JP2007253807A - ディスプレイ自動角度調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リクライニング・シートに取り付けられたディスプレイはリクライニング時の変位に自動的に追随変位する機能がなく、ディスプレイが不自然に傾いたままであり、視認に適さない場合を生じ、また、リクライニングの毎にディスプレイを手動調節することは不便である。
【解決手段】基準に対する角度が可変のヘッドレストなど取付部材に装着されたディスプレイ4を軸5で回動可能に支持して、モーターで駆動することとし、センサーで検出した変位に応じて前記モーターを駆動してディスプレイ4を前記取付部材が変位する前に設定された初期角度αに保持する制御手段を具備した。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車、船舶、飛行機、列車等の乗り物に前後して配置された席の前席後背部等に設けられる液晶パネル等のディスプレイを前席の変位にかかわらず後席の搭乗者が良好に視認できるような角度に自動調節されるディスプレイ自動角度調節装置に関する。
自動車等において、前席後背部にディスプレイを設置し、後席者が画像を楽しむことができるようにした例がある。従来は、視認者席(後席)の前方に位置する前席のヘッドレストや背もたれ等の後背部にディスプレイが角度調節不能に固定されているか、或いは角度調整可能な構成でも垂直方向の角度調節を後席視認者が手動で行っていた。
このため、前席がリクライニング・シートであるときに、後席視認者がディスプレイを使用中、前席の傾きが変化すると後席の視認者から見たディスプレイの垂直角度が変わってしまうため、前席の倒れ角度が変わる毎に後席の視認者は手動で最適なディスプレイ角度を調整し直さねばならないという不便があった。また、固定式では見難い角度を甘受せざるを得なかった。
一方、前席のリクライニング角度によって後席乗客の画面視野角が変化し、画質低下が避けられないことに鑑み、リクライニング・シートのリクライニング角度を検出する検出手段と、検出手段からのリクライニング角度検出信号を液晶ディスプレイに供給して印加電圧を変化させる制御手段を具備し、液晶ディスプレイに供給する印加電圧の可変範囲を定める可変範囲決定手段を制御手段内に配設して視野角度の変化量を自由に設定できるようにした技術がある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に開示された技術は、輝度、即ち視野角の調整を行うものであり、例えば倒したときは輝度を暗くし、起こしたときは輝度を明るくするようにするだけである。つまり、ディスプレイの傾きが変位した状態そのものは改善されず、視認者から見たディスプレイ面の角度は変位したままである。
特開平2−220576号公報
従来のリクライニング・シートに取り付けられた液晶ディスプレイ装置はリクライニング時の変位に自動的に追随変位する機能がなく、ディスプレイが不自然に傾いたままであり、視認に適さない場合を生じていた。また、リクライニングの毎にディスプレイを手動調節することは不便であるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ディスプレイの取付部材(例えば、背もたれ、ヘッドレスト等)が変位するのに応じて、ディスプレイそのものを視認者から見て良好な視認状態として設定された変位前の初期角度に自動的に追随変位させ、快適な視認状態を保持することのできるディスプレイ自動角度調節装置を提供することを目的とする。
この発明に係るディスプレイ自動角度調節装置は、基準に対する角度が可変の取付部材に装着されたディスプレイと、前記ディスプレイを前記取付部材上で回動可能に支持する支持手段と、前記支持手段により支持された前記ディスプレイを駆動する駆動手段と、前記取付部材の前記角度変化又は前記取付部材の前記角度変化に伴う前記ディスプレイの角度変化を検出する検出手段と、前記取付部材が変位したときに前記検出手段の検出信号に基づき前記駆動手段を駆動して前記ディスプレイを前記取付部材が変位する前に設定された初期角度に保持する制御手段とを具備した。
