JPH0622539A - ゲート駆動信号発生回路 - Google Patents

ゲート駆動信号発生回路

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JPH0622539A
JPH0622539A JP17692792A JP17692792A JPH0622539A JP H0622539 A JPH0622539 A JP H0622539A JP 17692792 A JP17692792 A JP 17692792A JP 17692792 A JP17692792 A JP 17692792A JP H0622539 A JPH0622539 A JP H0622539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comb
signal
toothed
tooth
signals
Prior art date
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Pending
Application number
JP17692792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Mitsumata
正人 三俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0622539A publication Critical patent/JPH0622539A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタ回路を用いることなくパルス割れを
防止する。 【構成】 オンデューティ比がα1の第1の櫛歯信号を
出力する第1信号発生器20と、オンデューティ比がα
2の第2の櫛歯信号を出力する第2信号発生器20A
と、第1信号発生器20からの出力,第2信号発生器2
0Aからの出力とゲート駆動指令との論理積をとるアン
ドゲート31,32とを設け、その各出力をトランジス
タ41,42およびパルストランス111,112を介
して合成し、IGBTなどのスイッチ素子5を駆動す
る。α1,α2を適宜に選び第1の櫛歯信号に第2の櫛
歯信号をオーバラップさせることにより、簡単にパルス
割れを防止できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パワートランジス
タ,MOS型電界効果トランジスタ(MOS−FET)
または絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)
などの半導体スイッチング素子のゲートまたはベース
(以下、ゲートで統一する)を駆動するためのゲート駆
動信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種のゲート駆動信号発生回路
の従来例を示す回路図で、1は櫛歯信号発生器、2はイ
ンバータゲート、31,32はアンドゲート、41,4
2はトランジスタ、5はIGBT、10はパルストラン
ス111,112、ダイオード121,122、フィル
タ回路13、ゲートオフ用トランジスタ14、ベース電
流制限抵抗15およびコレクタ電流制限抵抗16などか
ら構成されるゲート駆動部である。図5はその動作を説
明するための波形図で、以下、これらの図を参照してそ
の動作を説明する。
【0003】櫛歯信号発生器1からの図5(イ)の如き
櫛歯信号Aはアンドゲート31に与えられる一方、イン
バータゲート2で図5(ロ)の如く反転され、櫛歯信号
Bとしてアンドゲート32に与えられる。アンドゲート
31,32の他方の端子にはそれぞれ図5(ハ)のよう
なゲート駆動指令が与えられるので、アンドゲート3
1,32の出力からは図5(ニ),(ホ)の如き信号
C,Dが得られることになる。その各出力C,Dはトラ
ンジスタ41,42において図5(ヘ),(ト)の如き
信号E,Fとなり、パルストランス111,112に与
えられ、ここで図5(チ)の如く合成されて信号Gとな
る。この信号Gはフィルタ回路13によって図5(リ)
の如く成形され、IGBT5のゲートに与えられる。図
5(ヌ)にIGBTの動作状態を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は2
つの櫛歯信号をパルストランスを介して合成することに
より、絶縁を図りつつパルス信号の歯抜けをなくすよう
にしている。ところで、その場合の櫛歯信号Bが櫛歯信
号Aの単なる反転信号であると、トランジスタ41,4
2の動作時間(ターンオンまたはターンオフ)或いはパ
ルストランス111,112の伝達遅れなどによって信
号Gに図示のようなパルス割れが発生することになる。
このパルス割れのレベルがIGBT5のゲートしきい値
電圧(Vg:図5(リ)参照)以下になると、IGBT
5が誤消弧してしまう。そして、このような誤消弧(不
要なスイッチング)が連続して発生するとスイッチング
損失が増加し、効率の低下を招くばかりか、IGBTの
温度過昇、ひいては素子破壊につながるというおそれが
ある。
【0005】そこで、従来はフィルタ回路13を設けて
パルス割れを防止するようにしている。しかしながら、
フィルタ回路を設けると、図5(リ)のようにゲート駆
動信号の立ち上がり,立ち下がりが遅れ、結果としてI
GBTに図5(ヌ)のような動作遅れが生じるだけでな
く、ゲート駆動信号の立ち上がり,立ち下がり波形が鈍
るとIGBTのスイッチング時間が長くなり、スイッチ
ング損失が増加してしまうことになる。したがって、こ
の発明の課題はフィルタ回路を用いることなくパルス割
れを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、2つの櫛歯信号をパルストラン
スを用いて合成し、その合成された信号によりスイッチ
ング素子のゲートを駆動するゲート駆動信号発生回路に
おいて、オンデューティ比がα1の第1の櫛歯信号を出
力する第1信号発生器と、この第1信号発生器と同期を
とって動作し、そのオンデューティ比がα2の第2の櫛
歯信号を出力する第2信号発生器と、この第2の信号発
生器からの出力を反転させる反転器とを設け、前記第
1,第2の櫛歯信号のオンデューティ比α1,α2を適
宜に選ぶことにより、第1の櫛歯信号に第2の櫛歯信号
をオーバラップさせることを特徴としている。なお、こ
の発明では、前記第1,第2信号発生器としてスイッチ
