JPH06225060A - ファイリングシステム - Google Patents

ファイリングシステム

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JPH06225060A
JPH06225060A JP50A JP1283993A JPH06225060A JP H06225060 A JPH06225060 A JP H06225060A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1283993 A JP1283993 A JP 1283993A JP H06225060 A JPH06225060 A JP H06225060A
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JP50A
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Koji Arakawa
廣司 荒川
Kazuaki Ooya
万明 大家
Nobuyuki Ino
信之 井野
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ装置と、ファクシミリ蓄積交換機
と、これに接続されたファイリング装置を有して構成さ
れる、文書データのファイリングシステムを提供するこ
と。 【構成】ファクシミリ蓄積交換機1と、ファイリング装
置2と、ファクシミリ装置3の3種類の装置を有して構
成され、各装置は、公衆電話回線、または、専用電話回
線4を介して接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書データのファイリ
ングシステムに関し、特に、ファクシミリ装置を利用し
たファクシミリ蓄積交換システムが処理する文書データ
のファイリングに好適なファイリングシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の普及にともない、フ
ァクシミリ端末を公衆回線等にて接続し、ファクシミリ
装置からの画像情報等をメモリに蓄積した後、所定の装
置に送信する手段、あるいは、公衆回線等の交換機能を
有するファクシミリ蓄積交換機が実用化されており、こ
の詳細は、例えば特開平04−6939号公報に記載さ
れている。
【0003】また、ファクシミリ装置を画像情報の入出
力装置とする電子ファイリングシステムとしては、例え
ば特開平03−139962号公報に記載されているよ
うに、画像データ処理および周辺機器の制御を行うワー
クステーションと、該ワークステーションと通信回線を
介して接続されたファクシミリ装置との間で、画像情報
の入出力を行う手段を有するファクシミリアダプタ装置
とを備えた電子ファイリングシステム等が提案されてい
る。
【0004】しかしながら、ファクシミリ蓄積交換機を
利用して文書データのファイリングを行う手段は、現在
のところ存在しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ蓄積交換
機を利用してファクシミリ装置間の文書データの送受信
を行うファクシミリ蓄積交換システムでは、ファクシミ
リ装置から入力された文書データを、同様に入力された
宛先情報に従って、宛先のファクシミリ装置に配信す
る。
【0006】この際に、配信する文書データを電子的に
保存、すなわち、ファイリングしておきたい場合があ
る。しかしながら、従来のファクシミリ蓄積交換システ
ムにおいては、かかる文書データのファイリング機能は
有していなかった。
【0007】また、従来の電子ファイリングシステムに
おいては、ファイリング装置に文書の登録を行う場合、
登録命令を与えるべきファクシミリ端末を介し、ファイ
リング装置に文書データがファイリング処理された後
に、検索に使用するキーデータを入力しなければならな
い手間がかかる問題もあった。
【0008】そこで、本発明は、ファクシミリ装置とフ
ァクシミリ蓄積交換機を有して構成されるファクシミリ
蓄積交換システムと、これに接続されたファイリング装
置を有して構成される文書データのファイリングシステ
ムを提供することにより、ファクシミリ蓄積交換システ
ムに、文書データのファイリング機能を持たせることを
目的とする。
【0009】また、ファイリング装置に、ファイリング
する文書データの検索用キーデータ(例えば、予め作成
し登録しておく)を、例えば、ファクシミリ蓄積交換機
側で生成することにより、ファクシミリ装置を介し、検
索文書データのキーデータの入力操作を行う手間を省く
ことが可能となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、以下の手段が考えられる。