この発明によれば、ディスプレイの取付部材(例えば、背もたれ、ヘッドレスト等)が変位するのに応じて、ディスプレイそのものを視認者から見て良好な視認状態として設定された変位前の初期角度に自動的に追随変位させ、快適な視認状態を保持することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
本実施の形態1はディスプレイをその取付部材であるヘッドレストの後背部に取り付けた場合の例に係る。図1において、ヘッドレスト1はリクライニング・シートである前席2の背もたれ2aの上部に固定されている。ヘッドレスト1の後背部は矩形凹形に繰り抜かれて凹部3が形成されている。凹部3内には矩形板状をしたディスプレイ4が回動可能に収納支持されている。背もたれ2aは前席2に腰掛ける搭乗者の意思により任意の基準例えば、鉛直面、水平面などに対する傾斜角度を変位調節することができる。そして、背もたれ2aの変位に伴い、背もたれ2aと一体的なヘッドレスト1も変位し、同時にディスプレイ4も変位する。
ディスプレイ4はその左右端部でそれぞれの上下方向での中央部から突出した水平方向の軸5、6に固定されている。これらの軸5、6は凹部3の内壁部に設けられた図示省略の軸受により回動可能に支持されている。軸5、6及び上記軸受はディスプレイ4をヘッドレスト1上で回動可能に支持する支持手段の一例である。軸5の延長上にはディスプレイ4を駆動する駆動手段としてのパルスモーターM1の回転軸が接続されている。
パルスモーターM1を駆動することにより、軸5、6を回動中心としてディスプレイ4を回動させ、パルス数に応じて任意の回動位置で停止させることができる。また、ディスプレイ4の角度を初期設定する操作を手動で行う場合には、軸5とパルスモーターM1の回転軸との接続部にクラッチを介在させる。このクラッチはパルスモーターM1が回転停止し制動状態のもとで、手動によるディスプレイ4の回転位置調整を可能とすると共に、パルスモーターM1を駆動するときには駆動力をディスプレイ4に伝達する機能をもつ。これにより、手動で軸5、6を支点にディスプレイを任意の回動位置に手動調節可能である。
図2に示すように、前席2の後ろには視認者Aが腰掛けている後席7がある。前席2の背もたれ2aが実線で示す位置に傾いているとき、ヘッドレスト1に装着されたディスプレイ4の画面が視認者Aにより視線が画面に略垂直となる見やすい態位の初期角度に調整されているものとし、この初期角度が水平面H−Hに対してαの角度をなすものとする。ここで、この初期角度αのもとで、視認者Aがディスプレイ4を使用しているときに、前席の搭乗者が背もたれ2aの角度を変更し、支軸8を支点として2点鎖線で示す位置まで起こしたとする。
すると、背もたれ2aと共にヘッドレスト1及びディスプレイ4も図2に2点鎖線で示すように視認者Aから見て前傾姿勢に変位する。このため、視認者Aの矢印で示す視線の方向に対してディスプレイ4の画面が初期角度αよりも傾いてしまい、見づらくなっている。
このような場合でも、パルスモーターM1を駆動することにより軸5、6を中心にディスプレイ4を矢印の向きに適宜の量、回動することにより、図3に示すようにディスプレイ4の画面が視認者Aの視線に対して略垂直な態位、つまり、水平面H−Hに対してαの初期角度と同じ状態にすれば、視認者Aは背もたれ変位に伴うヘッドレスト1の変位前と同じ条件でディスプレイ4を使用することができる。
