JPH06225293A

JPH06225293A - 映像通信方式

Info

Publication number: JPH06225293A
Application number: JP5009712A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Unemoto; 和夫畝本; Toshihiko Wakahara; 俊彦若原; Tsunehisa Saito; 恒久齋藤; Masuichi Nakamura; 升一中村
Original assignee: Toshiba Corp; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1993-01-25
Filing date: 1993-01-25
Publication date: 1994-08-12

Abstract

(57)【要約】【目的】表示されている地点、あるいは誰が表示され
ているかを明らかに示する。また、多地点間映像会議制
御装置を用いずに受信側で指定した位置に文字列をスー
パーインポーズする。【構成】本発明は、受信、映像合成、記憶、スーパー
インポーズ、映像表示、映像撮影、スーパーインポーズ
位置指示、送信の各手段からなる複数台の通信装置間で
映像の送受信を行う映像通信方式であって、送信側で
は、撮影した自端末映像に、自端末の情報にもとづき文
字列を発生してスーパーインポーズし、該スーパーイン
ポーズの位置指定に関するコマンドを受信すると、該コ
マンドに応じた位置に変更する手段と、受信側では、受
信した複数地点映像を合成し、該合成映像を表示すると
ともに、各地点映像のスーパーインポーズの位置指定を
行うと、位置指定コマンドを該当地点の通信装置に送信
する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、映像通信方式に係り、
特に、複数地点間で映像情報を送受する多地点映像通信
方式における、地点毎の映像表示方式に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の通信装置では、複数地点
の合成映像を表示するだけで、文字列等のスーパーイン
ポーズを行わないか、あるいは多地点間映像会議制御装
置で各地点の映像に文字列をスーパーインポーズしてい
た（例えば、特願昭６０−１９１８９４号参照）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、映像のみが表示されているので、表示されて
いる地点がどこなのか、あるいは誰が表示されているか
が分かりにくいという問題があった。また、多地点間映
像会議制御装置でスーパーインポーズする方式では、多
地点間映像会議制御装置で一律にスーパーインポーズを
行い、スーパーインポーズする位置を受信側で指定でき
ないため、映像の内容によってはスーパーインポーズし
ている文字が見えにくい場合があるという問題があっ
た。

【０００４】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、表示されている地
点がどこなのか、あるいは誰が表示されているかを明ら
かに示すことが可能な技術を提供することにある。

【０００５】本発明の他の目的は、送信側の通信装置で
スーパーインポーズを行うために、複数地点の映像に対
し、多地点間映像会議制御装置を用いずに受信側で指定
した位置に文字列をスーパーインポーズすることが可能
な技術を提供することにある。

【０００６】本発明の前記ならびにその他の目的および
新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって
明らかにする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、本発明は、複数地点からの映像およびコ
マンドを受信する受信手段、該複数地点からの映像を合
成処理する映像合成手段、自端末に関する情報を記憶す
る記憶手段、該映像にスーパーインポーズするスーパー
インポーズ手段、映像を表示する表示手段、映像を撮影
する撮影手段、スーパーインポーズの位置を指定する指
示手段、該指示手段の指示に基づくコマンドおよび映像
を送信する送信手段からなる複数台の通信装置間で映像
の送受信を行う映像通信方式であって、送信側の通信装
置では、前記撮影手段で撮影した自端末映像に、前記記
憶手段に記憶されている自端末の情報にもとづき前記ス
ーパーインポーズ手段で文字列を発生してスーパーイン
ポーズし、受信側の通信装置に送信し、受信側の通信装
置では、前記受信手段で受信した複数地点映像を前記映
像合成手段で合成し、該合成映像を前記表示手段で表示
するとともに、前記指示手段で各地点映像のスーパーイ
ンポーズの位置指定を行うと、前記送信手段で位置指定
コマンドを該当地点の通信装置に送信し、該通信装置の
送信手段でスーパーインポーズの位置指定に関するコマ
ンドを受信すると、該コマンドに応じた位置に変更する
ことを特徴とする。

【０００８】

【作用】前述の手段によれば、送信側の各々通信装置で
は、撮影手段で各々撮影した自端末映像に、各々記憶手
段に記憶されている自端末の情報にもとづき各々スーパ
ーインポーズ手段で文字列を発生してスーパーインポー
ズし、対象受信側の通信装置に送信する。受信側の各々
通信装置では、各々受信手段で受信した複数地点映像を
各々映像合成手段で合成し、該合成映像を各々表示手段
で表示するとともに、各々指示手段で各地点映像のスー
パーインポーズの位置指定を行うと、前記送信側の通信
装置では、当該各々受信手段でスーパーインポーズの位
置指定を受信すると、各々スーパーインポーズ手段で前
記コマンドに応じた位置に変更することにより、各地点
毎に異なる情報として、例えば、電話番号、地点名、参
加者名等を表示するので、表示されている地点がどこな
のか、あるいは誰が表示されているかを明らかに示すこ
とができる。