【0011】少なくとも1以上のファクシミリ装置と、
該ファクシミリ装置を介して与えられた文書データを蓄
積し、さらに、ネットワークを介し他のファクシミリ装
置へ転送する機能を備えるファクシミリ蓄積交換機とを
有して構成される情報処理手段であって、前記ファクシ
ミリ装置を介して与えられた文書データの保存を行う機
能を有するファイリング装置を前記ファクシミリ蓄積交
換機に接続して設けたファイリングシステムである。
【0012】さらに、前記ファクシミリ蓄積交換機は、
前記ファクシミリ装置を介して、予め定められた命令が
与えられたとき、前記ファイリング装置への文書データ
の保存、および、前記ファイリング装置からの文書デー
タの抽出を行う機能を有するファイリングシステムでも
よい。
【0013】上記ファイリングシステムにおいて、前記
ファイリング装置に文書データを保存する際に、前記フ
ァクシミリ蓄積交換機は、ファクシミリ装置より送信さ
れる文書データの配信上の付加情報を、文書データに付
加せしめ、保存するファイリングシステムも考えられ
る。
【0014】この場合、前記文書データの配信上の付加
情報は、送信年月日時刻、発信元端末番号、追信通番、
表題、発信者名、および文書データのページ数を含む一
連の情報群であることが好ましい。
【0015】上記ファイリングシステムにおいて、前記
ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ装置より送信す
べき文書データの配信上の付加情報を表示する機能を有
するファイリングシステムも好ましい。
【0016】この場合、前記ファクシミリ装置は、表示
された、文書データの配信上の付加情報のうち少なくと
も1つの指定を受け付ける機能を有するファイリングシ
ステムも好ましい。さらにこの場合、前記ファクシミリ
蓄積交換機は、該受け付けられた指定を検索鍵として、
ファイリング装置に蓄積されている文書データを検索す
る機能を有するファイリングシステムも考えられる。
【0017】
【作用】本発明にかかるファイリングシステムにおい
て、ファクシミリ蓄積交換機は、ファクシミリ装置から
入力された文書データを、入力された宛先情報に従っ
て、宛先のファクシミリ装置に配信するが、文書データ
の入力時に、同時にファイリング装置に保管する旨の指
定が行われた場合には、ファクシミリ蓄積交換機からフ
ァイリング装置へも前記文書データを送信し、文書デー
タが保存させることになる。
【0018】ファクシミリ装置から文書データを入力す
る際には、ファイリングされた後に、検索で使用する
「キーデータ」をファクシミリ装置から入力する場合
と、キーデータ入力しない場合の選択が可能である。
【0019】次に、ファイリング装置は、文書データを
前記ファクシミリ蓄積交換機より受信した後、与えられ
たキーデータと文書データを、例えば光ディスクファイ
ル部に保管する。
【0020】前記キーデータの入力がない場合には、前
記送信ファクシミリ装置より送信される文書データ配信
上の付加情報である、送信年月日時刻、送信元端末番号
および通信通番等をキーデータとして文書データに付加
せしめ、光ディスクファイル部に保管する。
【0021】また、本発明にかかるファイリングシステ
ムにおいて、ファイリング装置にファイリングされてい
る文書データを検索する場合、下記の2つの方式が選択
できる。
【0022】第1の方式は、ファイリング装置におい
て、文書データの検索操作を行い、文書データをファイ
リング装置の表示部に表示、または、印刷部に印刷す
る。あるいは、ファクシミリ装置へファクシミリ蓄積交
換機を介して出力せしめるものである。
【0023】第2の方式は、ファクシミリ装置からファ
クシミリ蓄積交換機を介して検索のための情報をファイ
リング装置に送り、該情報にもとづき、ファイリング装
置が文書データの検索処理を行った後、当該文書データ
を前記要求元ファクシミリ装置の指示するファクシミリ
装置へ出力させるものである。
【0024】以上のように、ファクシミリ装置を介し
て、与えられた文書データをファイリング装置に、保
存、抽出することが可能になり、例えば文書データの再
利用等に供することができる。
【0025】また、文書データをファイリング装置に保
存する際には、検索のためのデータ(キーデータ)を、
文書データに付加して保存し、さらに、文書データの抽
出の際には、該キーデータを頼りに自動検索を行うこと
が可能となる。
【0026】また、各ファクシミリ装置には、検索のた
めのキーデータを表示し、該表示されたキーデータを指
定することにより検索を行う機能を有する構成にしてお
くことが好ましい。
【0027】
【実施例】図1は、本発明にかかるファイリングシステ
ムの一実施例を示すシステム構成図である。
【0028】かかるシステムは、ファクシミリ蓄積交換