このような動作を自動的に行ないディスプレイ4の初期角度を保持するディスプレイ自動角度調節装置の概要を説明した図4において、センサー9としては例えば、傾斜センサーが用いられる。センサー9は、ディスプレイ4に直接取り付けられる。或いはヘッドレスト1や該ヘッドレスト1と一体化された背もたれ2aに取り付けることもできる。そのほか、センサー9として、角度センサーを使用する場合にはこれを支軸8に取り付けて背もたれ2aの角度変化を検知してもよい。何れにしても、センサー9は取付部材の角度変化に伴うディスプレイ4の角度変化を検出する検出手段として機能する。センサー9の検出信号はCPU(中央処理装置)などからなる制御手段10に入力されるようになっている。
操作手段11はリモートスイッチ或いは前席の後背部に設けられた複数のスイッチで、この操作手段11のスイッチ操作による信号は制御手段11を介して駆動手段12を駆動する。駆動手段12には前記パルスモーターM1が含まれる。視認者Aは操作手段11のスイッチを操作して駆動手段12を駆動し、ディスプレイ4を回動させて初期角度を設定することができる。後席7に掛ける視認者が複数なら各自の身体条件も異なり、初期角度も複数在り得るので、視認者各自の初期角度を予め登録し記憶させておくためにRAM等の記憶手段13が設けられている。制御手段10としてマイクロコンピュータなど大きな記憶容量を有するものを用いた場合には制御手段10内の記憶部に記憶手段13の機能を持たせ、外部の記憶手段13を省略することができる。
図4のブロック図及び図5のフローチャートを参照して、この発明に係るディスプレイ自動角度調節装置の動作を説明する。
ステップS1で、視認者たる後席搭乗者は後席7に腰掛けて操作手段11を操作し、制御手段10を介して駆動手段12を起動し、ディスプレイ4を回動操作して見やすいディスプレイ4の初期角度αを探す。初期角度αが定まったなら、操作手段11を操作することで決定信号を制御手段10に送ると、ステップS2で制御手段10の指令によりセンサー9で初期角度αが検知される。ステップS3では、視認者名と共にその初期角度αが記憶手段13にユーザー登録される。
ディスプレイ4の使用中、ヘッドレスト1等、ディスプレイ4の取付部材が変位しなければ、ステップS3で終了する。また、ステップS3からディスプレイ4を継続使用中にステップS5でヘッドレスト1等の取付部材が変位した場合には、ステップS6でセンサー9による角度検知がなされ、この角度検知情報と前記ステップS3で記憶された登録済みの初期角度αとがステップS7で制御手段10において比較され不一致ならばステップS8で初期角度αとなるように調整動作が実行される。この調整動作は初期角度αがセンサー9で検知されるまで駆動手段12を駆動することを内容とする。ステップS8で初期角度αが得られた後、ディスプレイ4を継続使用中に再度、ヘッドレスト1等の取付部材が変位した場合には、ステップS5に戻り同様の動作を繰り返す。本例では、ディスプレイ4の初期設定をモーター駆動で行ったが、これに限らず、初期設定を手動で行い、それ以後の手順を制御手段10で行うようにしてもよい。
さらに、図6に示すように、凹部3の大きさと軸5、6の位置を適宜に設定することにより、ディスプレイ4を180度回動可能にした場合であって、ディスプレイ4を使用終了後、電源オフ時に自動で180度回転するようにし、さらにはディスプレイ使用開始時(ディスプレイ電源オン時)に自動で前記ユーザー登録した角度にディスプレイ4が回動するように記憶手段13などに記憶させておけば、ディスプレイ4が裏返しになるのでディスプレイの外観向上にもつながる上、未使用時に該ディスプレイ設置の車から離れているときのディスプレイの盗難防止にもなる。
また、ディスプレイ4はその中央部を軸5、6などで支持することにより、凹部3の深さを浅くしてヘッドレストの繰り抜き量を小さくでき、また、凹部3の大きさを小さくできると共にバランスよく支持することができる。
ディスプレイ4の駆動手段としてパルスモーターM1を使用するのに代えて、図7に示すように、一般的な電動モーターM2を用いかつ、減速比の大きいギヤ列G1を介してディスプレイ4の軸に連結する構成でもよい。また、センサー9を角度変位するディスプレイ4に直接取り付けることもできる。
実施の形態2.