【０００９】また、送信側の通信装置でスーパーインポ
ーズを行うために、複数地点の映像に対し、多地点間映
像会議制御装置を用いずに受信側で指定した位置に文字
列をスーパーインポーズを行うことができる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。

【００１１】図１は、本発明の映像通信方式の一実施例
の概略構成を示すブロック構成図であり、１，２，３は
通信装置Ａ，Ｂ，Ｃ、４は公衆回線通信網等の通信網、
１１，２１，３１は映像を撮影する撮影手段、１２，２
２，３２は映像にスーパーインポーズするスーパーイン
ポーズ手段、１３，２３，３３は自端末に関する情報を
記憶する記憶手段、１４，２４，３４はコマンドおよび
映像を送信する送信手段、１５，２５，３５は複数地点
からの映像およびコマンドを受信する受信手段、１６，
２６，３６は複数地点からの映像合成処理する映像合成
手段、１７，２７，３７は映像を表示する表示手段、１
８，２８，３８はスーパーインポーズの位置を指定する
指示手段である。１０１は映像Ａ、１０２は映像Ｂ、１
０３は合成映像である。

【００１２】次に、本実施例の映像通信方式の動作を図
１を用いて説明する。

【００１３】まず、通信装置Ａ１、通信装置Ｂ２から入
力した映像が通信装置Ｃ３に表示される場合について説
明する。

【００１４】通信装置Ａ１の撮影手段１１で撮影された
映像にスーパーインポーズ手段１２で記憶手段１３に記
憶されている情報に基づき文字列がスーパーインポーズ
され、映像Ａ１０１として送信手段１４に転送される。
送信手段１４では、映像Ａ１０１を送信し、該映像が通
信網４を介して通信装置Ｃ３に送信される。

【００１５】同様に、通信装置Ｂ２の撮影手段２１で撮
影された映像Ｂ１０２がスーパーインポーズ手段２２で
スーパーインポーズ後、送信手段２４で送信され、通信
網４を介して通信装置Ｃ３に送信される。

【００１６】通信装置Ｃ３では、受信手段３５が該通信
装置Ａ１からの映像Ａ１０１と該通信装置Ｂ２から映像
Ｂ１０２を受信し映像合成手段３６に転送する。映像合
成手段３６では、該受信手段３３から転送された映像を
予め定められた形式に合成し、合成映像１０３として表
示手段３７に転送する。表示手段３７は合成映像１０３
を表示する。

【００１７】通信装置Ｃ３において、スーパーインポー
ズされた文字が映像と重なって見にくいと、ユーザが判
断した場合には、指示手段３８を用いて映像Ａ１０１に
関する表示変更、映像Ｂ１０２に関する表示変更を指示
する。指示手段３８は各々の表示変更指示を通信装置Ａ
１に対する表示変更コマンドＡ２０１、通信装置Ｂ２に
対する表示変更コマンドＢ２０２として、送信手段３４
に伝える。

【００１８】送信手段３４は表示変更コマンドＡ２０１
を通信装置Ａ１に、表示変更コマンドＢ２０２を通信装
置Ｂ２にそれぞれ通信網４を介して送信する。

【００１９】通信装置Ａ１では、受信手段１５で受信し
た表示変更コマンドＡ２０１をスーパーインポーズ手段
１２へ伝達する。スーパーインポーズ手段１２では、表
示変更コマンドＡ２０１に基づき、スーパーインポーズ
位置を変更する。

【００２０】同様に、通信装置Ｂ２では受信手段２５で
受信した表示変更コマンドＢ２０２をスーパーインポー
ズ手段２２へ伝達する。スーパーインポーズ手段２２で
は、表示変更コマンドＢ２０２に基づき、スーパーイン
ポーズ位置を変更する。

【００２１】通信装置Ａ１、通信装置Ｃ３から入力した
映像が通信装置Ｂ２に表示される場合、通信装置Ｃ３、
通信装置Ｂ２から入力した映像が通信装置Ａ１に表示さ
れる場合も同様に処理される。

【００２２】複数通信装置から異なる表示位置変更コマ
ンドを受信した場合には、最も多くの通信装置から指示
された位置にスーパーインポーズする。あるいは、予め
通信装置毎の優先順位を定めておき、最も優先順位の高
い通信装置からの表示変更要求に従う。

【００２３】図２は、映像Ａ１０１、映像Ｂ１０２、合
成映像１０３の例を示した図であり、２００が映像Ａ用
文字列、２０１が映像Ｂ用文字列である。映像Ａ１０１
に映像Ａ用文字列２００がスーパーインポーズされ、映
像Ｂ１０２に映像Ｂ用文字列２０１がスーパーインポー
ズされている。このスーパーインポーズする文字列とし
ては、電話番号、地点名、参加者名等が例として挙げら
れる。

【００２４】次に、図３は、スーパーインポーズの文字
表示位置を示した図であり、３０１は位置１、３０２は
位置２、３０３は位置３、３０４は位置４である。図３
では、４種類の表示位置があるとしているが、それ以上
の表示位置も可能である。また図３では、予め定められ
た４種類から表示位置を指定するが、画面上の座標を用
いて任意の位置を指定することも可能である。