機1と、ファイリング装置2と、ファクシミリ装置3の
3種の装置を有して構成される。また、各装置間のデー
タの授受は、例えば公衆電話回線、または、専用電話回
線4を介して行なわれる。
【0029】もちろん、ファクシミリ装置3は、通常複
数台接続されている。
【0030】また、図2も、本発明にかかるファイリン
グシステムの一実施例を示すシステム構成図であり、フ
ァクシミリ蓄積交換機1とファイリング装置2が近距離
に設置された場合に、公衆電話回線、または、専用電話
回線4等を介さずに、装置1と装置2を直接接続した場
合の構成例である。
【0031】ファクシミリ蓄積交換機1は、公衆電話回
線、または、専用電話回線4等を介してファクシミリ装
置3から入力された文書データを、同様に入力された宛
先情報に従って、宛先のファクシミリ装置に配信する。
このファクシミリ蓄積交換機の配信機能については既に
公知であるので詳述することは省略する。
【0032】また、ファクシミリ蓄積交換機1は、ファ
クシミリ装置3より文書データの入力と同時に、ファイ
リング装置2に前記文書データを保管する旨の指示がさ
れた場合には、当該文書データと、ファイリング装置に
てファイリング処理された後に、検索に使用するキーデ
ータを、ファイリング装置3へ転送する処理を行う。
【0033】さらに、ファクシミリ蓄積交換機1は、フ
ァクシミリ装置3より、ファイリング装置2に保管した
文書データを検索し、出力する旨の指示がされた場合に
は、検索指示のあった文書データをファイリング装置2
より読み出し受信した後、指定されたファクシミリ装置
へ送信する処理を行う。以上述べたように、ファクシミ
リ蓄積交換システムにおける文書データのファイリング
システムが実現する。
【0034】図3に、本発明にかかるファイリングシス
テムの構成要素であるファクシミリ蓄積交換機1のブロ
ック図の一例を示す。
【0035】ファクシミリ蓄積交換機1は、公衆電話回
線、または、専用電話回線4等と接続される回線制御部
10と、データ伝送手順を制御し、データの授受を行う
通信制御部11と、受信したデータを一時記憶する記憶
部12と、記憶部の入出力制御を行う制御部13と、フ
ァクシミリ蓄積交換機全体の動作制御を行うシステム制
御部14とを有して構成される。
【0036】回線制御部10、通信制御部11、および
制御部13は、例えば、CPU、ROM、RAM、各種
CMOS等により実現できる。
【0037】記憶部12は、例えばRAM、ディスク装
置等により実現できる。
【0038】システム制御部14は、記憶部12に記憶
したデータを解析して、受信した文書データを、他のフ
ァクシミリ装置へ配信したり、ファイリング装置2へ、
受信した文書データを保存させるために送信する制御を
行う機能を有し、例えば、CPU、ROM、RAM等に
より実現できる。
【0039】次に、図4に、本発明にかかるファイリン
グシステムの構成要素であるファイリング装置2のブロ
ック図の一例を示す。
【0040】ファイリング装置2は、公衆電話回線また
は専用電話回線4等と接続される回線制御部20と、デ
ータ伝送手順を制御し、データの授受を行う通信制御部
21と、受信した文書データを指定の検索キーを付加し
て格納する光ディスクファイル部22と、光ディスクフ
ァイル部22に格納した文書データ、または、検索キー
を表示する表示部23および印字部24と、ファイリン
グ装置2の動作を指示する機能を有する入力部25と、
光ディスクファイル部22と表示部23と印字部24と
入力部25の入出力制御を行う制御部26と、ファイリ
ング装置全体の動作制御を行うシステム制御部27を有
して構成される。
【0041】回線制御部20、通信制御部21、および
制御部26は、例えば、CPU、ROM、RAM、各種
CMOS等により実現できる。
【0042】表示部23は、例えば液晶表示装置、EL
表示装置等により実現される。印字部24は、例えば、
プリンター等により実現される。入力部25は、例え
ば、キーボード、マウス等により実現される。システム
制御部27は、通信制御部21より受信したデータ、ま
たは、入力部25より指示された入力データを解析し
て、光ディスクファイル部22の文書データの指定の装
置へ送信、表示部23への指定の文書データの表示、印
字部24への指定の文書データの印字等の処理を行い、
例えば、CPU、ROM、RAM等により実現できる。
【0043】なお、ファイリング装置は、光ディスクを
記録媒体とする装置に限られない。
【0044】例えば、ワークステーションに内蔵された
ハードディスク等の一時保存用記憶装置に文書データを
一時的保存し、所定の時間が経過した後に、永久保存用
記憶装置にファイリングする手法も考えられる。
【0045】かかる一時保存用記憶装置としては、例え
ば磁気ディスク、半導体ディスク等のハードディスクが