ングレギュレータ制御IC素子を用いると好都合であ
る。
【0007】
【作用】2つの櫛歯信号が互いにオーバラップするよう
に、2つの櫛歯信号発生器のオンデューティ比を選ぶこ
とにより、フィルタ回路を用いることなくパルス割れを
防止し得るようにする。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す回路図で、第
1櫛歯信号発生器20および第2櫛歯信号発生器20A
を設けた点が特徴である。この櫛歯信号発生器20,3
0Aは例えばスイッチングレギュレータ制御ICとして
市販されているものを使用することができる。スイッチ
ングレギュレータ制御IC21,26は、図2にIで示
すような三角波(コンデンサ22および抵抗23によっ
て調整可能)を発生するとともに、この三角波とDTC
端子に印加される電圧VDTC (信号J,信号K)とを比
較し、その結果に応じて櫛歯信号AまたはB’を出力す
る。この櫛歯信号AまたはB’のオンデューティ比は、
DTC端子に与える電圧VDTC を変えることにより、調
整できるようになっている。また、このスイッチングレ
ギュレータ制御ICはAVR(自動電圧調整)機能も有
しているが、ここでは図示されない回路によってその機
能は停止させられている。さらに、2つのスイッチング
レギュレータ制御ICは、そのCT端子を接続すること
により、互いに同期をとって動作できるようになってい
る。
【0009】いま、第1櫛歯信号発生器20のオンデュ
ーティ比をα1(α1>0.5)とし、第2櫛歯信号発
生器20Aのオンデューティ比をα2(α2=1−α
1)とすると、その櫛歯信号AとB(信号B’を反転し
たもの)を図2に示すように、互いにオーバラップさせ
ることができる(オーバラップ時間t1,t2)。つま
り、オンデューティ比を調整してオーバラップ時間を適
宜に設定することで、トランジスタ41,42の動作時
間やパルストランス111,112の伝送遅れなどによ
るパルス割れの発生を防止することができる。なお、こ
のパルス割れがなくなる様子は、図1の各部波形を示す
図3の(チ)を見れば一目瞭然である。また、上記以外
の点は図4または図5と同様なので、詳細は省略する。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、2つの櫛歯信号を互
いにオーバラップさせるだけで、フィルタ回路を用いる
ことなくゲート駆動信号のパルス割れの発生を防止する
ことができるので、スイッチング素子の動作遅れや、ス
イッチング時間が長くなるのを防ぐことが可能となる。
また、櫛歯信号発生器にスイッチングレギュレータ制御
ICを用いれば、オンデューティ比の設定および調整
(すなわち、オーバラップ時の設定,調整)が極めて容
易になるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示すスイッチングレギュレータ制御IC
の動作を説明するための波形図である。
【図3】図1の動作を説明するための各部波形図であ
る。
【図4】ゲート駆動信号発生回路の従来例を示す回路図
である。
【図5】図4の動作を説明するための各部波形図であ
る。
【符号の説明】
1…櫛歯信号発生器、2…インバータゲート、31,3
2…アンドゲート、41,42…トランジスタ、5…I
GBT、10…ゲート駆動部、111,112…パルス
トランス、121,122…ダイオード、13…フィル
タ回路、14…ゲートオフ用トランジスタ、15…ベー
ス電流制限抵抗、16…コレクタ電流制限抵抗、20,
20A…櫛歯信号発生器、21,26…スイッチングレ
ギュレータ制御IC、22…コンデンサ、23,24,
25,27,28…抵抗。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの櫛歯信号をパルストランスを用い
    て合成し、その合成された信号によりスイッチング素子
    のゲートまたはベースを駆動するゲート駆動信号発生回
    路において、 オンデューティ比がα1の第1の櫛歯信号を出力する第
    1信号発生器と、この第1信号発生器と同期をとって動
    作し、そのオンデューティ比がα2の第2の櫛歯信号を
    出力する第2信号発生器と、この第2の信号発生器から
    の出力を反転させる反転器とを設け、前記第1,第2の
    櫛歯信号のオンデューティ比α1,α2を適宜に選ぶこ
    とにより、第1の櫛歯信号に第2の櫛歯信号をオーバラ
    ップさせることを特徴とするゲート駆動信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2信号発生器としてスイッ
    チングレギュレータ制御IC素子を用いることを特徴と
    する請求項1に記載のゲート駆動信号発生回路。
JP17692792A 1992-07-03 1992-07-03 ゲート駆動信号発生回路 Pending JPH0622539A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19958202A1 (de) * 1999-12-02 2001-07-12 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung einer Metallschicht mit einer vorgegebenen Dicke
JP2009278747A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Daihen Corp 電源装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19958202A1 (de) * 1999-12-02 2001-07-12 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung einer Metallschicht mit einer vorgegebenen Dicke
DE19958202C2 (de) * 1999-12-02 2003-08-14 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung einer Metallschicht mit einer vorgegebenen Dicke
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