本実施の形態2はディスプレイをその取付部材である背もたれの後背部に取り付けた場合の例に係る。図8〜図10において、背もたれ20aの後背部は矩形凹形に繰り抜かれて凹部30が形成されている。凹部30内には矩形板状をしたディスプレイ40が回動可能に収納支持されている。背もたれ20aは前席20に腰掛ける搭乗者の意思により任意の基準例えば、鉛直面、水平面などに対する傾斜角度を変位調節することができる。そして、背もたれ20aの変位に伴い、ディスプレイ40も変位する。
ディスプレイ40はその左右端部でそれぞれの上下方向での中央部から突出した水平方向の軸50、60に固定されている。これらの軸50、60は凹部30の内壁部に設けられた図示省略の軸受により回動可能に支持されている。軸50、60及び上記軸受はディスプレイ40を背もたれ20a上で回動可能に支持する支持手段の一例である。軸50の延長上にはウォームホイール15Gが固定され、このウォームホイール15Gにウォーム16Gが噛み合い、ウォーム16Gにはディスプレイ40を駆動する駆動手段としてのモーターM3の回転軸が接続されている。
モーターM3を駆動することにより、軸50、60を回動中心としてディスプレイ40を回動させ、任意の回動位置で停止させることができる。本例においても、ディスプレイ4の角度を初期設定する操作を手動で行う場合には、実施の形態例1で軸5に設けた例に準じて、軸50の途中に同様のクラッチを介在させる。或いは、軸50、60に対するディスプレイ40の取り付け部を軸受で保持し、この軸受部の摩擦力で軸50、60に対するディスプレイ40の角度が保持されかつ、モーターM3が回転停止した状態のもとで、手動によるディスプレイ4が軸50、60に対して滑るように構成することで、ディスプレイを軸50、60を支点にして任意の回動位置に手動調節可能とすることができる。
図9、図10に示すように、前席20の後ろには視認者Bが腰掛けている後席70がある。前席20の背もたれ20aが実線で示す位置に傾いているとき、ディスプレイ40の画面が視認者Bにより視線が画面に略垂直となる見やすい態位の初期角度に調整されているものとし、この初期角度が水平面H−Hに対してβの角度をなすものとする。ここで、この初期角度βのもとで、視認者Bがディスプレイ40を使用しているときに、前席の搭乗者が背もたれ20aの角度を変更し、支軸80を支点として2点鎖線で示す位置まで起こしたとする。
すると、背もたれ20aと共にディスプレイ40も図9に2点鎖線で示すように視認者Bから見て前傾姿勢に変位する。このため、視認者Bの矢印で示す視線の方向に対してディスプレイ40の画面が初期角度βよりも傾いてしまい、見づらくなっている。
このような場合でも、モーターM3を駆動することにより軸50、60を中心にディスプレイ40を矢印の向きに適宜の量、回動することにより、図10に示すようにディスプレイ40の画面が視認者Bの視線に対して略垂直な態位、つまり、水平面H−Hに対してβの初期角度と同じ状態にすれば、視認者Bは背もたれ変位前と同じ条件でディスプレイ40を使用することができる。
このような動作を自動的に行ないディスプレイ40の初期角度を保持するディスプレイ自動角度調節装置は実施の形態1で説明した図4、図5の例に準じて構成され、実行される。図4、図5において、センサー9としては例えば、傾斜センサーが用いられる。センサー9は、ディスプレイ40に直接取り付けられる。或いは背もたれ20aに取り付けることもできる。そのほか、センサー9として、角度センサーを使用する場合にはこれを支軸80に取り付けて背もたれ20aの角度変化を検知してもよい。何れにしても、センサー9は取付部材の角度変化に伴うディスプレイ40の角度変化を検出する検出手段として機能する。センサー9の検出信号はCPU(中央処理装置)などからなる制御手段10に入力されるようになっている。
駆動手段12には前記モーターM3が含まれる。視認者Bは操作手段11のスイッチを操作して駆動手段12を駆動し、ディスプレイ4を回動させて初期角度を設定することができる。
本実施の形態においても、実施の形態1における図4のブロック図及び制御手段10が実行する手順を含む図5のフローチャートによりディスプレイ自動角度調節装置の手順が実行される。
ステップS1で、視認者たる後席搭乗者は後席70に腰掛けて操作手段11を操作し、制御手段10を介して駆動手段12を起動し、ディスプレイ40を回動操作して見やすいディスプレイ40の初期角度βを探す。初期角度βが定まったなら、操作手段11を操作することで決定信号を制御手段10に送ると、ステップS2で制御手段10の指令によりセンサー9で初期角度αが検知される。ステップS3では、視認者名と共にその初期角度βが記憶手段13にユーザー登録される。
ディスプレイ40の使用中、背もたれ20a等、ディスプレイ40の取付部材が変位しなければ、ステップS3で終了する。また、ステップS3からディスプレイ40を継続使