考えられる。また、永久保存用記憶装置としては、例え
ば、光ディスクのほかに、光磁気ディスク等の装置が考
えられる。
【0046】なお、図1および図2においては、1台の
ファクシミリ装置3と、1台のファクシミリ蓄積交換機
1と、1台のファイリング装置2を有して構成されるフ
ァイリングシステムの実施例を示しているが、これらの
装置は、公衆電話回線または専用電話回線4を介して、
各々複数台接続することも当然可能である。
【0047】図5は、図3に示されたファクシミリ蓄積
交換機1がファクシミリ装置3から文書データを受信し
た際に、ファイリング装置2に当該文書データを保管さ
せる動作をフローチャートにて示したものである。
【0048】まず、ファクシミリ蓄積交換機1は、回線
制御部10と通信制御部11を経由して文書データと、
配信用の付加情報(ファクシミリ装置の送信時刻と、発
信元端末番号と、通信通番等)と、ファイリング指示デ
ータをファクシミリ装置3より受信し、記憶部12に格
納する(ステップ301)。
【0049】なお、ファクシミリ装置からファクシミリ
蓄積交換機への、文書データ、配信用の付加情報、ファ
イリング指示データ等の伝送は、例えばISDN回線を
使用することにより可能となる。
【0050】また、画像データとキャラクタデータを別
々に通信せしめるように、専用通信プロトコルを定めて
所望のデータを伝送せしめることも可能である。
【0051】そのほか、例えば、G3方式のファクシミ
リ装置の場合では、プッシュボタン式の電話機を利用し
て、電話機のプッシュボタン(BP信号)で配信用の付
加情報、ファイリング命令等を、ファクシミリ蓄積交換
機に伝送し、その後、文書データをG3規格のファクシ
ミリ・インターフェイスでイメージデータにして伝送す
る。
【0052】この場合は、プッシュホン形式電話機のプ
ッシュボタン(BP信号)で入力されたDTME(Du
al Tone Multi−Frequency)音
を、文字データに変換するDTMEデコーダ等をファク
シミリ蓄積交換機に設けておく。
【0053】次に、G4方式のファクシミリ装置の場
合、配信用の付加情報、ファイリング命令等をも、イメ
ージデータでファクシミリ蓄積交換機に伝送し、ファク
シミリ蓄積交換機にて、そのイメージデータを解析する
方法をとる。
【0054】例えば、ファクシミリ装置に読み込ませる
文書の1ページから所定のページまでが、配信用の付加
情報、ファイリング命令等を記述するOCRシートで、
それ以降のページが、伝送する文書とする。
【0055】また、F網インターフェイスを支援してい
るG4方式ファクシミリ装置の場合、UUI(User
User Interface)で、配信用の付加情
報、ファイリング命令を伝送する方法も実現できる。
【0056】次に、記憶部12に格納した文書データに
ついて、ファイリング装置2へのファイリングを指示さ
れているか否かを判定し、指示がなければ次の処理を行
う(ステップ302、303)。
【0057】ファイリングを指示されていると判定した
場合には、ファイリング装置2にへのファイリング処理
後に検索に使用するキーデータの指示があるか否かの判
定を行う(ステップ304)。
【0058】ファクシミリ装置3より受信したデータに
前記検索用キーデータが存在しない場合には、配信用の
付加情報であるファクシミリ装置の送信時刻と発信元端
末番号と通信通番とを前記検査用キーデータとして設定
する。(ステップ305) なお、キーデータとしては、「文書データの表題」、
「発信者名」、「発信ファクシミリ端末番号」、「発信
通番」、「発信日時」、「受信者名」、「受信ファクシ
ミリ端末番号」、「受信日時」、「文書データページ
数」、「登録年月日」等の項目が考えられるが、これら
に限られるものではない。
【0059】続いて、前記検索用キーデータと、前記文
書データをファイリング装置2へ送信し、当該文書デー
タを保管させる。(ステップ306) 以上により、検索キーが付加された文書データがファイ
リングされることになる。
【0060】図6は、図3に示されたファクシミリ蓄積
交換機1が、ファクシミリ装置3よりファイリング装置
2内の文書データの検索指令命令を受信してから、当該
文書データを指定のファクシミリ装置へ出力する動作を
フローチャートで示したものである。
【0061】まず、ファクシミリ蓄積交換機1は、回線
制御部10と通信制御部11を経由して、ファイリング
装置2内の文書データの検索指示データをファクシミリ
装置3より受信し記憶部12に格納する(ステップ40
1)。
【0062】次に、記憶部12に格納した検索指示デー
タについて、ファイリング装置2内の検索用キーの指定
があるか否かを判定し、指示がなければ、ファクシミリ
蓄積交換機3が、配信用の付加情報を検索用キーとして
