JPH06225245A - プロジェクションテレビ - Google Patents

プロジェクションテレビ

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Publication number
JPH06225245A
JPH06225245A JP997493A JP997493A JPH06225245A JP H06225245 A JPH06225245 A JP H06225245A JP 997493 A JP997493 A JP 997493A JP 997493 A JP997493 A JP 997493A JP H06225245 A JPH06225245 A JP H06225245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilting
projection television
main body
turning
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP997493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Teraoka
正人 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP997493A priority Critical patent/JPH06225245A/ja
Publication of JPH06225245A publication Critical patent/JPH06225245A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロジェクションテレビの画面を視聴者にと
って最適位置となるよう上下に回転移動可能とする。 【構成】 チルティングベース2にチルティングガイド
5を設け、プロジェクションテレビ本体1に固着したホ
ルダー7に支持されるチルティングローラー8をチルテ
ィングガイド溝6に移動自在に嵌合させる。そして、プ
ロジェクションテレビ本体1に円弧状ラック9を固着し
チルティングベース2にチルティング駆動モータ11を
取り付けて、これらを駆動連結し、リモコン等による操
作によってプロジェクションテレビ本体1のチルティン
グを可能にする。また、ターン用ローラー13,ターン
駆動用モータ16,回転用ラックギヤ17,ターンギヤ
列18等からなるターン機構を設ける。チルト機構およ
びターン機構は人力で作動させるものとすることも可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チルト機構を装着し
たプロジェクションテレビに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はキャスター機構を装着した従来の
プロジェクションテレビの全体斜視図である。従来のプ
ロジェクションテレビは視聴者が視聴しようとする位置
に移動させることができ、また、視聴方向に合わせて回
転移動可能なよう、図に示すようにプロジェクションテ
レビ本体1の底部にキャスター20を設けている。
【0003】この種の従来のキャスター機構付プロジェ
クションテレビは、移動させたい方向に人力でプロジェ
クションテレビ本体1を押してキャスターを駆動させる
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロジェクショ
ンテレビは上記のようにプロジェクションテレビ本体の
底面にキャスターを設け、このキャスターを人力で駆動
させるものであったため、画面の向きを設定し直すのに
人力を必要とするだけでなく、上下方向の画面移動はで
きないため、プロジェクションテレビの画面中心法線と
視聴者の視線高さにずれがある場合に、このずれを修正
することができず、そのため、最適位置から視聴するこ
とができないで不十分な画面のまま我慢しなければなら
ないことがあるといった不都合があった。比較的大型の
プロジェクションテレビの場合には上下方向の画面移動
ができなくても上記ずれの影響をなるべく小さくするよ
うな設計も可能であるが、小型のプロジェクションテレ
ビの場合は上記ずれを設計で吸収することができないた
め上記不都合が顕著となる。
【0005】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、画面を視聴者にとって最適な位置
となるよう上下方向に回転移動させることのできるプロ
ジェクションテレビを提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプロジェ
クションテレビは、底部に、画面中心法線の水平方向に
対する傾斜角度を調整自在とするようプロジェクション
テレビ本体を上下に回転させるチルト機構を設けたもの
である。
【0007】
【作用】この発明においては、チルト機構によってプロ
ジェクションテレビ本体を上下に回転させることにより
画面中心法線の水平方向に対する傾斜角度を調整し上下
方向の最適位置から視聴するよう画面を設定できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】実施例1.図1はこの発明の実施例1のプ