用中にステップS5で背もたれ20a等の取付部材が変位した場合には、ステップS6でセンサー9による角度検知がなされ、この角度検知情報と前記ステップS3で記憶された登録済みの初期角度βとがステップS7で制御手段10において比較され不一致ならばステップS8で初期角度βとなるように調整動作が実行される。この調整動作は初期角度βがセンサー9で検知されるまで駆動手段12を駆動することを内容とする。ステップS8で初期角度βが得られた後、ディスプレイ4を継続使用中に再度、ヘッドレスト1等の取付部材が変位した場合には、ステップS5に戻り同様の動作を繰り返す。本例では、ディスプレイ4の初期設定をモーター駆動で行ったが、これに限らず、初期設定を手動で行い、それ以後の手順を制御手段10で行うようにしてもよい。これにより、ディスプレイ4の取付部材、例えば、背もたれ20aが変位するのに応じて、ディスプレイ40そのものを視認者から見て良好な視認状態として設定された変位前の初期角度βに自動的に追随変位させ、快適な視認状態を保持することができる。
また、本実施の形態においても、図6で説明したように、ディスプレイ40を180度回動可能にした場合であって、ディスプレイ40を使用終了後、電源オフ時に自動で180度回転するようにし、さらにはディスプレイ使用開始時(ディスプレイ電源オン時)に自動で前記ユーザー登録した角度にディスプレイ40が回動するように記憶手段13などに記憶させておけば、ディスプレイ40が裏返しになるのでディスプレイの外観向上にもつながる上、未使用時に該ディスプレイ設置の車から離れているときのディスプレイの盗難防止にもなる。
また、ディスプレイ40はその中央部を軸50、60などで支持することにより、凹部30の深さを浅くして背もたれ20aの繰り抜き量を小さくでき、また、凹部30の大きさを小さくできると共にバランスよく支持することができる。
ディスプレイ40の駆動手段としてパルスモーターを使用することができ、また、図7に示したように、一般的な電動モーターM2を用いかつ、減速比の大きいギヤ列G1を介してディスプレイ40の軸に連結する構成でもよい。また、センサー9を角度変位するディスプレイ40に直接取り付けることもできる。
以上により、ディスプレイ4、40の取付部材が変位するのに応じて、ディスプレイ4、40そのものを視認者から見て良好な視認状態として設定された変位前の初期角度α、βに自動的に追随変位させ、快適な視認状態を保持することができる。
ヘッドレストにディスプレイを取り付けた状態を示した部分斜視図である。 前席のヘッドレストが変位したときのディスプレイの変位を説明した正面図である。 前席のヘッドレストが変位したときのディスプレイの追随変位を説明した正面図である。 ディスプレイ自動角度保持の制御系のブロック図である。 ディスプレイ自動角度保持の手順を示したフローチャートである。 ディスプレイとその収納用凹部の関係を説明した部分正面図である。 ディスプレイの駆動手段を例示した部分斜視図である。 背もたれ部にディスプレイを取り付けた状態を示した部分斜視図である。 前席の背もたれ部が変位したときのディスプレイの変位を説明した正面図である。 前席の背もたれ部が変位したときのディスプレイの追随変位を説明した正面図である。
符号の説明
1 ヘッドレスト、2,20 前席、2a,20a 背もたれ、3,30 凹部、4,40 ディスプレイ、5,6,50,60 軸、7,70 後席、8,80 支軸、9 センサー(検出手段)、10 制御手段、11 操作手段、12 駆動手段、13 記憶手段、H−H 水平面、M1 パルスモーター、M2,M3 モーター、α,β 初期角度。

Claims (6)

  1. 基準に対する角度が可変の取付部材に装着されたディスプレイと、前記ディスプレイを前記取付部材上で回動可能に支持する支持手段と、前記支持手段により支持された前記ディスプレイを駆動する駆動手段と、前記取付部材の前記角度変化又は前記取付部材の前記角度変化に伴う前記ディスプレイの角度変化を検出する検出手段と、前記取付部材が変位したときに前記検出手段の検出信号に基づき前記駆動手段を駆動して前記ディスプレイを前記取付部材が変位する前に設定された初期角度に保持する制御手段とを具備したことを特徴とするディスプレイ自動角度調節装置。
  2. 前記取付部材が視認者席の前席に設けられたヘッドレストであることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ自動角度調節装置。
  3. 前記取付部材が視認者席の前席を構成するリクライニング・シートの背もたれであることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ自動角度調節装置。
  4. 前記ディスプレイは手動で角度調節が可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のディスプレイ自動角度調節装置。
  5. 前記ディスプレイは180度回動可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のディスプレイ自動角度調節装置。
  6. 前記ディスプレイはその中央部を支持されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のディスプレイ自動角度調節装置。
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