設定した文書データのキーデータを、登録した文書デー
タの中で新しい順にファイリング装置2から順次検索
し、検索した前記キーデータをファクシミリ装置3の表
示部に、表示できる単位でファクシミリ装置に送信し、
ファクシミリ装置3から出力したい文書データの検索用
キーの指定の受信を待つ(ステップ402、403、4
04)。
【0063】ステップ402で、検索用キーデータの指
定があった場合は、指定のキーデータを持つ文書データ
をファイリング装置2より検索して、指定のファクシミ
リ装置へ、検索した文書データを送信する(ステップ4
05、406)。
【0064】なお、ステップ405、406において、
指定のキーデータを持つ文書データをファイリング装置
2より、ファクシミリ蓄積交換機を経由せずに、直接、
指定のファクシミリ装置へ送信することも可能である。
【0065】前記実施例において、ファイリング装置2
にファイリングされた文書データを検索し、出力する動
作説明では、ファクシミリ装置3からファクシミリ蓄積
交換機1を経由して検索用のキーデータをファイリング
装置2へ送り、このキーデータにもとづいてファイリン
グ装置2が、文書データの検索を行った後、当該文書デ
ータをファクシミリ装置3が指定するファクシミリ装置
(要求元のファクシミリ装置又は他の指定ファクシミ
リ)へ出力させる処理の説明を行ったが、これ以外に、
ファイリング装置2において、入力部25より文書デー
タの検索操作を行い、検索した文書データを表示部23
に表示させる処理、または、印字部24に印刷させる処
理を行うことも可能である。
【0066】さらには、文書データを、別のファクシミ
リ装置へファクシミリ蓄積交換システムを経由して出力
させることも可能である。
【0067】以上のように文書データの検索が可能にな
る。
【0068】また、本発明は、ファクシミリ装置と、フ
ァクシミリ蓄積交換機と、ファイリング装置とを有して
構成される装置であるが、例えば、以下に示すような手
段を付加する等により、一層操作性に富むシステムの提
供が可能となる。
【0069】まず、イメージデータ表示端末を設けた構
成である。
【0070】ファクシミリ装置は、出力手段の一種であ
る。したがって、ファクシミリ装置の代替装置として、
イメージデータ表示端末を使用し、ペーパレスでファイ
リングデータを遠隔地に伝送し、表示する構成にする。
これにより、ファイリングされたイメージデータの表示
が可能になる。
【0071】次に、バーコード読み取り機を備えた構成
である。
【0072】すなわち、バーコード読み取り機により、
予めバーコードにより与えられた、送付先氏名、発信元
名、表題等の情報をキャラクタ入力する構成とすること
により、一層使いやすいシステムを提供できる。
【0073】さらに、文字認識装置を備えた構成も考え
られる。
【0074】すなわち、ファクシミリ装置の扱う文書デ
ータを、例えばファクシミリ蓄積交換機側に設けた、文
字認識装置でイメージデータ部とキャラクタデータ部に
分けて、データの転送、ファイリング等を行う。
【0075】文字認識装置を介して文書データを読み込
むことにより、本システムによって、例えば、従来、手
作業にて行っているアンケートの集計データの保存等の
作業が容易になる。この場合、集計処理等は、ワークス
テーションを設けて行えば良い。 一応用例として、選
挙の投票も、自宅のファクシミリから行うことが可能に
もなる。
【0076】以上の説明から明らかなように、本発明に
よれば、ファクシミリ蓄積交換システムと、これに接続
されたファイリング装置を有して構成される、文書デー
タのファイリングシステムが実現できる。
【0077】これにより、ファクシミリ蓄積交換システ
ムを利用して文書データを送信する際に、当該文書デー
タを電子的に保存、すなわちファイリングしておくこと
が可能となる。
【0078】また、ファイリング装置に文書データを保
存する際に、保存後に当該文書データの検索用キーをフ
ァクシミリ装置から指定しない場合は、ファクシミリ蓄
積交換機で、配信用の付加情報を前記検索用キーとして
設定するので、ファクシミリ装置から、検索する文書デ
ータのキーデータを入力する手間を削減できる。
【0079】
【発明の効果】本発明によればファクシミリ装置と、フ
ァクシミリ蓄積交換機と、これに接続されたファイリン
グ装置を有して構成される、文書データのファイリング
システムが実現できる。これにより、ファクシミリ装置
を介して、文書データの保管および検索が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファイリングシステムの一実施例
を示すシステム構成図である。
【図2】本発明によるファイリングシステムの一実施例
を示すシステム構成図である。
【図3】本発明によるファイリングシステムの一実施例