ロジェクショテレビの底部構造を一部断面で示す側面図
であり、図2はそのプロジェクションテレビ底部ターン
機構の構造図である。図において、1はプロジェクショ
ンテレビ本体であり、2はプロジェクションテレビ本体
1の下方に間隔をおいて配置されたチルティングベー
ス、3はチルティングベース2の下方に間隔をおいて配
置されたターンテーブルベースである。また、4はプロ
ジェクションテレビ本体1前面の画面である。
【0010】チルティングベース2の上面には前後方向
に延びるチルティングガイド5が固着されている。この
チルティングガイド5はプロジェクションテレビ本体1
の中心部を仮想中心Aとする円弧状のチルティングガイ
ド溝6が前後に設けられたものである。また、プロジェ
クションテレビ本体1の底面にはチルティングガイド5
に沿って前後に延びるホルダー7が固着され、このホル
ダー7の前部および後部側方にそれぞれチルティング用
ローラー8が支持されている。ホルダー7によって支持
されたこれらチルティング用ローラー8はチルティング
ガイド5のそれぞれのチルティングガイド溝6に挿入嵌
合されている。また、プロジェクションテレビ本体1の
底面には前後方向に円弧状ラック9が固着され、チルテ
ィングベース2の上面に固着されたホルダー10にはチ
ルティング駆動モータ11が支持されて、このチルティ
ング駆動モータ11と上記円弧状ラック9の間には、チ
ルティング駆動モータ11と円弧状ラック9を駆動連結
するチルティングギヤ列12が設けられている。上記仮
想中心Aはまた円弧状ラック9の仮想中心でもある。
【0011】これらチルティングガイド溝6を備えたチ
ルティングガイド5,チルティング用ローラー8,円弧
状ラック9,チルティング駆動モータ11,チルティン
グギヤ列12等によりこのプロジェクションテレビのオ
ートチルト機構が構成される。
【0012】また、チルティングベース2の下方には、
プロジェクションテレビ本体1およびチルト機構をター
ンテーブルベース3上に回転移動自在に支えるよう円周
方向等間隔に複数のターン用ローラー13が配置され、
これらターン用ローラー13を支持するホルダー14が
チルティングベース2に固着されている。また、チルテ
ィングベース2の下面にはホルダー15によってターン
駆動用モータ16が取り付けられ、ターンテーブルベー
ス3の上面には内側歯を有する回転用ラックギヤ17が
設けられ、チルティングベース2側のターン駆動モータ
16とターンテーブルベース3側の回転用ラックギヤ1
7との間には、これらターン駆動モータ16と回転用ラ
ックギヤ17とを駆動連結するターンギヤ列18が配置
されている。これらターン用ローラー13,ターン駆動
用モータ16,回転用ラックギヤ17,ターンギヤ列1
8等によりこのプロジェクションテレビのオートターン
機構が構成される。
【0013】この実施例1において、プロジェクション
テレビ本体1の重量はホルダー7およびチルティング用
ローラー8を介してチルティングベース2にかかり、ホ
ルダー14およびターン用ローラー13を介しターンテ
ーブルベース3によって支えられる。そして、チルティ
ング駆動モータ11が駆動されると、トルクがチルティ
ングギヤ列12を介して円弧状ラック9に伝達され、円
弧状ラック9を前後に移動しようとする力が発生する。
この時、円弧状ラック9と同様プロジェクションテレビ
本体1に固着されているチルティング用ローラー8が、
チルティングベース2に固着されたチルティングガイド
5のチルティングガイド溝6に沿って動き、プロジェク
ションテレビ本体1はチルティングガイド溝6の仮想中
心Aを中心として上下に回転する。このようにプロジェ
クションテレビ本体1が仮想中心Aを中心として上下に
回転することにより、図4の(a)に示すようにプロジ
ェクションテレビの画面中心法線が上下に揺動しチルテ
ィングが行われる。
【0014】また、ターン駆動モータ16が駆動される
と、ターンギヤ列18を介して回転用ラックギヤ17に
動力が伝達されるが、回転用ラックギヤ17はターンテ
ーブルベース3と一体ですべらないので、ターンギヤ列
18を取り付けたチルティングベース2が図2に示す中
心Bを中心として回転し、図4の(b)に示すようにプ
ロジェクションテレビの画面中心法線が水平に揺動す
る。このようにチルティングベース2が回転することに
より、チルティングガイド5に嵌合するチルティング用
ローラー8を介してプロジェクションテレビ本体1が水
平回転する。
【0015】この実施例1の上記動作は視聴者がリモコ
ン等によって自動的に行わせるようにでき、そのように
してプロジェクションテレビ本体1のチルティングおよ
び水平回転が可能である。そして、チルティングおよび
水平回転の動作は、一方のみ行うようにすることもで
き、また、両方同時に行うようにもできる。また、上記
チルト機構およびターン機構は図3に示すようにプロジ
ェクションテレビ駆動部19としてプロジェクションテ
レビ底部に一体的に配置される。
【0016】実施例2.実施例1においてはチルティン
グおよび水平回転の動作をいずれも駆動モータを用いて
行う例を示したが、駆動モータを用いずに人力操作でチ
ルティングを行うようにした例を実施例2として説明す
る。
【0017】図5はこの発明の実施例2のプロジェクシ
