JPH0622515Y2 - メタルハニカム担体の製造装置 - Google Patents

メタルハニカム担体の製造装置

Info

Publication number
JPH0622515Y2
JPH0622515Y2 JP14826086U JP14826086U JPH0622515Y2 JP H0622515 Y2 JPH0622515 Y2 JP H0622515Y2 JP 14826086 U JP14826086 U JP 14826086U JP 14826086 U JP14826086 U JP 14826086U JP H0622515 Y2 JPH0622515 Y2 JP H0622515Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
winding shaft
corrugated plate
honeycomb carrier
metal honeycomb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14826086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6356934U (ja
Inventor
栄蔵 須山
良久 竹森
Original Assignee
カルソニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニック株式会社 filed Critical カルソニック株式会社
Priority to JP14826086U priority Critical patent/JPH0622515Y2/ja
Publication of JPS6356934U publication Critical patent/JPS6356934U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0622515Y2 publication Critical patent/JPH0622515Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、触媒コンバータに用いられるメタルハニカム
担体を製造するメタルハニカム担体の製造装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、自動車の排気系には、排気ガスを浄化するた
め、例えば、特公昭56−4373号公報に開示される
ようなメタルハニカム担体を有する触媒コンバータが配
置されている。
第3図は、この種の触媒コンバータのメタルハニカム担
体を示すもので、このメタルハニカム担体では、金属製
の波板11と平板13とを交互に重ね、これ等を芯材を
中心にして、円形形状に多重に巻回し、仮コア部15を
形成し、この後、仮コア部15を上下方向から押圧する
ことにより、第4図に示すような楕円形状のコア部17
が形成される。
この楕円形状のコア部17では、波板11と平板13と
の剥離を防止するため、波板11と平板13とが点状あ
るいは全長に渡ってろう付けされる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のメタルハニカム担体で
は、波板11と平板13とを、ろう付けにより接合して
いるため、接合強度が充分でなく、また、製造コストが
嵩むという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のような問題を解決すべくなされたもの
で、波板と平板とを容易確実に固定することができるメ
タルハニカム担体の製造装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案に係わるメタルハニカム担体の製造装
置は、金属製の波板と平板とを重ね、これ等を多重に巻
回してコア部を形成するメタルハニカム担体の製造装置
において、前記平板および波板を巻き取る巻き取り軸
と、前記平板を前記巻き取り軸側に移送する平板送りロ
ールと、前記波板を巻き取り軸側に移送する波板送り歯
車と、前記巻き取り軸に巻回された平板または波板き外
周に当接する第1の電極と、前記巻き取り軸,前記平板
送りロールの回転軸または前記波板送り歯車の回転軸に
接続される第2の電極とを有するものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、第1の電極を、巻き取り軸に巻回さ
れた平板または波板の外周に当接し、第2の電極を、巻
き取り軸,平板送りロールの回転軸または波板送り歯車
の回転軸に接続したので、第1の電極は、平板または波
板、および、巻き取り軸,平板送りロールの回転軸また
は波板送り歯車の回転軸を介して第2の電極に確実に導
通される。
これにより、電気溶接が容易に可能となり、波板と平板
とを容易かつ確実に固定することができる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図は、本考案のメタルハニカム担体の製造装置の一
実施例を示すもので、図において符号21は、金属製の
波板23と平板25とを重ね、これ等を多重に巻回して
形成されるコア部を示している。
ここで、平板25および波板23は、金属製の巻き取り
軸27に巻回されている。巻き取り軸27の一側には、
平板25を巻き取り軸27側に移送する平板送りロール
29が配置されている。
この平板送りロール29は、平板25の上部に位置する
大径ロール31と、平板25の下部に位置する小径ロー
ル33,35とから構成されている。
巻き取り軸27の他側には、波板23を巻き取り軸27
側に移送する一対の波板送り歯車37が配置されてい
る。巻き取り軸27に巻回された平板25および波板2
3の外周には、一対の第1の電極39,41が対抗配置
されている。また、巻き取り軸27には、第2の電極4
3が接触している。
第2図は、第2の電極43の詳細を示すもので、この第
2の電極43は、巻き取り軸27に当接するブラシ45
と、このブラシ45を収容するケース47と、このケー
ス47内に収容され、ブラシ45を巻き取り軸27に向
けて付勢するスプリング49とから構成されている。
以上のように構成されたメタルハニカム担体の製造装置
では、第1の電極39,41を、巻き取り軸27に巻回
された平板25および波板23の外周に当接し、第2の
電極43を、巻き取り軸27に接続したので、第1の電
極39、41は、平板25または波板23、および、巻
き取り軸27を介して第2の電極43に導通される。
したがって、例えば、第1の電極39,41を陽極と
し、第2の電極43を陰極とすると、第2の電極43に
より容易にアースを得ることが可能となる。
そして、以上のように構成されたメタルハニカム担体の
製造装置では、例えば、第4図に示したコア部17の中
立面(第4図における短軸面m−mおよび長軸面n−n
面をいう)となる位置において、波板23と平板25と