であるファクシミリ蓄積交換機のブロック図である。
【図4】本発明によるファイリングシステムの一実施例
であるファイリング装置のブロック図である。
【図5】ファクシミリ蓄積交換機の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】ファクシミリ蓄積交換機の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ファクシミリ蓄積交換機、2…ファクシミリ装置、
3…ファイリング装置、4…公衆電話回線または専用電
話回線、10…回線制御部、11…通信制御部、12…
記憶部、13…制御部、14…システム制御部、20…
回線制御部、21通信制御部、22…光ディスクファイ
ル部、23…表示部、24…印字部、25…入力部、2
6…制御部、27…システム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大家 万明 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内 (72)発明者 井野 信之 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1以上のファクシミリ装置と、
    該ファクシミリ装置を介して与えられた文書データを蓄
    積し、さらに、ネットワークを介し他のファクシミリ装
    置へ転送する機能を備えるファクシミリ蓄積交換機とを
    有して構成される情報処理装置であって、前記ファクシ
    ミリ装置を介して与えられた文書データの保存を行う機
    能を有するファイリング装置を前記ファクシミリ蓄積交
    換機に接続して設けたことを特徴とするファイリングシ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ファクシミリ蓄積
    交換機は、前記ファクシミリ装置を介して、予め定めら
    れた命令が与えられたとき、前記ファイリング装置への
    文書データの保存、および、前記ファイリング装置から
    の文書データの抽出を行う機能を有することを特徴とす
    るファイリングシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記ファイリ
    ング装置に文書データを保存する際に、前記ファクシミ
    リ蓄積交換機は、ファクシミリ装置より送信される文書
    データの配信上の付加情報を、文書データに付加せし
    め、保存することを特徴とするファイリングシステム。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記文書データの配信
    上の付加情報は、送信年月日時刻、発信元端末番号、追
    信通番、表題、発信者名、および文書データのページ数
    を含む一連の情報群であることを特徴とするファイリン
    グシステム。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記ファクシミリ装置
    は、前記ファクシミリ装置より送信すべき文書データの
    配信上の付加情報を表示する機能を有することを特徴と
    するファイリングシステム。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記ファクシミリ装置
    は、表示された、文書データの配信上の付加情報のうち
    少なくとも1つの指定を受け付ける機能を有することを
    特徴とするファイリングシステム。
  7. 【請求項7】請求項6において、さらに、前記ファクシ
    ミリ蓄積交換機は、該受け付けられた指定を検索鍵とし
    て、ファイリング装置に蓄積されている文書データを検
    索する機能を有することを特徴とするファイリングシス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297977A (ja) * 1994-04-26 1995-11-10 Nec Corp ファクシミリ蓄積装置
US8031352B2 (en) 2002-01-28 2011-10-04 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for processing received data

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JPH07297977A (ja) * 1994-04-26 1995-11-10 Nec Corp ファクシミリ蓄積装置
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