ョンテレビの底部構造を示す側面図である。図におい
て、1はプロジェクションテレビ本体であり、31はプ
ロジェクションテレビ1の底部に設けられたラチェット
機構,32はラチェット機構を噛合方向に付勢するスプ
リングである。この実施例2の場合、チルト機構は上記
ラチェット機構31とスプリング32とで構成され、プ
ロジェクションテレビ本体1は上向きにはそのまま回転
移動でき、また、ラチェットを外すことにより下向きの
回転移動も可能である。
【0018】また、この実施例2の変形例として、図1
に示すチルティング用ローラ8とチルティングガイド6
のみでチルト機構を構成し、これらチルティング用ロー
ラ8とチルティングガイド6との間に適当な摩擦を生じ
させることでチルティング動作を行うようにすることも
可能である。
【0019】また、実施例2の他の変形例として、ラチ
ェット機構の代わりにストッパ機構によってチルティン
グ位置を定めるようにすることも可能である。
【0020】実施例3.実施例1のものが上記のように
チルティングおよび水平回転の動作をいずれも駆動モー
タを用いて行うのに対し、水平回転の動作を人力操作で
行うようにした例を実施例3として説明する。
【0021】この実施例3では、ターン機構を図1にお
けるターン用ローラー13のみにより人力で水平回転で
きるよう構成する。この場合、ターン位置を定めるため
ラチェット機構やストッパ機構を設けることも可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、プロジ
ェクションテレビの画面中心法線の水平方向に対する傾
斜角度を調整自在とするよう構成したので、プロジェク
ションテレビの画面を上下に回転移動させて視聴者にと
って最適な位置に設定することができ、常に最適位置か
らの視聴を可能としてプロジェクションテレビの有する
視野角の狭さからくる不都合を克服することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のプロジェクションテレビ
の底部構造を一部断面で示す側面図
【図2】この発明の実施例1のプロジェクションテレビ
底部ターン機構の構造図
【図3】この発明の実施例1のプロジェクションテレビ
の全体斜視図
【図4】この発明の実施例1プロジェクションテレビの
使用状態説明図
【図5】この発明の実施例2のプロジェクションテレビ
の底部構造を示す側面図
【図6】従来のプロジェクションテレビの全体斜視図
【符号の説明】
1 プロジェクションテレビ本体 2 チルティングベース 3 ターンテーブルベース 4 画面 5 チルティングガイド 6 チルティングガイド溝 7 ホルダー 8 チルティング用ローラー 9 円弧状ラック 11 チルティング駆動モータ 12 チルティングギヤ列 13 ターン用ローラー 16 ターン駆動モータ 17 回転用ラックギヤ 18 ターンギヤ列

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に画面中心法線の水平方向に対する
    傾斜角度を調整自在とするようプロジェクションテレビ
    本体を上下に回転させるチルト機構を設けたことを特徴
    とするプロジェクションテレビ。
JP997493A 1993-01-25 1993-01-25 プロジェクションテレビ Pending JPH06225245A (ja)

Priority Applications (1)

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JP997493A JPH06225245A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 プロジェクションテレビ

Applications Claiming Priority (1)

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JP997493A JPH06225245A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 プロジェクションテレビ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06225245A true JPH06225245A (ja) 1994-08-12

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ID=11734894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP997493A Pending JPH06225245A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 プロジェクションテレビ

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JP (1) JPH06225245A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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