が順次電気溶接される。
すなわち、巻き取り軸27が半回転または1/4回転す
るごとに、第1の電極39,41への通電が行なわれ、
第1の電極39,41の位置において、波板23と平板
25とが電気溶接される。
なお、以上述べた実施例において溶接機としては、静電
型の溶接機が望ましいが、他の型の溶接機であっても良
いことは勿論である。
また、以上述べた実施例では、巻き取り軸27に第2の
電極43を接続した例について述べたが、本考案は、か
かる実施例に限定されるものではなく、例えば、平板送
りロール29の回転軸51,52,53あるいは波板送
り歯車37の回転軸55に第2の電極43を接続しても
良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、第1の電極は、巻
き取り軸に巻回された平板または波板の外周に当接し、
第2の電極を、巻き取り軸,平板送りロールの回転軸ま
たは波板送り歯車の回転軸に接続したので、電気溶接が
容易に可能となり、波板と平板とを容易確実に固定する
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメタルハニカム担体の製造装置の一実
施例を示す斜視図、第2図は第1図の第2の電極の詳細
を示す縦断面図、第3図は波板と平板とを巻回している
状態を示す斜視図、第4図は従来のメタルハニカム担体
を示す斜視図である。 23……波板、25……平板、27……巻き取り軸、2
9……平板送りロール、37……波板送り歯車、39…
…第1の電極、43……第2の電極、45……ブラシ、
47……ケース、49……スプリング。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製の波板と平板とを重ね、これ等を多
    重に巻回してコア部を形成するメタルハニカム担体の製
    造装置において、前記平板および波板を巻き取る巻き取
    り軸と、前記平板を前記巻き取り軸側に移送する平板送
    りロールと、前記波板を前記巻き取り軸側に移送する波
    板送り歯車と、前記巻き取り軸に巻回された平板または
    波板の外周に当接する第1の電極と、前記巻き取り軸,
    前記平板送りロールの回転軸または前記波板送り歯車の
    回転軸に接続される第2の電極とを有することを特徴と
    するメタルハニカム担体の製造装置。
  2. 【請求項2】第2の電極は、巻き取り軸,平板送りロー
    ルの回転軸または波板送り歯車の回転軸に当接するブラ
    シと、このブラシを収容するケースと、このケース内に
    収容され、前記ブラシを、前記巻き取り軸,平板送りロ
    ールの回転軸または波板送り歯車の回転軸に向けて付勢
    するスプリングとからなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のメタルハニカム担体の製造装置。
JP14826086U 1986-09-27 1986-09-27 メタルハニカム担体の製造装置 Expired - Lifetime JPH0622515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14826086U JPH0622515Y2 (ja) 1986-09-27 1986-09-27 メタルハニカム担体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14826086U JPH0622515Y2 (ja) 1986-09-27 1986-09-27 メタルハニカム担体の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6356934U JPS6356934U (ja) 1988-04-16
JPH0622515Y2 true JPH0622515Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31062359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14826086U Expired - Lifetime JPH0622515Y2 (ja) 1986-09-27 1986-09-27 メタルハニカム担体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622515Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2767494B2 (ja) * 1990-11-20 1998-06-18 日本冶金工業株式会社 ハニカム構造体の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6356934U (ja) 1988-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3871964B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法
JP3551365B2 (ja) 扁平形状巻回型電極電池
JPH11299136A (ja) 固定子鉄芯およびその製造方法
WO2013115332A1 (ja) 電極収納セパレータ、蓄電装置及び車両
JPH0622515Y2 (ja) メタルハニカム担体の製造装置
JP2000078779A (ja) 回転電機のステータおよびステータの製造方法
JP2002246003A (ja) 電池用接続部材
JP3713978B2 (ja) 巻回型電池
US4315061A (en) Battery with internal electrical connectors
JP2767494B2 (ja) ハニカム構造体の製造装置
JP3340865B2 (ja) 電気加熱式触媒装置用メタル担体
JP3464557B2 (ja) 電気加熱式触媒装置用メタル担体およびその製造方法
JP2002050339A (ja) 電池用溶接電極
JPH04190937A (ja) ハニカム構造体の製造装置
JP3308075B2 (ja) 耐熱構造体の製造方法
JP3275361B2 (ja) 金属製触媒担体
JP3005293U (ja) ステータ構造
JP3194264B2 (ja) 消音器用外筒およびその製造方法
JP3886703B2 (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JPH0441935Y2 (ja)
JPS63240952A (ja) メタル担体の製造方法
JP2005177736A (ja) メタル担体
JPH01242153A (ja) メタル触媒担体の溶接方法
JP2020087731A (ja) 蓄電装置の製造方法
JP2852805B2 (ja) 耐熱構造体の製造方法、および耐熱構造体