6を弾性支持す
るようになっているが、後述する押圧手段70によって溶
接ボルト6が押圧された場合は、溶接ボルト6の頭部と
保持面61a、62aとの当接によって爪61、62が開となり、溶
接ボルト6は爪61、62から押出されるようになってい
る。
第2の移動手段50のロッド52aが伸長した状態では、爪6
1、62によって保持された溶接ボルト6の軸心と、後述す
るガイドピン80との軸心が一致するようになっている。
第2の移動手段50の挿入ベース53には、押圧手段70が取
付けられている。押圧手段70は、ピンジョイント部78、
挿入シリンダ71、ガイド機構72とから構成されている。
挿入シリンダ71のロッド71aは、第6図に示すように、
ピンジョイント部78を介して挿入ベース53に連結されて
おり、挿入シリンダ71は挿入ベース53に対して上下方向
に首振り可能となっている。ガイド機構72は、プッシュ
ブロック73、案内ピン74、一対の案内板75とからなって
いる。プッシュブロック73の先端部73aは、チャック手
段の爪61、62の内側に進入可能な形状となっており、端
面は溶接ボルト6を押圧するために平坦面に形成されて
いる。案内板75には、ガイド穴76が形成されている。
ガイド穴76は、第8図に示すように、への字状となって
いる。ガイド穴76の一方76aは第2の移動手段50のロッ
ド52aに対して平行に延びており、他方76bは両電極21、2
2の軸心に対して平行に延びている。プッシュブロック7
3には、案内ピン74が固定されており、案内ピン74の両
端は、第7図に示すように、プッシュブロック73の両端
面から突出している。案内ピン74の両端部は、案内板75
のガイド穴76に挿入されている。挿入シリンダ71のロッ
ド71aの伸長時には、プッシュブロック73は案内板75の
ガイド穴76に沿って移動し、プッシュブロック73の先端
部でチャック手段60に保持された溶接ボルト6の頭部を
押圧するようになっている。なお、挿入シリンダ71のエ
ア配管77は、図示されない電磁弁を介してエア供給源と
接続されている。
下部電極22内には、軸方向に延びる保持穴23が形成され
ている。保持穴23には、ワーク(薄板鋼板)4に形成さ
れた穴(溶接用下穴)5に挿入され、下部電極22に対す
るワーク4の位置決めを行なうためのガイドピン80が収
納されている。ガイドピン80は、先端が小径部80aに形
成され、他端が大径部80bに形成されている。小径部80a
はワーク4の穴5に挿入される部位であり、この小径部
80aの端面は球面に形成されている。ガイドピン80は、
図示されない移動手段によって上下可能となっている。
ガイドピン80は、溶接ボルト6の溶接時には下部電極22
内に没入し、これ以外は下部電極22の頂面から所定の高
さだけ突出するようになっている。そして、ワークの位
置決めの際には、ガイドピン80はワーク4の穴5に挿入
され、下部電極22に対するワーク4の水平方向の移動が
阻止される。ガイドピン80の出没は、図示されないセン
サによって検知されるようになっている。
なお、本実施例では、溶接部品として溶接ボルトを用い
た例を示したが、断面形状がT字状であり、チャック手
段60によって保持可能な部品であれば、これに限定され
るものではない。
また、本実施例では、両電極の軸心を上下方向に向けた
場合を示したが、両電極の軸心が水平であっても適用可
能である。
つぎに、上記の溶接部品の自動供給装置における作用に
ついて説明する。
まず、パーツフィーダ31で所定方向に整列された溶接ボ
ルト6は、供給ホース32を介して供給パイプ33から排出
される。排出された溶接ボルト6は、第3図の(イ)に
示すように、チャック手段60の爪61、62によって受止め
られる。この状態では、両爪61、62は圧縮コイルばね64
によって閉じる方向に付勢されているので、溶接ボルト
6はチャック手段60から落下することはない。また、こ
の状態では、溶接ボルト6の軸部6bは、この軸部の径
よりも若干大きな分割穴61b、62bに嵌まり、溶接ボルト
6の頭部は逆円錐面に形成された保持面61a、62aに当接
される。したがって、溶接ボルト6は、この分割穴と保
