JPH06225272A - 画像通信端末装置 - Google Patents

画像通信端末装置

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Publication number
JPH06225272A
JPH06225272A JP3110793A JP3110793A JPH06225272A JP H06225272 A JPH06225272 A JP H06225272A JP 3110793 A JP3110793 A JP 3110793A JP 3110793 A JP3110793 A JP 3110793A JP H06225272 A JPH06225272 A JP H06225272A
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JP
Japan
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bas
communication time
still image
code
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3110793A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Nakamura
淳二 中村
Toshiyuki Kihara
寿之 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3110793A priority Critical patent/JPH06225272A/ja
Publication of JPH06225272A publication Critical patent/JPH06225272A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画データの伝送に要する時間を操作者に
知らせることができる画像通信端末装置を提供する。 【構成】 伝送すべき静止画データを圧縮・符号化し保
存する静止画像データ制御手段8と、この伝送のビット
レートをBAS(ビットレート割当)符号によって割当
てるBAS制御手段13とを備える画像通信端末装置にお
いて、保存された静止画データとBAS符号で割当てら
れたビットレートとから静止画データの通信時間を算出
する通信時間計算手段11と、算出された通信時間を表示
する表示手段10と、算出された通信時間を未定義のBA
S符号を用いて相手端末に通知する手段12、15と、受信
信号に含まれるこのBAS符号から通知された通信時間
を読取る検知手段13とを設ける。静止画像データの伝送
終了までの通信時間が送信側および受信側端末のモニタ
画面等に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像、音声、データの
多重伝送機能を備える画像通信端末装置に関し、特に、
静止画像の伝送時間を表示できるように構成したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、国際電信電話諮問委員会(CCI
TT)においてオーディオビジュアル・サービス用のビ
デオ符号化方式、多重化方式および通信手順が正式勧告
され、それに伴い各社からCCITT勧告に準拠したT
V会議システムや動画TV電話等の画像通信端末装置が
発売されている。
【0003】この従来の画像通信端末装置は、図7に示
すように、ハンドセット1に接続して音声データを圧縮
・符号化/伸長・復号化する音声制御部6と、カメラ2
やモニタ3に接続して動画像データを圧縮・符号化/伸
長・復号化する動画制御部7と、静止画像を取り込むた
めのスキャナ4やそれを表示するモニタ3に接続して静
止画像データを圧縮・符号化/伸長・復号化する静止画
制御部8と、電話番号の入力や機能の選択を行なうキー
操作部5からの設定に基づいて端末装置全体を制御する
端末制御部9と、動画像、静止画像および音声データを
CCITT勧告H.221(オーディオビジュアル・テ
レサービスにおける64kbit/sから1920kb
it/sチャネルのフレーム構造)のフレーム・フォー
マットで多重化し、あるいは、受信フレームから動画
像、静止画像および音声データを分離する多重/分離部
12と、CCITT勧告H.242(1920kbit/
sまでのデジタル・チャネルを使用したオーディオビジ
ュアル端末間の通信を設定する方式)に基づく通信手順
を実行するBAS(ビットレート割当信号:Bit-rateAl
location Signal)制御部13と、発着呼、切断等の呼の管
理を行なう呼制御処理部14と、総合サービス・デジタル
・ネットワーク(ISDN)16に端末を接続するための
回線インタフェース15とを備えている。
【0004】また、図5には、CCITT勧告H.22
1で規定されている多重化フレーム構造を示している。
このフレームによって伝送されるBAS(ビットレート
割当)符号について、CCITT勧告H.221では、
図6の表のように定義している。
【0005】この数値表において、列見出しは、ビット
(b0、b1、b2)の表わす属性を示し、また、左端の
列は、各行を表わすビット[b3、b4、b5、b6