【００２５】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、送信側の通信装置Ａ，Ｂ，Ｃでは、撮影手段１
１，２１，３１で各々撮影した自端末映像に、各々記憶
手段１３，２３，３３に記憶されている自端末の情報に
もとづき各々スーパーインポーズ手段１２，２２，３２
で文字列を発生してスーパーインポーズし、対象受信側
の通信装置に送信する。受信側の各々通信装置Ａ，Ｂ，
Ｃでは、各々受信手段１５，２５，３５で受信した複数
地点映像を各々映像合成手段１６，２６，３６で合成
し、該合成映像を各々表示手段１７，２７，３７で表示
するとともに、各々指示手段１８，２８，３８で各地点
映像のスーパーインポーズの位置指定を行うと、前記送
信側の通信装置Ａ，Ｂ，Ｃでは、当該各々受信手段１
５，２５，３５でスーパーインポーズの位置指定を受信
すると、各々スーパーインポーズ手段１２，２２，３２
で前記コマンドに応じた位置に変更することにより、各
地点毎に異なる情報として、例えば、電話番号、地点
名、参加者名等を表示するので、表示されている地点が
どこなのか、あるいは誰が表示されているかを明らかに
示すことができる。特に、地点数が多く、面識のない人
が表示される場合に有効である。

【００２６】また、会議中に参加者が加わり通信装置が
増加する場合には、それまで通信を行っていた地点に対
して新しい地点の参加者名等を表示することは、会議の
運営上極めて有効である。受信だけを行っていた通信装
置が映像装信を開始する場合も、通信装置の増加時と同
様有効である。

【００２７】また、送信側の通信装置でスーパーインポ
ーズを行うために、複数地点の映像に対し、多地点間映
像会議制御装置を用いずに受信側で指定した位置に文字
列をスーパーインポーズを行うことができる。これによ
り、各地点のユーザー要求に応じた位置にスーパーイン
ポーズを行うことができる。

【００２８】前記実施例では、全通信装置が映像を送受
信しているが、本発明は、受信だけを行う通信装置があ
る構成も可能であることは勿論である。

【００２９】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において変化し得るこ
とはいうまでもない。

【００３０】

【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、複数地点の映像に異なる文字列をスーパーインポー
ズして表示するので、表示されている映像がどの地点の
映像なのか、また、誰が表示されているかを容易に知る
ことができる。

【００３１】また、送信側の通信装置でスーパーインポ
ーズを行うために、複数地点の映像に対し、多地点間映
像会議制御装置を用いずに受信側で指定した位置に文字
列をスーパーインポーズを行うことができる。これによ
り、各地点のユーザー要求に応じた位置にスーパーイン
ポーズを行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の映像通信方式の一実施例の概略構成
を示すブロック構成図、

【図２】本実施例の映像Ａ、映像Ｂ、合成映像の例を
示した図、

【図３】本実施例のスーパーインポーズの文字表示位
置を示した図。

【符号の説明】

１…通信装置Ａ、２…通信装置Ｂ、３…通信装置Ｃ、４
…通信網、１１，２１，３１…撮影手段、１２，２２，
３２…スーパーインポーズ手段、１３，２３，３３…記
憶手段、１４，２４，３４…送信手段、１５，２５，３
５…受信手段、１６，２６，３６…映像合成手段、１
７，２７，３７…表示装置、１８，２８，３８…指示手
段、１０１…映像Ａ、１０２…映像Ｂ、１０３…合成映
像、２００…映像Ａ用文字列、２０１…映像Ｂ用文字
列、３０１…位置１、３０２…位置２、３０３…位置
３、３０４…位置４。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者齋藤恒久東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１株式会社東芝日野工場内 (72)発明者中村升一東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１株式会社東芝日野工場内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数地点からの映像およびコマンドを受
信する受信手段、該複数地点からの映像を合成処理する
映像合成手段、自端末に関する情報を記憶する記憶手
段、該映像にスーパーインポーズするスーパーインポー
ズ手段、映像を表示する表示手段、映像を撮影する撮影
手段、スーパーインポーズの位置を指定する指示手段、
該指示手段の指示に基づくコマンドおよび映像を送信す
る送信手段からなる複数台の通信装置間で映像の送受信
を行う映像通信方式であって、送信側の通信装置では、
前記撮影手段で撮影した自端末映像に、前記記憶手段に
記憶されている自端末の情報にもとづき前記スーパーイ
ンポーズ手段で文字列を発生してスーパーインポーズ
し、受信側の通信装置に送信し、受信側の通信装置で
は、前記受信手段で受信した複数地点映像を前記映像合
成手段で合成し、該合成映像を前記表示手段で表示する
とともに、前記指示手段で各地点映像のスーパーインポ
ーズの位置指定を行うと、前記送信手段で位置指定コマ
ンドを該当地点の通信装置に送信し、該通信装置の送信
手段でスーパーインポーズの位置指定に関するコマンド
を受信すると、該コマンドに応じた位置に変更すること
を特徴とする映像通信方式。