持面とによって芯出しが行なわれるとともに水平度が保
たれ、直立した状態でチャック手段60に保持される。
溶接ボルト6がチャック手段60によって保持されると、
第3図の(ロ)に示すように溶接ボルト6を排出する供
給パイプ33が第1の移動手段40によってチャック手段60
から遠ざかる方向に移動される。すなわち、エスケープ
シリンダ42への圧縮エアの切替えによってロッド52aが
伸長し、ロッド42aとヘッドブロック46との当接によ
り、供給パイプ33を保持する供給パイプ棹41が矢印C方
向に揺動し、供給パイプ33の下端はチャック手段60の上
方に移動する。
供給パイプ33が上方に逃げると、第3図の(ハ)に示す
ように、チャック手段60に保持された溶接ボルト6は、
第2の移動手段50のロッド52aの伸長により下部電極22
に向って移動(矢印D方向)し、溶接ボルト6の軸心と
ガイドピン80との軸心が一致される。また、この状態で
は、ワーク46は、図示されない搬送手段により移送さ
れ、ガイドピン80によって位置決めされている。
溶接ボルト6の位置とガイドピン80の位置とが一致する
と、第3図の(ニ)に示すように、押圧手段70のロッド
71aが矢印E方向に伸長し、プッシュブロック73が案内
板75のガイド穴76に沿って移動する。ガイド穴76の他方
は、上、下部電極21、22の軸心に沿って延びているの
で、チャック手段60に保持された溶接ボルト6は、直上
方向からプッシュブロック73によって押圧される。溶接
ボルト6がプッシュブロック73によって押圧されると、
溶接ボルト6の頭部により逆円錐面に形成された爪61、6
2の保持面61a、62aが押圧される。そのため、爪61、62が
開となり、溶接ボルト6は下方に押出される。この状態
では、ワーク4の位置決めを行なうガイドピン85は、下
部電極22内に没しているので、溶接ボルト6の軸部6b
は、ワーク4の穴5と下部電極22の穴23に挿入される。
このように、本実施例では、溶接ボルト6を上部電極21
でなく、プッシュブロック73によってチャック手段60か
ら離脱させるようにしているので、従来のように上部電
極と溶接ボルトを保持するチャック部分との干渉がなく
なり、上部電極21にはこれに起因する摩耗は生じない。
したがって、従来装置に比べて上部電極21の寿命は大幅
に向上され、電極の交換頻度が小になるとともに保守が
容易となる。
溶接ボルト6をワーク4の穴5に挿入する際に、溶接ボ
ルト6の軸部がワークの穴5または下部電極22の保持穴
23に入らない挿入ミスが発生した場合は、押圧手段70の
案内ピン74はガイド穴76のS点に到達しない。したがっ
て、この異常な動きを挿入シリンダ71のストロークや所
定の動作時間との時間差によって検出することにより、
溶接不良を未然に防止することが可能となる。
溶接ボルト6のワークへの挿入が完了すると、押圧手段
70のロッド71aと第2の移動手段50のロッド52aが収縮
し、チャック手段60は第3図の(ロ)に示す位置に戻さ
れる。なお、チャック手段60は、溶接ボルト6が押し出
された後は、各爪61、62は圧縮コイルばね64の付勢力に
よって再び閉じられる。そして、パーツフィーダ31側の
供給パイプ33は、第1の移動手段40のロッド42aの収縮
により、第3図の(イ)に示すように再び元の位置に戻
され、チャック手段60への溶接ボルト6の供給が可能と
なる。
チャック手段60の後退が完了すると、抵抗溶接機20へ溶
接指示信号が出力され、第3図の(ホ)に示すように、
上部電極21が下降し、溶接ボルト6の頭部の突起6aが
ワーク4に押圧される。この状態で上部電極21と下部電
極22間に溶接電流が流され、突起6aの集中的な加熱溶
融によりプロジェクション溶接が行なわれる。この場合
は、チャック手段60は、上、下部電極21、22から遠ざか
っているので、上、下部電極21、22による電極加圧力お
よび溶接熱の影響を受けなくなる。そのため、圧縮コイ
ルスプリング64の熱劣化もなくなり、チャック手段60の
耐久信頼性が高められ、溶接ボルト6の誤挿入の発生も
解消される。
なお、チャック手段60に保持される溶接ボルト6をプッ