7]の十進表現の値を示している。BAS符号は、こ
の列と行との組合わ(b0、b1、b2)[b3、b4
5、b6、b7]によって表示され、例えば、「cha
n#6」は、(001)[10110]の値を持つ。
(R)の記号の付いた値と、割当てされていない箇所の
値は未定義である。
【0006】この画像通信端末装置を使って静止画像を
伝送する場合は、まず、操作者がキー操作部5から相手
端末の電話番号を入力し、発信キーを押下げる。端末制
御部9は、それを呼制御処理部14に通知し、呼制御処理
部14は、回線インタフェース部15を介して相手端末との
間でBチャネルの接続を行なう。
【0007】接続が完了した後、BAS制御部13は、B
チャネルを使って、H.242に基づき図5に示すフレ
ームの同期確立を行ない、同期確立後、データ伝送速度
等の動作モードを相互間で取り決めるため、図6に示す
BAS符号の内、オーディオ/転送能力、データ/ビデ
オ能力を用いて相手端末との間で端末能力の情報を交換
する。次いで、自端末と相手端末の能力を考慮の上、コ
マンドBAS符号を使って適切な動作モードに切替え
る。
【0008】その後、静止画像データを相手端末に伝送
するため、操作者がキー操作部5の送信要求キーを押下
げると、端末制御部9から通知を受けた静止画制御部8
は、スキャナ4によって取り込まれ、静止画像制御部8
において圧縮・符号化され保存されている静止画像デー
タを多重/分離部12に出力する。この静止画像データ
は、多重/分離部12で多重化され、BAS制御部13から
出力されたBAS符号を含むフレームに構成されて、回
線インタフェース部15を介し、BAS符号で割り当てら
れたビットレートによって相手端末に伝送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この静止画像データの
伝送時間は、静止画像データを伝送する際のBAS符号
により割当てられたビットレートおよび静止画像圧縮後
のデータ量に応じて変わり、一定ではない。そのため、
従来の画像通信端末装置では、送信側端末操作者および
受信側端末操作者は、静止画像データの伝送終了までの
時間を知ることができなかった。
【0010】静止画像データの伝送終了時間が分からな
いと、受信した静止画像データを一旦蓄積した後、操作
者の指示により静止画像をモニタ上に表示するタイプの
画像通信端末装置では、何時指示を出していいか分から
ないという不便がある。また、送信側端末では、静止画
のデータを続けて伝送する場合に、操作者が次の静止画
像を何時伝送していいのか分からないという問題があ
る。
【0011】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、静止画像データの伝送に要する時間を操
作者に知らせることができる画像通信端末装置を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、伝
送すべき静止画像データを圧縮・符号化し保存する静止
画像データ制御手段と、この伝送のビットレートをBA
S(ビットレート割当)符号によって割当てるBAS制
御手段とを備える画像通信端末装置において、保存され
た静止画像データとBAS符号によって割当てられたビ
ットレートとから静止画像データの通信時間を算出する
通信時間計算手段と、算出された通信時間を表示する表
示手段と、算出された通信時間を未定義のBAS符号を
用いて相手端末に通知する手段と、受信信号に含まれる
このBAS符号から算出された通信時間を読取る検知手
段とを設けている。
【0013】また、算出された通信時間は、モニタ画面
または通信時間に応じて消灯するLED列によって表示
している。
【0014】
【作用】そのため、静止画像データの伝送終了までの通
信時間が通信時間計算手段で計算され、送信側端末のモ
ニタ画面またはLED列によって表示される。また、こ
の通信時間は、未定義のBAS符号を用いて受信側にも
伝えられ、検知手段で読み取られた後、伝送終了までの
時間が受信側のモニタ画面またはLED列に表示され
る。
【0015】
【実施例】本発明の実施例における画像通信端末装置
は、図1に示すように、静止画像データの伝送終了まで
の時間をモニタ3上に表示する表示制御部10と、割当て
られたビットレートおよび伝送すべきデータ量から静止
画像データの送信に要する通信時間を計算すると共に、
受信データに含まれる通信時間のデータを検知する通信
時間計算検知部11とを備えている。その他の構成は、従
来の装置(図7)と変わりがない。
【0016】この画像通信端末装置を用いて静止画像デ
ータを伝送する場合は、従来の装置と同様の手順で、端
末相互間の伝送における動作モードが設定される。
【0017】操作者が、静止画像データ伝送のためにキ
ー操作部5の送信要求キーを押下げると、端末制御部9
から通知を受けた静止画制御部8は、スキャナ4によっ
て取り込まれ、静止画像制御部8において圧縮・符号化
され保存されている静止画像データを多重/分離部12に
出力し、また、端末制御部9から通知を受けたBAS制
御部13は、通信速度を割り当てるためのBAS符号を出
力する。
【0018】この静止画像データは、多重/分離部12に
おいて多重化され、BAS符号を含むフレームに構成さ
れて、回線インタフェース部15を介し、BAS符号で割
り当てられた通信速度によって相手端末に伝送される。
【0019】通信時間計算検知部11は、BAS符号に割
り当てられたビット位置より静止画像データを伝送する
際のビットレートを把握し、そのビットレートと静止画
制御部8に圧縮し保存されているデータ量とを基に静止
画像データの通信時間を計算する。計算された時間は、
BAS制御部13に送られ、BAS制御部では、この時間
を、図2に示すように、H.221で定義されていない
BAS符号を用いて表示する。図2では、b0〜b7ビッ
トの内、b0、b1、b2にH.221で定義されていな
い1、1、0をそれぞれ割り当て、b3〜b7のビットに
よって5秒を単位とする通信時間の量を表している。し
たがって、図2(b)のBAS符号は、静止画像データ
の終了までの時間が30秒であることを、また、図2
(c)のBAS符号は、その時間が65秒であることを
示している。
【0020】このBAS符号は、多重/分離部12で構成
されるフレームに組み込まれて、受信側端末に伝送され
る。
【0021】また、送信側端末の表示制御部10には、通
信時間計算検知部11から、計算された通信時間が通知さ
れ、表示制御部10は、モニタ3上に、図3に示すよう
に、静止画像データを伝送するための残りの通信時間を
表示する。
【0022】一方、受信側端末では、受信フレームのB
AS符号に、H.221で定義されていない、通信時間
を表わすBAS符号が挿入されていないかどうかをBA
S制御部13が判断し、挿入されているときは、通信時間
計算検知部11に送って、そこで伝送終了までの時間を取
り出す。この時間は、表示制御部10に伝えられ、表示制
御部10は、モニタ上に図3に示すよう順次残りの通信時
間を表示する。
【0023】こうして、送信端末および受信端末の操作
者は、静止画像データの伝送終了までの通信時間をモニ
タ画面上で知ることができる。
【0024】また、通信時間の表示には、図4に示すよ
うに、LEDを列状に並べ、伝送終了までの時間に合わ
せてLEDを順次消灯する方式を用いることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の画像通信端末装置では、静止画像データを
伝送する際、静止画像データの伝送終了までの通信時間
を操作者に知らせることができる。そのため、操作者
は、次のステップへの指示を的確に出すことができ、画
像通信端末装置の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像通信端末装置の一実施例における
構成を示すブロック図、
【図2】実施例の装置において、通信時間を伝えるBA
S符号の例を示す図、
【図3】実施例の装置における通信時間の表示例、
【図4】実施例の装置における通信時間の別の表示例、
【図5】CCITT勧告H.221で規定された多重化
フレーム構造を示す図、
【図6】CCITT勧告H.221で定義されたBAS
符号の数値表、
【図7】従来の画像通信端末装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ハンドセット 2 カメラ 3 モニタ 4 スキャナ 5 キー操作部 6 音声制御部 7 動画制御部 8 静止画制御部 9 端末制御部 10 表示制御部 11 通信時間計算検知部 12 多重/分離部 13 BAS制御部 14 呼制御処理部 15 回線インタフェース部 16 ISDN

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送すべき静止画像データを圧縮・符号
    化し保存する静止画像データ制御手段と、前記伝送のビ
    ットレートをBAS(ビットレート割当)符号によって
    割当てるBAS制御手段とを備える画像通信端末装置に
    おいて、 前記保存された静止画像データと前記BAS符号によっ
    て割当てられたビットレートとから前記静止画像データ
    の通信時間を算出する通信時間計算手段と、算出された
    通信時間を表示する表示手段と、前記算出された通信時
    間を未定義のBAS符号を用いて相手端末に通知する手
    段と、受信信号に含まれる前記BAS符号から前記算出
    された通信時間を読取る検知手段とを設けたことを特徴
    とする画像通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段として、モニタ画面または
    前記通信時間に応じて消灯するLED列を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像通信端末装置。
JP3110793A 1993-01-28 1993-01-28 画像通信端末装置 Pending JPH06225272A (ja)

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JP3110793A JPH06225272A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 画像通信端末装置

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