シュブロック73によって押出す際に、プッシュブロック
73と爪61、62とが摺接することになるが、両者の硬度を
高くしておけば、摩耗は著しく抑制され、使用上の問題
は生じない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る溶接部品の自動供給
装置によるときは、押圧手段によってチャック手段に保
持された溶接部品を押圧し、溶接部品をワークの穴に挿
入するようにしたので、電極とチャック手段との干渉が
なくなり、チャック手段に起因する電極の摩耗を解消す
ることができる。したがって、従来装置に比べて電極の
補修や交換頻度が著しく少なくなり、溶接機の稼動率を
高めることができる。
さらに、押圧手段の溶接部品を押圧する部分の形状は、
長期間にわたって所定の形状に保たれるので、溶接部品
をワークの穴に正確に挿入することができる。
また、第1の移動手段および第2の移動手段によってチ
ャック手段を電極から遠ざけることが可能となるので、
チャック手段を溶接毎に生じる電極加圧力や溶接熱から
保護することができ、従来装置に比べてチャック手段の
耐久信頼性を向上させることができる。したがって、溶
接ボルトの誤挿入の防止がはかれ、安定した溶接品質を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る溶接部品の自動供給装
置の要部斜視図、 第2図は第1図の装置の全体を示す正面図、 第3図(イ)ないし(ホ)は第1図の装置によるプロジ
ェクション溶接の各工程を示す側面図、 第4図は第1図の装置におけるチャック手段の拡大正面
図、 第5図は第1図の装置における第1の移動手段の部分拡
大断面図、 第6図は第1図の装置における押圧手段の部分拡大断面
図、 第7図は第1図の装置における押圧手段のガイド機構の
拡大断面図、 第8図は第7図のガイド機構におけるガイド穴の拡大正
面図、 第9図は従来の溶接部品の自動供給装置の要部断面図、 である。 4……ワーク 5……ワークの穴 6……溶接部品(溶接ボルト) 20……抵抗溶接機 21……上部電極 22……下部電極 31……供給手段 40……第1の移動手段 50……第2の移動手段 60……チャック手段 70……押圧手段 80……ガイドピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 甲田 信司 愛知県名古屋市中区金山5丁目2番22号 矢嶋工業株式会社内 (72)考案者 田辺 武仁 愛知県名古屋市中区金山5丁目2番22号 矢嶋工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの穴に挿入可能な溶接部品を溶接機
    の電極近傍に供給する供給手段と、 前記供給手段によって供給された溶接部品を離脱可能に
    保持するチャック手段と、 前記供給手段の終端部を前記チャック手段に対して進退
    させる第1の移動手段と、 前記電極に移動可能に保持され該電極に対する前記ワー
    クの位置決め時にワークの穴へ挿入されるガイドピン
    と、 前記チャック手段と連結され該チャック手段に保持され
    た状態の溶接部品を前記電極のガイドピンと同心上に位
    置させる第2の移動手段と、 前記第2の移動手段に取付けられ溶接部品とガイドピン
    とが同心上に位置した状態でチャック手段に保持された
    溶接部品を押圧し該溶接部品をワークの穴に挿入する押
    圧手段と、 を具備したことを特徴とする溶接部品の自動供給装置。
JP1989145502U 1989-12-19 1989-12-19 溶接部品の自動供給装置 Expired - Lifetime JPH0622553Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989145502U JPH0622553Y2 (ja) 1989-12-19 1989-12-19 溶接部品の自動供給装置
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